JP2001273218A - 情報配信方法及び情報配信システム - Google Patents

情報配信方法及び情報配信システム

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JP2001273218A
JP2001273218A JP2000083095A JP2000083095A JP2001273218A JP 2001273218 A JP2001273218 A JP 2001273218A JP 2000083095 A JP2000083095 A JP 2000083095A JP 2000083095 A JP2000083095 A JP 2000083095A JP 2001273218 A JP2001273218 A JP 2001273218A
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Seiki Hata
清貴 畑
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同じ情報を様々な形態で、様々な媒体に保持す
る必要なく、必要に応じ何時でも何処でも必要な情報を
入手できる情報配信方法及び配信システムを提供する。 【解決手段】情報配信装置101から情報受信端末装置
201に対し情報を配信するデータ通信において、情報
配信装置は情報受信端末装置から送信した識別データの
正当性をチェックする工程13と、正当と判定するとそ
の識別データに対応する情報を情報受信端末装置へ送信
する工程14とを備え、情報受信端末装置はユーザが選
択した情報の識別データを有する識別データを情報配信
装置へ送信する工程15と、情報配信装置から送信され
た情報を受け取り、情報の種別により処理する工程とを
備える。この構成により、情報の識別情報を保持するだ
けで、時場所を問わず情報配信装置に接続して必要な情
報を入手可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線・無線通信を
含むLAN、およびWANをベースとしたイントラネッ
トやインターネット等のデータ通信技術を利用した情報
配信方法及び情報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及が進むにつ
れて、あらゆる情報がデジタル化され、インターネット
を経由して流通されるようになりつつある。特に、最近
は音楽配信の試みが盛んに行なわれており、インターネ
ットの音楽デジタルフォーマットの1つであるMP3を
再生する端末装置の開発も進められている。今後、イン
ターネットが、個人で利用できる通信帯域が広がり、定
額、低料金による利用が実現されれば、デジタル情報の
流通はますます促進され、音楽から、映像、マルチメデ
ィア情報へと、流通の対象が益々拡大していくことは容
易に想像することができる。
【0003】このようなデジタル情報の配信に関する技
術は、様々なものが開発されているが、現在、特に課題
となっていることは不正コピーの問題であり、それを解
決するために、デジタル情報の暗号化に関する手法がい
くつも提案されている。例えば、特開平11−1912
66号公報により開示されている方法は、デジタル情報
といっしょに復号化プログラムを配信することにより、
複数の暗号化手法に対応することをを可能にし、また暗
号化手法が変更された場合にも端末装置側の変更を必要
としないことを特徴としている。
【0004】現状では、個人が利用できる通信帯域が狭
いために、特にストリーミングデータのリアルタイム再
生は現実的ではなく、情報配信によるストリーミングデ
ータを再生する場合は、一度データをダウンロードし
て、その後に再生を行なうようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の情報
配信方法では、情報自体が端末装置に保持されることか
ら、不正コピー防止策を強くすれば、他の端末装置での
利用が困難となり、利便性は悪くなる。逆に不正コピー
防止策を弱めれば、簡単に不正コピーが可能になる。そ
のため、ユーザーとベンダーの両方にとって最適な方法
を見つけることは難しいと思われる。
【0006】また、一度ダウンロードした情報は、情報
形態により様々なファイル形態で存在するため一元管理
するのが難しく、必要な情報の検索も容易ではない。さ
らに、複数の端末装置で同じ情報をダウンロードするケ
ースも考えられることから、個人の情報媒体を食い潰
し、無駄に資源を浪費することになりかねない。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、同じ情報を様々な形態で、また様々
な媒体に保持する必要がなく、必要に応じ何時でも何処
でも必要な情報を入手することができる情報配信方法及
び情報配信システムを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における情報配信
方法は、情報配信装置から端末装置に対し情報を配信す
るデータ通信において、前記情報配信装置は、端末装置
から送信された識別データの正当性をチェックし、正当
と判定すると前記送信された識別データに対応する情報
を前記端末装置へ送信し、前記端末装置は、ユーザが選
択した情報の識別データを伴う前記端末装置の識別デー
タを前記情報配信装置へ送信し、前記情報配信装置から
送信された前記ユーザが選択した情報を受け取り、情報
の種別により処理する各工程を備えるという構成を有し
ている。この構成により、必要な情報の識別情報を保持
しているだけで、情報配信装置に接続することによりい
つでもどこでも必要な情報を入手出来ることとなる。
【0009】本発明における情報配信方法は、前記端末
装置が受信した情報を処理する工程において、ストリー
ム系情報の処理を終了したのちに、受信した情報を記憶
媒体に残さないという構成を有している。この構成によ
り、情報発信者にとっては、情報が複製される心配がな
く、情報を受信する方にとっても、端末の記憶媒体を効
率的に利用出来ることとなる。
【0010】本発明における情報配信方法は、前記情報
配信装置において、情報を前記端末装置へ送信する工程
は送信する情報に利用制限データを付加し、前記端末装
置において、前記受信した情報を処理する工程は利用制
限データをチェックして、利用制限を越えた情報を消去
する各工程を備えるという構成を有している。この構成
により、何度か繰り返して利用したい情報や、別の端末
装置でも利用した情報を制限付きで受信することがで
き、しかも制限により際限なく複製できないことによ
り、違法コピーを抑止することができる。
【0011】本発明における情報配信方法は、前記情報
配信装置において、情報を前記端末装置へ送信する工程
は情報を暗号化して送信し、前記端末装置において、前
記受信した情報を処理する工程は、暗号化された受信情
報を復号化する各工程を備えるという構成を有してい
る。この構成により、送信途上における違法な情報取得
を防止し、第三者が情報を入手しても、その利用を防止
することができる。
【0012】本発明における情報配信方法は、前記端末
装置において、前記ユーザが選択した情報の識別データ
を伴う前記端末装置の識別データを情報配信装置へ送信
する工程は、前記端末装置に固有の情報を前記識別デー
タに付加して送信し、前記情報配信装置において、情報
を前記端末装置へ送信する工程は、送信する情報を前記
識別データで指定した前記端末装置に固有の加工を行な
い送信するという構成を有している。この構成により、
より安全な暗号化が可能となり、また端末装置ではフォ
ーマット変換することなく情報を利用することができる
こととなる。
【0013】本発明における情報配信方法は、前記情報
配信装置において、前記端末装置から送信された識別デ
ータの正当性をチェックする工程は、前記端末装置から
の識別データ供給の要求に対し、識別データのリストを
前記端末装置に送信する工程を有し、前記端末装置にお
いて、前記端末装置の識別データを前記情報配信装置へ
送信する工程は、前記受信した識別データのリストから
ユーザに識別データを選択させ、選択した識別データを
前記情報配信装置へ送信する工程を有するという構成を
有している。この構成により、ユーザは容易に取得可能
な情報を知ることができ、情報提供者はユーザの情報を
使ってユーザの好みの情報順に並べるなど、ユーザの利
便性を高めることができることとなる。
【0014】本発明における情報配信方法は、前記情報
配信装置における、識別データのリストを前記端末装置
に送信する工程において、複数の識別データにより複数
の情報を組み合わせた複合情報を送信するという構成を
有している。この構成により、ユーザは繰り返し情報の
取得を実行する必要がなく一連の情報を取得することが
でき、情報提供者はより多くの情報を提供したり、情報
の組み合わせや、その見せ方が他の情報提供者と差別化
するための有効な方法となる。
【0015】本発明における情報配信方法は、前記端末
