JP2001281755A - カメラの圧板及びその製造方法 - Google Patents

カメラの圧板及びその製造方法

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JP2001281755A
JP2001281755A JP2000098472A JP2000098472A JP2001281755A JP 2001281755 A JP2001281755 A JP 2001281755A JP 2000098472 A JP2000098472 A JP 2000098472A JP 2000098472 A JP2000098472 A JP 2000098472A JP 2001281755 A JP2001281755 A JP 2001281755A
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pressure plate
camera
spherical
projections
view
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Sumio Kawai
澄夫 川合
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルムに傷が生じることなく、成形型を高精
度に作製することなく、成形条件を高精度に制御したり
部品の肉厚を均等に保つことがなくても、平面性の良い
カメラの圧板及び該圧板の製造方法を提供することであ
る。 【解決手段】複数の球状突起16をその表面に有する平
面状のカメラの圧板1に於いて、上記複数の球状突起1
6は、その先端を溶融して平面部16aを形成する。こ
れにより、複数個の平面部16a上に、同一平面を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばカメラの
圧板及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ内に装填されたフィルム面の平面
性を維持するためのフィルム圧板に関する技術として、
例えば特開平1−232335号公報に開示されたもの
がある。この技術は、圧着板の表面に一体的に複数の球
状突起を配したフィルム圧着板についてのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平1−2
32335号公報によるフィルム圧着板等では、球状突
起、半球状突起等の突起部分をフィルム面側に複数個成
形してフィルムの平面性を保つようにしていた。
【0004】しかしながら、上述した複数の突起部をモ
ールドで一体成形すると、突起の頂部は一様な平面を形
成することができず、理想平面若しくは理想曲面に対し
て凹凸が生じてしまう。このため、一部の突起にのみフ
ィルム面が摩擦接触して突起が摩耗し、該突起に埃等が
付着したり樹脂中の異物が露出して、フィルムの傷を発
生させることが生じていた。
【0005】また、突起部の平面性を保つのに型を精密
に仕上げたり、成形の条件を保ったり、或いは部品も均
等な肉厚に設計しておかなければならない等、手間の掛
かるものであった。
【0006】したがって、この発明は上記実状に鑑みて
なされたものであり、その目的は、フィルムに傷が生じ
ることなく、成形型を高精度に作製することなく、また
成形条件を高精度に制御したり部品の肉厚を均等に保つ
ことがなくても、平面性の良いカメラの圧板及び該圧板
の製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、第1の発明
は、複数の凸部をその表面に有する平面状のカメラの圧
板に於いて、上記複数の凸部は、その先端を溶融し、該
先端が同一平面上若しくは同一曲面上に形成されること
を特徴とする。
【0008】また、第2の発明は、複数の凸部をその表
面に有する平面状のカメラの圧板の製造方法に於いて、
上記圧板を射出成形によって成形し、上記複数の凸部の
先端を溶融し、該凸部の先端を同一平面上、若しくは同
一曲面上に形成することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照してこの発明
の実施の形態を説明する。
【0010】図2はこの発明のカメラの圧板を製造する
前の圧板の形状と構成を示した図であり、図3はこの発
