JP2001279647A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JP2001279647A
JP2001279647A JP2000096630A JP2000096630A JP2001279647A JP 2001279647 A JP2001279647 A JP 2001279647A JP 2000096630 A JP2000096630 A JP 2000096630A JP 2000096630 A JP2000096630 A JP 2000096630A JP 2001279647 A JP2001279647 A JP 2001279647A
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Tetsuo Narumi
哲郎 成実
Hideaki Handa
英明 半田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火山近傍の河川Rの河口部Mで軽石等の浮遊
塵芥を回収除去する。 【解決手段】 河口部Mを囲繞し、軽石等の浮遊塵芥の
流出を防止する堤部20を設ける。そして、沖合側のポ
ンツーン70には、前記堤部20で囲繞される水域A内
で水面近傍に浮遊する軽石等の塵芥を濾過して回収する
除塵機本体30と、この除塵機本体30から水を吸い出
す下流側水流機40を配設する。また、水域A内に除塵
機本体30に向かう水流を形成する上流側水流機50を
配設する。これら下流側水流機40および上流側水流機
50によって水面近傍の水を積極的に除塵機本体30を
循環させ、水面近傍の軽石等の塵芥を確実に除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火山近傍の河川の
河口部において軽石等の浮遊塵芥を回収除去する除塵装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】火山から噴火流出した溶岩に含まれる軽
石等が、大雨時等に増水した河川等によって海や湖等に
流出してしまう場合がある。従来は、このような軽石等
の流出は、大雨時等に限られる特殊な現象であったた
め、特に防止策はなされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一旦大雨等で
軽石等が海や湖等に流出してしまうと、軽石等は堆積す
ることなく水面近傍の浮遊塵芥となってしまうため、該
水域において船舶の航行を妨げるおそれがある。また、
該水域に生息する魚に当たって鱗を破損したり、魚が軽
石を食べて死んでしまうといった生態系の破壊が生じ
る。特に、前記水域周辺に養魚場が設置されている場合
などには、該養魚場内の魚に甚大な被害を生じるおそれ
がある。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、火山近傍の河川の河口部において軽石等の浮遊
塵芥を回収除去する除塵装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる除塵装置
は、河口部を囲繞し、囲繞された水域内で水面近傍に浮
遊する塵芥が該水域外へ流出することを阻止する堤部
と、前記水域内に設置され、該水域内で水面近傍に浮遊
する塵芥を濾過して回収する除塵機本体と、前記除塵機
本体における処理水流れ方向について前記除塵機本体の
濾過面の下流側に設置され、前記濾過面の上流側から下
流側に向かう水流を形成する下流側水流機と、を備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】このような除塵装置によれば、堤部が河口
部を囲繞しているため、大雨時等の増水によって軽石等
が海や湖等に流出しても、水面近傍に浮遊する軽石等の
浮遊塵芥は囲繞された水域外へ流出することが阻止され
る。そして、除塵機本体の濾過面の下流側に設置された
下流側水流機が、除塵機本体の濾過面で濾過された処理
水を除塵機本体から吸い出すことにより、該水域内に除
塵機本体の濾過面を通過する水流が積極的に形成される
ため、該水域内に流出した浮遊塵芥を除塵機本体により
効率的に除去することができる。
【0007】また、このような除塵装置においては、前
記除塵機本体は、前記水域内と前記水域外との境界近傍
に設置されることが望ましい。
【0008】このようにすれば、回収された塵芥を容易
に水域外へ運び出して水域内から除去することができ
る。
【0009】また、このような除塵装置においては、前
記除塵機本体によって回収された塵芥を前記水域外へ運
搬する運搬設備を備えることが望ましい。
【0010】このようにすれば、回収された塵芥を運搬
設備によって例えば水域外の運搬船等に積載して容易に
運び出すことができる。
【0011】このような除塵装置においては、前記除塵
機本体は、前記水域内の沖合側に設置されることが望ま
しい。
【0012】このようにすれば、大雨時等において河口
部に自然に形成される水流を利用して該河口部に流れ来
る軽石等の浮遊塵芥を除塵機本体近傍に集めることがで
きるため、さらに効率的に軽石等の浮遊塵芥を除去する
ことができる。
【0013】また、このような除塵装置においては、前
