JP2001274211A - 抵抗率測定方法 - Google Patents

抵抗率測定方法

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JP2001274211A
JP2001274211A JP2000087001A JP2000087001A JP2001274211A JP 2001274211 A JP2001274211 A JP 2001274211A JP 2000087001 A JP2000087001 A JP 2000087001A JP 2000087001 A JP2000087001 A JP 2000087001A JP 2001274211 A JP2001274211 A JP 2001274211A
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Hiroyuki Sano
博之 佐野
Kouya Ebara
幸冶 江原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコン単結晶薄膜の厚さが異なる場合でも
探針を交換することなく、且つ、安定して抵抗率を測定
することができる抵抗率測定方法を提供する。 【解決手段】 抵抗率測定装置に探針30を取り付け、
予めシリコンウェーハに空打ちして各探針31、32、
33、34のそれぞれの先端部31B、32B、33
B、34Bが同一直線C上で平坦になるまで摩耗させた
後、シリコン単結晶薄膜21の抵抗率を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン単結晶薄
膜の抵抗率を四探針法により測定する抵抗率測定方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコン単結晶基板あるいは該シ
リコン単結晶基板をダイシング(dicing)して得
られるシリコンチップ等のシリコン単結晶上に形成した
シリコン単結晶薄膜(以下、単に「薄膜」と呼ぶことが
ある。)の抵抗率測定方法として、図9に示す四探針法
が用いられる。ただし、薄膜の抵抗率を四探針法で測定
するには、薄膜とシリコン単結晶との間にp−n接合等
の絶縁領域が形成されている必要がある。
【0003】この四探針法による抵抗率測定において
は、0.5mm〜1.0mm程度の等間隔Lで1列に並
んだ4本の探針31、32、33、34(以降、4本の
探針を「探針30」と総称する。)を、例えば1本あた
り200gの加重で、シリコン単結晶基板22上に成長
させたシリコンエピタキシャル層等の薄膜21の主表面
に当接させ、外側にある2本の電極(探針31、34)
間に直流電流Iを流して内側にある2本の電極(探針3
2、33)間に発生する電圧Vを測定する。
【0004】この場合、探針30が当接する位置から薄
膜21の主表面外周端部までの間隔が探針間の間隔Lに
比して十分大きく、薄膜21の厚さtも十分厚ければ、
抵抗率ρは ρ=(V/I)2πL[Ω・cm] で求められる。
【0005】係る四探針法による薄膜21の抵抗率測定
方法は、ASTM(AMERICAN SOCIETY
FOR TESTING AND MATERIAL
S)のF374−94aに規定されており、四探針法に
用いられる探針30の形状は、その中で次のように規定
されている。
【0006】探針30は、その一端に45°以上150
°以下の内角を持つ円錐形状が形成され、タングステン
・カーバイト等の丈夫な材質からなる針である。そし
て、薄膜21の厚さが3μm以下の場合、探針30の先
端部30Bは、半径r2が100μm以上250μm以
下の半球形状(図7)、あるいは、半径r3が50μm
以上125μm以下の平面形状(図8)を有することと
されている。また、薄膜21の厚さが3μmより厚い場
合、探針30の先端部30Bは、半径r2が35μm以
上100μm以下の半球形状(図7)を有することとさ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、薄膜21の
厚さが3μm以下の場合と3μmより厚い場合では、先
