JP2001275959A - 指装着用内視鏡装置 - Google Patents
指装着用内視鏡装置Info
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- JP2001275959A JP2001275959A JP2000098231A JP2000098231A JP2001275959A JP 2001275959 A JP2001275959 A JP 2001275959A JP 2000098231 A JP2000098231 A JP 2000098231A JP 2000098231 A JP2000098231 A JP 2000098231A JP 2001275959 A JP2001275959 A JP 2001275959A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、内視鏡本体を指サック部材にジョイ
ントを介して首振り自在に連結し、指装着用内視鏡装置
の観察範囲を、指の屈曲動作範囲に内視鏡本体の首振り
動作範囲を加えた範囲に広げることにより、広範囲の観
察を可能にした指装着用内視鏡装置を提供する。 【解決手段】本発明の指装着用内視鏡装置10は、内視
鏡本体14を指サック部材16にボールジョイントを介
して首振り自在に連結している。これにより、指装着用
内視鏡装置10の観察範囲は、指12の屈曲動作範囲に
内視鏡本体14の首振り動作範囲を加えた範囲となり広
範囲となる。よって、指12の屈曲動作範囲を超えた広
範囲の観察が可能になる。また、指12を体腔内で自由
に動かすことができない部位でも、観察したい方向に内
視鏡本体14を予めθ度首振りさせておくことで、従来
では観察不能な部位を観察できる。
ントを介して首振り自在に連結し、指装着用内視鏡装置
の観察範囲を、指の屈曲動作範囲に内視鏡本体の首振り
動作範囲を加えた範囲に広げることにより、広範囲の観
察を可能にした指装着用内視鏡装置を提供する。 【解決手段】本発明の指装着用内視鏡装置10は、内視
鏡本体14を指サック部材16にボールジョイントを介
して首振り自在に連結している。これにより、指装着用
内視鏡装置10の観察範囲は、指12の屈曲動作範囲に
内視鏡本体14の首振り動作範囲を加えた範囲となり広
範囲となる。よって、指12の屈曲動作範囲を超えた広
範囲の観察が可能になる。また、指12を体腔内で自由
に動かすことができない部位でも、観察したい方向に内
視鏡本体14を予めθ度首振りさせておくことで、従来
では観察不能な部位を観察できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、術者の指に装着さ
れて、直腸等体腔内の浅い部位の検査を行うために好適
に用いられる指装着用内視鏡装置に関する。
れて、直腸等体腔内の浅い部位の検査を行うために好適
に用いられる指装着用内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内の浅い部位の検査を好適に行うた
めに、内視鏡に相当する観察手段を、術者の指に装着可
能な構成とした指装着用内視鏡装置が特開平4−336
026号公報に開示されている。
めに、内視鏡に相当する観察手段を、術者の指に装着可
能な構成とした指装着用内視鏡装置が特開平4−336
026号公報に開示されている。
【0003】この指装着用内視鏡装置は、先端側が集束
レンズ(撮像レンズ)と、この集束レンズによる光学像
を結像させる像センサ(固体撮像素子)とが設けられた
内視鏡本体を有し、この内視鏡本体の基端側に指を挿入
する指サック部材を連結することにより構成されてい
る。また、内視鏡本体及び指サック部材は、可撓性弾性
部材から構成され、指サック部材の部分は指における第
2関節を越える部位まで完全に挿入されて、ほぼ完全に
指を覆うようになっている。これによって、指に指サッ
ク部材を装着した時に、指装着用内視鏡装置が安定的に
保持され、体腔内に挿入して行う体腔内の観察時に、指
装着用内視鏡装置が指から抜け落ちるのが防止されてい
る。このように、指サック部材に挿入した指を直接体腔
内に挿入すれば、この指を動かすだけで任意の部位の観
察が可能になる。
レンズ(撮像レンズ)と、この集束レンズによる光学像
を結像させる像センサ(固体撮像素子)とが設けられた