記水域内に設置され、少なくとも水面近傍において前記
除塵機本体に向かう水流を形成する上流側水流機を備え
ることが望ましい。
【0014】このようにすれば、上流側水流機が水面近
傍に形成する水流によって水面近傍の浮遊塵芥が除塵機
本体に向かって送り込まれるため、水域内に流出した浮
遊塵芥をさらに効率的に除去することができる。
【0015】また、このような除塵装置においては、前
記堤部は、フローティング堤であることが望ましい。
【0016】このようにすれば、堤部を設置するための
基礎をなくして容易に施工、設置を行うことができる。
また、堤部は水面近傍に浮かぶこととなるため、水位変
動によらず水面近傍に浮遊する軽石等の浮遊塵芥の水域
外への流出を確実に防止することができる。
【0017】また、このような除塵装置においては、前
記除塵機本体は、ポンツーンに配設されることが望まし
い。
【0018】このようにすれば、除塵機本体を設置する
ための基礎をなくすことができるとともに、他水域で製
造したポンツーンおよび除塵機本体を河口部に曳航して
係留することで容易に施工、設置を行うことができる。
また、ポンツーンは水面近傍に浮かぶこととなるため、
除塵機本体の濾過面を水位変動によらず所定水位に位置
させることができ、これにより、水面近傍の浮遊塵芥を
確実に回収除去することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる除塵装置
10の一実施形態を示す全体概略平面図である。
【0020】この図に示すように、この除塵装置10
は、河川Rの河口部Mを囲繞する堤部20,20を備え
ている。この堤部20,20は、河口部Mの両岸B,B
から沖側に向かって延設された発泡コンクリート製のフ
ローティング堤として構成されている。この堤部20,
20で囲繞された水域Aにおいて水面近傍に浮遊する軽
石等の塵芥は、堤部20,20によって水域A外に流出
することが阻止されている。一方、この水域Sは堤部2
0,20の下側から水域A外と連通している。
【0021】この堤部20,20は沖合側で水面上に浮
かぶポンツーン70に接続されている。このポンツーン
70は、水域A内と水域A外との境界に位置している。
このポンツーン70の水域A側には、該水域A内で水面
近傍に浮遊する軽石等の塵芥を濾過して回収する除塵機
本体30が配設されている。
【0022】図2は、この除塵機本体30の正面図、図
3は、図2のIII−III線断面図、図4は、この除
塵機本体30を含むポンツーン70全体の側面図であ
る。
【0023】これらの図に示すように、除塵機本体30
は、無端ベルト状の例えば金属製ネットからなるスクリ
ーン31を備えている。このスクリーン31の前面縁部
および後面縁部は、それぞれ水面Sの上方部分がホイー
ル32に巻き掛けられ、水面S下を含む下部分がガイド
部材33に案内されるようになっている。このガイド部
材33は、除塵機本体30の前面側壁301および除塵
機本体30の後面側壁をなすポンツーン前面壁701に
それぞれ設けられている。また、除塵機本体30の前面
側壁301には、前記スクリーン31の内側部分に対応
する略中央部に開口部Eが設けられており、この開口部
Eからスクリーン31の内側に流入する水域A内の水面
近傍の水は、スクリーン31で濾過され、軽石等の塵芥
を除去されてから、スクリーン31の左右を通ってスク
リーン31の外側に流出するようになっている。すなわ
ち、スクリーン31は、除塵機本体30の濾過面をなし
ている。
【0024】また、このスクリーン31が巻き掛けられ
た前記ホイール32は、除塵機本体30のフレーム30
2に支持されており、このホイール32がチェーン34
1を介してモータ34により回転駆動される。このホイ
ール32の回転によって、スクリーン31は水面Sの上
下を回転循環動作し、水面S下で捕捉した軽石等の塵芥
を水面S上に運び上げるようになっている。
【0025】スクリーン31の上方には、水面S下のポ
ンプ351から汲み上げた水を、スクリーン31に向か
って高圧で噴射し、スクリーン31に付着している塵芥
を脱落させて除去するスプレー手段35を備えている。
【0026】また、水面Sより上方であって、スクリー
ン31の内周側上部には、前記スプレー手段35によっ
てスクリーン31から脱落する塵芥を捕集するトラフ3
6が配設されている。このトラフ36は、捕集した塵芥
をポンツーン70上の後述する運搬設備60に案内する
ようになっている。
【0027】また、除塵機本体30の前記開口部Eに
は、流木等が内部に流入してスクリーン31が破損する
ことを防止する粗いバースクリーン37が配設されてい
る。
【0028】除塵機本体30の左右、すなわち、濾過体
であるスクリーン31より処理水流れ方向について下流
側には、それぞれ2つずつ下流側水流機40…が配設さ
れている。この下流側水流機40…は、除塵機本体30
の左右に突出する筒体41,41内に配置されたプロペ
ラ42…と、このプロペラ42…を回転させるモータ4
3…を備えている。
【0029】この下流側水流機40…は、除塵機本体3
0内から外に水を吸い出すように水流を形成する。下流
側水流機40…によって除塵機本体30内の水が排出さ
れれば、除塵機本体30には、その前面の開口部Eから
