JP2001275957A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JP2001275957A
JP2001275957A JP2000096065A JP2000096065A JP2001275957A JP 2001275957 A JP2001275957 A JP 2001275957A JP 2000096065 A JP2000096065 A JP 2000096065A JP 2000096065 A JP2000096065 A JP 2000096065A JP 2001275957 A JP2001275957 A JP 2001275957A
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JP
Japan
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signal
electronic endoscope
processor
cable
reference clock
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Application number
JP2000096065A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamanaka
一浩 山中
Mitsuru Higuchi
充 樋口
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルを伝送するクロック信号の数を可能
な限り減らし、接続ケーブル部分からの高周波電磁波の
放射を抑制する。 【解決手段】 CCD11の出力信号をデジタル映像処
理する電子スコープ10がケーブルを介して新旧のプロ
セッサ装置18に接続される構成で、この電子内視鏡1
0のマイコン15では、旧タイプのプロセッサ装置18
に接続されたと判定したとき、例えば色データ変換回路
16により変換した旧タイプの色信号と共に、2つの基
準クロック信号K,Kをプロセッサ装置18へ供給
する。一方、新タイプのプロセッサ装置18に接続され
たときは、DVP14から出力された新タイプの色信号
と共に、基準クロック信号Kのみを供給する。これに
より、不要なクロック信号のケーブル伝送がなくなり、
高周波の放射が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子内視鏡装置、特
に電子内視鏡とプロセッサ装置とを信号ケーブルで接続
する構成の高周波ノイズ対策に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には、電子内視鏡装置の全体構成が
示されている。図示の電子スコープ(電子内視鏡)1に
は、その先端部に固体撮像素子であるCCD(Charge C
oupledDevice)2が搭載され、この電子スコープ1は、
例えばケーブル3及びコネクタ部4により光源装置5に
接続され、このコネクタ部4から分岐するケーブル6に
よってプロセッサ装置7に接続される。
【0003】このような電子内視鏡装置によれば、上記
CCD2から出力されたビデオ信号(映像信号)がDV
P(デジタルビデオプロセッサ)等で映像処理され、例
えばデジタルビデオ信号としてケーブル3,6を介して
プロセッサ装置7に伝送される。このプロセッサ装置7
では、その他の必要な信号処理が施されると共に、所定
のモニタへ出力するための処理が行われることにより、
モニタ画面に被観察体画像が表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
電子内視鏡装置では、映像処理のためのクロック信号が
高速化されていること等から、ケーブル3,6及びその
近傍からの高周波(ノイズ)の漏洩・放射が問題となっ
ている。即ち、高画素化に伴い、14.318MHzの
整数倍(例えば2,3倍)の高い周波数の基準クロック
信号が用いられるようになっており、このクロック周波
数の高調波等が高周波ノイズとして発生し易くなってい
る。
【0005】また、上記電子スコープ1とプロセッサ装
置7とを接続するケーブル3,6では装置内の回路部と
比較するとノイズ対策が採り難いことから、高周波がケ
ーブル3,6から放射する傾向にある。しかも、最近で
は、電磁波放射基準が厳しく見直されており、高周波電
磁波放射の抑制が要請されている。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ケーブルを伝送するクロック信号
の数を可能な限り減らし、接続ケーブル部分からの高周
波電磁波の放射を抑制することができる電子内視鏡装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電子内視鏡装置は、撮像素子の出力信
号に基づいて処理された映像信号を出力すると共に、複
数のクロック信号を出力することが可能な電子内視鏡
と、この電子内視鏡がケーブルを介して接続され、上記
映像信号及びクロック信号に基づき所定の信号処理をす
る各種のプロセッサ装置と、上記電子内視鏡側に設けら
れ、上記プロセッサ装置における映像信号の処理形式を
判定し、上記複数のクロック信号の内、必要としないク
ロック信号については出力停止の制御を実行する制御回
路とを含んでなることを特徴とする。
