JP2001270312A - フロントサスペンション構造 - Google Patents

フロントサスペンション構造

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JP2001270312A
JP2001270312A JP2000088795A JP2000088795A JP2001270312A JP 2001270312 A JP2001270312 A JP 2001270312A JP 2000088795 A JP2000088795 A JP 2000088795A JP 2000088795 A JP2000088795 A JP 2000088795A JP 2001270312 A JP2001270312 A JP 2001270312A
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JP
Japan
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rod
lateral rod
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lateral
extending
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JP2000088795A
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Yasuo Baba
靖雄 馬場
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2300/00Indexing codes relating to the type of vehicle
    • B60G2300/38Low or lowerable bed vehicles

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低床車両に対しラテラルロッドをタイロッド
と干渉させることなく容易に配置でき、しかも、ロア側
トルクロッドとラテラルロッドのブラケットを一体化す
ることにより、ラテラルロッドの車幅方向に向けた姿勢
での配置を可能としてラテラルロッドの延長化を図り得
るフロントサスペンション構造を提供する。 【解決手段】 低床バスなどのフロントサスペンション
構造に関し、フロントアクスル1に対し左右何れか一方
のロア側トルクロッド7を連結しているブラケット17
に車幅方向内側へ屈曲して延びる延設部17aを設け、
該延設部17aに対しフロントアクスル1の前側に配置
した車幅方向に延びるラテラルロッド12の一端を連結
し且つ他端をフレーム3側の床部材14に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として低床車両
に用いるのに適したフロントサスペンション構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図10〜図12は従来のバスのフロント
サスペンション構造の一例を示すもので、図中1は車幅
方向(図10における上下方向)に延びるフロントアク
スルを示し、該フロントアクスル1の両端に車輪2が軸
支されるようになっている。
【0003】そして、左右のフレーム3と交差するフロ
ントアクスル1の適宜位置には、ブラケット4(図11
及び図12参照)が装着されており、該ブラケット4が
前記フレーム3を支えるエアスプリング5の受け座を成
すようになっている。
【0004】また、エアスプリング5より前方のフレー
ム3には、下方向きに延びるサポート部材6が取り付け
られており、該サポート部材6の下端部と前記ブラケッ
ト4の前面部との間が、ロア側のトルクロッド7により
傾動自在に連結されている。
【0005】このトルクロッド7の後端部が連結されて
いるブラケット4には、その直上のフレーム3に上端部
を連結したショックアブソーバ8の下端部も連結されて
おり、このショックアブソーバ8により上下方向の振動
の揺り返しが抑制されて振動減衰が図られるようになっ
ている。
【0006】また、フロントアクスル1の中央部には、
上向きに延びるサポート部材9(図10及び図12参
照)が装着されており、該サポート部材9の上端部と前
記左右のサポート部材6の相互間に架設されたクロスメ
ンバ10の中央部との間がアッパ側のトルクロッド11
により連結されている。
【0007】そして、前記サポート部材9の下端部に隣
接したフロントアクスル1の右側寄りの部分と、左側の
エアスプリング5直後のフレーム3下面との間がラテラ
ルロッド12により斜めに連結されており、このラテラ
ルロッド12により車体の車幅方向の動きが規正される
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、斯かる
従来構造においては、フロントアクスル1の後側に配置
されているタイロッド13に対し、ラテラルロッド12
を高さ方向にずらして配置するようにしているが、近
年、乗降性の向上を図るという観点から低床化が進めら
れているため、床面を成す床部材14が低くなることに
より該床部材14とタイロッド13との間にラテラルロ
ッド12を配置するスペースを確保することが困難にな
ってきているという問題があり、しかも、左右のエアス
プリング5との干渉を避けるためにフロントアクスル1
の中途部と一方のフレーム3との間を斜めに連結する形
式では、ラテラルロッド12の今以上の延長化が難しい
という問題もあった。
【0009】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、低床車両に対しラテラルロッドをタイロッドと干渉
させることなく容易に配置でき、しかも、ラテラルロッ
ドの車幅方向に向けた姿勢での配置を可能としてラテラ
ルロッドの延長化を図り得るフロントサスペンション構
造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、フロントアク
スルに対し左右何れか一方のロア側トルクロッドを連結
しているブラケットの前面部に車幅方向内側へ屈曲して
延びる延設部を設け、該延設部に対しフロントアクスル
の前側に配置した車幅方向に延びるラテラルロッドの一
端を連結し且つ他端をフレーム側に連結したことを特徴
とするフロントサスペンション構造、に係るものであ
る。
【0011】而して、このようにすれば、ラテラルロッ
ドをフロントアクスルの前側に配置するようにしている
ので、該ラテラルロッドとタイロッドとの干渉が確実に
回避されることになり、車両の床面を低くしてもラテラ
ルロッドを支障なく容易に配置することが可能となる。
【0012】しかも、一方のブラケットに車幅方向内側
へ屈曲して延びる延設部を設け、該延設部にラテラルロ
ッドの一端を連結するようにしているので、ラテラルロ
ッドの車幅方向へ向けた姿勢での配置が可能となると共
に、該ラテラルロッドの左右トルクロッドの相互間隔に
近い長さまでの延長化が可能となり、このラテラルロッ
ドの延長化により車体がストロークした時の左右変位が
少なくなって従来より高い操縦安定性を得ることが可能
となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0014】図1〜図9は本発明を実施する形態の一例
を示すもので、図10〜図12と機能的に同一物と見做
し得るについては同じ符号を付してある。
【0015】図1〜図4に示す如く、本形態例において
は、ノンステップの低床バスに適用したフロントサスペ
ンション構造の場合を例示している。
【0016】即ち、ここに図示している例では、左右の
フレーム3がアーチ状(図3参照)に形成されており、
両フレーム3間の低位置に通路部分の床面(図4参照)
を形成するように床部材14が配置され、該床部材14
の車幅方向両側が各フレーム3の内側で立ち上がった後
に外側に延びて該各フレーム3の頂部に支持されるよう
になっている。
【0017】また、フロントアクスル1は、Iビームに
より構成されたものとなっており、このフロントアクス
ル1の左右のフレーム3と交差する位置には、上方へ延
びるサポート部材15が装着され、該サポート部材15
の上部と前記フレーム3の頂部下面との間にエアスプリ
ング5を介装した構造としてある。
【0018】そして、前記各サポート部材15の前面側
中途部と、その前方に対峙しているクロスメンバ16の
上部後面との間がアッパ側のトルクロッド11により連
結されている。
【0019】また、左右の各サポート部材15直下のフ
ロントアクスル1前面部には、ブラケット17,18
(図1参照)が夫々取り付けられており、該各ブラケッ
ト17,18と、その前方に対峙しているクロスメンバ
16の下部後面との間がロア側のトルクロッド7により
連結されている。
【0020】尚、ショックアブソーバ8は、サポート部
材15の直後に移設されており、該サポート部材15の
後面側中途部と、その直上のフレーム3の頂部内側面と
の間が前記ショックアブソーバ8により連結されてい
る。
【0021】そして、本形態例の特徴的な構造として、
フロントアクスル1の前側に車幅方向に延びるラテラル
ロッド12が配置されており、該ラテラルロッド12の
一端が、同側のロア側トルクロッド7を連結している左
側のブラケット17(車両正面から見た図4における右
側のブラケット)の延設部17aに対し連結され、他
方、前記ラテラルロッド12の他端が、フレーム3側の
構造物である床部材14の最下面の右側角部(車両正面
から見た図4における左側の角部)に装着したブラケッ
ト19に対して連結されるようになっている。
【0022】尚、床部材14における前記ブラケット1
9を取り付けた箇所の下面には、車幅方向に延びるチャ
ンネル材20が装着されてラテラルロッド12から受け
る車幅方向の入力に対する補強が施されている。
【0023】ここで、延設部17aを設けた一方のブラ
ケット17について、図5〜図9を用いて以下に詳述す
ると、この一方のブラケット17は、その後端部がフロ
ントアクスル1の前面部に沿うように形成されており、
また、その前端部における上段側が、略U字形の平面形
状を成して前方に向けられたトルクロッド用連結部17
bとして形成され、該トルクロッド用連結部17bの下
段側は、車幅方向内側へ屈曲するように斜め前方に延び
る前記の延設部17aとして形成されており、該延設部
17aの先端部分が、略U字形の平面形状を成して車幅
方向内側に向けられたラテラルロッド用連結部17cと
して形成されている。
【0024】そして、前記一方のブラケット17の後端
部がフロントアクスル1の前面部にボルト締結されて取
り付けられ、また、トルクロッド用連結部17bには、
トルクロッド7の後端部に装備された揺動ピン21(図
