JP2001272116A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2001272116A
JP2001272116A JP2000091581A JP2000091581A JP2001272116A JP 2001272116 A JP2001272116 A JP 2001272116A JP 2000091581 A JP2000091581 A JP 2000091581A JP 2000091581 A JP2000091581 A JP 2000091581A JP 2001272116 A JP2001272116 A JP 2001272116A
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refrigerant
compressor
condenser
liquid
cooling device
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JP2000091581A
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English (en)
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Masaaki Sawadaishi
正明 沢田石
Shinji Sekine
信次 関根
Shinichi Ishigami
信一 石上
Yoshiyuki Matsubara
由行 松原
Kensuke Oka
健助 岡
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量の凝縮器を必要とする冷媒及び大容量
の凝縮器を必要としない冷媒のどちらの冷媒でも使用す
ることができる冷却装置を提供する。 【解決手段】 凝縮器4にて放熱した液冷媒を圧縮機2
に供給して冷却するリキッドインジェクション回路25
を設ける。大容量を必要とする冷媒に合わせて凝縮器4
容量を設定する。圧縮機2の吐出冷媒温度を検出してイ
ンジェクション量を調整するサーモバルブ23をリキッ
ドインジェクション回路25に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機、凝縮器、
減圧装置及び蒸発器などから冷媒回路を構成して成る冷
却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種冷却装置は、例えば冷凍
ショーケースなどでは冷却装置を構成する冷媒回路にお
いては、例えばR−404Aなどの沸点が比較的低い特
性の冷媒が使用されている。このような沸点が比較的の
低い冷媒は大きな容量の凝縮器でなければ凝縮液化でき
ない。
【0003】一方、冷蔵ショーケースなどでは冷却装置
を構成する冷媒回路においては、例えばR−407Cな
どの沸点が比較的高い特性の冷媒(この場合、R−40
4Aなどの沸点が比較的が低い特性の冷媒よりも沸点が
高い冷媒)が使用されている。このような沸点が比較的
の高い冷媒は、沸点が比較的の低い冷媒に対して小さい
容量の凝縮器が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなR−407Cなどの沸点の高い冷媒を使用している
大きな容量の凝縮器で、R−404Aなどの沸点が比較
的が低い特性の冷媒を用いると冷媒が過度に冷却されて
しまう。そのため、従来ではR404A用の圧縮機、凝
縮器を含めた冷却装置、或いは、R407C用の圧縮
機、凝縮器を含めた冷却装置がそれぞれ必要であった。
【0005】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、大容量の凝縮器を必要とす
る冷媒及び大容量の凝縮器を必要としない冷媒のどちら
の冷媒でも使用することができる冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の冷却装置
は、圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器などから冷媒
回路を構成して成る冷却装置であって、凝縮器にて放熱
した液冷媒を圧縮機に供給して冷却するリキッドインジ
ェクション回路と、このリキッドインジェクション回路
に設けられ、圧縮機の吐出冷媒温度を検出してインジェ
クション量を調整するサーモバルブを備え、凝縮器の容
量を、当該凝縮器容量として大容量を必要とする冷媒に
合わせて設定したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面に基づき本発明の実施例
を説明する。図1は本発明の冷却装置1の冷媒回路図を
示している。
【0008】冷却装置1は、例えば冷凍、冷蔵ショーケ
ース等の庫内を冷却するために用いられるものであり、
ロータリーコンプレッサ、スクロールコンプレッサ等に
て構成された圧縮機2の吐出側の配管3は凝縮器4に接
続されている。凝縮器4の出口側は受液器5に接続さ
れ、受液器5の出口側の配管6は冷媒液出口サービスバ
ルブ7、ドライヤ8を介してサービスバルブ9に配管接
続されている。
【0009】サービスバルブ9は室外機1B(2点鎖線
枠内)に取り付けられ、このサービスバルブ9の出口側
の配管10は液管電磁弁11を介して、減圧装置として
の膨張弁12に接続され、膨張弁12は蒸発器13(室
内機1A)に接続されている。
【0010】蒸発器13の出口側の配管14は室外機1
Bの入り口に設けられたサービスバルブ15に接続さ
れ、サービスバルブ15の出口側の配管16はストレー
ナ17、圧縮機2側を順方向とする逆止弁18を介して
アキュムレータ19、20に接続され、アキュムレータ
20は圧縮機2の吸込側の配管21に接続されて環状の
冷媒回路を構成している。
【0011】前記受液器5とサービスバルブ7間の配管
6にはリキッドインジェクション回路25が設けられ、
このリキッドインジェクション回路25は配管6から分
岐してストレーナ22、サーモバルブ23及びキャピラ
リチューブ24を介して圧縮機2に接続されている。サ
ーモバルブ23にはセンサ23Aが接続されておりこの
センサ23Aは圧縮機2の吐出側の配管3に取り付けら
れている。
【0012】更に、受液器5とサービスバルブ7間の配
管6及びサービスバルブ15とストレーナ17間の配管
16には高低圧圧力スイッチ28が接続されている。高
低圧圧力スイッチ28は減圧チューブ26、減圧チュー
ブ27を介して配管6と配管16の圧力を検出し、両配
管6、16の圧力が、所定の圧力差以上になった場合、
圧縮機2停止し保護している。
【0013】また、前記サーモバルブ23は、圧縮機2
の吐出側の配管3に取り付けられたセンサ23Aが検出
した温度に応じて開閉する。即ち、サーモバルブ23
は、センサ23Aが検出した圧縮機2の吐出冷媒温度に
よって受液器5から出た冷媒を圧縮機2に流入させる、
所謂インジェクション量を圧縮機2の吐出冷媒温度に応
じて調整できるように構成されている。
【0014】次に、冷却装置1の動作を説明する。尚、
冷媒回路内には沸点が比較的低い特性の冷媒(R−40
4A)が所定量封入され、凝縮器4は大きな容量のもの
で、サービスバルブ7、9、15及び液管電磁弁11は
開いているものとする。圧縮機2が運転されると、圧縮
機2から高温高圧のガス冷媒が吐出され、吐出された高
温高圧のガス冷媒は配管3内を通り凝縮器4に流入す
る。
【0015】凝縮器4に流入した冷媒はそこで放熱して
凝縮液化された後、受液器5に流入しそこで一旦貯溜さ
れる。受液器5に貯溜された液冷媒は、気液分離して液
冷媒だけが配管6、サービスバルブ7、ドライヤ8、サ
ービスバルブ9、配管10、液管電磁弁11を経て膨張
弁12に至り、そこで絞られた後、蒸発器13に流入す
る。
【0016】蒸発器13に流入した液冷媒はそこで蒸発
気化し、その時に周囲から熱を吸収することにより冷却
作用を発揮し庫内を冷却する。蒸発器13を出た冷媒は
配管14、サービスバルブ15、配管16、ストレーナ
17、逆止弁18を経てアキュムレータ19、20に入
り、そこで未蒸発液冷媒が気液分離された後、ガス冷媒
のみが配管21から圧縮機2に吸い込まれる。
【0017】ここで、冷媒回路内には沸点が低い冷媒が
封入されているので、圧縮機2は温度上昇して高温とな
る。圧縮機2が高温となるセンサ23Aは圧縮機2の吐
出側の配管3の温度を検出しているので、検出した温度
が予め設定した温度より高温の場合、サーモバルブ23
はその温度に応じて開く。サーモバルブ23が開くと、
受液器5から出た液冷媒の一部はリキッドインジェクシ
ョン回路25にも流入し、ストレーナ22、サーモバル
ブ23を経てキャピラリチューブ24にて絞られた後、
圧縮機2内に吐出される。
【0018】そして、圧縮機2内に吐出された液冷媒は
そこで蒸発し、吸熱作用を発揮して圧縮機2を冷却す
る。これによって冷却運転時、圧縮機2の異常な温度上
昇は防止されるので、圧縮機2は異常な温度上昇により
停止することはなくなる。尚、低外気温時に凝縮器4で
液化された冷媒温度が低くなると、圧縮機2にリキッド
インジェクションすることで圧縮機2のオイル温度が低
下し過ぎるようになるが、サーモバルブ23でインジェ
クション量を調整するので問題無くなる。
