JP2001276152A - 水中分娩装置 - Google Patents
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- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
- A61H33/00—Bathing devices for special therapeutic or hygienic purposes
- A61H33/0087—Therapeutic baths with agitated or circulated water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】水中分娩時、浄水された用水を使用するととも
に産婦の安全性を考慮した水中分娩装置を提供すること
である。 【解決手段】分娩浴槽内に浄水された用水を受けて貯蔵
し、産婦を収容する。用水浄水部は用水供給部から供給
される用水を浄水し、この用水を分娩浴槽に供給する。
に産婦の安全性を考慮した水中分娩装置を提供すること
である。 【解決手段】分娩浴槽内に浄水された用水を受けて貯蔵
し、産婦を収容する。用水浄水部は用水供給部から供給
される用水を浄水し、この用水を分娩浴槽に供給する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水中分娩装置に関す
るもので、より詳しくは、生理食塩水などを含む浄水さ
れた用水を受け入れる分娩浴槽内で産婦が新生児を分娩
するための水中分娩装置に関するものである。
るもので、より詳しくは、生理食塩水などを含む浄水さ
れた用水を受け入れる分娩浴槽内で産婦が新生児を分娩
するための水中分娩装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、分娩を楽に行えるため、外部か
ら物理的刺激を与えるか、分娩促進注射などを使用す
る。そのほかに、帝王切開などのような外科的手術を行
うか、別途の分娩装置などを使用することもある。
ら物理的刺激を与えるか、分娩促進注射などを使用す
る。そのほかに、帝王切開などのような外科的手術を行
うか、別途の分娩装置などを使用することもある。
【０００３】前記分娩装置の例は韓国特許公開第９９−
７２５４９号及び同第９９―７３２５５号に開示されて
いる。
７２５４９号及び同第９９―７３２５５号に開示されて
いる。
【０００４】そして、最近には水中分娩が脚光を浴びて
いるが、前記水中分娩のための安全な分娩装置は別に備
えていない。ただ、一般浴槽又は海辺などで水中分娩を
行っている程度である。しかし、このような水中分娩は
用水に対する安全性を欠いていると判断される。
いるが、前記水中分娩のための安全な分娩装置は別に備
えていない。ただ、一般浴槽又は海辺などで水中分娩を
行っている程度である。しかし、このような水中分娩は
用水に対する安全性を欠いていると判断される。
【０００５】したがって、従来には、前記水中分娩の有
用性を認めているが、前記水中分娩に用いられる用水な
どに対する認識が欠けている問題点がある。
用性を認めているが、前記水中分娩に用いられる用水な
どに対する認識が欠けている問題点がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、水中分娩時、浄水された用水を使用するととも
に産婦の安全性を考慮した水中分娩装置を提供すること
にある。
目的は、水中分娩時、浄水された用水を使用するととも
に産婦の安全性を考慮した水中分娩装置を提供すること
にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の水中分娩装置は、水中で新生児を分娩し得る
ように、浄水された用水を受けて貯蔵し、産婦を収容す
るための分娩浴槽と、前記分娩浴槽と前記用水を供給す
るための用水供給部との間に設けられ、前記用水供給部
から供給される用水を浄水して前記分娩浴槽に供給する
ための用水浄水部とを含む。
の本発明の水中分娩装置は、水中で新生児を分娩し得る
ように、浄水された用水を受けて貯蔵し、産婦を収容す
るための分娩浴槽と、前記分娩浴槽と前記用水を供給す
るための用水供給部との間に設けられ、前記用水供給部
から供給される用水を浄水して前記分娩浴槽に供給する
