JP2001274424A - ソーラセル - Google Patents

ソーラセル

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JP2001274424A
JP2001274424A JP2000087364A JP2000087364A JP2001274424A JP 2001274424 A JP2001274424 A JP 2001274424A JP 2000087364 A JP2000087364 A JP 2000087364A JP 2000087364 A JP2000087364 A JP 2000087364A JP 2001274424 A JP2001274424 A JP 2001274424A
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metal
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face
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JP2000087364A
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Tsugio Masuda
次男 増田
Takeshi Ueda
武司 上田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、剛性が向上し、且つ、絶縁破壊及び
剥離の発生を回避することができるソーラセルを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】本発明によるソーラセルは、下面にメタル
層が積層されるシリコン層(2)と、前記メタル層の下
方に積層される絶縁層(3)と、前記絶縁層(3)の端
面及び一部の表面が露出するように、前記絶縁層(3)
の下方に積層されるメタル配線(4a〜4d)と、前記
絶縁層(3)の前記端面及び前記一部の表面と、前記メ
タル配線(4a〜4d)の端面及び一部の表面を覆う樹
脂層(5)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電に使用
されるソーラセルに関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光発電には、多数のソーラセルを備
えた発電パネルが使用される。ソーラセルには、種々の
形式が存在する。ソーラセルの形式の一つに、シリコン
層の表面が受光面として使用され、その裏面に電極が配
置される構造を備えるものがある。
【0003】図2は、従来のソーラセルの構造を示す。
図2(a)は、ソーラセル11の裏面の構成を示す。図
2(b)は、(a)に示された構造のA−A´断面のA
側の一部を示す。
【0004】図2において、ソーラセル11は、シリコ
ン基材及び一次メタル層(図示されず)からなるシリコ
ン層12と、ポリイミド層13と、二次メタル層、メッ
キ層、接合層(図示されず)からなる第1〜4メタル配
線14a〜14dを備える。
【0005】シリコン層12は、表面側にシリコン基材
が配置される。そのシリコン基材の裏面に、一次メタル
層が積層される。その第1メタル層の裏面に、ポリイミ
ド層13が積層される。そのポリイミド層13の裏面
に、第1〜4メタル配線14a〜14dが積層される。
第1〜4メタル配線14a〜14dの積層は、具体的に
は、まずポリイミド層13の裏面に二次メタル層が積層
される。その二次メタル層の裏面に、メッキ層が積層さ
れる。そのメッキ層の裏面に接合層が積層される。
【0006】シリコン基材は、例えば120μmの厚さを
備える。一次メタル層は、例えば、2〜4μmの厚さを
備えるアルミメタライズ層からなる。ポリイミド層は、
例えば、3〜6μmの厚さを備える。二次メタル層は、
例えば、1〜2μmの厚さを備えるアルミメタライズ層
からなる。メッキ層は、例えば、0.1〜0.6μmの厚さを
備えるチタン又はニッケルからなる。接合層は、例え
ば、0.4〜0.6μmの厚さを備える銅からなる。
【0007】一次メタル層の外周面(端面)は、シリコ
ン基材の外周面(端面)よりも100〜300μm内側に配置
される。ポリイミド層13の外周面(端面)は、一次メ
