JP2001284778A - 配線基板 - Google Patents

配線基板

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JP2001284778A
JP2001284778A JP2000092477A JP2000092477A JP2001284778A JP 2001284778 A JP2001284778 A JP 2001284778A JP 2000092477 A JP2000092477 A JP 2000092477A JP 2000092477 A JP2000092477 A JP 2000092477A JP 2001284778 A JP2001284778 A JP 2001284778A
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wiring
protective layer
wiring conductors
conductors
wiring board
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JP2000092477A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kakita
哲也 硴田
Ryoji Nakamura
良二 中村
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線導体を形成する金属のマイグレーションを
有効に防止することができる高信頼性の配線基板を提供
する。 【解決手段】基板1の上面に、銀、アルミニウム或いは
これらの金属の合金を含む複数個の配線導体2を間に1
0μm〜100μmの間隔を空けて並設するとともに、
これら配線導体2をエポキシ樹脂を主成分とする保護層
3で共通に被覆してなる配線基板において、前記保護層
3の内部に、粒径0.5μm〜5.0μmのベンゾシク
ロブテン樹脂フィラー4を含有させるとともに該フィラ
ー4の含有量を隣接する配線導体間2−2の領域で18
wt%〜40wt%、配線導体2上の領域で8wt%〜
25wt%に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDアレイヘッ
ドのヘッド基板等を構成するのに使用される配線基板に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、LEDアレイヘッドのヘッド
基板を構成するのに配線基板が用いられている。
【0003】かかる従来の配線基板は、例えば図2に示
す如く、ガラスやセラミック等から成る基板11の上面
に、複数個の配線導体12を所定パターンに被着させる
とともに、これら配線導体12を単一の保護層13で被
覆した構造を有している。
【0004】前記配線導体12の材質としては銀(A
g)やアルミニウム(Al)等の金属を含む導電材料が
使用され、かかる配線導体12は例えば銀粉末に適当な
有機溶剤、溶媒を添加・混合して得た所定の導電ペース
トを従来周知のスクリーン印刷等によって基板11の上
面に所定パターンに印刷・塗布し、これを350℃〜8
00℃の温度で焼き付けることにより形成される。
【0005】またこれら配線導体12を被覆する保護層
13は、大気中に含まれている水分等の接触によって配
線導体12が酸化腐食されるのを防止するためのもので
あり、その材質としては、取り扱い易さや耐湿性等の点
からエポキシ樹脂が好適に使用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の配線基板においては、保護層13を形成するエポキ
シ樹脂の比誘電率が4〜7と比較的高いことから、複数
個の配線導体12を間に10μm〜100μm程度の間
隔を空けて高密度に並設した場合、配線基板の使用にあ
たり複数個の配線導体12の各々に電力を選択的に印加
すると、隣接する配線導体12,12間に大きな電位差
を生じることがあり、その場合、配線導体12を形成す
る銀やアルミニウム等がマイグレーションを起こして、
隣り合う配線導体同士を電気的に短絡させる欠点を有し
ていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、本発明の配線基板は、基板の上面
に、銀、アルミニウム或いはこれらの金属の合金を含む
複数個の配線導体を間に10μm〜100μmの間隔を
空けて並設するとともに、これら配線導体をエポキシ樹
脂を主成分とする保護層で共通に被覆してなる配線基板
において、前記保護層はその内部に、粒径0.5μm〜
5.0μmのベンゾシクロブテン樹脂フィラーが含有さ
れており、かつ該ベンゾシクロブテン樹脂フィラーの含
有量は隣接する配線導体間の領域が18wt%〜40w
t%、配線導体上の領域が8wt%〜25wt%である
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明の一形態に係る配線基
板を模式的に示す断面図であり、1は基板、2は配線導
体、3は保護層、4はベンゾシクロブテン樹脂フィラー
である。
【0009】前記基板1は、アルミナセラミックス、ム
ライト、窒化アルミニウム、ガラスセラミックス、石
英、アルカリガラス、無アルカリガラス等の電気絶縁性
材料から成り、その上面で複数個の配線導体2や保護層
3等を支持するための支持母材として機能するものであ
る。
【0010】尚、前記基板1は、例えばアルミナセラミ
ックスから成る場合、アルミナ、シリカ、マグネシア等
のセラミックス原料粉末に適当な有機溶剤、溶媒を添加
・混合して泥漿状になすとともに、これを従来周知のド
クターブレード法やカレンダーロール法等を採用するこ
とによってセラミックグリーンシート(セラミック生シ
ート)を得、しかる後、該グリーンシートを所定形状に
打ち抜いた上、高温(約1600℃)で焼成することに
より製作される。
【0011】また前記基板1の上面には複数個の配線導
体2が被着・形成される。前記配線導体2は、銀(A
g)、アルミニウム(Al)或いはこれらの金属の合金
を例えば85wt%以上含んだ導電材料から成り、隣接
する配線導体間に10μm〜100μmの間隔を空ける
ようにして基板1の上面に高密度に並設される。
【0012】これらの配線導体2には、配線基板の使用
時、図示しないスイッチングトランジスタ等によって5
mW〜15mWの電力が個々に選択的に印加されるよう
になっている。
【0013】尚、前記配線導体2は、従来周知の厚膜手
法を採用することによって基板1の上面に所定パターン
に被着・形成される。即ち、前記配線導体2は、例えば
銀粉末に適当な有機溶媒・溶剤を添加・混合して得た所
定の導電ペーストを基板1の上面に従来周知のスクリー
ン印刷等によって所定パターンに印刷・塗布し、これを
高温(350℃〜800℃)で焼き付けることによって
例えば2μm〜30μmの厚みに形成される。
【0014】更に前記複数個の配線導体2は単一の保護
層3によって共通に被覆される。前記保護層3は、吸湿
率0.01%未満のエポキシ樹脂から成り、その厚み
は、例えば配線導体2の厚みが2μm〜30μmの場
合、10μm〜50μmに設定される。
【0015】そして前記保護層3はその内部に、粒径
0.5μm〜5.0μmのベンゾシクロブテン樹脂フィ
ラー4が含有されており、該フィラー4の含有量は隣接
する配線導体間2−2の領域で18wt%〜40wt
%、配線導体2上の領域で8wt%〜25wt%に設定
されている。
【0016】前記ベンゾシクロブテン樹脂フィラー4は
保護層3の誘電率を有効に低下させるためのものであ
り、該フィラー4の含有率を隣接する配線導体間2−2
の領域で18wt%〜40wt%に設定することによ
り、該領域における保護層3の比誘電率を2.5〜3.
8と低くなすことができる。これにより、10μm〜1
00μmの間隔を空けて並設されている配線導体2,2
の各々に電力を選択的に印加しても、隣接する配線導体
2,2間に大きな電位差が生じることはなく、配線導体
2中に含まれる銀やアルミニウム等のマイグレーション
を有効に防止することができるようになる。
【0017】尚、隣接する配線導体間2−2の領域にお
けるベンゾシクロブテン樹脂フィラー4の含有率が18
wt%未満になると、保護層3の誘電率が比較的高くな
って隣接する配線導体間2−2の電位差を十分に小さく
抑えることができなくなり、また含有率が40wt%を
超えると、配線導体間2−2に位置する保護層3の表面
にフィラー4の外形に応じた大きな凹凸が形成されるた
め、この部分の保護層3の表面粗度が大となって大気と
接する面積が広がることにより大気中の水分が保護層3
中に多量に浸入してマイグレーションを起こし易い環境
をつくる恐れがある。
【0018】従って、隣接する配線導体間2−2の領域
におけるベンゾシクロブテン樹脂フィラー4の含有率は
18wt%〜40wt%に設定することが重要である。
【0019】一方、配線導体2上の領域におけるベンゾ
シクロブテン樹脂フィラー4の含有率が8wt%未満に
なると、配線導体間2−2の領域と配線導体2上の領域
とで保護層3の熱膨張係数が大きく相違することとなる
ため、配線基板の使用等に伴って保護層3に熱が印加さ
れると前述した2つの領域の境界付近で熱応力に起因し
たクラックを生じる恐れがあり、また含有率が25wt
%を超えると、配線導体2上に位置する保護層3の表面
にフィラー4の外形に応じた大きな凹凸が形成されるた
め、この部分の保護層3の表面粗度が大となって大気と
接する面積が広がることにより大気中の水分が保護層3
中に多量に浸入し、該浸入した水分との接触によって配
線導体2が比較的短時間で酸化腐食されてしまう恐れが
ある。
【0020】従って、配線導体2上の領域におけるベン
ゾシクロブテン樹脂フィラー4の含有率は8wt%〜2
5wt%に設定することが重要である。
【0021】尚、前記保護層3は、例えば、液状になし
たエポキシ樹脂の前駆体中に粒径0.5μm〜1.5μ
mのベンゾシクロブテン樹脂フィラー4を18wt%〜
40wt%添加した第1のワニスと、前記前駆体中に粒
径0.5μm〜1.5μmのベンゾシクロブテン樹脂フ
ィラー4を8wt%〜25wt%添加した第2のワニス
とを準備し、前記第1のワニスを隣接する配線導体間2
−2の領域に、また前記第2のワニスを配線導体2上の
領域に従来周知のスクリーン印刷等によってそれぞれ印
刷・塗布し、これを60℃〜200℃の温度で加熱して
前駆体を熱硬化させることにより形成される。
【0022】尚、本発明は上述の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能である。
【0023】例えば上述の形態において保護層3上に更
に配線導体や保護層を積層して多層配線基板を構成する
場合にも本発明は適用可能である。
【0024】
【実験例】次に本発明の作用効果について実験例に基づ
き説明する。
【0025】まず、アルミナセラミックス製の基板上
に、銀を主成分(銀の含有率:85wt%)とする複数
個の配線導体を間に50μmの間隔を空けて並設させる
とともに、これら配線導体を、隣接する配線導体間の領
域におけるベンゾシクロブテン樹脂フィラーの含有率を
異ならせた8種類のエポキシ樹脂製保護層で被覆した8
種類の配線基板サンプル(サンプルNo.1〜No.
8)を準備した。尚、各配線基板サンプルの保護層中に
存在するベンゾシクロブテン樹脂フィラーの直径は全て
0.5μm〜5.0μmの範囲内にあることを測長器付
金属顕微鏡により確認した。
【0026】そして、これらの各サンプルを85℃、8
5%Rhの恒温恒湿槽の中に入れ、隣接する配線導体の
うち一方を5Vの電位に、他方を接地(GND)電位に
それぞれ接続したまま500時間保持し、マイグレーシ
ョンの発生の有無を確認した。また各サンプルについ
て、隣接する配線導体間のインピーダンスをオシロスコ
ープを用いて測定した。これらの結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】この表1によれば、保護層中のベンゾシク
ロブテン樹脂フィラーの含有率が18wt%未満である
サンプルNo.1,No.2では隣接する配線導体間で
のマイグレーションの発生が確認され、いずれの配線基
板サンプルにおいても配線導体間のインピーダンスが
3.8×102Ω以下と小さく、電気的に短絡してしま
っている。
【0029】また一方、保護層中のベンゾシクロブテン
樹脂フィラーの含有率が40wt%よりも大きな値に設
定されているサンプルNo.7,No.8でも隣接する
配線導体間でのマイグレーションの発生が確認され、こ
れらの配線基板サンプルにおいても配線導体間のインピ
ーダンスが5.8×105Ω以下と小さく、電気的に短
絡してしまっている。
【0030】これに対し、保護層中のベンゾシクロブテ
ン樹脂フィラー含有率が18wt%〜40wt%に設定
されているサンプルNo.3〜No.6では、隣接する
配線導体間でマイグレーションを発生したものは一切な
く、またこれらの配線基板サンプルのインピーダンスは
いずれも2.0×106Ω〜9.2×109Ωの範囲内の
比較的大きな値であり、隣接する配線導体間の電気的短
絡は起こっていない。
【0031】従って、これらの実験結果によれば、50
μmの間隔を空けて並設される配線導体間にマイグレー
ションを発生させることなく、そのインピーダンスを高
く保つためには、保護層中に存在するベンゾシクロブテ
ン樹脂フィラーの含有率を18wt%〜40wt%に設
定しなければならないことが判る。
【0032】尚、以上の実験においては、隣接する配線
導体間の間隔を50μmに設定したサンプルを用いて作
用効果を確認したが、隣接する配線導体間の間隔を10
μmに設定したサンプルを用いる場合と、100μmに
設定したサンプルを用いる場合においても、上述の実験
と略同様の結果が得られることを他の実験により確認し
た。
【0033】次に、アルミナセラミックス製の基板上
に、銀を主成分(銀の含有率:85wt%)とする複数
個の配線導体を間に50μmの間隔を空けて並設させる
とともに、各配線導体上の領域におけるベンゾシクロブ
テン樹脂フィラーの含有率を異ならせた8種類のエポキ
シ樹脂製保護層で被覆した8種類の配線基板サンプル
(サンプルNo.9〜No.16)を準備した。尚、各
配線基板サンプルの保護層中に存在するベンゾシクロブ
テン樹脂フィラーの直径は全て0.5μm〜5.0μm
の範囲内にあることを測長器付金属顕微鏡により確認し
た。
【0034】そして、これらのサンプルを熱衝撃試験器
に投入して、(25℃)−(85℃)−(25℃)−
(−25℃)の温度サイクルを100サイクル経させた
後、保護層中のクラックの発生状況を金属顕微鏡により
確認した。
【0035】更にその後、上記サンプルを85℃、85
%Rhの恒温恒湿槽の中に入れたまま500時間保持
し、しかる後、各サンプルの配線導体の抵抗率をデジタ
ルマルチメーターにて測定した。これらの結果を表2に
示す。
【0036】
【表2】
【0037】この表2によれば、保護層中のベンゾシク
ロブテン樹脂フィラーの含有率が8wt%未満であるサ
ンプルNo.9,No.10では、クラックの発生が確
認され、いずれの抵抗率も4.3×10-3Ω・cm以上
の大きな値であった。このように抵抗率が大きくなった
のは、恒温恒湿槽内の水分がクラックを介して配線導体
