JP2001273717A - データ再生方法 - Google Patents

データ再生方法

Info

Publication number
JP2001273717A
JP2001273717A JP2000086122A JP2000086122A JP2001273717A JP 2001273717 A JP2001273717 A JP 2001273717A JP 2000086122 A JP2000086122 A JP 2000086122A JP 2000086122 A JP2000086122 A JP 2000086122A JP 2001273717 A JP2001273717 A JP 2001273717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
frame
frame number
recording
data packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000086122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4158309B2 (ja
Inventor
Kakuei Takeyama
角栄 竹山
Hiroyuki Yabuno
寛之 薮野
Giichi Yamamoto
義一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000086122A priority Critical patent/JP4158309B2/ja
Publication of JP2001273717A publication Critical patent/JP2001273717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4158309B2 publication Critical patent/JP4158309B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、データ長が不特定なデータを再生
するデータ再生方法に関し、データ長を検出するような
複雑な回路を必要とせず、フレーム番号を用い簡易な構
成でデータ長を特定することを可能としたデータ再生方
法を提供することを目的としている。 【解決手段】 本発明にかかるデータ再生方法は、デー
タ未記録領域を判定するデータ未記録判定手段103と
データパケットを記録可能なバッファメモリ106と、
バッファメモリに格納されたデータパケットのフレーム
数に関わらず含まれるフレーム番号を検索する特定フレ
ーム番号検索手段107と特定フレーム番号からフレー
ム行数推定手段108と制御手段109を用いた誤り訂
正を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ長が不特定
なデータを再生するデータ再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD(Digital Video
Disk)のような大容量の光ディスクには、従来の光
ディスクには無かったBCA(Burst Cutti
ngArea)コードが記録されていることがある。こ
のBCAデータは既にできあがっている光ディスク、例
えばDVDのROMのディスク一枚ごとに個別情報を追
記することが可能となり、コンテンツの部分販売やイン
ターネットとの連携システム等への応用が考えられる。
BCA書きこみ領域は、ライトワンスの状態で作成さ
れ、強いレーザを照射して反射面をとばすことにより、
バースト部を形成し、このバースト部分の間隔によって
データ部の形成を行うようになっている。
【0003】図13は光ディスクにおけるBCAの記録
形態を示すもので、1は光ディスク、2はBCAであ
る。また図14はこのようなBCAデータの1パケット
の構造を示している。
【0004】従来の光ディスク再生装置では、光ヘッド
からアナログ再生信号をローパスフィルタに通すことで
BCA領域に記録されたバーコード(ストライプ)によ
る信号とDVDのピットを再生した信号を弁別してディ
ジタル信号に変換し、そのパルス信号をコントローラの
ソフトウェアで復号することにより、BCAに記録され
たデータを得るようにしている。なお、ナショナルテク
ニカルレポート(National Technica
l Report(Vol.43 No.3Jun.1
997:DVDのROMディスクへの個別情報記録技術
BCA(Burst Cutting Area))に
その技術が開示されている。
【0005】次に、BCAデータが記録された光ディス
クを再生可能な従来のディスク再生装置について説明す
る。図15において、1001はBCAデータが記録さ
れた光ディスクである。1002はフェーズエンコーデ
ィング(PE変調)を施されているBCAデータを2値
化信号への復調する復調手段である。1003は2値化
信号からBCAデータをフレーム番号とフレームデータ
に分けるBCAデータ検出手段、1004はBCAデー
タの記録長を検出するBCA記録長検出回路である。1
005はデータを格納するバッファメモリである。10
06は制御手段であり、BCA再生に関わる各ブロック
間の調停およびデータ操作などを行う。また、1005
バッファメモリへは、同期コードのフレーム番号とフレ
ームデータが格納されるものとする。
【0006】従来の再生方法を図16に示し、以下にそ
の説明をする。
【0007】ステップ1101はBCAデータがバッフ
ァメモリ1005に格納完了済みかどうかを判定する。
既に完了済みであれば、ステップ1103へ、そうでな
ければステップ1102を行う。ステップ1102は、
光ディスク1001から再生したBCAデータをバッフ
ァメモリ1005に格納する。ステップ1103は、バ
ッファメモリ1005に格納したBCAデータに対し、
ECCパリティを用いて誤り訂正処理を行う。
【0008】ステップ1104は、ステップ1003で
訂正した後、EDCパリティを用いてユーザデータの誤
り検出処理を行う。ステップ1105では、ステップ1
104にて得られたユーザデータの再生を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のデータ再生方法では、BCAデータの同期
コードずれ、バッファメモリへ格納時の同期コード取り
こぼし等が発生した場合、次の同期コードが検出される
までデータがずれてバッファメモリへ格納されるため、
誤り訂正エラーとなる。また指紋や傷などで同期コード
が正しくバッファメモリへ格納できない場合は、誤り訂
正エラーとなり再生できない。
【0010】そこで本発明は、上記事情を考慮してなさ
れたもので複雑な回路を必要とせず、より正しく同期が
とれる簡易な構成でバッファメモリへ格納したBCAデ