明による圧板が装着されたカメラ本体内部を概略的に示
した図である。
【0011】図2に示されるように、このカメラの圧板
1は、矩形を成す1つのベース板部2を有して形成され
る。そして、図3にも示されるように、カメラ12内に
装填された銀塩フィルム等のフィルム14の面に平面性
を与えるために、このベース板部2の裏面には、圧板エ
レメントの1つである板バネ3が複数箇所で固定されて
いる。
【0012】圧板1の本体のベース板部2の裏面には、
2つのボス5a、5bが突設されており、これらのボス
5a、5bが、上記板バネ3の孔9a、9bに貫通して
接続されている。また、上記ベース板部2の両端近傍に
は、該ベース板部2を射出成形する際の射出工程で使用
される2つのゲート6a、6bが凹状に形成されてい
る。
【0013】上記板バネ3は、上記2つのボス5a、5
bに対応する孔9a、9bを有する中央接面部7と、こ
の両側に翼の如くに続き、切欠き部10a、10bを有
するバネ性を有する両翼面部8a、8bから構成されて
いる。
【0014】そして、この板バネ3は、図3に示される
ように、カメラ12の裏蓋にその切欠き部10a、10
bに遊嵌した止め具(ビス等)13a、13bで固定さ
れる。このカメラ12の裏蓋を閉じると、ベース板部2
は、板バネ3の2つの翼面部8a、8bで付勢されて、
そのフィルム面には、上記ベース板部2に突出形成され
た図示されない多数の凸部(詳細後述)が当接する。こ
れにより、フィルム14が均一な平面性若しくは曲面を
保持するようになっている。
【0015】このように、図3に示されるカメラ12内
部に装填されたフィルム14は、このカメラ12の裏蓋
に上記板バネ3を介在されて固定された圧板1によって
押圧される。
【0016】これにより、露光対象の1駒に対応するフ
ィルム面の平面性若しくは曲面が維持されると共に、静
電気の発生を抑制しながらその撮影前後の巻上げまたは
巻戻し走行を円滑にしている。
【0017】図4(a)〜(d)は、第1の実施の形態
による溶融する前の圧板の構造を示したもので、図4
(a)はフィルム面側から圧板を見た平面図、図4
(b)は図4(a)のA−A線に沿った断面図、図4
(c)は板バネ3の取付け側から圧板を見た平面図、図
4(d)は図4(b)のDの部分の拡大図である。
【0018】圧板1を構成するベース板部2上には、均
一に複数個の球状突起16が突設形成されている。球状
突起16は、鉛直及び水平方向に規則正しくほぼ等間隔
に配列されている。
【0019】この圧板1の断面構造は、図4(b)及び
(d)に示されるように、フィルム面側に、ベース板部
2面上で直径φDを有した複数個の球状突起16が形成
されている。
【0020】また、ベース板部2の板バネ3側には、上
述したように突設された2つのボス5a、5bが鉛直中
心線上に配される。更に、ベース板部2の板バネ側の水
平中心線状には、射出工程で使用される2つのゲート
(射出口)6a、6bが凹状に形成されている。
【0021】ここで、上述した圧板1の材質について具
体的に説明する。
【0022】ベース板部2に採用される素材は、薄くて
歪みを生じ難い高剛性のものが望ましく、例えばプラス
チック等のポリアセタール樹脂、ポリカーボネット樹脂
から形成された板材である。上記ゲート6a、6bよ
り、合成樹脂が注入される。
【0023】所定量の合成樹脂の射出注入が完了した
ら、図示されない金型からベース板部2が取り出され
る。
【0024】このようにして構成された圧板1に対し
て、図5に示されるような治具により、溶融が行われ
る。
【0025】図5は、上述した圧板1の球状突起16に
対して溶融を行うための治具を示したもので、受台20
上に圧板1が載置される。この圧板1上には、図6に示
されるように、圧板1と対向する面が理想平面である完
全平面21aとされた平面加工具21が配置される。そ
して、平面加工具21に、ホーン22を介して超音波振
動子23から所定周波数の超音波が供給されるようにな
っている。
【0026】このような構成の治具により、超音波振動
子23から超音波が出力されると、ホーン22を介して
平面加工具21と当接する圧板1に振動が加えられる。
これにより、平面加工具21の完全平面21aと直接当
接されている複数個の球状突起16の頂部が、徐々に溶
融される。その結果、圧板1上の複数個の球状突起16