端部30Bの形状がそれそれ異なる探針30を使い分け
なければならなかった。すなわち、抵抗率を測定する薄
膜21の厚さが代わる度にその薄膜21の厚さに適した
探針30に交換しなければならず、探針30の交換作業
が煩雑で面倒であるという問題があった。
【0008】また、3μmより厚い薄膜測定用の探針3
0を、厚さが3μm以下の薄膜の抵抗率測定に誤って使
用した場合、厚い薄膜測定用の探針30はその先端部3
0Bが細いので、探針30の先端部が薄膜21を突き抜
けてシリコン単結晶基板22まで到達してしまうことが
ある。すると、抵抗率測定装置はシリコン単結晶基板2
2の抵抗率を測定してしまい、薄膜21の抵抗率を安定
して測定できないという問題があった。
【0009】本発明は、係る問題を解決するために成さ
れたものであり、シリコン単結晶薄膜の厚さが異なる場
合でも探針を交換することなく、且つ、安定して抵抗率
を測定することができる抵抗率測定方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1記載の抵
抗率測定方法は、シリコン単結晶薄膜の抵抗率を四探針
法により測定する抵抗率測定方法において、4本の探針
の先端部が同一直線上で平坦になるまで予め摩耗させた
探針を用いて、シリコン単結晶薄膜の抵抗率を測定する
ことを特徹とする。
【0011】また、請求項2記載の抵抗率測定方法は、
前記探針を抵抗率測定装置に取り付け、シリコンウェー
ハに空打ちすることにより探針の先端部を予め摩耗させ
ることを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の抵抗率測定方法は、
前記探針がその一端に45°以上150°以下の内角の
円錐形状を持つタングステン・カーバイトの針であり、
前記探針の先端部が半径35μm以上100μm以下の
半球形状を有するときに、前記探針を抵抗率測定装置に
取り付け、抵抗率を測定できる状態でシリコンウェーハ
に1万回以上空打ちすることにより先端部を予め摩耗さ
せることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は探針の先端部31B、32B、
33B、34Bを同一直線C上で平坦になるまで予め摩
耗させた探針30の概念図、図2はシリコン単結晶薄膜
21の抵抗率を測定する抵抗率測定装置のヘッド部10
の縦断側面図、図3は探針の先端部31B、32B、3
3B、34Bが同一直線C上に配列していない探針30
の概念図、図4は未使用時の探針30の先端部30Bの
拡大図、図5はシリコンウェーハ上で空打ちした後の探
針30の先端部30Bの拡大図、図6は探針30を空打
ちした時の空打ち回数と厚さが3μm以下の薄膜21に
ついて抵抗率を測定した値を示すグラフをそれぞれ示し
ている。尚、各図において図7乃至図9と同一符号は同
一のものとする。
【0014】図2において、10は抵抗率測定装置のヘ
ッド部で、中空の本体11内部を上下に仕切る形で上部
ガイドプレート12が設けられ、この本体11の下部に
下部ガイドプレート13が設けられると共に、下部ガイ
ドプレート13によって本体11下部は閉塞されてい
る。下部ガイドプレート13には案内部材13Aが設け
られており、この案内部材13Aと上部ガイドプレート
12とに設けられた挿通孔(図示せず)に探針31が挿
入されている。尚、隠れて見えないが探針31の奥には
1mmの等間隔で合計4本の探針31、32、33、3
4が設けられて探針30が構成されている。また、上部
ガイドプレート12、下部ガイドプレート13は図示し
ないネジで本体11に固定されている。
【0015】上部ガイドプレート12の上方側面には板
バネ取付部材14が固定されており、この板バネ取付部
材14には板バネ15が取り付けられると共に、板バネ
15は探針30のそれぞれの探針31、32、33、3
4に対応して4個設けられている。板バネ15の先端部
15Bは探針30後端部に当接されており、この板バネ
15によって、探針30は薄膜21に所定の圧力で付勢
される。尚、15Aは板バネ15の付勢力を調整する調
整ネジであり、14Aは固定ネジである。
【0016】前記探針30はタングステン・カーバイト
製で、長さ約30mm、直径約70μmの円柱形を呈し
ており、その一端に内角が45°以上150°以下の円
錐形状に形成されると共に、探針30(円錐形状)の先
端部30Bは、半径r1が35μm以上100μm以下
の半球形状(図4)に形成されている。また、探針30
にはストッパー16が設けられており、このストッパー
16は上部ガイドプレート12に当接すると共に板バネ
15側に位置して固定されている。即ち、探針30が薄
膜21から離れた時に、ストッパー16によって探針3
0がそれ以上下方に移動してしまうのを防止している。
【0017】各探針30にはリード線17が接続されて
おり、このリード線17はストッパー16上側に接続さ
れている。探針30に接続されたリード線17は、絶縁
部材18内を通って図示しない抵抗率換算器に接続され
ており、これによって、探針32と探針33間で測定さ
れた電圧を抵抗率に換算して表示できるように構成され
ている。尚、19はトップカバーで、本体11上方の開
口を閉塞している。また、18Aは固定ネジで、絶縁部
材18は固定ネジ18Aで本体11に固定されている。
【0018】抵抗率測定は、抵抗率測定装置内に抵抗率
を測定する試料(シリコンエピタキシャルウエーハ2
0)を載置した後、測定用のスイッチが押される度に、
シリンダによってヘッド部10が上下動作を行ない、ヘ
ッド部10が最下部に到達し探針30の先端部30Bが
薄膜21に接触する際に、外側にある2本の探針31、
34間に直流電流を流すとともに、内側にある2本の探
針32、33間に発生する電圧を測定することにより行
なわれる。
【0019】ヘッド部10の下降によって、探針30の
先端部30Bが薄膜21上に接触すると、ストッパー1
6は上部ガイドプレート12より所定距離だけ離間す
る。このとき、探針30の後端部は板バネ15で付勢さ
れており、探針30の先端部30Bが200gで薄膜2
1に当接するように、調整ネジ15Aによって予め板バ
ネ15の付勢力が調整されている。
【0020】次に、薄膜21の一例として、シリコン単
結晶基板22上に気相成長して厚さが3μm以下に形成
されたシリコンエピタキシャル層(以下、単に「エピタ
キシャル層」という。)21Aの抵抗率の測定方法を説
明する。
【0021】まず、本実施例においては、探針30の先
端部30Bが半径r1=40μmの半円球に形成された
未使用の探針30を使用する。この探針30は、厚さが
3μmより大きい場合に使用することとASTMで規定
されているものである。抵抗率測定装置内のヘッド部1
0下方には、所定の間隔を存して、シリコン単結晶基板
22上にエピタキシャル層21Aを形成してなるシリコ
ンエピタキシャルウェーハ20が設置される。この場
合、シリコンエピタキシャルウェーハ20は探針30の
延在方向に交直して設置される。
【0022】未使用の探針30が抵抗率測定装置に初め
て取り付けられた状態では、探針30の取り付け寸法誤
差、或いは、探針30の前端部形状のばらつき等によっ
て、各探針30の先端部30Bと仮想直線(後述する同
一直線Cと同じ直線)CCとの間隔は必ずしも均一でな
く、図3に示すようにばらついている。このため、未使
用の探針30の先端部30Bを200gで当接させて、
厚さが3μm以下のエピタキシャル層21Aの抵抗率を
測定すると、従来例の如き、抵抗率の測定値にばらつき
が発生してしまう。
【0023】そこで、未使用の探針30を抵抗率測定装
置に取り付けた後、まず最初に、抵抗率を測定できる状
態でシリコンウェーハに前記探針30を1万回以上空打
ちする。すると、各探針30の先端部30Bは次第にシ
リコンウェーハの上面と平行に摩耗し、4本の探針30
の先端部30Bが同一直線C上で平坦になる。この同一
直線Cは、抵抗率測定装置に設置されるシリコンウェー
ハ20の主表面と平行に設けられた仮想の直線、好まし
くは、抵抗率測定装置に設置され抵抗率が測定されるシ
リコンエピタキシャル層21A等の薄膜21の主表面を
云う。
【0024】探針30の先端部30Bを摩耗させるシリ
コンウェーハとしては、抵抗率測定装置に設置された際
