JP2001271392A - 湯水混合水栓 - Google Patents
湯水混合水栓Info
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- JP2001271392A JP2001271392A JP2000085401A JP2000085401A JP2001271392A JP 2001271392 A JP2001271392 A JP 2001271392A JP 2000085401 A JP2000085401 A JP 2000085401A JP 2000085401 A JP2000085401 A JP 2000085401A JP 2001271392 A JP2001271392 A JP 2001271392A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湯側流路に分岐部を備えた湯水混合水栓にお
いて、水側流路内での圧力の異常上昇を的確に防止し、
これにより、湯水混合水栓の無人状態での稼働時に、大
量に、しかも長時間に渡って熱水が通水されても、十分
な安全性を確保する。 【解決手段】 湯水の吐止水を制御する吐止水弁11
と、吐止水弁11の一次側の水側流路30に逆止弁50
と、吐止水弁11の一次側の湯側流路20に分岐部21
とを備えた湯水混合水栓である。逆止弁50と吐止水弁
11とにより閉塞された水側流路30内の異常圧力上昇
を防止する手段を設けた。この手段としては、所定以上
の圧力により開弁して水側流路30の水を逆止弁50の
一次側に逃がす安全弁60等を例示できる。
いて、水側流路内での圧力の異常上昇を的確に防止し、
これにより、湯水混合水栓の無人状態での稼働時に、大
量に、しかも長時間に渡って熱水が通水されても、十分
な安全性を確保する。 【解決手段】 湯水の吐止水を制御する吐止水弁11
と、吐止水弁11の一次側の水側流路30に逆止弁50
と、吐止水弁11の一次側の湯側流路20に分岐部21
とを備えた湯水混合水栓である。逆止弁50と吐止水弁
11とにより閉塞された水側流路30内の異常圧力上昇
を防止する手段を設けた。この手段としては、所定以上
の圧力により開弁して水側流路30の水を逆止弁50の
一次側に逃がす安全弁60等を例示できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本各発明は、湯水の吐止水を
制御する吐止水弁と、該吐止水弁の一次側の水側流路に
逆止弁と、吐止水弁の一次側の湯側流路に分岐部と、を
備えた湯水混合水栓に関する。
制御する吐止水弁と、該吐止水弁の一次側の水側流路に
逆止弁と、吐止水弁の一次側の湯側流路に分岐部と、を
備えた湯水混合水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な湯水混合水栓は、湯側流路と、
水側流路と、これら湯側流路及び水側流路からの湯水の
吐止水制御を行う吐止水弁と、湯側流路及び水側流路か
ら水道配管側への逆流を防止するための逆止弁とを備え
ている。そして、このような湯水混合水栓の中には、食
器洗浄機、洗濯機、或いは、熱水により食器類の殺菌を
行う殺菌装置等の各種の機器(以下、単に機器という)
へと湯側流路を分岐する分岐部を備えたものがある。
水側流路と、これら湯側流路及び水側流路からの湯水の
吐止水制御を行う吐止水弁と、湯側流路及び水側流路か
ら水道配管側への逆流を防止するための逆止弁とを備え
ている。そして、このような湯水混合水栓の中には、食
器洗浄機、洗濯機、或いは、熱水により食器類の殺菌を
行う殺菌装置等の各種の機器(以下、単に機器という)
へと湯側流路を分岐する分岐部を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】湯側流路に分岐部を備
え、分岐された湯側流路に機器が接続された湯水混合水
栓では、通常、機器を使用するに際して吐止水弁が止水
操作されるため、水側流路が吐止水弁と逆止弁とにより
閉塞された状態となる。ここで、機器の使用時には、給
湯源からの温水が湯側流路を通過するため、給水栓本体
が加熱される。よって、機器の使用時に、上記のように
閉塞された水側流路内の水が熱膨張して、圧力の異常上
昇を生ずることがある。そして、このように圧力異常上
昇が生ずると、吐止水弁、給水栓本体、供給管等に不具
合を来す。例えば、吐止水弁、給水栓本体等のシール部
分において漏れや破損を生じたり、給水栓本体や供給管
に破壊を生ずる等の種々の不具合を来す。特に、食器洗
浄機においては、洗浄能力の向上を図るために、摂氏6
0〜70度の熱水が湯側流路に通水され、洗濯機におい
ても、油汚れを洗い落とすために、摂氏40〜60度の
熱水が湯側流路に通水されることもある。また、殺菌装
置では、摂氏70度以上の熱水が通水される。よって、
上記問題が生じ易い。
え、分岐された湯側流路に機器が接続された湯水混合水
栓では、通常、機器を使用するに際して吐止水弁が止水
操作されるため、水側流路が吐止水弁と逆止弁とにより
閉塞された状態となる。ここで、機器の使用時には、給
湯源からの温水が湯側流路を通過するため、給水栓本体
が加熱される。よって、機器の使用時に、上記のように
閉塞された水側流路内の水が熱膨張して、圧力の異常上
昇を生ずることがある。そして、このように圧力異常上
昇が生ずると、吐止水弁、給水栓本体、供給管等に不具
合を来す。例えば、吐止水弁、給水栓本体等のシール部
分において漏れや破損を生じたり、給水栓本体や供給管
に破壊を生ずる等の種々の不具合を来す。特に、食器洗
浄機においては、洗浄能力の向上を図るために、摂氏6
0〜70度の熱水が湯側流路に通水され、洗濯機におい
ても、油汚れを洗い落とすために、摂氏40〜60度の
熱水が湯側流路に通水されることもある。また、殺菌装
置では、摂氏70度以上の熱水が通水される。よって、
上記問題が生じ易い。
【0004】尚、本各発明に係る湯水混合水栓とは対象
が異なるが、湯側流路に分岐部を備えない一般的な湯水
混合水栓においても、吐止水弁により、水側流路を閉塞
する一方で湯側流路を開放し、吐水口から熱水を吐水さ
せると、閉塞された水側流路内の圧力が異常に上昇する
といった現象が生ずる。このため、この種の従来の湯水
混合水栓においては、水側流路の圧力を逃がすこと(特
公昭56−24825号公報)、この圧力上昇を緩和す
ること(特開平9−14501号公報)が行われてい
る。例えば、図11に示すように、水側流路30と、湯
及び水の混合調節機能を備えた吐止水弁12の混合室1
9との間等に圧逃がし流路40を設け、この圧逃がし流
路40に介在された圧力逃がし弁41によって、水側流
路30内の圧力を混合室19に逃がすことが行われてい
る。
が異なるが、湯側流路に分岐部を備えない一般的な湯水
混合水栓においても、吐止水弁により、水側流路を閉塞
する一方で湯側流路を開放し、吐水口から熱水を吐水さ
せると、閉塞された水側流路内の圧力が異常に上昇する
といった現象が生ずる。このため、この種の従来の湯水
混合水栓においては、水側流路の圧力を逃がすこと(特
公昭56−24825号公報)、この圧力上昇を緩和す
ること(特開平9−14501号公報)が行われてい
る。例えば、図11に示すように、水側流路30と、湯
及び水の混合調節機能を備えた吐止水弁12の混合室1
9との間等に圧逃がし流路40を設け、この圧逃がし流
路40に介在された圧力逃がし弁41によって、水側流
路30内の圧力を混合室19に逃がすことが行われてい
る。
【0005】しかしながら、このような湯水混合水栓に
おいて、水側流路の加熱により生ずる水漏れ等の問題
は、吐水口からの熱水の吐水を行う使用態様において生
じる現象であり、この使用態様は、使用者が直接、湯水
混合水栓を使用する態様である。よって、例え上記問題
が生じたとしても、これにより生じる被害を最小限に止
めることが容易である。何故ならば、湯水混合水栓の使
用時に水漏れ等が生じれば、止水栓や水道配管の元栓を
閉じることにより、湯水混合水栓への湯や水の供給を直
ちに遮断して、それ以上の水漏れが生じないように対策
することができるからである。また、吐水口から熱水を
吐水させる使用態様として考えられるのは、ヤカンや鍋
に熱水を溜める程度であり、大量に、しかも、長時間に
渡って熱水を吐水させるといった使用態様は、希であ
る。よって、熱水の吐水により生じる水漏れ等の問題
は、ごく希に起きる現象であり、被害も比較的小さいと
考えられる。
おいて、水側流路の加熱により生ずる水漏れ等の問題
は、吐水口からの熱水の吐水を行う使用態様において生
じる現象であり、この使用態様は、使用者が直接、湯水
混合水栓を使用する態様である。よって、例え上記問題
が生じたとしても、これにより生じる被害を最小限に止
めることが容易である。何故ならば、湯水混合水栓の使
用時に水漏れ等が生じれば、止水栓や水道配管の元栓を
閉じることにより、湯水混合水栓への湯や水の供給を直
ちに遮断して、それ以上の水漏れが生じないように対策
することができるからである。また、吐水口から熱水を
吐水させる使用態様として考えられるのは、ヤカンや鍋
に熱水を溜める程度であり、大量に、しかも、長時間に
渡って熱水を吐水させるといった使用態様は、希であ
る。よって、熱水の吐水により生じる水漏れ等の問題
は、ごく希に起きる現象であり、被害も比較的小さいと
考えられる。
【0006】これに対して、湯側流路を分岐させて機器
を接続する場合では、機器の稼働時に使用者がこれらの
機器に就いていることは希である。特に、機器が食器洗
浄機や洗濯機等である場合、これらの機器は、通常、他
の家事の従事中や就寝時、或いは外出時に、無人状態で
長時間稼働される。よって、水漏れ等の問題が生じた場
合には、これに気が付かず、被害を甚大なものとしてし
まう虞がある。また、例えば食器洗浄機や洗濯機では、
熱水が大量に、しかも長時間に渡って使用されるため、
水側流路が加熱される度合いが大きくなり、これにより
大きな不具合が生じる可能性も高くなる。
を接続する場合では、機器の稼働時に使用者がこれらの
機器に就いていることは希である。特に、機器が食器洗
浄機や洗濯機等である場合、これらの機器は、通常、他
の家事の従事中や就寝時、或いは外出時に、無人状態で
長時間稼働される。よって、水漏れ等の問題が生じた場
合には、これに気が付かず、被害を甚大なものとしてし
まう虞がある。また、例えば食器洗浄機や洗濯機では、
熱水が大量に、しかも長時間に渡って使用されるため、
水側流路が加熱される度合いが大きくなり、これにより
大きな不具合が生じる可能性も高くなる。
【0007】本各発明は、湯側流路に分岐部を有するこ
とから新たな使用態様が考えられる湯水混合水栓につい
てなされたものであり、その目的とするところは、湯側
流路に分岐部を備えた湯水混合水栓において、水側流路
内での圧力の異常上昇を的確に防止し、これにより、湯
水混合水栓の無人状態での稼働時に、大量に、しかも長
時間に渡って熱水が通水されても、十分な安全性を確保
することである。
とから新たな使用態様が考えられる湯水混合水栓につい
てなされたものであり、その目的とするところは、湯側
流路に分岐部を備えた湯水混合水栓において、水側流路
内での圧力の異常上昇を的確に防止し、これにより、湯
水混合水栓の無人状態での稼働時に、大量に、しかも長
時間に渡って熱水が通水されても、十分な安全性を確保
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、先ず、請求項1の発明が採った手段は、「湯水の
吐止水を制御する吐止水弁と、該吐止水弁の一次側の水
側流路に逆止弁と、吐止水弁の一次側の湯側流路に分岐
部とを備えた湯水混合水栓において、前記逆止弁と前記
吐止水弁とにより閉塞された水側流路内の異常圧力上昇
を防止する手段を設けたことを特徴とする湯水混合水
栓」である。
めに、先ず、請求項1の発明が採った手段は、「湯水の
吐止水を制御する吐止水弁と、該吐止水弁の一次側の水
側流路に逆止弁と、吐止水弁の一次側の湯側流路に分岐
部とを備えた湯水混合水栓において、前記逆止弁と前記
吐止水弁とにより閉塞された水側流路内の異常圧力上昇
を防止する手段を設けたことを特徴とする湯水混合水
栓」である。
【0009】本発明によると、湯側流路に分岐部を備え
た湯水混合栓において、分岐部に機器を接続し、機器に
熱水を供給して使用する態様であっても、上記手段によ
って水側流路内での圧力上昇を確実に防止できるため、
この湯水混合水栓の周辺部分等において水漏れ等によっ
て甚大な被害を生ずることを確実に防止できる。
た湯水混合栓において、分岐部に機器を接続し、機器に
熱水を供給して使用する態様であっても、上記手段によ
って水側流路内での圧力上昇を確実に防止できるため、
この湯水混合水栓の周辺部分等において水漏れ等によっ
て甚大な被害を生ずることを確実に防止できる。
【0010】また、分岐部を備えない湯水混合水栓で
は、熱水の通水及び停止が、当然、吐止水弁を操作する
ことにより行われるものであるため、使用者が湯水混合
水栓から長時間離れて、無人の状態で使用することはで
きない。これに対して、本発明に係る湯水混合水栓で
は、吐止水弁の操作に関わらず熱水の通水が可能である
ため、使用者が湯水混合水栓から長時間離れて、無人の
状態で使用することができる。ここで、分岐部からの熱
水の流通を制御する吐止水弁が機器に設けられている場
合には、分岐部から機器の吐止水弁までにおけるホース
等の配管や接続具等の部材に、給湯圧力に耐え得る程度
の耐圧構造を採用するのが好適である。
は、熱水の通水及び停止が、当然、吐止水弁を操作する
ことにより行われるものであるため、使用者が湯水混合
水栓から長時間離れて、無人の状態で使用することはで
きない。これに対して、本発明に係る湯水混合水栓で
は、吐止水弁の操作に関わらず熱水の通水が可能である
ため、使用者が湯水混合水栓から長時間離れて、無人の
状態で使用することができる。ここで、分岐部からの熱
水の流通を制御する吐止水弁が機器に設けられている場
合には、分岐部から機器の吐止水弁までにおけるホース
等の配管や接続具等の部材に、給湯圧力に耐え得る程度
の耐圧構造を採用するのが好適である。
【0011】尚、「異常圧力上昇を防止する手段」とし
ては、後述するような所定圧力以上で作動する安全弁や
膨張装置に限らず、水側流路内の水が加熱されることに
より膨張することに着目して、ワックスエレメントや形
状記憶合金等による感温素子により所定温度以上で機械
的に駆動される安全弁や膨張装置、電子制御により所定
温度以上で電気的に駆動される安全弁や膨張装置、等を
採用してもよい。
ては、後述するような所定圧力以上で作動する安全弁や
膨張装置に限らず、水側流路内の水が加熱されることに
より膨張することに着目して、ワックスエレメントや形
状記憶合金等による感温素子により所定温度以上で機械
的に駆動される安全弁や膨張装置、電子制御により所定
温度以上で電気的に駆動される安全弁や膨張装置、等を
採用してもよい。
【0012】次に、請求項2の発明が採った手段は、
「前記手段が、所定以上の圧力により開弁して前記水側
流路の水を前記逆止弁の一次側に逃がす安全弁であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓」であ
る。
「前記手段が、所定以上の圧力により開弁して前記水側