ための用水浄水部とを含む。
【０００８】前記分娩浴槽内の前記用水を３５°〜４０
°、好ましくは人体の体温と同温度を維持するための温
度維持部、及び前記用水を一定水位に調節するための水
位調節部が更に含まれ、前記産婦が座った姿勢で新生児
を分娩し得るように、産婦の下方に孔が開けられた産婦
用椅子が更に含まれる。
°、好ましくは人体の体温と同温度を維持するための温
度維持部、及び前記用水を一定水位に調節するための水
位調節部が更に含まれ、前記産婦が座った姿勢で新生児
を分娩し得るように、産婦の下方に孔が開けられた産婦
用椅子が更に含まれる。
【０００９】前記用水供給部と前記浄水部との間には、
前記用水をポンピングして用水浄水部に供給するための
ポンプ、及び前記用水を前処理するための前処理部が設
けられ、前記用水浄水部と前記分娩浴槽との間には、前
記用水の温度を瞬間的に上昇させるための瞬間温度上昇
部が更に設けられる。
前記用水をポンピングして用水浄水部に供給するための
ポンプ、及び前記用水を前処理するための前処理部が設
けられ、前記用水浄水部と前記分娩浴槽との間には、前
記用水の温度を瞬間的に上昇させるための瞬間温度上昇
部が更に設けられる。
【００１０】前記用水浄水部は逆浸透圧フィルタ及びカ
ーボンフィルタ、具体的には、前記逆浸透圧フィルタ及
びカーボンフィルタの上に、中空糸膜フィルタ、セラロ
ンフィルタ、ＵＦフィルタ、陰イオン又は陽イオン樹脂
などを含み、前記用水浄水部は分娩浴槽の外側面に一体
的に設けられる。
ーボンフィルタ、具体的には、前記逆浸透圧フィルタ及
びカーボンフィルタの上に、中空糸膜フィルタ、セラロ
ンフィルタ、ＵＦフィルタ、陰イオン又は陽イオン樹脂
などを含み、前記用水浄水部は分娩浴槽の外側面に一体
的に設けられる。
【００１１】これにより、産婦を収容する分娩浴槽に浄
水用水を供給しながら分娩を行うことができる。
水用水を供給しながら分娩を行うことができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例を
添付図面に基づいてより詳細に説明する。
添付図面に基づいてより詳細に説明する。
【００１３】図１は本発明の一実施例による水中分娩装
置を説明するための斜視図である。同図に示すように、
水中分娩装置１は、水中で新生児を分娩し得るように、
浄水された用水を受けて貯蔵し、産婦を収容するための
分娩浴槽１０を備えている。前記分娩浴槽１０には、産
婦が座って新生児を分娩し得るように、産婦により座ら
れ、下方に孔が開けられた産婦用椅子１２と、前記産婦
を保護するための保護者用椅子１４とが備えられてい
る。前記産婦用椅子１２には、産婦が楽な姿勢を取り得
るように、肘掛けが備えられる。また、前記産婦用椅子
及び保護者用椅子１４は、前記分娩浴槽１０に固定する
こともでき、産婦と保護者の姿勢などの便宜のため、着
脱可能に備えることもできる。そして、前記産婦用椅子
１２の背凭れの上端には頭支えを設けて、産婦の姿勢の
便宜を提供することができる。前記分娩浴槽１０は、Ｆ
ＲＰ、マーブル、ステンレススチール、ＰＰ、大理石又
はセラミック材質で構成することができ、長方形、円
形、三角形又は菱形などの形状に構成することができ
る。
置を説明するための斜視図である。同図に示すように、
水中分娩装置１は、水中で新生児を分娩し得るように、
浄水された用水を受けて貯蔵し、産婦を収容するための
分娩浴槽１０を備えている。前記分娩浴槽１０には、産
婦が座って新生児を分娩し得るように、産婦により座ら
れ、下方に孔が開けられた産婦用椅子１２と、前記産婦
を保護するための保護者用椅子１４とが備えられてい
る。前記産婦用椅子１２には、産婦が楽な姿勢を取り得
るように、肘掛けが備えられる。また、前記産婦用椅子
及び保護者用椅子１４は、前記分娩浴槽１０に固定する
こともでき、産婦と保護者の姿勢などの便宜のため、着
脱可能に備えることもできる。そして、前記産婦用椅子
１２の背凭れの上端には頭支えを設けて、産婦の姿勢の
便宜を提供することができる。前記分娩浴槽１０は、Ｆ
ＲＰ、マーブル、ステンレススチール、ＰＰ、大理石又
はセラミック材質で構成することができ、長方形、円
形、三角形又は菱形などの形状に構成することができ
る。
【００１４】そして、前記分娩浴槽１０には、前記浄水
された用水を３５°〜４０°に頤使するための温度維持