装置における、ユーザが選択した情報の識別データを前
記情報配信装置へ送信する工程において、前記端末装置
は前記識別データを内部の記憶媒体に保持し、有線、無
線を介して他の端末装置の記憶媒体へコピーするという
構成を有している。この構成により、各端末装置間、ユ
ーザ間で情報を取得するための識別データをやりとりす
ることができ、情報自体をコピーすることなく情報を流
通させることができる。
【0016】本発明における情報配信方法は、前記端末
装置における、ユーザが選択した情報の識別データを前
記情報配信装置へ送信する工程において、識別データは
取り外し自在の記憶媒体に記録され、他の端末装置に装
着して入力するという構成を有している。この構成によ
り、各端末装置間、ユーザ間で情報を取得するための識
別データをやりとりすることができ、情報自体をコピー
することなく情報を流通させることができる。
【0017】本発明における情報配信方法は、前記端末
装置における、ユーザが選択した情報の識別データを前
記情報配信装置へ送信する工程において、前記識別デー
タを前記端末装置がアクセス可能な他の端末装置に格納
しておき、所望のときに前記端末装置から前記他の端末
装置をアクセスして前記識別データを呼び出すという構
成を有している。この構成により、識別データの一元管
理をすることができ、各端末装置間、ユーザ間で識別デ
ータを共有させることができる。
【0018】本発明における情報配信装置は、情報配信
装置から情報受信端末装置に対し情報を配信するデータ
通信において、情報受信端末装置から送信した識別デー
タの正当性をチェックし、識別データなしで情報受信端
末装置から情報の送信要求があったときに識別データを
生成して前記送信要求した情報受信端末装置に送信する
識別データ管理手段と、受信した識別データに対応する
情報を検索して情報受信端末装置に送信する情報管理手
段とを備えるという構成を有している。この構成によ
り、情報提供者は、複製されることなく、ユーザの利便
性の高い、他の情報提供者との差別化が可能な情報提供
を行うことができる。
【0019】本発明における情報受信端末装置は、情報
配信装置から情報受信端末装置に対し情報を配信するデ
ータ通信において、ユーザが選択した情報の識別データ
を前記情報配信装置へ送信する識別データ管理手段と、
前記情報配信装置から送信された情報を受け取り、情報
の種別により処理を行なう情報処理手段とを備えるとい
う構成を有している。この構成により、ユーザは、端末
の記憶媒体を効率的に利用し、各端末装置間やユーザ間
で簡単に情報を流通したり、共有することができる情報
取得を行うことができる。
【0020】本発明における情報配信システムは、情報
配信装置から情報受信端末装置に対し情報を配信するデ
ータ通信において、請求項11に記載の情報配信装置
と、請求項12に記載の情報受信端末装置とを備えると
いう構成を有している。この構成により、情報提供者は
複製されることなく、ユーザの利便性の高い、他の情報
提供者との差別化が可能な情報提供を行うことができ、
ユーザは端末の記憶媒体を効率良く利用した、各端末装
置間やユーザ間で簡単に情報を流通したり、共有するこ
とができる情報取得を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づき、本
発明の第1乃至第6の実施の形態を詳細に説明する。ま
ず、図1を参照して、本発明の一実施の形態における情
報配信システムの基本構成を説明する。図1に示す情報
配信システムは、情報を保有して配信する情報配信装置
(サーバ)100と、その情報を受信する情報受信端末
装置200とを備えて構成される。情報配信装置100
には、各情報受信端末装置200の識別データ(ユーザ
が希望する情報の識別データを含む)を保持する識別デ
ータデータベースを格納する記憶媒体1と、情報受信端
末装置200に配信する情報を保持する情報データベー
スを格納する記憶媒体2と、記憶媒体1を備えまたは接
続された識別データ管理手段3と、記憶媒体2を備えま
たは接続された情報管理手段4とが備えられる。
【0022】また、情報受信端末装置200には、情報
配信装置100に送信して情報受信端末装置200を識
別させる識別データ(ユーザが希望する情報の識別デー
タを含む)を格納する記憶媒体7と、記憶媒体7を備え
または接続され情報配信装置100に対し識別データを
送受信する識別データ管理手段5と、情報配信装置10
0から受信した情報を格納する記憶媒体8と、記憶媒体
