JP2001282216A

JP2001282216A - 画像表示装置

Info

Publication number: JP2001282216A
Application number: JP2000098556A
Authority: JP
Inventors: Yoshimitsu Tanaka; 義光田中; Eizou Okamoto; 鋭造岡本; Akihito Nishiike; 昭仁西池
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 2000-03-31
Filing date: 2000-03-31
Publication date: 2001-10-12

Abstract

(57)【要約】【課題】各表示ユニットの構成を簡単とし、装置全体を
安価に構成する。【解決手段】レシーバ５０４で得られるクロック信号Ｃ
Ｋを逓倍器５０５で１０逓倍して伝送クロック信号ＣＫ
ａを得る。シリアルデータＤＬ，ＤＲより、クロック信
号ＣＫａ等を使用して、ラインアドレス等を含む付加デ
ータＡＤＤを抽出する。Ｓ／Ｐ変換器５０９Ｌ，５０９
Ｒで、ＭＰＵ５０１で自己の表示ユニットＵＮを供給先
としていると判定された各ラインデータに含まれる画像
データを抽出し、メモリ５１０Ｌ，５１０Ｒに書き込
む。ドライバ５１１Ｌ，５１１Ｒは、クロック信号ＣＫ
ａで動作し、メモリ５１０Ｌ，５１０Ｒの各記憶領域に
記憶されている画像データで、表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(2
4,16），Ｒ(1,1)〜Ｒ(24,16）を駆動する。ドライバ５
１１Ｌ，５１１Ｒに必要なクロック信号を発生する発振
器が不要となる。伝送クロック信号ＣＫａを簡単な構成
の逓倍器５０５で得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、例えば屋外に配
設される大型画像表示装置などに適用して好適な画像表
示装置に関する。詳しくは、画像の一部分を表示する表
示手段を有する複数の表示ユニットの入力部に、所定数
の表示ユニット毎に、少なくとも供給先の表示ユニット
を特定するためのアドレスデータとその供給先の表示ユ
ニットの表示手段を駆動する画像データとを含むシリア
ルデータを共通の配線を使用して入力するものにあっ
て、各表示ユニットでシリアルデータに同期したクロッ
ク信号を生成し、そのクロック信号を、シリアルデータ
からアドレスデータや画像データを抽出する抽出手段等
で使用し、さらに抽出された画像データで表示手段を駆
動する駆動手段でも使用する構成とすることによって、
各表示ユニットは駆動手段で使用するクロック信号を発
生する発振器が不要となって構成が簡単となり、装置全
体を安価に構成し得る画像表示装置等に係るものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、縦および横が数メートルもあるよ
うな大型画像表示装置が提案されている。この大型画像
表示装置は、例えばそれぞれ画像の一部分を表示する表
示手段を有する複数の表示ユニットがマトリックス状に
配列された表示器を備えるものとされる。そして、各表
示ユニットには、それぞれ赤、緑、青の発光ダイオード
等の発光素子からなるセルがマトリックス状に配列され
た表示手段が設けられ、この表示手段によって画像の一
部分が表示される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述の大型画像表示装
置は、画面サイズが大きくなるほど、表示器を構成する
表示ユニットの個数が増加し、値段も高くなる。そこ
で、この発明では、表示ユニットの構成を簡単にし、安
価に構成し得る画像表示装置を提供することを目的とす
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
装置は、それぞれ画像の一部分を表示する表示手段を有
する複数の表示ユニットからなる表示器と、所定数の表
示ユニット毎に、少なくとも供給先の表示ユニットを特
定するためのアドレスデータと当該表示ユニットの表示
手段を駆動する画像データとを含むシリアルデータを共
通の配線を使用して送出する送出部とを備えるものであ
る。そして、表示ユニットは、上記シリアルデータを入
力するデータ入力部と、このデータ入力部に入力される
シリアルデータに同期したクロック信号を生成するクロ
ック信号生成手段と、データ入力部に入力されるシリア
ルデータより、クロック信号生成手段で生成されたクロ
ック信号を使用してアドレスデータを抽出するアドレス
データ抽出手段と、このアドレスデータ抽出手段で抽出
されたアドレスデータに基づいて、シリアルデータが自
己の表示ユニットを供給先としているか判定する供給先
判定手段と、この供給先判定手段で自己の表示ユニット
を供給先としていると判定されたとき、クロック信号生
成手段で生成されたクロック信号を使用して画像データ
を抽出する画像データ抽出手段と、この画像データ抽出
手段で抽出された画像データを記憶する画像データ記憶
手段と、クロック信号生成手段で生成されたクロック信
号を使用し、画像データ記憶手段に記憶された画像デー
タで表示手段を駆動する駆動手段とを有するものであ
る。

【０００５】この発明においては、各表示ユニットでシ
リアルデータに同期したクロック信号が生成される。そ
して、そのクロック信号は、シリアルデータからアドレ
スデータや画像データを抽出する抽出手段等で使用さ
れ、さらに抽出された画像データで表示手段を駆動する
駆動手段でも使用される。したがって、各表示ユニット
は駆動手段で使用するクロック信号を発生する発振器を
不要とできて、不要輻射の発生を防止できると共に、構
成が簡単となって装置全体を安価に構成することが可能
となる。

【０００６】また、この発明に係る画像表示装置は、そ
れぞれ画像の一部分を表示する表示手段を有する複数の
表示ユニットからなる表示器と、所定数の上記表示ユニ
ット毎に、少なくとも供給先の表示ユニットを特定する
ためのアドレスデータと当該表示ユニットの上記表示手
段を駆動する画像データとを含むシリアルデータを共通
の配線を使用して送出すると共に、上記シリアルデータ
に同期した第１のクロック信号に関連した第２のクロッ
ク信号を共通の配線を使用して送出する送出部とを備え
るものである。そして、表示ユニットは、上記シリアル
データを入力するデータ入力部と、上記第２のクロック
信号を入力するクロック信号入力部と、クロック信号入
力部に入力される第２のクロック信号より、データ入力
部に入力されるシリアルデータに同期した第１のクロッ
ク信号を生成するクロック信号生成手段と、データ入力
部に入力されるシリアルデータより、クロック信号生成
手段で生成された第１のクロック信号を使用してアドレ
スデータを抽出するアドレスデータ抽出手段と、このア
ドレスデータ抽出手段で抽出されたアドレスデータに基
づいて、シリアルデータが自己の表示ユニットを供給先
としているか判定する供給先判定手段と、この供給先判
定手段で自己の表示ユニットを供給先としていると判定
されたとき、クロック信号生成手段で生成された第１の
クロック信号を使用して画像データを抽出する画像デー
タ抽出手段と、この画像データ抽出手段で抽出された画
像データを記憶する画像データ記憶手段と、この画像デ
ータ記憶手段に記憶された画像データで表示手段を駆動
する駆動手段とを有するものである。