部１６と、前記用水を一定水位に調節するための水位調
節部１８が設けられている。前記温度維持部１６はカー
トリッジヒーターを含み、前記用水の温度が３５°〜４
０°、好ましくは３７°の温度となるように構成する。
前記水位調節部１８は水位調節センサー１８ａ及び水位
ランプ１８ｂを含み、前記水位調節センサー１８ａの感
知で前記用水の供給を調節し、前記水位ランプ１８ｂの
点灯で、前記分娩浴槽１０に供給される用水の水位を外
部に知らせる。
された用水を３５°〜４０°に頤使するための温度維持
部１６と、前記用水を一定水位に調節するための水位調
節部１８が設けられている。前記温度維持部１６はカー
トリッジヒーターを含み、前記用水の温度が３５°〜４
０°、好ましくは３７°の温度となるように構成する。
前記水位調節部１８は水位調節センサー１８ａ及び水位
ランプ１８ｂを含み、前記水位調節センサー１８ａの感
知で前記用水の供給を調節し、前記水位ランプ１８ｂの
点灯で、前記分娩浴槽１０に供給される用水の水位を外
部に知らせる。
【００１５】また、前記分娩浴槽１０には、前記用水を
バブリングさせ得るバブリング部材（図示せず）を設け
ることができ、前記バブリング部材はエアポンプなどを
含み、前記分娩浴槽１０に供給される用水を循環させ
る。そして、前記分娩浴槽１０には、感電及び電子波に
対する安全性を確保するため、過負荷遮断部材（図示せ
ず）及び電子波遮断部材（図示せず）などを設けること
ができる。
バブリングさせ得るバブリング部材（図示せず）を設け
ることができ、前記バブリング部材はエアポンプなどを
含み、前記分娩浴槽１０に供給される用水を循環させ
る。そして、前記分娩浴槽１０には、感電及び電子波に
対する安全性を確保するため、過負荷遮断部材（図示せ
ず）及び電子波遮断部材（図示せず）などを設けること
ができる。
【００１６】前記分娩浴槽１０にはつぎのような多様な
部材を設けることができる。音楽を鑑賞し得るスピーカ
ー２０を有するＣＤプレイヤー２２、前記音楽によって
多様な背景を演出し得るランプ２４、香りを提供する香
り噴射器２６、新生児の出生を撮影するためのカムコー
ダー２８、及び産婦のプライバシーを保護するためのカ
ーテンなどを設けることができる。また、前記分娩浴槽
１０に供給される用水を生理食塩水に作るための医療用
塩を貯蔵する塩貯蔵部３５を設けることができる。
部材を設けることができる。音楽を鑑賞し得るスピーカ
ー２０を有するＣＤプレイヤー２２、前記音楽によって
多様な背景を演出し得るランプ２４、香りを提供する香
り噴射器２６、新生児の出生を撮影するためのカムコー
ダー２８、及び産婦のプライバシーを保護するためのカ
ーテンなどを設けることができる。また、前記分娩浴槽
１０に供給される用水を生理食塩水に作るための医療用
塩を貯蔵する塩貯蔵部３５を設けることができる。
【００１７】そして、前記分娩浴槽１０には、分娩後に
用水を排水し得る排水口３２及び前記分娩浴槽１０を消
毒し得る消毒薬を備える消毒薬容器３４などを設けるこ
とができる。これらは、分娩後、前記排水口３２を通じ
て、用水及び分娩時に発生する羊水を迅速に排水しなが
ら消毒して、継続して水中分娩を行うためである。そし
て、前記排水口３２は、前記分娩浴槽１０に用水が一杯
満水されたときにも前記用水を排水させる役割を行え
る。また、前記分娩浴槽１０に用水を供給する給水口３
６が設けられ、前記給水口３６は電子式ソレノイドバル
ブを含む。これは、前記分娩浴槽１０に用水が満水され
たとき、前記用水の供給を中止して用水の溢れを防止す
るためである。前記給水口３６は、前記分娩浴槽１０に
用水を供給する後述する用水浄水部を含む部材と連結さ
れる。
用水を排水し得る排水口３２及び前記分娩浴槽１０を消
毒し得る消毒薬を備える消毒薬容器３４などを設けるこ
とができる。これらは、分娩後、前記排水口３２を通じ
て、用水及び分娩時に発生する羊水を迅速に排水しなが
ら消毒して、継続して水中分娩を行うためである。そし
て、前記排水口３２は、前記分娩浴槽１０に用水が一杯
満水されたときにも前記用水を排水させる役割を行え
る。また、前記分娩浴槽１０に用水を供給する給水口３
６が設けられ、前記給水口３６は電子式ソレノイドバル
ブを含む。これは、前記分娩浴槽１０に用水が満水され
たとき、前記用水の供給を中止して用水の溢れを防止す