スクリーン31の内側に水域Aの水が流入することとな
る。このため、この除塵機本体30では、濾過面である
スクリーン31を通過する水流が積極的に形成され、水
域Aの水が順次濾過されるようになっている。
【0030】前記ポンツーン70上の運搬設備60は、
図4等に示すように、前記トラフ36から流れ落ちる塵
芥を受け入れるバスケット61を備えている。このバス
ケット61は、たとえば金属製の網体から構成され、受
け入れた塵芥の水切りがなされるようになっている。
【0031】バスケット61の下方位置には、バスケッ
ト61から垂れ落ちる水を受ける水切りスクリーン6
2、この水切りスクリーン62に捕集された水をポンツ
ーン70前面側の水域A内に戻す排水管63を備えてい
る。
【0032】また、この運搬設備60は、前記トラフ3
6からポンツーン70の沖合側の海上に至って立設され
たトロリー64を備えている。前記バスケット61は、
このトロリー64にチェンホイスト65を介して吊り下
げられており、トロリー61に沿って移動可能となって
いる。そして、この移動によって、受け入れた塵芥をポ
ンツーン70の沖合側に横付けされる運搬バージ90等
に運搬するようになっている。
【0033】また、堤部20,20で囲繞された水域A
内には、上流側水流機50,50が配設されている。図
5は、この上流側水流機50の一部破断斜視図である。
この図に示すように、この上流側水流機50は、左右の
フロート51,51によって水面近傍に浮かぶ金網カゴ
52内に配設されたプロペラ53と、このプロペラ53
を回転させるモータ54を備えている。また、この上流
側水流機50は、海底のアンカー55によって水域A内
の所定位置に係留されている。この上流側水流機50,
50は、水域A内で、水面S近傍に、前記除塵機本体3
0に向かう水流を形成する。
【0034】また、図1に示すように、ポンツーン70
上には自家発電設備71が配設されている。そして、こ
の除塵装置10が備える前記除塵機本体30、下流側水
流機40…、上流側水流機50…、運搬設備60等の動
力をすべて供給するようになっている。
【0035】以上のように構成された除塵装置10によ
れば、水面S近傍に浮かぶ堤部20,20およびポンツ
ーン70によって河口部Mが囲繞されているため、大雨
時等の増水によって軽石等が海に流出しても、水面S近
傍に浮遊する軽石等の浮遊塵芥は囲繞された水域A外へ
流出することが阻止される。
【0036】また、堤部20,20は、水面Sに浮かぶ
フローティング堤として構成されているため、水位の変
動によらず常に水面S近傍に位置し、軽石等の浮遊塵芥
の流出を阻止しうる。また、堤部20,20の設置のた
めの基礎工事等が不要であるため、施工が容易である。
【0037】また、ポンツーン70も、水面S近傍に浮
かぶものであるため、水位の変動によらず常に水面S近
傍に位置することができる。また、このポンツーン70
は沖側に設置されているため、回収された軽石等の浮遊
塵芥を運び出す運搬ゲージ90等を横付けするだけの水
深を確保することが容易である。
【0038】また、除塵機本体30は、このような常に
水面S近傍に位置するポンツーン70に配設されている
ため、確実に水面S近傍に位置して水面S近傍を浮遊す
る軽石等の浮遊塵芥を濾過して回収することができる。
【0039】また、除塵機本体30は、水域Aの境界に
位置するポンツーン70に配設されているため、回収し
た浮遊塵芥を水域A外に容易に運び出すことができる。
【0040】また、除塵機本体30の処理水の流れ方向
について下流側には、下流側水流機40…が配設されて
いるため、除塵機本体30から水を吸い出すことによ
り、水域A内の水面S近傍の水を除塵機本体30に導入
して、除塵機本体30による濾過処理を確実に行わせる
ことができる。
【0041】また、この下流側水流機40…は、除塵機
本体30とともにポンツーン70に配設されているた
め、常に所定の水深に位置して、除塵機本体30から確
実に水を吸い出すことができる。
【0042】また、水域A内に配設された上流側水流機
50,50によって、除塵機本体30に向かう水流が形
成されるため、水域A内を浮遊する塵芥を順次除塵機本
体30に送り込み、塵芥を除去することができる。
【0043】また、上流側水流機50,50は、水面S
近傍に浮かぶフローティング型の水流機として構成され
ているため、軽石等の浮遊塵芥が含まれる水面S近傍に
おいて確実に水流を形成することができる。
【0044】また、この除塵装置10は、ポンツーン7
0上に配設された自家発電設備71によってすべての動
力をまかなうように構成されているため、たとえば陸側
からの送電設備等を要することない。このため、送電設
備等のインフラ設備の整っていない地域においても手間
やコストを低減しながら容易に施工することができる。
【0045】以上、本発明を実施形態に即して説明した
が、本発明にかかる除塵装置は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、以下のように構成してもよい。
【0046】(1)上記実施形態においては、下流側水
流機40,40を除塵機本体の左右に配設し、除塵機本
体で濾過された水を水域A内に戻すように構成したが、
