JP2001274494A - 光増幅装置 - Google Patents

光増幅装置

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JP2001274494A
JP2001274494A JP2000083669A JP2000083669A JP2001274494A JP 2001274494 A JP2001274494 A JP 2001274494A JP 2000083669 A JP2000083669 A JP 2000083669A JP 2000083669 A JP2000083669 A JP 2000083669A JP 2001274494 A JP2001274494 A JP 2001274494A
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light
signal
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JP2000083669A
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Takamasa Yamashita
高雅 山下
Hisashi Sawada
久 澤田
実 ▲吉▼田
Minoru Yoshida
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06754Fibre amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/14Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range characterised by the material used as the active medium
    • H01S3/16Solid materials
    • H01S3/1601Solid materials characterised by an active (lasing) ion
    • H01S3/1603Solid materials characterised by an active (lasing) ion rare earth
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Lバンド(波長1560nm〜1610n
m)の信号光を効率よく増幅し、大きな利得が得られる
光増幅装置を提供する。 【解決手段】 励起光を出力する励起光源と、入力され
た信号光と励起光とを合波して出力する光合波器と、光
合波器の出力を入力とし、信号光を増幅して出力するエ
ルビウム添加ファイバとを備えた光増幅装置において、
励起光の波長を1.50μm〜1.56μmとして、波
長1560nm〜1610nmの信号光を増幅する。エ
ルビウム添加ファイバの濃度条長積を適切な値にして、
大きな利得を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信に用いられる
光信号を増幅する光増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを増幅媒体として光信号を増
幅する増幅器が知られている。光ファイバとしてエルビ
ウム添加ファイバ(EDF:erbium-doped fiber)を用
いたものは、1.55μm帯の光増幅器として優れた性
能を示し、エルビウム添加ファイバ増幅装置(EDF
A:erbium-doped fiber amplifier)と呼ばれる。
【0003】EDFAでは、波長1.48μm又は0.
98μmの励起光が用いられてきた。EDFにおける吸
収が比較的大きく、これまで光通信に用いられてきた
1.55μm帯(1530nm〜1560nm)の信号
光の波長に近いことと、EDFの吸収の程度の波長に対
する変動が小さく、励起波長がずれても増幅特性が大き
く変わらない利点があることから、特に波長1.48μ
mの励起光がよく用いられてきた。
【0004】一方、複数の波長の光を1本の光ファイバ
で伝送する、波長多重(WDM:wavelength division
multiplexing)伝送と呼ばれる方式が注目されている。
WDM伝送では、光ファイバ中を伝搬させる波長が異な
る信号光の数を増やすことにより、伝送容量を大きくす
ることができる。このため、これまでは用いられていな
かったLバンド又は1.58μm帯と呼ばれる信号波長
(1560nm〜1610nm)が使用されるようにな
ってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、EDFの吸収
スペクトルのピークは1.53μm付近にあり、1.4
8μmは吸収スペクトルのピークではない。このため、