【0008】例えば、電子内視鏡として、色データ変換
回路により処理形式の異なる(出力タイミングも異な
る)色データ信号を形成し、新旧のプロセッサ装置に対
応したものがあり、この電子内視鏡では、処理形式に対
応したクロック信号が複数出力される。そして、この電
子内視鏡のマイコンは、接続したプロセッサ装置のマイ
コンとの間の通信等により、処理形式を判定しており、
例えば処理形式が旧タイプのプロセッサ装置であるとき
は、2種類の基準クロック信号が出力され、新タイプの
プロセッサ装置であるときは、1種類の基準クロック信
号のみが出力され、もう一方の信号線はハイインピーダ
ンス又はグランド電位に維持される。これにより、ケー
ブルを伝送する高周波数のクロック信号が減り、ノイズ
の原因となる高周波電磁波の放射が少なくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態例に係る電子
内視鏡装置の構成が示されており、図示されるように、
電子内視鏡(電子スコープ)10では、その先端部にC
CD11が設けられ、このCCD11から読み出された
撮像信号はCDS(相関二重サンプリング)/AGC
(自動利得制御)回路12に供給される。このCDS/
AGC回路12では、アナログビデオ信号(映像信号)
が相関二重サンプリングされると共に、所定レベルへの
増幅が行われる。
【0010】上記CDS/AGC回路12には、アナロ
グビデオ信号をデジタル信号へ変換するA/D変換器1
3及びビデオ信号をデジタル映像処理するDVP(デジ
タルビデオプロセッサ)14が接続され、このDVP1
4等を制御するマイコン15が設けられる。上記DVP
14では、デジタルビデオ信号につき、例えばY(輝
度)信号、C(色差)信号[R(赤),G(緑),B
(青)信号等でもよい]に変換されると共に、ガンマ補
正等の処理が施される。
【0011】即ち、上記デジタルビデオ信号は、図2
(A),のY,Y,Y…からなるY信号と、図2
(B)のようにのY信号と同一速度(周波数)で、R
(赤)−Y,B(青)−Y,R−Y,B−Y
R−Y…からなるC信号とが、Y:R−Y:B−Y=
4:2:2の比率で出力される形式(新タイプ)の信号
となる。
【0012】そして、上記DVP14の後段に色データ
変換回路16が設けられており、この色データ変換回路
16は、上記マイコン15の制御により旧タイプのプロ
セッサ装置(18)が接続されたときに、図2の(B)
と(F)に示される色データ間の変換を行う。即ち、上
記図2(B)の新タイプのC信号が図2(F)に示され
るように、例えばY信号の1/2の速度(周波数)で、
R−Y,B−Y,R−Y,B−Y…からなるC
信号へ変換され、Y:R−Y:B−Y=4:1:1の比
率で出力される形式(旧タイプ)の信号とされる。な
お、上記DVP14で旧タイプのC(色)信号を形成
し、上記色データ変換回路16で新タイプのC信号へ変
換することもできる。
【0013】また、上記色データ変換回路16からは、
上記の出力速度の異なる色データを処理するための2種
類の基準クロック信号、即ち図2(C),(G)に示さ
れる基準クロック信号K(例えば20MHzの周波数
信号)と図2(H)に示される基準クロック信号K
(例えば5MHzの周波数信号)が出力される。
【0014】上記電子スコープ10は、ケーブル(図3
の3,6)によりプロセッサ装置18に接続されている
が、このプロセッサ装置18内には、デジタルビデオ信
号をラッチする映像ラッチ回路20が設けられ、このラ
ッチ回路20では基準クロック信号で形成されたラッチ
パルスにてビデオ信号である上記Y信号、C信号のそれ
ぞれがラッチされる。上記映像ラッチ回路20の後段に
は、輪郭強調、電気マスク及び各種情報の混合処理等の
その他の信号処理をすると共に、各種のモニタへの出力
処理をする信号処理回路21、D/A変換器22が配置
され、このD/A変換器22の出力は所定のモニタ、記
録装置等に供給される。
【0015】また、上記信号処理回路21等を制御する
マイコン23が設けられ、このマイコン23によりプロ
セッサ装置18で採用する処理形式の情報が電子スコー
プ10へ与えられる。即ち、上記電子スコープ10側の
マイコン15は、電源投入時等に上記マイコン23との
間で情報通信を行い、プロセッサ装置18の色信号に関
する処理形式が新タイプか旧タイプかを判定する。そし
て、接続したプロセッサ装置18が新タイプであるとマ
イコン15が判定したときは、色データ変換回路16か
ら図2(C)の基準クロック信号Kのみを出力し、も
う一方の信号線には図2(D)の高インピーダンス出力
(又はグランド電位)を維持する。また、プロセッサ装
置18が旧タイプであると判定したときは、図2(G)
の基準クロック信号Kと図2(H)の基準クロック信
号Kの両方を出力する。
【0016】実施形態例は以上の構成からなり、まず図
1の電子スコープ10のマイコン15は、電源投入時等
に上記マイコン23との情報通信により、プロセッサ1
8側の処理形式が旧タイプ又は新タイプのいずれである
かを判定する。なお、当該電子スコープ10は新タイプ
の処理形式を採用したものである。
【0017】一方、この電子スコープ10の先端部のC
CD11で被観察体の撮像が行われるが、このCCD1
1の出力信号(アナログ信号)は、CDS/AGC回路
12へ供給され、相関二重サンプリングと増幅が行われ
る。この後、アナログビデオ信号はA/D変換器13で
デジタル信号に変換され、DVP14でデジタル映像処
理が施される。即ち、ビデオ信号として例えば図2
(A),(B)に示されるY:R−Y:B−Y=4:
2:2の比率のY信号とC信号が形成されると共に、ガ
ンマ補正等の各種の処理が行われる。
【0018】そして、上記マイコン15にて、接続した
プロセッサ装置18が旧タイプであると判定されたとき
は、上記DVP14から出力された色信号が色データ変
換回路16でY:R−Y:B−Y=4:1:1の比率の
信号へ変換される。即ち、図2(E),(F)に示され
るように、Y信号の1/2の速度のR−Y,B−
,R−Y,B−Y…からなるC信号が形成さ
れ、このY及びC信号がケーブルを介してプロセッサ装
置18へ供給される。また、これらの信号と同時に、図
2(G),(H)に示される基準クロック信号K(例
えば5MHz)及びK (例えば20MHz)が出力さ
れる。
【0019】一方、プロセッサ装置18では、上記Y信
号,C信号及び2つの基準クロック信号K,Kが映
像ラッチ回路20へ供給され、この映像ラッチ回路20
では、Y信号が基準クロック信号Kで形成されたラッ
チパルス、C信号が基準クロック信号Kで形成された
ラッチパルスでラッチされる。その後、これらのデジタ
ルビデオ信号は、信号処理回路21でその他の処理及び
出力処理が施され、またD/A変換器22によりアナロ
グビデオ信号とされてモニタへ供給され、このモニタへ
被観察体の映像が表示される。
【0020】一方、上記マイコン15にて、接続したプ
ロセッサ装置18が新タイプであると判定された場合
は、上記DVP14から出力された色信号がそのまま色
データ変換回路16から出力される。即ち、図2
(A),(B)に示されるように、Y信号とこれと同一
速度のR−Y,B−Y,R−Y,B−Y…から
なるC信号がプロセッサ装置18へ供給される。そし
て、これらの信号と同時に、図2(C)に示される基準
クロック信号Kが出力されるが、基準クロック信号K
は出力されず、他方の信号線では高インピーダンス出
力(又はグランド電位)が維持される。
【0021】従って、この場合には旧タイプの電子スコ
ープ10を接続したときと比べると、1つの基準クロッ
ク信号の伝送がなくなり、ケーブル部からの高周波電磁
波の放射を減らすことが可能となる。
【0022】上記実施形態例では、色データ変換回路1
6により速度の異なる色データを形成し、これに応じて
速度の異なる基準クロック信号K,Kを出力する場
合について説明したが、その他の処理形式でも、複数の
クロック信号を出力する場合に同様に適用することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像信号と共に複数のクロック信号を出力する電子内視
鏡に、ケーブルを介して新旧のプロセッサ装置を接続す
る装置で、上記電子内視鏡側の制御回路により、接続さ
れたプロセッサ装置の映像信号の処理形式を判定し、必
要としないクロック信号については出力停止の制御を実
行するので、ケーブルを伝送するクロック信号の数を可
能な限り減らすことができ、接続ケーブル部分からの高
周波電磁波の放射が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る電子内視鏡装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】実施形態例装置の動作を示す信号波形図であ
る。
【図3】電子内視鏡装置における各構成部の接続状態を
示す図である。
【符号の説明】
10 … 電子スコープ、 11 … CCD、14
… DVP(デジタルビデオプロセッサ)、15,23
… マイコン、16 … 色データ変換回路、18
… プロセッサ装置、21 … 信号処理回路。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 BB01 CC06 JJ15 LL02 MM02 NN03 UU09 5C022 AA09 AC42 AC69 AC75 5C054 AA01 CA04 CC03 CH01 EA01 HA12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子の出力信号に基づいて処理され
    た映像信号を出力すると共に、複数のクロック信号を出
    力することが可能な電子内視鏡と、 この電子内視鏡がケーブルを介して接続され、上記映像
    信号及びクロック信号に基づき所定の信号処理をする各
    種のプロセッサ装置と、 上記電子内視鏡側に設けられ、上記プロセッサ装置にお
    ける映像信号の処理形式を判定し、上記複数のクロック
    信号の内、必要としないクロック信号については出力停
    止の制御を実行する制御回路とを含んでなる電子内視鏡
    装置。
JP2000096065A 2000-03-31 2000-03-31 電子内視鏡装置 Pending JP2001275957A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020044637A1 (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 オリンパス株式会社 内視鏡、駆動方法およびプログラム

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