の頂部に、それぞれ平面部16aが形成される。
【0027】図1(a)〜(d)は、第1の実施の形態
による球状突起溶融後の圧板の構造を示したもので、図
1(a)はフィルム面側から圧板を見た平面図、図1
(b)は図1(a)のC−C線に沿った断面図、図1
(c)は板バネ3の取付け側から圧板を見た平面図、図
1(d)は図1(b)のDの部分の拡大図である。
【0028】図1(b)からもわかるように、複数個の
球状突起16の平面部16aで構成される面は、同一平
面となる。そして、これら球状突起16の頂部に形成さ
れた平面部16aで、図示されないフィルム面と当接す
る。
【0029】このように、圧板の球状突起部に平面部を
構成したことにより、フィルムと接触する面を容易に一
様な平面とすることができる。
【0030】次に、図7乃至図9を参照して、この発明
の第2の実施の形態を説明する。
【0031】尚、以下に述べる実施の形態に於いて、上
述した第1の実施の形態と同じ部分には同一の参照番号
を付してその説明は省略する。
【0032】図7(a)〜(d)は、第2の実施の形態
による溶融する前の圧板の構造を示したもので、図7
(a)はフィルム面側から圧板を見た平面図、図7
(b)は図7(a)のE−E線に沿った断面図、図7
(c)は板バネ3の取付け側から圧板を見た平面図、図
7(d)は図7(b)のFの部分の拡大図である。
【0033】圧板1を構成するベース板部2上には、均
一に複数個の凸部25が突設形成されている。該凸部2
5は、鉛直及び水平方向に規則正しくほぼ等間隔に配列
されている。
【0034】また、ベース板部2の板バネ3側には、上
述したように突設された2つのボス5a、5bが鉛直中
心線上に配される。更に、ベース板部2の板バネ側の水
平中心線状には、射出工程で使用される2つのゲート
(射出口)6a、6bが凹状に形成されている。
【0035】このようにして構成された圧板1に対し
て、図9に示されるような加工具が用いられて、溶融が
行われる。
【0036】図9は、圧板1と対向する加工具28の例
を示したもので、図7の複数個の凸部25に対向する位
置に複数個の球状凹部29が形成されている。そして、
これらの球状凹部29の頂部は同一面となるように構成
されている。
【0037】このような構成の加工具28が、図5に示
される治具の平面加工具21に換えて用いられる。そし
て、加工具28が取り付けられた状態で、受台20上に
複数個の凸部25が形成された圧板1が載置される。
【0038】このような構成の治具により、超音波振動
子23から超音波が出力されると、ホーン22を介して
加工具28と当接する圧板1に振動が加えられる。これ
により、加工具28の球状凹部29と直接当接されてい
る複数個の凸部25の頂部が、徐々に溶融される。その
結果、圧板1上の複数個の凸部25が形成されていた部
分に複数個の球状突起26が形成される。
【0039】図8(a)〜(d)は、第2の実施の形態
による凸部溶融後の圧板の構造を示したもので、図8
(a)はフィルム面側から圧板を見た平面図、図8
(b)は図8(a)のG−G線に沿った断面図、図8
(c)は板バネ3の取付け側から圧板を見た平面図、図
8(d)は図8(b)のHの部分の拡大図である。
【0040】図8(b)からもわかるように、複数個の
球状突起26の頂部で構成される面は、同一平面とな
る。そして、これら球状突起26の頂部に形成された平
面で、図示されないフィルム面と当接する。
【0041】このように、第2の実施の形態によって
も、圧板の球状突起部に平面部を構成したことにより、
フィルムと接触する面を容易に一様な平面とすることが
できる。
【0042】次に、図10乃至図13を参照して、この
発明の第3の実施の形態を説明する。
【0043】上述した第1及び第2の実施の形態では、
圧板上でフィルムと接触する面を平面としていたが、曲
面としての球面としても良い。これは、撮影レンズを介
して取り込まれた被写体光束に対する光学特性を考慮し
て、収差等の関係から球面とした方が良い場合があるか
らである。
【0044】図10に示されるように、この第3の実施
の形態に於いては、受台20上に圧板1が載置され、こ
の圧板1上に、圧板1と対向する面が球面で構成される
球面加工具31が配置される。そして、球面加工具31
に、ホーン22を介して超音波振動子23から所定周波
数の超音波が供給されるようになっている。