るためである。前記給水口３６は、前記分娩浴槽１０に
用水を供給する後述する用水浄水部を含む部材と連結さ
れる。
【００１８】前記分娩浴槽１０と、前記用水を供給する
ための用水供給部３８との間には、前記用水供給部３８
から供給される用水を浄水し、浄水された用水を前記分
娩浴槽１０に供給するための用水浄水部４０が設けられ
る。
ための用水供給部３８との間には、前記用水供給部３８
から供給される用水を浄水し、浄水された用水を前記分
娩浴槽１０に供給するための用水浄水部４０が設けられ
る。
【００１９】前記用水浄水部４０は、逆浸透圧フィルタ
及びカーボンフィルタ、具体的には、前記逆浸透圧フィ
ルタ及びカーボンフィルタのほかに、中空糸膜フィル
タ、セラロンフィルタ、ＵＦフィルタ、陰イオン又は陽
イオン樹脂などを含むことができる。また、前記用水浄
水部４０は、オゾン、紫外線、ラジカルなどを使用して
用水を浄水し得るように構成することもできる。これに
より、前記用水供給部３８から供給される用水に含まれ
た各種異物質又は重金属、イオン、細菌などを多段階で
浄水することができる。また、用水浄水部４０には、除
去される各種異物質又は重金属、イオン、細菌などを排
水するための排水管が設けられている。また、前記分娩
浴槽１０を使用しなく保管する場合、外部の空気接触な
どにより前記分娩浴槽１０が汚くなることを防止するた
め、ビニールカバーなどを使用して覆えるように構成す
る。これは、前記分娩浴槽１０の単純な保管でなく感染
の予防を図るためである。
及びカーボンフィルタ、具体的には、前記逆浸透圧フィ
ルタ及びカーボンフィルタのほかに、中空糸膜フィル
タ、セラロンフィルタ、ＵＦフィルタ、陰イオン又は陽
イオン樹脂などを含むことができる。また、前記用水浄
水部４０は、オゾン、紫外線、ラジカルなどを使用して
用水を浄水し得るように構成することもできる。これに
より、前記用水供給部３８から供給される用水に含まれ
た各種異物質又は重金属、イオン、細菌などを多段階で
浄水することができる。また、用水浄水部４０には、除
去される各種異物質又は重金属、イオン、細菌などを排
水するための排水管が設けられている。また、前記分娩
浴槽１０を使用しなく保管する場合、外部の空気接触な
どにより前記分娩浴槽１０が汚くなることを防止するた
め、ビニールカバーなどを使用して覆えるように構成す
る。これは、前記分娩浴槽１０の単純な保管でなく感染
の予防を図るためである。
【００２０】前記用水供給部３８と前記用水浄水部４０
との間には、前記用水をポンピングして用水浄水部４０
に供給するためのポンプ４２及び前記用水を前処理する
ための前処理部４４が設けられている。前記前処理部４
４は濾過紙又は不織布を含むセディメントフィルタなど
から構成されるもので、前記用水を１次に浄水処理する
ように構成される。そして、前記前処理部４４は透明ケ
ースで構成することにより、交換時期などを容易に把握
し得るようにする。また、前記ポンプ４２には圧力計な
どを更に設けて、加圧される圧力水などを測定すること
もできる。
との間には、前記用水をポンピングして用水浄水部４０
に供給するためのポンプ４２及び前記用水を前処理する
ための前処理部４４が設けられている。前記前処理部４
４は濾過紙又は不織布を含むセディメントフィルタなど
から構成されるもので、前記用水を１次に浄水処理する
ように構成される。そして、前記前処理部４４は透明ケ
ースで構成することにより、交換時期などを容易に把握
し得るようにする。また、前記ポンプ４２には圧力計な
どを更に設けて、加圧される圧力水などを測定すること
もできる。
【００２１】前記用水浄水部４０と前記分娩浴槽１０間
には、前記用水の温度を瞬間的に上昇させるための瞬間
温度上昇部４６が設けられる。これにより、前記分娩浴
槽１０に供給される用水を適正温度に調節することがで
きる。前記瞬間温度上昇部４６を通る用水の温度は好ま
しくは３７°である。
には、前記用水の温度を瞬間的に上昇させるための瞬間
温度上昇部４６が設けられる。これにより、前記分娩浴
槽１０に供給される用水を適正温度に調節することがで
きる。前記瞬間温度上昇部４６を通る用水の温度は好ま
しくは３７°である。
【００２２】そして、前記用水を貯蔵し得る貯蔵タンク
（図示せず）なども設けることができる。
（図示せず）なども設けることができる。
