JP2001274019A - 着磁装置 - Google Patents

着磁装置

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JP2001274019A JP2000085226A JP2000085226A JP2001274019A JP 2001274019 A JP2001274019 A JP 2001274019A JP 2000085226 A JP2000085226 A JP 2000085226A JP 2000085226 A JP2000085226 A JP 2000085226A JP 2001274019 A JP2001274019 A JP 2001274019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカ装置のマグネットを短時間で着磁し
て消費電力を抑えて製造効率を向上し、着磁後のマグネ
ットを容易に管理できる着磁装置を提供する。 【解決手段】 スピーカ装置のマグネット35を設置す
る設置部10aを備えて磁極に巻かれたコイルを設置部
10aの近傍に設けることでコイルに強磁場を発生させ
てマグネット35を着磁する着磁手段10を設け、この
着磁手段10が着磁に必要な電力を所定の電源から蓄積
して着磁手段10に供給して大電圧及び大電流を流すこ
とでコイルに強磁場を発生させる電力供給手段20を有
し、スピーカ装置に用いる2つのマグネット35を保持
して着磁手段10の設置部10aで2つ同時に着磁する
とともに2つのマグネット35の間にセンタープレート
を介在させてスピーカ装置の反発磁気回路を組み立てる
ことができる着磁用治具30とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着磁装置に係り、
より詳細にはスピーカ装置に装着する未着磁のマグネッ
トを設置して着磁する着磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スピーカ装置には、例えば、外磁形の磁
気回路を形成するために、円盤形状で中心部に開口する
開口穴を備えたマグネットを2つ備え、このマグネット
を同極同士が対向するように配置すると共に両マグネッ
ト間に磁性材からなるセンタープレートを配置して反発
磁気回路を形成していた。従来、このマグネットは、着
磁装置に一つ一つ装填することで着磁していた。図6
は、このようにマグネットを着磁する従来の着磁装置を
示す外観図である。また、図7は、図6に示した着磁装
置により着磁したマグネット35を用いたスピーカ装置
1の内部構造を示す構成図である。
【0003】図6に示すように、従来の着磁装置は、ス
ピーカ装置1(図7参照)のマグネット35を設置して
着磁する設置部10aを備えた着磁手段10と、この着
磁手段10に電源から電気を蓄積して着磁に必要な電力
を供給する電力供給手段20とを備えている。ここで、
着磁手段10は、円筒状に形成されて上部中心にスピー
カ装置のマグネット35を設置する設置部10aを形成
している。また、着磁手段10には、内部で設置部10
aの近傍にコイルを巻いた磁極(図示せず)を近接させ
て配置している。従って、着磁手段10は、設置部10
aにマグネット35を設置して前述したコイルに強磁場
を発生させることで、マグネット35を着磁できるよう
に形成している。
【0004】また、電力供給手段20は、着磁手段10
のコイルと電気的に接続されて着磁に必要な電力を供給
して大電圧及び大電流(約2000V/5000A)を
流すことでコイルに強磁場を発生させる構造を備えてお
り、内部が大容量のコンデンサによる集合体(図示せ
ず)により形成されている。また、電力供給手段20に
は、外部表面に前述したコンデンサに蓄積する着磁に必
要な電力の蓄積状態を表示するチャージランプ22と、
このコンデンサに蓄積した電力を供給するスイッチ24
とを備えている。
【0005】このような従来の着磁装置を用いてスピー
カ装置のマグネット35を着磁する場合、まず、スピー
カ装置に装着する未着磁のマグネット35を着磁手段1
0の設置部10aに設置して電力供給手段20のチャー
ジランプ22が点灯するまで待機する。このチャージラ
ンプ22が点灯すると、電力供給手段20のスイッチ2