【0019】一方、冷媒回路に沸点が比較的高い特性の
冷媒(例えばR−407C)が封入され圧縮機2が運転
されると、圧縮機2の温度は上昇し吐出側の配管3温度
も上昇する。センサ23Aは、その配管3の温度を検出
し、サーモバルブ23はその温度に対応して開閉する
が、冷媒回路内には沸点が比較的高い特性の冷媒が封入
されているので、圧縮機2の吐出側の配管3温度はサー
モバルブ23が開く温度まで上昇せず、圧縮機2はリキ
ッドインジェクションされない。
【0020】即ち、受液器5から出た液冷媒を圧縮機2
に流入させるリキッドインジェクションを行なうと、圧
縮機2の冷媒吐出温度が低下してしまい凝縮器4で冷媒
を凝縮し過ぎてしまうので、サーモバルブ23は閉じた
ままで圧縮機2はリキッドインジェクションされない。
尚、何らかの理由で圧縮機2の負荷が大きくなって吐出
温度が高温になり、センサ23Aがその高温を検出した
場合、サーモバルブ23はその温度に応じて開き圧縮機
2にリキッドインジェクションを行なう。
【0021】このように、冷却装置1の凝縮器4の容量
を、大容量を必要とする冷媒に合わせて設定しているの
で、従来のように大容量を必要とする冷媒用の凝縮器4
を備えた冷却装置と、大容量を必要としない冷媒用の凝
縮器を備えた冷却装置とを数種類用意する必要もなくな
る。これにより、沸点の比較的高い特性の冷媒(R−4
07C)、及び、沸点の比較的低い冷媒(R−404
A)のどちらの冷媒でも一台の冷却装置1で使用するこ
とができるようになる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の冷却装置によ
れば、凝縮器にて放熱した液冷媒を圧縮機に供給して冷
却するリキッドインジェクション回路と、このリキッド
インジェクション回路に設けられ、圧縮機の吐出冷媒温
度を検出してインジェクション量を調整するサーモバル
ブを備え、凝縮器の容量を、当該凝縮器容量として大容
量を必要とする冷媒に合わせて設定したので、大容量の
凝縮器を必要とする冷媒及び大容量の凝縮器を必要とし
ない冷媒のどちらの冷媒でも一台の冷却装置で使用する
ことが可能となる。従って、従来のように沸点の比較的
低い冷媒(R404A)用の圧縮機、凝縮器を含めた冷
却装置、或いは、沸点の比較的低い冷媒(R407C
用)の圧縮機、凝縮器を含めた冷却装置をそれぞれ設け
る必要もなくなり、冷却装置の利便性を大幅に向上させ
ることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2 圧縮機 4 凝縮器 5 受液器 8 ドライヤ 12 膨張弁 13 蒸発器 20 アキュムレータ 23 サーモバルブ 23A センサ 24 キャピラリチューブ 25 リキッドインジェクション回路 28 高低圧圧力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石上 信一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松原 由行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 岡 健助 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器な
    どから冷媒回路を構成して成る冷却装置において、 前記凝縮器にて放熱した液冷媒を前記圧縮機に供給して
    冷却するリキッドインジェクション回路と、このリキッ
    ドインジェクション回路に設けられ、前記圧縮機の吐出
    冷媒温度を検出してインジェクション量を調整するサー
    モバルブを備え、前記凝縮器の容量を、当該凝縮器容量
    として大容量を必要とする冷媒に合わせて設定したこと
    を特徴とする冷却装置。
JP2000091581A 2000-03-29 2000-03-29 冷却装置 Pending JP2001272116A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009529123A (ja) * 2006-03-27 2009-08-13 株式会社前川製作所 蒸気圧縮式冷凍サイクル、その制御方法およびそれを用いた冷凍装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4726258B2 (ja) * 2006-03-27 2011-07-20 株式会社前川製作所 蒸気圧縮式冷凍サイクルを用いた冷凍若しくは空調装置、及びその制御方法
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