8を備えまたは接続され配信された情報を送受信処理す
る情報処理手段6とが備えられる。
【0023】次に、図2を参照して、本発明の第1の実
施の形態における情報配信方法を説明する。図2におい
て、図1の情報配信装置100を情報配信装置101と
し、情報受信端末装置200を情報受信端末装置201
とし、識別データ管理手段3で実行する工程を識別デー
タ管理工程13とし、情報管理手段4で実行する工程を
情報管理工程14とし、識別データ管理手段5で実行す
る工程を識別データ管理工程15とし、情報処理手段6
で実行する工程を情報処理手段16とし、記憶媒体1、
2、7、8を記憶媒体11、12、17、18として情
報配信方法の各手順を説明する。
【0024】まず、情報配信装置101側では、情報受
信端末装置201から送信された識別データA1を、記
憶媒体11の識別データデータベースを検索して、正当
性のチェックを行なう識別データ管理工程13を実行
し、正当と判定された場合には、識別データA1に対応
する情報A2を情報データベース12から検索して、情
報受信端末装置201側へ送信する情報管理工程14を
実行する。情報受信端末装置201側では、ユーザが選
択した情報A2の識別データを伴う情報受信端末装置2
01の識別データA1を記憶媒体17から取り出して情
報配信装置101へ送信する識別データ管理工程15を
実行し、情報配信装置101から送信された情報A2を
受け取り、情報の種別により処理を行う情報処理工程1
6を実行する。
【0025】以上説明したように、情報受信端末装置2
01側では、情報よりはるかに容量の小さな識別データ
を持っていれば、必要な時に情報を表示し、処理し、加
工することが可能であり、しかも、識別データさえ持っ
ていれば、他の端末装置からも同様に情報を入手するこ
とが出来ることから、情報を格納する記憶媒体の効率的
な利用と、他の端末装置との情報共有を容易にするとい
う効果が得られる。
【0026】また、情報受信端末装置201側の情報処
理工程16において、動画などのストリーム系情報を処
理する場合などに、情報を記憶媒体18に蓄積しない手
順を付加することにより、情報を複製することが出来な
いようにするため、不正コピーを防止することができ
る。
【0027】また、情報配信装置101側で情報を送信
する情報管理工程14において、送信する情報に利用制
限を付加した専用のフォーマットで情報を送信する手順
と、情報受信端末装置201側で受信した情報を処理す
る情報処理工程16において、その利用制限をチェック
して、利用制限を越えた情報を消去する手順を付加する
ことにより、複製の回数を制限し、不正コピーを防止す
ることができる。
【0028】また、情報配信装置101側で情報を送信
する情報管理工程14において、情報を暗号化して送信
する手順と、情報受信端末装置201側で受信した情報
を処理する情報処理工程16において、暗号化された情
報を復号化する手順を付加することにより、情報伝達経
路や情報受信端末装置201から第三者が不正に情報を
入手しても情報を容易に利用できないことから、情報の
不正入手、不正コピーを防止することができる。
【0029】また、情報受信端末装置201側でユーザ
が選択した情報の識別データA1を情報配信装置101
へ送信する識別データ管理工程15において、情報受信
端末装置201固有の情報として情報受信端末装置20
1が処理できるフォーマットや暗号の種別などを識別デ
ータA1に付加して送る手順を実行し、情報配信装置1
01側で情報A2を送信する情報管理工程14におい
て、情報A2を識別データA1で情報受信端末装置20
1固有の情報として指定したフォーマットや暗号化など
を行なって送信する手順を付加することにより、各情報
受信端末装置201毎に情報の処理方法が異なる場合で
も、同じ識別データで同じ情報を利用することが出来る
ことから、複数の情報受信端末装置201間で容易に情
報の共有を可能にすることができる。
【0030】次に、図3を参照して、本発明の第2の実
施の形態における情報配信方法を説明する。図3におい
て、図1の情報配信装置100を情報配信装置102と
し、情報受信端末装置200を情報受信端末装置202
とし、その他図2に示すものと同様な識別データ管理工
程25と、情報管理工程26と、識別データ管理工程2
8と、情報処理工程29と、記憶媒体22、23、3
0、31とを有し、さらに情報配信装置102には、識
別データリストデータベースを格納する記憶媒体21を
アクセスする識別データリスト管理工程24が含まれ、
情報受信端末装置202には、識別データリスト表示工
程27が含まれるものとして、以下、その情報配信方法
の各手順を説明する。
【0031】まず、情報配信装置102側の識別データ
リスト管理工程24は、情報受信端末装置202の識別
データ管理工程28から送信された識別データリスト要
求B1に対して、識別データリストデータベース21を
検索し、識別データ管理工程25を通して識別データリ
ストB2を返送する。情報受信端末装置202側では、
受信した識別データリストB2を識別データリスト表示
工程27において、グラフィックユーザインタフェース
(GUI)を用いてユーザに提示し、識別データを選択
させる。選択された識別データB3は、識別データ管理
工程28から情報配信装置102側の識別データ管理工
程25へ送信され、識別データ管理工程25は記憶媒体
22の識別データデータベースを検索して正当性のチェ
ックを行ない、正当と判定した場合には、識別データB
3に対応する情報B4を記憶媒体23の情報データベー
スから検索し、情報管理工程26から情報受信端末装置
202側へ送信する。情報受信端末装置202側では、
情報処理工程29でそれを受信し、処理して記憶媒体3
1に格納する。
【0032】以上説明したように、情報配信装置102
側で情報受信端末装置202から受信した識別データの
正当性をチェックする識別データ管理工程25におい
て、まだ、識別データを獲得していない情報受信端末装
置202からの要求があった場合には、情報配信装置1
02内で提供可能な識別データをリストとして配信する
処理手順を付加し、情報受信端末装置202側の識別デ
ータ管理工程28において、グラフィックユーザインタ
フェース(GUI)を用い識別データリスト表示工程2
7により受信した識別データリストをユーザに表示して
情報を選択させ、選択した情報に対応する識別データを
送信する処理手順を付加することにより、新しい情報を
入手するための標準的な方法を提供出来ることから、情
報提供者の情報配信を容易にするとともに、それによっ
て、ユーザが種々の情報を選択することができることと
なる。
【0033】以上説明した処理手順においては、図3に
示したように、それぞれ識別データリスト管理工程24
及び識別データリスト表示工程27をそれぞれ別工程と
して独立させても良い。また、識別データリストデータ
ベースの記憶媒体21を設けずに、識別データ管理工程
25、もしくは識別データリスト管理工程24のいずれ
かにおいて、記憶媒体22の識別データデータベースか
ら識別データリストを作成しても構わない。
【0034】また、情報配信装置102側で識別データ
リストB2を送信する識別データ管理工程25におい
て、リストに順位付けをしたり、リストの各識別データ
を説明する情報を付加したり、識別データを複数組み合
わせたり、リストの各要素がさらにリストになっていた
り、など複数の情報を組み合わせた複合情報を送信する
手順を付加することにより、情報提供者間の差別化を促
す効果と、ユーザの情報選択を補助する効果とが得られ
る。
【0035】次に、図4を参照して、本発明の第3の実
施の形態における情報配信方法を説明する。図4におい
ては、図1に示すような情報配信装置100と情報受信
端末装置200とからなる構成ではなく、複数の情報受
信端末装置203、204からなる構成とされ、情報受
信端末装置203には、識別データを格納する記憶媒体
42をアクセスする識別データ管理工程41が含まれ、
情報受信端末装置204には、識別データを格納する記
憶媒体43をアクセスする識別データ管理工程44が含
まれる。尤も、第3の実施の形態における情報配信方法
では、複数の情報受信端末装置間における識別データの
送受信を取り扱い、各情報受信端末装置はその識別デー
タを使用して情報配信装置から情報を得ることができ
る。
【0036】次に、図4を参照して、上記のように構成
された本発明の第3の実施の形態における情報配信方法
の各手順を説明する。第3の実施の形態における情報配
信方法によると、情報受信端末装置203の識別データ
管理工程41が管理する識別データを記憶する記憶媒体
42と、情報受信端末装置204の識別データ管理工程
44が管理する識別データを記憶する記憶媒体43との
間で、情報配信装置を通さずに識別データC1の交換を
直接行うようにしている。
【0037】以上説明したように、例えば、情報受信端
末装置204側でユーザが選択した情報の識別データC