4を押して着磁手段10に大電圧及び大電流を流してコ
イルに強磁場を発生させ、設置部10aに設置したマグ
ネット35を着磁する。
【0006】そして、このように着磁されたマグネット
35は、スピーカ装置の動作時に悪影響を与える鉄粉、
砂鉄などの汚染物質が付着しないように、発泡スチロー
ルまたは塩ビのパイプなどの材質により形成したケース
(図示せず)内に収納することで汚染物質の付着を防止
している。また、このケース内では、マグネット35が
お互いに磁力により吸着しないように、マグネット35
の保持位置をある程度の間隔をあけるように形成してい
る。
【0007】そして、このようにケース内に収納された
マグネット35は、所定の組み立て工程に搬送されてス
ピーカ装置として組み立てられる。ここで、スピーカ装
置1は、図7に示すように、前述した着磁後のマグネッ
ト35を2つ備え、このマグネット35を同極同士が対
向するように配置すると共に両マグネット間に磁性材か
らなるセンタープレート36を配置して反発磁気回路3
を形成している。また、この反発磁気回路3は、所定の
組み立て工程で前述したケース内からマグネット35を
2つ取り出して間にセンタープレート36を介在させて
接着剤(熱硬化性の接着剤)により接着している。
【0008】このように、従来の着磁装置は、スピーカ
装置1のマグネット35を設置部10aに一つ一つ設置
して着磁するとともに、この着磁後にマグネット35を
ケース内に収納して汚染物質の付着を防止し、このケー
スを所定の組み立て工程に搬送してスピーカ装置1の反
発磁気回路3として組み立てられていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の着磁装置では、図7に示したセンタープレー
ト36を中心に磁極が反発する2つのマグネット35を
備えた反発磁気回路を製造する場合、図6に示したよう
にマグネット35を着磁手段10の設置部10aで一つ
一つ着磁する必要があり着磁工程に時間がかかり多くの
消費電力を消費するとともに、この着磁後にマグネット
35を反発磁気回路として組み立てるため製造工程での
流れ作業を効率的に行えず製造効率を向上させることが
困難であるという不具合があった。また、従来の着磁装
置では、着磁後のマグネット35をお互いに付かないよ
うに間隔をあけてケース内に収納するため、このケース
内でのマグネット35の収納効率(スペースファクタ)
が悪くなるとともに、ケースに出し入れする場合に細心
の注意が必要であり、マグネット35及びケースに砂
鉄、鉄粉などの汚染物質が付着しないように管理する手
間がかかるという不具合があった。本発明はこのような
課題を解決し、スピーカ装置のマグネットを短時間で着
磁して消費電力を抑えて製造効率を向上し、着磁後のマ
グネットを容易に管理できる着磁装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、スピーカ装置に装着する未着磁のマグネ
ットを設置して着磁する着磁装置において、スピーカ装
置のマグネットを設置する設置部を備えて磁極に巻かれ
たコイルを設置部の近傍に設けることでコイルに強磁場
を発生させてマグネットを着磁する着磁手段と、この着
磁手段が着磁に必要な電力を所定の電源から蓄積して着
磁手段に供給して大電圧及び大電流を流すことでコイル
に強磁場を発生させる電力供給手段と、スピーカ装置に
用いる第1マグネット及び第2マグネットを保持して着
磁手段の設置部に設置して2つ同時に着磁するとともに
第1マグネット及び第2マグネットの間にセンタープレ
ートを介在させてスピーカ装置の反発磁気回路を組み立
てることができる着磁用治具とを設ける。
【0011】ここで、第1マグネット及び第2マグネッ
トはスピーカ装置に外磁形の反発磁気回路を形成する円
盤状で中心部に開口穴を有したマグネットであり、着磁
用治具は第1マグネット及び第2マグネットの開口部に
挿入して2つ同時に保持する軸を備えた第1治具と、こ
の第1治具の軸に挿入して第1マグネット及び第2マグ
ネットの間に介在する第2治具とを備えることが好まし
い。また、第2治具は、凹形状を有して内部に第2マグ
ネットを収納して第1治具の軸に設置した第1マグネッ
トの上部に載置して着磁するとともに、第2マグネット
の上部にセンタープレートを載置可能な載置部を設けて
着磁後にセンタープレートを載置して第2マグネットの
上下面を反転させることでスピーカ装置の反発磁気回路
を形成できるように設けることが好ましい。また、電力
供給手段は、コンデンサの集合体であり所定の電源によ
り電気を蓄積してチャージランプの点灯により着磁に必
要な電力の蓄積を表示するとともに、この蓄積した電力
を所定のスイッチにより着磁手段に供給して大電圧及び
大電流を流すことでコイルに強磁場を発生させるように
設けることが好ましい。また、電力供給手段は、着磁手
段に大電圧及び大電流をほぼ2000V/5000A流
すことが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による着磁装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
は、本発明による着磁装置の実施の形態を示す外観図で
ある。また、図2は、図1に示したA−A線の断面を示
す断面図である。また、図3は、図2に示した第2治具
34にセンタープレート36を載置した状態を示す図で
ある。また、図4は、図3に示した第2治具34を反転
させて反発磁気回路3を形成した状態を示す図である。
また、図5は、図1に示した着磁装置により着磁したマ
グネット35を用いたスピーカ装置1の内部構造を示す
構成図である。ここで、本実施の形態では、図1に示し
た着磁治具30以外全てが、図6に示した従来技術の構
成要素と同一であり、同じ構成要素には同一符号を記載
している。
【0013】図1に示すように、本発明による着磁装置
の実施の形態は、図6に示した従来技術と同様に、スピ
ーカ装置1(図5参照)のマグネット35を設置して着
磁する設置部10aを備えた着磁手段10と、この着磁
手段10に電源から電気を蓄積して着磁に必要な電力を
供給する電力供給手段20とを備えている。また、本発
明による着磁装置の実施の形態は、図6に示した従来技
術とは異なり、着磁手段10の設置部10aにマグネッ
ト35を2つ載置できる着磁用治具30を備えている。
【0014】ここで、着磁手段10は、図6に示した従
来技術と同様に、円筒状に形成されて上部中心にスピー
カ装置のマグネット35を設置する設置部10aを形成
している。また、着磁手段10には、内部で設置部10
aの近傍にコイルを巻いた磁極(図示せず)を近接させ
て配置している。従って、着磁手段10は、設置部10
aにマグネット35を設置してコイルに強磁場を発生さ
せることで、マグネット35を着磁できるように形成し
ている。
【0015】また、電力供給手段20は、着磁手段10
のコイルと電気的に接続されて着磁に必要な電力を供給
して大電圧及び大電流(約2000V/5000A)を
流すことでコイルに強磁場を発生させる構造を備えてお
り、内部が大容量のコンデンサによる集合体(図示せ
ず)により形成されている。また、電力供給手段20に
は、外部表面に前述したコンデンサに蓄積する着磁に必
要な電力の蓄積状態を表示するチャージランプ22と、
このコンデンサに蓄積した電力を供給するスイッチ24
とを備えている。
【0016】ここで、マグネット35は、スピーカ装置
1に外磁形の反発磁気回路3(図5参照)を形成するた
めに円盤状で中心部に開口穴35aを形状している。こ
のようなマグネット35は、図6に示した従来技術とは
異なり、着磁手段10の設置部10aに着磁用治具30
により2つ同時に載置されている。この着磁用治具30
には、マグネット35の開口部35aに挿入して2つ同
時に保持する軸32bを備えた第1治具32と、この第
1治具32の軸32bに挿入して2つのマグネット35
の間に介在する第2治具34とを備えている。この第1
治具32は、円盤状に形成されて設置部10a内に挿入
可能な台32aと、マグネット35の開口穴35aに挿
入する軸32bとを一体に形成している。また、第2治
具34は、円筒状で底面を備え、この底面の中央部に第
1治具32の軸32bを挿入する開口穴(図示せず)を
形成している。この第2治具34には、円筒状の上端内
周を切り欠いてスピーカ装置のセンタープレート36
(図3参照)を載置できるように載置部34aを形成し
ている。
【0017】このような本発明による着磁装置の実施の
形態を用いてスピーカ装置のマグネット35を着磁する
場合、まず、図1に示した第1治具32及び第2治具3
4にそれぞれ未着磁のマグネット35を装填する。この
際、着磁治具30は、図2に示すように、第1治具32
の軸32bに挿入したマグネット35の上部に、新たな
マグネット35を装填した第2治具34を組み合わせ、
これを着磁手段10の設置部10aに設置することで2
つのマグネット35を同時に設置する。その後、図1に
示した電力供給手段20を駆動させ、着磁に必要な電力
が蓄積されてチャージランプ22が点灯するまで待機す
る。チャージランプ22が点灯すると、電力供給手段2
0のスイッチ24を押して着磁手段10に大電圧及び大
電流を流してコイルに強磁場を発生させ、設置部10a
に設置した2つのマグネット35を同時に着磁する。
【0018】また、2つのマグネット35を着磁する
と、図3に示すように、第2治具34の載置部34aに
センタープレート36を載置して第2治具34に装填し
たマグネット35の上部を封止するように設置する。こ
の際、センタープレート36は、第2治具34に装填し
たマグネット35に接着剤(熱硬化性の接着剤)により
接着する。そして、センタープレート36を載置した第
2治具34の上下面を図3に示した矢印方向に反転させ
て第1治具32の軸32bに挿入する。このように、第
2治具34を反転させて第1治具32に装着すると、図
4に示すように、センタープレート36を中心に磁極が
反発するように2つのマグネット35を配置したスピー
カ装置の反発磁気回路3を形成することができる。この
際、図3に示した第1治具32に設置したマグネット3
5とセンタープレート36とは、前述した接着剤(熱硬
化性の接着剤)により接着される。
【0019】このように、本実施の形態では、着磁後に
第1治具32及び第2治具34によりマグネット35と
センタープレート36とを反発磁気回路3の状態に組み
立てて次のスピーカ装置組み立て工程に搬送することが
可能になる。ここで、スピーカ装置は、通常、2つで1
セットとした場合(左右スピーカ等)が多く、この場合
には着磁したマグネット35も4つ必要になる。従っ
て、図6に示した従来技術では、例えば、1回で約28
00Wの電力が消費される着磁装置において2つで1セ
ットのスピーカ装置を100台を製造する場合、280
0×4つ×100台=1120KWの電力が消費され
る。これに対して本実施の形態では、1回の着磁工程で
2つのマグネットを着磁できるため、従来技術に比べて
半減した560KWの電力で100台を製造することが
できる。
【0020】また、このように形成された反発磁気回路
3は、図5に示すように、スピーカ装置1のフレーム2
に形成したフレームホルダ2aに所定の治具を用いて挿
入した後、前述した接着剤を硬化させるエージング工程
を実行する。その後、反発磁気回路3の周囲に新たな治
具によりボイスコイル4を挿入し、このボイスコイル4
にダンパ5、振動板6を前述した接着剤により接着して
再び接着剤を硬化させるエージング工程を実行する。こ
のエージング工程が終了すると、振動板6の中心にセン
ターキャップ7を装着することでスピーカ装置1が形成
される。このように、スピーカ装置1の組み立て工程で
は、予め着磁工程で組み立てられた反発磁気回路3を使
用できるため、従来技術のように着磁後のマグネットを
ケースに保管して後工程で反発磁気回路を組み立てる必
要がなくなる。
【0021】
【発明の効果】このように、本発明による着磁装置によ
れば、着磁冶具により着磁工程で2つのマグネットを同
時に着磁してセンタープレートを中心に磁極が反発する
ように配置した反発磁気回路を形成できるため、消費電
力を低減することができ、スピーカ装置の組み立て工程
内で反発磁気回路の組み立て工程が行われるようになり
流れ作業が可能になる。また、本発明による着磁装置に
よれば、前述したように着磁工程で反発磁気回路の状態
まで組み立てられるため、反発磁気回路の組み立て工程
と着磁工程との治具を兼用できるとともに、着磁後のマ
グネットの管理(ケースによる管理)が不要になり製造
コストを低減することが可能になる。さらに、本発明に
よる着磁装置によれば、従来の着磁装置に第1治具及び
第2治具による着磁治具をそのまま利用できるため、設
備費が削減されて結果的に製造コストを低減することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による着磁装置の実施の形態を示す外観
図。
【図2】図1に示したA−A線の断面を示す断面図。
【図3】図2に示した第2治具にセンタープレートを載
置した状態を示す図。
【図4】図3に示した第2治具を反転させて反発磁気回
路を形成した状態を示す図。
【図5】図1に示した着磁装置により着磁したマグネッ
トを用いたスピーカ装置の内部構造を示す構成図。
【図6】従来の着磁装置を示す外観図。
【図7】図6に示した着磁装置により着磁したマグネッ
トを用いたスピーカ装置の内部構造を示す構成図。
【符号の説明】
1 スピーカ装置 10 着磁手段 10a 設置部 20 電力供給手段 22 チャージランプ 24 スイッチ 30 着磁治具 32 第1治具 32a 台 32b 軸 34 第2治具 34a 載置部 35 マグネット 35a 開口穴 36 センタープレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 和信 東京都昭島市宮沢町512 フォスター電機 株式会社内 Fターム(参考) 5D012 BB03 FA10 JA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ装置に装着する未着磁のマグネ
    ットを設置して着磁する着磁装置において、 前記スピーカ装置のマグネットを設置する設置部を備え
    て磁極に巻かれたコイルを前記設置部の近傍に設けるこ
    とで前記コイルに強磁場を発生させてマグネットを着磁
    する着磁手段と、 前記着磁手段が着磁に必要な電力を所定の電源から蓄積
    して前記着磁手段に供給して大電圧及び大電流を流すこ
    とで前記コイルに強磁場を発生させる電力供給手段と、 前記スピーカ装置に用いる第1マグネット及び第2マグ
    ネットを保持して前記着磁手段の設置部に設置して2つ
    同時に着磁するとともに、前記第1マグネット及び第2
    マグネットの間にセンタープレートを介在させて前記ス
    ピーカ装置の反発磁気回路を組み立てることができる着
    磁用治具とを設けたことを特徴とする着磁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の着磁装置において、 前記第1マグネット及び第2マグネットは前記スピーカ
    装置に外磁形の反発磁気回路を形成する円盤状で中心部
    に開口穴を有したマグネットであり、前記着磁用治具は
    前記第1マグネット及び第2マグネットの前記開口部に
    挿入して2つ同時に保持する軸を備えた第1治具と、こ
    の第1治具の軸に挿入して前記第1マグネット及び第2
    マグネットの間に介在する第2治具とを備えることを特
    徴とする着磁装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の着磁装置において、 前記第2治具は、前記凹形状を有して内部に前記第2マ
    グネットを収納して前記第1治具の軸に設置した前記第
    1マグネットの上部に載置して着磁するとともに、前記
    第2マグネットの上部に前記センタープレートを載置可
    能な載置部を設けて前記着磁後に前記センタープレート
    を載置して前記第2マグネットの上下面を反転させるこ
    とで前記スピーカ装置の反発磁気回路を形成できるよう
    に設けたことを特徴とする着磁装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の着磁装置において、 前記電力供給手段は、コンデンサの集合体であり所定の
    電源により電気を蓄積してチャージランプの点灯により
    着磁に必要な電力の蓄積を表示するとともに、この蓄積
    した電力を所定のスイッチにより前記着磁手段に供給し
    て大電圧及び大電流を流すことで前記コイルに強磁場を
    発生させるように設けたことを特徴とする着磁装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の着磁装置において、 前記電力供給手段は、前記着磁手段に大電圧及び大電流
    をほぼ2000V/5000A流すことを特徴とする着
    磁装置。
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