JP2001270609A - ノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画立案システム - Google Patents
ノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画立案システムInfo
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- JP2001270609A JP2001270609A JP2000085333A JP2000085333A JP2001270609A JP 2001270609 A JP2001270609 A JP 2001270609A JP 2000085333 A JP2000085333 A JP 2000085333A JP 2000085333 A JP2000085333 A JP 2000085333A JP 2001270609 A JP2001270609 A JP 2001270609A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノックダウン生産のための部品群を製造部門
などに発注する場合に、発注伝票の作成者が計画すべき
機種の仕様内容の誤りを容易に確認でき一連の発注業務
を分り易く遂行可能なノックダウン生産用部品の出荷基
地搬入計画立案システムを提供する。 【解決手段】 この出荷基地搬入計画立案システム10
は、計画改訂No.ごとに複数の機種パーツリスト31
1から、特定部品群を一つの特定部品表に登録してまと
めて記憶させた特定部品マスタファイル20、仕様管理
コードMTOCが特定部品群について正しいことを確認
するMTOC確認業務30A、E/F分類No.が特定
部品群について正しいことを確認するE/F確認業務3
0B、特定部品群の各搬入日が包装ラインの稼働日であ
ることを確認する稼働日確認業務40A、特定部品群の
各搬入日の搬入数を配列する搬入数配列業務40B、編
成した搬入計画表を記憶させておく搬入計画マスタファ
イル60を有している。
などに発注する場合に、発注伝票の作成者が計画すべき
機種の仕様内容の誤りを容易に確認でき一連の発注業務
を分り易く遂行可能なノックダウン生産用部品の出荷基
地搬入計画立案システムを提供する。 【解決手段】 この出荷基地搬入計画立案システム10
は、計画改訂No.ごとに複数の機種パーツリスト31
1から、特定部品群を一つの特定部品表に登録してまと
めて記憶させた特定部品マスタファイル20、仕様管理
コードMTOCが特定部品群について正しいことを確認
するMTOC確認業務30A、E/F分類No.が特定
部品群について正しいことを確認するE/F確認業務3
0B、特定部品群の各搬入日が包装ラインの稼働日であ
ることを確認する稼働日確認業務40A、特定部品群の
各搬入日の搬入数を配列する搬入数配列業務40B、編
成した搬入計画表を記憶させておく搬入計画マスタファ
イル60を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のノックダ
ウン生産を国内、海外を問わず遠隔地で行なわせる場合
に、ノックダウン生産の組立地(以下、組立地という)
から通信回線で注文を受け、その受注内容に基づく組立
用の部品(以下、部品という)群を企業内の複数の製造
事業部などに製造させるためのノックダウン生産用部品
の出荷基地搬入計画立案システムに関する。
ウン生産を国内、海外を問わず遠隔地で行なわせる場合
に、ノックダウン生産の組立地(以下、組立地という)
から通信回線で注文を受け、その受注内容に基づく組立
用の部品(以下、部品という)群を企業内の複数の製造
事業部などに製造させるためのノックダウン生産用部品
の出荷基地搬入計画立案システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、先進各国では、製造コスト削減
などの理由から自動車生産がグローバル化したため、わ
が国でも、世界市場の重要性から各自動車メーカが多数
国で自動車のノックダウン生産を行なうことが多くなっ
た。ノックダウン生産では、一般に国内の自動車メーカ
が組立地で必要な部品群を受注し、その受注内容に基づ
いてそれぞれの部品の出荷予定を一括して管理してい
る。
などの理由から自動車生産がグローバル化したため、わ
が国でも、世界市場の重要性から各自動車メーカが多数
国で自動車のノックダウン生産を行なうことが多くなっ
た。ノックダウン生産では、一般に国内の自動車メーカ
が組立地で必要な部品群を受注し、その受注内容に基づ
いてそれぞれの部品の出荷予定を一括して管理してい
る。
【0003】図10は、一従来例による部品の出荷管理
システムを説明する図である。この出荷管理システム1
00は、特許番号2531180号公報に開示されたノ
ックダウン生産用部品の管理方法である。この方法で
は、組立地のホストコンピュータ111から、必要な部
品106の出荷要求を出荷地のホストコンピュータ10
1を介して注文する。この出荷要求が部品の出荷地で受
注されて、その出荷情報のバーコードをバーコードプリ
ンタ102によって出荷指示書103にプリントアウト
させる。
システムを説明する図である。この出荷管理システム1
00は、特許番号2531180号公報に開示されたノ
ックダウン生産用部品の管理方法である。この方法で
は、組立地のホストコンピュータ111から、必要な部
品106の出荷要求を出荷地のホストコンピュータ10
1を介して注文する。この出荷要求が部品の出荷地で受
注されて、その出荷情報のバーコードをバーコードプリ
ンタ102によって出荷指示書103にプリントアウト
させる。
【0004】この出荷指示書103は部品倉庫の管理部
門に送られ、作業員が、パーソナルコンピュータ105
にその出荷情報を入力するとともに、各表示項目を見な
がら該当する部品106を棚から取り出す。続いて、取
り出した部品106に付してあるバーコード107をバ
ーコードリーダ104で読み取らせてパーソナルコンピ
ュータ105に入力する。これにより、全ての部品10
6を出荷情報と照合しながら所定の梱包容器108に収
納でき、また、その梱包容器108に出荷指示書103
を添付して組立地に向けて出荷できる。
門に送られ、作業員が、パーソナルコンピュータ105
にその出荷情報を入力するとともに、各表示項目を見な
がら該当する部品106を棚から取り出す。続いて、取
り出した部品106に付してあるバーコード107をバ
ーコードリーダ104で読み取らせてパーソナルコンピ
ュータ105に入力する。これにより、全ての部品10
6を出荷情報と照合しながら所定の梱包容器108に収
納でき、また、その梱包容器108に出荷指示書103
を添付して組立地に向けて出荷できる。
【0005】組立地では、入荷した梱包容器108から
各部品106を取り出しながら、前述したホストコンピ
ュータ111のハンディターミナル110と、別のバー
コードリーダ109とによって、すでに注文した部品1
06が確かに入荷したことを確認する。このとき確認し
た部品106の部品情報は、ホストコンピュータ111
を介して再び出荷地のホストコンピュータ101に伝送
される。このため、ノックダウン生産に必要な部品10
6を組立地の注文から部品106の入荷まで一元的に情
報管理できるとした。
各部品106を取り出しながら、前述したホストコンピ
ュータ111のハンディターミナル110と、別のバー
コードリーダ109とによって、すでに注文した部品1
06が確かに入荷したことを確認する。このとき確認し
た部品106の部品情報は、ホストコンピュータ111
を介して再び出荷地のホストコンピュータ101に伝送
される。このため、ノックダウン生産に必要な部品10
6を組立地の注文から部品106の入荷まで一元的に情
報管理できるとした。
【0006】一般に、各部品を自社の製造事業部または
部品メーカ(以下、製造部門という)に製造させて、組
立地への出荷予定に間に合うよう集荷しておく。このと
き個々の部品が、遠隔地の製造メーカから散発的に入荷
するため、受注した全ての部品が揃うまで入荷済の部品
を所定の部品倉庫に在庫させておいてもよい。しかし、
大量の部品を長期間在庫させたのでは、倉庫スペース、