【００２３】図２は図１の用水浄水部を含む水中分娩装
置を説明するための構成図で、前記用水供給部３８から
分娩浴槽１０に供給される用水の経路を示すものであ
る。同図に示すように、まず、用水供給部３８から用水
が供給される。前記用水としては一般的な上水源を使用
する。前記用水は前処理部４４を通りながら１次に濾
過、つまり浄水される。そして、前記用水は浄水部４０
を構成する逆浸透圧フィルタ、カーボンフィルタ、ＵＶ
フィルタ、蒸留フィルタ、セラミックフィルタ、シルバ
ーフィルタ、ＵＦフィルタ、イオン樹脂などを通りなが
ら全く浄水される。続いて、前記用水浄水部４０を通過
した用水は瞬間温度上昇部４６を通りながら温度が３７
°程度に上昇して分娩浴槽に供給される。
置を説明するための構成図で、前記用水供給部３８から
分娩浴槽１０に供給される用水の経路を示すものであ
る。同図に示すように、まず、用水供給部３８から用水
が供給される。前記用水としては一般的な上水源を使用
する。前記用水は前処理部４４を通りながら１次に濾
過、つまり浄水される。そして、前記用水は浄水部４０
を構成する逆浸透圧フィルタ、カーボンフィルタ、ＵＶ
フィルタ、蒸留フィルタ、セラミックフィルタ、シルバ
ーフィルタ、ＵＦフィルタ、イオン樹脂などを通りなが
ら全く浄水される。続いて、前記用水浄水部４０を通過
した用水は瞬間温度上昇部４６を通りながら温度が３７
°程度に上昇して分娩浴槽に供給される。
【００２４】前記水中分娩装置を使用する具体例はつぎ
のようである。まず、分娩浴槽を覆っているビニールカ
バーを取り外した後、前記分娩浴槽に用水を供給する。
この際に、分娩浴槽に供給される用水は前述した構成に
より安全に浄水された用水である。そして、前記分娩浴
槽の産婦用椅子に産婦を座らせる。この際に、保護者が
一緒に入槽することもできる。ついで、ＣＤプレイヤ
ー、ランプ、香り噴射器などを使用して、産婦の分娩に
したがって雰囲気を高調させる。そして、前記用水の水
位及び温度などを続けて調節する。産婦が分娩すると、
前記分娩浴槽に収容された用水及び産婦の分泌物、摘出
物は排出される。この排出と同時に前記分娩浴槽を全く
消毒し、浴槽を覆っていたビニールカバーは、感染防止
のために消毒して、つぎの産婦を収容する準備をする。
また、前記排出が行われる部分には沈殿フィルタ（カー
ボンフィルタ）などを設けることにより、産婦の摘出物
及び分泌物が前記用水とともに排出されて環境を汚染さ
せることを防止し、その上に前記用水を短時間に強制排
出させるために、真空モーターなどの部材を設ける。
のようである。まず、分娩浴槽を覆っているビニールカ
バーを取り外した後、前記分娩浴槽に用水を供給する。
この際に、分娩浴槽に供給される用水は前述した構成に
より安全に浄水された用水である。そして、前記分娩浴
槽の産婦用椅子に産婦を座らせる。この際に、保護者が
一緒に入槽することもできる。ついで、ＣＤプレイヤ
ー、ランプ、香り噴射器などを使用して、産婦の分娩に
したがって雰囲気を高調させる。そして、前記用水の水
位及び温度などを続けて調節する。産婦が分娩すると、
前記分娩浴槽に収容された用水及び産婦の分泌物、摘出
物は排出される。この排出と同時に前記分娩浴槽を全く
消毒し、浴槽を覆っていたビニールカバーは、感染防止
のために消毒して、つぎの産婦を収容する準備をする。
また、前記排出が行われる部分には沈殿フィルタ（カー
ボンフィルタ）などを設けることにより、産婦の摘出物
及び分泌物が前記用水とともに排出されて環境を汚染さ
せることを防止し、その上に前記用水を短時間に強制排
出させるために、真空モーターなどの部材を設ける。
【００２５】このように、本発明は、前記水中分娩を行
うための分娩浴槽、及び前記分娩浴槽に浄水を供給する
ための供給部材などを使用することにより、水中分娩を
安全に行えるものである。
うための分娩浴槽、及び前記分娩浴槽に浄水を供給する
ための供給部材などを使用することにより、水中分娩を
安全に行えるものである。
【００２６】このように水中分娩を安全に行えるので、
産婦が受ける陣痛をどの程度減少させることができ、ま
た、新生児が分娩中に受けるストレスをどの程度減少さ
せる。また、分娩浴槽に産婦用椅子を設けることによ
り、産婦がこれに座って分娩するため、骨盤拡大に役立
つ。
産婦が受ける陣痛をどの程度減少させることができ、ま
た、新生児が分娩中に受けるストレスをどの程度減少さ
せる。また、分娩浴槽に産婦用椅子を設けることによ
り、産婦がこれに座って分娩するため、骨盤拡大に役立
つ。
【００２７】また、前記分娩浴槽の底面をエンボス処理
することにより、産婦の滑りを防止することができ、前
記分娩浴槽の内外に、前記分娩浴槽の出入のための階段
などを設けることにより、産婦の安定した動きに役立つ
こともできる。
することにより、産婦の滑りを防止することができ、前
記分娩浴槽の内外に、前記分娩浴槽の出入のための階段
などを設けることにより、産婦の安定した動きに役立つ
こともできる。
【００２８】以上のように、本発明は記載の実施例のみ
について詳述したが、本発明の技術思想範囲内で多様な
変形及び修正が可能であることは当業者には明らかなも
のであり、このような変更及び修正が添付の特許請求の
範囲に属することは当然なものである。
について詳述したが、本発明の技術思想範囲内で多様な
変形及び修正が可能であることは当業者には明らかなも
のであり、このような変更及び修正が添付の特許請求の
範囲に属することは当然なものである。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
水中分娩を安定的に行える分娩浴槽、前記分娩浴槽に浄
水された用水を供給し得る供給手段を提供することによ
り、産婦が新生児を分娩するとき、最適の環境を提供し
得る効果がある。
水中分娩を安定的に行える分娩浴槽、前記分娩浴槽に浄
水された用水を供給し得る供給手段を提供することによ
り、産婦が新生児を分娩するとき、最適の環境を提供し
得る効果がある。
【図１】本発明の一実施例による水中分娩装置を説明す
るための斜視図である。
るための斜視図である。
【図２】図１の用水浄水部を含む水中分娩装置を説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
１ 水中分娩装置 １０ 分娩浴槽 １１ 階段 １２ 産婦用椅子 １４ 保護者用椅子 １６ 温度維持部 １８ 水位調節部 ２０ スピーカー ２２ ＣＤプレイヤー ２４ ランプ ２８ カムコーダー ３０ カーテン ３２ 排水口 ３４ 消毒薬容器 ３５ 塩貯蔵部 ３６ 給水口 ３８ 用水供給部 ４０ 用水浄水部 ４２ ポンプ ４４ 前処理部 ４６ 瞬間温度上昇部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０２Ｆ 1/28 Ａ６１Ｇ 13/00 Ｑ 1/44 15/00 Ｐ Ｆターム(参考） 4C094 AA07 BB15 BB20 BC25 BC30 CC09 DD17 EE24 FF02 FF09 GG20 4C341 MM13 MN05 MS30 4D006 GA03 HA01 KB04 KB11 KB12 KD21 MA01 PA01 PB02 PB24 PC41 4D024 AA01 AB07 AB16 BA02 DB05 DB06 DB10 DB19 DB24
Claims (7)
- 【請求項１】水中で新生児を分娩し得るように、浄水さ
れた用水を受けて貯蔵し、産婦を収容するための分娩浴
槽と、前記分娩浴槽と前記用水を供給するための用水供
給部との間に設けられ、前記用水供給部から供給される
用水を浄水して前記分娩浴槽に供給するための用水浄水
部とを含むことを特徴とする水中分娩装置。 - 【請求項２】前記用水浄水部は前記分娩浴槽の外側面に
一体的に設けられることを特徴とする請求項１記載の水
中分娩装置。 - 【請求項３】前記分娩浴槽内の前記用水を３５°〜４０
°に維持するための温度維持部、及び前記用水を一定水
位に調節するための水位調節部が更に含まれることを特
徴とする請求項１記載の水中分娩装置。 - 【請求項４】前記産婦が座った姿勢で新生児を分娩し得
るように、産婦の下方に孔が開けられた産婦用椅子が更
に含まれることを特徴とする請求項１記載の水中分娩装
置。 - 【請求項５】前記用水供給部と前記浄水部との間には、
前記用水をポンピングして用水浄水部に供給するための
ポンプ、及び前記用水を前処理するための前処理部が設
けられ、前記用水浄水部と前記分娩浴槽との間には、前
記用水の温度を瞬間的に上昇させるための瞬間温度上昇
部が更に設けられることを特徴とする請求項１記載の水
