JP2001282089A - 電子メールを用いる学習方法、及びこのための学習サービスシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】電子メールを用いて会員に学習課題を発送し、
遂行可否を電子メールで受信し、各加入者に個別的な学
習過程を適用することのできる、電子メールを用いた学
習方法及び学習サービスシステムを提供する。 【解決手段】各会員が選択した学習種類及び学習レベル
に対する情報を読み出すステップと、前記読み出された
学習種類及び学習レベルに対応する学習データを取り出
すステップと、前記取り出された学習データを電子メー
ルで伝送するステップと、前記各会員の学習遂行の結果
に対する電子メールを受信するステップと、前記各会員
の学習遂行の結果を格納するステップと、前記各会員の
学習遂行の結果に基づいて学習レベルを調整するステッ
プと、既設定の所定期間を周期として前記各会員の学習
成就度を分析し、これを通報するステップとを含むこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は電子メールを用いる
学習方法に関し、特に、多数の会員に学習課題を電子メ
ールで送信し、全般的な学習の進行及び管理を電子メー
ルで行うことができるようにする電子メールを用いる学
習方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】最近、インターネットに対する爆発的な
需要増加に伴い、インターネットを通じた電子商取引や
様々なアプリケーションサービスが急速に発展してい
る。このようなインターネットサービスのうち、インタ
ーネット上での学習を可能にするインターネット学習サ
ービスがある。

【０００３】本発明に関連し、従来の一般的なインター
ネット学習サービスは、インターネット学習サービスを
提供するシステムにおいて、ウエッブサーバに多様な学
習課題および学習情報などのコンテンツを備え、このシ
ステムに加入した多数の会員、又は一般使用者がインタ
ーネットを介してウエッブサーバの学習ウエッブサイト
に接続し、自分のほしい学習種類を選択するか、或いは
既設定の学習課題により学習を進めるようになる。

【０００４】しかし、このような従来の一般的なインタ
ーネット学習方法では、サービスを提供する事業者と学
習する加入者の会員との両方が共に手動的になるという
課題がある。即ち、事業者側では加入者が接続しなけれ
ばサービスが正常的に行われないという問題があり、加
入者側では事業者側から提供される一律的な学習過程に
依存せざるを得ないため、各加入者の独自的な学習進行
が不可能であるという不都合がある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は上記
した課題に鑑みてなされたものであって、本発明の主な
目的は、電子メールを用いて多数の会員、即ち、加入者
に学習課題を発送し、これに対する学習遂行可否を電子
メールで受信することによって、全般的な学習過程を電
子メールで進行し、各加入者に個別的な学習過程を適用
することのできる電子メールを用いる学習方法を提供す
ることにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一実施例によれば、学習サービスシステ
ムと多数の会員間に電子メールを用いて学習データを送
信して学習を可能にする方法であって：前記各会員が選
択した学習種類及び学習レベルに対する情報を読み出す
ステップと、前記読み出された学習種類及び学習レベル
に対応する学習データを取り出すステップと、前記取り
出された学習データを電子メールで伝送するステップ
と、前記各会員の学習遂行可否の結果に対する電子メー
ルを受信するステップと、前記各会員の学習遂行の結果
を格納するステップと、前記各会員の学習遂行の結果に
基づいて学習レベルを調整するステップと、既設定の所
定期間を周期として前記各会員の学習成就度を分析し、
これを通報するステップとを含むことを特徴とする、電
子メールを用いる学習方法が提供される。

【０００７】上記の目的を達成するための他の実施例に
よれば、通信網で連結された多数の会員の端末へ電子メ
ールを用いて学習データを送信することにより学習を可
能にする学習サービスシステムであって、前記多数の会
員に対する会員ID、パスワード、住所、電子メールアド
レス、保護者などに対する情報から構成された会員情報
をデータベース化して格納する会員DB；前記学習サービ
スシステムから提供される多様な学習データを科目別、
レベル別に分類し、データベース化して格納するコンテ
ンツDB；前記多数の各会員が選択した学習種類及び学習
レベルなどに対するデータをデータベース化して格納す
る学習管理DB；前記各会員が選択した前記学習種類及び
学習レベルに対応する各学習データを前記コンテンツDB
から取り出して前記各会員の電子メールへ伝送し、前記
各会員から前記学習データの遂行可否に対する返信電子
メールを受信するメールサーバ；前記学習サービスシス
テムの全般的な動作の制御、通信網を介して接続する多
数の会員に対する管理を行い、前記メールサーバを介し
て前記返信電子メールの受信可否をチェックして前記各
会員の学習遂行可否をチェックするウエッブサーバを含
む電子メールを用いる学習サービスシステムが提供され
る。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。

