JP2001282385A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2001282385A
JP2001282385A JP2000089243A JP2000089243A JP2001282385A JP 2001282385 A JP2001282385 A JP 2001282385A JP 2000089243 A JP2000089243 A JP 2000089243A JP 2000089243 A JP2000089243 A JP 2000089243A JP 2001282385 A JP2001282385 A JP 2001282385A
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諭 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示部と支持部とが折り畳み可能で、かつ支持
部とキー入力部とが着脱可能に形成された情報処理装置
について、支持部とキー入力部との連結状態が使用態様
に応じて適切にロック及び解除されるようにする。 【解決手段】表示部20と支持部40とを連結するヒン
ジ部30に設けられて表示部20と一体に回動するカム
75と、先端に形成されたロック爪711が支持部40
とキー入力部50との連結面60に出没するように保持
されたロックアーム71と、支持部40内に摺動自在に
保持されて一端がカム75に付勢状態で接触し、他端が
ロックアーム71に係合して、ロック爪711の出没を
規制するロックピン73と、からなる着脱機構を設け、
表示部20と支持部40とのなす角度が規定角度以下の
場合にはロック状態となり、同角度が規定角度を超えた
場合には、ロック解除状態となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示部と操作部と
が折り畳み可能に形成された、いわゆるノート型のパー
ソナルコンピュータやワードプロセッサに代表される携
帯型の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平11−43978に
おいて、図12(a)〜(c)に示すような情報処理装
置1を提案している。この情報処理装置1は、近年、テ
レビ受信機能やビデオ・オーディオ再生機能を備えた情
報処理装置が普及しつつあることを背景として開発され
たもので、主として画像・音声情報の試聴時における操
作性、省スペース性、デザイン性等に配慮した構成を有
している。
【0003】この情報処理装置1は、表面に表示パネル
を備えた表示部2と、この表示部2の下端部にヒンジ部
3を介して回動自在に連結された支持部4と、この支持
部4の前端部に着脱自在に連結されたキー入力部5とか
ら構成される。支持部4とキー入力部5とを連結した大
きさは、表示部2の大きさとほぼ等しく形成され、携帯
時や不使用時には、図12(a)に示すように、連結さ
れた支持部4及びキー入力部5と、表示部2とを折り重
ねることができるようになっている。また、使用時に
は、図12(b)に示すように、連結された支持部4及
びキー入力部5を机上等に載置して、表示部2を操作者
に向けて立ち上げ、表示パネルを見ながらキー入力部5
を操作することができる。さらに、テレビ放送やビデオ
映像等を試聴する場合には、図12(c)に示すよう
に、特に頻繁な操作を必要としないキー入力部5を支持
部4から分離するとともに、支持部4を表示部2の背面
側に反転させ、この支持部4を机上等に載置して表示部
2を支持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な構成に係る情報処理装置1においては、その構造上、
支持部4とキー入力部5との着脱機構が重要なポイント
になる。この着脱機構については、例えば図13に示す
ように、支持部4側(又はキー入力部5側)に設けられ
た摺動式の取り外し部6を指先で離脱方向に摺動させる
ことにより、キー入力部5を支持部4から押し出すよう
にしたものが考えられる。
【0005】しかしながら、このような構成にかかる着
脱機構では、例えば不使用状態で携帯しているときに、
取り外し部6に指先などが偶然に触れて、キー入力部5
が予期せずに離脱してしまうおそれがある。このよう
に、使用者の明確な使用意図に反して不用意に支持部4
とキー入力部5とが分離することは、情報処理装置1の
故障や破損を招くので好ましくない。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、表示部と支持部とが折り畳み可能に、かつ支持部と
キー入力部とが着脱可能に形成された情報処理装置につ
いて、その使用態様に応じ、支持部とキー入力部との連
結状態が適切にロック及び解除されるように構成された
着脱機構を設けることにより、その操作性や携帯性をさ
らに向上させることを解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明の情報処理装置の構成は、表面に
表示パネルを備えた表示部と、この表示部の端部にヒン
ジ部を介して回動自在に連結された支持部と、この支持
部の端部にロック機能付きの着脱機構を介して着脱自在
に連結されたキー入力部とを備え、表示部と支持部との
なす角度が規定角度以下の場合には、前記着脱機構がロ
ック状態となって支持部とキー入力部とが離脱不能に拘
束され、表示部と支持部とのなす角度が規定角度を超え
た場合には、前記着脱機構がロック解除状態となって支
持部とキー入力部とが離脱可能となることを特徴とす
る。
【0008】すなわち、この情報処理装置では、連結さ
れた支持部及びキー入力部に表示部を折り重ねたような
使用態様や、回動させて立ち上げた表示部を見ながらキ
ー入力部を操作するような使用態様では、ロック機能付
きの着脱機構によって、支持部とキー入力部とが離脱不
能に拘束される。そして、支持部を表示部の背面側に反
転させ、その支持部を机上等に載置して表示部を支持す
るような使用態様では、表示部と支持部とのなす角度が
規定角度以上に開かれることとなるので、そのときには
じめてロック機能が解除され、キー入力部を支持部から
分離することができる。この発明により、例えば不使用
状態で携帯しているときにキー入力部が不用意に離脱す
るような事故を防止することができる。
【0009】また、本発明の構成は、前記着脱機構が、
ヒンジ部の回動軸の周囲に取り付けられて表示部と一体
に回動するカムと、先端にフック状のロック爪を備え、
このロック爪が支持部とキー入力部との連結面に出没す
るように支持部内に保持されたロックアームと、支持部
内に摺動自在に保持されて、一端が前記カムに付勢状態
で接触し、他端が前記ロックアームに係合して、前記ロ
ック爪の連結面への出没を規制するロックピンと、から
なることをことを特徴とする。この発明により、比較的
簡単な構造で、ロック及びロック解除の動作が確実な着
脱機構を得ることができる。
【0010】さらに、本発明の構成は、支持部とキー入
力部との連結面が、支持部及びキー入力部の厚み方向に
おける片側ずつを互いに相手側に突出させて組み合わせ
た合いじゃくり状に形成されるとともに、支持部及びキ
ー入力部の前記突出部分の先端にそれぞれ形成される突
き合わせ部には、互いに嵌合可能な連結ピンと連結孔と
からなる連結手段がそれぞれ設けられたことを特徴とす
る。この発明により、支持部とキー入力部との連結状態
が、特にその厚み方向に対してより確実になり、支持部
とキー入力部との不用意な離脱がさらに生じにくくな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態にかかる情報
処理装置10の支持部40及びキー入力部50を表面側
からみた平面形態を示し、図2は、情報処理装置10の
側面形態を示す。なお、キー入力部50の表面に配列さ
れる操作用キーについては図示を省いている。また、図
1及び図2には、支持部40とキー入力部50とを連結
する着脱機構の構造をそれぞれ透視的に表現して示して
いる。図3〜図5は、図1に示した情報処理装置10の
それぞれA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図で
ある。また、図6〜図11は、この情報処理装置10の
使用態様と、各使用態様における着脱機構の動作とをそ
れぞれ示している。
【0013】この情報処理装置10は、いわゆるノート
型パーソナルコンピュータを例示したもので、表面に表
示パネルを備えた表示部20と、この表示部20の端部
にヒンジ部30を介して回動自在に連結された支持部4
0と、この支持部40の端部に着脱自在に連結されたキ
ー入力部50とからなる。表示部20、支持部40及び
キー入力部50は、それぞれ別体の筐体により形成され
ている。支持部40とキー入力部50とを連結した大き
さは表示部20の大きさとほぼ等しく形成されており、
携帯時や不使用時には、図2に示すように、連結された
支持部40及びキー入力部50と、表示部20とを折り
重ねることができるようになっている。また、使用時に
は、図7に示すように、連結された支持部40及びキー
入力部50を机上や膝上に置き、表示部20を立ち上げ
て、表示部20を見ながらキー入力部50を操作する。
また、テレビ放送やビデオ映像等を試聴する場合には、
図9に示すように、特に頻繁な操作を必要としないキー
入力部50を支持部40から分離し、表示部20の背面
側に反転させた支持部40を机上等に載置して表示部2
0を支持するようになっている。
【0014】表示部20の表面には、例えば液晶とバッ
クライトからなる表示パネル(図示略)が組み込まれて
いる。支持部40の内部には、マザーボードや各種の処
理・記憶装置、バッテリー等が収容されている。キー入
力部50には、その表面に操作用キー(図示略)が配列