流路の水を前記逆止弁の一次側に逃がす安全弁であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓」であ
る。
【0013】請求項2の発明では、水側流路内で所定以
上の圧力上昇が生じた場合に、水側流路の水を逆止弁の
一次側へと逃がすことで、異常圧力上昇を防止する。請
求項2の発明によると、水側流路のみの構造変更により
安全弁を設けることができ、構造を簡略化できる。ま
た、安全弁を逆止弁と一体化することもでき、これによ
り、安全弁を湯水混合水栓に対してコンパクトに納める
こともできる。尚、逆止弁や安全弁の配置部位は、例え
ば、給水栓本体内部、給水栓本体から延設された給水
管、水道配管の端末部と給水管の接続部分等、適宜設定
することができる。ここで、逆止弁及び安全弁を給水栓
本体以外に設けることとすると、種々のタイプの給水栓
本体においても、汎用的に用いることができる。
上の圧力上昇が生じた場合に、水側流路の水を逆止弁の
一次側へと逃がすことで、異常圧力上昇を防止する。請
求項2の発明によると、水側流路のみの構造変更により
安全弁を設けることができ、構造を簡略化できる。ま
た、安全弁を逆止弁と一体化することもでき、これによ
り、安全弁を湯水混合水栓に対してコンパクトに納める
こともできる。尚、逆止弁や安全弁の配置部位は、例え
ば、給水栓本体内部、給水栓本体から延設された給水
管、水道配管の端末部と給水管の接続部分等、適宜設定
することができる。ここで、逆止弁及び安全弁を給水栓
本体以外に設けることとすると、種々のタイプの給水栓
本体においても、汎用的に用いることができる。
【0014】次に、請求項3の発明が採った手段は、
「前記手段が、所定以上の圧力により開弁して前記水側
流路の水を前記吐止水弁の二次側の流路に逃がす安全弁
であることを特徴とする請求項1に記載の湯水混合水
栓」である。
「前記手段が、所定以上の圧力により開弁して前記水側
流路の水を前記吐止水弁の二次側の流路に逃がす安全弁
であることを特徴とする請求項1に記載の湯水混合水
栓」である。
【0015】請求項3の発明では、水側流路内で所定以
上の圧力の上昇が生じた場合に、水側流路の水を吐止水
弁の二次側の流路へと逃がすことで、異常圧力上昇を防
止する。請求項3の発明によると、逆止弁の一次側へと
水を逆流させないため、水道配管側に影響を与えない。
上の圧力の上昇が生じた場合に、水側流路の水を吐止水
弁の二次側の流路へと逃がすことで、異常圧力上昇を防
止する。請求項3の発明によると、逆止弁の一次側へと
水を逆流させないため、水道配管側に影響を与えない。
【0016】次に、請求項4の発明が採った手段は、
「前記手段が、所定以上の圧力により開弁して前記水側
流路の水を給水栓本体外部に逃がす安全弁であることを
特徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓」である。
「前記手段が、所定以上の圧力により開弁して前記水側
流路の水を給水栓本体外部に逃がす安全弁であることを
特徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓」である。
【0017】請求項4の発明では、水側流路内で所定以
上の圧力上昇が生じた場合に、水側流路の水を給水栓本
体外部へと逃がすことで、異常圧力上昇を防止する。請
求項4の発明によると、請求項3の発明と同様に、逆止
弁の一次側へと水を逆流させないため、水道配管側に影
響を与えない。
上の圧力上昇が生じた場合に、水側流路の水を給水栓本
体外部へと逃がすことで、異常圧力上昇を防止する。請
求項4の発明によると、請求項3の発明と同様に、逆止
弁の一次側へと水を逆流させないため、水道配管側に影
響を与えない。
【0018】次に、請求項5の発明が採った手段は、
「前記手段が、所定以上の圧力により開弁して前記水側
流路の水を前記湯側流路に逃がす安全弁であることを特
徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓」である。
「前記手段が、所定以上の圧力により開弁して前記水側
流路の水を前記湯側流路に逃がす安全弁であることを特
徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓」である。
【0019】請求項5の発明では、水側流路内で所定以
上の圧力上昇が生じた場合に、水側流路の水を湯側流路
へと逃がすことで、異常圧力上昇を防止する。ここで、
湯側流路に逃がされた水は、湯側流路の湯に混合されて
使用されるため、逆止弁の一次側に逆流されることはな
く、吐止水弁の二次側の流路から吐水口を通じて滴り落
ちる等して給水栓本体外部へと排出されることもない。
上の圧力上昇が生じた場合に、水側流路の水を湯側流路
へと逃がすことで、異常圧力上昇を防止する。ここで、
湯側流路に逃がされた水は、湯側流路の湯に混合されて
使用されるため、逆止弁の一次側に逆流されることはな
く、吐止水弁の二次側の流路から吐水口を通じて滴り落
ちる等して給水栓本体外部へと排出されることもない。
【0020】尚、「安全弁により水側流路の水を湯側流
路に逃がす構造」は、新規なものであり、本発明の通
り、湯側流路に分岐部を備えた湯水混合水栓のみなら
ず、分岐部を備えない湯水混合水栓に対しても応用する
ことができる。これについて、以下に説明する。
路に逃がす構造」は、新規なものであり、本発明の通
り、湯側流路に分岐部を備えた湯水混合水栓のみなら
ず、分岐部を備えない湯水混合水栓に対しても応用する
ことができる。これについて、以下に説明する。
【0021】従来の湯水混合水栓では、水側流路内の圧
力を、逆止弁の一次側や吐止水弁の二次側に逃がす構造
が種々案出されているが、逆止弁の一次側に逃がすと、
水道配管側に影響を与え、吐止水弁の二次側に逃がす
と、水側流路と吐止水弁の二次側流路といった、流路構
成が大きく異なる流路間に安全弁を設けなければなら
ず、構造が煩雑となる。これに対して、湯側流路に逃が
す構造を採用すれば、水道配管側に影響を与えない。ま
た、水側流路及び湯側流路は、通常、給水栓本体内や給
水栓本体外にて並設されているため、これら流路間に安
全弁を設けることが容易であり、構造を簡略化できる。
力を、逆止弁の一次側や吐止水弁の二次側に逃がす構造
が種々案出されているが、逆止弁の一次側に逃がすと、
水道配管側に影響を与え、吐止水弁の二次側に逃がす
と、水側流路と吐止水弁の二次側流路といった、流路構
成が大きく異なる流路間に安全弁を設けなければなら
ず、構造が煩雑となる。これに対して、湯側流路に逃が
す構造を採用すれば、水道配管側に影響を与えない。ま
た、水側流路及び湯側流路は、通常、給水栓本体内や給
水栓本体外にて並設されているため、これら流路間に安
全弁を設けることが容易であり、構造を簡略化できる。
【0022】最後に、請求項6の発明が採った手段は、
「前記手段が、所定以上の圧力により膨張して前記水側
流路の容積を増加させる膨張装置であることを特徴とす
る請求項1に記載の湯水混合水栓」である。
「前記手段が、所定以上の圧力により膨張して前記水側
流路の容積を増加させる膨張装置であることを特徴とす
る請求項1に記載の湯水混合水栓」である。
【0023】請求項6の発明では、水側流路内で所定以
上の圧力上昇が生じた場合に、膨張装置により水側流路
の容積が増加され、これにより圧力上昇が緩和される。
この請求項6の発明によれば、水側流路の水を他の流路
に逃がす必要が無いため、流路構造を簡略化できる。
尚、膨張装置としては、種々のものを適用することがで
きる。例えば、所定圧力以上でピストンを移動させてシ
リンダー室を膨張させる装置、ゴム等の弾性材により形
成された室を所定圧力以上で膨張させる装置、等が挙げ