内視鏡本体を有し、この内視鏡本体の基端側に指を挿入
する指サック部材を連結することにより構成されてい
る。また、内視鏡本体及び指サック部材は、可撓性弾性
部材から構成され、指サック部材の部分は指における第
2関節を越える部位まで完全に挿入されて、ほぼ完全に
指を覆うようになっている。これによって、指に指サッ
ク部材を装着した時に、指装着用内視鏡装置が安定的に
保持され、体腔内に挿入して行う体腔内の観察時に、指
装着用内視鏡装置が指から抜け落ちるのが防止されてい
る。このように、指サック部材に挿入した指を直接体腔
内に挿入すれば、この指を動かすだけで任意の部位の観
察が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする裸題】しかしながら、前記従
来の指装着用内視鏡装置は、観察範囲が指の屈曲動作範
囲で決定されるので、指の屈曲動作範囲を超えた範囲を
観察することができず、十分な診断を行うことができな
いという欠点があった。
来の指装着用内視鏡装置は、観察範囲が指の屈曲動作範
囲で決定されるので、指の屈曲動作範囲を超えた範囲を
観察することができず、十分な診断を行うことができな
いという欠点があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、指の屈曲動作範囲を超えた広範囲を観察する
ことができる指装着用内視鏡装置を提供することを目的
とする。
たもので、指の屈曲動作範囲を超えた広範囲を観察する
ことができる指装着用内視鏡装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、照明手段と該照明手段の照明下で被検査
部の映像を撮像する撮像手段とを備えた内視鏡本体と、
筒状に形成された指サック部材とを備え、前記内視鏡本
体は、前記指サック部材にジョイントを介して首振り自
在に連結されていることを特徴とする。
成するために、照明手段と該照明手段の照明下で被検査
部の映像を撮像する撮像手段とを備えた内視鏡本体と、
筒状に形成された指サック部材とを備え、前記内視鏡本
体は、前記指サック部材にジョイントを介して首振り自
在に連結されていることを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、内視鏡本
体を指サック部材にジョイントを介して首振り自在に連
結したので、指装着用内視鏡装置の観察範囲は、指の屈
曲動作範囲に内視鏡本体の首振り動作範囲を加えた範囲
となり広範囲となる。よって、本発明では、指の屈曲動
作範囲を超えた広範囲の観察が可能になる。また、指を
自由に動かすことができない部位でも、観察したい方向
に内視鏡本体を予め首振りさせておくことで、従来では
観察不能な部位が観察できるようになる。
体を指サック部材にジョイントを介して首振り自在に連
結したので、指装着用内視鏡装置の観察範囲は、指の屈
曲動作範囲に内視鏡本体の首振り動作範囲を加えた範囲
となり広範囲となる。よって、本発明では、指の屈曲動
作範囲を超えた広範囲の観察が可能になる。また、指を
自由に動かすことができない部位でも、観察したい方向
に内視鏡本体を予め首振りさせておくことで、従来では
観察不能な部位が観察できるようになる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、指サック
部材に形成された凹球面状の内視鏡本体連結部に、略球
体状に形成された内視鏡本体を嵌合させることにより、
前記ジョイントをボールジョイント構造に構成したの
で、簡単な構造のボールジョイントで内視鏡本体を首振
り動作させることができる。
部材に形成された凹球面状の内視鏡本体連結部に、略球
体状に形成された内視鏡本体を嵌合させることにより、
前記ジョイントをボールジョイント構造に構成したの
で、簡単な構造のボールジョイントで内視鏡本体を首振
り動作させることができる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、前記ジョ
イントは、内視鏡本体を任意の首振り角度で固定可能な
摩擦抵抗を有しているので、指装着用内視鏡装置の使用
中に内視鏡本体の首振り角度がずれるのを防止できる。
よって、内視鏡本体を体腔内で安定して使用することが
できる。
イントは、内視鏡本体を任意の首振り角度で固定可能な
摩擦抵抗を有しているので、指装着用内視鏡装置の使用
中に内視鏡本体の首振り角度がずれるのを防止できる。
よって、内視鏡本体を体腔内で安定して使用することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る指装着用内視鏡装置の好ましい実施の形態について詳
説する。
る指装着用内視鏡装置の好ましい実施の形態について詳
説する。
【0011】図1には、実施の形態の指装着用内視鏡装
置10が術者の人指し指12に装着された状態が示さ
れ、図2には、指装着用内視鏡装置10の組立図が示さ
れている。
置10が術者の人指し指12に装着された状態が示さ
れ、図2には、指装着用内視鏡装置10の組立図が示さ
れている。
【0012】図2の如く指装着用内視鏡装置10は、内
視鏡本体14及び指サック部材16から構成される。な
お、内視鏡本体14及び指サック部材16は、使用後に
洗浄剤、消毒薬等で洗浄、消毒されるため、ステンレス
やポリエチレン、ポリプロピレン等の耐薬品性の高いポ
リオレフィン系樹脂で造られている。
視鏡本体14及び指サック部材16から構成される。な
お、内視鏡本体14及び指サック部材16は、使用後に
洗浄剤、消毒薬等で洗浄、消毒されるため、ステンレス
やポリエチレン、ポリプロピレン等の耐薬品性の高いポ
リオレフィン系樹脂で造られている。
【0013】内視鏡本体14は、外観形状が略球体状に
形成されるとともに、その前面の円形平坦部18の中央
部には観察窓20が形成されている。また、観察窓20
を中心とする円周上には、4つの照明窓22、22…が
形成されている。
形成されるとともに、その前面の円形平坦部18の中央
部には観察窓20が形成されている。また、観察窓20
を中心とする円周上には、4つの照明窓22、22…が
形成されている。
【0014】内視鏡本体14は図3、図4に示すよう
に、外表面が球面状に形成されたカップ状の本体ケース
24を有し、この本体ケース24の後部開口部には、バ
ックプレート26がOリング28を介して気密及び液密
状態で装着されている。
に、外表面が球面状に形成されたカップ状の本体ケース
24を有し、この本体ケース24の後部開口部には、バ
ックプレート26がOリング28を介して気密及び液密
状態で装着されている。
【0015】バックプレート26は、本体ケース24内
に複数枚のレンズからなる光学系30、撮像手段である
固体撮像素子(CCD)32、照明手段である発光ダイ
オード(LED)34、34…及び基板36等を組み込
んだ後、Oリング28を介して本体ケース24に装着さ
れる。これにより、内視鏡本体14が組み立てられる。
なお、光学系30は、観察窓20に対応する位置にレン
ズ鏡胴38を介して本体ケース24に固定されるととも
に、観察窓20に固定された保護ガラス40によって外
部障害物から保護されている。また、CCD32は、光
学系30の結像位置に固定される。更に、LED34
は、照明窓22に対応する位置に固定されるとともに、
光学系30の観察範囲を集中して照明するように、光学
系30の光軸Pに向けて傾斜して配置されている。
に複数枚のレンズからなる光学系30、撮像手段である
固体撮像素子(CCD)32、照明手段である発光ダイ
オード(LED)34、34…及び基板36等を組み込
んだ後、Oリング28を介して本体ケース24に装着さ
れる。これにより、内視鏡本体14が組み立てられる。
なお、光学系30は、観察窓20に対応する位置にレン
ズ鏡胴38を介して本体ケース24に固定されるととも
に、観察窓20に固定された保護ガラス40によって外
部障害物から保護されている。また、CCD32は、光
学系30の結像位置に固定される。更に、LED34
は、照明窓22に対応する位置に固定されるとともに、
光学系30の観察範囲を集中して照明するように、光学
系30の光軸Pに向けて傾斜して配置されている。
【0016】前記基板36は、CCD基板とLED基板
とが一体に形成された基板36であり、その基板36の
所定位置に複数のリード線42、42…の先端部が半田
によって接続されている。これらのリード線42、42
…は、CCD32を駆動するための電力を供給するも
の、CCD32で光電変換された電気信号を不図示のプ
ロセッサ部に送信するもの、及びLED34、34…を
駆動するための電力を供給するものであり、それぞれチ
ューブ44に結束されて配線されている。チューブ44
は、バックプレート26の開口部46に不図示のパッキ
ンを介して挿通されるとともに、指サック部材16に形
成された切欠部48を介して外部に導出され、前記プロ
セッサ部に接続される。
とが一体に形成された基板36であり、その基板36の
所定位置に複数のリード線42、42…の先端部が半田
によって接続されている。これらのリード線42、42
…は、CCD32を駆動するための電力を供給するも
の、CCD32で光電変換された電気信号を不図示のプ
ロセッサ部に送信するもの、及びLED34、34…を
駆動するための電力を供給するものであり、それぞれチ
ューブ44に結束されて配線されている。チューブ44
は、バックプレート26の開口部46に不図示のパッキ
ンを介して挿通されるとともに、指サック部材16に形
成された切欠部48を介して外部に導出され、前記プロ
セッサ部に接続される。
【0017】指サック部材16は図2に示すように、略
円筒形状に形成され、内視鏡本体14を受容できるよう
に、その内径は内視鏡本体14の外径と略同じか、僅か
に大きく形成されている。先端開口部17は開口の中心
よりLだけ下がった位置で斜めにカットされており、先
端開口部17の周縁部17AのうちAで示した範囲は径
を僅かに絞ってある。そして、内視鏡本体14が、切欠
部48から指サック部材16に挿入され、内視鏡本体1
4は先端面18を先端開口部17から突出させた状態
で、本体ケース24の球状面が図3、図4の如く先端開
口部17の周縁部17Aに摺動自在に嵌合される。周縁
部17Aは径を僅かに絞ってあるので、内視鏡本体14
は指サック部材16から脱落することなく首振り自在に
連結される。更に、スリット形状の押圧部51を備えた
リング状の板ばね部材50を、後端開口部19から指サ
ック部材16内に挿入する。指サック部材16及び板ば
ね部材50の側部にはねじ孔53、54が設けられ、ね
じ孔53、54の位置を合わせた状態でねじ52を螺装
することにより、これらの部材16、50同士を固定し
ている。内視鏡本体14が指サック部材16に嵌入され
ると、板ばね部材50がバックプレート26に押圧され
て凹球面状に弾性変形する。これにより、板ばね部材5
0の付勢力がバックプレート26に与えられて本体ケー
ス24が周縁部17Aに押圧される。
円筒形状に形成され、内視鏡本体14を受容できるよう
に、その内径は内視鏡本体14の外径と略同じか、僅か
に大きく形成されている。先端開口部17は開口の中心
よりLだけ下がった位置で斜めにカットされており、先
端開口部17の周縁部17AのうちAで示した範囲は径
を僅かに絞ってある。そして、内視鏡本体14が、切欠
部48から指サック部材16に挿入され、内視鏡本体1
4は先端面18を先端開口部17から突出させた状態
で、本体ケース24の球状面が図3、図4の如く先端開
口部17の周縁部17Aに摺動自在に嵌合される。周縁
部17Aは径を僅かに絞ってあるので、内視鏡本体14
は指サック部材16から脱落することなく首振り自在に
連結される。更に、スリット形状の押圧部51を備えた
リング状の板ばね部材50を、後端開口部19から指サ
ック部材16内に挿入する。指サック部材16及び板ば
ね部材50の側部にはねじ孔53、54が設けられ、ね
じ孔53、54の位置を合わせた状態でねじ52を螺装
することにより、これらの部材16、50同士を固定し
ている。内視鏡本体14が指サック部材16に嵌入され
ると、板ばね部材50がバックプレート26に押圧され
て凹球面状に弾性変形する。これにより、板ばね部材5
0の付勢力がバックプレート26に与えられて本体ケー
ス24が周縁部17Aに押圧される。
【0018】かかる構成によって、内視鏡本体14は、
板ばね部材50と周縁部17Aとに挟まれて、所定のフ
リクションが与えられた状態で指サック部材16に首振
り自在に連結される。このフリクションによって、内視
鏡本体14の首振り角度が任意の角度に固定される。本
実施の形態では、内視鏡本体14の球状面、周縁部17
A、及び凹球面状に変形された板ばね部材50によって
ボールジョイントが構成されている。なお、指サック部
材16は、第1関節までの指先が挿入される長さに形成
されている。また、指サック部材16の内部には、指1
2の太さに応じた厚みの不図示のスペーサが嵌挿され、
指12が指サック部材16にスペーサを介して密着され
るようになっている。
板ばね部材50と周縁部17Aとに挟まれて、所定のフ
リクションが与えられた状態で指サック部材16に首振
り自在に連結される。このフリクションによって、内視
鏡本体14の首振り角度が任意の角度に固定される。本
実施の形態では、内視鏡本体14の球状面、周縁部17
A、及び凹球面状に変形された板ばね部材50によって
ボールジョイントが構成されている。なお、指サック部
材16は、第1関節までの指先が挿入される長さに形成
されている。また、指サック部材16の内部には、指1
2の太さに応じた厚みの不図示のスペーサが嵌挿され、
指12が指サック部材16にスペーサを介して密着され
るようになっている。
【0019】次に、前記の如く構成された指装着用内視
鏡装置10の利点について説明する。この指装着用内視
鏡装置10の内視鏡本体14は、指サック部材16に前
記ボールジョイントを介して首振り自在に連結されてい
るので、指装着用内視鏡装置10の観察範囲は、指12
の屈曲動作範囲に内視鏡本体14の首振り動作範囲を加
えた範囲となり広範囲となる。よって、この指装着用内
視鏡装置10を使用すると、指12の屈曲動作範囲を超
えた広範囲の観察が可能になる。
鏡装置10の利点について説明する。この指装着用内視
鏡装置10の内視鏡本体14は、指サック部材16に前
記ボールジョイントを介して首振り自在に連結されてい
るので、指装着用内視鏡装置10の観察範囲は、指12
の屈曲動作範囲に内視鏡本体14の首振り動作範囲を加
えた範囲となり広範囲となる。よって、この指装着用内
視鏡装置10を使用すると、指12の屈曲動作範囲を超
えた広範囲の観察が可能になる。
【0020】また、指12を体腔内で自由に動かすこと
ができない部位でも、観察したい方向に内視鏡本体14
を予めθ度首振りさせておくことで、従来では観察不能
な部位が観察できるようになる。
ができない部位でも、観察したい方向に内視鏡本体14
を予めθ度首振りさせておくことで、従来では観察不能
な部位が観察できるようになる。
【0021】更に、本実施の形態では、内視鏡本体14
の球状面、周縁部17A、及び凹球面状に変形された板
ばね部材50によってボールジョイントを構成したの
で、簡単な構造のボールジョイントで内視鏡本体14を
首振り動作させることができる。
の球状面、周縁部17A、及び凹球面状に変形された板
ばね部材50によってボールジョイントを構成したの
で、簡単な構造のボールジョイントで内視鏡本体14を
首振り動作させることができる。
【0022】また、前記ボールジョイントは、内視鏡本
体14を任意の首振り角度で固定するためのフリクショ
ンを有しているので、指装着用内視鏡装置10の使用中
に内視鏡本体14の首振り角度がずれるのを防止でき
る。よって、内視鏡本体14を体腔内で安定して使用す
ることができるので、診断を行う上で極めて有利にな
る。
体14を任意の首振り角度で固定するためのフリクショ
ンを有しているので、指装着用内視鏡装置10の使用中
に内視鏡本体14の首振り角度がずれるのを防止でき
る。よって、内視鏡本体14を体腔内で安定して使用す
ることができるので、診断を行う上で極めて有利にな
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る指装着
用内視鏡装置によれば、内視鏡本体を指サック部材にジ
ョイントを介して首振り自在に連結したので、指装着用
内視鏡装置の観察範囲は、指の屈曲動作範囲に内視鏡本
体の首振り動作範囲を加えた範囲となり、よって、指の
屈曲動作範囲を超えた広範囲の観察が可能になる。
用内視鏡装置によれば、内視鏡本体を指サック部材にジ
ョイントを介して首振り自在に連結したので、指装着用
内視鏡装置の観察範囲は、指の屈曲動作範囲に内視鏡本
体の首振り動作範囲を加えた範囲となり、よって、指の
屈曲動作範囲を超えた広範囲の観察が可能になる。
【0024】また、本発明によれば、指サック部材に形
成された凹球面状の内視鏡本体連結部に、略球体状に形
成された内視鏡本体を嵌合させることにより、前記ジョ
イントをボールジョイント構造に構成したので、簡単な
構造のボールジョイントで内視鏡本体を首振り動作させ
ることができる。
成された凹球面状の内視鏡本体連結部に、略球体状に形
成された内視鏡本体を嵌合させることにより、前記ジョ
イントをボールジョイント構造に構成したので、簡単な
構造のボールジョイントで内視鏡本体を首振り動作させ
ることができる。
【0025】更に、本発明によれば、前記ジョイント
は、内視鏡本体を任意の首振り角度で固定可能な摩擦抵
抗を有しているので、内視鏡本体を体腔内で安定して使
用することができる。
は、内視鏡本体を任意の首振り角度で固定可能な摩擦抵
抗を有しているので、内視鏡本体を体腔内で安定して使
用することができる。
【図1】本発明の実施の形態の指装着用内視鏡装置が術
者の指に装着された状態を示す説明図
者の指に装着された状態を示す説明図
【図2】図1に示した指装着用内視鏡装置の組立斜視図
【図3】図1に示した指装着用内視鏡装置の断面図
【図4】図3に示した指装着用内視鏡装置の内視鏡本体
をθ°傾斜させた説明図
をθ°傾斜させた説明図
10…指装着用内視鏡装置、14…内視鏡本体、16…
指サック部材、20…観察窓、22…照明窓、24…本
体ケース、26…バックプレート、30…光学系、32
…固体撮像素子(CCD)、34…発光ダイオード(L
ED)、36…基板、50…板ばね部材
指サック部材、20…観察窓、22…照明窓、24…本
体ケース、26…バックプレート、30…光学系、32
…固体撮像素子(CCD)、34…発光ダイオード(L
ED)、36…基板、50…板ばね部材
Claims (3)
- 【請求項1】 照明手段と該照明手段の照明下で被検査
部の映像を撮像する撮像手段とを備えた内視鏡本体と、
筒状に形成された指サック部材とを備え、 前記内視鏡本体は、前記指サック部材にジョイントを介
して首振り自在に連結されていることを特徴とする指装
着用内視鏡装置。 - 【請求項2】 前記内視鏡本体は略球体状に形成され、
前記指サック部材の内視鏡本体連結部は凹球面状に形成
され、該凹球面状の内視鏡本体連結部に内視鏡本体を嵌
合させることにより、前記ジョイントがボールジョイン
ト構造に構成されていることを特徴とする請求項1に記
載の指装着用内視鏡装置。 - 【請求項3】 前記ジョイントは、前記内視鏡本体を任
意の首振り角度で固定可能な摩擦抵抗を有していること
を特徴とする請求項1、又は2に記載の指装着用内視鏡
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000098231A JP2001275959A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 指装着用内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000098231A JP2001275959A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 指装着用内視鏡装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001275959A true JP2001275959A (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=18612740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000098231A Pending JP2001275959A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 指装着用内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107735011A (zh) * | 2015-03-31 | 2018-02-23 | 泰拓卡尔有限公司 | 用于腔内可视检查的设备 |
WO2022239393A1 (ja) * | 2021-05-12 | 2022-11-17 | ソニーグループ株式会社 | 撮像装置 |
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2000
- 2000-03-31 JP JP2000098231A patent/JP2001275959A/ja active Pending
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