に接触し、配線導体を短時間で著しく酸化腐食させたこ
とが主な原因と考えられる。
【0038】また一方、保護層中のベンゾシクロブテン
樹脂フィラーの含有率が25wt%よりも大きな値に設
定されているサンプルNo.15,No.16では、ク
ラックの発生は確認されなかったものの、いずれの抵抗
率も5.8×10-3Ω・cm以上の大きな値であった。
このように抵抗率が大きくなったのは、多量のベンゾシ
クロブテン樹脂フィラーが含有されて大きな凹凸が多数
形成されている保護層の表面から恒温恒湿槽内の水分が
多量に浸入し、これが配線導体と接触して配線導体を短
時間で酸化腐食させたことが主な原因と考えられる。
【0039】これに対し、保護層中のベンゾシクロブテ
ン樹脂フィラー含有率が8wt%〜25wt%に設定さ
れているサンプルNo.11〜No.14では、保護層
中にクラックが確認されたものは一切なく、またこれら
の配線基板サンプルの抵抗率はいずれも2.4×10-6
Ω・cm〜4.0×10-6Ω・cmの比較的小さな値で
あった。
【0040】従って、これらの実験結果によれば、配線
導体の酸化腐食、並びに保護層のクラック発生を有効に
防止するには、保護層中に存在するベンゾシクロブテン
樹脂フィラーの含有率を8wt%〜25wt%に設定し
なければならないことが判る。
【0041】尚、以上の実験においては、隣接する配線
導体間の間隔を50μmに設定したサンプルを用いて作
用効果を確認したが、隣接する配線導体間の間隔を10
μmに設定したサンプルを用いる場合と、100μmに
設定したサンプルを用いる場合においても、上述の実験
と略同様の結果が得られることを他の実験により確認し
た。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、基板の上面に、銀、ア
ルミニウム或いはこれらの金属の合金を含む複数個の配
線導体を間に10μm〜100μmの間隔を空けて並設
し、これら配線導体を樹脂製の保護層で共通に被覆した
配線基板において、前記保護層中に、粒径0.5μm〜
5.0μmのベンゾシクロブテン樹脂フィラーを、隣接
する配線導体間の領域で18wt%〜40wt%含有さ
せておくことにより、この領域における保護層の誘電率
を有効に低下させるとともに、配線導体間に位置する保
護層への水分の浸入を少なくして、配線導体を形成する
銀やアルミニウム等のマイグレーションを有効に防止す
ることができる。
【0043】また本発明によれば、前記保護層中に、粒
径0.5μm〜5.0μmのベンゾシクロブテン樹脂フ
ィラーを、配線導体上の領域で8wt%〜25wt%含
有させておくことにより、配線導体上に位置する保護層
への水分の浸入を少なくして配線導体を腐食の少ない良
好な状態に維持するとともに保護層内部の熱応力を良好
に緩和して保護層中にクラックが形成されるのを有効に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態に係る配線基板を模式的に示す
断面図である。
【図2】従来の配線基板の断面図である。
【符号の説明】
1・・・基板、2・・・配線導体、3・・・保護層、4
・・・ベンゾシクロブテン樹脂フィラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の上面に、銀、アルミニウム或いはこ
    れらの金属の合金を含む複数個の配線導体を間に10μ
    m〜100μmの間隔を空けて並設するとともに、これ
    ら配線導体をエポキシ樹脂を主成分とする保護層で共通
    に被覆してなる配線基板において、 前記保護層はその内部に、粒径0.5μm〜5.0μm
    のベンゾシクロブテン樹脂フィラーが含有されており、
    かつ該ベンゾシクロブテン樹脂フィラーの含有量は隣接
    する配線導体間の領域が18wt%〜40wt%、配線
    導体上の領域が8wt%〜25wt%であることを特徴
    とする配線基板。
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