JP2001281569A - 光走査装置の走査開始検出構造 - Google Patents

光走査装置の走査開始検出構造

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JP2001281569A
JP2001281569A JP2000091554A JP2000091554A JP2001281569A JP 2001281569 A JP2001281569 A JP 2001281569A JP 2000091554 A JP2000091554 A JP 2000091554A JP 2000091554 A JP2000091554 A JP 2000091554A JP 2001281569 A JP2001281569 A JP 2001281569A
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Mitsuhiro Ono
光浩 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 fθレンズを透過した複数の光線を分離手段
で分離して第1反射手段と第2反射手段で順次反射させ
る構造で、第1反射手段と第2反射手段とを分離手段を
挟み、該分離手段を越えて光路を形成する位置に設ける
ことにより、第1、第2反射手段の間の光路長を長くで
きて、fθレンズと分離手段との間隔を小さくでき光走
査装置を小型化できる分離光学系を提供する。 【解決手段】 レーザー光源21から発せられ、ポリゴン
ミラー26で反射されて、fθレンズ27a、27bを透過した
レーザービームは反射面28a、28bを有する分離多面鏡28
で反射して、第1〜第4案内鏡31〜34で反射し、第1〜
第4シリンドリカルミラー36〜39で反射して像担持体の
像形成位置20に入射する。第2案内鏡32と第2シリンド
リカルミラー37、第3案内鏡33と第3シリンドリカルミ
ラー38は分離多面鏡28を挟んで反対側に配設して、その
間の光路長を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、感光体
ドラムなどの像担持体にレーザービームを照射して走査
しながら該像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像
から形成されたトナー像を、転写媒体を移動させながら
転写させて該転写媒体に所望の画像を形成する画像形成
装置に適した光走査装置に用いられ、像担持体に対する
走査の開始を検出する光走査装置の走査開始検出構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラー複写機やカラープリンタ
等のカラー画像形成装置として、いわゆるタンデム型画
像形成装置が広く知られている。これは、複数の感光体
ドラムなどの像担持体を並設し、これら像担持体に各別
にレーザービームを走査させながら照射して静電潜像を
形成し、この静電潜像を所定のトナーで現像してトナー
像を形成し、この像担持体の並設方向に移動する記録紙
などの転写媒体に順次トナー像を転写してカラー画像を
形成する方式が採用されている画像形成装置である。
【0003】この種の画像形成装置の一般的なものとし
て、例えば特開平11−295625号公報に光走査シ
ステムとして記載されたものなどがある。このような一
般的なタンデム型画像形成装置は、Y(イエロー)、M
(マゼンタ)、C(シアン)、BK(ブラック)の画像
データに対応した4つのレーザー光源から照射させたレ
ーザービームを、それぞれに対応した走査光学系を介し
て4つの感光体ドラムにそれぞれ露光して静電潜像を形
成するようにしたものである。
【0004】斯かるカラー画像形成装置では、複数の感
光体ドラムに対して各別の走査光学系を備えているた
め、装置の小型化が阻害されると共に、コストが大きな
ものとなってしまうおそれがある。このため、単一の走
査光学系を複数の感光体ドラムに対して共通にして、小
型化を図ったカラー画像形成装置が、特開平6−286
226号公報や特開平10−20608号公報、特開平
10−133131号公報などに記載されている。これ
らのカラー画像形成装置に用いられている光走査装置