1参照)の両端部がボルト締結され、ラテラルロッド用
連結部17cには、ラテラルロッド12の一端に装備さ
れた揺動ピン22の両端部がボルト締結されるようにな
っている。
【0025】ここで、従来より周知である通り、前記揺
動ピン21,22は、トルクロッド7及びラテラルロッ
ド12の端部をボス部として中央の球状部をラバーブッ
シュを介し揺動自在に抱持されており、これらのトルク
ロッド7やラテラルロッド12の端部から外側に張り出
した両端部が、前記トルクロッド用連結部17bやラテ
ラルロッド用連結部17cにボルト締結されるようにな
っているのであり、トルクロッド7及びラテラルロッド
12の反対側の端部や、アッパ側のトルクロッド11の
両端部についても同様の形式の連結が成されることにな
る。
【0026】尚、図中における17xはブラケット17
の後端部に穿設したボルト孔、17yはトルクロッド用
連結部17bに穿設したボルト孔、17zはラテラルロ
ッド用連結部17cに穿設したボルト孔を夫々示してい
る。
【0027】而して、このように構成すれば、ラテラル
ロッド12をフロントアクスル1の前側に配置するよう
にしているので、該ラテラルロッド12とタイロッド1
3との干渉が確実に回避されることになり、車両の床面
を低くしてもラテラルロッド12を支障なく容易に配置
することが可能となる。
【0028】また、一方のブラケット17に車幅方向内
側へ屈曲して延びる延設部17aを設け、該延設部17
aにラテラルロッド12の一端を連結するようにしてい
るので、ラテラルロッド12の車幅方向へ向けた姿勢で
の配置が可能となると共に、該ラテラルロッド12の左
右のトルクロッド7の相互間隔(図1参照)に近い長さ
Lまでの延長化が可能となり、このラテラルロッド12
の延長化により車体がストロークした時の左右変位が少
なくなって従来より高い操縦安定性を得ることが可能と
なる。
【0029】従って、上記形態例によれば、低床バスに
対しラテラルロッド12をタイロッド13と干渉させる
ことなく容易に配置することができるので、低床バスに
おけるラテラルロッド12のレイアウトの問題を解決す
ることができ、しかも、ラテラルロッド12の車幅方向
に向けた姿勢での配置を可能としてラテラルロッド12
の延長化を図ることができるので、従来より操縦安定性
を大幅に向上することができる。
【0030】尚、本発明のフロントサスペンション構造
は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、低床
バス以外の車両に適用することも可能であること、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】上記した本発明のフロントサスペンショ
ン構造によれば、低床車両に対しラテラルロッドをタイ
ロッドと干渉させることなく容易に配置することができ
るので、低床車両におけるラテラルロッドのレイアウト
の問題を解決することができ、しかも、ロア側トルクロ
ッドとラテラルロッドのブラケットを一体化することに
より、ラテラルロッドの車幅方向に向けた姿勢での配置
を可能としてラテラルロッドの延長化を図ることができ
るので、従来より操縦安定性を大幅に向上することがで
きる等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の形態例の平面図である。
【図3】図2のIII−III方向の矢視図である。
【図4】図3のIV−IV方向の矢視図である。
【図5】図2の延設部を設けたブラケットの詳細を示す
平面図である。
【図6】図5のVI−VI方向の矢視図である。
【図7】図6のVII−VII方向の矢視図である。
【図8】図6のVIII−VIII方向の矢視図であ
る。
【図9】図8のIX−IX方向の矢視図である。
【図10】従来のバスのフロントサスペンション構造の
一例を示す平面図である。
【図11】図10のXI−XI方向の矢視図である。
【図12】図11のXII−XII方向の矢視図であ
る。
【符号の説明】
1 フロントアクスル 3 フレーム 7 トルクロッド 12 ラテラルロッド 17 ブラケット 17a 延設部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントアクスルに対し左右何れか一方
    のロア側トルクロッドを連結しているブラケットの前面
    部に車幅方向内側へ屈曲して延びる延設部を設け、該延
    設部に対しフロントアクスルの前側に配置した車幅方向
    に延びるラテラルロッドの一端を連結し且つ他端をフレ
    ーム側に連結したことを特徴とするフロントサスペンシ
    ョン構造。
JP2000088795A 2000-03-28 2000-03-28 フロントサスペンション構造 Pending JP2001270312A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6871723B2 (en) * 2001-04-24 2005-03-29 Meritor Heavy Vehicle Technology, Llc Independent suspension system for a low floor vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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