にその主表面が薄膜21の主表面と平行になるものであ
れば良く、インゴット(シリコン単結晶棒)を切断機で
スライシングして得られるアズカットウェーハ、スライ
シング時に発生したウェーハ形状や加工歪層のバラツキ
をラッピングすることにより矯正したラップウェーハ、
該ラップウェーハの加工歪層をエッチング除去したエッ
チングウェーハ、該エッチングウェーハの主表面をさら
に鏡面研磨した鏡面ウェーハ、さらにエピタキシャルウ
ェーハ、拡散ウェーハ等も使用が可能である。中でもラ
ップウェーハは、その表面が比較的平坦でかつヤスリ状
を呈しており、このラップウェーハの表面に探針30を
空打ちすると先端部30Bは効率的に摩耗する。尚、シ
リコンウェーハは、円盤状のもののみならず、該円盤状
のものを適当な大きさに切断して得られるシリコンウェ
ーハ片をも使用することができる。
【0025】探針30がシリコンウェーハ上の同一箇所
を1万回以上空打ちした場合、シリコンウェーハは探針
30によって摩耗し凹んでしまう。シリコンウェーハが
摩耗し凹んでしまうと、探針30の先端部30Bはその
凹みに習って変形した状態で摩耗してしまう。そこで、
空打ちによってシリコンウェーハが僅か摩耗したなら
ば、シリコンウェーハを平行移動させて摩耗していない
箇所で改めて空打ちする。この場合、シリコンウェーハ
を平行移動させる代わりに新しいシリコンウェーハと交
換しても差し支えない。また、空打ち回数を予め決めて
おき、シリコンウェーハを平行移動させるか、新しいシ
リコンウェーハと交換しても差し支えない。
【0026】空打ちの途中に、厚さが3μm以下に形成
されたエピタキシャル層21Aを有するシリコンエピタ
キシャルウェーハ20を測定すると、空打ちの回数に対
する抵抗率の変化状況を知ることができる。
【0027】本実施例では、空打ちの途中途中にシリコ
ンエピタキシャルウェーハ20を3回ずつ測定し、その
時の空打ち回数と抵抗率と抵抗率のばらつきとを図6に
グラフで示している。尚、図6では、縦軸に抵抗率、横
軸に空打ち回数を示している。また、測定に使用したシ
リコンエピタキシャルウェーハ20は、エピタキシャル
層21Aの厚さが1.6μm〜2.0μmのものであ
る。
【0028】このグラフによると、空打ち回数が1回〜
1000回までの抵抗率は0.10Ω〜0.15Ω・c
mと低抵抗な値で安定しているが、空打ち回数が100
0回〜8000回に増えてくると抵抗率は0.15Ω・
cm〜0.35Ω・cm間でばらついて不安定であっ
た。ところが、空打ち回数が10000回を越えると抵
抗率は0.48Ω・cm〜0.55Ω・cmの範囲で再
び安定するようになった。
【0029】係る、空打ち回数が1回〜1000回の範
囲で抵抗率が低いのは、探針30の先端部30Bがエピ
タキシャル層21Aを常に突き抜け、シリコン単結晶基
板22の抵抗率を測定していたからである。また、空打
ち回数が1000回〜8000回までの範囲で抵抗率が
ばらついているのは、各探針30の先端部30Bが完全
に同一直線C上で摩耗しきれていないため、エピタキシ
ャル層21Aを突き抜ける探針30と突き抜けない探針
30とがあり、当該探針30はシリコン単結晶基板22
とエピタキシャル層21Aの両方の抵抗率を測定してい
たからである。
【0030】また、空打ち回数が10000回を越える
と抵抗率が再び安定してくるのは、図1に示すように探
針30の先端部30Bが同一直線C上で平坦になるまで
摩耗し、各探針30が一定の深さでエピタキシャル層2
1Aに突き刺さっているからである。
【0031】探針30の先端部30Bを観察すると、空
打ちする前、すなわち未使用時は、図4に示すように半
径r1が40μmの半円球であったが、25000回空
打ちした後には、探針30の先端部30Bが摩耗して直
径約40μmの平坦部が形成されていた。
【0032】このようにして4本の探針30の先端部3
0Bが同一直線C上で平坦になるまで予め摩耗した探針
30を、3μmよりも厚い薄膜21の抵抗率測定に使用
すると、厚さが3μm以下の場合と同様、抵抗率が安定
して測定できることがわかった。
【0033】これらの結果より、4本の探針30の先端