られる。また、膨張装置の設置部位は、給水栓本体内
部、給水栓本体外部、給水栓本体に延設された給水管、
水道配管と給水管との接続部分等、適宜設定することが
できる。ここで、膨張装置を給水栓本体以外に設けるこ
ととすると、種々のタイプの給水栓本体においても、汎
用的に用いることができる。
上の圧力上昇が生じた場合に、膨張装置により水側流路
の容積が増加され、これにより圧力上昇が緩和される。
この請求項6の発明によれば、水側流路の水を他の流路
に逃がす必要が無いため、流路構造を簡略化できる。
尚、膨張装置としては、種々のものを適用することがで
きる。例えば、所定圧力以上でピストンを移動させてシ
リンダー室を膨張させる装置、ゴム等の弾性材により形
成された室を所定圧力以上で膨張させる装置、等が挙げ
られる。また、膨張装置の設置部位は、給水栓本体内
部、給水栓本体外部、給水栓本体に延設された給水管、
水道配管と給水管との接続部分等、適宜設定することが
できる。ここで、膨張装置を給水栓本体以外に設けるこ
ととすると、種々のタイプの給水栓本体においても、汎
用的に用いることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】先ず、図1及び図2を用いて、請
求項2の発明を適用した湯水混合水栓を第1例として説
明する。この第1例では、図1に示すように、給水栓本
体10内に水側流路30及び湯側流路20からの湯水の
吐止水を制御する吐止水弁11が設けられている。ここ
で、本例では、吐止水弁11として、互いに摺動して流
路の開閉を行う固定弁体と可動弁体とを用いて構成され
る公知の弁装置が採用されており、この吐止水弁11に
より、湯水の混合調節、吐止水制御、及び、流量調節が
行われる。但し、吐止水弁11はこれに限らない。例え
ば、湯と水との混合度合いを別個のハンドルにより調節
する2ハンドル方式の吐止水弁であってもよいし、カラ
ン又はシャワー等への吐水方向の切り換えと共に吐止水
の制御を行う切換機能を備えた吐水水弁であってもよ
い。
求項2の発明を適用した湯水混合水栓を第1例として説
明する。この第1例では、図1に示すように、給水栓本
体10内に水側流路30及び湯側流路20からの湯水の
吐止水を制御する吐止水弁11が設けられている。ここ
で、本例では、吐止水弁11として、互いに摺動して流
路の開閉を行う固定弁体と可動弁体とを用いて構成され
る公知の弁装置が採用されており、この吐止水弁11に
より、湯水の混合調節、吐止水制御、及び、流量調節が
行われる。但し、吐止水弁11はこれに限らない。例え
ば、湯と水との混合度合いを別個のハンドルにより調節
する2ハンドル方式の吐止水弁であってもよいし、カラ
ン又はシャワー等への吐水方向の切り換えと共に吐止水
の制御を行う切換機能を備えた吐水水弁であってもよ
い。
【0025】吐止水弁11には、湯側流路20、水側流
路30、及び、端末部を吐水口とする吐水流路15が接
続されている。ここで、湯側流路20は分岐部21を有
し、この分岐部21より分岐された分岐流路22には、
食器洗浄機等の機器14が接続されている。また、湯側
流路20においては、分岐部21よりも上流であって、
給湯器を介した水道配管の端末部Hとこれに接続された
給湯管の接続部分に、逆止弁50が介在されている。ま
た、水側流路30においても、水道配管の端末部Cとこ
れに接続された給水管の接続部分に、逆止弁50が介在
されている。尚、本第1例では、分岐部21を給水栓本
体10内に設け、逆止弁50を給水栓本体10外に設置
する態様を例示するが、分岐部21及び逆止弁50の双
方を、給水栓本体10内に設けたり、給水栓本体10外
に設けることもできる。
路30、及び、端末部を吐水口とする吐水流路15が接
続されている。ここで、湯側流路20は分岐部21を有
し、この分岐部21より分岐された分岐流路22には、
食器洗浄機等の機器14が接続されている。また、湯側
流路20においては、分岐部21よりも上流であって、
給湯器を介した水道配管の端末部Hとこれに接続された
給湯管の接続部分に、逆止弁50が介在されている。ま
た、水側流路30においても、水道配管の端末部Cとこ
れに接続された給水管の接続部分に、逆止弁50が介在
されている。尚、本第1例では、分岐部21を給水栓本
体10内に設け、逆止弁50を給水栓本体10外に設置
する態様を例示するが、分岐部21及び逆止弁50の双
方を、給水栓本体10内に設けたり、給水栓本体10外
に設けることもできる。
【0026】図2に示すように、水側流路30の逆止弁
50は、安全弁60を内蔵する構成とされている。ま
た、この逆止弁50は、水道配管と給水管との接続部分
を構成する接続具16に内蔵されており、この接続具1
6内に設けられた弁座部51を開閉するものである。そ
して、この逆止弁50は、案内部材52と、シートパッ
キン53と、第1の付勢手段54と、を備えている。
50は、安全弁60を内蔵する構成とされている。ま
た、この逆止弁50は、水道配管と給水管との接続部分
を構成する接続具16に内蔵されており、この接続具1
6内に設けられた弁座部51を開閉するものである。そ
して、この逆止弁50は、案内部材52と、シートパッ
キン53と、第1の付勢手段54と、を備えている。
【0027】案内部材52及びシートパッキン53は、
各軸心位置に挿通された軸受け部材55の鍔部56と、
この軸受け部材55の反鍔部56側に螺合された固定ナ
ット57とによって挟持されている。そして、圧縮状態
で配置された第1の付勢手段54の付勢力によって、案
内部材52及びシートパッキン53が一体で弁座部51
方向へと付勢され、シートパッキン53が弁座部51に
着座している。尚、本第1例においては、説明の便宜
上、接続具16における弁座部51の一次側の空間を一
次空間17と称し、弁座部51の二次側の空間を二次空
間18と称することとする。
各軸心位置に挿通された軸受け部材55の鍔部56と、
この軸受け部材55の反鍔部56側に螺合された固定ナ
ット57とによって挟持されている。そして、圧縮状態
で配置された第1の付勢手段54の付勢力によって、案
内部材52及びシートパッキン53が一体で弁座部51
方向へと付勢され、シートパッキン53が弁座部51に
着座している。尚、本第1例においては、説明の便宜
上、接続具16における弁座部51の一次側の空間を一
次空間17と称し、弁座部51の二次側の空間を二次空
間18と称することとする。
【0028】安全弁60は、鍔部56の端面で構成され
た弁座部58を開閉するものであり、軸受け部材55に
遊嵌された軸部61と、軸部61一端側に装着されたパ
ッキン62と、軸部61他端側に装着された止め輪63
と、止め輪63及び軸受け部材55間に圧縮状態で介在
された第2の付勢手段64とを備えている。そして、パ
ッキン62は、第2の付勢手段64の付勢力により、軸
部61と一体で二次空間18方向へと付勢され、弁座部
58に着座している。
た弁座部58を開閉するものであり、軸受け部材55に
遊嵌された軸部61と、軸部61一端側に装着されたパ
ッキン62と、軸部61他端側に装着された止め輪63
と、止め輪63及び軸受け部材55間に圧縮状態で介在
された第2の付勢手段64とを備えている。そして、パ
ッキン62は、第2の付勢手段64の付勢力により、軸
部61と一体で二次空間18方向へと付勢され、弁座部
58に着座している。
【0029】本第1例では、止水弁11を開弁して吐水
流路15を通じた吐水を行うと、給水圧により、第1の
付勢手段54の付勢力に抗して、シートパッキン53が
案内部材52と一体で開弁方向に移動する。一方、吐水
弁11を閉弁して吐水を中止すると、シートパッキン5
3は、第1の付勢手段54の付勢力によって案内部材5