【０００７】この発明においては、各表示ユニットに、
シリアルデータに同期した第１のクロック信号に関連し
た第２のクロック信号が共通の配線を使用して入力され
る。したがって、各表示ユニットでは、この第２のクロ
ック信号を使用することで、シリアルデータに同期した
第１のクロック信号を容易に得ることができる。例え
ば、第２のクロック信号が第１のクロック信号を分周し
たものであるときは、この第２のクロック信号を逓倍す
るだけで第１のクロック信号を得ることができる。した
がって、各表示ユニットの構成を簡単にでき、装置全体
を安価に構成することが可能となる。なお、第２のクロ
ック信号を第１のクロック信号を分周したものとするこ
とで、送出部より送信するクロック信号の周波数を下げ
ることができ、不要輻射の発生を防止できる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図１は、実施の形
態としての大型画像表示装置１０の構成を示している。
この大型画像表示装置１０は、大型表示器２０と、テレ
ビチューナやビデオテープレコーダ、ビデオディスクプ
レーヤ等のビデオ信号発生部３０と、このビデオ信号発
生部３０で発生される赤、緑、青の色信号Ｒ，Ｇ，Ｂを
処理し、画像データを含むシリアルデータ等を大型表示
器２０に送出する送出部４０とから構成されている。大
型表示器２０の画面には、ビデオ信号発生部３０で発生
される赤、緑、青の色信号Ｒ，Ｇ，Ｂに対応した大画像
が表示される。

【０００９】図２は、大型表示器２０の構成を示してい
る。この大型表示器２０は、横方向１０個、縦方向１０
個のマトリックス状に、表示ユニットＵＮ(1,1)〜ＵＮ
(10,10)が配列されて構成されている。これら表示ユニ
ットＵＮ(1,1)〜ＵＮ(10,10)により、横方向３２０ドッ
ト、縦方向２４０ドットからなる例えば１２６インチの
の大画面が形成される。

【００１０】図３は、各表示ユニットＵＮ（ＵＮ(1,1)
〜ＵＮ(10,10)）の構成を示している。各表示ユニット
ＵＮは、それぞれ横方向３２ドット、縦方向２４ドット
の小画面を形成している。このように３２×２４ドット
の画面を形成するため、各表示ユニットＵＮは、左半分
に表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(24,16）が、横方向１６個、縦
方向２４個のマトリックス状に配設され、右半分に表示
セルＲ(1,1)〜Ｒ(24,16）が、横方向１６個、縦方向２
４個のマトリックス状に配設されて構成されている。各
表示セルは、図示せずも、赤、緑、青の３個の発光ダイ
オードからなっている。

【００１１】図２に戻って、マトリックス状に配列され
た表示ユニットＵＮ(1,1)〜ＵＮ(10,10)のうち、縦方向
に並ぶ各１０個の表示ユニットＵＮにより、それぞれカ
ラムが形成されている。すなわち、ＵＮ(1,1),ＵＮ(2,
1)，・・・，ＵＮ(10,1)によりカラム１が形成され、Ｕ
Ｎ(1,2),ＵＮ(2,2)，・・・，ＵＮ(10,2)によりカラム
２が形成され、以下同様に、カラム３〜カラム１０が形
成されている。

【００１２】各カラムには、上述した送出部４０より、
左半分を駆動するためのシリアルデータＤＬ（ＤＬ1〜
ＤＬ10）と、その反転データＤＬバーと、右半分を駆動
するためのシリアルデータＤＲ(ＤＲ1〜ＤＲ10）と、そ
の反転データＤＲバーと、シリアルデータＤＬに対応し
たクロック信号ＣＫと、その反転信号ＣＫバーと、ライ
ンアドレス同期信号ＬＳと、その反転信号ＬＳバーとが
供給される。

【００１３】この場合、各カラムに供給される、シリア
ルデータＤＬおよびその反転データＤＬバー、シリアル
データＤＲおよびその反転データＤＲバー、クロック信
号ＣＫおよびその反転信号ＣＫバー、ラインアドレス同
期信号ＬＳおよびその反転信号ＬＳバーは、それぞれツ
イストペア線を使用して、上述した送出部４０より送ら
れてくる。これにより、雑音に対して強くされている。

【００１４】図４は、カラムＭ（M=1,2,・・・,10）を構成
する各表示ユニットＵＮ(1,M)〜ＵＮ（10,M）への配線
を示している。送出部４０より送出されてくる上述の各
信号（データ）は、各表示ユニットＵＮ(1,M)〜ＵＮ（1
0,M）に共通に入力される。つまり、カラムＭを構成す
る各表示ユニットＵＮ(1,M)〜ＵＮ（10,M）には、送出
部４０より共通の配線を使用して各信号（データ）が送
られてくる。

【００１５】図５は、カラムＭ（M=1,2,・・・,10）のライ
ンアドレス構成を示している。この場合、カラムＭを構
成する１０個の表示ユニットＵＮ(1,M)〜ＵＮ（10,M）
の２４０本の表示ラインに対応して、「０」〜「２３
９」のラインアドレスが付与される。なお、各表示ライ
ンは、それぞれ左半分（１６ドット）の表示ラインＬＬ
0〜ＬＬ239と右半分（１６ドット）の表示ラインＬＲ0
〜ＬＲ239とで、構成されている。

【００１６】左半分の表示ラインＬＬ0〜ＬＬ239で使用
する画像データは、上述したシリアルデータＤＬに含ま
れて順次送られてくる。また、右半分の表示ラインＬＲ
0〜ＬＲ239で使用する画像データは、上述したシリアル
データＤＲに含まれて順次送られてくる。詳細は後述す
るが、各表示ユニットＵＮ(1,M)〜ＵＮ（10,M)は、シリ
アルデータＤＬ，ＤＲを構成する各ラインデータに含ま
れるラインアドレスデータを参照して、シリアルデータ
ＤＬ，ＤＲから、自己の表示ユニットに対する画像デー
タ等を抽出して使用する。例えば、表示ユニットＵＮ
(1,M)は、ラインアドレスが「０」〜「２３」であるラ
インデータを、自己の表示ユニットを供給先としている
と認識し、そのラインデータに含まれる画像データ等を
抽出して使用する。

【００１７】図６は、シリアルデータＤＬ，ＤＲを構成
する各ラインデータのフォーマット例を示している。ラ
インデータは、５００ビットのデータである。先頭に１
０ビットのラインアドレスデータ「A9〜A0」が配され、
続いて４ビットのブランクデータ「0000」、ＮＴＳＣ方
式であるかＰＡＬ方式であるかを判別するための１ビッ
トの判別データ、１ビットのブランクデータ「0」およ
び４ビットの輝度調整用のブライトネスデータ「B3〜B
0」が配され、さらに続いて画像データとしての第１ド
ット目から第１６ドット目までの１０ビットの青色デー
タ「b9〜b0」、１０ビットの赤色データ「r9〜r0」、１
０ビットの緑色データ「g9〜g0」が順に配されている。

【００１８】図７は、Ｍカラム（M=1,2,・・・,10）に供給
されるシリアルデータＤＬ，ＤＲ、クロック信号ＣＫお
よびラインアドレス同期信号ＬＳのタイミング関係を示
している。シリアルデータＤＬ，ＤＲは、「９」〜
「０」の数値が付された各ビット部分で１０ビット単位
のデータが構成されている。また、上述せずも、ライン
アドレス同期信号ＬＳは、シリアルデータＤＬ，ＤＲを
構成する各ラインデータのラインアドレスデータ「A9〜
A0」の部分で「１」となるものである。したがって、こ
の同期信号ＬＳに基づいて、各ラインデータより、アド
レスデータや画像データ等を確実に検出できることとな
る。

【００１９】図８は、送出部４０の回路構成を示してい
る。この送出部４０は、ビデオ信号発生部３０（図１参
照）からのインタレース方式のビデオ信号としての赤、
緑、青の色信号Ｒ，Ｇ，Ｂを、それぞれ１サンプル１０
ビットのディジタル信号に変換して、赤、緑、青の色デ
ータＤＲ，ＤＧ，ＤＢを得るＡ／Ｄコンバータ４０１
と、この色データＤＲ，ＤＧ，ＤＢをそれぞれプログレ
ッシブ方式（ノンインターレース方式）に変換し、さら
に画素数（サンプル数）を上述した大型表示器２０の画
面のドット数に変換して、３２０×２４０画素／フレー
ムの色データＤＲ′，ＤＧ′，ＤＢ′を得るＩ／Ｐ変換
・画素数変換部４０２とを有している。

【００２０】また、送出部４０は、色データＤＲ′，Ｄ
Ｇ′，ＤＢ′をマトリックス処理して、上述したように
発光ダイオードを発光デバイスとする大型表示器２０に
送出するための色データｒ，ｇ，ｂを得る色変換処理部
４０３を有している。この場合、色変換処理部４０３で
は、色再現性の広い発光ダイオードを発光デバイスとし
て使用した際に最適な色度が得られるように色データの
補正が行われる。

【００２１】また、送出部４０は、約２５ＭＨｚの伝送
クロック信号ＣＫａを出力する伝送クロック発振器４０
４と、この伝送クロック信号ＣＫａ等に基づいて、後述
する付加データ生成部４０６、送信データ生成部４０
７、Ｐ／Ｓ（Parallel-to-Serial）変換部４０８等の動
作に必要な種々のタイミング信号を発生するタイミング
発生器４０５とを有している。

【００２２】また、送出部４０は、上述したように、シ
リアルデータＤＬ，ＤＲを構成する各ラインデータに含
まれるラインアドレスデータ「A9〜A0」等の付加データ
（図６参照）ＡＤＤを発生する付加データ発生部４０６
と、上述した色変換処理部４０３より出力される色デー
タｒ，ｇ，ｂおよび付加データ発生部４０６で発生され
る付加データＡＤＤを使用して、上述したように大型表
示器２０のカラム１〜カラム１０に供給されるシリアル
データＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，ＤＲ10にそれぞれ対応し
たパラレルデータＰＤＬ1，ＰＤＲ1〜ＰＤＬ10，ＰＤＲ
10を生成する送出データ生成部４０７とを有している。

【００２３】また、送出部４０は、送出データ生成部４
０７より出力されるパラレルデータＰＤＬ1，ＰＤＲ1〜
ＰＤＬ10，ＰＤＲ10を、それぞれ伝送クロック信号ＣＫ
ａに同期したシリアルデータＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，Ｄ
Ｒ10に変換するＰ／Ｓ変換部４０８と、これらシリアル
データＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，ＤＲ10を入力し、それぞ
れシリアルデータＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，ＤＲ10および
その反転データを、上述した大型表示器２０の各カラム
にそれぞれ接続されるツイストペア線に送出するライン
ドライバ４０９Ｌ1，４０９Ｒ1〜４０９Ｌ10，４０９Ｒ
10とを有している。