EDFAにおいて波長1.48μmの励起光を用いる
と、Lバンドの信号光をあまり効率よく増幅することが
できず、また、1.55μm帯の信号光を増幅する場合
に比べて非常に長いEDFが必要であった。
【0006】本発明は、EDFの吸収スペクトルのピー
クである波長1.53μm付近の励起光を用いることに
より、Lバンドの信号光を効率よく増幅し、大きな利得
が得られる光増幅装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明が講じた手段は、光増幅装置とし
て、励起光を出力する励起光源と、入力された信号光と
前記励起光とを合波して出力する光合波器と、前記光合
波器の出力を入力とし、前記信号光を増幅して出力する
エルビウム添加ファイバとを備え、前記励起光の波長が
1.50μm〜1.56μmであるものである。
【0008】請求項1の発明によると、EDFの吸収ス
ペクトルのピークに近い波長を励起光として用いるた
め、同じ強度の励起光であっても、他の波長の励起光を
用いた場合よりもEDF中の励起準位のエルビウムイオ
ンの数を増やすことができ、EDFAの増幅効率及び利
得を大きくすることができる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の光増幅装置において、前記信号光の波長が1560n
m〜1610nmであることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明によると、波長1.48μ
mの励起光を用いた場合に比べて大きな利得及びパワー
変換効率を得ることができる。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項2に記載
の光増幅装置において、前記エルビウム添加ファイバの
濃度条長積CLと前記励起光の強度PPとの関係が、C
L>(1/α)・ln(PP/β)(α及びβは、前記
励起光の波長及び前記信号光の強度によって定まる定
数)で表されることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明によると、波長1.48μ
mの励起光を用いた場合に比べて大きな利得を得ること
が確実にできる。
【0013】また、請求項4の発明は、光増幅装置とし
て、励起光を出力する励起光源と、入力された信号光と
前記励起光とを合波して出力する光合波器と、前記光合
波器の出力を入力とし、前記信号光を増幅して出力する
エルビウム添加ファイバとを備え、前記励起光の波長が
1.54μm〜1.55μmであり、前記エルビウム添
加ファイバの濃度条長積が60kppm・m〜90kp
pm・mであることを特徴とする。
【0014】請求項4の発明によると、波長1.48μ
mの励起光を用いた場合に比べて、大きな利得を得ると
ともに信号波長の変化に対する利得の変動を小さくする
ことができる。
【0015】また、請求項5の発明は、光増幅装置とし
て、励起光を出力する励起光源と、入力された信号光と
前記励起光とを合波して出力する光合波器と、前記光合
波器の出力を入力とし、前記信号光を増幅して出力する
エルビウム添加ファイバとを備え、前記信号光の強度が
−10dBm以上であり、前記励起光の波長が1.54
μm〜1.55μmであり、前記エルビウム添加ファイ
バの濃度条長積が60kppm・m〜90kppm・m
であることを特徴とする。
【0016】請求項5の発明によると、信号光の強度が
比較的大きいときに、波長1.48μmの励起光を用い
た場合に比べて大きな利得を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の実施形態に係る光増幅装置
の構成を示すブロック図である。図1の光増幅装置(以
下では、EDFAと称する)は、アイソレータ12,1
5と、光合波器13と、EDF14と、1.5xμm励
起光源21とを備えている。以下では、1.5xμmは
1.50μm〜1.56μmを表すこととする。
【0019】アイソレータ12は、信号光をその入力端
子への入力とし、この信号光をその出力端子から光合波
器13に出力する。光合波器13は、アイソレータ12
が出力する信号光と1.5xμm励起光源21が出力す
る波長1.50μm〜1.56μmの励起光とを合波し
て、EDF14に出力する。EDF14は、励起光によ
って励起されたエルビウムイオンの誘導放出現象によ
り、信号光を増幅し、アイソレータ15に出力する。ア
イソレータ15は、増幅された信号光をその入力端子へ
の入力とし、この信号光をその出力端子から図1のED
FAの出力として出力する。アイソレータ12,15
は、出力端子から入力端子の方向への信号伝搬を許さな
い。
【0020】なお、図1のEDFAは、EDF14中の
レーザ発振や反射戻り光を除去するために、アイソレー
