JP2001283334A - 料金収納代行システム - Google Patents

料金収納代行システム

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JP2001283334A
JP2001283334A JP2000093691A JP2000093691A JP2001283334A JP 2001283334 A JP2001283334 A JP 2001283334A JP 2000093691 A JP2000093691 A JP 2000093691A JP 2000093691 A JP2000093691 A JP 2000093691A JP 2001283334 A JP2001283334 A JP 2001283334A
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Kaneaki Kamikawa
兼秋 神川
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MEDIA CONVE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアの開発費負担や維持管理の費用
負担を軽減し、さらにフランチャイズチェーンの大小に
関わらず、また個人商店なども参加することができる料
金収納代行システムを実現する。 【解決手段】 料金収納代行の請求書を受け付ける窓口
となる商店と、同窓口となるフランチャイズチェーンの
加盟店またはそのチェーン本部と、料金収納代行を依頼
する請求会社とをそれぞれバーチャル本部に接続し、加
盟店または商店は、利用者から料金収納を代行する請求
書を受け付け、料金収納を確認後にその請求書データを
バーチャル本部、またはチェーン本部を介してバーチャ
ル本部に転送する料金収納代行端末を備え、バーチャル
本部は、各所から請求書データおよび収納料金を一括し
て集めて請求会社ごとに仕分けし、各請求会社に請求書
データおよび収納料金を送る手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求書に記載され
た料金を請求会社(請求元)に代わって収納する料金収
納代行システム、あるいは支払書に記載された料金を支
払会社(支払元)に代わって支払う料金支払代行システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンビニエンスストアなどでは、
電気料金、電話料金、ガス料金などの公共料金や、雑誌
講読料金や、通信販売の料金などの収納代行を行ってい
る。この料金収納代行システムの利用者の支払いに関わ
る部分の処理手順は、次のようになっている。
【0003】電気会社や通信販売会社などの各請求会社
は、顧客に発行する請求書に、請求書データとして、 1 請求会社名 2 顧客データ 3 請求金額 4 納付期限 を記録したバーコードを記載する。利用者がその請求書
をコンビニエンスストアに持ち込むと、店員がPOS
(Point of Sales) 端末のバーコードリーダでそのバー
コードを読み取って請求書データ 1〜 4を取り込み、料
金を受け取って領収書を発行する。利用者は、これによ
り請求金額の支払いを完了する。
【0004】図7は、従来の料金収納代行システムの構
成例を示す。すなわち、請求書に記載の料金を収納代行
するコンビニエンスストアと、料金の収納代行を依頼す
る請求会社との関係を示す。
【0005】図において、各コンビニエンスストア(以
下「加盟店」という)3は、フランチャイズチェーンに
加盟し、チェーン本部2から独占販売権(フランチャイ
ズ)を与えられて営業している。各加盟店3のPOS端
末31とチェーン本部2のコンピュータは、公衆回線網
を介して接続されている。一方、チェーン本部2のコン
ピュータと、料金収納代行を依頼する請求会社5のコン
ピュータは、公衆回線網あるいは専用回線を介して接続
されている。すなわち、各加盟店3と各請求会社5は、
チェーン本部2を介して間接的に接続されることにな
る。
【0006】各加盟店3は、利用者が料金収納代行を行
う請求書を持ち込むと、上記の手順に従ってPOS端末
31のバーコードリーダ32を操作し、その請求書に記
載の料金を収納する。そして、POS端末31に記録し
た請求書データをチェーン本部2に公衆回線網を介して
転送し、適当な時期に収納した料金(あるいはそれから
手数料を引いた分)をチェーン本部2へ送金する。な
お、加盟店3からチェーン本部2へのデータ転送方法に
は、バッジ系とリアル系の2通りがある。バッジ系で
は、1日1回深夜などに清算を行い、POS端末に記憶
していたデータを一括してチェーン本部2へ転送する。
リアル系では、入金と同時にチェーン本部2に転送す
る。
【0007】チェーン本部2では、各加盟店3から転送
された各種データの中から請求書データを選択し、それ
を請求会社5ごとに仕分けして帳票データを作成する。
この請求会社ごとの帳票データおよび代金は、それぞれ
の請求会社との契約に基づく適当な時期に各請求会社へ
転送し、さらに所定の送金処理を行う。なお、リアル系
で入金がチェーン本部2に通知された場合には、その旨
をただちに請求会社に通知し、料金未納のために停止し
ていたサービス(例えば電話の通話サービス)を再開さ
せる機能もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の料金収納代行シ
ステムは、フランチャイズチェーンの各加盟店が窓口と
なって料金収納を代行し、チェーン本部が各加盟店から
請求書データおよび収納代金を一括して集めて請求会社
ごとに仕分けし、各請求会社に請求書データとともに収
納代金を送金する構成である。そのためには、各加盟店
のPOS端末とチェーン本部のコンピュータに料金収納
代行に関わる専用のソフトウェアを備え、さらにチェー
ン本部のコンピュータに各請求会社のコンピュータとの
通信処理を行う専用のソフトウェアが必要になる。特
に、各請求会社のコンピュータは統一されていないの
で、それぞれのコンピュータに合わせたプロトコルを有
する専用の通信ソフトウェアが必要となり、請求会社数
に応じてコストが増大する問題がある。
【0009】また、従来の料金収納代行システムは、フ
ランチャイズチェーンごとに独立した構成になっている
ので、それぞれのフランチャイズチェーンで個別にソフ
トウェアの開発費や維持管理の費用を負担する必要があ
った。そのため、比較的加盟店の多い大きなフランチャ
イズチェーンでしか対応することができず、例えば加盟
店が少ない地方のフランチャイズチェーンや個人商店な
どは、従来の料金収納代行システムに参加することがほ
とんど不可能であった。
【0010】本発明は、ソフトウェアの開発費負担や維
持管理の費用負担を軽減し、さらにフランチャイズチェ
ーンの大小に関わらず、また個人商店なども参加するこ
とができる料金収納代行システムを提供することを目的
とする。また、同じ仕組みにより、支払書に記載された
料金を支払元に代わって支払うことができる料金支払代
行システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の料金収
納代行システムは、料金収納代行の請求書を受け付ける
窓口となる商店と、同窓口となるフランチャイズチェー
ンの加盟店またはそのチェーン本部と、料金収納代行を
依頼する請求会社とをそれぞれバーチャル本部に接続
し、加盟店または商店は、利用者から料金収納を代行す
る請求書を受け付け、料金収納を確認後にその請求書デ
ータをバーチャル本部、またはチェーン本部を介してバ
ーチャル本部に転送する料金収納代行端末を備え、バー
チャル本部は、各所から請求書データおよび収納料金を
一括して集めて請求会社ごとに仕分けし、各請求会社に
請求書データおよび収納料金を送る手段を備える。
【0012】請求項2に記載の料金収納代行システムの
料金収納代行端末は、利用者から料金を受け取ったとき
に、前記請求会社に顧客データと入金があった旨を通知
する手段を備える。
【0013】請求項3に記載の料金収納代行システムの
料金収納代行端末は、請求書を受け付ける請求書受け付
け手段と、請求書を受け付けたことを示す受付票を発行
する受付票発行手段と、受付票を読み取る受付票読み取
り手段と、請求書受け付け手段で請求書を受け付けたと
きに、受付票発行手段から受付票を発行させ、料金収納
後に受付票読み取り手段で受付票を読み取ったときに、
料金収納済みとして請求書の受け付けを有効とする制御
手段と、制御手段で受け付けが有効となった請求書の請
求書データをバーチャル本部に転送する転送手段とを備
える。
【0014】請求項4に記載の料金収納代行システム
は、請求項1〜3に記載の請求書および請求会社に代わ
り、料金とその納付先を記した物を受け付け、その料金
の収納を代行する構成である。
【0015】請求項5に記載の料金支払代行システム
は、請求項1〜3に記載の料金収納代行端末と請求書お
よび請求会社に代わり、料金とその支払元を記した物を
受け付け、その料金の支払いを代行する料金支払代行端
末を加盟店または商店に備えた構成である。
【0016】
【発明の実施の形態】(料金収納代行システムの説明)
図1は、本発明の料金収納代行システムの実施形態を示
す。
【0017】図において、本発明の料金収納代行システ
ムは、バーチャル本部1を中心に、フランチャイズチェ
ーンのチェーン本部2、チェーン本部2に接続される加
盟店3、個人商店4、料金収納代行を依頼する請求会社
5を接続する構成である。すなわち、フランチャイズチ
ェーンの各加盟店3は、そのチェーン本部2を介してバ
ーチャル本部1に収容されてもよいし、各加盟店3が個
別にバーチャル本部1に収容されてもよい。
【0018】各加盟店3または個人商店4では、利用者
から料金収納を代行する請求書および料金を受け取り、
各加盟店3は所属するチェーン本部2を介してまたは直
接に、個人商店4は直接に、それぞれバーチャル本部1
に請求書データを転送し、収納料金を送金する。バーチ
ャル本部1は、各所から請求書データおよび収納料金を
一括して集めて請求会社ごとに仕分けし、各請求会社5
に請求書データを転送し、収納料金を送金する。
【0019】このような構成により、従来行われていた
フランチャイズチェーンごとに個別に構築していた料金
収納代行システムが必要なくなり、1つのバーチャル本
部にソフトウェアの開発費および維持管理費を集約させ
ることができる。したがって、中小のフランチャイズチ
ェーンの加盟店や個人商店も料金収納代行システムに参
加することが可能となる。また、請求会社側も多くのフ
ランチャイズチェーンとの間で交わしていた料金収納代
行に関わる契約および料金収納業務を一本化することが
でき、コスト低減が可能となる。
【0020】図2は、本発明の料金収納代行システムの
実際の接続形態の一例を示す。
【0021】この図において、バーチャル本部1、チェ
ーン本部2、加盟店3、個人商店4、請求会社5は、公
衆回線網6を介して接続される。各加盟店3で受け付け
た請求書データは、公衆回線網6を介してそれぞれ所属
するチェーン本部2に一旦集められ、さらに公衆回線網
6を介してバーチャル本部1に転送されるケースと、公
衆回線網6を介して直接バーチャル本部1に転送される
ケースがある。個人商店4で受け付けた請求書データ
は、公衆回線網6を介して直接バーチャル本部1に転送
される。バーチャル本部1から各請求会社5への請求書
データの転送は、公衆回線網6を介して行ってもよい
し、それぞれ専用回線7を介して行ってもよい。
【0022】ところで、従来は大手のフランチャイズチ
ェーンがそれぞれの加盟店で専用のPOS端末の操作に
より料金収納代行を行うようになっていたが、本発明の
ように規模の小さなフランチャイズチェーンや個人商店
なども加わるようになると、料金収納代行処理をできる
だけ簡単化する必要がある。特に、現在の料金収納代行
を行う請求書は、請求書データを記録するために3連バ
ーコードを用いているが、個人商店などではその扱いの
煩雑差が問題になることが考えられる。
【0023】本発明の料金収納代行システムでは、店舗
側の負担を軽減するために、専用に設けた料金収納代行
端末で利用者自身が請求書の受け付け操作を行い、店舗
側は基本的には料金を受け取って領収書を発行するだけ
とする。
【0024】図3は、本発明の料金収納代行システムの
うち店舗に配置される料金収納代行端末の構成例を示
す。
【0025】図において、料金収納代行端末は、端末本
体11と、請求書の請求書データを記録したバーコード
を読み取るバーコードリーダ12と、受付票を発行する
プリンタ13と、店員が料金を収納した後に受付票のバ
ーコードを読み取るバーコードリーダ14から構成され
る。バーコードリーダ12,14およびプリンタ13
は、端末本体11の外部に接続される外付け型とする
か、あるいは端末本体11に内蔵される内蔵型としても
よい。この料金収納代行端末は、直接にバーチャル本部
に接続されるか、フランチャイズチェーンのチェーン本
部を介してバーチャル本部に接続される。