は、複数の感光体の数に応じた複数のレーザー光源から
出射されたレーザービームを、共通に偏向する偏向手段
によって分離手段へ偏向させ、該分離手段によってそれ
ぞれのレーザービームをそれぞれの感光体へ導くように
したものである。
【0005】図3及び図4は、この種の従来のカラー画
像形成装置の光走査装置の概略の構造を示す図である。
この光走査装置は、半導体レーザーアレイからなるレー
ザー光源1から出射された4本のレーザービームがコリ
メータレンズ2とシリンドリカルレンズ4とで調整さ
れ、第1反射鏡3と第2反射鏡5とで順次反射されて偏
向手段である略正六角形の側面に反射面が形成されて適
宜な速度で回転するポリゴンミラー6に入射する。ポリ
ゴンミラー6で反射したレーザービームは、fθレンズ
7を透過して、分離手段である分離多面鏡8に入射す
る。略平行で入射した4本のレーザービームは、この分
離多面鏡8で、図3に示すように、4方向に分離されて
反射する。分離多面鏡8で反射された4方向のレーザー
ビームは、それぞれ第1シリンドリカルミラー11、第2
シリンドリカルミラー12、第3シリンドリカルミラー1
3、第4シリンドリカルミラー14で反射されて、図示し
ない4つの感光体ドラムに像形成位置10でそれぞれ入射
して、静電潜像を形成する。なお、この感光体ドラムは
適宜な速度で回転しており、この回転に応じて静電潜像
が形成される位置が順次変化する。また、前記ポリゴン
ミラー6の回転によって前記分離多面鏡8への入射位置
が順次変化し、これにより感光体ドラムへの入射位置が
順次変化する。このとき、前記ポリゴンミラー6の回転
によって感光体ドラムへの入射位置の変化による走査方
向を主走査方向とし、感光体ドラムの回転に応じた入射
位置の変化による走査方向を副走査方向とする。
【0006】前記分離多面鏡8は、図5に示すように、
前記fθレンズ7から該分離多面鏡8に入射する光束を
反射する互に異なる角度の4つの反射面8a、8b、8c、8d
を備えている。この分離多面鏡8は、断面略台形に形成
された下側反射鏡部9aと、この台形の上底に重畳された
断面略二等辺三角形に形成された上側反射鏡部9bとから
形成されており、上側反射鏡部9bの等辺の方が下側反射
鏡部9aの辺よりも光軸に対して大きな角度としてある。
そして、下側反射鏡部9aの辺によって前記反射面8a、8d
が形成され、上側反射鏡部9bの等辺によって前記反射面
8b、8cが形成されており、反射面8a、8dで反射したレー
ザービーム同士と、反射面8b、8cで反射したレーザービ
ーム同士とがそれぞれ前記光軸に対して対称とされてい
る。したがって、前記第1シリンドリカルミラー11と第
4シリンドリカルミラー14とが、第2シリンドリカルミ
ラー12と第3シリンドリカルミラー13とがそれぞれ前記
光軸に対して対称な位置に配されている。しかも、前記
レーザー光源1からそれぞれのシリンドリカルミラー1
1、12、13、14で反射し、感光体ドラムの像形成位置10
に至る光路長が略等しくなるように、これらシリンドリ
カルミラー11、12、13、14の位置が定められている。
【0007】そして、前記主走査方向への走査範囲の外
側近傍にはセンサミラー15が設けられて、ポリゴンミラ
ー6で反射されたレーザービームを照射位置検出センサ
16に向けて反射する。この照射位置検出センサ16へのレ
ーザービームの入射があると、適宜なタイミングで走査
が開始されて、前記感光体ドラムへの静電潜像の形成が
開始される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の画像形成装置の光走査装置では、該画像形成装置の
小型化を図るために、共通の走査光学系を透過して調整
されたレーザービームを前記分離多面鏡8によって4つ
の方向に分離させるようにしてあるが、本件出願の発明
者は、ポリゴンミラーから分離多面鏡までの間隔を小さ
くすることにより、さらに小型化した光走査装置を開発
した。しかも、ポリゴンミラーから分離多面鏡までの間
隔を小さくすることは、該ポリゴンミラーで反射しfθ
レンズを透過して徐々に拡開するレーザービームを、拡
開し過ぎない部分で分離することができるので、確実に
分離させる上で好ましい。