されている。キー入力部50からの入力信号は、支持部
40とキー入力部50とを連結した状態ではその連結面
に設けられたコネクタ(図示略)を介して、一方、支持
部40とキー入力部50とを分離した状態では、赤外光
等を利用した無線通信やケーブルによる有線接続を介し
て、支持部40に送信される。
【0015】支持部40とキー入力部50との連結面6
0は、図2に示すように、支持部40及びキー入力部5
0の厚み方向における片側ずつを互いに相手側に突出さ
せて組み合わせた、いわゆる「合いじゃくり」状に形成
されている。図示した実施の形態では、支持部40の表
面側がキー入力部50の側に突出するとともに、キー入
力部50の裏面側が支持部40の側に突出して、支持部
40及びキー入力部50の前後方向(図2〜図5中の一
点鎖線D)に対し位置の異なる2箇所の突き合わせ部6
1,62と、やや傾斜した摺り合わせ部63とが形成さ
れている。各突き合わせ部61,62には、互いに嵌合
可能な連結ピン64と連結孔65とからなる連結手段が
それぞれ設けられている。このように、支持部40とキ
ー入力部50との連結面60において、表面側と裏面側
とで前後方向に位置をずらせた連結手段を設けることに
より、特に厚み方向の荷重に対する連結強度を確保する
ことができる。これにより、例えば膝上や小さいテーブ
ル上に支持部40及びキー入力部50を置いて操作する
場合でも、厚み方向(載置状態での上下方向)の荷重に
よって支持部40とキー入力部50とが不用意に分離す
ることを防止しやすくなる。
【0016】また、表示部20と支持部40とを連結す
るヒンジ部30は、表示部20の基端に固定された表示
部側連結アーム31(図5参照)と、支持部40の後端
に固定された支持部側連結アーム32(図4参照)と、
表示部側連結アーム31に固定されて支持部側連結アー
ム32に対し回動自在に取り付けられた回動軸33と、
から構成されている。
【0017】本発明の情報処理装置10における要部
は、支持部40とキー入力部50とを着脱自在に連結す
る着脱機構にある。この着脱機構には、ヒンジ部30に
連動して作動するロック機能が設けられており、表示部
20と支持部40とのなす角度(図7中の符号E)に応
じて、ロック状態とロック解除状態とが切り替わるよう
になっている。以下、この着脱機構について詳述する。
【0018】支持部40には、先端にフック状のロック
爪711を備えたロックアーム71が取り付けられてい
る。このロックアーム71は、その中間部712を支持
部40の筐体に形成された支持脚41により回動自在に
保持され、ロックアーム71の回動によって支持部40
とキー入力部50との連結面60にロック爪711が出
没するようになっている。このロック爪711は、支持
部40とキー入力部50とを連結する際に、キー入力部
50側の摺り合わせ部63に形成されたロック孔51に
係合して、キー入力部50が支持部40から離脱するの
を阻止する。
【0019】ロックアーム71の他端(後端)には、こ
のロックアーム71をロック方向に付勢する圧縮コイル
バネ72が、支持部40の筐体との間に挟み込まれて取
り付けられている。また、ロックアーム71の後端に
は、圧縮コイルバネ72の弾性に抗してロックアーム7
1をロック解除方向に回動させるためのロック解除ボタ
ン713が形成されている。ロック解除ボタン713の
表面は、支持部40の筐体の表面側に露出している。さ
らに、ロック解除ボタン713の下側にはボタンストッ
パー714が形成されており、このボタンストッパー7
14に係合するロックピン73によって、ロック解除ボ
タン713の押下操作が阻止されるようになっている。
【0020】ロックピン73は、支持部40の筐体の内
部に摺動自在に保持された細長い板状又は棒状の部材で
ある。ロックピン73は、支持部40の筐体の内側に形
成された前後2箇所のガイドリブ42,43に保持され
て、支持部40の前後方向に沿って一定範囲内を摺動す
るようになっている。ロックピン73の中間部にはバネ
押さえリブ731が形成され、このバネ押さえリブ73
1と前側のガイドリブ42との間に圧縮コイルバネ74
が嵌装されて、ロックピン73が後方、つまりヒンジ部
30側に付勢されている。ロックピン73の後端近傍に
はストッパーリブ732が形成され、このストッパーリ
ブ732が後側のガイドリブ43に当接して、ロックピ
ン73の後方への抜け出しが規制されている。
【0021】ロックピン73の後端は、ヒンジ部30に
取り付けられたカム75の外周面に付勢状態で当接して
いる。このカム75は、図3に示すように、円形の一部
を弓形に切り欠いた断面形状を有し、その中心部が、同
様の断面形状に形成された回動軸33に嵌合されて、回
動軸33とカム75とが一体に回動するように取り付け
られている。
【0022】このように構成された着脱機構によれば、
ヒンジ部30の回動状態に応じて、以下のようにロック
機能が働く。