【００２４】また、送出部４０は、伝送クロック発振器
４０４より出力される伝送クロック信号ＣＫａを１／１
０に分周して上述した大型表示器２０に送出するクロッ
ク信号ＣＫを得る分周器４１０と、このクロック信号Ｃ
Ｋを入力し、このクロック信号ＣＫおよびその反転信号
を、大型表示器２０の各カラムにそれぞれ接続されるツ
イストペア線に送出するラインドライバ４１１-1〜４１
１-10と、タイミング発生器４０５より出力されるライ
ンアドレス同期信号ＬＳを入力し、この同期信号および
その反転信号を、大型表示器２０の各カラムにそれぞれ
接続されるツイストペア線に送出するラインドライバ４
１２-1〜４１２-10とを有している。ラインアドレス同
期信号ＬＳは、上述したように、シリアルデータＤＬ
1，ＤＲ1〜ＤＬ10，ＤＲ10を構成する各ラインデータの
ラインアドレスデータ部分で「１」となる信号である
（図７参照）。

【００２５】図８に示す送出部４０の動作を説明する。
ビデオ信号発生部３０より出力される赤、緑、青の色信
号Ｒ，Ｇ，Ｂは、それぞれＡ／Ｄコンバータ４０１で１
サンプル１０ビットのディジタル信号に変換されて、
赤、緑、青の色データＤＲ，ＤＧ，ＤＢとされる。この
色データＤＲ，ＤＧ，ＤＢはそれぞれＩ／Ｐ変換・画素
数変換部４０２に供給され、プログレッシブ信号とされ
た後に、その画素数（サンプル数）が大型表示器２０の
画面のドット数と同じくなるように変換されて、３２０
×２４０画素／フレームの色データＤＲ′，ＤＧ′，Ｄ
Ｂ′が得られる。

【００２６】これら色データＤＲ′，ＤＧ′，ＤＢ′が
色変換処理部４０３に供給されてマトリックス処理さ
れ、色再現性の広い発光ダイオードを発光デバイスとし
て使用した際に最適な色度が得られるように補正された
色データｒ，ｇ，ｂが得られる。そして、この色データ
ｒ，ｇ，ｂおよび付加データ発生部４０６で発生される
付加データＡＤＤが送出データ生成部４０７に供給さ
れ、大型表示器２０のカラム１〜カラム１０に供給され
るシリアルデータＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，ＤＲ10にそれ
ぞれ対応したパラレルデータＰＤＬ1，ＰＤＲ1〜ＰＤＬ
10，ＰＤＲ10が生成される。

【００２７】これらパラレルデータＰＤＬ1，ＰＤＲ1〜
ＰＤＬ10，ＰＤＲ10がＰ／Ｓ変換部４０８に供給され、
それぞれ伝送クロック信号ＣＫａに同期したシリアルデ
ータＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，ＤＲ10に変換される。そし
て、これらシリアルデータＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，ＤＲ
10がそれぞれラインドライバ４０９Ｌ1，４０９Ｒ1〜４
０９Ｌ10，４０９Ｒ10に入力され、これらシリアルデー
タＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，ＤＲ10およびその反転データ
が大型表示器２０の各カラムにそれぞれ接続されるツイ
ストペア線に送出される。

【００２８】また、伝送クロック発振器４０４より出力
される、上述のシリアルデータＤＬ1，ＤＲ1〜ＤＬ10，
ＤＲ10に同期した伝送クロック信号ＣＫａが分周器４１
０に供給されて１／１０に分周される。そして、分周器
４１０より出力されるクロック信号ＣＫがラインドライ
バ４１１-1〜４１１-10に入力され、このクロック信号
ＣＫおよびその反転信号が大型表示器２０の各カラムに
それぞれ接続されるツイストペア線に送出される。

【００２９】また、タイミング発生器４０５で発生され
るラインアドレス同期信号ＬＳがラインドライバ４１２
-1〜４１２-10に入力され、このクロック信号ＣＫおよ
びその反転信号が大型表示器２０の各カラムにそれぞれ
接続されるツイストペア線に送出される。

【００３０】図９は、表示ユニットＵＮ（ＵＮ(1,1)〜
ＵＮ(10,10))の回路構成を示している。この表示ユニッ
トＵＮは、ユニット全体の動作を制御するためのＭＰＵ
（Micro Processing Unit）５０１を有している。この
ＭＰＵ５０１には、自己の表示ユニットで必要とするラ
インデータのラインアドレスを示すように予め設定して
おくアドレススイッチ５０２が接続されている。例え
ば、図５に示す表示ユニットＵＮ(1,M）のアドレススイ
ッチ５０２は、ラインアドレス「０」〜「２３」を示す
ように予め設定される。

【００３１】また、表示ユニットＵＮは、ツイストペア
線で上述した送出部４０より送られてくるラインアドレ
ス同期信号ＬＳおよびその反転信号ＬＳバーを入力し、
ラインアドレス同期信号ＬＳを出力するラインレシーバ
５０３と、ツイストペア線で上述した送出部４０より送
られてくるクロック信号ＣＫおよびその反転信号ＣＫバ
ーを入力し、クロック信号ＣＫを出力するラインレシー
バ５０４と、このクロック信号ＣＫを１０逓倍して伝送
クロック信号ＣＫａを再生する、クロック信号生成手段
としての逓倍器５０５とを有している。

【００３２】また、表示ユニットＵＮは、ツイストペア
線で上述した送出部４０より送られてくるシリアルデー
タＤＬおよびその反転データＤＬバーを入力し、シリア
ルデータＤＬを出力するラインレシーバ５０６Ｌと、ツ
イストペア線で上述した送出部４０より送られてくるシ
リアルデータＤＲおよびその反転データＤＲバーを入力
し、シリアルデータＤＲを出力するラインレシーバ５０
６Ｒとを有している。

【００３３】また、表示ユニットＵＮは、ラインレシー
バ５０６Ｌより出力されるシリアルデータＤＬより、ラ
インレシーバ５０３で得られるラインアドレス同期信号
ＬＳおよび逓倍器５０５で得られる伝送クロック信号Ｃ
Ｋａを使用して、各ラインデータに含まれるラインアド
レスデータ等からなる付加データＡＤＤ（図６参照）を
抽出してＭＰＵ５０１に供給する付加データ抽出部５０
８Ｌを有している。