タル層の外周面に整合するように配置される。第1〜4
メタル配線14a〜14dの外周面(端面)は、ポリイ
ミド層13の外周面よりも内側に配置される。第1〜4
メタル配線14a〜14dの間には、例えば20〜750
μmの間隔が設定される。
【0008】一次メタル層は、シリコン基材の一次配線
として使用される。ポリイミド層13は、一次メタル層
の絶縁層として使用される。二次メタル層は、シリコン
基材の二次配線として使用される。メッキ層は、二次メ
タル層を保護する層として使用される。接合層は、回路
基板等への接合部として使用される。
【0009】第1メタル配線14aには、正極電位が発
生する。第2メタル配線14dには、負極電位が発生す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成の従来のソ
ーラセルは、およそ130μmの厚さ及び一辺が15mmの
正方形表面を有する。即ち、そのソーラセルは、非常に
薄い構造からなる。ソーラセルの厚さが薄いということ
は、剛性が低く、割れや欠けが発生しやすく、取り扱い
が非常に難しく、ソーラセルの接合工程の自動化が困難
であった。
【0011】また、ソーラセルは屋外での使用が想定さ
れ、ソーラセルの下面にごみや埃等の異物、更には水分
が接触する恐れがある。ソーラセル下面に異物が接触す
ると、第1メタル配線14aと第2メタル配線14bの
間、第2メタル配線14bと第3メタル配線14cの
間、そして第3メタル配線14cと第4メタル配線14
dが導通する絶縁破壊が生じる恐れがあった。
【0012】また、ポリイミド層12が水分を吸収する
と、二次メタル層が溶出し、ポリイミド層12との密着
力が低下する。その状態で発電電位が上昇すると、電気
化学反応が促進され、更に熱流速が増加して密着力の低
下が促進される。その密着力が低下すると、最終的に
は、ポリイミド層12から二次メタル層(第1〜4メタ
ル配線14a〜14d)が剥離する恐れがあった。その
剥離は、ソーラセルの耐久信頼性の低下を意味する。
【0013】本発明は、剛性が向上し、且つ、絶縁破壊
及び剥離の発生を回避することができるソーラセルを提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0015】本発明によるソーラセルは、裏面にメタル
層が積層されるシリコン層(2)と、前記メタル層を介
してシリコン層(2)に積層される絶縁層(3)と、絶
縁層(3)の端面及び一部の表面が露出するように、絶
縁層(3)の裏面に積層されるメタル配線(4a〜4
d)と、絶縁層(3)の端面及び一部の表面とメタル配
線(4a〜4d)の端面及び一部の表面を覆う樹脂層
(5)を備える。
【0016】このソーラセルは、樹脂層(5)が、ソー
ラセルの剛性を向上させ、絶縁層の吸湿の発生を抑制
し、そしてメタル配線(4a〜4d)の絶縁破壊の発生
を抑制する。
【0017】本発明による更なるソーラセルは、樹脂層
(5)に覆われないメタル配線(4a〜4d)の裏面に
積層される接合材(6)を備える。
【0018】本発明による更なるソーラセルは、メタル
層の端面が、シリコン層(2)の端面と整合し、絶縁層
(3)の端面が、シリコン層(2)の端面よりも内側に
位置され、メタル配線(4a〜4d)の端面が、絶縁層
(3)の表面が露出するように、絶縁層(3)の端面よ
りも内側に位置される。
【0019】本発明による更なるソーラセルは、樹脂層
(5)が、シリコン装置(2)の熱膨張係数との差が50
0%以内の熱膨張係数を有する材料からなる。
【0020】本発明による更なるソーラセルは、樹脂層
(5)が、ガラス材が添加されたガラス樹脂からなり、
ガラス樹脂のガラス材添加量は、50〜95%に設定さ
れる。
【0021】本発明による更なるソーラセルは、ガラス
材が、酸化シリコンからなる。
【0022】本発明による更なるソーラセルは、メタル
層を絶縁層(2)は、ポリイミドからなる。
【0023】本発明によるソーラセルの製造方法は、裏
面にメタル層が積層されるシリコン層(2)にメタル層
を介して絶縁層(3)が積層され、絶縁層(3)の端面
及び一部の表面が露出するように絶縁層(3)の裏面に
メタル配線(4a〜4d)が積層され、絶縁層(3)の
端面及び一部の表面と、メタル配線(4a〜4d)の端
