JP2001269372A - 医療用ベッドの昇降制御方法および装置 - Google Patents

医療用ベッドの昇降制御方法および装置

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JP2001269372A
JP2001269372A JP2000085284A JP2000085284A JP2001269372A JP 2001269372 A JP2001269372 A JP 2001269372A JP 2000085284 A JP2000085284 A JP 2000085284A JP 2000085284 A JP2000085284 A JP 2000085284A JP 2001269372 A JP2001269372 A JP 2001269372A
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JP
Japan
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medical bed
hydraulic
lowering
immediately
bed
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JP2000085284A
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English (en)
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Tadashi Fujii
正 藤井
Saburo Ochiai
三郎 落合
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な制御および構成で、昇降時の衝撃を有効
に阻止することを可能にする。 【解決手段】第1および第2油圧シリンダ40a、40
bに油圧を発生させて上昇時に段階的に作動する第1お
よび第2電動ポンプ190、192と、前記第1および
第2油圧シリンダ40a、40bから排出される油をタ
ンク224a〜224cに排出するために、下降時に段
階的に作動する第1乃至第3流量制御手段216a〜2
16cとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者が載置された
医療用ベッドの昇降動作を制御するための医療用ベッド
の昇降制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、取り扱いの容易性等か
ら、通常、シート状である蓄積性蛍光体シートとして使
用されている。
【0004】上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体
シートに被写体の放射線画像情報を一旦記録する撮影部
と、前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体
シートに励起光を照射して前記放射線画像情報を光電的
に読み取る読み取り部と、前記放射線画像情報を読み取
り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線画像情
報を消去する消去部とを一体的に組み込み、該蓄積性蛍
光体シートを装置内で循環または往復させる、所謂、ビ
ルトイン方式の放射線画像情報読取装置が採用されてい
る。
【0005】上記の放射線画像情報読取装置では、一般
的に水平方向に沿って移動可能に配置され、患者が臥位
姿勢(横臥姿勢)で載置されるベッド型撮影台(医療用
ベッド)を備えるタイプが知られている。この種の撮影
台では、患者の乗り降りを考慮して昇降可能に構成され
ることが望ましく、通常、病室内に配置されている医療
用ベッドと同様に、油圧駆動される昇降装置を用いるこ
とが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の昇降
装置では、ベッドに油圧シリンダが設けられており、上
昇時には、ポンプを駆動して前記油圧シリンダを作動す
る一方、下降時には、電磁切換弁を作動して前記油圧シ
リンダ内の油をタンクに戻すように構成されている。し