【0009】しかしながら、ポリゴンミラーから分離多
面鏡までの距離を小さくした場合に、これらポリゴンミ
ラーと分離多面鏡との間に、前述のように前記センサミ
ラーと照射位置検出センサとを配設すると、これらの配
置スペースを確保しなければならないから、分離多面鏡
までの距離を小さくしたにも拘わらず光走査装置の小型
化を阻害するおそれがある。すなわち、ポリゴンミラー
から分離多面鏡までの距離が小さくなると、走査範囲に
対応する反射範囲角度θが大きくなり、前記センサミラ
ーはこの反射範囲角度θよりも外側の位置になければな
らないから、該センサミラーの設置スペースの分が広が
ることになる。また、前記照射位置検出センサは像担持
体に対する入射位置と等価の位置に設置されることが好
ましく、ポリゴンミラーからセンサミラーまでの距離が
小さくなると、このセンサミラーから照射位置検出セン
サまでの距離を大きくすることになる。このため、該照
射位置検出センサが側方に離れて設置されることにな
り、この設置スペースの分が広がることにもなる。しか
も、ポリゴンミラーと分離多面鏡との距離が小さくなる
ので、他の光学部材との関係で、これらセンサミラーや
照射位置検出センサの配置スペースを確保することが難
しくなる。
【0010】また、前記センサミラー15はポリゴンミラ
ー6からの距離が大きい位置に配された方が、前記反射
範囲角度θへの影響を小さくできて好ましい。図6に示
すように、センサミラー15a とセンサミラー15b の位置
に関して、センサミラー15aとセンサミラー15b とが等
しい大きさである場合には、センサミラー15で照射位置
検出センサ16へ入射するために反射する光の範囲は、セ
ンサミラー15a ではδ1 であるのに対してセンサミラー
15b ではδ2 であり、δ1 <δ2 となる。このため、セ
ンサミラー15b の位置では大きな角度δ2 を避けるため
に反射範囲角度θが小さくなり、センサミラー15a の位
置では小さい角度δ1 を避けるために反射範囲角度θが
大きくなる。すなわち、センサミラー15a の方が走査範
囲を大きくできるので、画像形成装置の小型化にとって
有利である。
【0011】そこで、この発明は、光走査装置の小型化
に寄与することができ、特にポリゴンミラーと分離多面
鏡との間の距離を小さくした光走査装置に適した光走査
装置の走査開始検出構造を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る光走査装置の走
査開始検出構造は、光線を偏向手段に導き、該偏向手段
で反射した光線を反射手段で反射させて被走査体に入射
して走査する光走査装置において、前記反射手段で反射
し、被走査体における走査範囲の外側に入射する光線を
捕捉する位置にセンサミラーを設け、前記センサミラー
の反射光を前記反射手段で反射させて照射位置検出セン
サに入射させることを特徴としている。
【0013】前記反射手段は、走査範囲を充分にカバー
する範囲で設けられているから、走査の際にはこの反射
手段における走査範囲外の部分にも前記fθレンズを透
過した光線は入射する。この走査範囲外の部分に入射
し、当該部分で反射した光線を前記センサミラーに入射
させる。このセンサミラーで反射した光線は、再び反射
手段に逆方向から入射する。反射手段ではこの光線をf
θレンズの方向に反射させる。この場合、センサミラー
などの反射角度を調整することによりfθレンズには入
射しない方向となるようにする。そして、fθレンズの
側方を通って前記照射位置検出センサに入射することに
なる。照射位置検出センサが光線の入射を検出したなら
ば、光線はその後、反射手段の走査範囲を移動しながら
入射することになるから、検出から適宜なタイミングで
走査を開始して、被走査体に静電潜像の形成を行なうよ
うにする。
【0014】すなわち、前記センサミラーを、走査範囲
を充分にカバーしている反射手段で反射した光線を捕捉
する位置に設けたから、fθレンズを透過した直後の光
線を捕捉する位置に設けた場合に比べて、センサミラー
の設置スペースが小さくてよい。
【0015】また、請求項2の発明に係る光走査装置の
走査開始検出構造は、複数本の光線を偏向手段に導き、
該偏向手段で反射した光線を分離手段によって複数の方