面及び一部の表面を覆うように樹脂層(5)が設けられ
る。
【0024】本発明による更なるソーラセルの製造方法
は、樹脂層(5)に覆われないメタル配線の裏面に接合
材(6)が積層される。
【0025】本発明による更なるソーラセルの製造方法
は、絶縁層(3)の端面が、シリコン層(2)の端面よ
りも内側に位置され、メタル配線(4a〜4d)の端面
が、絶縁層(3)の表面が露出するように、絶縁層
(2)の端面よりも内側に位置される。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るソーラセル
の構成を示す。図1(a)は、本発明に係るソーラセル
の裏面の構成を示す。底面を示す。図1(b)は、
(a)に示された構造のA−A´断面のA側の一部を示
す。図1(c)は、(a)に示された構造のB−B´断
面のB側の一部を示す。
【0027】図1において、ソーラセル1は、シリコン
基材及び一次メタル層(図示されず)からなるシリコン
層2と、ポリイミド層3と、二次メタル層、メッキ層、
接合層(図示されず)からなる第1〜4メタル配線4a
〜4dと、樹脂層5を備える。
【0028】シリコン層2は、表面側にシリコン基材が
配置される。そのシリコン基材の裏面に、一次メタル層
が積層される。その第1メタル層の裏面に、ポリイミド
層3が積層される。そのポリイミド層3の裏面に、第1
〜4メタル配線4a〜4dが積層される。第1〜4メタ
ル配線4a〜4dの積層は、具体的には、まずポリイミ
ド層3の裏面に二次メタル層が積層される。その二次メ
タル層の裏面に、メッキ層が積層される。そのメッキ層
の裏面に接合層が積層される。
【0029】シリコン基材は、例えば120μmの厚さを
備える。一次メタル層は、例えば、2〜4μmの厚さを
備えるアルミメタライズ層からなる。ポリイミド層は、
例えば、3〜6μmの厚さを備える。二次メタル層は、
例えば、100μmの厚さを備えるアルミメタライズ層か
らなる。メッキ層は、例えば、0.1〜0.6μmの厚さを備
えるチタン又はニッケルからなる。接合層は、例えば、
0.4〜0.6μmの厚さを備える銅からなる。
【0030】二次メタル層の外周面(端面)は、シリコ
ン基材の外周面(端面)に整合する要に配置される。ポ
リイミド層13の外周面(端面)は、シリコン層12の
外周面(端面)よりも、例えば100〜300μm内側に配置
される。第1〜4メタル配線14a〜14dの外周面
(端面)は、ポリイミド層13の外周面の内側に配置さ
れる。第1〜4メタル配線14a〜14dの間には、例
えば20〜750μmの間隔が設定される。
【0031】一次メタル層は、シリコン基材の一次配線
として使用される。ポリイミド層13は、一次メタル層
の絶縁層として使用される。二次メタル層は、シリコン
基材の二次配線として使用される。メッキ層は、二次メ
タル層を保護する層として使用される。接合層は、回路
基板等への接合部として使用される。
【0032】樹脂層5は、シリコン基材と同様の熱膨張
係数を有する材料からなる。樹脂層5は、例えば、酸化
シリコンなどのガラス材が50〜95%添加されたエポ
キシ樹脂からなる。シリコン基材の熱膨張係数は、3〜
5ppm/℃である。ガラス材の添加率が20〜30%のエ
ポキシ樹脂は、熱膨張係数が50〜80ppm/℃である。
このエポキシ樹脂は、シリコン基材との熱膨張差が10
倍以上を示し、温度上昇にともなるソーラセル破損が生
じやすい。さらにこのエポキシ樹脂の耐熱温度は、180
〜200℃を示し、ソーラセルが曝される接合温度230〜24
0℃に絶えられない。ガラス材の添加率が50%のエポ
キシ樹脂は、熱膨張係数が25ppm/℃を示し、添加率9
0%の場合、5ppm/℃を示す。このソーラセルの耐熱温
度は、300〜450℃以上が見こまれる。なお、添加率上昇
に伴ない、流動性が低下する。そのため、エポキシ樹脂
を充填する際、充填圧力(5〜50kN)及び温度管理
が必要である。圧入の他、溶融液体の流入や粉末の溶射
で対応することができる。特に、微粒子などを塗布する
場合、低温環境で皮膜形成が可能である。
【0033】樹脂層5は、シリコン層2の露出面と、ポ
リイミド層3の露出面と、第1〜4メタル配線4a〜4
dの露出面の一部を覆うように積層される。第1メタル
配線4a〜4dの端面から300〜500μm隔てた位置の境
界線の内側は、樹脂層5に覆われることなく露出され
る。この境界線内側には、接合材6が設けられても良
い。接合材6は、銅等のメタル又はすず/銀/銅系又は
これらに順ずる軟ろう材からなる。接合材6は、樹脂層
5の最下部よりも、例えば50〜150μm突出する高さ
にせっていされる。
【0034】ここで露出面とは、積層完了時に他の積層
物に覆われず、空間に露出される面を意味する。
【0035】第1メタル配線14aには、正極電位が発
生する。第2メタル配線14dには、負極電位が発生す
る。
【0036】本発明によるソーラセル1は、300μm以
上の厚さを備えることができる。この厚さは、従来のソ
ーラセルの2倍以上の厚さである。このため、本発明に
よるソーラセル1は、従来のソーラセルよりも剛性が大
幅に向上する。剛性が向上すると、ソーラセルを摘まむ
際の割れや欠けの発生が大幅に抑制される。また、構成
向上に伴ない、ソーラセルを摘まむ際の力調整の許容度
が大きくなり、摘まむ作業を伴なう工程を機械化するこ
とができる。工程の機械化は、作業時間の短縮、即ち製
造時間の短縮を実現することができる。
【0037】本発明によるソーラセル1は、樹脂層5が
ポリイミド層3を完全に覆うことができる。このため、
ポリイミド層3に水分が接触し、そして吸収する事態を
回避することができる。ポリイミド層3が水分を吸収し
ないため、第1〜4メタル配線4a〜4dの剥離を防止
することができる。剥離の防止は、ソーラセルの耐久信
頼性の向上を意味する。
【0038】樹脂層5は、第1〜4メタル配線4a〜4
dの裏面の一部を覆う。このため、第1メタル配線4a
と第2メタル配線4bの間、第2メタル配線4bと第3
メタル配線4cの間、そして第3メタル配線4cと第4
メタル配線4dの間隔を実質的に広がる効果をもたら
す。このため、ソーラセル1の下面に異物が接触して
も、第1〜4メタル配線4a〜4dの絶縁破壊の事態の
発生を抑制することができる。
【0039】また、ソーラセル1に接合材6を設けるこ
とにより、回路基板側に接合材料を供給する必要が無く
なる。接合プロセスにおいて、ろう材供給の処理を削除
又は簡略化することができる。
【0040】以上の構成のソーラセル1は、セル単体ま
たはウェハから製造することができる。ウェハプロセス
で製造する場合、第1〜4メタル配線4a〜4dの積層
が完了後、樹脂層5を設ける。樹脂層5がシート形状材
からなる場合、シート形状材の過熱圧着又は溶着により
樹脂層5が積層される。樹脂層5が固形樹脂からなる場
合、固形樹脂の射出成形により樹脂層5が積層される。
樹脂層5がペースト材からなる場合、ペースト材の印刷
と加熱硬化により樹脂層5が積層される。樹脂層5が粉
末材からなる場合、粉末材の加熱溶着により樹脂層5が
積層される。
【0041】樹脂層5の積層が完了すると、必要に応じ
て接合材6が設けられる。接合材6がメタルからなる場
合、積層メッキプロセスにより接合材6が積層される。
接合材6が軟ろう材からなる場合、積層メッキ、露出部
の寸法に合わせたブロック材又は粉末材の過熱溶着、更
には、ペースト材の印刷及び加熱硬化により接合材6が
積層される。
【0042】なお、受光面に樹脂層5を構成する樹脂や
接合材6を構成するメタルが受光面に付着しないよう、
耐熱性フィルムシート等の被覆材料で受光面を覆う。そ
のシートは、受光面の保護が必要なくなると、剥がされ
る。
【0043】全てのプロセスを完了後、ソーラセルは個
片に切断され、接合プロセスが実行される。
【0044】ソーラセル単体で製造する場合も、ウェハ
プロセスと同様の工程で製造することができる。但し、
複数の個片を一括製造できるように、プロセス中、吸着
等により個片が固定されることが望ましい。
【0045】
【発明の効果】本発明によるソーラセルは、樹脂層で補
強しつつ300μm以上の厚さを備えることができる。こ
のため、機械で摘まむことができるソーラセルの剛性が
得られる。更に、樹脂層でポリイミド層を覆い、ポリイ
ミド層に水分が接触する事態を回避することができる。
このため、メタル配線の剥離の発生を抑制することがで
きる。更に、樹脂層でメタル配線の一部を覆い、メタル
配線の絶縁性を向上させる。このため、メタル配線の絶
縁破壊の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は、本発明に係るソーラセルの構成図であ