【００３４】ＭＰＵ５０１は、付加データ抽出部５０８
Ｌから供給される付加データＡＤＤに含まれるラインア
ドレスデータ「A9〜A0」と、アドレススイッチ５０２で
設定されたラインアドレスとが一致するか否かを判定
し、一致する場合には、そのラインアドレスデータを持
つラインデータは自己の表示ユニットＵＮを供給先とし
ていると判定し、当該ラインデータに含まれる１６ドッ
ト分の画像データ（図６参照）を、後述するＳ／Ｐ変換
器５０９Ｌで抽出し、後述するメモリ５１０Ｌの対応す
るアドレスに書き込むように制御する。

【００３５】また、表示ユニットＵＮは、ＭＰＵ５０１
の制御のもと、上述したようにＭＰＵ５０１で自己の表
示ユニットＵＮを供給先としていると判定された各ライ
ンデータに含まれる１６ドット分の画像データを抽出
し、それをシリアルデータからパラレルデータに変換し
て出力するＳ／Ｐ変換器５０９Ｌと、このＳ／Ｐ変換器
５０９Ｌより出力される画像データを記憶するメモリ５
１０Ｌとを有している。

【００３６】ここで、メモリ５１０Ｌには、表示ユニッ
トＵＮの左半分に配設された表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(24,1
6）（図３参照）をそれぞれ駆動する画像データ（色デ
ータｒ，ｇ，ｂ）を記憶するための記憶領域が設けられ
ている。上述したようにＳ／Ｐ変換器５０９Ｌより出力
される各ドットの画像データは、ＭＰＵ５０１の制御の
もと、対応する記憶領域に順次書き込まれる。

【００３７】例えば、図５に示す表示ユニットＵＮ(1,
M）においては、Ｓ／Ｐ変換器５０９Ｌからはラインア
ドレス「０」〜「２３」のラインデータよりそれぞれ１
６ドット分の画像データが抽出される。そして、ライン
アドレス「０」，「１」，・・・，「２３」のラインデ
ータより抽出されたそれぞれ１６ドット分の画像データ
は、メモリ５１０Ｌの、表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(1,16）に
対応した記憶領域、表示セルＬ(2,1)〜Ｌ(2,16）に対応
した記憶領域、・・・、表示セルＬ(24,1)〜Ｌ(24,16）
に対応した記憶領域に書き込まれる。

【００３８】また、表示ユニットＵＮは、メモリ５１０
Ｌの各記憶領域に記憶されている画像データで、それぞ
れ表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(24,16）を駆動するドライバ５
１１Ｌを有している。上述したように各表示セルは赤、
緑、青の３個の発光ダイオードからなっており、これら
３個の発光ダイオードがそれぞれ画像データを構成する
赤、緑、青の色データｒ，ｇ，ｂで駆動される。なお、
このドライバ５１１Ｌの動作はＭＰＵ５０１によって制
御される。ＭＰＵ５０１は、付加データＡＤＤに含まれ
ているブライトネスデータ「B3〜B0」に対応した輝度で
発光ダイオードが発光するように、ドライバ５１１Ｌの
動作を制御する。

【００３９】また、表示ユニットＵＮは、ラインレシー
バ５０６Ｒより出力されるシリアルデータＤＲより、ラ
インレシーバ５０３で得られるラインアドレス同期信号
ＬＳおよび逓倍器５０５で得られる伝送クロック信号Ｃ
Ｋａを使用して、各ラインデータに含まれるラインアド
レスデータ等からなる付加データＡＤＤ（図６参照）を
抽出してＭＰＵ５０１に供給する付加データ抽出部５０
８Ｒを有している。

【００４０】ＭＰＵ５０１は、付加データ抽出部５０８
Ｒから供給される付加データＡＤＤに含まれるラインア
ドレスデータ「A9〜A0」と、アドレススイッチ５０２で
設定されたラインアドレスとが一致するか否かを判定
し、一致する場合には、そのラインアドレスデータを持
つラインデータは自己の表示ユニットＵＮを供給先とし
ていると判定し、当該ラインデータに含まれる１６ドッ
ト分の画像データ（図６参照）を、後述するＳ／Ｐ変換
器５０９Ｒで抽出し、後述するメモリ５１０Ｒの対応す
るアドレスに書き込むように制御する。

【００４１】また、表示ユニットＵＮは、ＭＰＵ５０１
の制御のもと、上述したようにＭＰＵ５０１で自己の表
示ユニットＵＮを供給先としていると判定された各ライ
ンデータに含まれる１６ドット分の画像データを抽出
し、それをシリアルデータからパラレルデータに変換し
て出力するＳ／Ｐ変換器５０９Ｒと、このＳ／Ｐ変換器
５０９Ｒより出力される画像データを記憶するメモリ５
１０Ｒとを有している。

【００４２】ここで、メモリ５１０Ｒには、表示ユニッ
トＵＮの右半分に配設された表示セルＲ(1,1)〜Ｒ(24,1
6）（図３参照）をそれぞれ駆動する画像データ（色デ
ータｒ，ｇ，ｂ）を記憶するための記憶領域が設けられ
ている。上述したようにＳ／Ｐ変換器５０９Ｒより出力
される各ドットの画像データは、ＭＰＵ５０１の制御の
もと、対応する記憶領域に順次書き込まれる。

【００４３】例えば、図５に示す表示ユニットＵＮ(1,
M）においては、Ｓ／Ｐ変換器５０９Ｒからはラインア
ドレス「０」〜「２３」のラインデータよりそれぞれ１
６ドット分の画像データが抽出される。そして、ライン
アドレス「０」，「１」，・・・，「２３」のラインデ
ータより抽出されたそれぞれ１６ドット分の画像データ
は、メモリ５１０Ｒの、表示セルＲ(1,1)〜Ｒ(1,16）に
対応した記憶領域、表示セルＲ(2,1)〜Ｒ(2,16）に対応
した記憶領域、・・・、表示セルＲ(24,1)〜Ｒ(24,16）
に対応した記憶領域に書き込まれる。

【００４４】また、表示ユニットＵＮは、メモリ５１０
Ｒの各記憶領域に記憶されている画像データで、それぞ
れ表示セルＲ(1,1)〜Ｒ(24,16）を駆動するドライバ５
１１Ｒを有している。なお、このドライバ５１１Ｒの動
作はＭＰＵ５０１によって制御される。ＭＰＵ５０１
は、付加データＡＤＤに含まれているブライトネスデー
タ「B3〜B0」に対応した輝度で発光ダイオードが発光す
るように、例えばパルス幅変調（ＰＷＭ）方式で駆動す
るドライバ５１１Ｒの動作を制御する。

【００４５】図９に示す表示ユニットＵＮの動作を説明
する。送出部４０（図１参照）よりツイストペア線で送
られてくるラインアドレス同期信号ＬＳおよびその反転
信号がラインレシーバ５０３に入力され、このラインレ
シーバ５０３よりラインアドレス同期信号ＬＳが出力さ
れる。このラインアドレス同期信号ＬＳは、上述したよ
うにシリアルデータＤＬ，ＤＲのラインアドレスデータ
「A9〜A0」の部分で「１」となるものである（図７参
照）。

【００４６】また、送出部４０よりツイストペア線で送
られてくるクロック信号ＣＫおよびその反転信号がライ
ンレシーバ５０４に入力され、このラインレシーバ５０
４よりクロック信号ＣＫが出力される。そして、このク
ロック信号ＣＫが逓倍器５０５に供給されて１０逓倍さ
れ、この逓倍器５０５よりシリアルデータＤＬ，ＤＲに
同期した伝送クロック信号ＣＫａが出力される。

【００４７】また、送出部４０よりツイストペア線で送
られてくるシリアルデータＤＬおよびその反転データが
ラインレシーバ５０６Ｌに入力され、このラインレシー
バ５０６ＬよりシリアルデータＤＬが出力される。この
シリアルデータＤＬは付加データ抽出部５０８Ｌに供給
され、この抽出部５０８Ｌで各ラインデータに含まれる
ラインアドレスデータ等からなる付加データＡＤＤ（図
６参照）が抽出され、この付加データＡＤＤはＭＰＵ５
０１に供給される。

【００４８】ＭＰＵ５０１は、付加データ抽出部５０８
Ｌより供給される付加データＡＤＤに含まれるラインア
ドレスデータ「A9〜A0」と、アドレススイッチ５０２で
設定されたラインアドレスとが一致するか否かを判定
し、一致する場合には、そのラインアドレスデータを持
つラインデータは自己の表示ユニットＵＮを供給先とし
ていると判定する。

【００４９】上述したラインレシーバ５０６Ｌより出力
されるシリアルデータＤＬは、Ｓ／Ｐ変換器５０９Ｌに
供給される。このＳ／Ｐ変換器５０９Ｌでは、上述した
ようにＭＰＵ５０１で自己の表示ユニットＵＮを供給先
としていると判定された各ラインデータに含まれる１６
ドット分の画像データが抽出され、それがシリアルデー
タからパラレルデータに変換されて出力される。

【００５０】Ｓ／Ｐ変換器５０９Ｌより出力される画像
データは、ＭＰＵ５０１の制御のもと、メモリ５１０Ｌ
の対応する記憶領域に書き込まれる。これにより、メモ
リ５１０Ｌには、表示ユニットＵＮの左半分に配設され
た表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(24,16）（図３参照）をそれぞ
れ駆動する画像データ（色データｒ，ｇ，ｂ）が、それ
ぞれ対応する記憶領域に記憶される。

【００５１】そして、ドライバ５１１Ｌにより、メモリ
５１０Ｌの各記憶領域に記憶されている画像データでそ
れぞれ表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(24,16）が駆動される。こ
れにより、表示ユニットＵＮの左半分に配設された表示
セルＬ(1,1)〜Ｌ(24,16）に、シリアルデータＤＬに含
まれる画像データによる画像が表示される。

【００５２】また、送出部４０よりツイストペア線で送
られてくるシリアルデータＤＲおよびその反転データが
ラインレシーバ５０６Ｒに入力され、このラインレシー
バ５０６ＲよりシリアルデータＤＲが出力される。この
シリアルデータＤＲは付加データ抽出部５０８Ｒに供給
され、この抽出部５０８Ｒで各ラインデータに含まれる
ラインアドレスデータ等からなる付加データＡＤＤ（図
６参照）が抽出され、この付加データＡＤＤはＭＰＵ５
０１に供給される。

【００５３】ＭＰＵ５０１は、付加データ抽出部５０８
Ｒより供給される付加データＡＤＤに含まれるラインア
ドレスデータ「A9〜A0」と、アドレススイッチ５０２で
設定されたラインアドレスとが一致するか否かを判定
し、一致する場合には、そのラインアドレスデータを持
つラインデータは自己の表示ユニットＵＮを供給先とし
ていると判定する。

【００５４】上述したラインレシーバ５０６Ｒより出力
されるシリアルデータＤＲは、Ｓ／Ｐ変換器５０９Ｒに
供給される。このＳ／Ｐ変換器５０９Ｒでは、上述した
ようにＭＰＵ５０１で自己の表示ユニットＵＮを供給先
としていると判定された各ラインデータに含まれる１６
ドット分の画像データが抽出され、それがシリアルデー
タからパラレルデータに変換されて出力される。

【００５５】Ｓ／Ｐ変換器５０９Ｒより出力される画像
データは、ＭＰＵ５０１の制御のもと、メモリ５１０Ｒ
の対応する記憶領域に書き込まれる。これにより、メモ
リ５１０Ｒには、表示ユニットＵＮの右半分に配設され
た表示セルＲ(1,1)〜Ｒ(24,16）（図３参照）をそれぞ
れ駆動する画像データ（色データｒ，ｇ，ｂ）が、それ
ぞれ対応する記憶領域に記憶される。

【００５６】そして、ドライバ５１１Ｒにより、メモリ
５１０Ｒの各記憶領域に記憶されている画像データでそ
れぞれ表示セルＲ(1,1)〜Ｒ(24,16）が駆動される。こ
れにより、表示ユニットＵＮの右半分に配設された表示
セルＲ(1,1)〜Ｒ(24,16）に、シリアルデータＤＲに含
まれる画像データによる画像が表示される。