向の光線に分離し、それぞれの光線で複数の被走査体を
各別に走査する光走査装置において、前記分離手段で分
離され、被走査体における走査範囲の外側に入射するこ
とになる光線を捕捉する位置にセンサミラーを設け、前
記センサミラーの反射光を前記分離手段に入射させ、該
分離手段で反射した光線を照射位置検出センサに入射さ
せることを特徴としている。
【0016】タンデム型のカラー画像形成装置のように
複数の被走査体に対して各別に光線を入射して走査を行
なう構造であって、単一の偏向手段を用いた走査光学系
とした構造の場合には、被走査体に入射する前の段階で
複数の光線に分離する必要があり、そのために分離手段
が具備されている。この分離手段は、fθレンズを透過
した複数本の光線を異なる方向に反射させて複数本の光
線に分離するため、そのうちの少なくとも一の光線を捕
捉するセンサミラーを設ける。このセンサミラーでの反
射光を再度分離手段に入射させると、その反射光はfθ
レンズの方向となる。なお、センサミラーの反射角度な
どを調整することにより、該反射光がfθレンズを透過
しないようにする。そして、分離手段で反射しfθレン
ズの側方を通過した光線が、照射位置検出センサに入射
されるようにする。
【0017】なお、複数本の光線による構造の場合、共
通の画像に関する情報を含んだこれらの光線が同時に照
射される場合には、一の光線を捕捉して照射位置を検出
すればよい。他方、共通の画像に関する情報を含んだ複
数本の光線がタイミングがずれて照射される場合には、
それぞれの光線について照射位置を検出し転写媒体にお
ける記録開始位置を等しくしなければならない。このた
め、それぞれの光線についてセンサミラーと位置検出セ
ンサとを設ける構造となる。
【0018】また、請求項3の発明に係る光走査装置の
走査開始検出構造は、前記照射位置検出センサを前記偏
向手段の近傍に配したことを特徴としている。
【0019】偏向手段の近傍に照射位置検出センサを配
設することにより、該照射位置検出センサの設置スペー
スを走査光学系から余分に広げることがなく、光走査装
置の小型化を図ることができる。なお、前記反射手段や
分離手段からの光路長は、これら反射手段や分離手段と
前記センサミラーとの距離を変更して調整できるから、
照射位置検出センサは容易に偏向手段の近傍に配設する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る光走査装置の走査開始検
出構造を具体的に説明する。図1及び図2は、この走査
開始検出構造を具備させた光走査装置の構成を説明する
図である。この光走査装置は、Y、M、C、BKの画像
情報をそれぞれ含む4本のレーザービームを出射する半
導体レーザーアレイ等からなるレーザー光源21を備えて
いる。レーザー光源21の前方にはコリメータレンズ22と
シリンドリカルレンズ24とが配されて、レーザービーム
が調整されて第1反射鏡23に入射する。第1反射鏡23で
反射されたレーザービームは第2反射鏡25に入射し、該
第2反射鏡25で反射して、略正六角形の側面に反射鏡が
形成されて適宜な速度で回転する偏向手段としてのポリ
ゴンミラー26に入射する。このポリゴンミラー26で反射
したレーザービームは、fθレンズ27a 、27b を透過し
て、分離手段であり、反射手段である分離多面鏡28に入
射する。
【0021】前記分離多面鏡28は、断面略正方形に形成
されて、ポリゴンミラー26の径方向と略平行に配設され
ている。この分離多面鏡28の反射面28a 、28b は該正方
形の隣接する2つの辺を含む面で形成されており、この
ため、反射面とならない他の2つの面は適宜に面取され
て安定して設置を行なえるようにしてあっても構わな
い。また、この分離多面鏡28の反射面28a 、28b の頂点
は、4本のレーザービームの内側の2本で挟まれる場所
に位置しており、該反射面28a 、28b はこの頂点を結ぶ
縁を含みレーザービームと略平行な面(以下、この面を
「基準面」とする。)に対して45度に調整されてい
る。そして、4本のレーザービームは略等間隔でこの基
準面に対して2本ずつが対称の位置となる光路で入射す
るように、前記コリメータレンズ22やシリンドリカルレ
ンズ24によって調整されている。