かしながら、ベッドの上昇開始直後および上昇終了直前
や下降開始直後および下降終了直前に油圧が急激に変化
してしまい、配管内に衝撃が発生して患者に不快感を与
えるという問題がある。特に、病人や怪我人である患者
は、僅かな振動等の衝撃に対しても不快感を感じ易く、
種々の医療用ベッドにおいて、昇降時にこの種の衝撃が
発生することを確実に阻止することが望まれている。
【0007】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、簡単な制御および構成で、昇降時の衝撃を有効に阻
止することが可能な医療用ベッドの昇降制御方法および
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る医療用ベッ
ドの昇降制御方法および装置では、医療用ベッドを上昇
させる複数の油圧アクチュエータが、この医療用ベッド
の上昇開始直後および上昇終了直前に段階的に作動され
ることにより、前記医療用ベッドの上昇時の衝撃を有効
に回避することができる。
【0009】一方、医療用ベッドの下降開始直後および
下降終了直前に、複数の油圧アクチュエータから排出さ
れる油流量を段階的に調整することにより、下降時の前
記医療用ベッドに衝撃を与えることがない。これによ
り、医療用ベッドの上昇時および下降時に衝撃が発生す
ることを確実に阻止し、この医療用ベッド上の患者に不
快感を与えることがなく、簡単な工程および構成で、前
記医療用ベッドの昇降動作が円滑かつ良好に遂行され
る。
【0010】また、アクチュエータが複数のポンプを介
して医療用ベッドを上昇させるための複数の油圧シリン
ダを備え、複数の前記油圧シリンダの排出油流路に複数
の流量制御手段が設けられている。そして、油圧シリン
ダおよび流量制御手段が段階的に制御されることによっ
て、医療用ベッドの昇降動作が円滑に行われる。従っ
て、構成および制御が有効に簡素化されるとともに、衝
撃を発生することなく医療用ベッドの昇降動作が良好に
行われる。
【0011】さらにまた、医療用ベッドは、装置内に収
容された蓄積性蛍光体シートを用いて被写体の放射線画
像情報の記録および読み取り作業を繰り返し行う放射線
画像情報読取装置に対し昇降可能に装着されるととも
に、患者が臥位姿勢で載置される撮影台を備えている。
このため、撮影台を昇降させる際に、撮影台上の患者に
衝撃による不快感を与えることなく、前記撮影台を円滑
に昇降させることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
放射線画像情報読取装置10の概略斜視説明図であり、
図2は、前記放射線画像情報読取装置10の内部構成を
示す概略説明図である。
【0013】放射線画像情報読取装置10は、床面(設
置面)12上に配置される装置本体14と、被写体、例
えば、患者が、直接、臥位姿勢(横臥姿勢)で載置され
る撮影台(医療用ベッド)16と、前記撮影台16を前
記装置本体14に対して昇降させる昇降機構18とを備
える。装置本体14は、昇降機構18を収容する第1本
体部20と、この第1本体部20とは個別に構成される
第2本体部22とを備えるとともに、前記第2本体部2
2にコントローラ24およびスイッチ部26が接続され
ている。
【0014】図2および図3に示すように、昇降機構1
8は、第1本体部20の一端側(第2本体部22から離
間する側)に支軸28a、28bを介して揺動自在に支
持される第1揺動アーム30a、30bと、前記第1本
体部20の他端側(第2本体部22に近接する側)に支
軸32a、32bを介して揺動自在に支持される第2揺
動アーム34a、34bとを備える。第1揺動アーム3
0a、30bと第2揺動アーム34a、34bの略中央
部には、連結軸36a、36bが装着されるとともに、
前記第1揺動アーム30a、30bおよび前記第2揺動
アーム34a、34bの揺動先端部は、撮影台16を構
成する昇降基台38の底部に係合されている。
【0015】第1揺動アーム30a、30bには、支軸
28a、28bに近接して複数の油圧アクチュエータ、
例えば、第1および第2油圧シリンダ40a、40bが
装着されており、この第1および第2油圧シリンダ40
a、40bから延在するロッド42a、42bが、取り
