JP2001283363A - 警報システム - Google Patents

警報システム

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JP2001283363A JP2000101514A JP2000101514A JP2001283363A JP 2001283363 A JP2001283363 A JP 2001283363A JP 2000101514 A JP2000101514 A JP 2000101514A JP 2000101514 A JP2000101514 A JP 2000101514A JP 2001283363 A JP2001283363 A JP 2001283363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 危険地域等にいる人に直接に、かつ確実に異
常発生等を報知することが可能な警報システムを提供す
る。 【解決手段】 センサ部100、送信機1及び受信機2
を備える。送信機1は、可聴周波数の信号を生成する発
信回路11を有し、通常時には可聴周波数で変調した電
波を送信モジュール12、送信アンテナ13を用いて送
信し、センサ部100の動作時には無変調に切り替えて
搬送波のみを送信する。受信機2は、受信モジュール2
2、処理回路23、駆動回路24、スピーカ25、及び
振動モータ26を備え、送信機1からの電波が無変調で
あったとき、スピーカ25、振動モータ26を駆動し、
所持者に異常発生を警告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報システムに関
し、詳しくは、危険地域で作業する作業者のそれぞれに
緊急危険情報を個別に報知するための警報システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】地滑り、崩落等の危険が懸念される地域
の下方での作業がやむを得ない場合、地滑り、崩落等の
危険を素早く検知し、作業者にサイレンを鳴らしたり警
告灯を点灯する等の報知を行って、緊急避難を促し、人
身事故の発生を防止する対策が必要になる。
【0003】図6は従来の警報システムの模式図であ
る。危険地域に木、樹脂材等を用いた支柱110、11
1が所望の間隔を存して立設され、支柱110と支柱と
の間にはセンサ部100が取り付けられている。センサ
部100は、支柱111に一端が連結されたワイヤ(又
はロープ)101、このワイヤ101の他端と支柱11
0との間とに連結されたスプリング102、支柱110
の上端に固定具104を介して支持された接点保持板1
03、この接点保持板103の先端に立設された金属製
の接点105及び接点105に対向させてワイヤ101
に立設された金属製の接点106を備えている。センサ
部100は、接点105,106の相対位置を保持する
ためのガイドを備えたボックスに収納するのが望まし
い。
【0004】接点105と106には、コード112と
113が接続され、これらのコード112,113には
警報装置114が接続されている。警報装置114には
サイレン115及び回転灯116が接続されている。
【0005】地滑りや崩落が発生すると、支柱110と
支柱111との間隔が拡がり、若しくは土砂がワイヤ1
01に押し寄せるなどにより、ワイヤ101に張力が発
生し、矢印の方向に伸びが生じる。この伸びに応じて接
点106は接点105の方向に移動し、ついには接点1
05に接点106が接触する。これによりコード112
と113の間には閉回路が形成され、警報装置114に
入力信号が発生する。警報装置114は、入力信号の印
加を検知すると、サイレン115を駆動し、周囲の作業
者に警報音を発して警告する。同時に、回転灯116が
駆動され、点灯しながら回転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
従来の警報システムによれば、サイレン115や回転灯
116を作業者の近くに設置できるとは限らない。ま
た、大きな騒音を発生するブルドーザ等の重機が作業場
所で稼働していることも多い。このような場合、作業者
が警報音を聞き逃がすおそれがある。また、回転灯は地
形や作業状態によっては、作業者が点灯を見ることがで
きなかったり、見落とすおそれがある。作業者が複数の
場合、他の人から教えてもらうことも可能であるが、そ
の分だけ把握する時間が経過し、逃げ遅れるおそれも生
じる。このように、サイレン115や回転灯116を設
置しても、有効に機能しないおそれがある。
【0007】本発明の目的は、前記のような従来の問題
を解決しようとするものであり、危険地域等にいる人に
直接に、かつ確実に異常発生等を報知することができ、
作業者の安全を図ることができるようにした警報システ
ムを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の警報システムは、地形の変動、崩壊等を
検出する1又は複数のセンサと、所定周波数の信号を生
成する発信回路を有し、通常時には前記所定周波数で変
調した電波を送信し、前記センサのいずれかが動作した
ときには無変調に切り替えて搬送波のみを送信する送信
機と、前記送信機からの電波を受信しても前記所定周波
数による変調成分が検出されなかったとき、内蔵の音響
発生器又は振動発生器等からなる報知手段を駆動する1
又は複数の受信機を備えることを特徴とするものであ
る。
【0009】この構成によれば、センサが動作しない通
常時には、送信機からは変調された電波が送信され、受
信機では変調成分の検出をもってセンサの未動作を判定
し、警報等は行わない。センサが1つでも動作した場
合、これに応じて送信機は電波を無変調にし、搬送波の
みを送信する。この場合、受信機は無変調状態を検出し
たことをもって、内蔵の音響発生器又は振動発生器等か
らなる報知手段を駆動し、受信機を所持する作業者等に
緊急事態の発生を警告する。これにより、危険地域等に
いる作業者等にサイレンや回転灯によらず、直接に異常
発生等を報知することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の警報システムを示
すブロック図である。警報システムは、親機としての送
信機1と、子機としての受信機2から成る。受信機2は
任意の台数を用いることができる。送信機1は、例え
ば、図6に示したセンサ部100からの信号を基に送信
用の変調信号11a(例えば、1KHzの連続パルス)
を生成するとともに、警報用信号11bを生成する発信
回路11、発信回路11からの変調信号11aに基づい
て高周波信号を生成する送信モジュール12、送信モジ
ュール12からの高周波信号を電波として放射する送信
アンテナ13、発信回路11からの警報用信号11bに
基づいて報知手段であるサイレン15及び回転灯16を
駆動する駆動回路14を備えている。電源は、図示しな
いバッテリーを用い、安定化電源回路を用いて安定化し
た電圧を各回路へ供給する。
【0011】一方、受信機2は、送信機1からの電波を
受信する受信アンテナ21、この受信アンテナ21によ
る受信信号の増幅及び復調を行う受信モジュール22、
この受信モジュール22の出力を処理する処理回路2
3、この処理回路23の出力に基づいて駆動出力を生成
する駆動回路24、報知手段である警報音を発生する音
響発生器としてのスピーカ25(又は、ブザー)及び緊
急事態の発生を振動により報知する振動発生器としての
振動モータ26、電源となる電池27を備えている。振
動モータ26は、携帯電話機に用いられているバイブレ
ータを流用することができる。受信機2は、作業者の腰
のベルトに装着し、或いはポケットに入れることが可能
なサイズ及び重量に小型化され、携帯が容易なように構
成されている。ケース外部に突出物が出ないようにする
ため、受信アンテナ21にはプリントアンテナや逆F型
アンテナを用いることができる。
【0012】受信モジュール22及び送信モジュール1
2には、法定規格に基づく特定小電力無線局テレメータ
及びテレコントロール用として開発された市販の無線モ
ジュールを用いることができる。この無線モジュール
は、1つのPLL(Phase Locked Loop)回路を送受信
に共用したトランシーバ機能を備えたもの、或いは受信
専用に構成されたものがあり、例えば、53×35×1
2(mm)のサイズで1つの電子部品としてまとめられ
ている。その仕様は、送信出力が1〜10mW、周波数
が429MHz帯、動作電圧2.8〜12V、最大40
チャンネル、最高データ速度が4800bpsとなって
いる。
【0013】図2は送信機1の詳細を示す回路図であ
る。図示例では、2つのセンサ部100a,100bが
設けられてお、センサ部100aと100bは同一構成
であり、図6で説明した通りであるので、その説明を省
略する。また、ノイズフィルタ及びスイッチ用トランジ
スタから成るセンサ回路も同一構成であるので、以下に
おいてはセンサ部100a側についてのみ説明する。
【0014】センサ部100aには、ワイヤ101aか
らの高周波信号及び交流信号の成分を除去するためのノ
イズフィルタ31aが接続され、このノイズフィルタ3
1aにトランジスタ32aのベースが接続されている。
トランジスタ32aはエミッタ接地型のスイッチであ
り、ベースがオープンのときには抵抗34aを介してベ
ースバイアスが与えられ、スイッチONになっている。
トランジスタ32aのコレクタと電源Vccとの間には
負荷としてのランプ33aが接続されている。トランジ
スタ32a,33bのコレクタには発信回路11が接続
されている。
【0015】発信回路11は、トランジスタ32a,3
2bの出力電圧のOR論理をとるオアゲート35及び無
安定マルチバイブレータを形成するアンドゲート36,
37を備えている。アンドゲート36の入力端子と出力
端子間には抵抗38と39が直列にして接続され、これ
ら抵抗38、39の中間接続点とアンドゲート37の出
力端子との間にコンデンサ40が接続されている。
【0016】駆動回路14は、オアゲート35の出力電
圧を積分するRC積分回路を構成する抵抗41及びコン
デンサ42、積分回路の出力電圧を波形整形するシュミ
ットトリガ43、このシュミットトリガ43の出力によ
り動作するJKフリップフロップ(JK−FF)44、
このJK−FF44のデータをクリアするためのスイッ
チ45、JK−FF44の出力によりサイレン115及
び回転灯116を動作させる駆動部46を備えている。
【0017】図3は親機(送信機1)の設置例を示す斜
視図である。送信機1は、本体部15と電源となるバッ
テリー16をケース17に収納して構成される。ケース
17は、地面に立設された支柱18に木ねじ等の固定具
を用いて取り付けられる。本体部15のパネル面には、
ランプ33a,33b、…及び接続端子板18が取り付
けられている。接続端子板18には、センサ部100a
及び100bに接続されるコード112a,113a及
び112b,113bや、サイレン115に接続される
コード19、回転灯116に接続されるコード20が接
続される。
【0018】図4は受信機(子機)2における処理回路
23の詳細を示す回路図である。処理回路23は、LE
D28を駆動するインバータ51、電流制限用の抵抗5
2,54、負荷抵抗56、コンパレータを形成するため
のフィードバック用抵抗58、基準電圧Vs 生成用の抵
抗59,60、整流用のダイオード53、平滑用のコン
デンサ55、コンパレータ用のオペレーショナルアンプ
57、インバータ51の出力を反転するインバータ61
及びインバータ61とコンパレータ出力との論理積をと
るアンドゲート62より構成される。
【0019】受信モジュール22のCAR端子22aの
出力電圧(CAR:キャリア)はインバータ51に入力
される。インバータ51は出力電圧(CAR)が所定値
以上のときにオンになり、LED28を駆動する。受信
モジュール22のAF出力端子22bのAF出力信号
は、ダイオード53、コンデンサ55及び抵抗56によ
って構成される整流回路により平滑され、DC化され
る。この整流出力電圧Vrは、オペレーショナルアンプ
57と抵抗58を用いたコンパレータにより基準電圧V
s と比較される。基準電圧Vs は、電源Vccとグランド
間に直列接続された抵抗59,60の中間接続点の分圧
電圧を用いる。コンパレータ57は、Vr>Vsのときに
“H”レベルの出力信号を発生する。この出力信号はア
ンドゲート62によりCAR信号をインバータ51,6
1により2回反転して得られた信号(=CAR信号)と
のアンド論理が取られ、アンドゲート62の出力が駆動
回路24へ出力する駆動信号Vd となる。アンドゲート
62にCAR信号分が入力されることにより、後述する
ように、通報圏外エリア75に入って搬送波及びAF信
号が無くなっているのに駆動信号Vd が出力されるとい
う事態の発生を回避することができる。
【0020】図5は通報サービスエリアと通報圏外エリ
アにおける受信機の動作を説明する説明図である。丘陵
71の頂上には送信機(親機)1が設置され、斜面72
の崩落が予想される地盤73上にセンサ部100が設置
されている。送信機1の設置点を中心にして通報サービ
スエリア74が形成され、その外側に通報圏外エリア7
5が形成される。
【0021】ここで、通報サービスエリア74には受信
機(子機)2を所持した作業者76を含む数人の作業者
が存在し(作業者76の全員が受信機2を所持すること
もできる。)、通報圏外エリア75にも受信機2を所持
した作業者77が存在するものとする。通報サービスエ
リア74内の作業者76の受信機2は電波到達圏にある
ため、キャリアが受信され、処理回路23のインバータ
51が動作し、LED28が点灯する。一方、通報圏外
エリア75内の作業者77の受信機2は電波が到達しな
いため、キャリアを受信できず、インバータ51の出力
が“H”レベルになるため、LED28が消灯する。こ
のように、LED28の点灯/消灯の状況から自分(或
いは複数人)が通報サービスエリア74と通報圏外エリ
ア75のどちら側にいるのかを把握することができる。
【0022】ところで、送信機1は、特定小電力無線用
の送信モジュール12を用いているため、送信電力が小
さく、他の強力な電波や外来ノイズの影響を受け易い。
これらの影響を受けたとき、送信機1が動作していなく
とも受信機2が誤動作し、誤った警報を発することにな
る。そこで、通常時には、送信機1から常時、変調信号
11a(発信回路11で生成)を変調した電波を送信
し、一種の無線バリアを形成している。しかし、それで
も外部の影響を排除できないおそれがある。このような
場合、送信モジュール12にトランシーバ機能を備えた
ものを用い、40チャンネルを受信回路によりスキャン
し、不使用の開いているチャンネルに送信チャンネルを
変更するようにすればよい。
【0023】次に、本発明の警報システムの動作につい
て説明する。送信機1の電源がオンにされていると、平
常時には、センサ部100a,100bがオフであるた
め、トランジスタ32a,32bには抵抗34a,34
bを通してベースバイアスが与えられ、トランジスタ3
2a,32bは共にオン状態にあり、ランプ33a,3
3bが点灯している。このとき、トランジスタ32a,
32bのコレクタは共に“L”レベルにあるため、オア
ゲート35の出力は“L”レベルにあり、アンドゲート
36,37は無安定マルチバイブレータとして動作し、
設定した周波数で発振する。発信回路11の出力信号は
送信モジュール12に入力(無線モジュールを用いた場
合、データ入力(DI)端子に入力)される。送信モジ
ュール12は変調された高周波電力を生成し、送信アン
テナ13から放射させる。オアゲート35の出力が
“L”レベルであるため、駆動回路14は動作せず、サ
イレン115及び回転灯116は駆動されない。
【0024】受信機2においては、受信アンテナ21に
より送信機1からの電波が受信され、受信モジュール2
2によって増幅され、さらに復調される。CAR端子2
2aからはDC電圧がキャリア成分として出力され、A
F出力端子22bからは発信回路11で生成された変調
信号11aを復調したAF信号が出力される。CAR端
子22aに出力電圧が生成されていることにより、処理
回路23のインバータ51はLED28を点灯しない。
更に、処理回路23は、AF出力端子22bに出力信号
があることにより、インバータ61の出力は“L”レベ
ルとなり、駆動回路24へは駆動信号が出力されない。
したがって、スピーカ25及び振動モータ26は駆動さ
れない。
【0025】次に、例えば、センサ部100aが設置さ
れた場所で地滑り、崩落等が発生した場合、支柱11
0、111の間隔が拡がったり、土砂がワイヤ101a
に押し寄せるなどによりワイヤ101aに張力を生じさ
せ、これにより接点106が移動し、接点105と10
5’は電気的に接続する。これによりトランジスタ32
aのベースが接地され、トランジスタ32aはオフ動作
になり、ランプ33aが消灯し、センサ部100aの動
作を報知する。そして、トランジスタ32aのコレクタ
電圧が“H”レベルになるため、オアゲート35の出力
は“H”レベルになり、アンドゲート36,37による
無安定マルチバイブレータは動作を停止する。この結
果、送信モジュール12からは無変調のキャリアのみが
送信される。
【0026】一方、オアゲート35の出力が“H”レベ
ルに転じたことにより、抵抗41を通してコンデンサ4
2が充電され、所定の電圧値に到達した時点でシュミッ
トトリガ43から矩形波の出力信号が発生する。この信
号はJK−FF44のCK(クロック)端子に入力さ
れ、JK−FF44はCK端子の入力信号に同期して
“H”レベルの信号を発生し続ける。この出力信号に応
じて駆動部46が起動し、サイレン115及び回転灯1
16が駆動され、周辺の作業者に緊急事態が発生したこ
とを音響及び赤ランプの点滅により報知する。
【0027】受信機2においては、受信アンテナ21に
より送信機1からの電波が受信され、受信モジュール2
2によって増幅の後、復調が行われる。CAR端子22
aからはDC電圧がキャリア成分として出力され、AF
出力端子22bからはAF信号は出力されない。処理回
路23は、CAR端子22aに出力電圧が有るので、L
ED28は点灯し、AF出力端子22bに出力信号が無
いため、コンパレータ57の判定はVs >Vr となって
“L”レベルの出力信号が発生し、インバータ61の出
力が“H”レベルになる結果、駆動回路24へ駆動信号
Vd が出力される。この信号により、駆動回路24はス
ピーカ25及び振動モータ26を駆動する。スピーカ2
5からは警報信号が発せられ、この警報から緊急事態の
発生を知ることができる。更に、振動モータ26で作ら
れた振動を装着者が体感することにより、警報音と共
に、或いは警報音が聞こえない場合でも緊急事態の発生
を知ることができる。
【0028】このように、本発明の警報システムによれ
ば、事故等の緊急時に送信機1から送信された電波を受
信機2により受信し、警報音、振動により作業者等に直
接に緊急事態の発生を報知することが可能になり、作業
者等に危険が迫っていることを確実に、かつ迅速に知ら
せることができるようになり、人身事故を低減すること
ができる。
【0029】なお、送信機1は図1及び図2で示す前記
実施形態に限定されるものではなく、同一目的を達成す
る他の回路により構成することができる。同様に、受信
機2においても、図1及び図4で示す前記実施形態に限
定されるものではない。また、センサ部は、図6に示し
た構成に限定されるものではなく、センサ出力として閉
回路を形成でき、かつ検出目的に合致した構造であれば
どのようなものであってもよい。また、設置台数も任意
に選択することができる。このほか、本発明は、その基
本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更すること
ができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ンサと、通常時には変調した電波を送信し、前記センサ
が動作したときには無変調に切り替えて搬送波のみを送
信する送信機と、前記送信機からの電波を受信し、変調
成分が検出されなかったときに報知手段を駆動する受信
機を備えることにより、危険地域等にいる人にサイレン
や回転灯によらず、直接に、かつ確実に異常発生等を報
知することができ、したがって、作業者の安全性の向上
を図ることができ、結果的に作業を能率良く行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る警報システムを示す
ブロック図である。
【図2】図1の送信機(親機)の詳細を示す回路図であ
る。
【図3】図1の送信機の設置例を示す斜視図である。
【図4】図1の処理回路の詳細を示す回路図である。
【図5】通報サービスエリアと通報圏外エリアにおける
受信機の動作説明図である。
【図6】従来の警報システムを示す模式図である。
【符号の説明】
1 送信機 2 受信機 11 発信回路 12 送信モジュール 14,24 駆動回路 21 受信アンテナ 22 受信モジュール 23 処理回路 25 スピーカ 26 振動モータ 27 電池 28 LED 33a,33b ランプ 100,100a,100b センサ部 115 サイレン 116 回転灯

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地形の変動、崩壊等を検出する1又は複
    数のセンサと、 所定周波数の信号を生成する発信回路を有し、通常時に
    は前記所定周波数で変調した電波を送信し、前記センサ
    のいずれかが動作したときには無変調に切り替えて搬送
    波のみを送信する送信機と、 前記送信機からの電波を受信しても前記所定周波数によ
    る変調成分が検出されなかったとき、報知手段を駆動す
    る1又は複数の受信機とを備えることを特徴とする警報
    システム。
  2. 【請求項2】 前記送信機は、その送信部に法定規格の
    特定小電力無線用の送信モジュール又はトランシーブ機
    能を備えたモジュールを用いることを特徴とする請求項
    1記載の警報システム。
  3. 【請求項3】 前記モジュールは、切り替え可能な複数
    の送信チャンネルを有し、他の電波の妨害、外来ノイズ
    の等の影響があるときに他の送信チャンネルに切り替え
    る手段を備えることを特徴とする請求項2記載の警報シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記送信機は、サイレン及び回転灯を駆
    動するための駆動回路を備え、前記所定周波数による変
    調が止められたときに前記駆動回路を起動させることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記載の警
    報システム。
  5. 【請求項5】 前記送信機は、前記センサのそれぞれの
    動作状態を表示する1又は複数の表示器と、前記1又は
    複数の表示器を対応する前記センサの出力状態に応じて
    駆動するスイッチ回路とを備えることを特徴とする請求
    項1,2,又は4記載の警報システム。
  6. 【請求項6】 前記受信機は、その受信部に法定規格の
    特定小電力無線用の受信モジュールを用いることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載の警報システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記受信機は、前記送信機からの前記搬
    送波成分の有無により点灯又は消灯する発光素子を備
    え、その駆動状態から前記受信機が前記送信機による通
    報サービスエリアの圏内に在るか圏外に在るかを報知す
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    警報システム。
  8. 【請求項8】 前記受信機は、携帯可能な外形を有し、
    バッテリーを電源として動作することを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれかに記載の警報システム。
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