JP2001285224A - デジタル放送受信システム、デジタル放送受信方法および信号変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルのホームネットワークを確立し
て、ＲＦ信号処理（ＮＩＭ）とモデムとを集中管理する
ことにより、宅内を統一したデジタルインターフェース
のみとし、デジタル放送機器間の接続を簡便化するとと
もに、デジタルネットワークを活かしてシステム全体で
コストの低廉化や結線の簡略化実現するものである。 【解決手段】 外部からのＲＦ信号を宅内デジタルネ
ットワークで伝送可能な信号形式に変換すると共に、通
信回線を介した情報伝送の信号形式と宅内デジタルネッ
トワークで伝送可能な信号形式との間で相互変換を行う
ことにより、ＲＦ処理及び通信回線を介した通信を集中
管理可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】受信したデジタル放送の高周
波信号を復調して得られたデジタル信号を、デジタルネ
ットワークを介して所定の位置に配置されている１また
は複数のデジタル放送デコーダへ配信してデコードする
共に、公衆回線による上り回線についてもネットワーク
を介して処理するデジタル放送受信システム、デジタル
放送受信方法、及び信号変換装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】デジタル放送では、ＭＰＥＧ２方式で圧
縮された複数プログラムの映像音声（コンテンツ）デジ
タルデータを、番組情報、限定受信情報等と共にトラン
スポートストリーム（ＴＳ）という形態で多重化して伝
送している。通常一般家庭では、アンテナで受けた高周
波信号を各部屋に高周波信号（ＲＦ信号）を配信し各受
信機でデコード処理する。

【０００３】第４図は従来の一般的なデジタル放送受信
機である。ここでは衛星放送を想定したアンテナを描い
ているが、地上波の八木アンテナなど各種アンテナを適
用することが可能である。アンテナからはＲＦ信号が出
力されデジタル放送受信機に入力される。

【０００４】ＲＦ信号が入力されるデジタル放送受信機
は、ＮＩＭ（ネットワーク・インターフェース・モジュ
ール）１０、ディスクランブラ２０、ＭＰＥＧ−ＴＳデ
ィマルチプレクサ３０、ＭＰＥＧデコーダ４０、デジタ
ルインターフェース（ＩＦ）５０、モデム６０，ホスト
コントローラ７０からなる。

【０００５】ＮＩＭ１０は、チューナー、デジタル復
調、誤り訂正など伝送系の信号処理の機能を有し、その
出力は、トランスポートストリーム（ＴＳ）となる。デ
スクランブラ２０では、伝送されるトランスポートスト
リーム中より特定のトランスポートパケットをホストコ
ントローラ７０の指示により抽出して、デスクランブル
する。

【０００６】デスクランブラ２０の出力である放送信号
のトランスポートストリーム（ＴＳ）には、複数の番組
の圧縮された映像音声信号等のコンテンツ情報と番組名
などの付加情報とが、トランスポートパケットという単
位で多重化されている。ある番組ｎの映像、音声のエレ
メンタリーストリーム（ＥＳ）を含むパケット（Ｖｎ、
Ａｎ）と、ＰＡＴ（Program Associaion Table：プログ
ラムアソシエーションテーブル）、ＰＭＴ（Program Ma
p Table：プログラムマップテーブル）などのＰＳＩ（P
rogram Specific Information：番組特定情報）、番組
配列情報（ＳＩ：Service Information）が時分割多重
されている。

【０００７】ＭＰＥＧ−ＴＳデマルチプレクサ３０で
は、そのＴＳに含まれるＰＡＴ、ＰＭＴなどを抽出し、
その情報に基づき、ホストコントローラ７０からの指示
により、ある１番組に関連する映像音声ストリームのト
ランスポートパケットを特定し、ＭＰＥＧデコーダ４０
に渡す。デジタルインターフェースを有するデジタル放
送受信機のデマルチプレクサでは、上述した機能に加え
て、特定の番組に関連する情報を選択しデジタルインタ
ーフェースに対して入出力機能を有する。ＭＰＥＧデコ
ーダ４０では、その映像音声のストリームをデコードし
映像、音声を出力する。