【0023】すなわち、図6に示すように、不使用時や
携帯時など、連結された支持部40及びキー入力部50
に表示部20を折り重ねた使用態様では、ロックピン7
3の後端がカム75の外周面の円筒状部分751に接触
して、ロックピン73がロックアーム71側に移動す
る。そして、ロックピン73の前端がロック解除ボタン
713の下側に形成されたボタンストッパー714に係
合し、ロック解除ボタン713の押下操作ができないロ
ック状態になる。したがって、この使用態様では、支持
部40とキー入力部50との連結面60にロックアーム
71のロック爪711が突出したままになり、キー入力
部50と支持部40との連結状態が離脱不能に拘束され
る。
【0024】また、図7に示すように、連結された支持
部40及びキー入力部50を机上等に載置して表示部2
0を立ち上げ、操作者が表示パネルを見ながらキー入力
部50を操作するような使用態様でも、前記図6に示し
た使用態様と同様に、ロックピン73がロックアーム7
1側に移動してロック状態となり、支持部40とキー入
力部50とが離脱不能になる。したがって、外出先でこ
の情報処理装置10を膝上に置いて使用するような場合
であっても、キー入力部50が不用意に支持部40から
離脱し、表示部20が自重で後方に転倒する、といった
事故を防ぐことができる。
【0025】一方、図8に示すように、支持部40を表
示部20の背面側に反転させた使用態様では、ロックピ
ン73の後端(図中左端)がカム75の外周面の切欠部
分752に接触し、ロックピン73がヒンジ部30側に
移動する。これにより、ロックピン73の前端(図中右
端)がロックアーム71のボタンストッパー714から
離れる。ロックアーム71は圧縮コイルバネ72によっ
て付勢されているので、ロック爪711は連結面60に
突出したままであり、支持部40とキー入力部50との
連結状態も保持される。しかし、ロック解除ボタン71
3の押下操作は可能になるので、ここでロック解除ボタ
ン713を押し込めば、キー入力部50を支持部40か
ら分離することができる。こうして、図9に示すような
使用態様に移行することができる。
【0026】一方、分離したキー入力部50を支持部4
0に連結する場合には以下のようになる。
【0027】すなわち、図9に示した使用態様からキー
入力部50を支持部40に連結する場合には、前述のよ
うにロックアーム71がロック解除状態となっているの
で、キー入力部50を支持部40との連結面60に向け
て押し込むと、これに接触したロック爪711が没入
し、ロックアーム71が圧縮コイルバネ72の付勢力に
抗して回動する。そして、連結が完了すると、圧縮コイ
ルバネ72の付勢力により再びロック爪711が連結面
60に突出して、支持部40とキー入力部50との連結
状態が保持される。その状態から、さらに連結された支
持部40及びキー入力部50と表示部20とを閉じ合わ
せる方向に回動させ、図6又は図7の状態にすると、ロ
ックピン73がカム75の円筒状部分751に接触して
ロックアーム71側に移動し、ロック状態となって、ロ
ック解除ボタン713の押下操作ができなくなる。これ
により、支持部40とキー入力部50との連結状態が確
実に拘束される。
【0028】また、図10や図11に示すように、支持
部40からキー入力部50を分離したまま、支持部40
と表示部20とを閉じ合わせる方向に回動させた状態で
は、ロックピン73がカム75の円筒状部分751に接
触してロックアーム71側に移動するため、ロックアー
ム71の回動が拘束された状態になっている。ここで、
キー入力部50を支持部40との連結面60に向けて押
し込むと、キー入力部50に接触したロック爪711
が、支持脚41により支持されたロックアーム71の中
間部712とロック爪711との間にたわみを生じなが
ら没入する。そして、連結が完了すると、たわみの反発
によって、ロック爪711が再び連結面60に突出す
る。こうして、ロックアーム71の回動が拘束されたロ
ック状態からでも、支持部40とキー入力部50とを支
障なく連結し、それらを離脱不能に拘束することができ
る。
【0029】このように、本発明の情報処理装置10に
おける着脱機構は、ヒンジ部30に取り付けられたカム
75に接触して作動するロック機能を備えており、ロッ
クピン73がカム75に接触する位置に応じて、ロック
状態とロック解除状態とが切り替わるようになってい
る。このカム75は、表示部20と一体に回動するよう
に取り付けられているため、カム75の外周面の形状を
適宜に形成することにより、表示部20と支持部40と
のなす角度が一定の範囲内にあればロック状態となり、
その範囲外にあればロック解除状態となるように、ロッ
ク機能を設定することができる。具体的には、表示部2
0と支持部40とのなす角度が、0度(図6)から概ね
180度乃至270度までの範囲でロック状態となるよ
うにカム75の形状を設計することにより、好ましい使
用性が得られる。
【0030】