【0045】この場合、図5に示される治具との差異
は、平面加工具21に換えて図11に示されるような球
面加工具31が用いられることである。この球面加工具
31は、圧板1と対向する面が球面32で構成されてい
る。そして、この球面加工具31は、図4の複数個の球
状突起を有する圧板に対して用いられるものである。
【0046】また、球面加工具31に換えて、図12に
示されるように、球面加工具の球面部に、複数個の球状
凹部33が形成された球面加工具34を用いても良い。
この球面加工具34に於いて、図7の複数個の凸部25
に対向する位置には、上述した複数個の球状凹部33が
形成されている。そして、これらの球状凹部33の頂部
は同一の球面32′となるように構成されている。
【0047】図13は、上述した図11の球面加工具3
1または図12の球面加工具34を使用して作製された
圧板1上の球面を説明するための図である。
【0048】図13に於いて、圧板1上に形成される複
数個の突起の高さは、上述した球面加工具31または3
4によって、その中央部が低く、そして外側に向かって
周辺部の方が高く形成される。すなわち、直接フィルム
面と接触する複数個の突起により、幾何学的球面格子3
5が、図13に示されるように構成される。
【0049】次に、この発明の第4の実施の形態につい
て説明する。
【0050】上述した第1乃至第3の実施の形態では、
圧板上の突起を溶融する際に超音波振動子を使用してい
るが、これに限られるものではない。
【0051】図14は、この発明の第4の実施の形態を
説明するもので、圧板上の突起を溶融する治具の加工具
を示している。
【0052】図14に於いて、圧板と接触する面に完全
平面37aを有する加工具37は、その内部にヒータ3
8を有して構成されている。そして、上記圧板の突起を
溶融する際には、ヒータ38を加熱して行うようにして
いる。
【0053】このように、ヒータ38を使用しても圧板
上の突起を加工することができる。
【0054】次に、この発明の第5の実施の形態を説明
する。
【0055】図15は、上述した圧板を製造する際の治
具に於ける受台の例を示した図である。
【0056】受台20は、圧板上に必要な突起形状を形
成するために、その受け面40側にベース板部の板バネ
を取り付ける側が載置される。上記受け面40は、理想
平面である完全平面となっている。このとき、ベース板
部に設けられたボス5a、5bは、受け面40に形成さ
れた逃げ穴41に嵌挿される。そして、圧板は受け周面
42によって動かないように固定される。
【0057】このように構成された受け台20を使用す
ることにより、圧板の捻れを防止することができ、より
圧板の平面の精度を上げることができる。
【0058】更に、図15の受台20に換えて図16に
示される受台45のように構成しても良い。
【0059】図16に示される受台45は、圧板のベー
ス板部に取り付けられる板バネの中央接面部と接触する
部分に、受け面46を形成している。そして、この受け
面46の両側には、直接ベース板部とは接触しない逃げ
面47が形成されている。また、上記受け面46の中央
部には、ベース板部に設けられたボス5a、5bが嵌挿
される逃げ穴48が形成されている。更に、圧板は受け
周面49によって動かないように固定される。
【0060】尚、この発明の上記実施の形態によれば、
以下の如き構成を得ることができる。すなわち、 (1) カメラの圧板に於いて、平面状の平面部と、上
記平面部表面に形成された複数の突起部と、を具備し、
上記複数の突起部は、溶融されて、その先端が同一平面
上若しくは同一球面上に位置されることを特徴とするカ
メラの圧板。
【0061】(2) 上記(1)に於いて、カメラの圧
板は射出成形によって形成されることを特徴とするカメ
ラの圧板。
【0062】(3) カメラの圧板の製造方法に於い
て、平面状の平面部と、上記平面部表面に形成された複
数の突起部と、を射出成形によって形成し、上記複数の
突起部先端を溶融し、上記複数の突起部先端を同一平面
上若しくは同一球面上に形成するようにしたことを特徴
とするカメラの圧板の製造方法。
【0063】(4) 上記(3)に記載のカメラの圧板
の製造方法に於いて、上記複数の突起部先端を溶融する
のは超音波加工によって行うことを特徴とするカメラの
圧板の製造方法。
【0064】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、フィル