【００５７】以上説明したように、本実施の形態におい
て、表示ユニットＵＮでは、送出部４０より送られてく
るクロック信号ＣＫおよびその反転信号よりラインレシ
ーバ５０４でクロック信号ＣＫを得、さらにこのクロッ
ク信号ＣＫを逓倍器５０５で１０逓倍して伝送クロック
信号ＣＫａを得、この伝送クロック信号ＣＫａを、付加
データ抽出部５０８Ｌ，５０８ＲやＭＰＵ５０１等で使
用する他に、表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(24,16），Ｒ(1,1)〜
Ｒ(24,16）を例えばパルス幅変調で駆動する際の発光基
準クロックとして、ドライバ５１１Ｌ，５１１Ｒで使用
するようにしている。

【００５８】したがって、表示ユニットＵＮ（ＵＮ(1,
1)〜ＵＮ(10,10））には、ドライバ５１１Ｌ，５１１Ｒ
で使用するクロック信号を発生する発振器が不要とな
り、不要輻射を防止できると共に、構成が簡単となる。
また、伝送クロック信号ＣＫａは、送出部４０より送ら
れてくるクロック信号ＣＫを逓倍器５０５で１０逓倍し
て得るものであって、伝送クロック信号ＣＫａを簡単な
構成で得ることができる。これにより、大型表示器２０
を安価に構成でき、従って大型画像表示装置１０全体を
安価に構成できる。

【００５９】また、本実施の形態においては、送出部４
０において伝送クロック信号ＣＫａを分周器４１０で１
／１０に分周してクロック信号ＣＫを得、このクロック
信号ＣＫを大型表示器２０側に送るようにしている。し
たがって、送出部４０より大型表示器２０に送られるク
ロック信号ＣＫは比較的低い周波数（約２．５ＭＨｚ)
となり、他の電子機器に悪影響を与える不要輻射の発生
を防止できる。

【００６０】なお、上述実施の形態においては、ライン
レシーバ５０４より出力されるクロック信号ＣＫを逓倍
器５０５で１０逓倍して伝送クロック信号ＣＫａを得る
ようにしたものであるが、この逓倍器５０５の代わり
に、ＰＬＬ回路を使用してクロック信号ＣＫより伝送ク
ロック信号ＣＫａを得るようにしてもよい。このように
ＰＬＬ回路を使用することで、回路規模が大きく高価と
なるが、伝送クロック信号ＣＫａを安定して得ることが
できる。

【００６１】また、上述実施の形態においては、送出部
４０より送られてくるクロック信号ＣＫより逓倍器５０
５で伝送クロック信号ＣＫａを得るようにしたものであ
るが、シリアルデータＤＬまたはシリアルデータＤＲよ
り、クロック信号生成手段としてのＰＬＬ回路を使用し
て伝送クロック信号ＣＫａを得るようにしてもよい。こ
の場合においても、このように得られた伝送クロック信
号ＣＫａを、付加データ抽出部５０８Ｌ，５０８ＲやＭ
ＰＵ５０１等で使用する他に、表示セルＬ(1,1)〜Ｌ(2
4,16），Ｒ(1,1)〜Ｒ(24,16）を駆動するドライバ５１
１Ｌ，５１１Ｒで使用する構成とすることで、表示ユニ
ットＵＮ（ＵＮ(1,1)〜ＵＮ(10,10））には、ドライバ
５１１Ｌ，５１１Ｒで使用するクロック信号を発生する
発振器が不要となり、不要輻射を防止できると共に、構
成が簡単となる。

【００６２】また、上述実施の形態において、大型表示
器２０は横方向１０個、縦方向１０個のマトリックス状
に、表示ユニットＵＮ(1,1)〜ＵＮ(10,10)が配列されて
構成され、これら表示ユニットＵＮ(1,1)〜ＵＮ(10,10)
により横方向３２０ドット、縦方向２４０ドットからな
る例えば１２６インチのの大画面が形成されるものであ
るが、これら表示ユニットＵＮの個数、画面の大きさは
一例であって、これに限定されるものではない。

【００６３】

【発明の効果】この発明によれば、それぞれ画像の一部
分を表示する表示手段を有する複数の表示ユニットの入
力部に、所定数の表示ユニット毎に、少なくとも供給先
の表示ユニットを特定するためのアドレスデータとその
供給先の表示ユニットの表示手段を駆動する画像データ
とを含むシリアルデータを共通の配線を使用して入力す
るものにあって、各表示ユニットでシリアルデータに同
期したクロック信号を生成し、そのクロック信号を、シ
リアルデータからアドレスデータや画像データを抽出す
る抽出手段等で使用し、さらに抽出された画像データで
表示手段を駆動する駆動手段でも使用する構成とするも
のであり、各表示ユニットは駆動手段で使用するクロッ
ク信号を発生する発振器が不要となるため構成が簡単と
なり、装置全体を安価に構成することができる。また、
各表示ユニットに駆動手段で使用するクロック信号を発
生する発振器が不要となるため、他の電子機器に悪影響
を及ぼす不要輻射の発生を防止できる。

【００６４】また、この発明によれば、それぞれ画像の
一部分を表示する表示手段を有する複数の表示ユニット
の入力部に、所定数の表示ユニット毎に、少なくとも供
給先の表示ユニットを特定するためのアドレスデータと
その供給先の表示ユニットの表示手段を駆動する画像デ
ータとを含むシリアルデータを共通の配線を使用して入
力するものにあって、さらに上記シリアルデータに同期
した第１のクロック信号に関連した第２のクロック信号
を共通の配線を使用して入力する構成とするものであ
り、各表示ユニットでは入力されるシリアルデータに同
期した第１のクロック信号を容易に得ることができ、各
表示ユニットの構成を簡単とでき、装置全体を安価に構
成することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施の形態としての大型画像表示装置の構成を
示すブロック図である。