付け部材44a、44bを介して第2揺動アーム34
a、34bの上端側に連結されている。第1および第2
油圧シリンダ40a、40bは、後述する油圧ユニット
46により制御される。
【0016】昇降基台38と第1本体部20の上部に
は、防塵および遮光機能を有する蛇腹部材48が伸縮自
在に固着される。図1に示すように、昇降基台38に
は、第1本体部20の短手方向(矢印X方向)および前
記矢印X方向に直交する矢印Y方向(長手方向)に進退
自在な天板部52が配設される。
【0017】天板部52の矢印X方向両側部に沿って線
状のタッチスイッチ54が固着される。このタッチスイ
ッチ54は、天板部52をロックするための図示しない
ロック手段をON/OFF制御するものであり、前記タ
ッチスイッチ54が押圧されている間、前記天板部52
のロック作用が解除されている。天板部52には、タッ
チスイッチ54の外方に位置してカバー部材56が設け
られている。
【0018】図2に示すように、昇降基台38には、蓄
積性蛍光体シートSに被写体の放射線画像情報を一旦記
録する撮影部80が設けられる一方、装置本体14に
は、前記放射線画像情報が記録された前記蓄積性蛍光体
シートSに励起光であるレーザ光Lを照射して前記放射
線画像情報を光電的に読み取る読み取り部82と、読み
取り後の前記蓄積性蛍光体シートSに残存する放射線画
像情報を消去する消去部84と、放射線画像情報読取装
置10内で、例えば、3枚の前記蓄積性蛍光体シートS
を循環させる循環搬送系86とが組み込まれる。
【0019】図4に示すように、蓄積性蛍光体シートS
は、両側部に設けられた耳部Sa、Sbのみを挟持され
て循環搬送されるものであり、この蓄積性蛍光体シート
Sの裏面側には補強板88a、88bが固定されてい
る。
【0020】撮影部80は、図2に示すように、蓄積性
蛍光体シートSを位置決めするための位置決め部材90
と、この撮影部80に前記蓄積性蛍光体シートSを保持
する支点92を介して揺動自在な押さえ板94とを備え
る。撮影部80の出入口近傍には、循環搬送系86を構
成するローラ対100aが配置されており、このローラ
対100aから所定間隔だけ離間してローラ対100b
が設けられる。ローラ対100a、100bは、昇降基
台38に支持されてこの昇降基台38と一体的に昇降す
る。
【0021】第1本体部20内には、循環搬送系86を
構成する複数のローラ対102が配置されるとともに、
第2本体部22内に前記循環搬送系86とは独立したロ
ーラ対104が配置される。ローラ対100a、100
b、102および104は、蓄積性蛍光体シートSの耳
部Sa、Sbのみを挟持して搬送するように構成されて
いる。
【0022】循環搬送系86は、撮影部80から鉛直方
向に延在する鉛直搬送路106と、この鉛直搬送路10
6の下端から水平方向に延在してローラ対104に至る
水平搬送路108と、このローラ対104により進行方
向が180゜だけ変更された後、読み取り部82を通過
して消去部84の先方まで延在する傾斜搬送路110
と、この傾斜搬送路110の先端で進行方向を180゜
だけ変更させた後、スイッチバックを行って鉛直搬送路
106に連なるスイッチバック搬送路112とを備えて
いる。スイッチバック搬送路112には、正逆回転可能
なローラ対114が配置される。
【0023】循環搬送系86には3枚の蓄積性蛍光体シ
ートSが存在しており、この蓄積性蛍光体シートSの3
つの待機位置として、撮影部80のセット位置である第
1待機位置ST1と、水平搬送路108に配置される第
2待機位置ST2と、消去部84に配置される第3待機
位置ST3とが設けられる。
【0024】読み取り部82は、第2本体部22内に設
けられており、蓄積性蛍光体シートSを水平方向(矢印
A方向)に副走査搬送する副走査搬送手段120と、副
走査搬送されている前記蓄積性蛍光体シートSに励起光
としてレーザ光Lを略鉛直方向に照射して主走査するレ
ーザ光照射手段(励起光照射手段)122と、このレー
ザ光Lの照射によって前記蓄積性蛍光体シートSから生
じる輝尽発光光を光電的に読み取る第1および第2集光
系124、126とを備える。
【0025】副走査搬送手段120は、互いに同期して
回転駆動される第1および第2ローラ対128、130