ムに傷が生じることなく、成形型を高精度に作製するこ
となく、また成形条件を高精度に制御したり部品の肉厚
を均等に保つことがなくても、平面性の良いカメラの圧
板及び該圧板の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による球状突起溶
融後の圧板の構造を示したもので、(a)はフィルム面
側から圧板を見た平面図、(b)は(a)のC−C線に
沿った断面図、(c)は板バネ3の取付け側から圧板を
見た平面図、(d)は(b)のDの部分の拡大図であ
る。
【図2】この発明のカメラの圧板を製造する前の圧板の
形状と構成を示した図である。
【図3】この発明による圧板が装着されたカメラ本体内
部を概略的に示した図である。
【図4】第1の実施の形態による溶融する前の圧板の構
造を示したもので、(a)はフィルム面側から圧板を見
た平面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図、
(c)は板バネ3の取付け側から圧板を見た平面図、
(d)は(b)のDの部分の拡大図である。
【図5】圧板1の球状突起16に対して溶融を行うため
の治具を示した図である。
【図6】図5の治具の平面加工具21の例を示した図で
ある。
【図7】この発明の第2の実施の形態による溶融する前
の圧板の構造を示したもので、(a)はフィルム面側か
ら圧板を見た平面図、(b)は(a)のE−E線に沿っ
た断面図、(c)は板バネ3の取付け側から圧板を見た
平面図、(d)は(b)のFの部分の拡大図である。
【図8】第2の実施の形態による凸部溶融後の圧板の構
造を示したもので、(a)はフィルム面側から圧板を見
た平面図、(b)は(a)のG−G線に沿った断面図、
(c)は板バネ3の取付け側から圧板を見た平面図、
(d)は(b)のHの部分の拡大図である。
【図9】第2の実施の形態に於ける治具の加工具28の
例を示した図である。
【図10】この発明の第3の実施の形態に於ける圧板上
の突起部を溶融する治具を示した図である。
【図11】図10の治具に於いて球面加工具31の例を
示した図である。
【図12】図10の治具に於いて球面加工具34の例を
示した図である。
【図13】第3の実施の形態に於ける球面加工具を使用
して作製された圧板上の球面を説明するための図であ
る。
【図14】この発明の第4の実施の形態を説明するもの
で、圧板上の突起を溶融する治具の加工具を示した図で
ある。
【図15】この発明の第5の実施の形態を説明するもの
で、圧板を製造する際の治具に於ける受台の例を示した
図である。
【図16】この発明の第5の実施の形態を説明するもの
で、圧板を製造する際の治具に於ける受台の他の例を示
した図である。
【符号の説明】
1 圧板、 2 ベース板部、 3 板バネ、 5a、5b ボス、 6a、6b ゲート、 7 中央接面部、 8a、8b 両翼面部、 9a、9b 孔、 10a、10b 切欠き部、 12 カメラ、 13a、13b 止め具、 14 フィルム、 16 球状突起、 16a 平面部、 20 受台、 21 平面加工具、 21a 完全平面、 22 ホーン、 23 超音波振動子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の凸部をその表面に有する平面状の
    カメラの圧板に於いて、 上記複数の凸部は、その先端を溶融し、該先端が同一平
    面上若しくは同一曲面上に形成されることを特徴とする
    カメラの圧板。
  2. 【請求項2】 請求項1に於けるカメラの圧板は、射出
    成形によって形成されることを特徴とする請求項1に記
    載のカメラの圧板。
  3. 【請求項3】 複数の凸部をその表面に有する平面状の
    カメラの圧板の製造方法に於いて、 上記圧板を射出成形によって成形し、上記複数の凸部の
    先端を溶融し、該凸部の先端を同一平面上、若しくは同
    一曲面上に形成することを特徴とするカメラの圧板の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 上記溶融は、超音波加工によって行うこ
    とを特徴とする請求項4に記載のカメラの圧板の製造方
    法。
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