【0022】前記分離多面鏡28の反射面28a 、28b によ
って反射される方向の適宜位置には、第1案内鏡31と第
2案内鏡32、第3案内鏡33、第4案内鏡34とが配されて
おり、それぞれの案内鏡31〜34は4本のレーザービーム
にそれぞれ対応させてある。そして、第1案内鏡31と第
4案内鏡34とが、第2案内鏡32と第3案内鏡33とが、そ
れぞれ分離多面鏡28に対して略対称の位置で、第1案内
鏡31と第4案内鏡34とが外側に、第2案内鏡32と第3案
内鏡33とが内側に配されている。また、第1案内鏡31と
第4案内鏡34は、第2案内鏡32と第3案内鏡33よりもポ
リゴンミラー26側に設けられている。すなわち、分離多
面鏡28で反射した4本のレーザービームはこれら第1案
内鏡31〜第4案内鏡34に各別に入射するようにしてあ
る。
【0023】前記案内鏡31〜34よりもポリゴンミラー26
側には、第1シリンドリカルミラー36と第2シリンドリ
カルミラー37、第3シリンドリカルミラー38、第4シリ
ンドリカルミラー39が設けられている。そして、前記第
1案内鏡31で反射したレーザービームは第1シリンドリ
カルミラー36に、第2案内鏡32での反射ビームは第2シ
リンドリカルミラー37に、第3案内鏡33での反射ビーム
は第3シリンドリカルミラー38に、第4案内鏡34での反
射ビームは第4シリンドリカルミラー39にそれぞれ入射
する。シリンドリカルミラー36〜39に入射したレーザー
ビームは該シリンドリカルミラー36〜39で反射され、図
示しない被走査体である感光体ドラムなどの像担持体に
入射して、その表面に静電潜像を形成する。
【0024】前記案内鏡31〜34とシリンドリカルミラー
36〜39の位置は、4本のレーザービームの前記レーザー
光源21から像担持体の像形成位置20に至る光路長が略等
しくなる位置としてある。このため、図1に示すよう
に、分離多面鏡28を挟んで、第2シリンドリカルミラー
37は第2案内鏡32の反対側に、第3シリンドリカルミラ
ー38は第3案内鏡33の反対側に、それぞれ配設されてい
る。
【0025】前記像担持体は適宜な速度で回転してお
り、この回転に応じて前記静電潜像が形成される位置が
変更される。また、前記ポリゴンミラー26の回転によっ
て前記分離多面鏡28への入射位置が変更され、これによ
り像担持体への入射位置が変更されることになる。この
とき、前記ポリゴンミラー26の回転によって像担持体へ
の入射位置の変更による走査方向を主走査方向とし、像
担持体の回転に応じた入射位置の変更による走査方向を
副走査方向とする。そして、分離多面鏡28における主走
査方向への走査範囲の外側で分離多面鏡28の反射面28a
で反射したレーザービームが入射するセンサミラー41が
適宜位置に設けられており、このセンサミラー41で反射
したレーザービームは前記分離多面鏡28に戻されて入射
するようにしてある。そして、センサミラー41からの反
射ビームが分離多面鏡28で反射されて、ポリゴンミラー
26の近傍に配された照射位置検出センサ42に入射するよ
うにしてある。なお、ポリゴンミラー26からこの照射位
置検出センサ42に至る光路長途、該ポリゴンミラー26か
ら前記像形成位置20に至る光路長とは略等しくしてあ
り、即ち、照射位置検出センサ42は像形成位置20と等価
の位置に配設されている。
【0026】以上により構成されたこの発明の光走査装
置の走査開始検出構造の実施形態についての作用を、こ
の走査開始検出構造を具備した光走査装置の作用と共に
説明する。前記レーザー光源21から発せられた4本のレ
ーザービームは、コリメータレンズ22とシリンドリカル
レンズ24を透過して適宜に調整され、前記第1反射鏡23
と第2反射鏡25とで順次反射し、前記ポリゴンミラー26
に入射する。このポリゴンミラー26は回転しているた
め、レーザービームは時間と共に反射方向が変化する。
すなわち、この反射ビームはfθレンズ27a 、27b への
入射位置がポリゴンミラー26の回転に応じて変化する。
そして、このfθレンズ27a 、27b を透過したレーザー
ビームは前記分離多面鏡28に入射する。しかも、ポリゴ
ンミラー28の回転に応じて、レーザービームは分離多面
鏡28の一端側から他端側に徐々に入射位置を変化させて