2と一体で閉弁方向に移動し、弁座部51に着座する。
このとき、二次空間18内の圧力が正常であれば、安全
弁60のパッキン62は弁座部58に着座したままの状
態となるように、第2の付勢手段64の付勢力が定めら
れている。
流路15を通じた吐水を行うと、給水圧により、第1の
付勢手段54の付勢力に抗して、シートパッキン53が
案内部材52と一体で開弁方向に移動する。一方、吐水
弁11を閉弁して吐水を中止すると、シートパッキン5
3は、第1の付勢手段54の付勢力によって案内部材5
2と一体で閉弁方向に移動し、弁座部51に着座する。
このとき、二次空間18内の圧力が正常であれば、安全
弁60のパッキン62は弁座部58に着座したままの状
態となるように、第2の付勢手段64の付勢力が定めら
れている。
【0030】また、本第1例において、機器14を使用
する場合には、吐止水弁11により湯側流路20及び水
側流路30を閉塞した状態で、湯側流路20に供給され
た湯が、分岐流路22を通じて機器14へと供給され
る。この際、給水栓本体10や給水管等の水側流路30
を構成する部材が加熱される。そして、水側流路30の
二次空間18内の閉塞水が熱膨張し、これにより圧力が
上昇して異常圧力に達したときには、安全弁60が作動
して圧逃がしがなされる。
する場合には、吐止水弁11により湯側流路20及び水
側流路30を閉塞した状態で、湯側流路20に供給され
た湯が、分岐流路22を通じて機器14へと供給され
る。この際、給水栓本体10や給水管等の水側流路30
を構成する部材が加熱される。そして、水側流路30の
二次空間18内の閉塞水が熱膨張し、これにより圧力が
上昇して異常圧力に達したときには、安全弁60が作動
して圧逃がしがなされる。
【0031】具体的には、軸部61と一体のパッキン6
2が第2の付勢手段64の付勢力に対抗しつつ、一次空
間17方向へと若干移動し、弁座部58を開放する。こ
れにより、二次空間18内に存在する閉塞水が一次空間
17へと流出し、二次空間18内の圧逃がしがなされ
る。但し、この圧逃がしを完了し、二次空間18内が正
常な圧力となると、パッキン62は第2の付勢手段64
の付勢力によって弁座部58に着座し、二次空間18を
閉塞する。
2が第2の付勢手段64の付勢力に対抗しつつ、一次空
間17方向へと若干移動し、弁座部58を開放する。こ
れにより、二次空間18内に存在する閉塞水が一次空間
17へと流出し、二次空間18内の圧逃がしがなされ
る。但し、この圧逃がしを完了し、二次空間18内が正
常な圧力となると、パッキン62は第2の付勢手段64
の付勢力によって弁座部58に着座し、二次空間18を
閉塞する。
【0032】このように、本第1例においては、安全弁
60と水側流路30の逆止弁50とを一体化して多機能
型のユニットとするため、安全弁60や逆止弁50等の
給水栓関連機器を接続具16や給水栓本体10に対して
コンパクトな状態で内蔵することができる。また、この
ユニットをさらに多機能化することもできる。例えば、
図3の他の例のように、止水栓としても機能する逆止弁
50に安全弁60を内蔵することもできる。
60と水側流路30の逆止弁50とを一体化して多機能
型のユニットとするため、安全弁60や逆止弁50等の
給水栓関連機器を接続具16や給水栓本体10に対して
コンパクトな状態で内蔵することができる。また、この
ユニットをさらに多機能化することもできる。例えば、
図3の他の例のように、止水栓としても機能する逆止弁
50に安全弁60を内蔵することもできる。
【0033】この他の例に係るユニットは、壁面若しく
は台面等と、給水栓本体との間に介在されるソケット等
の接続具70に装着されるものである。また、このユニ
ットは、接続具70の取付孔71に螺着された止水栓キ
ャップ72と、この止水栓キャップ72に対して螺進可
能に装着されたスピンドル73と、を備えている。
は台面等と、給水栓本体との間に介在されるソケット等
の接続具70に装着されるものである。また、このユニ
ットは、接続具70の取付孔71に螺着された止水栓キ
ャップ72と、この止水栓キャップ72に対して螺進可
能に装着されたスピンドル73と、を備えている。
【0034】ここで、図3に図例の如く、スピンドル7
3の他端面74と、逆止弁50とが非当接となっている
ときに、一次空間17よりシートパッキン53に給水圧
が加わると、逆止弁50は開弁方向に移動して弁座部5
1を開放する。このときの弁座部58の開放量は、スピ
ンドル73の他端面74と逆止弁50との距離を調節し
て定められる。尚、この調節は、スピンドル73の一端
面の工具差し込み部75にマイナスドライバー等の工具
を差し込み、スピンドル73を螺進させて行われる。そ
して、スピンドル73の他端面74を逆止弁50に当接
させると、一次空間17よりシートパッキン53に給水
圧が加わっても、弁座部51を閉塞させた状態が維持さ
れる。
3の他端面74と、逆止弁50とが非当接となっている
ときに、一次空間17よりシートパッキン53に給水圧
が加わると、逆止弁50は開弁方向に移動して弁座部5
1を開放する。このときの弁座部58の開放量は、スピ
ンドル73の他端面74と逆止弁50との距離を調節し
て定められる。尚、この調節は、スピンドル73の一端
面の工具差し込み部75にマイナスドライバー等の工具
を差し込み、スピンドル73を螺進させて行われる。そ
して、スピンドル73の他端面74を逆止弁50に当接
させると、一次空間17よりシートパッキン53に給水
圧が加わっても、弁座部51を閉塞させた状態が維持さ
れる。
【0035】このユニットにおいても、機器14を使用
することで、水側流路30の二次空間18内に異常上昇
を生ずると、軸部61が一次空間17方向へと若干移動
して弁座部58を開放し、圧逃がしがなされる。尚、以
上の各例では、逆止弁50に安全弁60を内蔵する態様
を例示したが、請求項2の発明には、図2及び図3の図
示破線に示すように、水側流路30において、逆止弁5
0の一次側と二次側とを連絡する圧逃がし流路40を付
設し、この圧逃がし流路40中に安全弁60を設置する
こともできる。
することで、水側流路30の二次空間18内に異常上昇
を生ずると、軸部61が一次空間17方向へと若干移動
して弁座部58を開放し、圧逃がしがなされる。尚、以
上の各例では、逆止弁50に安全弁60を内蔵する態様
を例示したが、請求項2の発明には、図2及び図3の図
示破線に示すように、水側流路30において、逆止弁5
0の一次側と二次側とを連絡する圧逃がし流路40を付
設し、この圧逃がし流路40中に安全弁60を設置する
こともできる。
【0036】次に、図4を用いて、請求項3の発明を適
用した湯水混合水栓を第2例として説明する。この第2
例では、水側流路30と、吐止水弁11の二次側の流路
である吐水流路15とを連絡する圧逃がし流路40を設
け、この圧逃がし流路40に安全弁60を配置してあ
る。ここで、安全弁60としては、所定圧力以上で水側
流路30・吐水流路15間を開弁する公知のものが採用
されおり、水側流路30内に圧力の異常上昇が生じる
と、安全弁60が作動して、水側流路30の水を吐水流
路15へと逃がす。尚、吐水流路15は大気開放されて
いるため、水側流路30の水は円滑に逃される。そし
て、吐水流路15へと逃がされた水は、吐水口より滴り
落ちる。この滴り落ちる水により、安全弁60の作動を
確認することができる。
用した湯水混合水栓を第2例として説明する。この第2
例では、水側流路30と、吐止水弁11の二次側の流路
である吐水流路15とを連絡する圧逃がし流路40を設
け、この圧逃がし流路40に安全弁60を配置してあ
る。ここで、安全弁60としては、所定圧力以上で水側
流路30・吐水流路15間を開弁する公知のものが採用
されおり、水側流路30内に圧力の異常上昇が生じる
と、安全弁60が作動して、水側流路30の水を吐水流
路15へと逃がす。尚、吐水流路15は大気開放されて
いるため、水側流路30の水は円滑に逃される。そし
て、吐水流路15へと逃がされた水は、吐水口より滴り
落ちる。この滴り落ちる水により、安全弁60の作動を
確認することができる。
【0037】次に、図5を用いて、請求項4の発明を適
用した湯水混合水栓を第3例として説明する。この第3
例では、水側流路30に、給水栓本体10の外部へと至
る圧逃がし流路40を設け、この圧逃がし流路40に安
全弁60を配置してある。ここで、安全弁60として
は、所定圧力以上で水側流路30・給水栓本体10外部
間を開弁する公知のものが採用されており、水側流路3
0内に圧力の異常上昇が生じると、安全弁60が作動し
て、水側流路30内の水を給水栓本体10の外部へと逃
がす。尚、この湯水混合水栓を流し台や洗面台に適用す
る場合には、逃がし流路40を、図示実線のように、給
水栓本体10から延出して、シンク内や洗面ボウル内に
開放し、逃がした水をシンク内や洗面ボウル内に排出し
たり、図示破線のように、給水栓本体10への給水管か
ら延出して、排水管等に接続し、逃がした水を排水管等
を通じて排出させることもできる。
用した湯水混合水栓を第3例として説明する。この第3
例では、水側流路30に、給水栓本体10の外部へと至
る圧逃がし流路40を設け、この圧逃がし流路40に安
全弁60を配置してある。ここで、安全弁60として
は、所定圧力以上で水側流路30・給水栓本体10外部
間を開弁する公知のものが採用されており、水側流路3
0内に圧力の異常上昇が生じると、安全弁60が作動し
て、水側流路30内の水を給水栓本体10の外部へと逃
がす。尚、この湯水混合水栓を流し台や洗面台に適用す
る場合には、逃がし流路40を、図示実線のように、給
水栓本体10から延出して、シンク内や洗面ボウル内に
開放し、逃がした水をシンク内や洗面ボウル内に排出し
たり、図示破線のように、給水栓本体10への給水管か
ら延出して、排水管等に接続し、逃がした水を排水管等
を通じて排出させることもできる。
【0038】次に、図6を用いて、請求項5の発明を適
用した湯水混合水栓を第4例として説明する。この第4
例では、水側流路30と湯側流路20とを連絡する圧逃
がし流路40を設け、この圧逃がし流路40に安全弁6
0を配置してある。ここで、安全弁60としては、所定
圧力以上で水側流路30・湯側流路20間を開弁する公
知のものが採用されており、水側流路30内に圧力の異
常上昇が生じると、安全弁60が作動して、水側流路3
0の水を湯側流路20へと逃がす。そして、湯側流路2
0へと逃がされた水は、湯側流路20を流れる湯に混ざ
りつつ、機器14にて消費される。
用した湯水混合水栓を第4例として説明する。この第4
例では、水側流路30と湯側流路20とを連絡する圧逃
がし流路40を設け、この圧逃がし流路40に安全弁6
0を配置してある。ここで、安全弁60としては、所定
圧力以上で水側流路30・湯側流路20間を開弁する公
知のものが採用されており、水側流路30内に圧力の異
常上昇が生じると、安全弁60が作動して、水側流路3
0の水を湯側流路20へと逃がす。そして、湯側流路2
0へと逃がされた水は、湯側流路20を流れる湯に混ざ
りつつ、機器14にて消費される。
【0039】尚、請求項5の発明においては、圧逃がし
流路40と安全弁60とを、図示実線のように、給水栓
本体10の内部に設けても、図示破線のように、給水栓
本体10の外部に設けてもよい。但し、圧逃がし流路4
0と安全弁60とを給水栓本体10の外部に設ける態様
によると、給水栓本体10の内部の流路構造を変更する
ことなく、圧逃がし流路40及び安全弁60を設けるこ
とができることから、種々の給水栓本体に対して、汎用
的である。
流路40と安全弁60とを、図示実線のように、給水栓
本体10の内部に設けても、図示破線のように、給水栓
本体10の外部に設けてもよい。但し、圧逃がし流路4
0と安全弁60とを給水栓本体10の外部に設ける態様
によると、給水栓本体10の内部の流路構造を変更する
ことなく、圧逃がし流路40及び安全弁60を設けるこ
とができることから、種々の給水栓本体に対して、汎用
的である。
【0040】次に、図7を用いて、請求項6の発明を適
用した湯水混合水栓を第5例として説明する。この第5
例では、水側流路30の適宜部位に膨張装置42を設け
てある。ここで、膨張装置42としては、シリンダー4
3とピストン44とからなる公知のピストン機構が採用
されている。尚、膨張装置42を、逆止弁50や他の機
器に一体的に設けることもできる。また、膨張装置42
の配置部位としては、給水栓本体10内、給水栓本体1
0外、給水栓本体10への給水管等、適宜設定すること
ができる。
用した湯水混合水栓を第5例として説明する。この第5
例では、水側流路30の適宜部位に膨張装置42を設け
てある。ここで、膨張装置42としては、シリンダー4
3とピストン44とからなる公知のピストン機構が採用
されている。尚、膨張装置42を、逆止弁50や他の機
器に一体的に設けることもできる。また、膨張装置42
の配置部位としては、給水栓本体10内、給水栓本体1
0外、給水栓本体10への給水管等、適宜設定すること
ができる。
【0041】この膨張装置42では、水側流路30に連
通するシリンダー43にピストン44が配設されてお
り、ピストン44の反水側流路30側は大気開放されて
いる。また、ピストン44は、スプリング等の弾性部材
により水側流路30側に付勢されており、通常時には、
シリンダー43の室内を収縮させている。水側流路30
内の圧力の異常上昇を生じた場合には、この圧力によっ
て、ピストン44が弾性部材の付勢力に抗して反水側流
路30方向に移動され、これにより、シリンダー43の
室内が膨張されて、即ち、水側流路30の容積が増加さ
れて、水側流路30の圧力上昇が緩和される。
通するシリンダー43にピストン44が配設されてお
り、ピストン44の反水側流路30側は大気開放されて
いる。また、ピストン44は、スプリング等の弾性部材
により水側流路30側に付勢されており、通常時には、
シリンダー43の室内を収縮させている。水側流路30
内の圧力の異常上昇を生じた場合には、この圧力によっ
て、ピストン44が弾性部材の付勢力に抗して反水側流
路30方向に移動され、これにより、シリンダー43の
室内が膨張されて、即ち、水側流路30の容積が増加さ
れて、水側流路30の圧力上昇が緩和される。
【0042】ところで、本各発明に係る湯水混合水栓
は、湯側流路に分岐部を備えた専用品であってもよい
が、分岐部を備えない既存の湯水混合水栓にアタッチメ
ントを付加して、このアタッチメントにより本各発明に
係る湯水混合水栓を構成することとしてもよい。これ
を、図8(a)及び(b)を用いて第6例として説明す
る。
は、湯側流路に分岐部を備えた専用品であってもよい
が、分岐部を備えない既存の湯水混合水栓にアタッチメ
ントを付加して、このアタッチメントにより本各発明に
係る湯水混合水栓を構成することとしてもよい。これ
を、図8(a)及び(b)を用いて第6例として説明す
る。
【0043】第6例の湯水混合水栓では、基台部81
と、吐止水弁(図示省略)を内蔵する弁収納部82とを
備えている。このうち、基台部81は、湯側流路20を
構成する湯流出口83と、水側流路30を構成する水流
出口84と、吐水流路15を構成する湯水流入口85と
を備えている。また、弁収納部82に収納された吐止水
弁には、湯流出口83に対応する湯流入口と、水流出口
84に対応する水流入口と、湯水流入口85に対応する
湯水流出口とが設けられている。
と、吐止水弁(図示省略)を内蔵する弁収納部82とを
備えている。このうち、基台部81は、湯側流路20を
構成する湯流出口83と、水側流路30を構成する水流
出口84と、吐水流路15を構成する湯水流入口85と
を備えている。また、弁収納部82に収納された吐止水
弁には、湯流出口83に対応する湯流入口と、水流出口
84に対応する水流入口と、湯水流入口85に対応する
湯水流出口とが設けられている。
【0044】アタッチメント80は、基台部81と弁収
納部82との間に配置されており、湯流出口83に対応
して湯側流路20を構成する湯側連通孔86と、水流出
口84に対応して水側流路30を構成する水側連通孔8
7と、湯水流入口85に対応して吐水流路15を構成す
る吐水連通孔88とを備えている。ここで、湯側連通孔
86からは分岐流路22が分岐されており、水側連通孔
87からは、逃がし流路40が分岐されている。そし
て、分岐流路22と逃がし流路40とは、安全弁60を
介して連通されている。尚、アタッチメント80の分岐
流路22は、アタッチメント80外部に形成された分岐
接続口89へと導出されており、この分岐接続口89に
は、ホース等の配管90を介して機器が接続される。
納部82との間に配置されており、湯流出口83に対応
して湯側流路20を構成する湯側連通孔86と、水流出
口84に対応して水側流路30を構成する水側連通孔8
7と、湯水流入口85に対応して吐水流路15を構成す
る吐水連通孔88とを備えている。ここで、湯側連通孔
86からは分岐流路22が分岐されており、水側連通孔
87からは、逃がし流路40が分岐されている。そし
て、分岐流路22と逃がし流路40とは、安全弁60を
介して連通されている。尚、アタッチメント80の分岐
流路22は、アタッチメント80外部に形成された分岐
接続口89へと導出されており、この分岐接続口89に
は、ホース等の配管90を介して機器が接続される。
【0045】このようなアタッチメント80を用いるこ
とで、分岐部を備えない既存の湯水混合水栓を、請求項
5の発明に係る湯水混合水栓として用いることができ
る。尚、第6例におけるアタッチメント80は、湯側流
路20と水側流路30との間に安全弁60を備えて、請
求項5の発明を充足するものであるが、アタッチメント
80としては、これに限らない。例えば、吐水流路15
と水側流路30との間に安全弁60を備えて請求項3の
発明を充足したり、水側流路20からアタッチメント8
0外への流路に安全弁60を備えて請求項4の発明を充
足したり、水側流路30に膨張装置を備えて請求項6の
発明を充足したものであってもよい。
とで、分岐部を備えない既存の湯水混合水栓を、請求項
5の発明に係る湯水混合水栓として用いることができ
る。尚、第6例におけるアタッチメント80は、湯側流
路20と水側流路30との間に安全弁60を備えて、請
求項5の発明を充足するものであるが、アタッチメント
80としては、これに限らない。例えば、吐水流路15
と水側流路30との間に安全弁60を備えて請求項3の
発明を充足したり、水側流路20からアタッチメント8
0外への流路に安全弁60を備えて請求項4の発明を充
足したり、水側流路30に膨張装置を備えて請求項6の
発明を充足したものであってもよい。
【0046】また、既存の湯水混合水栓が、湯側流路か
ら分岐された湯側分岐接続口及び水側流路から分岐され
た水側分岐接続口を備えたものである場合には、上記と
は異なるアタッチメントを適用することができる。これ
を、図9(a)及び(b)を用いて第7例として説明す
る。
ら分岐された湯側分岐接続口及び水側流路から分岐され
た水側分岐接続口を備えたものである場合には、上記と
は異なるアタッチメントを適用することができる。これ
を、図9(a)及び(b)を用いて第7例として説明す
る。
【0047】湯水混合水栓は、湯側分岐接続口92及び
水側分岐接続口93を有しており、これら湯側分岐接続
口92及び水側分岐接続口93には、袋ナット等の接続
具45を介してアタッチメント91が接続されている。
ここで、アタッチメント91には、湯側分岐接続口92
に連通する分岐流路22と、水側分岐接続口93に連通
する逃がし流路40とが設けられており、分岐流路22
と逃がし流路40とは、安全弁60を介して連通されて
いる。そして、上記分岐流路22は、ホース等の配管9
0等を介して機器に接続される。
水側分岐接続口93を有しており、これら湯側分岐接続
口92及び水側分岐接続口93には、袋ナット等の接続
具45を介してアタッチメント91が接続されている。
ここで、アタッチメント91には、湯側分岐接続口92
に連通する分岐流路22と、水側分岐接続口93に連通
する逃がし流路40とが設けられており、分岐流路22
と逃がし流路40とは、安全弁60を介して連通されて
いる。そして、上記分岐流路22は、ホース等の配管9
0等を介して機器に接続される。
【0048】尚、第7例におけるアタッチメント91
は、分岐流路22と逃がし流路40との間に安全弁60
を備え、即ち、湯側流路と水側流路との間に安全弁60
を備え、これにより、請求項5の発明を充足するが、ア
タッチメント80としては、これに限らない。例えば、
図10に示す第8例のように、給水栓本体10の湯側分
岐接続口92は図示しない機器に接続する一方で、水側
分岐接続口93には、安全弁が内蔵された安全装置96
を接続して、この安全装置96を介して、給水栓本体1
0の外部に水側流路の水を逃がすこととしてもよい。こ
の第8例は、請求項4の発明を充足するものとなる。
尚、この第8例では、図示のように、安全装置96から
の排水管を流し台のシンク78内に開放して、水側流路
から逃がされた水をシンク78に滴らせるのが好適であ
る。また、上記安全装置96は、安全弁を内蔵するもの
に限らず、膨張装置を内蔵するものであってもよい。こ
の場合には、請求項6の発明を充足するものとなる。
は、分岐流路22と逃がし流路40との間に安全弁60
を備え、即ち、湯側流路と水側流路との間に安全弁60
を備え、これにより、請求項5の発明を充足するが、ア
タッチメント80としては、これに限らない。例えば、
図10に示す第8例のように、給水栓本体10の湯側分
岐接続口92は図示しない機器に接続する一方で、水側
分岐接続口93には、安全弁が内蔵された安全装置96
を接続して、この安全装置96を介して、給水栓本体1
0の外部に水側流路の水を逃がすこととしてもよい。こ
の第8例は、請求項4の発明を充足するものとなる。
尚、この第8例では、図示のように、安全装置96から
の排水管を流し台のシンク78内に開放して、水側流路
から逃がされた水をシンク78に滴らせるのが好適であ
る。また、上記安全装置96は、安全弁を内蔵するもの
に限らず、膨張装置を内蔵するものであってもよい。こ
の場合には、請求項6の発明を充足するものとなる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本各発明によると、湯側
流路に分岐部を備えた湯水混合水栓において、水側流路
内での圧力の異常上昇を的確に防止し、これにより、湯
水混合水栓の無人状態での稼働時に、大量に、しかも長
時間に渡って熱水が通水されても、十分な安全性を確保
することができる。
流路に分岐部を備えた湯水混合水栓において、水側流路
内での圧力の異常上昇を的確に防止し、これにより、湯
水混合水栓の無人状態での稼働時に、大量に、しかも長
時間に渡って熱水が通水されても、十分な安全性を確保
することができる。
【図1】 第1例に係る湯水混合水栓を示すブロック図
である。
である。
【図2】 安全弁等の一例を示す縦断面図である。
【図3】 安全弁等の他の例を示す縦断面図である。
【図4】 第2例に係る湯水混合水栓を示すブロック図
である。
である。
【図5】 第3例に係る湯水混合水栓を示すブロック図
である。
である。
【図6】 第4例に係る湯水混合水栓を示すブロック図
である。
である。
【図7】 第5例に係る湯水混合水栓を示すブロック図
である。
である。
【図8】 (a)は第6に係る湯水混合水栓を示す斜視
図、(b)は(a)のアタッチメントのブロック図であ
る。
図、(b)は(a)のアタッチメントのブロック図であ
る。
【図9】 (a)は第7例に係る湯水混合水栓を示す斜
視図、(b)は(a)のアタッチメントのブロック図で
ある。
視図、(b)は(a)のアタッチメントのブロック図で
ある。
【図10】 第8例に係る湯水混合水栓を示す斜視図で
ある。
ある。
【図11】 従来例に係る湯水混合水栓を示すブロック
図である。
図である。
10;給水栓本体、11;吐止水弁、12;吐止水弁、
14;機器、15;吐水流路、16;接続具、17;一
次空間、18;二次空間、19;混合室、20;湯側流
路、21;分岐部、22;分岐流路、30;水側流路、
40;圧逃がし流路、42;膨張装置、43;シリンダ
ー、44;ピストン、45;接続具、50;逆止弁、5
1;弁座部、52;案内部材、53;シートパッキン、
54;第1の付勢手段、55;軸受け部材、56;鍔
部、57;固定ナット、58;弁座部、60;安全弁、
61;軸部、62;パッキン、63;止め輪、64;第
2の付勢手段、70;接続具、71;取付孔、72;止
水栓キャップ、73;スピンドル、74;他端面、7
5;工具差し込み部、80;アタッチメント、81;基
台部、82;弁収納部、83;湯流出口、84;水流出
口、85;湯水流入口、86;湯側連通孔、87;水側
連通孔、88;吐水連通孔、89;分岐接続口、90;
配管、91;アタッチメント、92;湯側分岐接続口、
93;水側分岐接続口、96;安全装置。
14;機器、15;吐水流路、16;接続具、17;一
次空間、18;二次空間、19;混合室、20;湯側流
路、21;分岐部、22;分岐流路、30;水側流路、
40;圧逃がし流路、42;膨張装置、43;シリンダ
ー、44;ピストン、45;接続具、50;逆止弁、5
1;弁座部、52;案内部材、53;シートパッキン、
54;第1の付勢手段、55;軸受け部材、56;鍔
部、57;固定ナット、58;弁座部、60;安全弁、
61;軸部、62;パッキン、63;止め輪、64;第
2の付勢手段、70;接続具、71;取付孔、72;止
水栓キャップ、73;スピンドル、74;他端面、7
5;工具差し込み部、80;アタッチメント、81;基
台部、82;弁収納部、83;湯流出口、84;水流出
口、85;湯水流入口、86;湯側連通孔、87;水側
連通孔、88;吐水連通孔、89;分岐接続口、90;
配管、91;アタッチメント、92;湯側分岐接続口、
93;水側分岐接続口、96;安全装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 2D060 BB01 BC30 BE15 3H058 AA03 BB25 BB32 CD05 CD21 EE02 3H059 AA02 AA13 BB25 BB27 BB35 CD05 EE01 FF02
Claims (6)
- 【請求項1】 湯水の吐止水を制御する吐止水弁と、該
吐止水弁の一次側の水側流路に逆止弁と、吐止水弁の一
次側の湯側流路に分岐部とを備えた湯水混合水栓におい
て、 前記逆止弁と前記吐止水弁とにより閉塞された水側流路
内の異常圧力上昇を防止する手段を設けたことを特徴と
する湯水混合水栓。 - 【請求項2】 前記手段が、所定以上の圧力により開弁
して前記水側流路の水を前記逆止弁の一次側に逃がす安
全弁であることを特徴とする請求項1に記載の湯水混合
水栓。 - 【請求項3】 前記手段が、所定以上の圧力により開弁
して前記水側流路の水を前記吐止水弁の二次側の流路に
逃がす安全弁であることを特徴とする請求項1に記載の
湯水混合水栓。 - 【請求項4】 前記手段が、所定以上の圧力により開弁
して前記水側流路の水を給水栓本体外部に逃がす安全弁
であることを特徴とする請求項1に記載の湯水混合水
栓。 - 【請求項5】 前記手段が、所定以上の圧力により開弁
して前記水側流路の水を前記湯側流路に逃がす安全弁で
あることを特徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓。 - 【請求項6】 前記手段が、所定以上の圧力により膨張
して前記水側流路の容積を増加させる膨張装置であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の湯水混合水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000085401A JP2001271392A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 湯水混合水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000085401A JP2001271392A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 湯水混合水栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001271392A true JP2001271392A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18601748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000085401A Pending JP2001271392A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 湯水混合水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001271392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020023823A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社Lixil | 圧抜き機構付き栓 |
JP2020023824A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社Lixil | 水栓装置 |
-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000085401A patent/JP2001271392A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020023823A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社Lixil | 圧抜き機構付き栓 |
JP2020023824A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社Lixil | 水栓装置 |
JP7122905B2 (ja) | 2018-08-07 | 2022-08-22 | 株式会社Lixil | 水栓装置 |
JP7185216B2 (ja) | 2018-08-07 | 2022-12-07 | 株式会社Lixil | 圧抜き機構付き栓 |
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