を備える。第1集光系124は、蓄積性蛍光体シートS
の記録面上のレーザ光Lの照射位置に主走査線に沿って
配置される第1光ガイド132aと、この第1光ガイド
132aの上部に装着される第1フォトマルチプライヤ
134aとを備える。第2集光系126は、蓄積性蛍光
体シートSの裏面側に主走査線に沿って配置される第2
光ガイド132bと、この第2光ガイド132bの端部
に装着される第2フォトマルチプライヤ134bとを備
える。
【0026】消去部84は、蓄積性蛍光体シートSの記
録面側に配置される第1消去ユニット140aと、前記
蓄積性蛍光体シートSの裏面側に配置される第2消去ユ
ニット140bとを備える。第1および第2消去ユニッ
ト140a、140b内には、それぞれ消去用光源14
2a、142bが配置されている。
【0027】図1に示すように、コントローラ24は、
複数のランプを有するランプ群160とディスプレイ1
62と切り替えキー付き撮影サイズ表示ランプ群163
とが設けられた操作パネル164を備えている。図示し
ないコンソールの操作によって電源がONされる際や、
撮影サイズが選択される際に、ランプ群160、163
にこれらの情報が表示されるとともに、このコンソール
で登録された患者のID番号や患者名、あるいは撮影メ
ニュー等が、前記ディスプレイ162に表示される。
【0028】スイッチ部26は、撮影台16を構成する
天板部52を水平方向に移動させるためのロック解除用
の第1フットスイッチ170と、前記撮影台16を下降
させるための下降用の第2フットスイッチ172と、前
記撮影台16を上昇させるための上昇用の第3フットス
イッチ174と、前記撮影台16の昇降動作を強制的に
停止させる緊急停止用の第4フットスイッチ176とを
備える。天板部52の上方には、X線照射手段182が
配置されている。
【0029】図5は、油圧ユニット46の油圧回路説明
図であり、この油圧ユニット46には、第1および第2
電動ポンプ190、192が接続される。第1および第
2電動ポンプ190、192は、タンク194a、19
4b内の油を介して油圧を発生させるための油圧ポンプ
196a、196bと、前記油圧ポンプ196a、19
6bに連結された電動機198a、198bとを備え
る。
【0030】油圧ポンプ196a、196bは、油圧ユ
ニット46の第1および第2供給油流路200a、20
0bに連通するとともに、前記第1および第2供給油流
路200a、200bには、フィルタ202a、202
bと、逆止弁204a、204bと、アキュムレータ2
06a、206bとが設けられる。第1および第2供給
油流路200a、200bから分岐する分岐油流路20
8a、208bは、互いの流れ方向を逆にした逆止弁2
04c、204dを備える。
【0031】第1および第2供給油流路200a、20
0bは、第3供給油流路200cに合流する。第3供給
油流路200cの途上に、第1排出油流路214a、第
2排出油流路214bおよび第3排出油流路214cが
連通する。第1乃至第3排出油流路214a〜214c
には、第1乃至第3流量制御手段216a〜216cが
設けられる。第1乃至第3流量制御手段216a〜21
6cは、フィルタ218a〜218cと、電磁切り換え
弁220a〜220cと、可変絞り弁222a〜222
cとを直列に配置しており、油圧ユニット46の外部に
タンク224a〜224cを備えている。
【0032】第3供給油流路200cの両端側は、油圧
ユニット46の外部に設けられた第1および第2油流路
226a、226bの一端に連通しており、前記第1お
よび第2油流路226a、226bの他端側には、安全
機能付き切り換え弁228a、228bを介して第1お
よび第2油圧シリンダ40a、40bのポート230
a、230bが連通する。
【0033】このように構成される放射線画像情報読取
装置10の動作について、以下に説明する。
【0034】まず、患者のID番号や氏名等のID情報
を記録したIDカードが作成され、このIDカードが図
示しないコンソールで読み取られる。このコンソールで
は、患者の胸部や腹部等の撮影部位および撮影メニュー
の選択が行われる。さらに、必要に応じて撮影サイズの
選択が行われ、次いで、被写体である患者を撮影台16
上に載置させる。
【0035】その際、患者の状態、身長の大小、あるい
は車椅子やストレッチャー等の搬送形態によって撮影台
16の高さ位置(矢印Z方向)の調整が行われる。具体
的には、操作者が第2フットスイッチ172を踏むこと
により、昇降機構18を構成する油圧ユニット46を介
して第1および第2油圧シリンダ40a、40bが駆動
される(図3参照)。このため、第1および第2油圧シ
リンダ40a、40bのロッド42a、42bが内方に
移動し、このロッド42a、42bに取り付け部材44
a、44bを介して連結されている第2揺動アーム34
a、34bが、支軸32a、32bを支点にして下方向
に揺動する。
【0036】第2揺動アーム34a、34bには、連結
軸36a、36bを介して第1揺動アーム30a、30
bが連結されており、前記第2揺動アーム34a、34
bが下方向に揺動する際に、前記第1揺動アーム30
a、30bが支軸28a、28bを支点に下方向に揺動
する。これにより、昇降基台38が下方向に移動して撮
影台16が下降する。
【0037】一方、操作者が第3フットスイッチ174
を踏むと、油圧ユニット46を介して第1および第2油
圧シリンダ40a、40bが上記とは逆方向に駆動され
る。このため、第1揺動アーム30a、30bおよび第
2揺動アーム34a、34bに支持されている昇降基台
38が上方に移動し、撮影台16が上昇する。
【0038】このように、撮影台16は、患者が天板部
52に乗り易いように高さ位置が調整される。そして、
患者が天板部52上に臥位姿勢(横臥姿勢)で横たわっ
た状態で、操作者は、第2フットスイッチ172または
第3フットスイッチ174を選択的に操作し、天板部5
2の高さを作業し易い高さ位置に調整する。
【0039】この場合、本実施形態では、患者が乗せら
れた天板部52を昇降させる際に、この患者に衝撃を与
えることがない。すなわち、操作者が第2フットスイッ
チ172を踏むと、図6中、時間T1に示すように、ま
ず、第1電動ポンプ190が駆動される。このため、電
動機198aの作用下に、油圧ポンプ196aを介して
タンク194a内の油が油圧ユニット46内の第1供給
油流路200aに送られる。
【0040】第1供給油流路200aに供給された油
は、フィルタ202aおよび逆止弁204aを通って第
3供給油流路200cに送られ、この第3供給油流路2
00cの両端に連通する第1および第2油流路226
a、226bから第1および第2油圧シリンダ40a、
40b内に導入される(図5中、矢印参照)。従って、
第1および第2油圧シリンダ40a、40b内には、小
流量の油が導入されることになり、昇降機構18を介し
て撮影台16が比較的低速で上昇動作を開始する。
【0041】第1電動ポンプ190がONされた後(図
6中、時間T1参照)、所定の時間T2(例えば、0.
5秒)だけ経過すると、第2電動ポンプ192が駆動
(ON)される。このため、図7に示すように、電動機
198bの作用下に、油圧ポンプ196bを介してタン
ク194b内の油が第2供給油流路200bに送られ、
この第2供給油流路200bから第3供給油流路200
cに前記油が供給される。
【0042】第3供給油流路200cには、第1電動ポ
ンプ190を介して油が供給されており、前記第1およ
び第2電動ポンプ190、192の作用下に、前記第3
供給油流路200cから第1および第2油流路226
a、226bを介して第1および第2油圧シリンダ40
a、40b内に所望の流量の油が導入される。これによ
り、撮影台16は、患者を乗せた状態で比較的高速で上
昇する。
【0043】撮影台16が所定の高さまで上昇し、操作
者が第2フットスイッチ172から足を離すことによ
り、図6に示すように、前記第2フットスイッチ172
がOFFされた時間T3で、まず、第1電動ポンプ19
0がOFFされる。このため、第1および第2油圧シリ
ンダ40a、40bには、第2電動ポンプ192のみに
よる油圧が発生し、撮影台16の上昇動作が緩やかにな
る。そして、所定の時間T4(例えば、0.5秒)だけ
経過した後、第2電動ポンプ192がOFFされて前記
撮影台16の上昇動作が停止する。
【0044】これにより、撮影台16が上昇する際に
は、第1および第2電動ポンプ190、192が段階的
に作動されてこの撮影台16の上昇開始直後および上昇
終了直前に油圧が急激に変化することがない。従って、
撮影台16の上昇時に、特に、病人や怪我人等である患
者に不快感を与える衝撃の発生を確実に阻止することが
でき、前記撮影台16を円滑かつ良好に上昇させること
が可能になるという効果が得られる。しかも、第1およ
び第2電動ポンプ190、192を段階的に作動させる
だけでよく、制御および構成の簡素化が容易に図られ
る。
【0045】一方、撮影台16を下降させる際には、図
8に示す作動タイミングで第1乃至第3流量制御手段2
16a〜216cが段階的に制御される。すなわち、操
作者が第3フットスイッチ174を踏むと、まず、第1
流量制御手段216aを構成する電磁切り換え弁220
aが駆動され(図8中、時間T1′参照)、第1排出油
流路214aがタンク224aに連通する(図9参
照)。このため、第1および第2油圧シリンダ40a、
40bのポート230a、230bから排出される油
は、第1および第2油流路226a、226bから第3
供給油流路200cに導入された後、第1排出油流路2
14aに配置されたフィルタ218a、電磁切り換え弁
220aおよび可変絞り弁222aを介してタンク22
4aに排出される。従って、第1および第2油圧シリン
ダ40a、40bからは少量の油が排出されることにな
り、撮影台16がゆっくりと下降を開始する。
【0046】第1流量制御手段216aがONされた時
間T1′から所定の時間T2′(例えば、0.2秒)だ
け経過した後、第2流量制御手段216bがONされ
る。このため、第1および第2油圧シリンダ40a、4
0bから排出される油は、第1および第2油流路226
a、226bから第3供給油流路200cを通って第1
および第2排出油流路214a、214bに流れ、タン
ク224a、224bに排出される。これにより、第1
および第2油圧シリンダ40a、40bから排出される
油流量が増加し、撮影台16の下降速度が上昇する。
【0047】さらに、所定時間T3′(例えば、0.2
秒)だけ経過すると、第3流量制御手段216cが駆動
される。従って、第1および第2油圧シリンダ40a、
40bから排出される油は、第1乃至第3排出油流路2
14a〜214cを介してタンク224a〜224cに
排出されることになり、撮影台16が所定の速度で下降
動作を行う。
【0048】次いで、撮影台16の下降を停止させる際
には、第3フットスイッチ174がOFFされることに
より、まず、時間T4′で第1流量制御手段216aを
構成する電磁切り換え弁220aが駆動され、第1排出
油流路214aが遮断される。時間T5′(例えば、
0.2秒)だけ経過した際、第2流量制御手段216b
がOFFされて第2排出油流路214bが遮断され、さ
らに、時間T6′(例えば、0.2秒)だけ経過した
後、第3流量制御手段216cがOFFされる。従っ
て、第1および第2油圧シリンダ40a、40bから排
出される油流量が段階的に減少し、撮影台16がゆっく
りと所定の高さ位置に停止する。これにより、撮影台1
6を下降させる際に、この撮影台16上の患者に衝撃に
よる不快感を与えることなく、前記撮影台16を円滑に
下降動作させることが可能になる。
【0049】このように、本実施形態では、撮影台16
の上昇時に第1および第2電動ポンプ190、192が
段階的に作動される一方、前記撮影台16の下降時に第
1乃至第3流量制御手段216a〜216cが段階的に
作動される。このため、撮影台16上の患者に衝撃を与
えることがなく、簡単な工程および構成で、前記撮影台
16の昇降動作が円滑かつ好適に遂行されるという効果
が得られる。
【0050】さらに、油圧ユニット46内には、第1お
よび第2電動ポンプ190、192に連通する第1およ
び第2供給油流路200a、200bと、第1乃至第3
流量制御手段216a〜216cが配置される第1乃至
第3排出油流路214a〜214cとが設けられてい
る。従って、1配管当たりの油流量を減少させることが
でき、第1および第2電動ポンプ190、192の作動
時、および、第1乃至第3流量制御手段216a〜21
6cの作動時における衝撃を有効に減少させることが可
能になる。
【0051】上記のように、撮影台16が、操作者が作
業し易いように高さ位置が調整されると、この操作者
は、第1フットスイッチ170を操作し、あるいは、天
板部52に設けられているタッチスイッチ54をONし
続けることにより、前記天板部52のロックが解除され
る。
【0052】そこで、例えば、操作者がタッチスイッチ
54を押し続けた状態で天板部52を前後左右(矢印X
方向および矢印Y方向)にスライドさせ、患者の撮影部
位がX線照射手段182による照射枠に入るように前記
患者の位置を調整する。そして、患者の撮影部位の位置
決めが行われた後、タッチスイッチ54から手を離すこ
とにより、天板部52が移動不能にロックされる。
【0053】次に、X線照射手段182が駆動され、患
者の放射線画像情報が撮影部80に配置されている蓄積
性蛍光体シートSに記録(撮影)される。その際、他の
蓄積性蛍光体シートSは、第2および第3待機位置ST
2、ST3に配置されている。
【0054】撮影処理後の蓄積性蛍光体シートSは、循
環搬送系86を構成するローラ対100aの回転作用下
に、耳部Sa、Sbが挟持されて撮影部80から取り出
され、ローラ対100b、102に挟持されて鉛直搬送
路106から水平搬送路108に受け渡される(図4参
照)。さらに、蓄積性蛍光体シートSは、複数のローラ
対102の回転作用下に第1本体部20から第2本体部
22に搬送され、ローラ対104を通って上方に180
゜だけ搬送方向が変更された後、読み取り部82を構成
する副走査搬送手段120に送られる。
【0055】副走査搬送手段120では、図示しないモ
ータの駆動作用下に、第1および第2ローラ対128、
130が同期して回転駆動され、蓄積性蛍光体シートS
は、この第1および第2ローラ対128、130に耳部
Sa、Sbを挟持されて矢印A方向に副走査搬送され
る。その際、レーザ光照射手段122からレーザ光Lが
導出され、蓄積性蛍光体シートSの記録面に照射されて
主走査が行われる。
【0056】これにより、蓄積性蛍光体シートSの記録
面側から発せられる輝尽発光光が第1集光系124によ
り光電的に読み取られるとともに、透明なベース面を透
過して前記蓄積性蛍光体シートSの裏面側から発せられ
る輝尽発光光が第2集光系126により光電的に読み取
られる。
【0057】読み取り処理後の蓄積性蛍光体シートS
は、第2本体部22から第1本体部20側に搬送され、
傾斜搬送路110に沿って消去部84側に送られる。こ
の消去部84では、第1および第2消去ユニット140
a、140bを構成する消去用光源142a、142b
を介して蓄積性蛍光体シートSの両面に消去光が照射さ
れ、前記蓄積性蛍光体シートSに残存する放射線画像情
報の消去処理が迅速に行われる。
【0058】消去処理後の蓄積性蛍光体シートSは、傾
斜搬送路110から下方向に略180゜だけ搬送方向が
変更された後、スイッチバック搬送路112に送られ
る。このスイッチバック搬送路112を構成するローラ
対114が逆回転されることにより、蓄積性蛍光体シー
トSは、前記スイッチバック搬送路112から鉛直搬送
路106に受け渡され、ローラ対100a、100bを
介して撮影部80に再度配置される。
【0059】なお、本実施形態では、医療用ベッドとし
て蓄積性蛍光体シートSが装置本体14内で循環される
ビルトイン方式の放射線画像情報読取装置10に設けら
れたベッド型撮影台16を用いて説明したが、これに限
定されるものではなく、各種の医療用ベッドに適用する
ことができる。
【0060】
【発明の効果】本発明に係る医療用ベッドの昇降制御方
法および装置では、複数の油圧アクチュエータを段階的
に作動させて医療用ベッドの上昇時の衝撃を回避する一
方、前記油圧アクチュエータから排出される油流量を段
階的に調整して前記医療用ベッドの下降時の衝撃を回避
する。このため、簡単な制御および構成で、医療用ベッ
ドの昇降時に衝撃を発生させることがなく、該医療用ベ
ッドの昇降動作を円滑かつ良好に行うことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る放射線画像情報読取装
置の概略斜視説明図である。
【図2】前記放射線画像情報読取装置の内部構成を示す
概略説明図である。
【図3】前記放射線画像情報読取装置を構成する装置本
体と撮影台の内部構成を示す斜視図である。
【図4】蓄積性蛍光体シートの斜視図である。
【図5】前記装置台を昇降させるための油圧ユニットの
油圧回路説明図である。
【図6】前記油圧回路に設けられる第1および第2電動
ポンプの作動タイミングの説明図である。
【図7】前記油圧回路で前記第1電動ポンプのみが作動
する際の説明図である。
【図8】前記油圧回路に設けられる第1乃至第3流量制
御手段の作動タイミングの説明図である。
【図9】前記第1流量制御手段のみがONされた際の動
作説明図である。
【符号の説明】
10…放射線画像情報読取装置 12…床面 14…装置本体 16…撮影台 18…昇降機構 20、22…本
体部 24…コントローラ 26…スイッチ
部 40a、40b…油圧シリンダ 46…油圧ユニ
ット 52…天板部 80…撮影部 82…読み取り部 84…消去部 86…循環搬送系 120…副走査
搬送手段 122…レーザ光照射手段 124、126
…集光系 190、192…電動ポンプ 194a、19
4b…タンク 196a、196b…油圧ポンプ 198a、19
8b…電動機 200a〜200c…供給油流路 214a〜21
4c…排出油流路 216a〜216c…流量制御手段 226a〜22
6b…油流路 S…蓄積性蛍光体シート Sa、Sb…耳

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者が載置されている医療用ベッドの昇降
    動作を制御する医療用ベッドの昇降制御方法であって、 前記医療用ベッドを上昇させるための複数の油圧アクチ
    ュエータを段階的に作動させることにより、前記医療用
    ベッドの上昇開始直後および上昇終了直前の衝撃を回避
    する一方、 複数の前記油圧アクチュエータから排出される油流量を
    段階的に調整することにより、前記医療用ベッドの下降
    開始直後および下降終了直前の衝撃を回避することを特
    徴とする医療用ベッドの昇降制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の昇降制御方法において、前
    記油圧アクチュエータである複数の油圧シリンダに油圧
    を発生させる複数のポンプを、該医療用ベッドの上昇開
    始直後および上昇終了直前に段階的に制御する一方、 複数の前記油圧シリンダの排出油流路に設けられた複数
    の流量制御手段を、前記医療用ベッドの下降開始直後お
    よび下降終了直前に段階的に制御することを特徴とする
    医療用ベッドの昇降制御方法。
  3. 【請求項3】患者が載置されている医療用ベッドの昇降
    動作を制御する医療用ベッドの昇降制御装置であって、 前記医療用ベッドに設けられ、該医療用ベッドの上昇開
    始直後および上昇終了直前の衝撃を回避するために、段
    階的に作動可能な複数の油圧アクチュエータと、 前記医療用ベッドの下降開始直後および下降終了直前の
    衝撃を回避するために、複数の前記油圧アクチュエータ
    から排出される油流量を段階的に制御可能な複数の流量
    制御手段と、 を備えることを特徴とする医療用ベッドの昇降制御装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の昇降制御装置において、複
    数の前記油圧アクチュエータは、複数のポンプを介して
    前記医療用ベッドを昇降させるための複数の油圧シリン
    ダを備えるとともに、 複数の前記流量制御手段は、複数の前記油圧シリンダの
    排出油流路に設けられることを特徴とする医療用ベッド
    の昇降制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の昇降制御装置にお
    いて、前記医療用ベッドは、装置内に収容された蓄積性
    蛍光体シートを用いて被写体の放射線画像情報の記録お
    よび読み取り作業を繰り返し行う放射線画像情報読取装
    置に対し昇降可能に装着されるとともに、前記患者が臥
    位姿勢で載置される撮影台を備えることを特徴とする医
    療用ベッドの昇降制御装置。
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