【図２】大型表示器の構成を示す図である。

【図３】表示ユニットの構成を示す図である。

【図４】カラムを構成する各表示ユニットへの配線を示
す図である。

【図５】カラムのラインアドレス構成を示す図である。

【図６】ラインデータのフォーマット例を示す図であ
る。

【図７】シリアルクロックＣＫ、画像データＤＬ，Ｄ
Ｒ、ラインアドレス同期信号ＬＳのタイミング関係を示
す図である。

【図８】送出部の回路構成を示すブロック図である。

【図９】表示ユニットの回路構成を示すブロック図であ
る。

【符号の説明】

１０・・・大型画像表示装置、２０・・・大型表示器、
３０・・・ビデオ信号発生部、４０・・・送出部、４０
１・・・Ａ／Ｄコンバータ、４０３・・・Ｉ／Ｐ変換、
画素数変換部、４０３・・・色変換処理部、４０４・・
・伝送クロック発振器、４０５・・・タイミング発生
器、４０６・・・付加データ発生部、４０７・・・送出
データ生成部、４０８・・・Ｐ／Ｓ変換部、４０９Ｌ1
〜４０９Ｌ10，４０９Ｒ1〜４０９Ｒ10，４１１-1〜４
１１-10，４１２-1〜４１２-10・・・ラインドライバ、
４１０・・・分周器、５０１・・・ＭＰＵ、５０２・・
・アドレススイッチ、５０３，５０４，５０６Ｌ，５０
６Ｒ・・・ラインレシーバ、５０５・・・逓倍器、５０
８Ｌ，５０８Ｒ・・・付加データ抽出部、５０９Ｌ，５
０９Ｒ・・・Ｓ／Ｐ変換器、５１０Ｌ，５１０Ｒ・・・
メモリ、５１１Ｌ，５１１Ｒ・・・ドライバ、ＵＮ（Ｕ
Ｎ(1,1)〜ＵＮ(10,10)）・・・表示ユニット、Ｌ(1,1)
〜Ｌ(24,16)，Ｒ(1,1)〜Ｒ(24,16)・・・表示セル、Ｄ
Ｌ(ＤＬ1〜ＤＬ10），ＤＲ（ＤＲ1〜ＤＲ10）・・・シ
リアルデータ、ＣＫ・・・クロック信号、ＣＫａ・・・
伝送クロック信号、ＬＳ・・・ラインアドレス同期信号

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 9/12 Ｇ０９Ｇ 5/00 ５５５Ａ (72)発明者西池昭仁東京都品川区北品川６丁目７番35号ソニー株式会社内Ｆターム(参考） 5C058 AA18 BA03 BA04 BB11 5C060 EA10 HB00 HB21 HB24 HB26 JA00 5C080 AA07 BB05 CC03 CC06 CC07 DD22 EE17 HH14 JJ02 JJ04 5C082 AA03 AA34 BA12 BA34 BB02 BB15 BD07 DA53 MM04

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】それぞれ画像の一部分を表示する表示手
段を有する複数の表示ユニットからなる表示器と、所定数の上記表示ユニット毎に、少なくとも供給先の表
示ユニットを特定するためのアドレスデータと当該表示
ユニットの上記表示手段を駆動する画像データとを含む
シリアルデータを共通の配線を使用して送出する送出部
とを備え、上記表示ユニットは、上記シリアルデータを入力するデータ入力部と、上記データ入力部に入力される上記シリアルデータに同
期したクロック信号を生成するクロック信号生成手段
と、上記データ入力部に入力される上記シリアルデータよ
り、上記クロック信号生成手段で生成された上記クロッ
ク信号を使用して上記アドレスデータを抽出するアドレ
スデータ抽出手段と、上記アドレスデータ抽出手段で抽出された上記アドレス
データに基づいて、上記シリアルデータが自己の表示ユ
ニットを供給先としているか判定する供給先判定手段
と、上記供給先判定手段で自己の表示ユニットを供給先とし
ていると判定されたとき、上記クロック信号生成手段で
生成された上記クロック信号を使用して上記画像データ
を抽出する画像データ抽出手段と、上記画像データ抽出手段で抽出された上記画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、上記クロック信号生成手段で生成された上記クロック信
号を使用し、上記画像データ記憶手段に記憶された上記
画像データで上記表示手段を駆動する駆動手段とを有す
ることを特徴とする画像表示装置。
【請求項２】それぞれ画像の一部分を表示する表示手
段を有する複数の表示ユニットからなる表示器と、所定数の上記表示ユニット毎に、少なくとも供給先の表
示ユニットを特定するためのアドレスデータと当該表示
ユニットの上記表示手段を駆動する画像データとを含む
シリアルデータを共通の配線を使用して送出すると共
に、上記シリアルデータに同期した第１のクロック信号
に関連した第２のクロック信号を共通の配線を使用して
送出する送出部とを備え、上記表示ユニットは、上記シリアルデータを入力するデータ入力部と、上記第２のクロック信号を入力するクロック信号入力部
と、上記クロック信号入力部に入力される上記第２のクロッ
ク信号より、上記データ入力部に入力される上記シリア
ルデータに同期した上記第１のクロック信号を生成する
クロック信号生成手段と、上記データ入力部に入力される上記シリアルデータよ
り、上記クロック信号生成手段で生成された上記第１の
クロック信号を使用して上記アドレスデータを抽出する
アドレスデータ抽出手段と、上記アドレスデータ抽出手段で抽出された上記アドレス
データに基づいて、上記シリアルデータが自己の表示ユ
ニットを供給先としているか判定する供給先判定手段
と、上記供給先判定手段で自己の表示ユニットを供給先とし
ていると判定されたとき、上記クロック信号生成手段で
生成された上記第１のクロック信号を使用して上記画像
データを抽出する画像データ抽出手段と、上記画像データ抽出手段で抽出された上記画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、上記画像データ記憶手段に記憶された上記画像データで
上記表示手段を駆動する駆動手段とを有することを特徴
とする画像表示装置。
【請求項３】上記送出部で送出する上記第２のクロッ
ク信号は、上記第１のクロック信号を分周して得たもの
であり、上記表示ユニットの上記クロック信号生成手段は、上記
クロック信号入力部に入力される上記第２のクロック信
号を逓倍して上記第１のクロック信号を生成することを
特徴とする請求項２に記載の画像表示装置。
【請求項４】上記表示ユニットの駆動手段は、上記ク
ロック信号生成部で生成される上記第１のクロック信号
を使用することを特徴とする請求項２に記載の画像表示
装置。