入射する。また、このとき、4本のレーザービームは等
間隔で略平行にあり、また分離多面鏡28の頂点を挟ん
で、2本ずつが反射面28a と反射面28b とにそれぞれ入
射すると共に、その入射位置が前記基準面に対して略対
称位置にある。
【0027】分離多面鏡28への入射の開始初期におい
て、該分離多面鏡28の走査範囲に対応した部分以外の部
分から入射する。レーザービームの一部は、該分離多面
鏡28の当該部分で反射して前記センサミラー41に入射す
る。そして、該センサミラー41で反射した反射ビームは
再度分離多面鏡28で反射して、前記照射位置検出センサ
42に入射する。照射位置検出センサ42がこの入射光を検
出したならば、ポリゴンミラー26の回転に伴われてレー
ザービーム画前記分離多面鏡28における走査範囲に入射
するタイミングで走査開始の信号が出力されて像担持体
の回転を開始するなどの走査が開始され、像担持体への
静電潜像の形成が開始される。
【0028】前記分離多面鏡28へは、4本の略平行なビ
ームが該分離多面鏡28の反射面28a、28b のそれぞれに
2本ずつ入射し、しかもその入射位置がそれぞれ異な
る。また、この反射面28a 、28b は前記基準面に対して
45度の角度で配されているから、レーザービームのそ
れぞれは該基準面に対して略90度の方向に略平行とな
って反射する。このため、この4本の反射ビームは、前
記第1案内鏡31と第2案内鏡32、第3案内鏡33、第4案
内鏡34に入射する。第1案内鏡31で反射したレーザービ
ームは、その斜め近傍に配された前記第1シリンドリカ
ルミラー36に入射し、第4案内鏡34で反射したレーザー
ビームは、その斜め近傍に配された前記第4シリンドリ
カルミラー39に入射する。また、前記第2案内鏡32で反
射したレーザービームは、前記分離多面鏡28を挟んで該
第2案内鏡32の反対側に位置させた第2シリンドリカル
ミラー37に入射し、前記第3案内鏡33で反射したレーザ
ービームは、分離多面鏡28を挟んで該第3案内鏡33の反
対側に位置させた第3シリンドリカルミラー38に入射す
る。そして、それぞれのシリンドリカルミラー36、37、
38、39で反射したレーザービームは適宜間隔となって図
示しない感光体ドラムなどの像担持体に像形成位置20で
入射する。
【0029】しかも、第2シリンドリカルミラー37と第
3シリンドリカルミラー38は、分離多面鏡28を挟んで、
それぞれ第2案内鏡32と第3案内鏡33の反対側に配され
ているから、第2案内鏡32と第2シリンドリカルミラー
37の間の光路長と、第3案内鏡33と第3シリンドリカル
ミラー38との間の光路長とを適宜な長さに確保すること
ができる。このため、シリンドリカルミラー36〜39のそ
れぞれから像担持体までの光路長を略等しくさせること
ができ、4本のレーザービームの照射径を等しくするこ
とができるため、像担持体への静電潜像の記録を均一に
行なうことができる。また、第2案内鏡32と第2シリン
ドリカルミラー37との光路長と、第3案内鏡33と第3シ
リンドリカルミラー38との光路長を調整することによ
り、4本のレーザービームに関して、前記レーザー光源
21から像担持体までの光路長を容易に等しくすることが
できる。
【0030】この実施形態では、分離多面鏡28で4本の
レーザービームを分離させる構造について説明したが、
単一のレーザービームを被走査体に照射する光走査装置
に用いることもできる。また、分離多面鏡28は、2本あ
るいは適宜本数のレーザービームを分離することもでき
る。なお、偶数本のレーザービームを分離させる場合に
は、該分離多面鏡を中心として等しい本数同士に分離さ
せることが好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る光
走査装置の走査開始検出構造によれば、fθレンズを透
過して反射手段で反射させた光線を照射位置検出センサ
で検出する構造であるから、fθレンズを透過した直後
の光線を捕捉する構造と比べて、走査光学系を、センサ
ミラーを設置するスペースの分を広げる必要がなく、光
走査装置の小型化を図ることができる。
【0032】しかも、センサミラーや照射位置検出セン
サの配設に、他の光学部材が影響を与えることがほとん