部30Bが同一直線C上で平坦になるまで予め摩耗され
た探針30は、薄膜21の厚さが3μm以下の場合で
も、3μmよりも厚い場合でも同様に使用することがで
きるので、薄膜21の厚さに応じて探針30を取り替え
る必要がない。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、4
本の探針の先端部が同一直線上で平坦になるまで予め摩
耗された探針を用いて、シリコン単結晶薄膜の抵抗率を
測定すると、薄膜の厚さが3μm以下の場合でも抵抗率
が安定して測定することができるようになる。また、3
μmよりも厚いシリコン単結晶薄膜の場合でも同様に使
用することができるので、薄膜の厚さに応じて探針を取
り替える煩雑で面倒な交換作業を行なうことなく、厚さ
の異なるシリコン単結晶薄膜の抵抗率を測定することが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の探針の概念図である。
【図2】シリコン単結晶薄膜の抵抗率を測定する抵抗率
測定装置のヘッド部の縦断側面図である。
【図3】探針の先端部が同一直線上に配列していない探
針の概念図である。
【図4】未使用時の探針の先端部の拡大図である。
【図5】シリコンウェーハ上で空打ちした後の探針の先
端部の拡大図である。
【図6】空打ちの回数と抵抗率の変化の関係を示すグラ
フである。
【図7】ASTMのF374−94aに規定されている
従来の探針先端部(半径r2=35μm以上250μm
以下の半球形状)の拡大側面図である。
【図8】ASTMのF374−94aに規定されている
従来の探針先端部(半径r3=50μm以上125μm
以下の平面形状)の拡大側面図である。
【図9】シリコン単結晶上に形成したシリコン単結晶薄
膜の抵抗率を四探針法で測定している状態を示す図であ
る。
【符号の説明】 10 ヘッド部 11 本体 12 上部ガイドプレート 13 下部ガイドプレート 15 板バネ 15A 調整ネジ 15B 先端部 16 ストッパー 17 リード線 19 トップカバー 20 シリコンエピタキシャルウェーハ 21 薄膜 21A エピタキシャル層 22 シリコン単結晶基板 30 探針 30B 先端部 31 探針 31B 先端部 32 探針 32B 先端部 33 探針 33B 先端部 34 探針 34B 先端部 C 同一直線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G011 AA03 AA15 AB01 AD01 AE03 AF06 2G028 AA04 BB11 BC02 CG02 DH03 FK01 HM08 HN11 KQ02 2G060 AD01 AE40 AF07 AG04 EA07 EB08 GA01 HA01 KA16 4M106 AA01 AA10 BA14 CA10 DH09 DH51

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン単結晶薄膜の抵抗率を四探針法
    により測定する抵抗率測定方法において、4本の探針の
    先端部が同一直線上で平坦になるまで予め摩耗させた探
    針を用いて、シリコン単結晶薄膜の抵抗率を測定するこ
    とを特徴とする抵抗率測定方法。
  2. 【請求項2】 前記探針は、抵抗率測定装置に取り付
    け、シリコンウェーハに空打ちすることにより先端部を
    予め摩耗させることを特徴とする請求項1記載の抵抗率
    測定方法。
  3. 【請求項3】 前記探針は、一端に内角が45°以上1
    50°以下の円錐形状を持つタングステン・カーバイト
    の針であり、前記探針の先端部が半径35μm以上10
    0μm以下の半球形状を有するときに、前記探針を抵抗
    率測定装置に取り付け、抵抗率を測定できる状態でシリ
    コンウェーハに1万回以上空打ちすることにより先端部
    を予め摩耗させることを特徴とする請求項1記載の抵抗
    率測定方法。
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