1を情報受信端末装置203へ送信する工程において、
記憶媒体43に記録されている識別データC1を、情報
配信装置には送信せずに、有線や無線を介して直接他の
情報受信端末装置203の識別データにコピーする手順
を付加することにより、情報受信端末装置203では、
容量の小さな識別データを受信するだけで情報配信装置
から情報を容易に入手でき、識別データをコピーする
際、実際に情報を扱っていない為に識別データを安全に
入手することが出来ることから、情報受信端末装置間の
識別データの交換を促進して、情報配信装置が保有する
情報を容易に共有することができる。
【0038】また、例えば、情報受信端末装置204側
でユーザが選択した情報の識別データC1を他方の情報
受信端末装置203に送信する工程において、識別デー
タC1を取り外しが可能な記憶媒体43に記録してお
き、他方の情報受信端末装置203がこの記憶媒体43
を装着して、識別データC1を利用する手順を付加する
ことにより、容量の小さな識別データを交換するだけ
で、識別データC1がコピーされた情報受信端末装置2
03では、識別データを容易に入手でき、かつ実際に情
報を扱っていない為に識別データを安全に入手すること
が出来ることから、情報受信端末装置間の識別データの
交換を促進することができる。
【0039】また、例えば、情報受信端末装置204側
でユーザが選択した情報の識別データC1を他方の情報
受信端末装置203に送信する工程において、識別デー
タC1はユーザがアクセス可能な別の情報受信端末装置
に格納しておき、ユーザが必要な時に、情報受信端末装
置204はユーザ認証を経てこの識別データC1を入手
する手順を付加することにより、容量の小さな識別デー
タを交換するだけで、識別データをコピーする情報受信
端末装置は容易に識別データを入手でき、かつ実際に情
報を扱っていない為に識別データを安全に入手すること
が出来ることから、情報受信端末装置間の識別データの
交換を促進することができる。
【0040】次に、本発明の第4の実施の形態における
情報配信装置について、図1を例に説明する。本発明の
第4の実施の形態における情報配信装置100は、情報
受信端末装置200に対し、有線、無線を介して情報配
信を行なうデータ通信において、情報受信端末装置20
0から送信された識別データの正当性のチェックや、識
別データなしで情報送信要求が来た場合に、識別データ
リストの生成を行ない、これを情報受信端末装置200
に送信する識別データ管理手段3と、情報受信端末装置
200から受信した識別データに対応する情報を検索
し、情報受信端末装置200へ送信する情報管理手段4
を備えることを特徴とする。
【0041】以上説明したように、情報受信端末装置2
00から送信された識別データに対応した情報を配信す
ることにより、情報の不正コピーの防止と、情報を格納
する記憶媒体の効率的な利用と、情報受信端末装置20
0との間で情報配信装置100の情報の共有を容易にす
ることができる。
【0042】次に、本発明の第5の実施の形態における
情報受信端末装置について、図1を例に説明する。本発
明の第5の実施の形態における情報受信端末装置200
は、情報配信装置100から有線、無線を介して情報配
信を受けるデータ通信において、ユーザが選択した情報
の識別データを情報配信装置100へ送信する識別デー
タ管理手段5と、情報配信装置100から送信された情
報を受け取り、情報の種別により処理を行なう情報処理
手段6とを備えることを特徴とする。
【0043】以上説明したように、送信した識別データ
に対応する情報を情報配信装置100から入手すること
により、情報の不正コピーを防止し、情報を格納する記
憶媒体を効率的に利用し、情報受信端末装置200間で
情報の共有を容易にすることができる。
【0044】次に、本発明の第6の実施の形態における
情報配信システムについて、図1を例に説明する。本発
明の第6の実施の形態である情報配信システムは、情報
配信装置100と情報受信端末装置200との間で有
線、無線を介して情報配信を行なうデータ通信におい
て、情報配信装置100は情報受信端末装置200から
送信された識別データの正当性のチェックや、識別デー
タなしで情報送信要求が来た場合に、識別データリスト
の生成を行ない、これを情報受信端末装置200に送信
する識別データ管理手段3と、識別データに対応する情
報を検索して情報受信端末装置200へ送信する情報管
理手段4とを備えた情報配信装置100と、ユーザが選