タ12,15を備えているが、アイソレータ12,15
がなくても光増幅装置としての動作は可能である。
【0021】また、図1のEDFAは、励起光と信号光
とがEDF14に同方向から入射する前方向励起による
構成となっているが、励起光と信号光とがEDF14に
逆方向から入射する後方向励起や、励起光がEDF14
の両端から入射する双方向励起としてもよい。
【0022】EDF14では、エルビウムイオンが励起
光によって励起され、誘導放出をすることにより、入力
された信号光を増幅する。したがって、励起準位にある
エルビウムイオンが多いほど利得を大きくすることがで
きる。EDF14における吸収は、吸収スペクトルのピ
ークに近い波長1.50μm〜1.56μmの光の方が
波長1.48μmの光よりも大きいため、同じ強度の励
起光であっても、波長1.50μm〜1.56μmの場
合の方が波長1.48μmの場合よりも励起準位のエル
ビウムイオンの数を増やすことができ、図1のEDFA
の増幅効率及び利得を大きくすることができる。
【0023】すなわち、図1のEDFAにおいて、従来
用いられていた波長1.48μmの励起光に代えて波長
1.50μm〜1.56μmの励起光を用いることによ
り、波長1.48μmの励起光の強度を増すのと同じ効
果が得られ、また、同じ大きさの利得を得るために必要
な励起入力(励起光の強度)を小さくすることができ
る。さらに、波長1.50μm〜1.56μmの励起光
はEDF14に吸収されやすいので、EDF14の長さ
を短くすることができる。
【0024】以下に、各種の条件下における図1のED
FAの特性を示す。比較のために、1.5xμm励起光
源21に代えて1.48μm励起光源(図示せず)から
波長1.48μmの励起光を光合波器13に与えた場合
の特性も示す。また、EDF14のエルビウム濃度[p
pm]とそのファイバ長[m]との積を、濃度条長積と
いうこととする。濃度条長積の単位はppm・mであ
り、1000ppm・mを1kppm・mと表記するこ
ととする。EDF14のエルビウム濃度は約900pp
mである。
【0025】図2は、信号波長(信号光の波長)160
0nmのときの濃度条長積に対する図1のEDFAの利
得を示す図である。図2において、▲は励起波長(励起
光の波長)1.53μm,信号入力(信号光の強度)−
10dBm、■は励起波長1.53μm,信号入力−4
0dBm、△は励起波長1.48μm,信号入力−10
dBm、□は励起波長1.48μm,信号入力−40d
Bmの場合について示している。励起入力は31.8m
Wである。
【0026】図2によると、濃度条長積を最適なものと
した場合、信号入力の大きさにかかわらず、励起波長が
1.53μmのときの方が1.48μmのときよりも大
きな利得が得られることがわかる。
【0027】図3及び4は、信号波長1600nmのと
きの濃度条長積に対する図1のEDFAの利得を示す図
であって、図3は信号入力−10dBm、図4は信号入
力−40dBmの場合についての図である。
【0028】図3及び4は、励起波長が1.48μm,
1.535μm,1.54μm,1.545μm及び
1.55μmの場合についてのデータを示している。励
起入力は、励起波長1.48μmの場合は90mW、励
起波長1.535μm〜1.55μmの場合は85.5
mWであり、励起波長1.48μmの場合の方がその他
の場合よりも励起入力が約0.2dB大きいが、この励
起入力の差は無視してもほとんど差し支えがないと考え
られる。以下の図では、励起波長1.48μm、励起入
力90mWの場合のデータと、励起波長1.50μm〜
1.56μm、励起入力85.5mWの場合のデータと
を同一の図において示す場合は、単に励起入力85.5
mWと表示することとする。
【0029】図3及び4によると、濃度条長積を最適な
ものとした場合、信号入力の大きさにかかわらず、励起
波長が1.535μm〜1.55μmのときの方が1.
48μmのときよりも大きな利得が得られることがわか
る。
【0030】したがって、信号光の波長がLバンド(1
560nm〜1610nm)にあるとき、図1のEDF
Aにおいて、励起光の波長を1.50μm〜1.56μ
m、好ましくは1.53μm〜1.55μmとすること
によって、励起光の波長が1.48μmの場合よりも大
きな利得を得ることができる。
【0031】図5は、信号入力−10dBm、信号波長
1600nmのときの濃度条長積に対する図1のEDF
Aのパワー変換効率の一例を示す図である。パワー変換
効率は、(EDFからの信号出力/励起入力)×100
で表され、この値が大きいほど効率よく励起光を信号光
の増幅に利用できる。
【0032】図5は、励起波長1.48μm,1.53
5μm,1.54μm,1.545μm及び1.55μ
mの場合についてのデータを示している。励起入力は、
励起波長1.535μm〜1.55μmの場合は85.