【0026】さらに、店舗内には図4に示すように、請
求書および受付票に記載された金額の入金処理を行うP
OS端末31あるいは通常のレジスターが配置される。
POS端末31には、受付票の金額データを記録したバ
ーコードを読み取るバーコードリーダ32が接続され
る。なお、POS端末31およびバーコードリーダ32
は、入金処理および集計処理を効率的に行うために利用
されるものであり、本発明の料金収納代行システムに必
須のものではない。
【0027】図5は、端末本体11の構成例を示す。
【0028】図において、端末本体11は、料金収納代
行処理プログラムを実行する処理部21と、処理部21
に入出力制御部(I/O)22を介して接続される表示
部23および入力操作部24と、処理部21に接続され
る記憶部25および通信制御部26により構成される。
入出力制御部22には、バーコードリーダ12,14お
よびプリンタ13が接続される。表示部23および入力
操作部24は、例えば請求書の受付処理過程を表示し、
「はい」・「いいえ」のタッチキーにより利用者に受付
内容を確認させるタッチパネル方式としてもよい。通信
制御部26は、公衆回線網を介してバーチャル本部また
はチェーン本部との通信を制御する。
【0029】以下、図3〜図5の料金収納代行端末の構
成に基づいて、料金収納代行処理の一連の手順について
説明する。なお、図6は受付票のフォーマットの一例を
示す。
【0030】(1) 利用者は、請求書を端末本体11の前
に持ち込み、バーコードリーダ12を操作して請求書の
バーコードを読み取らせる。請求書のバーコードには、
上記の請求項データ 1〜 4が記録されている。
【0031】(2) 端末本体11の処理部21は、読み取
った請求書のバーコードから請求書データ 1〜 4を取得
し、受付票フォーマットを作成してプリンタ13から出
力する。この受付票には、図6に示すように、受付日
時、払込先(請求会社)、請求金額、手数料(公共料金
などの場合は通常は0円となる)、合計金額の他に、受
付番号および受付日時を記録したバーコードAと、収納
する合計金額を記録したバーコードBが記載される。な
お、バーコードBは、入金処理するPOS端末31の読
み取りに使用されるものであり、オプションである。さ
らに、合計金額に応じて領収書に貼付する収入印紙の有
無を記してもよい。また、請求書の受付データは、後述
する入金完了が確認されるまで、処理部21のメモリに
一次蓄積される。
【0032】(3) 利用者は、持参した請求書とプリンタ
13から出力された受付票を店舗の店員に差し出し、受
付票および請求書に記載された金額を渡す。
【0033】(4) 店員は、POS端末31がある場合に
はそのバーコードリーダ32で受付票のバーコードBを
読み取り、通常のレジスターを用いている場合には請求
書に表示の合計金額を読み取り、対応する料金を受け取
る。さらに、請求書に添付されている領収書に領収印を
押して利用者に渡す。利用者は、これで支払いを終了す
る。なお、請求書の残り紙片および受付票は、後の確認
作業などのために店舗が保管する。
【0034】(5) 店員は、料金収納代行端末のバーコー
ドリーダ14を操作して受付票のバーコードAを読み取
る。
【0035】(6) 端末本体11の処理部21は、読み取
ったバーコードAの受付番号および受付日時から、すで
に受け付けた請求書の料金が入金されたことを認識す
る。これにより、料金収納済みの請求書データは記憶部
25に記憶され、1日1回の清算処理の際に、通信制御
部26を介して一括してバーチャル本部(またはチェー
ン本部を介してバーチャル本部)に転送される。このと
きの転送データは、 1 店舗のデータ 2 請求会社名 3 顧客データ 4 請求金額 5 収納日時 となる。ただし、1日1回の転送では 4の請求金額だけ
を転送し、後日まとめてその他のデータを一括して転送
するようにしてもよい。
【0036】(7) 端末本体11の処理部21は、料金を
収納したことを直ちに請求会社に通知する必要がある場
合には、バーコードリーダ14により受付票のバーコー
ドAを読み取った時点で、通信制御部26から公衆回線
網を介して請求会社にその旨を転送する。
【0037】(8) 店舗は、収納した料金を例えば月単位
でまとめ、バーチャル本部(またはチェーン本部を介し
てバーチャル本部)に送金する処理を行う。このとき、
予め決められた手数料を差し引いて送金してもよいし、
後から手数料分を戻す方式としてもよい。
【0038】(9) 端末本体11は、受け付けた請求書に
対する受付票のバーコードAの読み取りがなければ入金
を確認することができないので、1日1回の清算処理の
際にその受付データを抹消する。ただし、その前に抹消
対象の受付データを一覧表示させ、受付票がありかつ入
金が確認されているものについては、改めて受付票のバ
ーコードAの読み取りを行い、入力があったことを端末
本体11に認識させる。なお、料金収納代行端末のバー
コードリーダ14で受付票のバーコードAを読み取る作
業は後から一括して行ってもよいが、できれば入金の際
に行うのが望ましい。特に、入金を請求会社に直ちに通
知する必要がある場合には、入金時点で直ちに受付票の
バーコードAの読み取りを行う必要がある。
【0039】なお、加盟店とバーチャル本部との間に介
入するチェーン本部は、従来の料金収納代行システムと
異なって請求会社ごとの集計などは不要であり、加盟店
から転送された請求書データをそのまま中継してチェー
ン本部に転送すればよい。収納した料金についても同様
である。
【0040】バーチャル本部の機能は、基本的には従来
の料金収納代行システムにおけるチェーン本部と同じで
ある。すなわち、図1におけるチェーン本部2、加盟店
3、個人商店4から転送された請求書データを集約し、
請求会社5ごとに仕分けして帳票データを作成する。こ
の請求会社ごとの帳票データおよび料金は、それぞれの
請求会社との契約に基づく適当な時期に各請求会社へ転
送し、さらに送金処理を行う。
【0041】本発明の料金収納代行システムの具体的な
利用例について説明する。
【0042】(1) 従来通り、電気料金、電話料金、ガス
料金などの公共料金や、雑誌講読料金や通信販売の料金
など、請求書データをバーコードに記録した請求書が発
行させるものに対する料金収納代行に利用することがで
きる。さらに、本発明により大都市、地方都市、農漁村
などに限らず支払い可能な場所が飛躍的に増え、また請
求会社側からみても集約化効果によるコスト低下によ
り、例えばクリーニング代金、学校や塾の授業料、新聞
の購読料など、ローカルなエリアでの料金収納代行にも
利用することができる。
【0043】(2) インターネット販売の料金収納代行に
利用することができる。すなわち、インターネットを介
して商品やサービスの購入を申し込むと、請求書データ
に相当するバーコード情報が返送され、それを印刷する
ことにより請求書相当のものが作成される。それを料金
収納代行端末のある店舗に持ち込むことにより、支払い
が可能となる。
【0044】(3) 寄付金の収納代行に利用することがで
きる。すなわち、新聞や雑誌などで寄付を呼びかける広
告、あるいは寄付を呼びかけるダイレクトメールに、寄
付先と何種類かの寄付金をバーコードで印刷しておく。
寄付者は、これを料金収納代行端末のある店舗に持ち込
み、寄付先と希望する寄付金のバーコードを読み取らせ
ことにより寄付が可能となる。
【0045】(4) カタログ販売の料金収納代行に利用す
ることができる。すなわち、店舗に商品見本(写真)を
掲載したカタログを置き、そのカタログに販売会社およ
び価格をバーコードで載せる。利用者がバーコードを読
み取らせ、受付票に従って料金を支払うと、発注が完了
する仕組みである。後日、その店舗に注文した商品が届
くので、受け取りに行く。
【0046】(5) 商品の再注文の料金収納代行に利用す
ることができる。すなわち、他人から貰った土産物を自
分でも注文して入手したい場合がある。このような時に
は再注文したい土産物に付されたバーコードを読み取ら
せ、受付票に従って料金を支払うと、発注が完了する仕
組みである。後日、その店舗に注文した商品が届くの
で、受け取りに行く。また、過去に買ったことのある商
品であるが、商品は保有しているが発注先が不明の場合
がある。例えば、容器だけ残っていて中身を消費してし
まったシャンプーやリンスなどである。このような場合
には、空になった商品の容器に付されたバーコードを読
み取らせることで再注文することができる。この場合に
は、申込の伝票などに記入することなく、バーコードだ
けで発注することができるので顧客には手数がかからな
い。
【0047】(6) サービスの予約による支払いができ
る。ゴルフ場、スポーツクラブ、パーマ屋、コンサート
などの支払いでは、例えば、新聞広告やチラシに印刷さ
れたバーコードを読み取らせ、料金を支払うことができ
る。
【0048】(料金支払代行システムの説明)以上、本
発明の料金収納代行システムについて説明したが、同じ
仕組みにより、支払書に記載された料金を支払元に代わ
って支払う料金支払代行システムを構成することが可能
である。以下、具体的な利用列について説明する。な
お、支払書は、請求書のように明確なものでなくても、
商品タグやデポジットの空き缶など、支払元と支払金額
がバーコードによって識別できる物品であってもよい。
【0049】(1) 通信販売による返品および返金の支払
代行に利用することができる。すなわち、利用者は、返
品する商品のタグについているバーコードを読み取ら
せ、受付票を受け取る。この返品商品と受付票を店員に
渡すと、受付票に記載された金額が利用者に支払われ、
返品が完了する。利用者に支払われた料金については、
バーチャル本部から各店舗に補填されるとともに、バー
チャル本部で集計して通信販売会社に請求する。返品商
品については、バーチャル本部を通すか、あるいは直接
通信販売会社に返送する。
【0050】(2) 販売促進のキャッシュバックの料金支
払代行に利用することができる。すなわち、利用者は、
キャッシュバック伝票のバーコードを読み取らせ、受付
票を受け取る。このキャッシュバック伝票と受付票を店
員に渡すと、受付票に記載された金額が支払われる。利
用者に支払われた料金については、バーチャル本部から
各店舗に補填されるとともに、バーチャル本部で集計し
て販売会社に請求する。
【0051】(3) アンケート回答に対する礼金の支払代
行に利用することができる。すなわち、新聞や雑誌の広
告にアンケートを載せ、さらにアンケート実施会社およ
び礼金を示すバーコードを載せる。利用者は、広告のバ
ーコードを読み取らせ、受付票を受け取る。そして、記
入したアンケートと受付票を店員に渡すと、受付票に記
載された金額が支払われる。利用者に支払われた料金に
ついては、バーチャル本部から各店舗に補填されるとと
もに、バーチャル本部で集計してアンケート実施会社に
請求する。
【0052】(4) デポジットの回収料金の支払代行に利
用することができる。すなわち、空き缶や空き瓶などを
返却するときにバーコードを読み取らせ、製造会社等を
印字した受付票を受け取る。そして、空き缶や空き瓶と
受付票を店員に渡すと、受付票に記載された金額が支払
われる。利用者に支払われた料金については、バーチャ
ル本部から各店舗に補填されるとともに、バーチャル本
部で集計して製造会社に請求する。このシステムは、デ
ポジット制度を販売会社(商店)ではなく製造会社を介
して運用するため、商品を購入した店と返却する店が異
なっていても構わない。
【0053】(5) 定期券や期限前のチケットなどの払戻
しができる。定期券やチケットの紙面に期限日のデータ
ーを加入したバーコードを印刷しておき、バーコードリ
ーダーで読み取らせて端末本体11に内蔵した時計と期
限日を比較させる。その時の日時が期限日前であれば所
定の手数料を差し引いた金額を受付票に印字して出力
し、払い戻すことができる。
【0054】(6) 中古品の買取りができる。端末本体1
1に予め中古品の買取り価格データーを記憶させてお
き、顧客が持ち込んだCDや書籍に付されたバーコード
を読み取らせ、その中古品の買取り価格を表示させる。
顧客がその価格で納得したならば了承したボタンを押さ
せ、買取り価格を印刷した受付票を発行する。この受付
票でその中古品を買取り、金銭を顧客に支払うことがで
きる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来行
われていたフランチャイズチェーンごとに個別に構築し
ていた料金収納代行システムが必要なくなり、1つのバ
ーチャル本部にソフトウェアの開発費および維持管理費
を集約させることができる。したがって、中小のフラン
チャイズチェーンの加盟店や個人商店も料金収納代行シ
ステムに参加することが可能となる。そのため、大都
市、地方都市、農漁村などに限らず支払い可能な場所が
飛躍的に増え、利用者の利便性が高くなる。
【0056】しかも、本発明による料金収納代行端末に
より、請求書受け付けの一部を利用者に任せることがで
き、加盟店や個人商店にかかる負担を最小限に抑えるこ