在庫管理の人件費などがかかり、結果として部品の供給
コストを上昇させてしまう。そこで、様々な部品を各製
造部門に発注した場合でも、各部品の出荷予定に合せて
納入させる部品の発注管理システムが種々知られてい
る。
部品メーカ(以下、製造部門という)に製造させて、組
立地への出荷予定に間に合うよう集荷しておく。このと
き個々の部品が、遠隔地の製造メーカから散発的に入荷
するため、受注した全ての部品が揃うまで入荷済の部品
を所定の部品倉庫に在庫させておいてもよい。しかし、
大量の部品を長期間在庫させたのでは、倉庫スペース、
在庫管理の人件費などがかかり、結果として部品の供給
コストを上昇させてしまう。そこで、様々な部品を各製
造部門に発注した場合でも、各部品の出荷予定に合せて
納入させる部品の発注管理システムが種々知られてい
る。
【0007】図11は、一従来例による部品の発注管理
システムを説明する図である。この発注管理システム2
00は、特開平11−96213号公報に開示された組
立部品の納入指示方法である。この方法では、完成品の
売れ情報データ228に基づいて、各種マスタファイル
230、232からの部品を仕分ける型単位の集約(S
232)、各製造部門などの生産能力と照合する振出上
下限チェック(S234)、部品の仕上り日と搬入日と
を調整する稼働日差による補正処理(S236)、各部
品の実際の納期計算(S238)を行なう。
システムを説明する図である。この発注管理システム2
00は、特開平11−96213号公報に開示された組
立部品の納入指示方法である。この方法では、完成品の
売れ情報データ228に基づいて、各種マスタファイル
230、232からの部品を仕分ける型単位の集約(S
232)、各製造部門などの生産能力と照合する振出上
下限チェック(S234)、部品の仕上り日と搬入日と
を調整する稼働日差による補正処理(S236)、各部
品の実際の納期計算(S238)を行なう。
【0008】この納入指示方法によれば、前述した各処
理(S232〜S238)で決定した発注量をかんばん
振出データ244にまとめている。また、各部品の包装
場所の稼働日に合せた搬入日と、前述したかんばん振出
データ244とともに、過去の発注実績に基づく内示デ
ータ222を各製造部門などに知らせている。各製造事
業部門では、翌月の発注数量を内示データ222から予
測して生産計画の予定を立てるとしている。
理(S232〜S238)で決定した発注量をかんばん
振出データ244にまとめている。また、各部品の包装
場所の稼働日に合せた搬入日と、前述したかんばん振出
データ244とともに、過去の発注実績に基づく内示デ
ータ222を各製造部門などに知らせている。各製造事
業部門では、翌月の発注数量を内示データ222から予
測して生産計画の予定を立てるとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による部品の発注管理システムは関連企業どうしで
自動車の国内生産を主目的としたシステムであった。こ
のため、これにより海外でのノックダウン生産を行なお
うとすると、前述した発注管理を行なうだけでは足り
ず、自動車のノックダウン生産に特有の受注、包装管理
を行ないながら、組立地の法令などによる輸入条件、船
積み期日に合わせて製造部門などから的確に搬入させる
計画を立案しなければならなかった。
来例による部品の発注管理システムは関連企業どうしで
自動車の国内生産を主目的としたシステムであった。こ
のため、これにより海外でのノックダウン生産を行なお
うとすると、前述した発注管理を行なうだけでは足り
ず、自動車のノックダウン生産に特有の受注、包装管理
を行ないながら、組立地の法令などによる輸入条件、船
積み期日に合わせて製造部門などから的確に搬入させる
計画を立案しなければならなかった。
【0010】海外では、それぞれの国の産業政策上の事
情から、部品の現地調達率が法令で規定されている上
に、一般に、組立地からの受注部品の種類が、ノックダ
ウン生産の対象となる複数機種の自動車用について指定
される。このため、その国の現地調達率を満たすよう
に、各指定機種について予め選別しておいた部品群を割
り当てなければならない。しかも、複数国からそれぞれ
の受注内容を別々に受けて、これらの受注内容から同じ
種類の部品を選び出し、各部品を担当する製造部門など
にまとめて発注する必要があり、指定機種ごとに部品群
を割り当てて、製造部門ごとに同種類を選び出す複数の
段階を要し作業手順が煩雑すぎるという問題があった。
情から、部品の現地調達率が法令で規定されている上
に、一般に、組立地からの受注部品の種類が、ノックダ
ウン生産の対象となる複数機種の自動車用について指定
される。このため、その国の現地調達率を満たすよう
に、各指定機種について予め選別しておいた部品群を割
り当てなければならない。しかも、複数国からそれぞれ
の受注内容を別々に受けて、これらの受注内容から同じ
種類の部品を選び出し、各部品を担当する製造部門など
にまとめて発注する必要があり、指定機種ごとに部品群
を割り当てて、製造部門ごとに同種類を選び出す複数の
段階を要し作業手順が煩雑すぎるという問題があった。
【0011】また、各国内産業の種類、生産形態が大き
く異なるため、特に発展途上国などでは、所定の現地調
達率の規定があっても現地調達できる部品、できない部
品が各国ごとに大きく異なっている。このため、調達可
能な部品群を組立地ごとに選定しておいて、この選定結
果も併せて各要件を考慮しながら製造部門に発注する部
品群を特定して、全ての部品の搬入計画をまとめて立案
しなければならなかった。さらに、この部品群につい
て、輸送コンテナへの包装ラインごとに船積み期日に合
わせた包装予定を立てて、しかも包装ラインの稼働日に
合わせてタイミングよく搬入させる必要があった。
く異なるため、特に発展途上国などでは、所定の現地調
達率の規定があっても現地調達できる部品、できない部
品が各国ごとに大きく異なっている。このため、調達可
能な部品群を組立地ごとに選定しておいて、この選定結
果も併せて各要件を考慮しながら製造部門に発注する部
品群を特定して、全ての部品の搬入計画をまとめて立案
しなければならなかった。さらに、この部品群につい
て、輸送コンテナへの包装ラインごとに船積み期日に合
わせた包装予定を立てて、しかも包装ラインの稼働日に
合わせてタイミングよく搬入させる必要があった。
【0012】このため、包装計画データベースおよび生
産計画データベースへの登録のときや、これらのデータ
ベースからデータを取得するときに、発注伝票の作成者
によるデータ入力ミス、たとえば機種の仕様内容が旧版
のデータであったり一部が漏れていたりするおそれがな
いとは言い切れない。このため、この作成者の他にチェ
ック要員を配置しておく必要もあったが、このチェック
要員が受注から発注までの業務全般にわたってある程度
通じている必要があって、このような熟練者が不足して
いるという問題もあった。
産計画データベースへの登録のときや、これらのデータ
ベースからデータを取得するときに、発注伝票の作成者
によるデータ入力ミス、たとえば機種の仕様内容が旧版
のデータであったり一部が漏れていたりするおそれがな
いとは言い切れない。このため、この作成者の他にチェ
ック要員を配置しておく必要もあったが、このチェック
要員が受注から発注までの業務全般にわたってある程度
通じている必要があって、このような熟練者が不足して
いるという問題もあった。
【0013】そこで、本発明の目的は、前述した課題を
解決するため、ノックダウン生産のための部品群を製造
部門などに発注する場合に、発注伝票の作成者が計画す
べき機種の仕様内容の誤りを容易に確認でき一連の発注
業務を分り易く遂行可能なノックダウン生産用部品の出
荷基地搬入計画立案システムを提供することにある。
解決するため、ノックダウン生産のための部品群を製造
部門などに発注する場合に、発注伝票の作成者が計画す
べき機種の仕様内容の誤りを容易に確認でき一連の発注
業務を分り易く遂行可能なノックダウン生産用部品の出
荷基地搬入計画立案システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るノックダウン生産用部品の出荷基地搬
入計画立案システムは、複数機種からなる車両群の組立
に必要な部品群を複数のノックダウン生産の組立地から
機種ごとの車両台数分として受注した場合に、この部品
群を組立地への出荷予定に合わせて製造部門から出荷基
地に搬入させるノックダウン生産用部品の出荷基地搬入
計画立案システムであって、車両群の組立に必要な全て
の部品について、車両一台に組み付ける部品数を各機種
の仕様管理コードごとに特定した特定部品表、および各
受注分について、機種ごとの車両台数を包装日が異なる
包装ロット群に割り振って、それぞれの包装ロットごと
に仕様管理コードを付与した包装計画表を互いに照合さ
せて一致しない仕様管理コードを示す仕様確認手段と、
仕様管理コードの一致が確認できた特定部品表につい
て、それぞれの部品の搬入数を包装計画表の包装日に合
わせて搬入日ごとに配列した搬入計画表を編成する計画
表編成手段とを有したものである。この出荷基地搬入計
画立案システムでは、車両台数分の部品群が複数の組立
地から機種ごとに受注され、この車両台数を複数の包装
ロットに分けて包装日を指定した包装計画表が編成され
る。また、複数機種の全部品について各機種に必要な部
品数を示した特定部品表が編成される。そして、特定部
品表と包装計画表との機種の仕様管理コードが仕様確認
手段により確認され、これらの一致が確認できた特定部
品表上の特定部品群について、計画表編成手段によっ
て、それぞれの包装日に合わせた各部品の搬入日を包装
計画表から決定し、これらの搬入日ごとに各部品の搬入
数を指定した搬入計画表が編成される。このため、仕様
管理コードを手掛かりとして、手順よく全ての機種につ
いて組立地の注文仕様どうりの搬入計画が立案される。
本発明の請求項2に係るノックダウン生産用部品の出荷
基地搬入計画立案システムは、機種および車両台数に関
する組立地の注文が、それぞれのホストコンピュータか
らオーダファイルデータベースに伝送されて受注情報に
まとめられ、機種パーツリストデータベースおよび包装
計画立案システムに導入され、機種パーツリストデータ
ベースで特定部品表を、また、包装計画立案システムで
包装計画表がそれぞれ編成されることを特徴とする。こ
の出荷基地搬入計画立案システムでは、所望の機種の仕
様管理コードが組立地のホストコンピュータによって各
注文に付与され、オーダファイルデータベースを介し
て、そのまま機種パーツリストデータベースおよび包装
計画立案システムに伝送される。そして、機種パーツリ
ストデータベースによって仕様管理コードに対応した特
定部品表が、また、包装計画立案システムによって同様
に包装計画表が通信ネットワーク上で編成される。この
ため、この特定部品表を包装計画表と照合する場合に、
仕様管理コードをキーとして多種多様な部品群がコンピ
ュータ処理される。
め、本発明に係るノックダウン生産用部品の出荷基地搬
入計画立案システムは、複数機種からなる車両群の組立
に必要な部品群を複数のノックダウン生産の組立地から
機種ごとの車両台数分として受注した場合に、この部品
群を組立地への出荷予定に合わせて製造部門から出荷基
地に搬入させるノックダウン生産用部品の出荷基地搬入
計画立案システムであって、車両群の組立に必要な全て
の部品について、車両一台に組み付ける部品数を各機種
の仕様管理コードごとに特定した特定部品表、および各
受注分について、機種ごとの車両台数を包装日が異なる
包装ロット群に割り振って、それぞれの包装ロットごと
に仕様管理コードを付与した包装計画表を互いに照合さ
せて一致しない仕様管理コードを示す仕様確認手段と、
仕様管理コードの一致が確認できた特定部品表につい
て、それぞれの部品の搬入数を包装計画表の包装日に合
わせて搬入日ごとに配列した搬入計画表を編成する計画
表編成手段とを有したものである。この出荷基地搬入計
画立案システムでは、車両台数分の部品群が複数の組立
地から機種ごとに受注され、この車両台数を複数の包装
ロットに分けて包装日を指定した包装計画表が編成され
る。また、複数機種の全部品について各機種に必要な部
品数を示した特定部品表が編成される。そして、特定部
品表と包装計画表との機種の仕様管理コードが仕様確認
手段により確認され、これらの一致が確認できた特定部
品表上の特定部品群について、計画表編成手段によっ
て、それぞれの包装日に合わせた各部品の搬入日を包装
計画表から決定し、これらの搬入日ごとに各部品の搬入
数を指定した搬入計画表が編成される。このため、仕様
管理コードを手掛かりとして、手順よく全ての機種につ
いて組立地の注文仕様どうりの搬入計画が立案される。
本発明の請求項2に係るノックダウン生産用部品の出荷
基地搬入計画立案システムは、機種および車両台数に関
する組立地の注文が、それぞれのホストコンピュータか
らオーダファイルデータベースに伝送されて受注情報に
まとめられ、機種パーツリストデータベースおよび包装
計画立案システムに導入され、機種パーツリストデータ
ベースで特定部品表を、また、包装計画立案システムで
包装計画表がそれぞれ編成されることを特徴とする。こ
の出荷基地搬入計画立案システムでは、所望の機種の仕
様管理コードが組立地のホストコンピュータによって各
注文に付与され、オーダファイルデータベースを介し
て、そのまま機種パーツリストデータベースおよび包装
計画立案システムに伝送される。そして、機種パーツリ
ストデータベースによって仕様管理コードに対応した特
定部品表が、また、包装計画立案システムによって同様
に包装計画表が通信ネットワーク上で編成される。この
ため、この特定部品表を包装計画表と照合する場合に、
仕様管理コードをキーとして多種多様な部品群がコンピ
ュータ処理される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に適した実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。図1〜9を参照しなが
ら、本発明の一実施形態に係るノックダウン生産用部品
の出荷基地搬入計画立案システムの一構成例を説明す
る。図1を参照すると、この実施形態では、海外の各組
立地(ノックダウン生産の組立地)から、現地に設けた
組立部品発注システム350によって、たとえばINS
データ回線を介して全ての受注項目が受信される。そし
て、これらの受注項目を自動車工場の海外事業部門に設
けたオーダファイルデータベース340に登録してお
く。また、オーダファイルデータベース340から、ほ
ぼ定期的に複数のオーダファイルをまとめてから一つの
計画改訂No.を付与し、これらを機種パーツリストデ
ータベース310および包装計画立案システム320に
データ転送する。包装計画立案システム320では、こ
れらのオーダファイルから各受注項目に関する情報を読
み取って、各組立地が望む入荷条件により出荷基地での
包装計画を立案し、その結果をまとめて包装計画表を編
成する。また、機種パーツリストデータベース310で
は、同様にして各組立地の車両仕様に沿った部品群を特
定して部品製造のための特定部品表を編成する。これら
の包装計画表と特定部品表が出荷基地搬入計画立案シス
テム10にファイル転送される。
を添付図面に基づいて説明する。図1〜9を参照しなが
ら、本発明の一実施形態に係るノックダウン生産用部品
の出荷基地搬入計画立案システムの一構成例を説明す
る。図1を参照すると、この実施形態では、海外の各組
立地(ノックダウン生産の組立地)から、現地に設けた
組立部品発注システム350によって、たとえばINS
データ回線を介して全ての受注項目が受信される。そし
て、これらの受注項目を自動車工場の海外事業部門に設
けたオーダファイルデータベース340に登録してお
く。また、オーダファイルデータベース340から、ほ
ぼ定期的に複数のオーダファイルをまとめてから一つの
計画改訂No.を付与し、これらを機種パーツリストデ
ータベース310および包装計画立案システム320に
データ転送する。包装計画立案システム320では、こ
れらのオーダファイルから各受注項目に関する情報を読
み取って、各組立地が望む入荷条件により出荷基地での
包装計画を立案し、その結果をまとめて包装計画表を編
成する。また、機種パーツリストデータベース310で
は、同様にして各組立地の車両仕様に沿った部品群を特
定して部品製造のための特定部品表を編成する。これら
の包装計画表と特定部品表が出荷基地搬入計画立案シス
テム10にファイル転送される。
【0016】この出荷基地搬入計画立案システム10
は、前述した計画改訂No.ごとに複数の機種パーツリ
ストから、特定された部品(以下、特定部品という)群
を一つの特定部品表に登録してまとめて記憶させた特定
部品マスタファイル20、特定部品群の仕様内容が組立
地の注文通りであることを確認する仕様確認手段30、
確認できた特定部品群について搬入計画表を編成する計
画表編成手段40、編成した搬入計画表を記憶させてお
く搬入計画マスタファイル60を有している。仕様確認
手段30は、後述する仕様管理コードMTOCが特定部
品群について正しいことを確認するMTOC確認業務3
0A、後述するE/F分類No.が特定部品群について
正しいことを確認するE/F確認業務30Bを有してい
る。また、計画表編成手段40は、特定部品群の各搬入
日が包装ラインの稼働日であることを確認する稼働日確
認業務40A、特定部品群の各搬入日の搬入数を配列す
る搬入数配列業務40Bを有している。
は、前述した計画改訂No.ごとに複数の機種パーツリ
ストから、特定された部品(以下、特定部品という)群
を一つの特定部品表に登録してまとめて記憶させた特定
部品マスタファイル20、特定部品群の仕様内容が組立
地の注文通りであることを確認する仕様確認手段30、
確認できた特定部品群について搬入計画表を編成する計
画表編成手段40、編成した搬入計画表を記憶させてお
く搬入計画マスタファイル60を有している。仕様確認
手段30は、後述する仕様管理コードMTOCが特定部
品群について正しいことを確認するMTOC確認業務3
0A、後述するE/F分類No.が特定部品群について
正しいことを確認するE/F確認業務30Bを有してい
る。また、計画表編成手段40は、特定部品群の各搬入
日が包装ラインの稼働日であることを確認する稼働日確
認業務40A、特定部品群の各搬入日の搬入数を配列す
る搬入数配列業務40Bを有している。
【0017】これらの業務30A、30B、40A、4
0Bを具体的にパーソナルコンピュータのアプリケーシ
ョン・ソフトウェアとして実行させるには、そのメモリ
上に特定部品マスタファイル20、搬入計画マスタファ
イル60を構成すればよい。この出荷基地搬入計画立案
システム10により、複数の組立地から受注した複数機
種の特定部品群について、複数の製造部門からの搬入計
画が立案できる。また、包装管理者であるユーザが、出
荷基地搬入計画立案システム10に所定の表示画面を表
示させながら、搬入計画に必要な各項目をキーボードや
マウスにより登録、訂正、削除することができる。
0Bを具体的にパーソナルコンピュータのアプリケーシ
ョン・ソフトウェアとして実行させるには、そのメモリ
上に特定部品マスタファイル20、搬入計画マスタファ
イル60を構成すればよい。この出荷基地搬入計画立案
システム10により、複数の組立地から受注した複数機
種の特定部品群について、複数の製造部門からの搬入計
画が立案できる。また、包装管理者であるユーザが、出
荷基地搬入計画立案システム10に所定の表示画面を表
示させながら、搬入計画に必要な各項目をキーボードや
マウスにより登録、訂正、削除することができる。
【0018】各組立地からの受注項目では、ノックダウ
ン生産の対象車両を必ず仕様管理コードMTOCによっ
て特定する。この仕様管理コードMTOCには、これら
の受注項目のうちの注文対象となる車両の機種を指定す
る仕様事項が含まれ、それぞれの仕様事項を文字、数
字、記号からなる複数の仕様管理コードMTOCにより
特定してある。
ン生産の対象車両を必ず仕様管理コードMTOCによっ
て特定する。この仕様管理コードMTOCには、これら
の受注項目のうちの注文対象となる車両の機種を指定す
る仕様事項が含まれ、それぞれの仕様事項を文字、数
字、記号からなる複数の仕様管理コードMTOCにより
特定してある。
【0019】図1、2を併せて参照すると、図2に示す
仕様管理コードMTOCのフォーマットの一例では、自
動車の機種(Model)、型(Type)、選択オプション
(Option)、塗装色(Color)を英数字、記号で示し
てある。これらの符号を組立地で任意に選択して組み合
わせ、特定の仕様内容に必要な部品群をまとめて指定し
て、特定の機種の自動車を組み立てる部品群を注文する
ことができる。生産計画立案システムでは、仕様管理コ
ードMTOCを検索キーとして各データベースから所要
の情報を取得できる。また、製造部門では、仕様管理コ
ードMTOCにより該当する部品群を検索して自らの生
産計画などに役立てることができる。これにより、組立
地の受注情報から組立地への出荷情報に至るまで、ま
た、特定部品の抽出、包装計画および搬入計画の立案全
般で特定部品を管理することができる。
仕様管理コードMTOCのフォーマットの一例では、自
動車の機種(Model)、型(Type)、選択オプション
(Option)、塗装色(Color)を英数字、記号で示し
てある。これらの符号を組立地で任意に選択して組み合
わせ、特定の仕様内容に必要な部品群をまとめて指定し
て、特定の機種の自動車を組み立てる部品群を注文する
ことができる。生産計画立案システムでは、仕様管理コ
ードMTOCを検索キーとして各データベースから所要
の情報を取得できる。また、製造部門では、仕様管理コ
ードMTOCにより該当する部品群を検索して自らの生
産計画などに役立てることができる。これにより、組立
地の受注情報から組立地への出荷情報に至るまで、ま
た、特定部品の抽出、包装計画および搬入計画の立案全
般で特定部品を管理することができる。
【0020】このように構成した出荷基地搬入計画立案
システムによる搬入計画表の編成手順の一例を説明す
る。この搬入計画表の編成手順の一例では、出荷基地搬
入計画立案システム10を起動させると、前述した特定
部品マスタファイル20の登録を確認して、包装計画立
案システム320と接続する開始処理(ST1)が行な
われる。図3を参照すると、この開始処理ST1では、
ユーザが計画改訂No.を指定して包装計画立案システ
ム320から当日に処理すべき包装計画表を読み出し、
その概要を示す初期画面を表示させて各表示事項につい
てユーザによる選択入力を促す。
システムによる搬入計画表の編成手順の一例を説明す
る。この搬入計画表の編成手順の一例では、出荷基地搬
入計画立案システム10を起動させると、前述した特定
部品マスタファイル20の登録を確認して、包装計画立
案システム320と接続する開始処理(ST1)が行な
われる。図3を参照すると、この開始処理ST1では、
ユーザが計画改訂No.を指定して包装計画立案システ
ム320から当日に処理すべき包装計画表を読み出し、
その概要を示す初期画面を表示させて各表示事項につい
てユーザによる選択入力を促す。
【0021】図4に示す初期画面31の一例には、特定
部品の計画改訂No.を数字など(図では1999−0
3−01)で示す計画改訂No.表示欄32、複数の組
立地(図では○○○、△△△、▽▽▽)を符号などで指
定するためのオーダ国No.表示欄33、これら組立地
の地域分類(図ではA+G)を記号などで指定するため
の地域GR表示欄34、複数の車種を略称(図ではAA
AA、BBBB)で指定するための機種表示欄35、特
定部品群の製造年度(図では◆◆)と製造型式(図では
●)を記号などで指定するための年度型式表示欄36を
設け、それぞれの表示領域内に該当する表示内容を表示
させる。また、特定部品の搬入計画表の作成指示ボタン
37、特定部品表の作成指示ボタン38を設け、それぞ
れの表示領域内に所定のアイコンなどを表示させてあ
る。
部品の計画改訂No.を数字など(図では1999−0
3−01)で示す計画改訂No.表示欄32、複数の組
立地(図では○○○、△△△、▽▽▽)を符号などで指
定するためのオーダ国No.表示欄33、これら組立地
の地域分類(図ではA+G)を記号などで指定するため
の地域GR表示欄34、複数の車種を略称(図ではAA
AA、BBBB)で指定するための機種表示欄35、特
定部品群の製造年度(図では◆◆)と製造型式(図では
●)を記号などで指定するための年度型式表示欄36を
設け、それぞれの表示領域内に該当する表示内容を表示
させる。また、特定部品の搬入計画表の作成指示ボタン
37、特定部品表の作成指示ボタン38を設け、それぞ
れの表示領域内に所定のアイコンなどを表示させてあ
る。
【0022】計画改訂No.は、たとえば包装計画の立
案年月日を含む識別番号からなり、搬入計画表が、一般
に数日から十数日程度の間隔で製造部門に発行されるた
め、重複した計画改訂No.が登録されることはない。
また、その発行後に、実務上の都合から製造部門ごとに
メーカ事業所別発行No.が付与されると、計画改訂N
o.を自動的にメーカ事業所別発行No.と置き換え
る。このため特定部品群を実際に発注する段階では、メ
ーカ事業所別発行No.が各製造部門に示されて都合が
良い。
案年月日を含む識別番号からなり、搬入計画表が、一般
に数日から十数日程度の間隔で製造部門に発行されるた
め、重複した計画改訂No.が登録されることはない。
また、その発行後に、実務上の都合から製造部門ごとに
メーカ事業所別発行No.が付与されると、計画改訂N
o.を自動的にメーカ事業所別発行No.と置き換え
る。このため特定部品群を実際に発注する段階では、メ
ーカ事業所別発行No.が各製造部門に示されて都合が
良い。
【0023】図5に示す包装計画表321の情報内容の
一例では、所定台数分の車両組立に必要な部品群の包装
ロットを単位として組立地からの注文内容を複数の包装
ロットに分割し、それぞれの包装ロットごとに注文内容
を示す第1受注情報322と、立案した包装計画の包装
情報323とを組み合わせてある。第1受注情報322
は、前述したオーダ国No.326、海外事業部門で付
与した受注No.、指定された仕様管理コードMTOC
からなる。また、包装情報323は、前述した計画改訂
No.327、担当する製造部門、部品群の包装日、そ
の包装ロットの部品群で組立可能な車両台数、車両各部
の機能から分類した部品群の群区分、その包装ロットN
o.組立地の地域GRからなる。包装日は、予め組立地
への船積みに合せた日付にしてあり、また、群区分に
は、プレス、内装、エンジン、ミッションの各部品群が
含まれる。
一例では、所定台数分の車両組立に必要な部品群の包装
ロットを単位として組立地からの注文内容を複数の包装
ロットに分割し、それぞれの包装ロットごとに注文内容
を示す第1受注情報322と、立案した包装計画の包装
情報323とを組み合わせてある。第1受注情報322
は、前述したオーダ国No.326、海外事業部門で付
与した受注No.、指定された仕様管理コードMTOC
からなる。また、包装情報323は、前述した計画改訂
No.327、担当する製造部門、部品群の包装日、そ
の包装ロットの部品群で組立可能な車両台数、車両各部
の機能から分類した部品群の群区分、その包装ロットN
o.組立地の地域GRからなる。包装日は、予め組立地
への船積みに合せた日付にしてあり、また、群区分に
は、プレス、内装、エンジン、ミッションの各部品群が
含まれる。
【0024】図3〜5を併せて参照すると、開始処理
(ST1)では、包装計画表321から計画改訂No.
327を読み取って、この計画改訂No.327を特定
部品の計画改訂No.表示欄22に初期表示する。ま
た、各表示欄33〜36には、それぞれ該当する表示項
目が包装計画表321から読み取られて表示される。地
域GR表示欄34では、読み出した受注内容に組立地と
してたとえば「アメリカ合衆国、カナダ」の符号が検出
されると、これらに該当する地域分類として「北米」を
地域GR表示欄24に表示させる。組立地が「台湾、タ
イ国」などであれば、該当する「東南アジア」を表示さ
せる。
(ST1)では、包装計画表321から計画改訂No.
327を読み取って、この計画改訂No.327を特定
部品の計画改訂No.表示欄22に初期表示する。ま
た、各表示欄33〜36には、それぞれ該当する表示項
目が包装計画表321から読み取られて表示される。地
域GR表示欄34では、読み出した受注内容に組立地と
してたとえば「アメリカ合衆国、カナダ」の符号が検出
されると、これらに該当する地域分類として「北米」を
地域GR表示欄24に表示させる。組立地が「台湾、タ
イ国」などであれば、該当する「東南アジア」を表示さ
せる。
【0025】このため、包装計画表321の主要項目を
ユーザに確認させてから特定部品群の搬入計画表を編成
できる。また、機種表示欄35に複数機種の略称が、ま
た、オーダ国No.表示欄33に複数の組立地が入力さ
れていると、これら複数機種の部品群の数量を合算した
合計数の特定部品群についてまとめた処理を行ないなが
ら、組立部品群の各搬入日を各組立地ごとの包装日に合
わせて決定する。前述した特定部品表の作成指示ボタン
38にマウスクリックが入力されると、特定部品表を取
得する部品表取得ステップ(ST2)を実行する。
ユーザに確認させてから特定部品群の搬入計画表を編成
できる。また、機種表示欄35に複数機種の略称が、ま
た、オーダ国No.表示欄33に複数の組立地が入力さ
れていると、これら複数機種の部品群の数量を合算した
合計数の特定部品群についてまとめた処理を行ないなが
ら、組立部品群の各搬入日を各組立地ごとの包装日に合
わせて決定する。前述した特定部品表の作成指示ボタン
38にマウスクリックが入力されると、特定部品表を取
得する部品表取得ステップ(ST2)を実行する。
【0026】図6に示す特定部品表21の情報内容の一
例では、複数の計画改訂No.327、327・・・に
ついて各特定部品の数量情報24を配列してある。この
特定部品表21には、各特定部品の第1部品情報22ご
とに、製造部門に指示すべき搬入情報23、計画改訂N
o.ごとの数量情報24、24・・・を組み合わせてあ
る。第1部品情報22は、特定部品の部品No.、部品
名称、車両フレームの特定部品群に対応したエンジン系
統の特定部品の有無を示すE/F分類No.26、製造
部門の略称からなる。また、搬入情報23は、製造部門
の分類番号である部門No.、遠隔地の製造部門から先
行して搬入させるための先行日数、その他の搬入条件、
これらの計画改訂No.327の特定部品群について車
両換算で搬入させる単位台数からなる。数量情報24に
は、各仕様管理コードMTOC(本図ではMTOC1、
2)に該当する部品数N(本図ではN1、2)を配列し
てある。仕様管理コードMTOCが特定の第1部品情報
22を必要としないときは、部品数Nを空白、「0」、
「−」などで表示させる。
例では、複数の計画改訂No.327、327・・・に
ついて各特定部品の数量情報24を配列してある。この
特定部品表21には、各特定部品の第1部品情報22ご
とに、製造部門に指示すべき搬入情報23、計画改訂N
o.ごとの数量情報24、24・・・を組み合わせてあ
る。第1部品情報22は、特定部品の部品No.、部品
名称、車両フレームの特定部品群に対応したエンジン系
統の特定部品の有無を示すE/F分類No.26、製造
部門の略称からなる。また、搬入情報23は、製造部門
の分類番号である部門No.、遠隔地の製造部門から先
行して搬入させるための先行日数、その他の搬入条件、
これらの計画改訂No.327の特定部品群について車
両換算で搬入させる単位台数からなる。数量情報24に
は、各仕様管理コードMTOC(本図ではMTOC1、
2)に該当する部品数N(本図ではN1、2)を配列し
てある。仕様管理コードMTOCが特定の第1部品情報
22を必要としないときは、部品数Nを空白、「0」、
「−」などで表示させる。
【0027】図3〜6を併せて参照すると、部品表取得
ステップST2では、表示された計画改訂No.327
を計画改訂No.表示欄22から読み取り、この計画改
訂No.327をキーとして包装計画表321の包装情
報323を検索する。そして、検索結果の包装情報32
3に付加された第1受注情報322から該当する仕様管
理コードMTOCを読み出し、この包装計画表321の
仕様管理コードMTOCによって、特定部品表21の仕
様管理コードMTOCを確認するMTOC確認処理(S
T3)を実行する。
ステップST2では、表示された計画改訂No.327
を計画改訂No.表示欄22から読み取り、この計画改
訂No.327をキーとして包装計画表321の包装情
報323を検索する。そして、検索結果の包装情報32
3に付加された第1受注情報322から該当する仕様管
理コードMTOCを読み出し、この包装計画表321の
仕様管理コードMTOCによって、特定部品表21の仕
様管理コードMTOCを確認するMTOC確認処理(S
T3)を実行する。
【0028】MTOC確認処理ST3では、取得した特
定部品表21について、包装計画表321の計画改訂N
o.327をキーとして該当する数量情報24を検索す
る。そして、検索結果の数量情報24に含まれる仕様管
理コードMTOCを検査して同一のコードが登録してあ
れば(図ではOK)、組立車両のフレーム系統とエンジ
ン系統の仕様対応表を取得するMTテーブル取得処理
(ST4)を実行する。MTOC確認処理ST3によ
り、組立地が注文した車両仕様と一致する仕様管理コー
ドMTOCの特定部品が確かに特定部品表21に含まれ
ていることが確認できる。
定部品表21について、包装計画表321の計画改訂N
o.327をキーとして該当する数量情報24を検索す
る。そして、検索結果の数量情報24に含まれる仕様管
理コードMTOCを検査して同一のコードが登録してあ
れば(図ではOK)、組立車両のフレーム系統とエンジ
ン系統の仕様対応表を取得するMTテーブル取得処理
(ST4)を実行する。MTOC確認処理ST3によ
り、組立地が注文した車両仕様と一致する仕様管理コー
ドMTOCの特定部品が確かに特定部品表21に含まれ
ていることが確認できる。
【0029】また、同一の仕様管理コードMTOCが登
録してなければ(図ではNG)、その仕様管理コードM
TOCを所定のウィンドウ内に表示するとともに、この
未登録の仕様管理コードMTOCについてエラーMT表
示処理ST31を実行する。このエラーMT表示処理S
T31では、搬入計画表の編成を強行するかまたは所定
の訂正処理をユーザに選択させ、訂正処理が選択される
と、前述した初期画面31を再び表示して計画改訂N
o.表示欄32などに訂正データを入力し、新たな部品
表取得ステップST2、MTOC確認処理ST3を、ま
た必要ならエラーMT表示処理ST31を実行する。
録してなければ(図ではNG)、その仕様管理コードM
TOCを所定のウィンドウ内に表示するとともに、この
未登録の仕様管理コードMTOCについてエラーMT表
示処理ST31を実行する。このエラーMT表示処理S
T31では、搬入計画表の編成を強行するかまたは所定
の訂正処理をユーザに選択させ、訂正処理が選択される
と、前述した初期画面31を再び表示して計画改訂N
o.表示欄32などに訂正データを入力し、新たな部品
表取得ステップST2、MTOC確認処理ST3を、ま
た必要ならエラーMT表示処理ST31を実行する。
【0030】MTテーブル取得処理ST4では、仕様管
理コードMTOCが確認できた特定部品表21から、そ
の仕様管理コードMTOC群を読み取って、それぞれの
仕様管理コードMTOCが示す車両フレームの仕様内容
(以下、フレームMTOCという)を特定し、このフレ
ームMTOCと組み合わせうるエンジン系統の仕様内容
(以下、エンジンMTという)を内蔵メモリから読み取
り、各フレームMTOCとエンジンMTとを対応させた
MTテーブルを作成する。このMTテーブルのフォーマ
ットの一例を図7に示す。このMTテーブル39には、
フレーム表示欄にフレームMTOCを、また、エンジン
表示欄にエンジンMTを表示させる。また、このMTテ
ーブル39を表示画面に表示しながら、欠けているエン
ジンMTの新規登録または訂正をユーザに促す登録改廃
処理ST41を実行する。
理コードMTOCが確認できた特定部品表21から、そ
の仕様管理コードMTOC群を読み取って、それぞれの
仕様管理コードMTOCが示す車両フレームの仕様内容
(以下、フレームMTOCという)を特定し、このフレ
ームMTOCと組み合わせうるエンジン系統の仕様内容
(以下、エンジンMTという)を内蔵メモリから読み取
り、各フレームMTOCとエンジンMTとを対応させた
MTテーブルを作成する。このMTテーブルのフォーマ
ットの一例を図7に示す。このMTテーブル39には、
フレーム表示欄にフレームMTOCを、また、エンジン
表示欄にエンジンMTを表示させる。また、このMTテ
ーブル39を表示画面に表示しながら、欠けているエン
ジンMTの新規登録または訂正をユーザに促す登録改廃
処理ST41を実行する。
【0031】MTテーブル39が作成されると、フレー
ムMTOCについて特定部品表21のエンジンMTを確
認するE/F確認処理ST5を実行する。図3、6、7
を参照すると、このE/F確認処理ST5では、特定部
品表21からエンジン系統の部品が含まれることを示す
E/F分類No.26を検索し、該当する特定部品の仕
様管理コードMTOCを読み取ってMTテーブル39に
よりエンジンMTの登録有無と比較する。そして、特定
部品表21に、MTテーブルと異なる仕様対応の仕様管
理コードMTOCがあると、この仕様管理コードMTO
Cを所定のウィンドウ内に表示するとともに、このエン
ジンMTが異なる仕様管理コードMTOCについてエラ
ーMT表示処理ST51を実行する。これにより、特に
精密なエンジン系統の部品を特定部品の生産管理でマー
クできるとともに、ユーザが表示画面上で出荷基地搬入
計画立案システムと対話しながら正確なMTテーブルを
作成できる。
ムMTOCについて特定部品表21のエンジンMTを確
認するE/F確認処理ST5を実行する。図3、6、7
を参照すると、このE/F確認処理ST5では、特定部
品表21からエンジン系統の部品が含まれることを示す
E/F分類No.26を検索し、該当する特定部品の仕
様管理コードMTOCを読み取ってMTテーブル39に
よりエンジンMTの登録有無と比較する。そして、特定
部品表21に、MTテーブルと異なる仕様対応の仕様管
理コードMTOCがあると、この仕様管理コードMTO
Cを所定のウィンドウ内に表示するとともに、このエン
ジンMTが異なる仕様管理コードMTOCについてエラ
ーMT表示処理ST51を実行する。これにより、特に
精密なエンジン系統の部品を特定部品の生産管理でマー
クできるとともに、ユーザが表示画面上で出荷基地搬入
計画立案システムと対話しながら正確なMTテーブルを
作成できる。
【0032】エンジンMTのエラーMT表示処理ST5
1では、搬入計画表の編成を強行するかまたは所定の訂
正処理をユーザに選択させ、訂正処理が選択されると、
前述した初期画面31を再び表示して計画改訂No.表
示欄32などに訂正データを入力し、新たな部品表取得
ステップST2、MTOC確認処理ST3、MTテーブ
ル作表処理ST4、E/F確認処理ST5を実行する。
フレーム系統とエンジン系統の仕様対応が確認できる
と、出荷基地の当月の稼働日カレンダを取得する稼働日
カレンダ取得処理ST6を実行する。
1では、搬入計画表の編成を強行するかまたは所定の訂
正処理をユーザに選択させ、訂正処理が選択されると、
前述した初期画面31を再び表示して計画改訂No.表
示欄32などに訂正データを入力し、新たな部品表取得
ステップST2、MTOC確認処理ST3、MTテーブ
ル作表処理ST4、E/F確認処理ST5を実行する。
フレーム系統とエンジン系統の仕様対応が確認できる
と、出荷基地の当月の稼働日カレンダを取得する稼働日
カレンダ取得処理ST6を実行する。
【0033】図8に示す出荷基地の稼働日カレンダマス
タファイル41は、本出荷基地搬入計画立案システム1
0に内蔵したものであり、その情報内容の一例には、包
装ラインの稼働日を示す当年の1月から12月までの各
稼働日カレンダ42、42・・・を年月43をキーとし
て登録してある。たとえば、1999年1月分の稼働日
カレンダ42には、その稼働日の日付44の表示欄に1
日〜5日の休業日、9日土曜と10日日曜、30日日曜
と31日休業日を除く稼働日の日付が配列してある。
タファイル41は、本出荷基地搬入計画立案システム1
0に内蔵したものであり、その情報内容の一例には、包
装ラインの稼働日を示す当年の1月から12月までの各
稼働日カレンダ42、42・・・を年月43をキーとし
て登録してある。たとえば、1999年1月分の稼働日
カレンダ42には、その稼働日の日付44の表示欄に1
日〜5日の休業日、9日土曜と10日日曜、30日日曜
と31日休業日を除く稼働日の日付が配列してある。
【0034】図3、5、6、8を併せて参照すると、稼
働日カレンダ取得処理ST6では、稼働日カレンダマス
タファイル41から当月に該当する稼働日カレンダ42
を取得する。そして、取得した稼働日カレンダが示す稼
働日を確認するカレンダ確認処理ST7を実行する。こ
のカレンダ確認処理ST7では、包装計画表321から
計画改訂No.ごとに包装情報323を取得して包装
日、車両台数を読み取り、また、特定部品表21から各
特定部品の搬入情報を23を取得して先行日数、搬入条
件、単位台数を読み取る。
働日カレンダ取得処理ST6では、稼働日カレンダマス
タファイル41から当月に該当する稼働日カレンダ42
を取得する。そして、取得した稼働日カレンダが示す稼
働日を確認するカレンダ確認処理ST7を実行する。こ
のカレンダ確認処理ST7では、包装計画表321から
計画改訂No.ごとに包装情報323を取得して包装
日、車両台数を読み取り、また、特定部品表21から各
特定部品の搬入情報を23を取得して先行日数、搬入条
件、単位台数を読み取る。
【0035】そして、この包装日から先行日数と搬入条
件により単位台数ごとの搬入日を逆算しながら、各搬入
日の搬入数の合計が車両台数分に達するまで複数の搬入
日を設定していく。このとき、各搬入日を稼働日カレン
ダ42の稼働日群と照合し、搬入日が稼働日に該当しな
いとき(図ではNG)には、これらの搬入日を表示画面
の所定のウィンドウ内に示すとともに、稼働日でなかっ
た搬入日についてエラー日付表示処理ST71を実行す
る。また、全ての搬入日が稼働日に該当したとき(図で
はOK)には、これらの搬入日の搬入数量を搬入計画表
に配列する搬入数配列処理ST8を実行する。
件により単位台数ごとの搬入日を逆算しながら、各搬入
日の搬入数の合計が車両台数分に達するまで複数の搬入
日を設定していく。このとき、各搬入日を稼働日カレン
ダ42の稼働日群と照合し、搬入日が稼働日に該当しな
いとき(図ではNG)には、これらの搬入日を表示画面
の所定のウィンドウ内に示すとともに、稼働日でなかっ
た搬入日についてエラー日付表示処理ST71を実行す
る。また、全ての搬入日が稼働日に該当したとき(図で
はOK)には、これらの搬入日の搬入数量を搬入計画表
に配列する搬入数配列処理ST8を実行する。
【0036】エラー日付表示処理ST71では、先ず、
搬入計画表の編成を強行するかまたは所定の訂正処理を
ユーザに選択させ、訂正処理が選択されると、前述した
初期画面を再び表示して計画改訂No.表示欄32など
に訂正データを入力して、新たな部品表取得ステップS
T2、MTOC確認処理ST3、E/Fテーブル取得処
理ST4、E/F確認処理ST5、稼働日カレンダ取得
処理ST6、カレンダ確認処理ST7、また必要ならエ
ラー日付表示処理ST71を実行する。また、搬入計画
表の強行編成が選択されると、たとえば稼働日に該当し
なかった搬入日の直前の搬入日に合計数を搬入させる搬
入計画表の登録改廃処理ST9を行ないながら、残りの
搬入日についてカレンダ確認処理ST7を続行させる。
搬入計画表の編成を強行するかまたは所定の訂正処理を
ユーザに選択させ、訂正処理が選択されると、前述した
初期画面を再び表示して計画改訂No.表示欄32など
に訂正データを入力して、新たな部品表取得ステップS
T2、MTOC確認処理ST3、E/Fテーブル取得処
理ST4、E/F確認処理ST5、稼働日カレンダ取得
処理ST6、カレンダ確認処理ST7、また必要ならエ
ラー日付表示処理ST71を実行する。また、搬入計画
表の強行編成が選択されると、たとえば稼働日に該当し
なかった搬入日の直前の搬入日に合計数を搬入させる搬
入計画表の登録改廃処理ST9を行ないながら、残りの
搬入日についてカレンダ確認処理ST7を続行させる。
【0037】搬入数配列処理ST8では、前月と当月の
稼働日カレンダ42、42から各稼働日を読み取って、
確定した各搬入日と搬入数を各稼働日と対応させて配列
する。また、これらの搬入数とともにその合計および翌
月、翌々月の各内示分を併せて配列し、搬入計画表に作
成して表示画面に表示する。また、前述した搬入計画表
の強行編成で搬入計画表の登録改廃処理ST9を実行
し、稼働日に該当しなかった搬入日の搬入数をユーザに
調整させながら、たとえば前後の搬入日に分散させるこ
とができる。
稼働日カレンダ42、42から各稼働日を読み取って、
確定した各搬入日と搬入数を各稼働日と対応させて配列
する。また、これらの搬入数とともにその合計および翌
月、翌々月の各内示分を併せて配列し、搬入計画表に作
成して表示画面に表示する。また、前述した搬入計画表
の強行編成で搬入計画表の登録改廃処理ST9を実行
し、稼働日に該当しなかった搬入日の搬入数をユーザに
調整させながら、たとえば前後の搬入日に分散させるこ
とができる。
【0038】図9(a)に示す搬入計画表51の一例で
は、特定の製造部門に発注する各特定部品の搬入日を配
列してある。図3、9を併せて参照すると、搬入日配列
処理ST8では、稼働日カレンダから年月の数値を読み
取り、これに製造部門の名称を付加して搬入計画表51
のタイトル表示52とする。また、包装計画表の第1受
注情報からオーダ国No.と仕様管理コードMTOCを
読み取って第2受注情報52とし、特定部品表21から
第1部品情報の部品No.と部品名称を読み取って第2
部品情報53とする。
は、特定の製造部門に発注する各特定部品の搬入日を配
列してある。図3、9を併せて参照すると、搬入日配列
処理ST8では、稼働日カレンダから年月の数値を読み
取り、これに製造部門の名称を付加して搬入計画表51
のタイトル表示52とする。また、包装計画表の第1受
注情報からオーダ国No.と仕様管理コードMTOCを
読み取って第2受注情報52とし、特定部品表21から
第1部品情報の部品No.と部品名称を読み取って第2
部品情報53とする。
【0039】図9(b)に示す各搬入日の搬入数の配列
表の一例では、各特定部品の毎回の搬入数量をその各搬
入日と対応させて配列表に配列してある。1月分の搬入
数量としては「70」個を末日を示す「29」日と対応
させ、2月分の搬入数量としては、初日を示す「1」日
の「50」個から末日を示す「29」日の「30」個ま
でを、また、これらの合計の「1890」個をそれぞれ
搬入日と対応させて登録してある。内示分の搬入数量と
しては、翌月を示す「3月」の「2000」個と翌々月
を示す「4月」の「2100」個を登録してある。
表の一例では、各特定部品の毎回の搬入数量をその各搬
入日と対応させて配列表に配列してある。1月分の搬入
数量としては「70」個を末日を示す「29」日と対応
させ、2月分の搬入数量としては、初日を示す「1」日
の「50」個から末日を示す「29」日の「30」個ま
でを、また、これらの合計の「1890」個をそれぞれ
搬入日と対応させて登録してある。内示分の搬入数量と
しては、翌月を示す「3月」の「2000」個と翌々月
を示す「4月」の「2100」個を登録してある。
【0040】また、ユーザが各搬入数量の全ての登録を
確定させると、編成した搬入計画表を搬入計画マスタフ
ァイル60に記憶させるとともに、それぞれの製造部門
別に特定部品搬入計画表のプリントアウトを行なう。こ
れにより、前述した特定部品表の仕様管理コードMTO
C、E/F分類No.、稼働日が包装計画表の受注情報
と照合されてから搬入計画表51を作成できる。このた
め、信頼性の高い登録内容によって包装ラインの稼働日
に合わせた融通性のある特定部品の搬入計画表を編成す
ることができる。
確定させると、編成した搬入計画表を搬入計画マスタフ
ァイル60に記憶させるとともに、それぞれの製造部門
別に特定部品搬入計画表のプリントアウトを行なう。こ
れにより、前述した特定部品表の仕様管理コードMTO
C、E/F分類No.、稼働日が包装計画表の受注情報
と照合されてから搬入計画表51を作成できる。このた
め、信頼性の高い登録内容によって包装ラインの稼働日
に合わせた融通性のある特定部品の搬入計画表を編成す
ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、ノックダウン生産のための部品群を製造部門か
ら出荷基地に搬入させる場合に、特定部品群の搬入計画
表が高い信頼性と融通性を保ちながら編成される。この
ため、熟練者によらなくても複雑な発注業務を誤りなく
遂行可能なノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画
立案システムを提供することができる。
よれば、ノックダウン生産のための部品群を製造部門か
ら出荷基地に搬入させる場合に、特定部品群の搬入計画
表が高い信頼性と融通性を保ちながら編成される。この
ため、熟練者によらなくても複雑な発注業務を誤りなく
遂行可能なノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画
立案システムを提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るノックダウン生産用
部品の出荷基地搬入計画立案システムの一構成例を説明
する図
部品の出荷基地搬入計画立案システムの一構成例を説明
する図
【図2】出荷基地搬入計画立案システムで用いる仕様管
理コードのフォーマットの一例を説明する図
理コードのフォーマットの一例を説明する図
【図3】図1に示す出荷基地搬入計画立案システムによ
る搬入計画表の一編成手順を説明する図
る搬入計画表の一編成手順を説明する図
【図4】図3に示す部品表取得ステップでの初期画面の
一例を説明する図
一例を説明する図
【図5】図3に示す開始処理で用いる包装計画表の一情
報内容例を説明する図
報内容例を説明する図
【図6】図3に示す特定部品マスタファイルに記憶した
特定部品表の一情報内容例を説明する図
特定部品表の一情報内容例を説明する図
【図7】図3に示すMTテーブル作表処理に用いるMT
テーブルの一情報内容例を説明する図
テーブルの一情報内容例を説明する図
【図8】図3に示す稼働日カレンダ取得処理で用いる稼
働日カレンダマスタファイルの一情報内容例を説明する
図
働日カレンダマスタファイルの一情報内容例を説明する
図
【図9】図3に示す搬入計画マスタファイルに記憶させ
た搬入計画表の一情報内容例を説明する図
た搬入計画表の一情報内容例を説明する図
【図10】一従来例による部品の出荷管理システムを説
明する図
明する図
【図11】一従来例による部品の発注管理システムを説
明する図
明する図
10…出荷基地搬入計画立案システム、20…特定部品
マスタファイル、30・・・仕様確認手段、30A・・・MT
OC確認業務、30B・・・E/F確認業務、40・・・計画
表編成手段、40A・・・稼働日確認業務、40B・・・搬入
数配列業務、60・・・搬入計画マスタファイル、310・
・・機種パーツリストデータベース、320・・・包装計画
立案システム、330・・・生産計画立案システム、34
0・・・オーダファイルデータベース、350・・・組立部品
発注システム。
マスタファイル、30・・・仕様確認手段、30A・・・MT
OC確認業務、30B・・・E/F確認業務、40・・・計画
表編成手段、40A・・・稼働日確認業務、40B・・・搬入
数配列業務、60・・・搬入計画マスタファイル、310・
・・機種パーツリストデータベース、320・・・包装計画
立案システム、330・・・生産計画立案システム、34
0・・・オーダファイルデータベース、350・・・組立部品
発注システム。
フロントページの続き (72)発明者 小山田 高志 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内 (72)発明者 徳留 謙治 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所内 Fターム(参考) 3F022 MM35 PP04 5B049 AA01 AA06 BB07 CC05 CC21 CC28 CC32 DD01 DD05 EE05 FF03 FF09 GG04 GG07 9A001 JJ44 KK54
Claims (2)
- 【請求項1】 複数機種からなる車両群の組立に必要な
部品群を複数のノックダウン生産の組立地から機種ごと
の車両台数分として受注した場合に、この部品群を組立
地への出荷予定に合わせて製造部門から出荷基地に搬入
させるノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画立案
システムであって、 車両群の組立に必要な全ての部品について、車両一台に
組み付ける部品数を各機種の仕様管理コードごとに特定
した特定部品表、および各受注分について、機種ごとの
車両台数を包装日が異なる包装ロット群に割り振って、
それぞれの包装ロットごとに仕様管理コードを付与した
包装計画表を互いに照合させて一致しない仕様管理コー
ドを示す仕様確認手段と、 仕様管理コードの一致が確認できた特定部品表につい
て、それぞれの部品の搬入数を包装計画表の包装日に合
わせて搬入日ごとに配列した搬入計画表を編成する計画
表編成手段とを有したノックダウン生産用部品の出荷基
地搬入計画立案システム。 - 【請求項2】 前記機種および車両台数に関する組立地
の注文が、それぞれのホストコンピュータからオーダフ
ァイルデータベースに伝送されて受注情報にまとめら
れ、機種パーツリストデータベースおよび包装計画立案
システムに導入され、機種パーツリストデータベースで
特定部品表を、また、包装計画立案システムで包装計画
表がそれぞれ編成されることを特徴とする請求項1記載
のノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画立案シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000085333A JP2001270609A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | ノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画立案システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000085333A JP2001270609A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | ノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画立案システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001270609A true JP2001270609A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18601687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000085333A Withdrawn JP2001270609A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | ノックダウン生産用部品の出荷基地搬入計画立案システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001270609A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016212795A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | トヨタ自動車株式会社 | 法規仕様チェック支援方法 |
-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000085333A patent/JP2001270609A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016212795A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | トヨタ自動車株式会社 | 法規仕様チェック支援方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061204 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070807 |