5mW、励起波長1.48μmの場合は90mWであ
る。
【0033】図5から、励起波長によって最もパワー変
換効率が高い濃度条長積が異なることがわかる。励起入
力を9.5mW〜85.5mWまで変化させて、図5と
同様のグラフを描き、各励起波長について、得られたデ
ータの中で最も高いパワー変換効率が得られた場合の濃
度条長積を求めると、励起波長1.48μmのときは3
0kppm・m、励起波長1.535μmのときは60
kppm・m、励起波長1.54μmのときは80kp
pm・m、励起波長1.545μmのときは70kpp
m・m、励起波長1.55μmのときは70kppm・
mであった。
【0034】図6は、このような、各励起波長において
最も高いパワー変換効率が得られた濃度条長積におけ
る、励起波長に対する図1のEDFAのパワー変換効率
を示す図である。信号波長は1600nm、信号入力は
−10dBmである。ただし、測定で得られたデータは
限られているため、励起波長1.48μmの場合は30
kppm・mよりも小さい濃度条長積、励起波長1.5
35μmの場合は60kppm・mよりも大きい濃度条
長積において、最も高いパワー変換効率が得られる可能
性がある。
【0035】図6から、励起波長1.48μmの場合に
得られるパワー変換効率は最大約10%であるのに対
し、励起波長1.54μm〜1.55μmの場合に得ら
れるパワー変換効率は最大約20%である。また、励起
波長1.535μmの場合でも、パワー変換効率は最大
約15%である。
【0036】したがって、信号光の波長がLバンドのも
のであるとき、図1のEDFAにおいて、励起光の波長
を1.50μm〜1.56μm、好ましくは1.535
μm〜1.55μmとすることによって、励起光の波長
が1.48μmの場合よりも大きなパワー変換効率を得
ることができる。
【0037】図7は、励起入力に対する図1のEDFA
のパワー変換効率を示す図である。各励起波長における
濃度条長積を図6と同じとしており、信号波長は160
0nm、信号入力は−10dBmである。励起入力は、
励起波長1.535μm〜1.55μmの場合は85.
5mW、励起波長1.48μmの場合は90mWであ
る。
【0038】図7から、励起波長1.48μmの場合の
パワー変換効率は最大約10%であるのに対し、励起波
長1.54μm〜1.55μmの場合のパワー変換効率
は最大約20%であり、励起波長1.54μm〜1.5
5μmの場合は励起入力を85.5mWよりも大きくす
ることによって、さらにパワー変換効率が大きくなるこ
とが予想できる。
【0039】図8は、図1のEDFAにおいて、励起波
長1.48μmの場合よりも励起波長1.54μmの場
合の方が利得が大きくなるような濃度条長積と励起入力
との組み合わせを求めるための図の一例である。信号入
力は−10dBm、信号波長は1600nmである。
【0040】図8から、例えば濃度条長積が40kpp
m・mの場合は、励起波長1.48μmのときの利得と
励起波長1.54μmのときの利得とは、励起入力を約
34mWとしたときに同じになり、励起入力がこれより
も小さいときには励起波長1.54μmの方が利得が大
きいことがわかる。同様にして、他の励起波長(1.5
35μm,1.545μm,1.55μm)についても
励起波長1.48μmのときよりも利得が大きくなる励
起入力の範囲を求めることができる。
【0041】図9及び10は、このようにして求めた、
励起波長1.5xμmのときの方が励起波長1.48μ
mのときよりも利得が大きくなる条件を示す図である。
図9は信号入力−10dBm、図10は信号入力−40
dBmの場合について示している。図9及び10中に示
されたデータ点よりも励起入力が小さいような領域、す
なわち、これらのデータ点よりも濃度条長積が大きいよ
うな領域は、励起波長1.5xμmの方が励起波長1.