る。
【図2】図は、従来のソーラセルの構成図である。
【符号の説明】
1:ソーラセル 2:シリコン層 3:ポリイミド層 4a〜4d:メタル配線 5:樹脂層 6:接合層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面にメタル層が積層されたシリコン層
    と、 前記メタル層の端面及び一部の表面が露出するように、
    前記メタル層を介して前記シリコン層に積層される絶縁
    層と、 前記絶縁層の端面及び一部の表面が露出するように、前
    記絶縁層の裏面に積層されるメタル配線と、 前記絶縁層の前記端面及び前記一部の表面と前記メタル
    配線の端面及び一部の表面を覆う樹脂層を備えるソーラ
    セル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のソーラセルにおいて、 前記樹脂層に覆われないメタル配線の裏面に積層される
    接合材を備えるソーラセル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のソーラセルにお
    いて、 前記メタル層の端面は、前記シリコン層の端面と整合
    し、 前記絶縁層の端面は、前記シリコン層の端面よりも内側
    に位置され、 前記メタル配線の端面は、前記絶縁層の表面が露出する
    ように、前記絶縁層の端面よりも内側に位置されるソー
    ラセル。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか一項に記載のソ
    ーラセルにおいて、 前記樹脂層は、前記シリコン層の熱膨張係数との差が50
    0%以内の熱膨張係数を有する材料からなるソーラセ
    ル。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか一項に記載のソ
    ーラセルにおいて、 前記樹脂層は、ガラス材が添加されたガラス樹脂からな
    り、 前記ガラス樹脂のガラス材添加量は、50〜95%に設
    定されるソーラセル。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか一項に記載のソ
    ーラセルにおいて、 前記ガラス材は、酸化シリコンからなるソーラセル。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか一項に記載のソ
    ーラセルにおいて、 前記絶縁層は、ポリイミドからなるソーラセル。
  8. 【請求項8】 裏面にメタル層が積層されるシリコン層
    に、前記メタル層を介して絶縁層が積層され、 前記絶縁層の端面及び一部の表面が露出するように、前
    記絶縁層の裏面にメタル配線が積層され、 前記絶縁層の前記端面及び前記一部の表面と前記メタル
    配線の端面及び一部の表面を覆うように樹脂層が設けら
    れるソーラセルの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のソーラセルの製造方法
    において、 前記樹脂層に覆われないメタル配線の裏面に接合材が積
    層されるソーラセルの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のソーラセルの製造方
    法において、 前記メタル層の端面は、前記シリコン層の端面と整合
    し、 前記絶縁層の端面は、前記メタル層の表面が露出するよ
    うに、前記メタル層の端面よりも内側に位置され、 前記メタル配線の端面は、前記絶縁層の表面が露出する
    ように、前記絶縁層の端面よりも内側に位置されるソー
    ラセルの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103628635A (zh) * 2013-11-13 2014-03-12 河南天恩太阳能科技有限公司 太阳能无机相变保温板
KR101878397B1 (ko) * 2011-11-18 2018-07-16 인텔렉츄얼 키스톤 테크놀로지 엘엘씨 태양전지 및 그 제조 방법

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