【０００８】このようなデジタル放送受信機を活用した
家庭内のシステムを描いたものが第５図である。第５図
はアンテナから衛星放送（ＢＳ、ＣＳ）と地上波デジタ
ル放送を受信したＲＦ信号が家庭内に配信している。そ
のＲＦ信号は各部屋のデジタル放送受信機１００,２０
０,３００に配信している。受信機には各種メディアに
応じたＮＩＭ（100-1〜100-4、200-1〜200-4、300-1〜3
00-4）が搭載されており、ＲＦ信号を家庭内の各部屋に
配信し、複数の受信機のＴＳデコーダ（100-5、200-5、
300-6）で再生することにより、異なる番組を再生する
ことになる。ここで言うＴＳデコーダは、第４図のディ
スクランブラ２０、ディマルチプレクサ３０、ＭＰＥＧ
デコーダ４０を簡略化して記述したもので、ＭＰＥＧ−
ＴＳ信号をデコードする機能を有するものである。

【０００９】デジタルインターフェース（100-6、200-
6、300-6）を搭載した機器間は、そのデジタルインター
フェースのケーブルで接続され、デジタルでの情報伝送
が可能である。第５図ではIEEE1394インターフェースで
描いたものである。

【００１０】さらに、デジタル放送受信機においては、
公衆回線を経由して各端末からの情報をデジタル放送の
加入者管理センターに送信するために使用されるモデム
（100-7、200-7、300-7）があり、これについても配線
する必要がある。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】上述したとおり、例え
ば、図５に示すように、複数のデジタル放送受信機が存
在する場合は、各種ＲＦ信号、デジタルインターフェー
スのネットワーク、および公衆回線をそれぞれのデジタ
ル放送受信機と接続する必要があるため、ＲＦ接続用の
ケーブル、ネットワーク接続用のケーブル、及び電話線
等が宅内への引込箇所より各デジタル放送受信機まで引
き回す必要があり、結線が煩雑であった。

【００１２】また、現行システムのデジタル放送受信機
にはＮＩＭとＭＰＥＧデコーダとが一体となっており、
各デジタル放送機器（受信機や記録再生メディア）にＲ
Ｆ信号と公衆回線経由で通信される信号とを配信するこ
とが必要である。かつ、デジタルインターフェースによ
るデータのやり取りをデジタル放送機器間で行うための
ホームネットワークを確立した場合、第４図に示す様に
新規デジタルインターフェース分だけ結線が増加し、接
続がより複雑になる。デジタルインターフェースのメリ
ットは、接続の入出力、映像,音声,データなどの種別に
とらわれずに結線でき、各種設定が自動で行われ、リア
ルタイム信号やパケット信号などプロトコルの異なる信
号を統一されたインターフェースで扱え、一つの転送で
回線を占有することなく多重処理できる特徴を備えてい
る。従来のシステムはこれらのデジタルインターフェー
スの特徴を活かしておらず、結線が逆に増加し複雑化さ
せる問題を有していた。

【００１３】本発明は上述した問題点を解決するため
に、デジタルのホームネットワークを確立して、ＲＦ信
号処理（ＮＩＭ）とモデムとを集中管理することによ
り、宅内を統一したデジタルインターフェース、例えば
IEEE1394のみとし、デジタル放送機器間の接続を簡便化
するとともに、図４に示した従来のデジタル放送受信機
のＮＩＭ１、モデム６を備えていない端末においても機
能する様に構成したものであり、デジタルネットワーク
を活かしてシステム全体でコストの低廉化や結線の簡略
化を実現するものである。

