JP2000232698A - 反発磁気回路の製造方法 - Google Patents
反発磁気回路の製造方法Info
- Publication number
- JP2000232698A JP2000232698A JP11033612A JP3361299A JP2000232698A JP 2000232698 A JP2000232698 A JP 2000232698A JP 11033612 A JP11033612 A JP 11033612A JP 3361299 A JP3361299 A JP 3361299A JP 2000232698 A JP2000232698 A JP 2000232698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- magnetic circuit
- center
- center plate
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数や製造工数を少なくすることにより製
造コストを安くすることができる反発磁気回路の製造方
法を提供する。 【解決手段】センターポール1aにマグネット2、セン
タープレート3、マグネット2をマグネット2、2の同
極同士が対向するように順次挿通させ、センタープレー
ト1aの外周から磁束を放出させる反発磁気回路におい
て、マグネット2、センタープレート3、マグネット2
を前記マグネットの同極同士が対向するように順次重ね
て接着剤で固定し、固定されたマグネット2、センター
プレート3、マグネット2のブロックをセンターポール
1aに挿通させ、センターポール1aの下方に配置され
る治具7に設けたマグネット8により前記ブロックの下
側のマグネット2を吸引させた状態で前記ブロックをセ
ンターポール1aに接着固定する。
造コストを安くすることができる反発磁気回路の製造方
法を提供する。 【解決手段】センターポール1aにマグネット2、セン
タープレート3、マグネット2をマグネット2、2の同
極同士が対向するように順次挿通させ、センタープレー
ト1aの外周から磁束を放出させる反発磁気回路におい
て、マグネット2、センタープレート3、マグネット2
を前記マグネットの同極同士が対向するように順次重ね
て接着剤で固定し、固定されたマグネット2、センター
プレート3、マグネット2のブロックをセンターポール
1aに挿通させ、センターポール1aの下方に配置され
る治具7に設けたマグネット8により前記ブロックの下
側のマグネット2を吸引させた状態で前記ブロックをセ
ンターポール1aに接着固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスピーカの反発磁
気回路に係わり、特に、部品点数および製造工数を削減
することができる反発磁気回路の製造方法に関する。
気回路に係わり、特に、部品点数および製造工数を削減
することができる反発磁気回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スピーカに用いられる従来の反発型磁気
回路およびその製造方法の例を図2により説明する。図
に示すフレーム1に設けられたセンターポール1aには
マグネット2、センタープレート3、マグネット2が順
次挿通され接着剤を併用し、ワッシャ5を介してねじ6
で固定していた。
回路およびその製造方法の例を図2により説明する。図
に示すフレーム1に設けられたセンターポール1aには
マグネット2、センタープレート3、マグネット2が順
次挿通され接着剤を併用し、ワッシャ5を介してねじ6
で固定していた。
【0003】マグネット2、2は同極同士が対向するよ
うに配置されており、センタープレート3の外周からフ
レーム1に固定されたアウターリング4に向けて磁束が
放出される。このように形成された磁界中に図示してい
ない振動板に固定されたボイスコイルを配置し、ボイス
コイルに流れる電流と磁界との電磁作用により振動板が
振動して音が放射される。
うに配置されており、センタープレート3の外周からフ
レーム1に固定されたアウターリング4に向けて磁束が
放出される。このように形成された磁界中に図示してい
ない振動板に固定されたボイスコイルを配置し、ボイス
コイルに流れる電流と磁界との電磁作用により振動板が
振動して音が放射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のスピー
カの磁気回路はワッシャ、ねじ等必要な部品伝数が多
く、また、タップ加工やねじ締め等の製造工数も多く製
造コストが高くなるという問題があった。
カの磁気回路はワッシャ、ねじ等必要な部品伝数が多
く、また、タップ加工やねじ締め等の製造工数も多く製
造コストが高くなるという問題があった。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、部品点数や製造
工数を少なくすることにより製造コストを安くすること
ができる反発磁気回路の製造方法を提供することにあ
る。
のであって、その目的とするところは、部品点数や製造
工数を少なくすることにより製造コストを安くすること
ができる反発磁気回路の製造方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の反発磁気回路
の製造方法は、センターポールにマグネット、センター
プレート、マグネットを前記マグネットの同極同士が対
向するように順次挿通させ、前記センタープレートの外
周から磁束を放出させる反発磁気回路において、前記マ
グネット、センタープレート、マグネットを前記マグネ
ットの同極同士が対向するように順次重ねて接着剤で固
定し、前記固定されたマグネット、センタープレート、
マグネットのブロックを前記センターポールに挿通さ
せ、前記センターポールの下方に配置される治具に設け
たマグネットにより前記ブロックの下側のマグネットを
吸引させた状態で前記ブロックを前記センターポールに
接着固定することを特徴とする。
の製造方法は、センターポールにマグネット、センター
プレート、マグネットを前記マグネットの同極同士が対
向するように順次挿通させ、前記センタープレートの外
周から磁束を放出させる反発磁気回路において、前記マ
グネット、センタープレート、マグネットを前記マグネ
ットの同極同士が対向するように順次重ねて接着剤で固
定し、前記固定されたマグネット、センタープレート、
マグネットのブロックを前記センターポールに挿通さ
せ、前記センターポールの下方に配置される治具に設け
たマグネットにより前記ブロックの下側のマグネットを
吸引させた状態で前記ブロックを前記センターポールに
接着固定することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図1はこの発明の実施例である反発磁気回
路の製造方法を説明するための断面図である。図に示す
マグネット2、センタープレート3およびマグネット2
は予め接着剤により図示のように重ねて接着固定されて
いる。マグネット2、2は同極同士が向き合うように対
向配置されている。
て説明する。図1はこの発明の実施例である反発磁気回
路の製造方法を説明するための断面図である。図に示す
マグネット2、センタープレート3およびマグネット2
は予め接着剤により図示のように重ねて接着固定されて
いる。マグネット2、2は同極同士が向き合うように対
向配置されている。
【0008】このように接着固定されたマグネット2、
センタープレート3、マグネット2のブロックをフレー
ム1に設けられたセンターポール1aに挿通し、センタ
ープレート3の下方に配置した樹脂製の治具7に固定さ
れたマグネット8により下側のマグネット2を吸引させ
る。この状態でマグネット2、センタープレート3、マ
グネット2のブロックをセンターポール1aに接着剤で
固定する。
センタープレート3、マグネット2のブロックをフレー
ム1に設けられたセンターポール1aに挿通し、センタ
ープレート3の下方に配置した樹脂製の治具7に固定さ
れたマグネット8により下側のマグネット2を吸引させ
る。この状態でマグネット2、センタープレート3、マ
グネット2のブロックをセンターポール1aに接着剤で
固定する。
【0009】このように形成された磁気回路のセンター
プレート3の外周からフレーム1に固定されたアウター
リング4に向けて磁束が放出される。この磁界中に図示
していない振動板に固定されたボイスコイルを配置し、
ボイスコイルに流れる電流と磁界との電磁作用により振
動板が振動して音が放射される。
プレート3の外周からフレーム1に固定されたアウター
リング4に向けて磁束が放出される。この磁界中に図示
していない振動板に固定されたボイスコイルを配置し、
ボイスコイルに流れる電流と磁界との電磁作用により振
動板が振動して音が放射される。
【0010】
【発明の効果】この発明の反発磁気回路の製造方法によ
れば、ねじ、ワッシャ等の部品点数が削減され、組立て
工数が少なくなり、また磁気回路が軽量化される。
れば、ねじ、ワッシャ等の部品点数が削減され、組立て
工数が少なくなり、また磁気回路が軽量化される。
【0011】さらに、マグネット等の取付けねじ用のタ
ップ加工が不要であるために製造工数が削減され製造コ
ストが安くなる。
ップ加工が不要であるために製造工数が削減され製造コ
ストが安くなる。
【図1】この発明の実施例である反発磁気回路の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図2】従来の反発磁気回路の製造方法を説明するため
の断面図である。
の断面図である。
1 フレーム、1a センターポール 2 マグネット 3 センタープレート 4 アウターリング 5 ワッシャ 6 ねじ 7 治具 8 マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 一雄 東京都昭島市宮沢町512フォスター電機株 式会社内 Fターム(参考) 5D012 BB03 BB04 BB05 CA01 CA14 FA10 HA01
Claims (1)
- 【請求項1】 センターポールにマグネット、センター
プレート、マグネットを前記マグネットの同極同士が対
向するように順次挿通させ、前記センタープレートの外
周から磁束を放出させる反発磁気回路において、前記マ
グネット、センタープレート、マグネットを前記マグネ
ットの同極同士が対向するように順次重ねて接着剤で固
定し、前記固定されたマグネット、センタープレート、
マグネットのブロックを前記センターポールに挿通さ
せ、前記センターポールの下方に配置される治具に設け
たマグネットにより前記ブロックの下側のマグネットを
吸引させた状態で前記ブロックを前記センターポールに
接着固定することを特徴とする反発磁気回路の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033612A JP2000232698A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 反発磁気回路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033612A JP2000232698A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 反発磁気回路の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000232698A true JP2000232698A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12391293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11033612A Pending JP2000232698A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 反発磁気回路の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000232698A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011151644A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Alpine Electronics Inc | スピーカ |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11033612A patent/JP2000232698A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011151644A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Alpine Electronics Inc | スピーカ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109788406B (zh) | 磁路系统和发声装置 | |
EP1703765A3 (en) | Electro-acoustic converter with demountable diaphragm and voice coil assembly | |
US11962982B2 (en) | Vibration exciter for electronic product and electronic product | |
US11212602B2 (en) | Screen sounding device | |
JP3213521B2 (ja) | 電気音響変換装置 | |
JP2000232698A (ja) | 反発磁気回路の製造方法 | |
CN116193338A (zh) | 一种骨传导发声装置及电子设备 | |
JP2003125486A (ja) | 電磁変換音響装置 | |
KR101351892B1 (ko) | 음향변환장치 | |
WO2013047792A1 (ja) | スピーカー、その製造方法及びその駆動ユニット | |
JP2007329639A (ja) | スピーカ装置の製造方法、およびスピーカ装置 | |
JP2005176292A (ja) | スピーカー | |
JP2001274019A (ja) | 着磁装置 | |
KR101340974B1 (ko) | 음향변환장치용 자속 형성 소자 | |
KR20080034365A (ko) | 마그넷 무빙형 마이크로 스피커 구조 | |
CN212628395U (zh) | 一种用于智能音箱的高效散热的扬声器磁路装置及扬声器 | |
CN219876099U (zh) | 扬声器及电子设备 | |
CN220965134U (zh) | 一种微型扬声器新型磁路系统 | |
CN113891230B (zh) | 电声转换装置及其制造方法 | |
CN216700307U (zh) | 一种多音圈大振幅扬声器 | |
CN220457593U (zh) | 一种动圈和压电陶瓷喇叭模组 | |
JP2003219495A (ja) | スピーカ装置 | |
JP2000358295A (ja) | 反発型平板スピーカ | |
JP2003339098A (ja) | スピーカ | |
KR200210746Y1 (ko) | 스피커 조립체 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061212 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |