JP2001271254A - 作業用手袋 - Google Patents
作業用手袋Info
- Publication number
- JP2001271254A JP2001271254A JP2000124996A JP2000124996A JP2001271254A JP 2001271254 A JP2001271254 A JP 2001271254A JP 2000124996 A JP2000124996 A JP 2000124996A JP 2000124996 A JP2000124996 A JP 2000124996A JP 2001271254 A JP2001271254 A JP 2001271254A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- needles
- glove
- knitted
- pulled out
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 編み目が無い部分があり、空間が出来、汗を
かきにくくなるような作業手袋を得る。 【解決手段】5ゲージ〜15ゲージの全自動シームレス
編み機のニードル(針)の連続して並んだ両端でない所
を抜いて編む。例えば10ゲージ−M全自動シームレス
編み機の場合、小指は13本の編み目があるが、1本お
きに1本ニードル(針)を抜くと編み目は小指で7本に
なる。又2本おきに1本ニードル(針)を抜くと編み目
は小指で9本となる。このような方法で3本おき、4本
おき、又は不規則にニードル(針)を抜いて手袋を編
む。又、必要に応じて選針ピンの作用を調整した。
かきにくくなるような作業手袋を得る。 【解決手段】5ゲージ〜15ゲージの全自動シームレス
編み機のニードル(針)の連続して並んだ両端でない所
を抜いて編む。例えば10ゲージ−M全自動シームレス
編み機の場合、小指は13本の編み目があるが、1本お
きに1本ニードル(針)を抜くと編み目は小指で7本に
なる。又2本おきに1本ニードル(針)を抜くと編み目
は小指で9本となる。このような方法で3本おき、4本
おき、又は不規則にニードル(針)を抜いて手袋を編
む。又、必要に応じて選針ピンの作用を調整した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば軍手やすべ
り止め付き作業用手袋に関するものである。
り止め付き作業用手袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の作業用手袋は通常、編み目が詰ま
っている。例えば、10ゲージ−M編み機の場合1イン
チ当たりのニードル(針)は10本あり、小指は13
本、薬指は14本、中指は14本、人差し指は14本、
親指は15本の編み目がある。
っている。例えば、10ゲージ−M編み機の場合1イン
チ当たりのニードル(針)は10本あり、小指は13
本、薬指は14本、中指は14本、人差し指は14本、
親指は15本の編み目がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の作業用手袋は編
み目が詰まっていて、軽作業(配送業務、フォークリフ
ト等の運転、土木業務等)をしている時、手袋の中の手
が汗をかきやすい。また、手の平へゴムやビニールなど
を付けた手袋などはとくに汗をかき、手の甲部の編み目
が詰まっている為、通気性が良くない。この発明は、通
気性を良くし、汗をかきにくくなるような、作業用手袋
を提供することを目的とする。
み目が詰まっていて、軽作業(配送業務、フォークリフ
ト等の運転、土木業務等)をしている時、手袋の中の手
が汗をかきやすい。また、手の平へゴムやビニールなど
を付けた手袋などはとくに汗をかき、手の甲部の編み目
が詰まっている為、通気性が良くない。この発明は、通
気性を良くし、汗をかきにくくなるような、作業用手袋
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するためにの手段】上記の目的を達成する
為に、この発明の作業用手袋は5ゲージ〜15ゲージの
全自動シームレス編み機のニードル(針)の連続して並
んだ所のニードル(針)を間欠的に抜いて編む。例えば
10ゲージ−M全自動シームレス編み機の場合、小指は
13本の編み目があるが、1本おきに1本ニードル
(針)を抜くと編み目は小指で7本になる。又2本おき
に1本ニードル(針)を抜くと編み目は小指で9本とな
る。このような方法で3本おき、4本おき、又は、不規
則に、ニードル(針)を抜いて手袋を編むことにより、
間欠的に編み目を粗くして通気性を良くしたものであ
る。
為に、この発明の作業用手袋は5ゲージ〜15ゲージの
全自動シームレス編み機のニードル(針)の連続して並
んだ所のニードル(針)を間欠的に抜いて編む。例えば
10ゲージ−M全自動シームレス編み機の場合、小指は
13本の編み目があるが、1本おきに1本ニードル
(針)を抜くと編み目は小指で7本になる。又2本おき
に1本ニードル(針)を抜くと編み目は小指で9本とな
る。このような方法で3本おき、4本おき、又は、不規
則に、ニードル(針)を抜いて手袋を編むことにより、
間欠的に編み目を粗くして通気性を良くしたものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は全自動シームレス編み機
のフロント側のニードル(針)の連続して並んだ両端で
ない所を例えば1本おきに1本抜き取る。次にフロント
側の抜いたニードル(針)に対するバック側のニードル
(針)を抜くと縦筋状に編み目が無くなり空間ができ
る。このようにニードル(針)を抜くと編み目がほどけ
ることなく手袋を編むことができる。また、2本おき、
3本おき、4本おき、又は不規則にニードル(針)を抜
いて編むこともできる。次に、手の平側は通常の編み目
で手の甲側の編み目を無くした構成の手袋であるが、右
手は右手用の手袋編み機、左手は左手用の手袋編み機と
機械を分けて編まなくてはならない。いずれにしても、
ニードル(針)を一部分を抜き取ることにより通気性が
改善できる。 (実施例1)本発明の実施の形態の一例を図面を参照し
て説明する。図1はすべり止め1を施した手袋で本体2
は10ゲージ全自動シームレス編み機により手の平側は
通常の編み目であり、手の甲側はニードル(針)を1本
おきに1本抜き取って形成したものであり、手の甲側に
縦筋状に編み目を無くすことにより、編み目がない空間
部分3を施し、通気性を持たした編み目に形成してあ
る。即ち、手の甲側の図は縦筋状に1目編み目があり、
縦筋状に1目編み目がないように形成してある。すべり
止め1は通常塩化ビニールを用いて模様状に付着形成し
たものであるが、天然ゴム、合成ゴムあるいはアクリル
樹脂等の合成樹脂による点粒あるいは全面張りにしても
良い。又、用途によってはすべり止めが無くても良い。
のフロント側のニードル(針)の連続して並んだ両端で
ない所を例えば1本おきに1本抜き取る。次にフロント
側の抜いたニードル(針)に対するバック側のニードル
(針)を抜くと縦筋状に編み目が無くなり空間ができ
る。このようにニードル(針)を抜くと編み目がほどけ
ることなく手袋を編むことができる。また、2本おき、
3本おき、4本おき、又は不規則にニードル(針)を抜
いて編むこともできる。次に、手の平側は通常の編み目
で手の甲側の編み目を無くした構成の手袋であるが、右
手は右手用の手袋編み機、左手は左手用の手袋編み機と
機械を分けて編まなくてはならない。いずれにしても、
ニードル(針)を一部分を抜き取ることにより通気性が
改善できる。 (実施例1)本発明の実施の形態の一例を図面を参照し
て説明する。図1はすべり止め1を施した手袋で本体2
は10ゲージ全自動シームレス編み機により手の平側は
通常の編み目であり、手の甲側はニードル(針)を1本
おきに1本抜き取って形成したものであり、手の甲側に
縦筋状に編み目を無くすことにより、編み目がない空間
部分3を施し、通気性を持たした編み目に形成してあ
る。即ち、手の甲側の図は縦筋状に1目編み目があり、
縦筋状に1目編み目がないように形成してある。すべり
止め1は通常塩化ビニールを用いて模様状に付着形成し
たものであるが、天然ゴム、合成ゴムあるいはアクリル
樹脂等の合成樹脂による点粒あるいは全面張りにしても
良い。又、用途によってはすべり止めが無くても良い。
【0006】(実施例2)上記実施例1の作業用手袋
は、手の平側にすべり止め1を施したものを示した。即
ち、手の平側と手の甲側が区別されるものであるが、通
常の軍手は手の甲側、手の平側の区別が無いものが多
い。この場合、何れか一方の側のみに対してニードル
(針)を間欠的に抜き取って編んでも良い。但し、すべ
てを同じ側にすると、右手にはめた時と、左手にはめた
時で、ニードル(針)を抜き取った側が異なる。従っ
て、販売単位の中で右手用と左手用の二種類を作ること
になる。この実施例の作業用手袋によれば、必要に応じ
て、手の平側、手の甲側の何れの側でも通気性を良くす
ることができる。
は、手の平側にすべり止め1を施したものを示した。即
ち、手の平側と手の甲側が区別されるものであるが、通
常の軍手は手の甲側、手の平側の区別が無いものが多
い。この場合、何れか一方の側のみに対してニードル
(針)を間欠的に抜き取って編んでも良い。但し、すべ
てを同じ側にすると、右手にはめた時と、左手にはめた
時で、ニードル(針)を抜き取った側が異なる。従っ
て、販売単位の中で右手用と左手用の二種類を作ること
になる。この実施例の作業用手袋によれば、必要に応じ
て、手の平側、手の甲側の何れの側でも通気性を良くす
ることができる。
【0007】(実施例3)軍手によっては、すべり止め
付きなど手の甲側と手の平側とを区別したものがある。
勿論、この場合は右手用と左手用と区別される。この場
合は、手の甲側、又は手の平側の何れか一方について、
ニードル(針)を間欠的に抜き取って編むことになる。
付きなど手の甲側と手の平側とを区別したものがある。
勿論、この場合は右手用と左手用と区別される。この場
合は、手の甲側、又は手の平側の何れか一方について、
ニードル(針)を間欠的に抜き取って編むことになる。
【0008】(実施例4)上記実施例に間欠的にニード
ル(針)を抜き取って編んだものであるが、抜き取る部
分を2本おき、3本おき、あるいは4本おきにしても良
い。又、模様的な配置を考えて、不規則に抜き取っても
良い。
ル(針)を抜き取って編んだものであるが、抜き取る部
分を2本おき、3本おき、あるいは4本おきにしても良
い。又、模様的な配置を考えて、不規則に抜き取っても
良い。
【0009】(実施例5)上記のようにニードル(針)
を間欠的或いは3本おきなどに抜き取って編むと、指先
の部分で編み目がほどける。この対策としては図2に示
す選針ピン5で調整すれば良い。即ち、図2に示す用に
手の甲側のニードル(針)を1本おきに1本抜き取る。
このまま編むと手の平側部分の指先で編み目がほどける
ので、選針ピン5で調整する。この時、図2の(a)の
ように、ニードル(針)を抜いた所に対する手の平側部
分の選針ピン5を入れて、編み始めの1回目の時は、ニ
ードル(針)を作動させ編む、2回目の時は、図2の
(b)のように、選針ピン5を抜き取り、ニードル
(針)を作動させずに編む、3回目の時は、図2の
(c)のように選針ピン5を入れ、ニードル(針)を作
動させ編む。このようにすることで、指先部分より編み
目がほどける事なく手袋を編むことができる。2本お
き、3本おき、4本おき又は不規則にニードル(針)を
抜いて編むこともできる。このように選針ピン5を調整
すれば、指先の編み目がほどけることがない。
を間欠的或いは3本おきなどに抜き取って編むと、指先
の部分で編み目がほどける。この対策としては図2に示
す選針ピン5で調整すれば良い。即ち、図2に示す用に
手の甲側のニードル(針)を1本おきに1本抜き取る。
このまま編むと手の平側部分の指先で編み目がほどける
ので、選針ピン5で調整する。この時、図2の(a)の
ように、ニードル(針)を抜いた所に対する手の平側部
分の選針ピン5を入れて、編み始めの1回目の時は、ニ
ードル(針)を作動させ編む、2回目の時は、図2の
(b)のように、選針ピン5を抜き取り、ニードル
(針)を作動させずに編む、3回目の時は、図2の
(c)のように選針ピン5を入れ、ニードル(針)を作
動させ編む。このようにすることで、指先部分より編み
目がほどける事なく手袋を編むことができる。2本お
き、3本おき、4本おき又は不規則にニードル(針)を
抜いて編むこともできる。このように選針ピン5を調整
すれば、指先の編み目がほどけることがない。
【0010】この発明の作業用手袋を使用するときは、
通常の作業用手袋と同様に着用する。この場合、図1の
すべり止め1のない軍手タイプのものと、すべり止めや
手の平全面に塩化ビニールやゴム等の加工を施したもの
を使い分ける。
通常の作業用手袋と同様に着用する。この場合、図1の
すべり止め1のない軍手タイプのものと、すべり止めや
手の平全面に塩化ビニールやゴム等の加工を施したもの
を使い分ける。
【0011】
【発明の効果】本発明は5ゲージ〜15ゲージ編みした
作業用手袋の編み目の一部を無くし空間部分がある手袋
であり、作業中の通気性を考慮した手袋である。なお、
夏期には手に汗をかきにくく、作業性の向上が大であ
る。
作業用手袋の編み目の一部を無くし空間部分がある手袋
であり、作業中の通気性を考慮した手袋である。なお、
夏期には手に汗をかきにくく、作業性の向上が大であ
る。
【図1】この発明の作業用手袋の手の平部と手の甲部を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】この発明の作業用手袋を編む時の編み機の部分
(ニードルベット)の断面図である。
(ニードルベット)の断面図である。
1 すべり止め 2 本体 3 編み目のない空間部分 4 コントロールジャック 5 選針ピン 6 ニードル(針)
Claims (5)
- 【請求項1】 所定数(多数)のニードル(針)を用い
た全自動シームレス手袋編み機を用いて編んだ作業用手
袋において、上記所定数(多数)のニードル(針)の
内、連続して並んだ部分のニードル(針)を間欠的に抜
き取って編んだことを特徴とする作業用手袋。 - 【請求項2】 手の平側、手の甲側の設定が無いものに
おいて、何れか一方の側のニードル(針)を間欠的に抜
き取って編んだことを特徴とする請求項1記載の作業用
手袋。 - 【請求項3】 手の甲側のニードル(針)を間欠的に抜
き取って編んだことを特徴とする請求項1記載の作業用
手袋。 - 【請求項4】 手の平側のニードル(針)を間欠的に抜
き取って編んだことを特徴とする請求項1記載の作業用
手袋。 - 【請求項5】 所定数(多数)のニードル(針)を用い
た全自動シームレス手袋編み機を用いて編んだ作業用手
袋において、上記所定数(多数)のニードル(針)の
内、特定した箇所のみのニードル(針)を抜き取って編
んだことを特徴とする作業用手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000124996A JP2001271254A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 作業用手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000124996A JP2001271254A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 作業用手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001271254A true JP2001271254A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18635035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000124996A Pending JP2001271254A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 作業用手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001271254A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110983603A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-04-10 | 杭州大迈智科技有限公司 | 一种应用于无缝内衣机选针器的控制电路 |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000124996A patent/JP2001271254A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110983603A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-04-10 | 杭州大迈智科技有限公司 | 一种应用于无缝内衣机选针器的控制电路 |
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