【０００９】まず、本発明の核心的な技術要旨は、学習
サービスシステムにおいて多数の会員加入者に電子メー
ルで学習課題を発送し、各会員加入者からその遂行結果
を受けて、各会員に対する学習を個別的に管理すること
によって、より効率的且つ能動的な学習を可能にするこ
とである。

【００１０】図1は、本発明の好適な実施例による、電
子メールを用いた学習方法を提供するための全般的なシ
ステムを示したブロック図であって、ウエッブサーバ11
0、メールサーバ120、会員DB130、コンテンツDB140、学
習管理DB150から構成された学習サービスシステム100
と、一般公衆電話網を含む通信網200を通じて学習サー
ビスシステム100に接続される多数の会員端末310、32
0、…を備える。

【００１１】図1を参照すれば、ウエッブサーバ110は、
学習サービスシステム100の全般的な動作を制御して学
習ウエッブサイトを提供し、通信網200を通じて前記学
習ウエッブサイトに接続した多数の会員に対する管理、
及び新規会員登録などを行う。

【００１２】そして、会員DB130は前記学習ウエッブサ
イトを通じて加入した多数の会員に対する情報、即ち会
員ID、パスワード、住所、電子メールアドレス、保護
者、学習種類選択などに対する情報をデータベース化し
て格納するデータベースブロックを意味し、コンテンツ
DB140はシステム管理者によりアップデートされ、学習
サービスシステム100から提供される様々な学習データ
を科目別、段階別、特徴別に分類し、データベース化し
て格納するブロックを意味する。学習管理DB150は各会
員加入者に対する学習の進行状況をデータベース形態で
格納するためのブロックであって、各会員の現在進行段
階、学習課題の遂行可否などの情報を別途管理すること
になる。

【００１３】メールサーバ120は、前記会員DBに格納さ
れた会員情報を基に、前記ウエッブサーバ110の制御に
より各加入者に適合な選択科目別カスタマイズド学習課
題を含めた電子メールを発送する。

【００１４】一方、多数の会員端末310、320、…は通信
網200を通じて学習サービスシステム100に加入された各
会員の端末であって、例えば通信網200に接続可能なP
C、PDA、Cell Phone、IMT-2000などを意味し、各会員が
通信網200を介して学習サービスシステム100のウエッブ
サーバ110の学習ウエッブサイトに接続して各種情報を
検索し、メイルサーバ120から提供される電子メールを
受信して学習を進めることのできるようにする。

【００１５】ここで各会員端末310、320、…は、学習サ
ービスシステム100から提供される電子メールに対して
受信及び返信するためには、前記学習サービスシステム
100内のメールサーバを経由するか、或いは、各会員加
入者が加入した他のメイルサーバ、例えば、メイルアカ
ウントサービスを提供するサービス事業体のメイルサー
バなどを経由して送受信するようになる。

【００１６】図1を参照して本発明の好適な実施例を説
明すると、まず、学習サービスシステム100は、ウエッ
ブサーバ110が提供する学習ウエッブサイト又は電話や
その他の様々な方法を通じて加入者を募集して、各加入
者に対する情報、例えば、会員ID、パスワード、保護者
情報、電子メールアドレス、学習種類選択情報などを会
員DB130に格納することによって、電子メール学習のた
めの会員として登録することになる。

【００１７】そして、上記学習種類選択情報は、ウエッ
ブサーバ110が提供するウエッブサイトで各会員のほし
い学習種類を選択し、選択した内容に対する学習レベル
を直接に選択するか、或いは、テストにて選択するよう
になり、このとき選択された各会員別学習種類及び学習
レベルはウエッブサーバ110で学習管理DB150に格納され
る。

【００１８】このような各々の過程により、多数の会員
に対する情報及び学習情報として学習種類及び学習レベ
ルなどが格納されれば、ウエッブサーバ110は、学習管
理DB150に格納された各会員の学習種類及び学習レベル
を読み出して、これに相応する学習データをコンテンツ
DB140から検出することになる。次いで、ウエッブサー
バ110は、検出された各々の学習データを電子メール形
式のデータに変換し、メールサーバ120を通じて会員DB1
30に格納された各会員の電子メールアドレスへ発送す
る。

【００１９】従って、各会員は自分の端末310、320、…
で学習サービスシステム100から伝送してきた電子メー
ルを受信して学習を行い、その学習遂行結果として解法
答案などを自分の電子メールから学習サービスシステム
100へ再伝送することになる。

