JP2001284871A - 表面マウント可能な電磁干渉遮蔽プラスチックカバーを含む製品及び製品の作製プロセス - Google Patents

表面マウント可能な電磁干渉遮蔽プラスチックカバーを含む製品及び製品の作製プロセス

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JP2001284871A JP2001084572A JP2001084572A JP2001284871A JP 2001284871 A JP2001284871 A JP 2001284871A JP 2001084572 A JP2001084572 A JP 2001084572A JP 2001084572 A JP2001084572 A JP 2001084572A JP 2001284871 A JP2001284871 A JP 2001284871A
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レロイ デッカー ロバート
John D Weld
ディヴィッド ウェルド ジョン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面マウント可能な電磁干渉遮蔽プラスチッ
クカバーを含む製品及び製品の作製プロセスを提供す
る。 【解決手段】 EMI遮蔽をするための表面にマウント
可能なカバーは、熱可塑性ポリマ材料中に、製品が入射
電磁放射を反射及び吸収ができるのに十分な量懸濁した
導電性添加物を含む組成で形成される。カバーは印刷さ
れたワイヤボードのような基板にはんだづけ可能な材料
で形成される。熱可塑性材料は熱可塑性材料が表面マウ
ント技術(SMT)プロセスで使えるよう約230℃よ
り高い融点を有する。製品により被覆された製品及び電
子部品又は回路は、SMTプロセスで印刷されたワイヤ
ボードに固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明の背景本発明の分野
【0001】本発明は一般に電子部品の遮蔽、より具体
的には電磁干渉(EMI)から電子部品を遮蔽するのに
有用な表面にマウント可能なプラスチックカバーに係
る。
【0002】関連技術の記述 デバイスを電磁放射から遮蔽するために、導電性ケース
が用いられる。電磁放射の結果電子デバイスが故障する
ことは、電磁干渉(EMI)と呼ばれる。典型的な場
合、電話局スイッチ、デスクトップ及びラップトップコ
ンピュータ及び移動及び無線電話といったすべての電子
装置は、適切な動作のために、EMIから遮蔽しなけれ
ばならない。本明細書でのEMIは典型的な場合、約5
0ヘルツないし約10ギガヘルツの範囲内の周波数を含
む。遮蔽材料による吸収及び反射エネルギー損失は、
(1)遮蔽の厚さ、(2)遮蔽材料の透磁率、(3)E
MI波の周波数、及び(4)遮蔽材料の表面抵抗率に比
例する。反射及び吸収機構を規定する関係(すなわち周
波数)は異なるが、EMI遮蔽の効果は、約10-4ない
し10Ω−cmの範囲の体積抵抗率をもつ材料で増大す
る。この議論のため、EMI遮蔽効率は、体積抵抗率で
記述することにする。体積抵抗率は遮蔽材料の表面抵抗
率(Ω/□)には存在しないことが認識されるであろ
う。従って、遮蔽材料は適切な体積抵抗率をもつが表面
抵抗率は悪くても、EMI遮蔽効率をもつことができ
る。
【0003】EMI遮蔽をする従来の方法は、導電性金
属カバー中に電子装置を入れることである。たとえば、
電話局スイッチ及び屋外電話通信装置は典型的な場合、
金属キャビネット内に入れられる。同様に、デスクトッ
プ及びラップトップコンピュータは、EMIから遮蔽す
るため、金属キャビネット又は内部金属遮蔽を用いる。
移動電話は電話ケースの内側に金属層を含み、無線電話
は内部の印刷されたワイヤボード(PWB)に固着され
た金属を含んだプラスチックカバーを用いている。
【0004】EMI遮蔽カバーはPWBの回路又は部品
のボード上の保護をするため、PWBに固着できる。た
とえば、表面にマウント可能な金属カバーは、PWBの
プロセス中、自動化された表面マウント技術(SMT)
を用いて、PWB上に配置できる。SMTプロセスはP
WB上に形成された表面パッド上に、はんだペーストを
供給する工程、はんだペースト中に電子部品を配置する
工程、はんだペーストを溶融させ、電子部品をはんだペ