下流側水流機は、除塵機本体30における処理水流れ方
向についてスクリーン(濾過面)31の下流側に配設さ
れ、除塵機本体30から水を吸い出すような流れを形成
できれば、種々の位置に配設することが可能である。
【0047】たとえば、図6、図7に示すように、ポン
ツーン70に排水管73,73を埋設し、この排水管7
3,73内に下流側水流機45,45を配設して、除塵
機本体30で濾過された水を水域Aの外側に排出するよ
うに構成することも可能である。
【0048】(2)上記実施形態においては、除塵機本
体30として、回転循環動作するスクリーン31を濾過
体とし、その内面側に処理対象水を導入して外側に排出
するタイプの除塵機を採用したが、濾過面を有し、水中
の塵芥を回収・除去しうる除塵機であれば、任意の公知
の除塵機を採用することができる。たとえば、回転循環
動作するスクリーンの外側で塵芥を捕捉するタイプの除
塵機(いわゆるトラベリングスクリーン等)や、固定さ
れたバースクリーンを濾過体として捉えた塵芥をレーキ
で回収除去するタイプの除塵機等であってもよい。
【0049】(3)上記実施形態においては、フローテ
ィングタイプの堤部20,20を採用したが、水底に立
設して設けてもよい。上流側除塵機50,50やポンツ
ーン70も同様である。
【0050】(4)上記実施形態においては、河口部M
を囲繞した水域Aの大きさについて特に規定していない
が、大雨時等に一時に流れ来ることが予想される軽石等
の浮遊塵芥の量に応じて、その幅および沖側方向への長
さ等は適宜設定しうる。
【0051】(5)上記実施形態においては、除塵機本
体30を水域Aの沖合側の水域A境界近傍に配設した
が、水域A内の水面S近傍を除塵できれば、いずれの位
置に設けてもよい。
【0052】(6)上記実施形態においては、水域A内
に上流側水流機50,50を配設したが、このような上
流側水流機50は必ずしも設けなくともよい。
【0053】(7)上記実施形態においては、ポンツー
ン70上に自家発電設備71を配設し、除塵機本体30
等の動力を供給したが、陸上から配線してきた商用電源
から動力を供給してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる除塵装置
によれば、堤部が河口部を囲繞しているため、大雨時等
の増水によって軽石等が海や湖等に流出しても、水面近
傍に浮遊する軽石等の浮遊塵芥は囲繞された水域外へ流
出することが阻止される。そして、除塵機本体の濾過面
の下流側に設置された下流側水流機が、除塵機本体の濾
過面で濾過された処理水を除塵機本体から吸い出すこと
により、該水域内に除塵機本体の濾過面を通過する水流
が積極的に形成されるため、該水域内に流出した浮遊塵
芥を除塵機本体により効率的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる除塵装置の一実施形態を示す全
体概略平面図である。
【図2】除塵機本体の正面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】除塵機本体の側面図である。
【図5】上流側水流機の斜視図である。
【図6】他の実施形態の断面平面図である。
【図7】他の実施形態の側面図である。
【符号の説明】
10 除塵装置 20 堤部 30 除塵機本体 31 スクリーン(濾過面) 40 下流側水流機 50 上流側水流機 60 運搬設備 70 ポンツーン 90 運搬バージ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河口部を囲繞し、囲繞された水域内で水
    面近傍に浮遊する塵芥が該水域外へ流出することを阻止
    する堤部と、 前記水域内に設置され、該水域内で水面近傍に浮遊する
    塵芥を濾過して回収する除塵機本体と、 前記除塵機本体における処理水流れ方向について前記除
    塵機本体の濾過面の下流側に設置され、前記濾過面の上
    流側から下流側に向かう水流を形成する下流側水流機
    と、を備えたことを特徴とする除塵装置。
  2. 【請求項2】 前記除塵機本体は、前記水域内と前記水
    域外との境界近傍に設置された請求項1記載の除塵装
    置。
  3. 【請求項3】 前記除塵機本体によって回収された塵芥
    を前記水域外へ運搬する運搬設備を備えた請求項1また
    は2記載の除塵装置。
  4. 【請求項4】 前記除塵機本体は、前記水域内の沖合側
    に設置された請求項1〜3のいずれかに記載の除塵装
    置。
  5. 【請求項5】 前記水域内に設置され、少なくとも水面
    近傍において前記除塵機本体に向かう水流を形成する上
    流側水流機を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の除
    塵装置。
  6. 【請求項6】 前記堤部は、フローティング堤である請
    求項1〜5のいずれかに記載の除塵装置。
  7. 【請求項7】 前記除塵機本体は、ポンツーンに配設さ
    れた請求項1〜6のいずれかに記載の除塵装置。
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