【００１４】

【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために本発明は、受信した放送信号を第１のデジタル
情報信号群として出力するデジタル放送受信部、通信回
線を介して外部と第２の情報信号に関する通信を行う通
信回線接続部、前記第１のデジタル情報信号群の信号形
式を第３の情報信号の信号形式に変換する第１の信号変
換部、および前記第２の情報信号と前記第３の情報信号
との間で相互に信号形式を変換する第２の信号変換部を
有する信号変換装置と、入力される前記第３の情報信号
を所定形式の信号にデコードするデジタルデコード機能
を有する端末装置と、前記信号変換装置と前記端末装置
との間を接続し、前記第３の情報信号を伝送する伝送路
となるデジタルネットワークとから構成したことを特徴
とするデジタル放送受信システムを提供する。また、上
述した問題点を解決するために本発明は、デジタル放送
信号を受信して得た第１のデジタル情報信号群をパケッ
トデータに変換してデジタルネットワークに送出し、前
記デジタルネットワークを介して伝送される前記パケッ
トデータと通信回線を介して伝送される第２の情報信号
との間で相互に信号形式を変換し、前記デジタルネット
ワークを介して伝送される前記パケットデータより必要
なコンテンツに関連するデータをデコードして出力する
ことを特徴とするデジタル放送受信方法を提供する。さ
らに、上述した問題点を解決するために本発明は、受信
した放送信号を第１のデジタル情報信号群として出力す
るデジタル放送受信部と、通信回線を介して外部と第２
の情報信号に関する通信を行う通信回線接続部と、前記
第１のデジタル情報信号群をパケットデータに変換する
第１の信号変換部と、前記第２の情報信号と前記パケッ
トデータとの間で相互に信号形式を変換する第２の信号
変換部とから構成したことを特徴とする信号変換装置を
提供する。

【００１５】

【発明の実施形態】図１は本発明の実施例のシステム構
成を示した図である。宅外からはＢＳデジタル,ＣＳデ
ジタル,地上デジタル,ＣＡＴＶなどのＲＦ信号がアンテ
ナから配信されている。従来これらのＲＦ信号は、宅内
の必要な各部屋までケーブル等を部屋の中あるいは壁の
中等に引き回されたケーブルを介して配信されていた
が、図１に示す様にＲＦ信号及び電話線はデジタルネッ
トワーク変換装置１０にのみ接続されており、デジタル
ネットワーク変換装置１０において各種ＲＦ信号を変換
してデジタルネットワークへ送出する構成とすることに
より、あるいは、デジタルネットワーク経由で伝送され
た各種の情報を変換して公衆回線を経由して外部のデジ
タル放送の加入者センター等へ送出する構成とすること
により、宅内でのＲＦケーブルや電話線の引き回しが最
低限で可能となり、デジタルネットワーク変換装置１０
とデジタルデコーダ７、８、９等との間の接続はデジタ
ルネットワークで形成された宅内ネットワークのみでよ
い。

【００１６】宅内ネットワークは、例えば、IEEE1394シ
リアルバスを利用したものである。IEEE1394シリアルバ
スは、画像データや音声データ等のコンテンツデータを
伝送する際にデータ伝送がストップしないように配慮さ
れたアイソクロノス転送（Isochronous）と、コンピュ
ータのデータなどに対応した非同期転送（Asynchronou
s）とを備えており、コンピュータとビデオ・オーディ
オシステムとが混在したネットワークを構築するのに適
している。

【００１７】図１においてＲＦ信号は、ＲＦ信号復調器
１に入力され、各メディアに応じたＮＩＭ1-1〜5におい
て受信、変換、デジタル復調、誤り訂正など伝送系の各
種信号処理が行われて、その出力はＭＰＥＧシステムの
トランスポートストリーム信号（ＴＳ信号）となる。

【００１８】図１において各ＮＩＭからは１ＴＳが出力
されているものを一例として示したが、複数のＴＳ信号
が出力される場合もある。各ＮＩＭ出力のＴＳ信号は、
IEEE1394Isochronous処理部２に入力される。ここで各
ＴＳ信号は図２に示している通り、Isochronousパケッ
トの異なるチャンネルに格納される。各Isochronousパ
ケットは図３に示す通り、データフィールド（Data fie
ld）に格納されるデータ、ここではＭＰＥＧ−ＴＳに添
った帯域を確保し、チャンネル（Channel）番号を割り
振られる。したがって、IEEE1394Isochronous処理部２
によって、複数からなるＴＳ信号を時分割多重して、Is
ochronousデータストリームを構成する。

【００１９】また宅外に対しては、デジタル放送の上り
回線での情報伝送がある。例えば、デジタル放送の加入
者の管理（番組購入などの課金）、視聴者からデータ
（アンケート投票など）の放送局または視聴加入者管理
センタへ情報が公衆回線を介しての伝送に利用される。
デジタルデコーダ７、８、９より送出される各種のデー
タはデジタルネットワーク変換装置でデータ形式を変換
されて最終的にはモデム３を介して公衆回線に送出され
る。また、公衆回線を介して伝送される各種のデータを
モデムで受けて宅内のネットワークに送出することも可
能である。この場合は、公衆回線を介して伝送された各
種データがデジタルネットワーク変換装置１０にて宅内
ネットワークにて伝送可能な形式に変換される。なお、
図１には公衆回線をその一例として示したが、ＩＳＤ
Ｎ、携帯電話回線等の無線通信回線、ＣＡＴＶ網等の通
信回線であっても良い。