【発明の効果】本発明の情報処理装置によれば、表示部
と支持部とのなす角度が規定角度以下の場合には、着脱
機構がロック状態となって支持部とキー入力部とが離脱
不能に拘束され、表示部と支持部とのなす角度が規定角
度を超えた場合には、着脱機構がロック解除状態となっ
て支持部とキー入力部とが離脱可能となる。そのため、
情報処理装置の使用態様に応じて、支持部とキー入力部
との適切な連結状態が得られ、操作性や携帯性が向上す
る。また、例えば不使用状態で携帯しているときにキー
入力部が不用意に離脱するような事故を防止することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の支持部及びキー入力部
の平面形態を示すとともに、支持部とキー入力部とを連
結する着脱機構の構造を示した図である。
【図2】前記情報処理装置の側面形態を示すとともに、
前記着脱機構の構造を示した図である。
【図3】図1に示した情報処理装置のA−A断面図であ
る。
【図4】同じく、図1に示した情報処理装置のB−B断
面図である。
【図5】同じく、図1に示した情報処理装置のC−C断
面図である。
【図6】前記情報処理装置の使用態様と着脱機構の動作
を側面から見て示す図であり、不使用時や運搬時におけ
る状態を示す。
【図7】同じく使用態様と着脱機構の動作を示す図であ
り、表示部を見ながら支持部に連結されたキー入力部を
操作する状態を示す。
【図8】同じく使用態様と着脱機構の動作を示す図であ
り、連結された支持部及びキー入力部を表示部の背面側
に回動させた状態を示す。
【図9】同じく使用態様と着脱機構の動作を示す図であ
り、表示部の背面側に回動させた支持部により表示部を
支持して、キー入力部を支持部から分離した状態を示
す。
【図10】同じく使用態様と着脱機構の動作を示す図で
あり、表示部と支持部とを互いに開いた状態から、支持
部とキー入力部とを連結する状態を示す。
【図11】同じく使用態様と着脱機構の動作を示す図で
あり、表示部と支持部とを折り重ねた状態から、支持部
とキー入力部とを連結する状態を示す。
【図12】従来の技術にかかる情報処理装置の基本構成
を示す図である。
【図13】前記従来の情報処理装置における支持部とキ
ー入力部との着脱機構の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 情報処理装置 20 表示部 30 ヒンジ部 33 回動軸 40 支持部 50 キー入力部 60 連結面 64 連結ピン 65 連結孔 71 ロックアーム 711 ロック爪 73 ロックピン 75 カム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に表示パネルを備えた表示部と、こ
    の表示部の端部にヒンジ部を介して回動自在に連結され
    た支持部と、この支持部の端部にロック機能付きの着脱
    機構を介して着脱自在に連結されたキー入力部とを備
    え、 表示部と支持部とのなす角度が規定角度以下の場合に
    は、前記着脱機構がロック状態となって支持部とキー入
    力部とが離脱不能に拘束され、 表示部と支持部とのなす角度が規定角度を超えた場合に
    は、前記着脱機構がロック解除状態となって支持部とキ
    ー入力部とが離脱可能となることを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 着脱機構は、ヒンジ部の回動軸の周囲に
    取り付けられて表示部と一体に回動するカムと、先端に
    フック状のロック爪を備え、このロック爪が支持部とキ
    ー入力部との連結面に出没するように支持部内に保持さ
    れたロックアームと、支持部内に摺動自在に保持され
    て、一端が前記カムに付勢状態で接触し、他端が前記ロ
    ックアームに係合して、前記ロック爪の連結面への出没
    を規制するロックピンと、からなることをことを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 支持部とキー入力部との連結面は、支持
    部及びキー入力部の厚み方向における片側ずつを互いに
    相手側に突出させて組み合わせた合いじゃくり状に形成
    されるとともに、 支持部及びキー入力部の前記突出部分の先端にそれぞれ
    形成される突き合わせ部には、互いに嵌合可能な連結ピ
    ンと連結孔とからなる連結手段がそれぞれ設けられたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013025658A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Aska Creation Inc キーボード分離型コードレスノートpc

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