とができる。
【0057】また、請求会社側も多くのフランチャイズ
チェーンとの間で交わしていた料金収納代行に関わる契
約および料金収納業務を一本化することができ、集約化
効果によるコスト低減が可能となる。これにより、小さ
な会社でも料金収納代行を依頼しやすくなり、ローカル
なエリアでの料金収納代行にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の料金収納代行システムの実施形態を示
す図である。
【図2】本発明の料金収納代行システムの実際の接続形
態の一例を示す図である。
【図3】本発明の料金収納代行システムのうち店舗に配
置される料金収納代行端末の構成例を示す図である。
【図4】本発明の料金収納代行システムの料金収納代行
端末の利用形態の一例を示す図である。
【図5】端末本体11の構成例を示す図である。
【図6】受付票のフォーマットの一例を示す図である。
【図7】従来の料金収納代行システムの構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1 バーチャル本部 2 チェーン本部 3 加盟店 4 個人商店 5 請求会社 6 公衆回線網 7 専用回線 11 端末本体 12,14 バーコードリーダ 13 プリンタ 21 処理部 22 入出力制御部(I/O) 23 表示部 24 入力操作部 25 記憶部 26 通信制御部 31 POS端末 32 バーコードリーダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料金収納代行の請求書を受け付ける窓口
    となる商店と、同窓口となるフランチャイズチェーンの
    加盟店またはそのチェーン本部と、料金収納代行を依頼
    する請求会社とをそれぞれバーチャル本部に接続し、 前記加盟店または商店は、利用者から料金収納を代行す
    る請求書を受け付け、料金収納を確認後にその請求書デ
    ータを前記バーチャル本部、または前記チェーン本部を
    介して前記バーチャル本部に転送する料金収納代行端末
    を備え、 前記バーチャル本部は、前記各所から請求書データおよ
    び収納料金を一括して集めて前記請求会社ごとに仕分け
    し、各請求会社に請求書データおよび収納料金を送る手
    段を備えたことを特徴とする料金収納代行システム。
  2. 【請求項2】 前記料金収納代行端末は、利用者から料
    金を受け取ったときに、前記請求会社に利用者データと
    入金があった旨を通知する手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の料金収納代行システム。
  3. 【請求項3】 前記料金収納代行端末は、 前記請求書を受け付ける請求書受け付け手段と、 前記請求書を受け付けたことを示す受付票を発行する受
    付票発行手段と、 前記受付票を読み取る受付票読み取り手段と、 前記請求書受け付け手段で前記請求書を受け付けたとき
    に、前記受付票発行手段から前記受付票を発行させ、料
    金収納後に前記受付票読み取り手段で前記受付票を読み
    取ったときに、料金収納済みとして前記請求書の受け付
    けを有効とする制御手段と、 前記制御手段で受け付けが有効となった請求書の請求書
    データを前記バーチャル本部に転送する転送手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    料金収納代行システム。
  4. 【請求項4】 前記請求書および前記請求会社に代わ
    り、料金とその納付先を記した物を受け付け、その料金
    の収納を代行する構成であることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の料金収納代行システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の料金収
    納代行端末と請求書および請求会社に代わり、料金とそ
    の支払元を記した物を受け付け、その料金の支払いを代
    行する料金支払代行端末を前記加盟店または商店に備え
    たことを特徴とする料金支払代行システム。
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