【００２０】一方、学習サービスシステム100は、各会
員に対して学習データが含まれた電子メールを発送した
後、各会員から学習の遂行結果による返信が到着してい
るか否かを毎日、或いは、所定周期、例えば2日毎にチ
ェックすることになる。即ち、本発明による学習サービ
スシステム100は、各会員に学習データが含まれた電子
メールを発送するだけでなく、各会員が自分の学習を正
常的に行っているかどうかをチェックすることによっ
て、各会員の学習遂行可否を管理することになる。

【００２１】もし、ある会員から既設定の期間内に学習
内容の遂行結果に対する返信の電子メールが到着しなか
った場合は、該会員に学習遂行を促す電子メールを発送
するか、又は、保護者に学習不参加を通報することなど
によって、会員の積極的な学習参加を誘導することがで
きる。

【００２２】一方、各会員から学習内容の遂行結果がメ
イルサーバ120を通じて電子メールで受付けられれば、
学習サービスシステム100内のウエッブサーバ110は、各
会員に対する学習処理結果を学習管理DB150に格納し、
各会員の学習レベルを調整することになる。

【００２３】そして、このような各過程により、各会員
の学習が進行される途中に、ウエッブサーバ110は既設
定の所定期間、例えば、1ヶ月を周期として各会員の学
習内訳成就度を分析し、これを各会員又は保護者に通報
することによって、各会員に対する徹底な管理を行う。

【００２４】図2は、本発明によって各会員が学習サー
ビスシステム100に登録する過程を段階別に示したフロ
ー図である。まず、各会員は会員端末310、320、…内に
設けられているウエッブブラウザを実行して通信網200
に接続する（S21）。通信網200に接続後、各会員は実行
されたウエッブブラウザで特定住所（Universal Resour
ce Locator：URL）を入力し、学習サービスシステム100
内のウエッブサーバ110が提供するウエッブサイトに接
続する（S22）。各会員は会員情報、例えば、会員ID、
パスワード、保護者情報、電子メールアドレス、学習種
類選択などの情報をウエッブサイトに入力する（S2
3）。次いで、学習サービスシステム100内のウエッブサ
ーバ110から、各会員は識別子（identification：ID）
及びパスワードを付与され、会員ID及びパスワードは前
記会員情報と共に会員DB(130)に格納される（S24）。登
録手続が成功的に行われた後には、各会員は会員IDとパ
スワードとを使用してウエッブサイトで各会員が選択し
た学習種類の内容に対する学習レベルを直接選択又はテ
ストを通じて選択することになり、このとき選択された
各会員別学習種類及び学習レベルはウエッブサーバ110
を通じて学習管理DB150に格納される（S25）。

【００２５】登録手続を済ませた各会員は学習サービス
システム100から提供される電子メールを通じて学習が
可能になる。

【００２６】一方、図3は本発明の好適な実施例による
電子メールを用いる学習方法に対する全般的な処理過程
を示したフロー図であって、同図面を参照して上述した
一連の過程を詳細に説明する。先ず、登録された各会員
の会員情報及び多様な学習内容に対するデータと各会員
が選択した学習の種類とレベルなどに対する情報とが会
員情報DB130、コンテンツDB140、及び学習管理DB150に
それぞれ格納され、この状態でウエッブサーバ110は学
習管理DB150に格納された各会員が選択した学習内容及
び学習レベルに対する情報を読み出す（S31）。そし
て、再び読み出された学習内容及び学習レベルに対応す
る学習データをコンテンツDB140から抽出して（S32）、
会員DB130に格納された各会員の電子メールアドレスと
共にメイルサーバ120へ提供する。

【００２７】一方、メイルサーバ120は、ウエッブサー
バ110から提供された各会員別学習データを電子メール
形式のデータに変換した後、この変換された各々のデー
タをウエッブサーバ110から提供された各会員の電子メ
ールアドレスへ発送することによって、本発明による電
子メールを用いる学習方法を行うことになる（S33）。
このような各々の過程により、多数の会員に対する個別
的な学習課題が含まれた電子メールが各会員の電子メー
ルアドレスへ発送されれば、各会員は自分の端末310、3
20、…で学習サービスシステム100から伝送された電子
メールを受信し、自分に与えられた課題を行うことによ
って、学習を進めることになる。そして、各会員はそれ
に従う学習遂行の結果、即ち、解法答案などを自分の電
子メールから学習サービスシステム100に再伝送する。

【００２８】一方、学習サービスシステム100は、各会
員から学習遂行結果に対する返信電子メールの到着可否
を毎日、或いは所定周期、例えば2日毎にチェックし（S
34）、もし学習遂行結果が到着していなければ、該会員
に学習を遂行することを促す旨の電子メールを発送する
か、或いは保護者に学習不参加を通報する電子メールを
発送することなどによって、会員の積極的な学習参加を
誘導することになる（S35）。

【００２９】各会員から学習遂行の結果がメイルサーバ
120を通じて電子メールで受付けられた場合は、学習サ
ービスシステム100内のウエッブサーバ110は各会員に対
する学習処理結果を学習管理DB150に格納し（S36）、各
会員の学習レベルを調整する。そして、学習サービスシ
ステム100は、このような各々の過程を繰返し行って各
会員の学習を進行し、ウエッブサーバ110は既設定の所
定期間、例えば、1ヶ月を周期として各会員の学習内訳
成就度を分析して、これを各会員の保護者に通報し（S3
8）、各会員に対する徹底な学習管理を行うことにな
る。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
全般的な学習過程を電子メールで進行し、各加入者に個
別的な学習過程を適用することができるようになること
によって、オンライン学習の効果を極大化することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の好適な実施例による学習方法を提供す
るための全般的なシステムを示したブロック図である。

【図２】本発明により学習サービスシステムに登録する
過程を段階別に示したフロー図である。

【図３】本発明の好適な実施例による電子メールを用い
た学習方法の遂行過程を示したフロー図である。

【符号の説明】

100 学習サービスシステム 110 ウエッブサーバ 120 メイルサーバ 130 会員DB 140 コンテンツDB 150 学習管理DB 200 通信網 310、320、… 会員端末

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 学習サービスシステムと多数の各会員と
   の間で電子メールを用いる学習方法であって、 前記各会員が選択した学習種類及び学習レベルに対する
   情報を読み出すステップと、 前記読み出された学習種類及び学習レベルに対応する学
   習データを取り出すステップと、 前記取り出された学習データを電子メールで伝送するス
   テップと、 前記各会員の学習遂行可否の結果に対する電子メールを
   受信するステップと、 前記各会員の学習遂行の結果を格納するステップと、 前記各会員の学習遂行の結果に基づいて学習レベルを調
   整するステップと、 前記各会員の学習成就度分析、及びこれを通報するステ
   ップとを含むことを特徴とする、電子メールを用いる学
   習方法。
2. 【請求項２】 前記学習遂行の結果に対する電子メール
   を受信することができない場合、前記各会員の学習への
   参加を誘導するメッセージを前記各会員に伝送するか、
   或いは、前記各会員の保護者に前記各会員が学習に不参
   加したという旨を通報するステップをさらに含む請求項
   1に記載の電子メールを用いた学習方法。
3. 【請求項３】 前記学習サービスシステムは前記各会員
   の前記学習遂行の結果によって学習成就度を分析し、前
   記各会員又は前記各会員の保護者に既設定の所定期間毎
   に通報することを特徴とする請求項1に記載の電子メー
   ルを用いる学習方法。
4. 【請求項４】 通信網で連結された多数の会員の端末へ
   電子メールを用いて学習データを送信することにより学
   習を可能にする学習サービスシステムであって、 前記多数の会員に対する会員ID、パスワード、住所、電
   子メールアドレス、保護者などに対する情報から構成さ
   れた会員情報をデータベース化して格納する会員DB；前
   記学習サービスシステムから提供される多様な学習デー
   タを科目別、レベル別に分類し、データベース化して格
   納するコンテンツDB；前記多数の各会員が選択した学習
   種類及び学習レベルなどに対するデータをデータベース
   化して格納する学習管理DB；前記各会員が選択した前記
   学習種類及び学習レベルに対応する各学習データを前記
   コンテンツDBから取り出して前記各会員の電子メールへ
   伝送し、前記各会員から前記学習遂行の結果に対する返
   信電子メールを受信するメールサーバ；前記学習サービ
   スシステムの全般的な動作を制御し、通信網を介して接
   続する多数の会員に対する管理を行い、前記メールサー
   バを介して前記返信電子メールの受信可否をチェックし
   て前記各会員の学習遂行可否をチェックするウエッブサ
   ーバを含む電子メールを用いる学習サービスシステム。
5. 【請求項５】 前記ウエッブサーバは、前記多数の会員
   のうち、ある会員から既設定の期間内に前記返信電子メ
   ールが届かなかった場合、前記ある会員又はその保護者
   に学習参加を促す電子メールを前記メイルサーバを通じ
   て発送することを特徴とする請求項４に記載の電子メー
   ルを用いる学習サービスシステム。
6. 【請求項６】 前記ウエッブサーバは、既設定の所定期
   間内に前記各会員の学習遂行結果に基づいた学習成就度
   を分析し、これを前記各会員又は前記各会員の保護者に
   通報することを特徴とする請求項４に記載の電子メール
   を用いた学習サービスシステム。