どないから、ポリゴンミラーと反射手段との間の距離を
小さくすることができ、走査光学系の小型化をさらに促
進でき、光走査装置のより小型化を図ることができる。
【0033】また、請求項2の発明に係る光走査装置の
走査開始検出構造によれば、カラー画像形成装置などに
用いられる光走査装置の小型化を図ることができ、該カ
ラー画像形成装置の小型化を図ることができる。
【0034】また、請求項3の発明に係る光走査装置の
走査開始検出構造によれば、照射位置検出センサを配設
することによる走査光学系の設置範囲の広がりを防止で
き、光走査装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置に組み込まれた場合の、この発明
に係る走査開始検出構造を備えた光走査装置の構造を模
式的に示す側面図である。
【図2】図1に示す構造の正面図である。
【図3】従来の光走査装置の走査開始検出構造を模式的
に示す図で、図1に相当する図である。
【図4】従来の光走査装置の走査開始検出構造を模式的
に示す図で、図2に相当する図である。
【図5】従来の光走査装置に用いられている分離手段の
構造を説明する図である。
【図6】センサミラーの配置の反射範囲角度に対する影
響を説明する図である。
【符号の説明】
20 像形成位置 21 レーザー光源 22 コリメータレンズ 23 第1反射鏡 24 シリンドリカルレンズ 25 第2反射鏡 26 ポリゴンミラー(偏向手段) 27a 、27b fθレンズ 28 分離多面鏡(分離手段) 28a、28b 反射面 41 センサミラー 42 照射位置検出センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA50 BA51 BA52 BA69 BA83 BB30 DA06 2H045 AA01 BA02 BA23 BA34 CA02 CA63 CA89 5C051 AA02 CA07 DA02 DB02 DB22 DB24 DB30 DC02 DC04 EA01 FA01 5C072 AA03 BA01 DA02 DA04 HA02 HA06 HA09 HA10 HA13 QA14 XA01 XA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線を偏向手段に導き、該偏向手段で反
    射した光線を反射手段で反射させて被走査体に入射して
    走査する光走査装置において、 前記反射手段で反射し、被走査体における走査範囲の外
    側に入射する光線を捕捉する位置にセンサミラーを設
    け、 前記センサミラーの反射光を前記反射手段で反射させて
    照射位置検出センサに入射させることを特徴とする光走
    査装置の走査開始検出構造。
  2. 【請求項2】 複数本の光線を偏向手段に導き、該偏向
    手段で反射した光線を分離手段によって複数の方向の光
    線に分離し、それぞれの光線で複数の被走査体を各別に
    走査する光走査装置において、 前記分離手段で分離され、被走査体における走査範囲の
    外側に入射することになる光線を捕捉する位置にセンサ
    ミラーを設け、 前記センサミラーの反射光を前記分離手段に入射させ、
    該分離手段で反射した光線を照射位置検出センサに入射
    させることを特徴とする光走査装置の走査開始検出構
    造。
  3. 【請求項3】 前記照射位置検出センサを前記偏向手段
    の近傍に配したことを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の光走査装置の走査開始検出構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006091879A (ja) * 2005-09-16 2006-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置
JP2015064420A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 ブラザー工業株式会社 走査光学装置

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