48μmの場合よりも利得が大きく、特性が優れる領域
である。
【0042】ここで、励起波長1.5xμmの各場合に
ついて、励起波長1.48μmの場合よりも利得が大き
くなる領域を図9に示されたデータに基づいて近似式に
より求めると、EDFの濃度条長積をCL、励起入力を
Pとして、励起波長1.535μm,1.54μm,
1,545μm及び1.55μmの場合、それぞれ、 CL>(1/0.088)・ln(PP/0.93
5), CL>(1/0.108)・ln(PP/0.44
7), CL>(1/0.122)・ln(PP/0.26
1), CL>(1/0.097)・ln(PP/0.608) となる。また、同様の式を図10に示されたデータに基
づいて求めると、励起波長1.535μm,1.54μ
m,1,545μm及び1.55μmの場合、それぞ
れ、 CL>(1/0.055)・ln(PP/2.44
4), CL>(1/0.055)・ln(PP/2.54
3), CL>(1/0.058)・ln(PP/2.25
1), CL>(1/0.058)・ln(PP/2.246) となる。
【0043】したがって、このような領域の条件をCL
>(1/α)・ln(PP/β)と表記したとき、α及
びβは、励起波長及び信号入力の大きさによって定まる
定数とすることができる。αの値は信号入力の大きさが
増加すると大きくなる。α及びβの値はおおよそ、信号
入力が−10dBmのとき、それぞれ0.08〜0.1
3及び0.2〜1.0の範囲に、信号入力が−40dB
mのとき、それぞれ0.05〜0.06及び2.2〜
2.6の範囲にある。
【0044】図11〜15は、信号入力−10dBm、
励起入力85.5mW(図11は90mW)のときの信
号波長に対する図1のEDFAの利得を示す図である。
図11〜15は、それぞれ励起波長が1.48μm,
1.535μm,1.54μm,1.545μm及び
1.55μmの場合について示す図である。
【0045】図11〜15より、信号入力−10dB
m、励起入力85.5mW(励起波長1.48μmの場
合は90mW)という条件下で、次のようなことがわか
る。
【0046】すなわち、信号波長1578nm〜161
5nm、濃度条長積60kppm・m〜90kppm・
mの場合に、励起波長1.48μmのときよりも励起波
長1.535μm〜1.55μmのときの方が利得が大
きい。また、信号波長1576nm〜1605nm、濃
度条長積70kppm・m〜90kppm・mの場合
に、励起波長1.48μmのときよりも励起波長1.5
4μm〜1.55μmのときの方が利得が大きく、利得
平坦性にも優れる。つまり、利得の信号波長に対する依
存性が小さく、利得変動が小さい。信号波長1576n
m〜1605nmの範囲内で、励起波長1.54μm〜
1.55μmのときの利得変動は約1dBである。
【0047】これと同程度の小さな利得変動を持った特
性を、励起波長1.48μmの場合に得るためには、濃
度条長積100kppm・m以上のEDFが必要である
ことが、文献H.Sawada,et.al.,"Broadband and gain-fl
attened erbium-doped fiberamplifier with +20dBm ou
tput power for 1580nm band amplification,"Proc.ECO
C'99,Nice,France,Sep.1999,TuD3.に示されている。
【0048】図16〜20は、信号入力−40dBm、
励起入力85.5mW(図16は90mW)のときの信
号波長に対する図1のEDFAの利得を示す図である。
図16〜20は、それぞれ励起波長が1.48μm,
1.535μm,1.54μm,1.545μm及び
1.55μmの場合について示す図である。
【0049】図16〜20より、信号入力−40dB
m、励起入力85.5mW(励起波長1.48μmの場
合は90mW)という条件下で、次のようなことがわか
る。
【0050】すなわち、信号波長1570nm〜162
0nm、濃度条長積70kppm・m〜90kppm・
mの場合に、励起波長1.48μmのときよりも励起波
長1.54μm〜1.55μmのときの方が利得が大き
い。また、信号波長1570nm〜1600nm、濃度
条長積70kppm・m〜90kppm・mの場合に、
励起波長1.48μmのときよりも励起波長1.54μ
m〜1.55μmのときの方が利得平坦性に優れる。信