択した情報の識別データを情報配信装置100へ送信す
る識別データ管理手段5と、情報配信装置100から送
信された情報を受け取り、情報の種別により処理を行な
う情報処理手段6を備えることを特徴とするの情報受信
端末装置200とを備えることを特徴とする。
【0045】以上説明したように、情報受信端末装置2
00では識別データを送信し、情報配信装置100は対
応する情報を配信し、さらに情報受信端末装置200で
その情報を処理することにより、情報の不正コピーを防
止し、情報を格納する記憶媒体の効率的な利用と、情報
受信端末装置200との間で情報の共有を容易にするこ
とができる。
【0046】また、本発明の実施の形態で使用する記憶
媒体は、ディスク、テープ、カード、ICボード等如何
なるものでも、その種類は問わない。
【0047】
【発明の効果】本発明における情報配信方法及び情報配
信システムは、上記のように構成され、特に、情報配信
を受ける端末装置では、情報を識別する識別データのみ
を保有し、情報が必要なときに情報配信装置からその情
報を受けるようにしたことにより、各端末装置におい
て、同じ情報を様々な形態で、または様々な媒体に保持
する必要がなく、必要に応じ何時でも何処でも必要な情
報を入手して処理し加工することができ、しかも、識別
データさえ持っていれば、他の情報受信端末装置からも
同様に情報を入手することができることから、情報を格
納する記憶媒体の効率的な利用と、端末装置間の情報共
有を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における情報配信システ
ムの基本構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における情報配信シ
ステムのデータ処理工程を示す図、
【図3】本発明の第2の実施の形態における情報配信シ
ステムのデータ処理工程を示す図、
【図4】本発明の第3の実施の形態における情報配信シ
ステムのデータ処理工程を示す図。
【符号の説明】
1、11、22 識別データデータベースの記憶媒体 2、12、23 情報データベースの記憶媒体 3 識別データ管理手段 4 情報管理手段 5 識別データ管理手段 6 情報処理手段 7、17、30、42、43 識別データの記憶媒体 8、18、31 情報の記憶媒体 13、15、25、28、41、44 識別データ管理
工程 14、26 情報管理工程 16、29 情報処理工程 22 識別データリストデータベース 24 識別データリスト管理工程 26 識別データリスト表示工程

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報配信装置から端末装置に対し情報を配
    信するデータ通信において、前記情報配信装置は、端末
    装置から送信された識別データの正当性をチェックし、
    正当と判定すると前記送信された識別データに対応する
    情報を前記端末装置へ送信し、前記端末装置は、ユーザ
    が選択した情報の識別データを伴う前記端末装置の識別
    データを前記情報配信装置へ送信し、前記情報配信装置
    から送信された前記ユーザが選択した情報を受け取り、
    情報の種別により処理する各工程を備えることを特徴と
    する情報配信方法。
  2. 【請求項2】前記端末装置が受信した情報を処理する工
    程において、ストリーム系情報の処理を終了したのち
    に、受信した情報を記憶媒体に残さないことを特徴とす
    る請求項1記載の情報配信方法。
  3. 【請求項3】前記情報配信装置において、情報を前記端
    末装置へ送信する工程は送信する情報に利用制限データ
    を付加し、前記端末装置において、前記受信した情報を
    処理する工程は利用制限データをチェックして、利用制
    限を越えた情報を消去する各工程を備えることを特徴と
    する請求項1記載の情報配信方法。
  4. 【請求項4】前記情報配信装置において、情報を前記端
    末装置へ送信する工程は情報を暗号化して送信し、前記
    端末装置において、前記受信した情報を処理する工程
    は、暗号化された受信情報を復号化する各工程を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情
    報配信方法。
  5. 【請求項5】前記端末装置において、前記ユーザが選択
    した情報の識別データを伴う前記端末装置の識別データ