ータを再生することを可能としたデータ再生方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるデータ再
生方法は、1データパケットを記録可能な記録ステップ
と、再生されたデータパケットのフレーム数に関わらず
含まれる前記フレーム番号を用い、フレーム番号と一致
数をカウントする一致判定ステップと、フレーム数を特
定するフレーム数特定ステップを備える。
【0012】上記のような構成によれば、フレーム数が
特定されないデータ列を記録する記録ステップの後、記
録したデータに対して再生されたデータパケットのフレ
ーム数に関わらず含まれるフレーム番号を用い、フレー
ム番号の一致数を判定する一致数判定ステップにより、
再生データの特定フレーム番号位置が固定できる。次に
フレーム番号位置を元にフレーム数を特定する一致検索
ステップを行い、フレーム数からフレームデータを特定
できる。
【0013】このように、フレーム数に関わらず記録さ
れた記録ステップの1データパケットのフレームデータ
に対して、従来のようなBCA記録長検出手段等を必要
とせず、簡易な構成でデータ列を容易に処理することが
可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用い説明する。
【0015】先ず、フレーム数が特定されていない場合
について説明する。
【0016】BCAデータの1パケットは、図14に示
す通りであるが、このBCAデータに関しては、ECM
A−267(Standard ECMA-267,December 1997 : "120
mm DVD - Read-Only Disk" (Annex H (Burst Cutting A
rea)))に開示されている。
【0017】各々の同期コード901にはフレーム番号
(1バイト)がある。フレーム番号902はSBBCA
とし、フレームデータ(4バイト)は「00h」である
BCA−Preambleデータが付加されている。
【0018】フレーム番号903(RSBCAn)の1
フレームデータ(4バイト)である、ユーザデータ90
4は可変長(1≦n≦12)であり、同一番号を持つ4
つのフレームデータで1データブロック(16バイト)
を構成する。但しnに関わらず、最終データブロックの
最後フレームデータの4バイトは、EDCパリティ90
5が付加される。
【0019】1データブロックにはRSBCA13とい
う特定のフレーム番号906が与えられ、フレームデー
タとしてECCパリティ907が付加される。
【0020】ECCパリティ907の後に、フレーム番
号908であるRSBAC14が与えられ、1フレーム
データ909が「55h」であるBCA−Postam
bleが付加される。本データフォーマットの最終は、
同期コードRSBCA15910が付加される。
【0021】ここで、EDCパリティ905、ECCパ
リティ907について説明する。図14のユーザデータ
904は、数式1(数1)で示される。
【0022】
【数1】
【0023】誤り検出用のEDCパリティ905は、ユ
ーザデータ904の誤り検出用のパリティであり、数式
(数2)に示すように、入力されるユーザデータ904
を数式(数3)の多項式G(x)で割った余りで生成さ
れる。
【0024】
【数2】
【0025】
【数3】
【0026】次に、誤り訂正用のECCパリティ907
は、ユーザデータ904とEDCパリティ905に対す
る誤り訂正用のパリティであって、縦方向のデータ順列
によるシンドローム計算により生成される。よって、こ
の誤り訂正処理では4列分縦方向に進めるようにしてい
る。数式(数4)〜数式(数6)で示されるように、1
列ごとにパリティを生成する。ECCパリティ907
は、数式(数5)を数式(数6)の多項式G(X)で割
った余りで示される。
【0027】
【数4】
【0028】
【数5】
【0029】
【数6】
【0030】本実施形態におけるデータ再生手段の具体
構成を図1と共に説明する。同図において、101はB
CAデータが記録された光ディスク、102はPE変調
されたデータを2値化信号に変換して復調する復調手
段、103はデータ未記録判定手段で入力信号の有無を
判定する。104はデータの同期コードを検出する同期
検出手段、105は2値化信号からBCAデータをフレ
ーム番号とフレームデータに分けるBCAデータ検出手
段で、それぞれバッファメモリ106に格納される。1
07は特定フレーム番号検索手段で、バッファメモリ1
06に格納されたデータに対し、ユーザデータ904に
関わらず全ての1パケットに付加される図14記載のフ
レーム番号RSBCA13(4個),RSBCA14,
RSBCA15(以下RSBCA13−15)の位置を
検索し、最もRSBCA13−15に一致したフレーム
データをバッファメモリ106の別領域にコピーする。
108は特定フレーム番号検索手段107で得た位置情
報を用いて、フレーム番号からフレーム行数を推定する
フレーム行数推定手段で、フレームデータをバッファメ
モリ106の別領域にコピーする。制御手段108は、
各手段の調停を行う。
【0031】次に本実施形態におけるデータ再生方法を
図2に示し、各ステップ毎に説明する。
【0032】ステップ201はデータの入力信号が検出
されているかどうかを判定するデータ未記録判定ステッ
プである。ステップ202は、BCAデータがバッファ
メモリ106に格納完了済みかどうかを判定する。既に
完了済みであれば、ステップ204へ、そうでなければ
ステップ203を行う。ステップ203は、1フレーム
毎にフレーム番号およびフレームデータをバッファメモ
リ106に格納する。
【0033】ステップ204は、ユーザデータ904に
関わらず全ての1パケットに付加されるRSBCA13
−15の位置を、バッファメモリ106に格納されたデ
ータに対し一致検索ステップを行う。これによりステッ
プ203でバッファメモリ106に格納されたRSBC
A13−15の位置を特定する。詳細ステップに付いて
は、図3および図4を用いて後述する。
【0034】ステップ205は、ステップ204で求め
たフレーム番号からフレームデータ数を推定し、ユーザ
データ904のデータブロック数を算出する。詳細ステ
ップに付いては、図4および図5を用いて後述する。ス
テップ206は、ステップ204とステップ205で求
めたフレームデータに対してECCパリティ907を用
いて誤り訂正ステップを行う。
【0035】ステップ207は、ステップ206で訂正
したユーザデータ904に対して、EDCパリティ90
5を用いて誤り検出ステップを行う。ステップ208
は、ステップ207にて得られた記録データの再生を行
う。
【0036】次に、特定フレーム番号検索方法について
説明する。
【0037】図3を用いてステップ204の特定フレー
ム番号検索ステップを説明する。本ステップでは、バッ
ファメモリ106に格納されたRSBCA13−15の
6行について一致数をカウントする。ここでは、図4記
載の手続きMatch( )を用いる。
【0038】先ず、図3で用いるステップの値および変
数を説明する。バッファメモリ106に格納されている
格納済みフレーム番号配列をFrameNo[ ]、特
定フレーム番号先頭位置をParityLocatio
n、一致数を計算する手続きをMatch( )、Ma
tch( )の結果をRetMatch、最大一致数を
MaxMatch、iを変数とする。
【0039】ステップ301でMaxMatchとPa
rityLocationの初期化および引数としてバ
ッファメモリ106に格納した先頭位置をFrameN
o[]に設定する。
【0040】この場合の具体例を図6に示す。フレーム
番号601に対して変数iを用い、FrameNo
[i]との対応を設定する(表1参照)。この例は先頭
のフレーム番号位置(i=0,1,2,3)にデータが
格納されず、またRSBCA1の1フレーム目のデータ
が欠落しているパターンとした。図6、表1ともに、バ
ッファメモリ106に格納したフレーム番号に付いて
は、検索領域をフレームデータのMAXとしたので、0
≦i<60として記載している。
【0041】
【表1】
【0042】ステップ302は、FrameNo[0]
からフレーム番号が格納されている場合とし、検査回数
iを本実施例では0≦i<60とした。59未満であれ
ばステップ303へ、そうでなければステップ305を
行う。ステップ303は、手続きMatch(Fram
eNo[i],13,6)を行う。ここで、Frame
No[i]はフレーム番号を、13はRDBCA13の
フレーム番号、6は6行マッチを意味する。そして、M
axMatchに登録されている値よりも手続きMat
ch( )の結果をRetMatchが大きければ、ス
テップ304をそうでなければステップ302へ分岐す
る。
【0043】次に図4を用いてステップ303の手続き
Match( )を説明する。同図において、格納済み
フレーム番号配列をFrameNo[ ]、比較フレー
ム番号をFrameNo’、比較数をNum、ポイント
カウンタをPoint、結果をRetMatch、iを
変数としてステップ401〜ステップ408の説明す
る。
【0044】ステップ401でPointの初期化およ
びステップ403で指定した引数、バッファメモリ10
6への格納済みフレーム番号配列をFrameNo
[i]、比較フレーム番号FrameNo’、比較Nu
mを用いる。
【0045】ステップ402は、比較数をNumとし、
ステップ402〜ステップ407までを繰り返し行う。
ステップ403は、ステップ303で設定した手続きM
atch( )の引数である比較フレーム番号Fram
eNo’=13とバッファへの格納済みフレーム番号配
列FrameNo[i]と一致比較を行う。ステップ4
03記載の「==」は、右辺と左辺が等価(一致)かど
うかの判定を示す。一致であればステップ404へ、そ
うでなければステップ405に分岐する。
【0046】ステップ404は、ポイントカウンタPo
intの値をインクリメントする。ステップ405は、
比較フレーム番号FrameNo’が14よりも小さい
場合はステップ406、そうでなければステップ407
に分岐する。
【0047】ステップ406は、変数iが4インクリメ
ントされた場合にステップ407へ、そうでなければス
テップ402に分岐する。変数iがステップ402でイ
ンクリメントされ、そのiに対してステップ406の
「i&3==3」を行う。ここで「&」を2進数の論理
積演算とし、その結果が「==」の左辺と等価かどうか
判定する。等価であればステップ407へ、そうでなけ
ればステップ402に分岐する。ステップ407は、比
較フレーム番号FrameNo’の値を1インクリメン
トする。ステップ408は、ポイントカウンタPoin
tの値を手続きMatch( )の結果をRetMat
chとして設定する。
【0048】上記再生方法について、図6を用いて説明
をする。
【0049】図6の601は、FrameNo[i]で
あり、図14のBCAフォーマットデータn=4までの
フレーム番号を記載したものである。これは前述の通
り、先頭のフレーム番号RDBCA1を取りこぼした例
である。602は、一致検索を行う際に用いる特定のフ
レーム番号RSBCA13−15を示す。バッファメモ
リ106に格納したバッファメモリ106への格納済み
フレーム番号のフレーム番号位置をFrameNo
[0],FrameNo[1],…,FrameNo
[59]とする。
【0050】次にECCパリティの位置は、フレーム数
によらずフレーム番号13として必ずデータに存在す
る。ここではFrameNo’=13として、601と
602の比較一致探索をステップ401〜ステップ40
8により行う。
【0051】図4に示したステップ402〜ステップ4
07は、611に示すように個々のフレーム番号Fra
meNo[0..5](以下、FrameNo[m]から
FrameNo[n]までの連続データをFrameN
o[m..n]と表す。)とFrameNo’=[13,13,13,
13,14,15]に対して検査を行い一致数をカウントする。
この場合ステップ408の値は「0」となり、ステップ
303のMaxMatchと判定を行う。
【0052】同様にして612では、フレーム番号位置
FrameNo[1..6]とFrameNo’=[13,1
3,13,13,14,15]の比較を行い、一致数を求める。この場
合、ステップ408の値は「0」である。
【0053】613は、フレーム番号位置FrameN
o[19..25]とFrameNo’=[13,13,13,13,1
4,15]の比較であり、ステップ408の値は「6」とな
る。この時、ステップ304のMaxMatch=6、
ParityLocation=19が保持される。
【0054】さらに検査を行い、614まで検査を行
う。ステップ303でMaxMatchより結果Ret
Matchが大きい場合は、ステップ304によりMa
xMatchとParityLocationを更新す
る。
【0055】本実施例における図3のステップ302〜
ステップ304を変数i(0≦i<60)の範囲で手続
きMatch(FrameNo[i],13,6)一致
検索を行った結果(一部省略)を表2に記載する。
【0056】
【表2】
【0057】以上で手続きMatch( )による処理
ステップを終了する。
【0058】ステップ304は、ステップ303の結果
からMaxMatchの値の更新、およびその時の位置
をParityLocationに設定してステップ3
02へ戻る。図6の例では、MaxMatch=6、P
arityLocation=19となる。ステップ3
05ではステップ304の結果から、MaxMatch
を示したParityLocationを用い、格納し
たデータのRSBCA13−15に対応するフレームデ
ータをバッファメモリ内の別領域にコピーする。図6で
は、ParityLocation=19から、Fra
meNo[19]を先頭に6つのフレームデータをバッ
ファメモリ内の別領域にコピーする。これによりステッ
プ204の特定フレーム番号検索ステップを終了し、ス
テップ205に進む。
【0059】次にBCA行数推定方法について説明す
る。先ず、ステップ205のBCA行数推定ステップに
ついて図5、図7を用いて説明する。
【0060】図5において、バッファメモリ106へ格
納済みフレーム番号配列をFrameNo[ ]、特定
フレーム番号先頭位置をParityLocatio
n、一致数を計算する手続きMatch( )、最大一
致数をMaxMatch、Match( )の結果をR
etMatch、BCAフレーム行数をLineNu
m、i,j,kを変数としてステップ501〜ステップ
513の説明する。
【0061】ステップ501でMaxMatchとLi
neNum、変数i,j,k,lの初期化およびPar
ityLocationを設定する。ステップ204よ
りParityLocation=19とする。ステッ
プ502は、格納されたデータについてステップ204
で求めたParityLocation=19を元に、
データブロック毎にi回検索する。本実施例では、BC
Aデータの最大ブロック数は12であることから、1≦
i<13として、ステップ502〜ステップ508を繰
り返す。また、i<13であればステップ503へそう
でなければステップ509に分岐する。
【0062】ステップ503は、変数jにParity
Locationの値から、iデータブロックの4倍し
た値を引く。ここで、ParityLocationは
1フレーム毎に対応した値であるから、1データブロッ
クは4フレームデータで構成されているので、iデータ
ブロックはi×4フレームデータを考慮している。
【0063】ステップ504はステップ503の変数j
の値が0より小さい場合は、ステップ505へ、そうで
なければステップ506へ分岐する。ステップ505で
は、変数lにParityLocationを4で割っ
た商を設定し、変数kにi−lの値を加算、変数jはP
arityLocationと数値「3」との論理積演
算「&」した結果を再設定する。
【0064】ステップ506は、変数lに変数iの値を
設定する。ステップ507は、手続きMatch( )
を用いる。手続きMatch( )については、図4を
用いて前述したようにステップ401〜408を行い、
結果RetMatchを得る。ここでは、手続きMat
ch( )の引数として、FrameNo[ ]、変数
j、k、lを用いる。MaxMatchに登録されてい
る値よりも手続きMatch( )の結果RetMat
chが大きければステップ508を、そうでなければス
テップ502へ分岐する。
【0065】図7を用い、ステップ407について説明
する。同図の701は図6の601と同様、ステップ2
04が終了した時点の格納例であり、図14のBCAフ
ォーマットデータn=4までのフレーム番号を記載した
ものである。702は、BCA行数推定を行う際に用い
るフレームデータRSBCA1〜RSBCA12(RS
BCA13−15以外)である。
【0066】同一のフレーム番号を持つフレームデータ
は、図14に記載の通り4フレームデータが1データブ
ロックにまとまっていることから、ステップ204で求
めた701のRSBCA13−15のParityLo
cationから4を引いた値を用いる。図7では、R
SBCA13−15のParityLocaton=1
9であり、ステップ403よりi=1の場合j=19−
1×4から、FrameNo[15]が求まる。
【0067】繰り返し行うステップ502について、B
CAフレーム行数推定の動作状態を図7の711〜72
2に示す。711はi=1のとき、フレーム番号位置F
rameNo[15..18]とFrameNo’[0,
0,0,0]を図4の手続きにて推定し、結果RetMa
tchをMaxMatchと比べる。この例では、結果
RetMatchは「0」である。
【0068】同様にして、ステップ402〜ステップ4
08を行う。以下に本実施例における、ステップ402
〜ステップ408の値を表3に示す。
【0069】
【表3】
【0070】ステップ508は、ステップ507の結果
からMaxMatchの更新およびその時の変数iをL
ineNumに設定し、ステップ502へ戻る。ここで
LineNumは、1データブロックのサイズを示す。
表3より、MaxMatch=15、LineNum=
4が得られる。ステップ509では、変数iにステップ
508で得たLineNumを4倍し、ParityL
ocation値を引いた結果を設定する。図7の例で
は、i=4×4−19=−3を算出する。
【0071】ステップ510は、ステップ509後の変
数iが0より小さければステップ511へ、そうでなけ
ればステップ512へ分岐する。図7の例では、ステッ
プ509の結果がi<0のため、ステップ511を行
う。ステップ511は、変数iと「−1」との積を取っ
た結果を変数jに設定し、変数kにLineNumを4
倍した値を設定する。図7の例では、今までの結果を元
にj=−(−i)=3、k=4×4=16を算出する。
【0072】ステップ512では、変数jに0を設定
し、ParityLocation=19の値を代入す
る。ステップ513は、格納されたFrameNo
[ ]について、変数jを用いてFrameNo[j]
の位置から変数kフレームデータを別領域にコピーす
る。図7の例では、FrameNo[3]から16フレ
ーム分のデータを別領域にコピーする。
【0073】上記方法により、データが欠落した場合で
もBCAデータ、EDCパリティとECCパリティの位
置を確実に取得することができる。
【0074】次に誤り訂正について説明する。
【0075】ステップ204、ステップ205が終了し
た時点でEDCパリティを含むBCAデータとECCパ
リティが確定しているので、ステップ206では、EC
Cパリティによる誤り訂正処理を行う。ここで、ECC
パリティは、縦方向のデータ順列によるシンドローム計
算により生成されている。よって、誤り訂正処理では4
列分縦方向にアドレスを進めるようにしている。
【0076】数式を用いて説明する。数式(数5)から
シンドローム演算式、数式(数7)が求まる。ここで、
αは数式(数6)の根を示す。このシンドローム演算
で、数式(数7)の右辺第一項I(α)の演算を行う場
合、直接数式(数8)のように演算を行うことができ
る。
【0077】
【数7】
【0078】
【数8】
【0079】この演算を行うことで、バッファメモリの
格納する場所に捕らわれることなく、また、事前にユー
ザデータ904とECCパリティ907間の次数におけ
る係数をゼロ埋めしてから、余分なゼロ部分をスキャン
して計算する必要はなくなる。
【0080】次に、EDCパリティ演算処理を行う。ス
テップ204でEDCパリティの位置は明確であり、ス
テップ205によって求めたユーザデータ領域に対し
て、EDC演算を行えばよい。
【0081】上記に記載した実施の形態によれば、デー
タ長が不特定のBCAデータをバッファメモリに記録す
る際、一度データをバッファメモリへ格納した後、制御
手段を用いて固定されている同期コードのフレーム番号
を検索し、固定位置からデータ長を推測することで、簡
易な構成でBCAデータ処理を容易に行うことができ
る。
【0082】これにより、BCAデータの同期コードと
そのフレーム番号のデータを取りこぼしても、データず
れの発生が少なくなり、また傷・指紋等の信号劣化のた
めフレーム番号が欠落した同期コードの場合でも、従来
に比べ正確にデータ再生が可能となる。
【0083】以上の実施形態の説明ではフレーム数が特
定されていない場合であったが、以下にフレーム数が特
定されている場合について説明する。
【0084】先ず、1データブロックのフレーム位置検
索について、図8〜図12を用いて説明する。
【0085】最初にDVD−Rの再生データとして用い
るLand Pre−pit(以下LPP)について、
図11を用いて説明する。LPPデータ1601の1フ
レームデータを示したものであり、フレーム番号にはア
ドレス情報、フレームデータにはユーザデータが配置さ
れる。
【0086】1603は1601のアドレス情報に0〜
15を付与された場合の1パケットデータ構成を示す。
LPP1フレームのデータ1601は変調を施し記録さ
れるため、再生時は復調データを用いる。変調は表4に
従って「0,1」データが3ビットデータに変換され、
先頭にPre−pit SYNC codeが付与され
1602となる。
【0087】
【表4】
【0088】1604は、1603のLPPデータを変
調したものである。このLPPデータ1603は、フレ
ーム数が16と固定されているため、BCAデータで用
いたフレーム番号一致方式ではなく、誤りビット数が最
小時、信頼性が高いデータであるとして再生する。
【0089】次に誤りビット数カウントによる検索方法
について説明する。
【0090】以下、誤りビット数によるデータ再生方法
をについて示す。
【0091】図8のステップ1201〜ステップ120
3まで、図2の201〜203と同様であるため説明を
省略する。
【0092】ステップ1204は、1データブロックの
フレーム位置検索を行う。ここでは、再生されたデータ
のアドレス位置を求める検索を行う。ステップ1205
〜ステップ1207は、図2のステップ206〜ステッ
プ208と同様の為、説明を省略する。
【0093】次に、図9を用いてステップ1204の説
明を行う。ここで、ステップ1203にてバッファに格
納されたデータを表5とする。
【0094】
【表5】
【0095】この例は、バッファ格納データの先頭デー
タに正常にデータが格納されず、格納したデータにビッ
ト誤りが生じている場合である。
【0096】1310に挙げたステップ1301から1
305で用いる値および変数を説明する。バッファメモ
リに格納されている格納済みフレーム番号配列をFra
meNo[ ]、フレーム番号先頭位置をLocati
on、誤りビット手続きをErrorCount
( )、ErrorCount( )の結果をRetEr
ror、最小誤りビット数をMinError、iを変
数とする。
【0097】ステップ1301でMinErrorとL
ocationの初期化および引数としてバッファメモ
リに格納した先頭位置をFrameNo[ ]に設定す
る。MinErrorの初期値として、1データブロッ
クのフレーム番号の総数が16バイトから、ビットに変
換した16×8=128を用いる。
【0098】この場合の具体例を図11に示す。アドレ
ス情報1501に対して変数iを用い、FrameNo
[i]との対応を設定する(表5参照)。
【0099】ステップ1302は、FrameNo
[0]からフレーム番号が格納されている場合とし、検
査回数iを本実施例の表5および図11では0≦i<1
8とした。18未満であればステップ1303へ、そう
でなければステップ1305を行う。
【0100】ステップ1303は、手続きErrorC
ount(FrameNo[i],0,16)を行う。
ここで、FrameNo[i]はフレーム番号を、0は
LPPデータの先頭アドレス、16は16行マッチを意
味する。
【0101】ここでは、MinErrorに登録されて
いる値よりも手続きErrorCount( )の結果
RetErrorが小さければステップ1304を、そ
うでなければステップ1302へ分岐する。
【0102】ステップ1305では、FrameNo
[Location]位置をアドレス情報0とする。
【0103】次に図10を用いてステップ1303の手
続きErrorCount( )を説明する。同図で
は、1420に挙げた値および変数を用いる。格納済み
フレーム番号配列をFrameNo[ ]、比較フレー
ム番号をFrameNo’、総エラービット数をAll
Error、比較数をNum、各フレームの誤り個数を
Error[ ]、結果をRetErrorとし、i、
jを変数としてステップ1401〜ステップ1411の
説明する。
【0104】ステップ1401でAllErrorの初
期化およびステップ1303で指定した引数、バッファ
メモリへの格納済みフレーム番号配列をFrameNo
[i]、比較フレーム番号FrameNo’、比較Nu
mを用いる。
【0105】ステップ1402は、比較数をNumと
し、ステップ1402〜ステップ1410までを繰り返
し行う。
【0106】ステップ1403は、引数FrameN
o’とFrameNo[i]が2進データであるかを判
定し、2進データであればステップ1405へ、そうで
なければ1404を行う。
【0107】ステップ1404は、FrameNo’、
FrameNo[i]のデータを2進データに変換す
る。
【0108】ステップ1405は、2進データのFra
meNo’とFrameNo[i]とをビット毎に排他
的論理和「^」を行い、誤りビット数をカウントする。
一致比較の演算結果を変数jに格納する。
【0109】ステップ1406の「==」は、右辺と左
辺が等価(一致)かどうかの判定を示す。jが0であれ
ばステップ1408へそうでなければステップ1407
へ分岐する。
【0110】ステップ1407の「≪≫」は、各ビット
が1であれば個数をカウントする演算を表す。(例:1
0110は、≪10110≫=3)ステップ1405の
演算結果でビット1が存在する個数をカウントして、変
数jに代入する。
【0111】ステップ1408は、変数iの誤りビット
数をError[i]に格納する。この時、誤りビット
数はステップ1407から変数jの値である。
【0112】ステップ1409は、AllErrorに
Error[i]の値を加算する。これにより、ステッ
プ1402の誤りビット総数が、AllErrorに格
納される。
【0113】ステップ1410は、比較FrameN
o’の値を1インクリメントする。
【0114】ステップ1411は、総エラービット数A
llErrorの値を手続きErrorCount
( )の結果として、RetErrorに設定する。
【0115】上記再生方法について、図11を用いて説
明をする。
【0116】同図の1501は、FrameNo[i]
であり、図12のLPPデータフォーマットのフレーム
番号をバイト表示とビット表示したものである。これ
は、前述のように先頭のフレーム番号取りこぼしがあ
り、さらに数カ所にビット化けが生じた場合の例であ
る。1502は、誤りビット数をカウントする際に用い
るフレーム番号(LPPデータフォーマットでは、アド
レス情報)0〜15を示す。
【0117】バッファメモリに格納したバッファメモリ
への格納済みフレーム番号のフレーム番号位置をFra
meNo[0],FrameNo[1],…,Fram
eNo[17]とする。
【0118】次にLPPデータフォーマットより1パケ
ットデータサイズは16フレームであるから、バッファ
格納データ1501と比較用データ1502との誤りビ
ット数カウントをステップ1401〜ステップ1410
により行う。
【0119】図10に示したステップ1402〜ステッ
プ1407は、1511に示すように個々のフレーム番
号FrameNo[0..15]とFrameNo’=
[0..15]に対して検査を行い誤りビット数をカウント
する。この場合ステップ1409の値は「34」、Lo
cation=1となり、ステップ1303のMinE
rrorと判定を行う。
【0120】同様にして1512では、フレーム番号位
置FrameNo[1..16]とFrameNo’=
[0..15]の比較を行い、誤りビット数を求める。ステ
ップ1408の値は「26」、Location=1が
得られる。
【0121】1513では、フレーム番号位置Fram
eNo[2..17]とFrameNo’=[0..15]の
比較の場合、ステップ1408の値は前の演算結果「2
1」となる。
【0122】さらに検査を行い、1514に示すように
最終まで検査を行う。ステップ1303でMinErr
orより結果RetErrorが小さい場合は、ステッ
プ1304によりMinErrorとLocation
を更新する。
【0123】本実施例における図19のステップ130
2〜ステップ1304を変数i(0≦i<18)の範囲
で手続きErrorCount(FrameNo
[i],0,16)一致検索を行った結果(一部省略)
を表6に記載する。
【0124】
【表6】
【0125】表6のビット毎にステップ1303を行っ
た結果から、MinError=15、Locatio
n=2がもっとも正しいと判定できる。
【0126】よって、FrameNo[2]をLPPデ
ータの先頭位置として、ステップ1204を行う。
【0127】次に表5のデータからフレーム番号の完全
一致判定を手続きMatch( )を用いた場合の結果
を表7に示す。ビット毎に変調しているデータに対して
完全一致検出を行う手続きMatch( )を用いた場
合、MaxMatch=6、ParityLocati
on=1が得られる。
【0128】
【表7】
【0129】上記結果より、一致検出の場合はLPPデ
ータの先頭位置はFrameNo[1]となり、誤りビ
ット数判定の場合は、FrameNo[2]を正しいと
判定する。LPPデータは、1ビットから3ビットに変
調されている為、誤りビット数による判定法が完全一致
より有効である。
【0130】尚、本実施例では、ステップ302におい
て検査回数をBCAフレームデータの全数を含む「6
0」とした。これは、バッファメモリに格納されたデー
タが大きくずれた場合でも、再生可能な条件とした為で
ある。またデータ未記録判定手段103において再生デ
ータの格納数を計測することで、取りこみデータについ
て検査回数を設定することも可能である。
【0131】さらに本発明は、上記に記載した実施の形
態に限定されるものではなく、このほか、その要旨に逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0132】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、B
CAデータ記録長を検出するような複雑な回路を必要と
せず、データ未記録判定を行うことでバッファメモリへ
不要なデータを格納することを少なくし、次にバッファ
メモリに格納したデータに対しては、特定フレーム番号
検索の後に、フレーム行数を推定することで、傷・指紋
等の信号劣化のためフレーム番号が欠落した同期コード
の場合でも、従来に比べ正確にデータ再生が可能とな
る。また、誤り訂正においては制御手段を用いて訂正す
る為、誤り訂正のための零埋め処理のデータ操作を必要
としない。同様に、取りこぼしが発生しやすいBCAデ
ータの同期コードとそのフレーム番号のデータを取りこ
ぼしてデータずれが発生した場合でも、データずれが発
生しないことを可能とした極めて良好なデータ再生方法
を提供することができる。また、LPPデータのような
ビット毎に変調され1フレームのデータサイズが固定さ
れているデータフォーマットのデータ再生方法では、誤
りビット数カウント方式を用いてフレーム番号を特定す
ることで、精度の高いデータ再生方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ再生方法のBCA再生を
示すブロック構成図
【図2】本発明にかかるデータ再生方法のBCA再生を
示すフロー図
【図3】同実施の形態における特定フレーム番号検索方
法を示すフロー図
【図4】同実施の形態における手続きMatch()を
示すフロー図
【図5】実施の形態におけるBCA行数推定を示すフロ
ー図
【図6】実施の形態における特定フレーム番号検索の動
作説明図
【図7】同実施の形態におけるBCA行数推定の動作説
明図
【図8】本発明にかかるデータ再生方法のLPP再生を
示すフロー図
【図9】同実施の形態におけるフレーム番号検索方法を
示すフロー図
【図10】同実施の形態における誤りビット数をカウン
トするフロー図
【図11】同実施の形態におけるフレーム番号検索の動
作説明図
【図12】LPPデータのフォーマットを示す図
【図13】光ディスク上のBCAデータ記録領域の説明
【図14】同BCAデータのフォーマットを示す図
【図15】従来のデータ再生装置のブロック構成図
【図16】従来のデータ再生方法のフロー図
【符号の説明】
101 光ディスク 102 データ復調手段 103 データ未記録判定手段 104 同期検出手段 105 BCAデータ検出手段 106 バッファメモリ 107 特定フレーム番号検索手段 108 フレーム行数推定手段 109 制御手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 574 G11B 20/18 574M 574G H03M 13/09 H03M 13/09 (72)発明者 山本 義一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC06 CC04 DE02 DE03 DE32 DE37 DE49 DE52 DE68 FG10 FG18 5J065 AC03 AD01 AD15 AG03 AH04 AH15 AH18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1データのパケットがフレームで構成さ
    れ、1フレームがそれぞれ同期コードとフレーム番号と
    を付与されたデータで構成されるデータ列を再生するデ
    ータ再生方法において、1データパケットを記録手段に
    記録する記録ステップと、再生されたデータパケットに
    含まれるフレーム番号を用い、フレーム番号と一致数を
    カウントする一致判定ステップと、フレームデータの誤
    り訂正を行う誤り訂正ステップとを具備してなることを
    特徴とするデータ再生方法。
  2. 【請求項2】 1データのパケットがフレームで構成さ
    れ、1フレームがそれぞれ同期コードとフレーム番号と
    を付与されたデータで構成されるデータ列を再生するデ
    ータ再生方法において、1データパケットを記録手段に
    記録する記録ステップと、再生されたデータパケットに
    含まれるフレーム番号を用い、フレーム番号と一致数を
    カウントする一致判定ステップと、一致判定によりフレ
    ーム数を特定するフレーム数特定ステップと、フレーム
    数を特定したデータの誤り訂正を行う誤り訂正ステップ
    とを具備してなることを特徴とするデータ再生方法。
  3. 【請求項3】 1データのパケットがフレームで構成さ
    れ、1フレームがそれぞれ同期コードとフレーム番号と
    を付与されたデータで構成されるデータ列を再生するデ
    ータ再生方法において、データ列の有る区間と無い区間
    を判定するデータ未記録判定ステップと、 同期コード
    に対して割り込みを検出し、フレームデータを読み込む
    同期割り込み検出ステップと、1データパケットを記録
    手段のある領域に記録する記録ステップと、前記記録手
    段から再生されたデータパケットに含まれるフレーム番
    号を用い、フレーム番号と一致数をカウントする一致判
    定ステップと、一致判定によりフレーム数を特定するフ
    レーム数特定ステップと、フレーム数を特定したデータ
    の誤り訂正を行う誤り訂正ステップとを具備してなるこ
    とを特徴とするデータ再生方法。
  4. 【請求項4】 1データのパケットがフレームで構成さ
    れ、1フレームがそれぞれ同期コードとフレーム番号と
    を付与されたデータで構成されるデータ列を再生するデ
    ータ再生方法において、データ列の有る区間と無い区間
    を判定するデータ未記録判定ステップと、 同期コード
    に対して割り込みを検出し、フレームデータを読み込む
    同期割り込み検出ステップと、1データパケットを記録
    手段のある領域に記録する記録ステップと、前記記録手
    段から再生されたデータパケットに含まれるフレーム番
    号を用い、フレーム番号と一致数をカウントする一致判
    定ステップと、一致判定によりフレーム数を特定するフ
    レーム数特定ステップと、フレーム数が最大でない場
    合、零埋め処理をせずに訂正する誤り訂正を行う誤り訂
    正ステップとを具備してなることを特徴とするデータ再
    生方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載のデータ再生
    方法において、データ列はBCAデータであることを特
    徴としたデータ再生方法。
  6. 【請求項6】 1データのパケットがフレームで構成さ
    れ、1フレームがそれぞれ同期コードとフレーム番号と
    を付与されたデータで構成され、データサイズが指定さ
    れているデータ列を再生するデータ再生方法において、
    1データパケットを記録手段に記録する記録ステップ
    と、前記記録手段から再生されたデータパケットに含ま
    れるフレーム番号を用い、フレーム番号の誤りビット数
    をカウントする誤りビットカウントステップと、フレー
    ムデータの誤り訂正を行う誤り訂正ステップとを具備し
    てなることを特徴とするデータ再生方法。
  7. 【請求項7】 1データのパケットがフレームで構成さ
    れ、1フレームがそれぞれ同期コードとフレーム番号と
    を付与されたデータで構成され、データサイズが指定さ
    れているデータ列を再生するデータ再生方法において、
    データ列の有る区間と無い区間を判定するデータ未記録
    判定ステップと、同期コードに対して割り込みを検出
    し、フレームデータを読み込む同期割り込み検出ステッ
    プと、1データパケットを記録手段のある領域に記録す
    る記録ステップと、前記記録手段から再生されたデータ
    パケットに含まれるフレーム番号を用い、フレーム番号
    の誤りビット数をカウントする誤りビットカウントステ
    ップと、フレーム数を特定したデータの誤り訂正を行う
    誤り訂正ステップとを具備してなることを特徴とするデ
    ータ再生方法。
  8. 【請求項8】 1データのパケットがフレームで構成さ
    れ、1フレームがそれぞれ同期コードとフレーム番号と
    を付与されたデータで構成され、データサイズが指定さ
    れているデータ列を再生するデータ再生方法において、
    データ列の有る区間と無い区間を判定するデータ未記録
    判定ステップと、同期コードに対して割り込みを検出
    し、フレームデータを読み込む同期割り込み検出ステッ
    プと、1データパケットを記録手段のある領域に記録す
    る記録ステップと、前記記録手段から再生されたデータ
    パケットに含まれるフレーム番号を用い、フレーム番号
    の誤りビット数をカウントする誤りビットカウントステ
    ップと、零埋め処理をせずに訂正する誤り訂正を行う誤
    り訂正ステップとを具備してなることを特徴とするデー
    タ再生方法。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至請求項8記載のデータ再生
    方法において、データ列は、DVD−RのLand P
    re−Pitデータであることを特徴とするデータ再生
    方法。
JP2000086122A 2000-03-27 2000-03-27 データ再生方法 Expired - Fee Related JP4158309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000086122A JP4158309B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 データ再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000086122A JP4158309B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 データ再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001273717A true JP2001273717A (ja) 2001-10-05
JP4158309B2 JP4158309B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=18602336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000086122A Expired - Fee Related JP4158309B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 データ再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4158309B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005327450A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Samsung Electronics Co Ltd オーディオプレーヤーにおける音飛び防止機能のためのオーディオ符号化方法およびオーディオ符号化装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005327450A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Samsung Electronics Co Ltd オーディオプレーヤーにおける音飛び防止機能のためのオーディオ符号化方法およびオーディオ符号化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4158309B2 (ja) 2008-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6553533B2 (en) Method and apparatus for detecting and correcting errors and erasures in product ECC-coded data arrays for DVD and similar storage subsystems
US6646969B2 (en) Information recording medium which records information that pertains to integrity
JP2008282541A (ja) 記録方法、再生方法、記録装置、再生装置および情報記録媒体
EP1547085A4 (en) METHOD FOR CORRECTING DATA IN A SEAL RECORDING MEDIUM
US6175943B1 (en) Apparatus for controlling addresses of symbol data for error correction
JPH0572030B2 (ja)
USRE40240E1 (en) Information recording/reproducing device using optical disk and method therefor and information recording system and information recording method
EP0185425A1 (en) Method of, and device for, decoding a repeatedly accesible information stream which is protected by a symbol-correction code
JP2001273717A (ja) データ再生方法
US5185740A (en) Information transmitting device
US7225385B2 (en) Optical recording method
TWI233606B (en) Decode device
US7532551B2 (en) Method for managing defective area on write-once optical recording medium, and optical recording medium using the same
JP2000132903A (ja) データ誤り訂正装置およびその方法
CA2343787C (en) Device for scanning an information carrier, method of manufacturing, and information carrier
KR19980065723A (ko) 디지탈 비디오 디스크 시스템의 데이타 처리 방법 및 장치
JP2000010807A (ja) ディジタルデータ再生装置
US6512724B1 (en) Optical recording and reproducing apparatus
US7213190B2 (en) Data processing apparatus and method
JP4148626B2 (ja) ディジタルデータ再生装置及び再生方法
JPH1186464A (ja) 信号処理装置
JP2003173633A (ja) 光ディスク装置
JP2006191378A (ja) 誤り訂正装置、再生装置及び再生方法
JPS63255876A (ja) 符号誤り検出方法
JP3536617B2 (ja) ディジタルデータの再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061004

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080624

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees