JP2001285099A - 放送用受信機 - Google Patents

放送用受信機

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JP2001285099A
JP2001285099A JP2000095903A JP2000095903A JP2001285099A JP 2001285099 A JP2001285099 A JP 2001285099A JP 2000095903 A JP2000095903 A JP 2000095903A JP 2000095903 A JP2000095903 A JP 2000095903A JP 2001285099 A JP2001285099 A JP 2001285099A
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JP2000095903A
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Heihachiro Yagami
平八郎 矢神
Kazumi Miyamoto
和美 宮本
Masanori Sato
正則 佐藤
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主放送局と副放送局との間に遅延時間があっ
た場合でも正確に同一番組であると認識することが可能
な放送用受信機を提供すること。 【解決手段】 通常聴取する放送局を受信する主チュー
ナ部Aと、対象となる他の放送局を受信する副チューナ
部Bを設け、主チューナ部Aが受信した番組と副チュー
ナ部Bが受信した番組が同一であるか否かを識別する同
一番組識別部10と、主チューナ部A又は副チューナ部
Bのうち、どちらかが主放送局を受信している場合は、
主放送局側の出力信号を遅延部14に供給すると共に、
残りの出力信号を同一番組識別部10に供給する遅延切
換部13と、主チューナ部A又は副チューナ部Bの出力
信号を所定時間遅延させる遅延部14と、遅延切換部1
3の制御と同一番組識別部10の識別信号に応じて出力
切換部8を制御する制御部11と、放送用受信機20の
動作プログラム等が記憶されたROM12とで構成して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一番組を識別する機
能を有する放送用受信機に関し、特に遅延時間を伴う同
一放送を正確に識別するようにした放送用受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ラジオ放送は、電波の受信範囲の関係か
ら、周波数の異なる放送局を地域毎に設け、広い範囲で
放送を受信できるようにしている。車載用受信機は、受
信中の放送局から遠く離れた時や、山間部を走行中に電
波が遮られ受信状態が悪化した場合に、電波が強い近隣
の他の放送局を自動的に受信するネットワークフォロー
機能を装備することで、使用者に別の放送局を再受信す
ると云う煩わしさから開放している。また、車載用受信
機は、同一内容の番組を周波数の異なる放送局から放送
している場合に、同一番組の放送局を自動的に識別し、
別の放送局に切り替える同一番組識別機能を設けること
で、使用者に同一番組を連続して提供することができ
る。本出願人は、この種の車載用受信機に関し、特開平
6−77775号公報において同一番組識別装置として
開示しているので、上記公報を参照しつつ同一番組識別
機能を有する放送用受信機の構成及び動作を説明する。
【0003】図5は、放送用受信機15のブロック図で
ある。放送用受信機15は、アンテナ1と、RF増幅部
2a、混合部3a、IF増幅部4a、検波部5a、VC
O6a、レベル検出部7aとで構成される主チューナ部
Aと、RF増幅部2b、混合部3b、IF増幅部4b、
検波部5b、VCO6b、レベル検出部7bとで構成さ
れる副チューナ部Bと、主チューナ部A及び副チューナ
部Bの出力信号を切換える出力切換部8と、増幅部9
と、同一番組識別部10と、制御部11と、ROM12
とで構成している。
【0004】アンテナ1から取り込まれたAM電波のR
F信号は、主チューナ部A及び副チューナ部BのRF増
幅部2a、2bによって受信される。RF信号は、混合
部3a、3bでVCO6a、6bの発振周波数と混合さ
れ、中間周波数(IF)に変換された後、IF増幅部4
a、4bで増幅される。増幅された中間周波数は、検波
部5a、5bで検波され、出力切換部8を経て増幅部9
で増幅され、オーディオ信号として出力される。また、
主チューナ部A及び副チューナ部Bの出力信号は、同一
番組識別部10に供給される。同一番組識別部10は、
主チューナ部Aと副チューナ部Bから出力される2つの
信号を図示せぬゼロクロス検出器でゼロクロスポイント
を検出して制御部11に出力する。制御部11は、同一
番組識別部10から出力されるパルス信号のカウント値
から2つの出力信号が同一であるか否かを識別してい
る。
【0005】この同一番組識別部10の動作を図6を用
いて説明する。図6は、同一番組識別部10のゼロクロ
ス検出器で信号のゼロクロスポイントをカウントする様
子を示した。尚、図中斜線部分は、ヒステリシス領域
(不感帯領域)を示している。ゼロクロス検出器は、図
6に示す出力信号が供給されると、識別時間ct内にヒ
ステリシス領域をよぎる黒点の位置で反転するパルス信
号を出力する。制御部11は、これらのパルス信号の立
上り及び立下りエッジを計数する。
【0006】制御部11は、例えばパルス信号の立上り
を検出して、これを1カウントと計数し、これに続くパ
ルス信号の立下りを検出して、2カウントと計数する。
制御部11は、これらのカウント数に加えて1カウント
を計数してから2カウントを計数するまでの時間t1を
図示しないRAM等に記憶する。次に、制御部11は、
パルス信号の立上りを検出して3カウントと計数し、こ
れに続くパルス信号の立下りを検出して4カウントと計
数すると共に、3カウントを計数してから4カウントを
計数するまでの時間t2をRAMに記憶する。制御部1
1は、これらの計数を所定の識別時間ct継続して行う
ことで、同図の例では、カウント数が6のカウント値が
得られる。つまり、カウント値は、カウント数とカウン
ト時間を含めた数値を示している。従って、制御部11
は、同一番組識別部10から出力される2つの信号のカ
ウント値が一致した場合は、同一番組であると識別する
ことができる。
【0007】放送用受信機15は、例えば主チューナ部
Aのレベル検出部7aの出力レベルから受信中の放送局
の電界強度が所定よりも弱いと認識された場合は、副チ
ューナ部Bで同一内容の番組を放送していると思われる
他の放送局を受信し、主チューナ部Aの出力信号(以
下、A出力信号と記す)と副チューナ部Bの出力信号
(以下B出力信号と記す)を同一番組識別部10に供給
し、同一番組識別部10から出力されるパルス信号のカ
ウント値から、同一番組であると識別された場合は、出
力切換部8を副チューナ部B側に切換え、B出力信号を
出力するようにしている。
【0008】ところで、ラジオ放送は、同一内容の番組
を他の地域でも放送するため、主放送局の番組を電波及
び中継ケーブ等を用いて複数の副放送局に転送してい
る。このため、一部の放送電波は、主放送局の電波と副
放送局の電波との間に図7に示す遅延時間(dt)が生
じる。図7は、東京のNHK(日本放送協会)のラジオ
放送局であるNHK第1放送(594kHz、以下NH
K東京と記す)と、NHK東京の放送番組を転送してい
る静岡第1放送(882kHz、以下NHK静岡と記
す)及び御殿場第1放送(1026kHz、以下NHK
御殿場と記す)の遅延時間の関係を示したものである。
【0009】NHK東京は、放送中の番組をNHK静岡
に電波と中継ケーブ等を用いて伝送している。また、N
HK静岡は、伝送されたNHK東京の放送番組をさらに
NHK御殿場にも転送している。電波は、放送機器や中
継ケーブ等の影響で遅延(dt)して伝送されるので、
NHK東京の放送番組は、dt時間だけ遅延してNHK
静岡に伝送され、更にdt時間だけ遅延してNHK御殿
場に伝送される。従って、主放送局であるNHK東京を
基準に考えると、、副放送局であるNHK静岡は、NH
K東京の放送番組に対してdt時間だけ遅延して送信さ
れ、副放送局であるNHK御殿場の放送番組は、主放送
局のNHK東京の放送番組に対して2dt時間遅延して
送信される。このような、遅延時間を有するネットワー
ク局を受信する場合、放送用受信機15は、例えば、主
チューナ部Aで主放送局のNHK東京を受信中に、副チ
ューナ部Bで副放送局のNHK静岡を受信するとき、図
8(A)に示す主チューナ部AのA出力信号と、図8
(B)に示すようにNHK東京よりもdt時間遅延した
副チューナ部BのB出力信号を同一番組識別部10に供
給することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】同一番組識別部10
は、識別時間ctの間、A出力信号のゼロクロスポイン
トを検出して出力すると共に、B出力信号のゼロクロス
ポイントを検出して出力する。制御部11は、同一番組
識別部10から出力されるA出力信号のパルス信号を計
数した結果、図8(A)に示すように6ポイントのカウ
ント値が得られる。また、制御部11は、同一番組識別
部10から出力されるB出力信号のパルス信号を計数し
た結果、図8(B)に示すように4ポイントのカウント
値が得られる。
【0011】制御部11は、上記カウント値に基づいて
同一番組か否かの識別を行っており、A出力信号のカウ
ント値6とB出力信号のカウント値4から、同一番組で
あるにもかかわらず、同一番組でないと識別する。つま
り、識別すべき2つの出力信号間に遅延時間がある場
合、所定の識別時間ct内にカウント値の対象となる信
号自体が遅延時間だけ異なることとなるため、遅延時間
の量によっては2つの出力信号が同一番組であるか否か
を識別することができないと云う問題が生じる。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑み成されたもの
であり、その目的は、主放送局と副放送局との間に遅延
時間があった場合でも正確に同一番組であると認識する
ことが可能な放送用受信機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】上記課題を解決するため、請求項1に記載
の本発明に係る放送用受信機は、主放送局と主放送局に
より伝送される番組を放送する複数の副放送局とで構成
されるネットワーク局からの放送を受信する放送用受信
機において、主放送局と副放送局との番組の同一性を識
別する際、主放送局の放送を所定時間だけ遅延させて構
成する。
【0014】また、請求項2に記載の発明に係る放送用
受信機は、請求項1に記載の放送用受信機であって、所
定時間は、主放送局の放送に対する各副放送局の放送の
遅延時間に基づいて設定されることを特徴とする。
【0015】また、請求項3に記載の発明に係る放送用
受信機は、請求項1に記載の放送用受信機であって、所
定時間は、所定の時間内における同一番組の主放送局と
副放送局とを比較し、比較結果が所定の誤り率以下とな
るように設定されていることを特徴とする。
【0016】また、請求項4に記載の発明に係る放送用
受信機は、請求項2に記載の放送用受信機であって、所
定時間は、複数の副放送局における遅延時間の平均また
は最小値または最大値であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態によ
る放送用受信機20のブロック図である。図1に基づき
放送用受信機20の構成を説明する。尚、従来例と同一
機能を有する部分には同一の符号を記してある。
【0018】本発明の実施の形態による放送用受信機2
0は、アンテナ1と、通常聴取する放送局を受信する受
信手段である主チューナ部Aと、対象となる他の放送局
を受信する副チューナ部Bと、主チューナ部Aと副チュ
ーナ部Bの出力信号を切換えて出力する出力切換部8
と、出力信号を増幅する増幅器9と、主チューナ部Aが
受信した番組と副チューナ部Bが受信した番組が同一で
あるか否かを識別する同一番組識別手段である同一番組
識別部10と、主チューナ部A又は副チューナ部Bの出
力信号のうち、どちらかが主放送局を受信している場合
は、主放送局側の出力信号を遅延部14に供給すると共
に、残りの出力信号を同一番組識別部10に供給する遅
延切換部13と、主チューナ部A又は副チューナ部Bの
出力信号を所定時間遅延させる遅延部14と、遅延切換
部13の制御と同一番組識別部10の識別信号に応じて
出力出力切換部8を制御する制御部11と、放送用受信
機20の動作プログラム等が記憶されたROM12とで
構成している。
【0019】主チューナ部Aは、VCO6aから供給さ
れる直流電圧で同調(受信)周波数が変化する同調部を
有すると共に、受信した周波数(RF)を増幅するRF
増幅部2aと、制御部11から供給される直流電圧で発
振周波数を可変するVCO6aと、VCO6aの発振周
波数とRF信号を混合して中間周波数(IF)に変換す
る混合器3aと、図示せぬ中間周波フィルタを有すると
共に中間周波数を増幅するIF増幅部4aと、被変調波
を検波する検波部5aと、受信した放送電波の強度を検
出するレベル検出部7aとで構成している。また、副チ
ューナ部Bは、主チューナ部Aと同様に構成されてい
る。主チューナ部Aと副チューナ部BのVCO6a、6
bは、制御部11から別々に制御するように構成してい
るので主チューナ部Aで放送を受信中に、副チューナ部
Bで別の放送局を受信することができる。また、この逆
も可能である。
【0020】主チューナ部AのA出力信号と副チューナ
部BのB出力信号は、出力切換部8及び遅延切換部13
に供給される。遅延切換部13は、スイッチ13Aとス
イッチ13Bとで構成される2回路2接点スイッチであ
り、制御部11からの制御信号に基づき、単独に切換え
られる。例えば、スイッチ13Aをa端子側に切換え、
スイッチ13Bをd端子側に切換えた場合、A出力信号
は遅延部14に供給され、B出力信号は同一番組識別回
路10に供給されるので、同一番組識別部10には、遅
延部14で所定時間遅延されたA出力信号とB出力信号
が同時に入力される。同様に、スイッチ13Aをb端子
側に切換え、スイッチ13Bをc端子側に切換えた場
合、A出力信号は同一番組識別部10に供給され、B出
力信号は遅延部14に供給されるので、同一番組識別部
10には、A出力信号と所定時間遅延されたB出力信号
を同時に入力される。また、スイッチ13Aをb端子側
に切換え、スイッチ13Bをd端子側に切換えた場合、
同一番組識別部10には、A出力信号とB出力信号が直
接入力される。
【0021】本発明の実施の形態による放送用受信機2
0を構成する遅延部14は、入力信号のパルスのカウン
ト開始タイミングを所定時間遅延させるものであればな
んでも良く、遅延時間dtが例えば20msのものを用
いている。この理由を図2を用いて放送用受信機20の
動作と共に、以下に説明する。図2は、主放送局のNH
K東京に対する副放送局のNHK静岡及びNHK御殿場
の遅延時間と受信エリアの関係を示した。上述したよう
に、NHK東京は、放送中の番組をNHK静岡に電波や
中継ケーブ等を用いて伝送しているため、受信機側で
は、NHK東京の番組とNHK静岡の番組との間に、例
えば約20msの遅延時間が生じているとする。また、
NHK静岡は、伝送されたNHK東京の番組をNHK御
殿場に転送しているので、NHK静岡の番組とNHK御
殿場の番組との間にも、例えば更に約20msの遅延時
間が生じているとする。全国のラジオ放送局において、
主放送局と副放送局の遅延時間の関係は、上記NHK東
京とNHK御殿場の状態を、例えば最大の遅延時間であ
ると仮定して以下に説明する。
【0022】先ず、同一番組識別部10の所定の識別時
間ctの設定について説明する。同一番組の識別は、後
述する識別演算(S18)において、識別時間内(例え
ば、40ms)におけるカウント値の差異(以下、誤り
率と称する)が所定値(例えば50%)以下のとき同一
番組と識別している。よって、最悪のケースとなる主放
送局のNHK東京と副放送局のNHK御殿場のように遅
延時間が識別時間以上ある場合、比較する出力信号自体
が全く異なる信号となるため、同一番組と識別すること
ができない。そこで、同一番組を識別するときは常に主
放送局を20ms遅延させることで、NHK東京とNH
K御殿場の遅延時間は20msに短縮され、出力信号の
半分は同じ信号が比較対象となることができるため、同
一番組の識別最低条件となる誤り率50%以下を満足さ
せることができる。
【0023】また、NHK御殿場よりも遅延時間の少な
い放送局と比較する場合、例えば、NHK東京とNHK
静岡を識別する場合は、NHK東京の出力信号を20m
s遅延させることで、NHK静岡の出力信号との時間差
がなくなり、比較対象となる出力信号自体が全く同じに
なる。つまり、同一番組の識別には、最低でも誤り率5
0%以下である必要がり、これを満足するためには、最
低でも比較対象となる出力信号同士が50%以上同じで
ある必要がある。よって、識別時間が40msの場合
は、比較対象となる出力信号同士の遅延時間は20ms
以下である必要があり、この20msが同一番組を識別
する識別感度となる。従って、主放送局と副放送局とを
比較する際は、複数の副放送局のうち最大の遅延時間
(例えば、本発明の実施の形態ではNHK御殿場の40
ms)が識別感度内にくるように、つまり、誤り率50
%以下となるように、主放送局となるNHK東京の出力
信号を遅延させることで、どの副放送局と識別する場合
でも確実に識別することができる。
【0024】次に、具体的な同一番組識別動作を以下に
説明する。例えば、主チューナ部Aで主放送局のNHK
東京を受信し、副チューナ部Bで副放送局のNHK静岡
を受信する場合において、遅延切換部13は、主チュー
ナ部Aにより主放送局が受信されているため、スイッチ
13Aをa端子側に切換え、スイッチ13Bをd端子側
に切換える。主チューナ部AのA出力信号は、遅延部1
4で20ms遅延されて同一番組識別部10に供給され
る。また、副チューナ部BのB出力信号はそのまま同一
番組識別部10に供給される。従って、同一番組識別部
10に供給される2つの信号は、遅延部14で20ms
遅延されたNHK東京の信号と、主放送局より20ms
遅延されてNHK静岡に転送された信号となり、2つの
信号間の遅延時間は、凡そゼロとなる。従って、放送用
受信機20は、同一番組識別部10により2つの出力信
号が同一番組であるか否かを正確に識別することができ
る。
【0025】また、主チューナ部Aで主放送局のNHK
東京を受信し、副チューナ部Bで副放送局のNHK御殿
場を受信する場合も同様な処理により、NHK東京とN
HK御殿場との時間差が40msから20msとなり、
識別時間内における出力信号の半分が同じ信号となり、
同一番組識別部10により2つの出力信号が同一番組で
あるか否かを正確に識別することができる。
【0026】また、主チューナ部Aで副放送局のNHK
静岡を受信し、副チューナ部Bで副放送局のNHK御殿
場を受信する場合、遅延切換部13は、スイッチ13A
をb端子側に切換え、スイッチ13Bをd端子側に切換
えると、主チューナ部AのA出力信号と副チューナ部B
のB出力信号はそのまま同一番組識別部10に供給され
る。従って、同一番組識別部10に供給される2つの信
号は、伝送路で20ms遅延されたNHK静岡の信号
と、伝送路で40ms遅延されたNHK御殿場の信号で
あり、2つの信号間の遅延時間は、凡そ20msであ
る。同一番組識別部10の識別感度は、20msである
ので、放送用受信機20は、識別すべき2つの信号間の
遅延時間が20ms以内であれば、同一番組識別部10
により2つの出力信号が同一番組であるか否かを正確に
識別することが可能となる。
【0027】上述したように、本発明の実施の形態によ
る放送用受信機20は、主放送局と副放送局との放送が
同一番組であるか否かを識別する際に、全ての副放送局
の遅延時間において識別感度内となるように主放送局の
放送を常に所定値だけ遅延させているため、同一番組識
別部10による同一番組の識別を確実に行える。また、
副放送局を受信中に、識別すべき放送局が他の副放送局
だった場合は、両者の遅延時間は主放送局との遅延時間
よりも小さいので、常に遅延部14に通すことなく同一
番組識別部10による同一番組の識別が行える。
【0028】上記の例では、主放送局の遅延をNHK御
殿場において受信感度を最低限満足する20msに設定
しているため、NHK静岡との識別の場合は遅延時間が
0に補正されているため精度のよい識別が行えるが、N
HK御殿場との識別の場合は補正しても遅延時間が20
ms残っているため、精度の良い識別が行えない。そこ
で、遅延部14の遅延時間を、例えばNHK静岡とNH
K御殿場の転送時間の平均値30msとした場合は、主
放送局であるNHK東京は、遅延部14により30ms
遅延されて同一番組識別部10に供給され、NHK静岡
は20msの転送時間で同一番組識別部10に供給され
るので、2つの信号間の遅延時間は10msとなり、同
一番組識別部10の識別感度以内であり識別が可能であ
る。
【0029】また、主放送局のNHK東京と副放送局の
NHK御殿場の場合も同様に、2つの信号間の遅延時間
が10msとなり、同一番組識別部10の識別感度以内
であり識別が可能である。この場合は、NHK東京に対
するNHK静岡及びNHK御殿場の遅延時間が共に10
msと短くなるため、NHK静岡の識別精度は下がる
が、NHK御殿場の識別精度が上がり、全体的な識別精
度を上げえることができる。つまり、主放送局の遅延時
間を、全ての副放送局に対して補正後の時間差が最も少
なくなるように設定ことで全ての副放送局との識別精度
を上げることができる。また、遅延部14の遅延時間d
tを、NHK東京からNHK御殿場までの転送時間の最
大値40msに設定した場合であっても、NHK御殿場
とNHK静岡との遅延時間は20msであり、同一番組
識別部10の識別感度以内であり識別が可能である。以
上が放送用受信機20の部分的な動作説明である。
【0030】次に、本発明の実施の形態による放送用受
信機20の全体の動作を図1及び動作フローを示す図3
及び図4を用いて説明する。尚、図4は、図3に示す動
作フロー図の続きである。また、図3及び図4に示す動
作フローは、現在受信している放送局から遠く離れた場
合や、山間部を走行中に受信状態が悪化した場合に、聴
取している放送番組と同一の放送番組を認識し、同一で
あると認識された場合に、自動的に周波数の異なる別の
放送局を受信するための動作フロー図であり、予めRO
M10に記憶された動作プログラムである。従って、放
送用受信機20は、使用者により同一番組識別機能を示
す図示しない操作釦が操作され、且つ、走行中に主チュ
ーナ部Aのレベル検出部7aにより受信レベルが悪化し
たと判断した場合は、図3及び図4に示す動作プログラ
ムを実行する。
【0031】放送用受信機20の制御部11は、ステッ
プS10において、主チューナ部Aによって現在受信中
の放送が主放送局であるか否かを判断する。そして、主
放送局であると判断された場合(YES)は、ステップ
S11に移行する。ステップS11において制御部11
は、ROM11から、上記主チューナ部Aにおいて受信
中の放送局を有するネットワークの副放送局の一つを対
象局として選択し、その副放送局を受信するのに必要と
なる制御電圧を副チューナ部BのVCO6bに供給す
る。次いで、制御部11は、ステップS12に移行し、
例えばB出力信号の有無、或はレベル検出部7bのレベ
ル等で副チューナ部Bが副放送局を受信したか否かを監
視する。制御部11は、B出力信号の有無、或はレベル
検出部7bのレベルが安定して得られない場合(NO)
は、ステップS12の動作を継続する。そして、制御部
11は、副チューナ部Bが所望の副放送局を受信したと
判断された場合(YES)は、ステップS13に移行す
る。
【0032】制御部11は、ステップS13において、
遅延切換部13のスイッチ13Aをa端子側に切換える
と共に、スイッチ13Bをd端子側に切換えた後、ステ
ップS14に移行する。ステップS14において、副チ
ューナ部BのB出力信号は、遅延切換部13を介して同
一番組識別部10に供給され、主チューナ部AのA出力
信号は、遅延切換部13を介して遅延部14に供給され
る。そして、ステップS15に移行し、制御部11は、
ステップS15において、主チューナ部AのA出力信号
が所定の遅延が行われたか否かを監視する。制御部11
は、予め所定時間に設定されている遅延時間を計数し、
所定時間に満たない場合(NO)は、ステップS15の
監視動作を継続する。制御部11は、計数した結果が所
定時間に達したと判断した場合(YES)は、同一番組
識別部10にサンプリング動作を開始させる制御信号を
供給すると共にステップS16に移行する。
【0033】ステップS16において、放送用受信機2
0の同一番組識別部10は、制御部11の制御信号に基
づき、所定時間だけ遅延したA出力信号と、副チューナ
部Bから出力されるB出力信号とを同時にサンプリング
する。同一番組識別部10は、ゼロクロス検出器により
ゼロクロスポイントを検出して、制御部11に供給す
る。次いで、ステップS17において、制御部11は、
同一番組識別部10から供給される2つの出力信号の立
ち上り及び立下りエッジを識別時間計数する。制御部1
1は、識別時間に満たないと判断した場合(NO)は、
ステップS17の計数を継続する。また、制御部11
は、識別時間に達したと判断した場合(YES)は、ス
テップS18に移行する。そして、制御部11は、ステ
ップS18において、2つの出力信号のカウント値から
同一番組であると認識した場合(YES)は、ステップ
S19において出力切替部8を副チューナ部B側に切換
え、終了する。
【0034】また、ステップS18において、2つの出
力信号のカウント値が所定の誤り率以下でない場合(N
O)は、ステップS20に移行し、予めROMに記憶さ
れている副放送局の全てを確認したか否かを判断する。
全ての副放送局を確認した場合(YES)は処理を終了
する。また、全ての副放送局を確認していない場合(N
O)は、ステップS11に移行し、まだ確認していない
別の副放送局で同様の処理を行う。なお、制御部11
は、ステップS18において、出力切替部8を副チュー
ナ部B側に切換えた後、主チューナ部Aで副放送局を受
信し、所定時間が経過して主チューナが安定受信状態と
なった時点で出力切替部8を主チューナ部A側に切換え
て通常の聴取状態に戻るようにしてもよい。
【0035】一方、制御部11は、ステップS10にお
いて、主チューナ部Aが受信している放送番組が、主放
送局でないと判断された場合(NO)は、ステップS2
1に移行する。ステップS21において、制御部11
は、副チューナ部Bにおいて受信中の放送局を有するネ
ットワークの主放送局又は副放送局の一つを対象局とし
て選択し、その主放送局又は副放送局を受信するのに必
要となる制御電圧を副チューナ部BのVCO6bに供給
する。次いで、制御部11は、ステップS22に移行
し、B出力信号の有無、或はレベル検出部7bのレベル
等で副チューナ部Bが主放送局又は副放送局を受信した
か否かを監視する。制御部11は、B出力信号の有無、
或はレベル検出部7bのレベルが安定して得られない場
合(NO)は、ステップS22の動作を継続する。ま
た、ステップS22において副チューナ部Bで対象局を
受信したと判断した場合(YES)は、ステップS23
に移行する。
【0036】次に、ステップS23において、制御部1
1は、副チューナBが受信した対象局が主放送局の場合
(YES)は、ステップ24に移行する。制御部11
は、ステップS24において、遅延切換部13のスイッ
チ13Aをb端子側に切換えると共に、スイッチ13B
をc端子側に切換えた後、ステップS25に移行する。
ステップS25において、主チューナ部AのA出力信号
は、遅延切換部13を介して同一番組識別部10に供給
され、副チューナ部BのB出力信号は、遅延切換部13
を介して遅延部14に供給される。そして、副チューナ
部BのB出力信号は、所定の遅延が行われ、ステップS
26に移行する。次いで、制御部11は、ステップS2
6において、副チューナ部BのB出力信号が所定時間の
遅延が行われたか否かを監視する。制御部11は、予め
設定されている所定時間を計数し、所定時間に満たない
場合(NO)は、ステップS26の監視動作を継続す
る。制御部11は、計数した結果が所定時間に達したと
判断した場合(YES)は、同一番組識別部10にサン
プリング動作を開始させる制御信号を供給すると共にス
テップS28に移行する。
【0037】ステップS28において、放送用受信機2
0の同一番組識別部10は、制御部11の制御信号に基
づき、所定時間だけ遅延したB出力信号と、主チューナ
部Aから出力されるA出力信号とを同時にサンプリング
する。同一番組識別部10は、ゼロクロス検出器により
ゼロクロスポイントを検出して、制御部11に供給す
る。次いで、ステップS29において、制御部11は、
同一番組識別部10から供給される2つの出力信号の立
ち上り及び立下りエッジを識別時間計数する。制御部1
1は、識別時間に満たないと判断した場合(NO)は、
ステップS29の計数を継続する。また、制御部11
は、識別時間に達したと判断した場合(YES)は、ス
テップS30に移行する。そして、制御部11は、ステ
ップS30において、2つの出力信号のカウント値から
同一番組であると認識した場合(YES)は、ステップ
S31において出力切替部87を副チューナ部B側に切
換え、終了する。
【0038】また、ステップS30において、2つの出
力信号のカウント値が誤り率以下でない場合(NO)
は、ステップS32に移行し、予めROMに記憶されて
いる主放送局及び副放送局の全てを確認したか否かを判
断する。主放送局及び全ての副放送局を確認した場合
(YES)は処理を終了する。また、主放送局及び全て
の副放送局を確認していない場合(NO)は、ステップ
S21に移行し、まだ確認していない別の主放送局及び
副放送局で同様の処理を行う。
【0039】一方、ステップS23において、制御部1
1は、副チューナBが受信した対象局が副放送局の場合
(NO)は、ステップ27に移行する。制御部11は、
ステップS27において、遅延切換部13のスイッチ1
3Aをb端子側に切換えると共に、スイッチ13Bをd
端子側に切換えた後、ステップS28に移行し、ステッ
プS28以降の動作を実行する。
【0040】上述した動作フロー図において、図2を例
にすると、ステップS10〜ステップS19の一連の動
作は、放送用受信機20を搭載した車が、NHK東京か
らNHK静岡に向う場合の動作に相当する。つまり、放
送用受信機20は、主チューナ部AでNHK東京を受信
中に、NHK静岡の受信エリアに接近した場合の例に相
当する。また、ステップS21〜ステップS31の一連
の動作は、NHK静岡の受信エリア、或はNHK御殿場
の受信エリアからNHK東京の受信エリアに向う場合の
動作に相当する。また、ステップS21〜ステップS2
7の一連の動作は、副放送局のNHK静岡の受信エリア
からNHK御殿場の受信エリアに向う場合、或はこの逆
の動作に相当する。
【0041】以上説明したように、本発明の実施の形態
による放送用受信機20は、主放送局の放送番組のみ、
遅延部14で遅延するようにしている。また、上述した
例では、同一番組識別部10の識別感度と遅延部14の
遅延時間を同一の場合で説明したが、これに限定されな
い。つまり、下記の条件式が満足すれば良い。 (伝送路の遅延時間)−(遅延部の遅延時間)>識別感
度 例えば、同一番組識別部10の識別感度が20msで、
遅延部14の遅延時間を30msとした場合、遅延部1
4で30ms遅延されたNHK東京の放送番組と、伝送
路で20ms遅延したNHK静岡とが同一番組識別部1
0に供給されるので、識別すべき2つの信号間の遅延時
間は10msとなり、同一番組識別部10の識別感度よ
りも小さいので識別が可能となる。また、NHK東京と
NHK御殿場との場合も同様の関係になり、識別が可能
となる。
【0042】また、本発明の実施の形態では、予めネッ
トワークを構成する全ての放送局の情報をROM12に
記憶させているが、主放送局の情報のみを記憶させるよ
うにしてもよい、この場合は、放送局を受信する度に同
一番組か否かの判断を行う必要があるため時間がかかる
が、ROM12の記憶容量を大幅に減らすことができ
る。また、ROM12に、ネットワークを構成する全て
の放送局毎に遅延時間に関する情報を持たせておくこと
により、常に同一番組を識別るする際の出力信号同士の
時間差をなくし、識別精度を向上させることもできる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、主放送局と副放送局と
の番組を識別する際に、主放送局の放送を遅延部で所定
時間だけ遅延するように構成したので、主放送局と副放
送局との間に遅延時間があった場合でも正確に同一番組
であると認識することが可能となる。特に、主放送局の
出力信号を遅延させるだけで、複数有る副放送局の遅延
時間に応じて判断することなく、全ての副放送局との識
別が容易に行える。また、副放送局の最大遅延時間と識
別感度の両方を考慮して、所定の誤り率以下となるよう
に、主放送局の遅延時間を設定しているため、全ての副
放送局において、主放送局とのより確実な同一番組の識
別が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による放送用受信機のブロ
ック図。
【図2】遅延部の遅延時間を設定する説明に用いた図。
【図3】放送用受信機の動作フロー図。
【図4】図3に続く動作フロー図。
【図5】従来例における放送用受信機のブロック図。
【図6】同一番組識別部の動作を説明する際に用いた
図。
【図7】主放送局と副放送局の伝送路における遅延時間
を示す図。
【図8】主放送局と副放送局の間で遅延が生じた時の動
作を説明した図。
【符号の説明】
1・・・アンテナ 2a、2b・・・RF増幅部 3a、3b・・・混合器 4a、4b・・・中間周波増幅部 5a、5b・・・検波部 6a、6b・・・VCO 7a、7b・・・レベル検出部 8・・・出力切換部 9・・・増幅部 10・・同一番組識別部 11・・制御部 12・・ROM 13・・遅延切換部 14・・遅延部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K059 CC03 CC06 DD02 DD16 DD25 EE03 5K061 AA09 BB01 CC45 JJ07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主放送局と主放送局により伝送される番組
    を放送する複数の副放送局とで構成されるネットワーク
    局からの放送を受信する放送用受信機において、 主放送局と副放送局との番組の同一性を識別する際、主
    放送局の放送を所定時間だけ遅延させることを特徴とす
    る放送用受信機。
  2. 【請求項2】前記所定時間は、主放送局の放送に対する
    各副放送局の放送の遅延時間に基づいて設定されること
    を特徴とする請求項1に記載の放送用受信機。
  3. 【請求項3】前記所定時間は、所定の時間内における同
    一番組の主放送局と副放送局とを比較し、前記比較結果
    が所定の誤り率以下となるように設定されていることを
    特徴とする請求項1に記載の放送用受信機。
  4. 【請求項4】前記所定時間は、複数の副放送局における
    前記遅延時間の平均または最小値または最大値であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の放送用受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005122413A1 (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 受信装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1755229A1 (en) * 2004-06-09 2007-02-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Receiver apparatus
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