    を情報配信装置へ送信する工程は、前記端末装置に固有
    の情報を前記識別データに付加して送信し、前記情報配
    信装置において、情報を前記端末装置へ送信する工程
    は、送信する情報を前記識別データで指定した前記端末
    装置に固有の加工を行ない送信することを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の情報配信方法。
  6. 【請求項6】前記情報配信装置において、前記端末装置
    から送信された識別データの正当性をチェックする工程
    は、前記端末装置からの識別データ供給の要求に対し、
    識別データのリストを前記端末装置に送信する工程を有
    し、前記端末装置において、前記端末装置の識別データ
    を前記情報配信装置へ送信する工程は、前記受信した識
    別データのリストからユーザに識別データを選択させ、
    選択した識別データを前記情報配信装置へ送信する工程
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載の情報配信方法。
  7. 【請求項7】前記情報配信装置における、識別データの
    リストを前記端末装置に送信する工程において、複数の
    識別データにより複数の情報を組み合わせた複合情報を
    送信することを特徴とする請求項6記載の情報配信方
    法。
  8. 【請求項8】前記端末装置における、ユーザが選択した
    情報の識別データを前記情報配信装置へ送信する工程に
    おいて、前記端末装置は前記識別データを内部の記憶媒
    体に保持し、有線、無線を介して他の端末装置の記憶媒
    体へコピーすることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかに記載の情報配信方法。
  9. 【請求項9】前記端末装置における、ユーザが選択した
    情報の識別データを前記情報配信装置へ送信する工程に
    おいて、識別データは取り外し自在の記憶媒体に記録さ
    れ、他の端末装置に装着して入力するようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報配信
    方法。
  10. 【請求項10】前記端末装置における、ユーザが選択し
    た情報の識別データを前記情報配信装置へ送信する工程
    において、前記識別データを前記端末装置がアクセス可
    能な他の端末装置に格納しておき、所望のときに前記端
    末装置から前記他の端末装置をアクセスして前記識別デ
    ータを呼び出すことを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかに記載の情報配信方法。
  11. 【請求項11】情報配信装置から情報受信端末装置に対
    し情報を配信するデータ通信において、情報受信端末装
    置から送信した識別データの正当性をチェックし、識別
    データなしで情報受信端末装置から情報の送信要求があ
    ったときに識別データを生成して前記送信要求した情報
    受信端末装置に送信する識別データ管理手段と、受信し
    た識別データに対応する情報を検索して情報受信端末装
    置に送信する情報管理手段とを備えることを特徴とする
    情報配信装置。
  12. 【請求項12】情報配信装置から情報受信端末装置に対
    し情報を配信するデータ通信において、ユーザが選択し
    た情報の識別データを前記情報配信装置へ送信する識別
    データ管理手段と、前記情報配信装置から送信された情
    報を受け取り、情報の種別により処理を行なう情報処理
    手段とを備えることを特徴とする情報受信端末装置。
  13. 【請求項13】情報配信装置から情報受信端末装置に対
    し情報を配信するデータ通信において、請求項11に記
    載の情報配信装置と、請求項12に記載の情報受信端末
    装置とを備えることを特徴とする情報配信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005181652A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Yamaha Corp 音楽コンテンツ処理プログラム及び電子楽器
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