ースト中に固定する工程及び固定された電子部品を試験
する工程を含む。はんだを溶融するための再流動化プロ
セスは、200℃ないし235℃の範囲内の温度、典型
的な場合220℃を最高温度とする高温プロセスであ
る。
【0005】大きなPWB回路を遮蔽するために、複数
の金属のEMIカバーが用いられてきた。金属カバーは
曲げ及び打ち抜きといった従来の金属形成プロセスで形
成され、それによって得られるカバーの形の数が限られ
ている。金属EMI遮蔽カバーば、表面マウント電子部
品をとりあげ、配置するため、従来のSMT装置を用い
て、加工されているPWB上に配置される。従って、S
MTの部品の大きさ及び部品重量の制限が、SMTプロ
セスで使用できる。EMI遮蔽カバーの最大の大きさを
決る。
【0006】あるいは、電子部品のEMI遮蔽をするた
めに、熱可塑性鋳型注入EMI遮蔽カバーが用いられて
きた。熱可塑性カバーはSMTプロセスが完了した後、
PWBに機械的に固着される。熱可塑性カバーはEMI
放射に対して透明で、導電特性をもたせるため、二次プ
ロセスが用いられる。従来の二次プロセスには、モール
ドされたカバーの表面に、導電層を形成することを含
む。導電層は導電性ペイント、無電解銅メッキ又はクロ
ムメッキで形成できる。導電性ペイントは典型的な場
合、好ましくない過剰スプレーを防止するため、マスク
した後スプレーによって供給される。無電解銅及びクロ
ムメッキは、化学的に浸すプロセスで、全表面上に金属
層をもつカバーが生じる。所望の表面抵抗率を有する連
続した層を堆積させるために、しばしば複数の被覆工程
が必要であるため、可塑性材料上に導電層を形成するの
に用いられるプロセスは、費用がかかる。従来の熱可塑
性カバーは、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
(ABS)又はポリ炭酸エステルのような熱可塑性樹脂
で形成される。これらの樹脂は低融点又は熱的変形温度
をもつため、SMTプロセスで用いるには不適当であ
る。なぜなら、樹脂はSMTプロセスで用いられる温度
で本質的に変形又は溶融するからである。
【0007】SMTプロセス中、PWBに直接はんだづ
けできる表面にマウント可能なEMI遮蔽カバーを実現
することが望ましい。
【0008】本発明の要約 本発明は電磁干渉(EMI)から遮蔽するのに有用な製
品に関する。製品は金属導電性添加物が、約10-4ない
し10Ω−cmの範囲内の体積抵抗率を生じるのに十分
な量、熱可塑性ポリマ材料中に懸濁している。そのよう
な体積抵抗率により、製品は入射電磁放射を反射及び吸
収し、それによって製品により被覆された電子部品がE
MIから遮蔽される。製品はまた、製品内で発生した電
磁放射から外部環境を遮蔽する。組成により、10-2
いし10Ω/□の範囲の表面抵抗率が生じる。そのよう
な表面抵抗率によって製品の表面上に十分な金属添加物
が与られ、それによりSMTプロセス中、製品にはんだ
を固着させることが可能になる。
【0009】熱可塑性材料は表面マウント技術(SM
T)プロセスで用いられるように、熱可塑性材料は約2
30℃より高い融点をもつ。製品及び製品により被覆さ
れた電子部品又は回路は、SMTプロセスで印刷された
ワイヤボードに固着される。従って、SMTプロセスに
より、製品は印刷されたワイヤボードに電気的及び機械
的に接続される。
【0010】EMI遮蔽として機能する添加物は、はん
だづけ可能な導電性粒子、繊維及び薄片を含む。ポリマ
材料中に懸濁する添加物の濃度は、上述の範囲内の体積
抵抗率及び表面抵抗率を生じるよう選択される。
【0011】本発明の他の目的及び特徴は、添付された
図面と関連して考察した以下の詳細な記述から明らかに
なるであろう。しかし、図面は単に説明のためだけであ
り、本発明を限定するためのものではないことを、理解
すべきである。本発明の範囲については、特許請求の範
囲を参照すべきである。
【0012】詳細な記述 本発明の好ましい実施例について、より詳細に参照す
る。その一例が添加された図面に示されている。可能な
限り、図面を通して同じ参照数字が用いられ、同じ表示
は同じか類似の部分をさす。
【0013】図1A−1Dは本発明の指針に従う製品1
0を示す。製品10は電磁干渉(EMI)遮蔽をし、は
んだ可能な表面を作るため、導電性熱可塑性材料で形成
される。製品10は表面マウント技術(SMT)のプロ
セスと両立する。
【0014】製品10は以下で述べるように、個々の部
品、たとえばPWB上のICチップを被覆する寸法をも
つ形状に形成される。製品10は最上部14と一体に形
成された側部12を含む。側部12の底部端16は、製
品10をPWB(図示されていない)に固着させるため
に供給されるはんだとの表面領域を増すため、複数の突
起17を含み、それによって製品10のPWBとの高い
結合が得られる。別の底部端16は本質的に直線状の端
部である。製品10はPWB全体又はその一部を被覆す
るのに対応する寸法をもつEMI遮蔽可塑性カバーにな
り得る。製品10はまた、図1Eに示されるように、P
WB上の複数の要素をEMI遮蔽のため、壁部分19に
より形成された複数の部分的仕切り18をもってもよ
い。たとえば、製品10は従来の鋳型注入プロセスによ
り、形成できる。
【0015】製品10を形成するのに適した熱可塑性材
料には、約230℃より高い融点をもつ熱可塑性樹脂が
含まれる。適当な熱可塑性材料には、約300℃の融点
をもつ高温ナイロン(HTN)のような芳香族ポリイミ
ド、約335℃の融点をもつ液晶ポリマ(LCP)のよ
うな芳香族ポリエステル、約310℃ないし約345℃
の範囲の融点をもつポリアリルエーテルケトン(PA
E)及びポリエーテルエーテルケトン(PEEK)のよ
うなケトン樹脂及び約275℃ないし約290℃の範囲
の融点をもつ硫化ポニフェニレン(PPS)が含まれ
る。本発明に有用な熱可塑性の樹脂は、以下のところか
ら市販されており、入手できる。ゼナイトLCP及びジ
テルHTNの商品名のデュポンエンジニアリングポリ
マ、ウィルミントン、デラウェア;ウルトラペックPA
EKの商品名のBASF社、マウントオリーブ、ニュー
ジャージー、ビクトレックスPEEKの商品名のビクト
レックスUSA、ウェストチェスターペンシルベニア;
カデルPAEKの商品名のアモコポリマ、アルファレッ
タ、ジョージア;及びリトンPPSの商品名のフィリッ
プスケミカル社、プラスチック部、ヒューストン、テキ
サス。当業者には承知のSMTに適した他の熱可塑性ポ
リマ材料も、本発明の指針に従って使用できることが認
識されるであろう。
【0016】製品10は約10-4ないし約10Ω−cm
の範囲内の体積抵抗率を生じるのに十分な量、導電性添
加物が熱可塑性材料中に懸濁した組成を有する。そのよ
うな体積抵抗率により、製品10は電磁放射を吸収又は
反射でき、それによって製品10により被覆された電子
部品は、EMIから遮蔽される、製品10は約10-2
いし約10Ω/□の範囲の表面抵抗率を有し、製品10
の外部表面19上に十分な導電性添加物を与え、はんだ
が供給されると外部表面19がぬれ、冷却後はんだに接
続される。所望の範囲の表面抵抗率を与えるため、十分
な量の添加物が製品の表面に存在するよう組成を鋳造す
るプロセスは、当業者には良く知られている。
【0017】適当な導電性添加物には、ニッケル被覆グ
ラファイト(NiCG)ファイバ、ニッケル銅被覆グラ
ファイト(NiCuCG)ファイバ、ニッケル銅ニッケ
ル被覆グラファイト(NiCuNiCG)ファイバ、及
びニッケル被覆銅(NiCCu)ファイバ及びステンレ
ススチール(SS)ファイバのような金属ファイバが含
まれる。添加物は粒子、薄片又は繊維の形にできる。熱
可塑性材料中に懸濁する添加物の濃度は、上述の範囲内
の体積抵抗率及び表面抵抗率が得られるよう選択され
る。乾燥ブレンド又は化合物導電性添加物を適当な量有
する適当な熱可塑性樹脂は、PTP社、ウィノーナ、ミ
ネソタから市販されている。
【0018】導電性ファイバは典型的な場合、約5ミク
ロンないし約10ミクロンの範囲の直径を有するグラフ
ァイトコアを有し、約0.5ミクロンないし約3ミクロ
ン厚の金属層で被覆されている。導電性ファイバは一般
に、約3,000ないし約12,000ファイバ組糸に
束ねられ、それはファイバを一緒に保持するため、樹脂
結合剤をしみこませる。組糸は約0.0625インチな
いし約0.5インチの範囲の長さをもつペレットに削ま
れ、熱可塑性材料と乾燥ブレンドに有用になる。適当な
導電性添加物にはコンポジットマテリアルズ、LLC、
マモロネック、ニューヨークから市販されている金属被
覆グラファイトファイバ、INCOスペシアルティパウ
ダープロダクツ、ウィコッフ、ニュージャージーから市
販されているニッケル被覆グラファイトファイバ及びベ
カエートファイバテクノロジーズ、マリエッタ、ジョー
ジアから市販されているステンレススチールファイバが
含まれる。
【0019】製品10の体積抵抗率及び表面抵抗率は、
熱可塑性材料中に懸濁する添加物の組成及び量に依存す
る。熱可塑性材料中に懸濁した重量にして少くとも約5
%、約25%より多くない量存在する約100:1ない
し約2000:1の範囲の直径対長さのアスペクト比を
もつ導電性ファイバは、EMI遮蔽のために先に述べた
範囲内で、製品10の体積抵抗率及び表面抵抗率を生じ
るのに十分であることがわかっている。
【0020】EMI遮蔽を生じる製品10の厚さは、E
MI遮蔽をする熱可塑性材料中に懸濁する指定された添
加物の濃度に基く所望のEMI遮蔽の有効性に依存す
る。製品10のそれぞれの適当な厚さは、約0.025
インチないし約0.15インチの範囲内にある。
【0021】図2AはPWBの第1の側に、製品及び電
子部品又は回路をマウントするための表面マウント技術
(SMT)のプロセス20の流れ図を示す。枠21にお
いて、はんだペーストがステンシル印刷プロセスで、P
WBに供給される。この場合、はんだペーストをステン
シルの開口内及びPWBの表面パッド上に向けるため、
ゴム布がステンシルの最上部に渡って、はんだペースト
の玉をおしつける。その後、ステンシルはPWBから持
ち上げられ、はんだのかたまりが表面パッド上に形成さ
れ、それはPWB上に製品及び電子部品又は回路を配置
する位置を規定する。従来のはんだペーストははんだの
小球とはんだフラックスの混合物でよい。
【0022】枠22において、製品、電子部品又は回路
をとりあげ、ステンシルにより指示された位置の近くに
置くために、高速取り上げ及び配置が用いられる。枠2
3において、PWB上に製品、電子部品及び回路を置く
ために、微調整取り上げ及び配置が用いられる。ユニバ
ーサルインスツルメント社、ビンガムトン、ニューヨー
クにより製造されているGSMプラットフォームのよう
な従来の高速及び高精細配置装置を、SMT20プロセ
スに用いることができる。その後、配置された製品をP
WBに固着させ、枠24で電子部品又は回路間の電気的
接続を形成するため、はんだペーストを溶融させる目的
で、PWBはSMT時間−温度プロフィルで処理する。
【0023】約200℃ないし約235℃の範囲の最大
温度をもつ従来のはんだ再流動化を、SMTプロセスで
使用できる。適当なSMT時間−温度プロフィルが、図
3に示されている。最大再流動化温度は、4つの領域か
ら成る全再流動化時間−温度プロフィルの一時間周期で
到達する。第1の領域30はプレヒート温度領域で、こ
こでは約3℃/秒を越えずに、典型的な場合約2ないし
2.5℃/秒で加熱が行われる。第1の領域30で、P
WBアセンブリは約130℃ないし約150℃のフラッ
クス活性化温度まで上げられる。第2の領域32は温度
安定化領域で、温度変化を除き、部品リード、PWBパ
ッド及びはんだを活性化したフラックスで清浄化し、次
に蒸発させるための時間を与える。第2の領域32は約
140℃ないし160℃の温度で、約45ないし90秒
行う。第3の領域34ははんだを平滑かつ均一に再流動
化させるための再流動化プロフィル領域である。第3の
領域34ははんだの融点以上の温度、典型的な場合約2
00℃ないし約235℃の範囲で約40秒間行われる。
第4の領域36ははんだを固化させるための冷却領域で
ある。図2Aの枠25において、PWBは必要に応じて
清浄化される。
【0024】図2Bは図2A中の第1の側を処理した
後、PWBの第2の側に製品、電子部品又は回路をマウ
ントするためのSMTプロセスの流れ図を示す。枠26
において、PWBの第2の側にSMTプロセスを施すた
めに、PWBを軽く打ち払う。枠21−25でPWBの
第2の側のSMTをくり返す。
【0025】第4A−4EはSMTプロセス20を用い
て、PWB40に製品10及び電子部品を固着すること
を示す。図4Aは製品10の固着のために、電子部品又
は回路及びはんだ42を固着させる目的で、ステンシル
はんだ41を供給する枠21のSMTプロセス20を行
った後のPWB40を示す。図4BはPWB40の近く
に電子部品43を高速配置するための枠22のSMTプ
ロセス20を行った後のPWB40を示す。図4CはP
WB40のはんだ41を電子部品43を配置するために
枠23のSMTプロセス20を行った後のPWB40を
示す。図4Dは電子部品43を被覆するため、PWB4
0の近くに製品10を高速配置する枠22のSMTプロ
セス20を行った後のPWBを示す。図4Eは電子部品
43を被覆するため、PWB40のはんだ43上に製品
10を配置する枠24のSMTプロセス20を行った後
のPWB40を示す。その後、PWB40を再流動化オ
ーブンに通し、電子部品43及び製品10をPWB40
に、機械的及び電気的に固着させるために、はんだ41
及びはんだ42を溶融させるSMT温度プロフィルを与
える。
【0026】製品10は製品10をPWB40に接地
し、EMI保護をするため、はんだ43に電磁波を通す
経路となる導電体として働く。製品10はクリップ、ね
じ、留め具又は同様の導電性デバイスを用いて、PWB
40の接地接続へ相互接続することにより、必要に応じ
て接地に接続される。
【0027】上で述べた実施例は、本発明の原理の応用
を表わせる多くの可能な具体的な実施例の中の2、3の
ものを示すものであることを、理解すべきである。本発
明の精神及び視野を離れることなく、当業者にはこれら
の原理に従い多くの他の構成が容易に考案できる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】表面にマウント可能なEMI遮蔽可塑性カバ
ーを含む製品の上面及び側面透視図である。
【図1B】図1Aのカバーの底面及び側面透視図であ
る。
【図1C】図1Aのカバーの上面図である。
【図1D】図1Aのカバーの側面立面図である。
【図1E】カバーの別の実施例の底面及び側面透視図で
ある。
【図2A】印刷されたワイヤボード(PWB)の第1の
面に、カバーを固着させるのに有用な表面マウント技術
(SMT)の流れ図である。
【図2B】PWBの第2の面にカバーを固着させるのに
有用な表面マウント技術(SMT)の流れ図である。
【図3】表面マウント技術(SMT)のプロセスで用い
る再流動化時間−温度プロフィルのグラフを示す図であ
る。
【図4A】SMTプロセスのステンシル工程後のPWB
の透視図である。
【図4B】PWBの近くに電子部品を配置するためのS
MTプロセスの高速配置工程後のPWBの透視図であ
る。
【図4C】PWB上に電子部品を配置するためのSMT
プロセスの微調整配置工程後のPWBの透視図である。
【図4D】PWBの近くにカバーを配置するためのSM
Tプロセスの高速配置工程後のPWBの透視図である。
【図4E】PWB上にカバーを配置するためのSMTプ
ロセスの微調整配置後のPWBの透視図である。
【符号の説明】
10 製品 12 側部 14 最上部 16 底部端 17 突起 18 部分的仕切り 19 壁部分 20 プロセス 21−26 枠 30 第1の領域 32 第2の領域 34 第3の領域 36 第4の領域 40 PWB 41 はんだ 42 はんだ 43 電子部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ロバート レロイ デッカー アメリカ合衆国 07054 ニュージャーシ ィ,パーシパニー,アレキサンダー アヴ ェニュー 69 (72)発明者 ジョン ディヴィッド ウェルド アメリカ合衆国 07852 ニュージャーシ ィ,レッジウッド,エリオット コート 8

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性ポリマ材料で形成された遮蔽層
    を含み、前記熱可塑性材料は約230℃より高い融点を
    有し、前記熱可塑性材料は約10-4ないし10Ω−cm
    の範囲の体積抵抗率を有する電磁遮蔽材料で、約10-2
    ないし約10Ω/□の範囲の表面抵抗率を有するはんだ
    づけ可能な材料である表面にマウント可能な製品。
  2. 【請求項2】 前記熱可塑性材料は添加物がポリマ材料
    内に懸濁している組成を有する請求項1記載の製品。
  3. 【請求項3】 前記ポリマ材料は芳香族ポリアミド、芳
    香族ポリエステル、ポリアクリルエーテルケトン、ポリ
    エーテルエーテルケトン及び硫化ポリフェニレンから成
    る類から選択される請求項2記載の製品。
  4. 【請求項4】 前記添加物は前記熱可塑性ポリマ材料の
    重量にして少くとも約5%、重量にして約25%を越え
    ない量存在する請求項3記載の製品。
  5. 【請求項5】 前記添加物は導電性粒子、導電性薄片、
    導電性繊維及び導電性粉末から成る類から選択される請
    求項4記載の製品。
  6. 【請求項6】 前記導電性繊維は約100:1ないし約
    2000:1の範囲のアスペクト比を有する請求項5記
    載の製品。
  7. 【請求項7】 前記添加物はニッケル被覆グラファイト
    (NiCG)、ニッケル銅被覆グラファイト(NiCu
    CG)繊維、ニッケル銅ニッケル被覆グラファイト(N
    iCuNiCG)繊維、ニッケル被覆銅(NiCCu)
    繊維及びステンレススチール(SS)繊維から成る類か
    ら選択される請求項6記載の製品。
  8. 【請求項8】 前記製品は側部部分と一体として形成さ
    れた最上部部分を有するカバーで、印刷されたワイヤボ
    ード上の回路又は電子部品を被覆するのに適している請
    求項1記載の製品。
  9. 【請求項9】 前記側部部分の底部端上に形成された突
    起を更に含む請求項8記載の製品。
  10. 【請求項10】 前記カバー及び前記回路又は電子部品
    は、表面マウント技術プロセスで、前記印刷されたワイ
    ヤボードに同時に固着される請求項8記載の製品。
  11. 【請求項11】 前記表面マウント技術プロセスの後、
    前記製品は前記印刷されたワイヤボードに接地すべきで
    ある請求項10記載の製品。
  12. 【請求項12】 前記製品は更に、 少くとも1つの部分的仕切りを形成するため前記カバー
    の前記最上部部分から延びる少くとも1つの壁部分を含
    む請求項8記載の製品。
  13. 【請求項13】 前記製品は鋳型注入で形成される請求
    項1記載の製品。
  14. 【請求項14】 電子部品又は回路のはんだのステンシ
    ル及び印刷されたワイヤボードへの製品のステンシルを
    付ける工程;電子部品又は回路を、前記電子部品又は回
    路の前記はんだの前記ステンシル上に配置する工程;前
    記製品の前記製品を配置し、前記製品は熱可塑性ポリマ
    材料で形成された遮蔽層を含み、前記熱可塑性材料は約
    230℃より高い融点を有し、約10-4ないし10Ω−
    cmの範囲の体積抵抗率を有する電磁遮蔽材料で、約1
    -2ないし約10Ω/□の範囲の表面抵抗率を有するは
    んだづけ可能な材料である工程、 前記電子部品又は回路のはんだの前記ステンシル及び前
    記製品のはんだの前記ステンシルを溶融させるため、表
    面マウント技術プロセスの再流動化温度まで、前記印刷
    されたワイヤボードを加熱する工程;前記印刷されたワ
    イヤボードを冷却し、前記電子部品又は回路及び前記製
    品を前記印刷されたワイヤボードに固着させる工程を含
    む電子部品又は回路を電磁遮蔽する方法。
  15. 【請求項15】 前記熱可塑性材料は添加物がポリマ材
    料内に懸濁した組成を有する請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ポリマ材料は芳香族ポリアミド、
    芳香族ポリエステル、ポリアシルエーテルケトン、ポリ
    エーテルエーテルケトン及び硫化ポリフェニレンから成
    る類から選択される請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 添加物は導電性粒子、導電性薄片、導
    電性繊維及び導電性粉末から成る類から選択される請求
    項14記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記添加物はニッケル被覆グラファイ
    ト(NiCG)、ニッケル銅被覆グラファイト(NiC
    uCG)繊維、ニッケル銅ニッケル被覆グラファイト
    (NiCuNiCG)繊維、ニッケル被覆銅(NiCC
    u)繊維及びステンレススチール(SS)繊維から成る
    類から選択される請求項14記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記製品は側部部分と一体となって形
    成された最上部部分を有し、印刷されたワイヤボード上
    の回路又は電子部品を被覆するのに適したカバーである
    請求項14記載の方法。
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