中分娩装置。 - 【請求項６】前記用水浄水部は逆浸透圧フィルタ及びカ
ーボンフィルタを含むことを特徴とする請求項１記載の
水中分娩装置。 - 【請求項７】前記産婦用椅子は前記分娩浴槽内に着脱可
能に設けられ、前記分娩浴槽の内側及び外側には階段が
設けられることにより、前記分娩浴槽の出入を容易にす
ることを特徴とする請求項１記載の水中分娩装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| KR1020000016544A KR20010083022A (ko) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 수중 분만 장치 |
| KR2000-16544 | 2000-03-30 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001276152A true JP2001276152A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=19660215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000219986A Pending JP2001276152A (ja) | 2000-03-30 | 2000-07-21 | 水中分娩装置 |
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|---|---|
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| JP (1) | JP2001276152A (ja) |
| KR (1) | KR20010083022A (ja) |
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| CN110897825B (zh) * | 2017-12-29 | 2021-08-20 | 威海市妇幼保健院（威海市立第二医院、威海市妇女儿童医院） | 一种助产分娩椅 |
| CN108703855B (zh) * | 2018-04-03 | 2020-11-17 | 中国人民解放军北部战区总医院 | 一种妇产科水浴分娩床 |
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| CN112220637B (zh) * | 2020-10-16 | 2022-07-01 | 张晓冬 | 一种产科分娩装置 |
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| US5408707A (en) * | 1993-12-08 | 1995-04-25 | Wilson; Phillip M. | Portable spa apparatus |
-
2000
- 2000-03-30 KR KR1020000016544A patent/KR20010083022A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-07-21 JP JP2000219986A patent/JP2001276152A/ja active Pending
- 2000-07-24 EP EP00306289A patent/EP1138305A1/en not_active Withdrawn
- 2000-07-25 CN CN00121927A patent/CN1315166A/zh active Pending
- 2000-07-27 ID IDP20000640A patent/ID29711A/id unknown
Also Published As
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| ID29711A (id) | 2001-10-04 |
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| EP1138305A1 (en) | 2001-10-04 |
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