号波長1570nm〜1600nmの範囲内で、励起波
長1.54μm〜1.55μmのとき、特に濃度条長積
が80kppm・mの場合の利得変動は約2dBであ
る。
【0051】利得平坦性に優れると、EDFAが出力す
る信号の各波長間におけるレベル差を小さくすることが
できるため、伝送中に生じる波形歪みの影響や受信機で
の受信特性が改善される。利得平坦性をよくするために
は、利得等化器を用いる方法もあるが、利得等化器によ
り生ずる損失があるため、EDFAの性能が劣化する。
【0052】図21〜25は、信号波長1600nm、
励起入力85.5mW(図21は90mW)のときの信
号入力に対する図1のEDFAの利得を示す図である。
図21〜25は、それぞれ励起波長が1.48μm,
1.535μm,1.54μm,1.545μm及び
1.55μmの場合について示す図である。
【0053】図21〜25より、信号波長1600n
m、励起入力85.5mW(励起波長1.48μmの場
合は90mW)という条件下で、次のようなことがわか
る。
【0054】すなわち、信号入力が−40dBm〜−2
0dBmであれば、濃度条長積70kppm・m〜90
kppm・mの場合、励起波長1.54μm〜1.55
μmのときの方が、励起波長1.48μmのときよりも
利得が大きい。また、信号入力が−10dBm以上であ
れば、濃度条長積60kppm・m〜90kppm・m
の場合、励起波長1.54μm〜1.55μmのときの
方が、励起波長1.48μmのときよりも利得が大き
い。
【0055】図23〜25の傾向から、濃度条長積が9
0kppm・mよりも大きい場合であっても、励起波長
1.54μm〜1.55μmのときの方が、励起波長
1.48μmのときよりも利得が大きいことが予想でき
る。また、図21〜25から、30kppm・m〜60
kppm・mの場合に、励起波長1.535μm〜1.
55μmのときは信号入力が−40dBm〜−10dB
mの範囲において信号入力の増大による利得の低下が少
ないことがわかるため、信号入力が−10dBm以上で
あっても励起波長1.48μmのときよりも大きな利得
が得られると予想できる。
【0056】また、図21〜25の他に図3及び4をも
参照すると、信号波長1600nm、励起入力85.5
mW(励起波長1.48μmの場合は90mW)という
条件下で、次のようなことがわかる。
【0057】すなわち、信号入力−10dBm、濃度条
長積55kppm・m以上の場合、励起波長1.535
μm〜1.55μmのときの方が励起波長1.48μm
のときよりも利得が大きい。信号入力−40dBm〜−
20dBm、濃度条長積65kppm・m以上の場合、
励起波長1.535μm〜1.55μmのときの方が励
起波長1.48μmのときよりも利得が大きい。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、EDF
Aにおいて波長1.50μm〜1.56μmの励起光を
用いることにより、波長1.48μmの励起光を用いる
ときよりも、Lバンドの信号光の増幅の際に大きな利得
を得るとともに、信号光の波長の変動に対する利得の変
動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光増幅装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】信号波長1600nmのときの濃度条長積に対
する図1のEDFA(エルビウム添加ファイバ増幅装
置)の利得を示す図である。
【図3】信号波長1600nm、信号入力−10dBm
のときの濃度条長積に対する図1のEDFAの利得を示
す図である。
【図4】信号波長1600nm、信号入力−40dBm
のときの濃度条長積に対する図1のEDFAの利得を示
す図である。
【図5】信号入力−10dBm、信号波長1600nm
のときの濃度条長積に対する図1のEDFAのパワー変
換効率の一例を示す図である。
【図6】各励起波長において最も高いパワー変換効率が
得られた濃度条長積における、励起波長に対する図1の
EDFAのパワー変換効率を示す図である。
【図7】励起入力に対する図1のEDFAのパワー変換
効率を示す図である。
【図8】図1のEDFAにおいて、励起波長1.48μ
mの場合よりも励起波長1.54μmの場合の方が利得
が大きくなるような濃度条長積と励起入力との組み合わ
せを求めるための図である。
【図9】信号入力−10dBmの場合に、励起波長1.
5xμmのときの方が励起波長1.48μmのときより
も利得が大きくなる条件を示す図である。
【図10】信号入力−40dBmの場合に、励起波長
1.5xμmのときの方が励起波長1.48μmのとき
よりも利得が大きくなる条件を示す図である。
【図11】信号入力−10dBm、励起入力90mW、
励起波長1.48μmのときの信号波長に対する図1の
EDFAの利得を示す図である。
【図12】信号入力−10dBm、励起入力85.5m
W、励起波長1.535μmのときの信号波長に対する
図1のEDFAの利得を示す図である。
【図13】信号入力−10dBm、励起入力85.5m
W、励起波長1.54μmのときの信号波長に対する図
1のEDFAの利得を示す図である。
【図14】信号入力−10dBm、励起入力85.5m
W、励起波長1.545μmのときの信号波長に対する
図1のEDFAの利得を示す図である。
【図15】信号入力−10dBm、励起入力85.5m
W、励起波長1.55μmのときの信号波長に対する図
1のEDFAの利得を示す図である。
【図16】信号入力−40dBm、励起入力90mW、
励起波長1.48μmのときの信号波長に対する図1の
EDFAの利得を示す図である。
【図17】信号入力−40dBm、励起入力85.5m
W、励起波長1.535μmのときの信号波長に対する
図1のEDFAの利得を示す図である。
【図18】信号入力−40dBm、励起入力85.5m
W、励起波長1.54μmのときの信号波長に対する図
1のEDFAの利得を示す図である。
【図19】信号入力−40dBm、励起入力85.5m
W、励起波長1.545μmのときの信号波長に対する
図1のEDFAの利得を示す図である。
【図20】信号入力−40dBm、励起入力85.5m
W、励起波長1.55μmのときの信号波長に対する図
1のEDFAの利得を示す図である。
【図21】信号波長1600nm、励起入力90mW、
励起波長1.48μmのときの信号入力に対する図1の
EDFAの利得を示す図である。
【図22】信号波長1600nm、励起入力85.5m
W、励起波長1.535μmのときの信号入力に対する
図1のEDFAの利得を示す図である。
【図23】信号波長1600nm、励起入力85.5m
W、励起波長1.54μmのときの信号入力に対する図
1のEDFAの利得を示す図である。
【図24】信号波長1600nm、励起入力85.5m
W、励起波長1.545μmのときの信号入力に対する
図1のEDFAの利得を示す図である。
【図25】信号波長1600nm、励起入力85.5m
W、励起波長1.55μmのときの信号入力に対する図
1のEDFAの利得を示す図である。
【符号の説明】
12,15 アイソレータ 13 光合波器 14 EDF(エルビウム添加ファイバ) 21 1.5xμm励起光源(励起光源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼田 実 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 5F072 AB09 AK06 JJ20 KK30 RR01 YY17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起光を出力する励起光源と、 入力された信号光と前記励起光とを合波して出力する光
    合波器と、 前記光合波器の出力を入力とし、前記信号光を増幅して
    出力するエルビウム添加ファイバとを備え、 前記励起光の波長が1.50μm〜1.56μmである
    光増幅装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光増幅装置において、 前記信号光の波長が1560nm〜1610nmである
    ことを特徴とする光増幅装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光増幅装置において、 前記エルビウム添加ファイバの濃度条長積CLと前記励
    起光の強度PPとの関係が、 CL>(1/α)・ln(PP/β) (α及びβは、前記励起光の波長及び前記信号光の強度
    によって定まる定数)で表されることを特徴とする光増
    幅装置。
  4. 【請求項4】 励起光を出力する励起光源と、 入力された信号光と前記励起光とを合波して出力する光
    合波器と、 前記光合波器の出力を入力とし、前記信号光を増幅して
    出力するエルビウム添加ファイバとを備え、 前記励起光の波長が1.54μm〜1.55μmであ
    り、 前記エルビウム添加ファイバの濃度条長積が60kpp
    m・m〜90kppm・mであることを特徴とする光増
    幅装置。
  5. 【請求項5】 励起光を出力する励起光源と、 入力された信号光と前記励起光とを合波して出力する光
    合波器と、 前記光合波器の出力を入力とし、前記信号光を増幅して
    出力するエルビウム添加ファイバとを備え、 前記信号光の強度が−10dBm以上であり、 前記励起光の波長が1.54μm〜1.55μmであ
    り、 前記エルビウム添加ファイバの濃度条長積が60kpp
    m・m〜90kppm・mであることを特徴とする光増
    幅装置。
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