【００２０】IEEE1394Isochronous処理部２において複
数からなるＴＳ信号を時分割多重して構成されたIsochr
onousデータストリーム、および公衆回線を介して伝送
された各種のデータはモデム３を介してIEEE1394Asynch
ronous処理部４に処理されて非同期データはそれぞれPh
y（物理）レイヤ制御回路５に入力され、Phyレイヤ制御
回路５で宅内ネットワークに伝送されるパケットの送受
信の電気的物理的インターフェースをとり、宅内ネット
ワークを介してのデータ転送を実施する。また、図１に
示すようにデジタルネットワーク変換装置１０内の各ブ
ロックはホストＣＰＵ６により制御される。

【００２１】宅内のネットワークにつながれる機器はデ
ジタルネットワーク変換装置（デジタル放送受信機）１
０とディジーチェーン型（数珠つなぎ）もしくはスター
型（たこ足）など、デジタルインターフェースIEEE1394
方式に準拠した接続方法で接続される。

【００２２】図１においては、デジタルネットワークに
接続される端末装置の一例として宅内のビデオ・オーデ
ィオ・データの再生機器であるデジタルデコーダ７、
８，９を示してある。デジタルデコーダ７、８，９は、
図４に示した従来のデジタル放送受信機の構成よりＮＩ
Ｍとモデムを除去した構成であり、IEEE1394シリアルバ
スにより形成された宅内ネットワークを介して伝送され
るＭＰＥＧ−ＴＳ信号を受け取りデコード処理するもの
である。

【００２３】デジタルデコーダ７はPhyレイヤ制御回路7
-2において、デジタルネットワークを介して伝送された
Isochronousパケット（ＭＰＥＧ−ＴＳ信号のパケッ
ト）を受信してIEEE1394Isochronous処理部7-2に伝送
し、また、デジタルネットワークを介して双方向に伝送
されるAsynchronousパケットをIEEE1394 Asynchronous
処理部7-4との間で送受信する。なお、図１中にはデジ
タルデコーダ８，９の構成に関して図示を省略してある
が、デジタルデコーダ８、９の構成についてもデジタル
デコーダ７と同様である。

【００２４】デジタルネットワーク、およびPhyレイヤ
制御回路7-2を介して伝送されたパケット化されたＭＰ
ＥＧ−ＴＳ信号はIEEE1394Isochronous処理部7-2におい
て所望のチャンネルのＭＰＥＧ−ＴＳ信号を受信して、
ＴＳデコーダ7-3でディマルチプレックス処理及びＭＰ
ＥＧデコード処理してビデオ・オーディオ・データを再
生する。

【００２５】宅内より宅外へデータを送出する場合にIE
EE1394 Asynchronous処理部7-4は、ホストＣＰＵ7-5か
らは、例えば、デジタル放送の所望のメディア（ＢＳ、
ＣＳ、地上波、ＣＡＴＶなど）の番組を選択する制御信
号をPhyレイヤ制御回路7-1、およびデジタルネットワー
クを介してデジタル放送の上り回線情報をデジタルネッ
トワーク変換装置１０に伝送する。 具体的には、図１
に示すようにデジタルデコーダ７、８、９より送出され
る各種データはデジタルネットワーク変換装置１０でデ
ジタル変換処理し、各種データはIEEE1394Asynchronous
処理部４で必要事項が処理されるた後、モデム３より送
出される。

【００２６】次に宅外より宅内へデータを送出する場合
は、デジタルネットワーク、およびPhyレイヤ制御回路7
-1を介して伝送されたIEEE1394 Asynchronousパケット
より非同期データを取り出し、ホストＣＰＵ7-5にて処
理を行う。

【００２７】また、デジタルデコーダ８、９もデジタル
デコーダ７と同様のデジタルデコーダで、その機器にお
いては記録媒体に磁気テープや光ディスクを用いたデジ
タル記録再生装置等のＴＳ（トランスポートストリー
ム）の蓄積再生機能を持ったものや同様のデジタルイン
ターフェース機能を持ったパソコン（ＰＣ）などが考え
られる。

【００２８】

【発明の効果】上述したように、本発明によれば、宅内
に配置される機器間の配線をデジタルネットワークのみ
で接続することにより宅内での配線の引き回しや配線数
を低減することが可能となり、また、特にＮＩＭがソフ
トで処理される場合、デジタルネットワークからの重複
するデジタル放送メディアに対応しやすくなるため、本
システムの効果がより得られる。また、ネットワークに
つながる複数の機器の構成を簡単化できるためシステム
全体として回路規模を低減でき低廉化される。

【００２９】

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施例のシステム構成を示す図であ
る。

【図２】 Isochronousパケットの各チャンネル番号に
各トランスポートストリーム（ＴＳ）信号を割当てた一
例を示す図である。

【図３】 IEEE1394 Isochronousパケットを示す図であ
る。

【図４】 デジタル放送受信機の構成を示す図である。

【図５】 従来のデジタルインターフェースを有するデ
ジタル放送受信機の構成を示す図である。

【符号の説明】

１…RF信号復調器 １−１、１−２、１−３、１−４、１−５…ＮＩＭ ２、７−２…IEEE1394Isochronous処理部 ３…モデム ４、７−４…IEEE1394Asynchronous処理部 ５、７−１…Phyレイヤ制御回路 ６、７−５…ホストＣＰＵ ７、８、９…デジタルデコーダ ７−３…ＴＳデコーダ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/173 ６３０ Ｈ０４Ｌ 11/20 １０２Ａ Ｆターム(参考） 5C064 BA01 BA07 BB05 BB10 BC10 BC16 BC20 BC27 BD07 BD08 BD09 BD13 5K028 BB04 EE08 KK03 5K030 GA19 HA08 HB01 HB02 HC02 HC14 JA09 KA01 KA02 LD07 5K033 AA04 BA01 CC01 DA11 DB09 DB12 DB14 9A001 CC07 EE02 JJ75 KK62

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】受信した放送信号を第１のデジタル情報信
   号群として出力するデジタル放送受信部、通信回線を介
   して外部と第２の情報信号に関する通信を行う通信回線
   接続部、前記第１のデジタル情報信号群の信号形式を第
   ３の情報信号の信号形式に変換する第１の信号変換部、
   および前記第２の情報信号と前記第３の情報信号との間
   で相互に信号形式を変換する第２の信号変換部を有する
   信号変換装置と、 入力される前記第３の情報信号を所定形式の信号にデコ
   ードするデジタルデコード機能を有する端末装置と、 前記信号変換装置と前記端末装置との間を接続し、前記
   第３の情報信号を伝送する伝送路となるデジタルネット
   ワークとから構成したことを特徴とするデジタル放送受
   信システム。
2. 【請求項２】前記デジタル放送受信部は第１の情報信号
   群として１以上のトランスポートストリームを出力し、
   前記第１の変換部は前記１以上のトランスポートストリ
   ームを時分割多重したパケットデータとして出力し、前
   記デコード機能は前記パケットデータより所望のコンテ
   ンツを選択して復号することを特徴とする請求項１に記
   載のデジタル放送受信システム。
3. 【請求項３】デジタル放送信号を受信して得た第１のデ
   ジタル情報信号群をパケットデータに変換してデジタル
   ネットワークに送出し、 前記デジタルネットワークを介して伝送される前記パケ
   ットデータと通信回線を介して伝送される第２の情報信
   号との間で相互に信号形式を変換し、 前記デジタルネットワークを介して伝送される前記パケ
   ットデータより必要なコンテンツに関連するデータをデ
   コードして出力することを特徴とするデジタル放送受信
   方法。
4. 【請求項４】受信した放送信号を第１のデジタル情報信
   号群として出力するデジタル放送受信部と、 通信回線を介して外部と第２の情報信号に関する通信を
   行う通信回線接続部と、 前記第１のデジタル情報信号群をパケットデータに変換
   する第１の信号変換部と、 前記第２の情報信号と前記パケットデータとの間で相互
   に信号形式を変換する第２の信号変換部とから構成した
   ことを特徴とする信号変換装置。