JP2001269311A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JP2001269311A
JP2001269311A JP2000083940A JP2000083940A JP2001269311A JP 2001269311 A JP2001269311 A JP 2001269311A JP 2000083940 A JP2000083940 A JP 2000083940A JP 2000083940 A JP2000083940 A JP 2000083940A JP 2001269311 A JP2001269311 A JP 2001269311A
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JP2000083940A
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Kazuhiro Yamanaka
一浩 山中
Mitsuru Higuchi
充 樋口
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画素数化された撮像素子を有する電子内視
鏡を利用して、NTSC方式の画像だけでなく、PAL
方式の画像の利用を促進する。 【解決手段】 プログレッシブ信号を形成すると共に、
NTSC方式又はPAL方式のいずれかのビデオ信号を
形成可能なプロセッサ装置を備え、このプロセッサ装置
に、例えば41万画素のCCDを有する電子スコープ1
0Aが接続されたときはNTSC方式の処理を選択し、
85万画素のCCDを有する電子スコープ10Bが接続
されときはPAL方式の処理を選択する。即ち、プログ
レッシブ/TV変換回路に供給されたプログレッシブ信
号から、NTSC信号又はPAL信号のいずれか一方を
読出し形成する。このPAL信号によれば、NTSC信
号に比べると解像度の高い画像を表示することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子内視鏡装置、特
に異なるテレビジョン方式のビデオ信号を形成可能な電
子内視鏡装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子内視鏡(電子スコープ)
の先端部に備えた固体撮像素子であるCCD(Charge C
oupled Device)により、被観察体内の画像を撮像し、
この画像をNTSC方式のテレビモニタに表示する電子
内視鏡装置が用いられる。この装置によれば、テレビモ
ニタに表示された被観察体を見ながら、患部等の観察、
処置或いは手術等を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
電子スコープで得られた画像をテレビモニタ以外の例え
ばコンピュータディスプレイ(パソコンモニタ)等に表
示することが提案されており、これにより、被観察体画
像の保存や後の観察等において有効利用が可能となる。
即ち、テレビモニタへ表示するためのビデオ信号はイン
ターレース走査用信号であり、奇数フィールドと偶数フ
ィールドのビデオ信号を重ねて1フレームの画像を表示
するため、画面のちらつきが発生し易いが、コンピュー
タディスプレイではノンインターレース走査となり、ま
た走査線数の設定に自由度があり、垂直解像度を向上さ
せて画像の高品質化を図ることができる。
【0004】また、テレビジョン方式の異なるPAL方
式の画像の利用も行われており、このPAL方式はその
走査線数(有効数)がNTSC方式の485本に対し、
575本と多く、垂直解像度の高い画像が得られるとい
う利点がある。
【0005】一方、CCDの高画素数化も進められてお
り、画素数の多いCCDを用いた電子スコープが製作さ
れている。また、表示モニタやビデオプリンタ、VT
R、ファイリング装置等の周辺機器においても、NTS
C方式に対応したものだけでなく、PAL方式或いはプ
ログレッシブ信号に対応したものが作られている。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、高画素数化された撮像素子を有す
る電子内視鏡を利用して、NTSC方式の画像だけでな
く、PAL方式の画像の利用を促進することができる電
子内視鏡装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る電子内視鏡装置は、NTSC
方式のビデオ信号とPAL方式のビデオ信号の両方を形
成可能なプロセッサ装置と、このプロセッサ装置に、撮
像素子の走査線(水平ライン)数がPAL方式の走査線
数よりも少ない電子内視鏡が接続されたときはNTSC
方式の処理を選択し、一方撮像素子の走査線数がPAL
方式の走査線数よりも多い電子内視鏡が接続されたとき
はPAL方式の処理を選択する制御回路とを含んでなる
ことを特徴とする。請求項2に係る発明は、上記プロセ
ッサ装置では、ノンインターレース走査のプログレッシ
ブ信号をも形成することを特徴とする。
【0008】上記の構成によれば、制御回路によりプロ
セッサ装置に接続された電子内視鏡のCCDの画素数
(走査線数)が判定され、この電子内視鏡が例えば41
万画素のCCDを有する場合はNTSC信号が形成さ
れ、85万画素のCCDを有する場合はPAL信号が形
成される。即ち、この85万画素のCCDの有効水平ラ
イン数は、例えば768本であり、PAL走査線数の5
75本よりも多いので、PAL信号が選択され、この7
68本の水平ラインを間引き処理することにより、28
5.5本のPAL用の奇数フィールド信号及び偶数フィ
ールド信号が形成される。このPAL信号によれば、N
TSC信号に比較すると走査線数が多いため、高解像度
の画像が得られることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、実施形態例に
係る電子内視鏡装置の構成が示されており、まず図2に
よりビデオ信号形成の具体的な構成について説明する。
当該例の装置は、電子内視鏡(電子スコープ)10を光
源装置11及びプロセッサ装置12に接続して構成され
る。この電子スコープ10には、先端部に対物光学系を
介して例えばNTSC方式の走査線数に対応した41万
画素のCCD13が配置され、このCCD13を駆動す
るCCD駆動回路14が設けられると共に、先端部から
光を照射するために、ライトガイド15が配設されてお
り、このライトガイド15は光源や光量絞りが配置され
た上記光源装置11に接続される。
【0010】この電子スコープ10として、その他では
プログレッシブ用の85万画素のCCDを搭載したもの
等が存在する。即ち、NTSC方式の41万画素のCC
D13は、768(水平方向画素数)×485(水平ラ
イン数)の有効画素を有しているのに対し、85万画素
のプログレッシブ用CCDは、1024(水平方向画素
数)×768(水平ライン数)の有効画素を有してい
る。
【0011】上記CCD13には、相関二重サンプリン
グ(CDS−Correlated Double Sampling)回路18、
A/D(アナログ/デジタル)変換器19、デジタルビ
デオプロセッサ(DVP−Digital Video Processor)
20が配置される。このDVP20では、CCD13か
らの出力信号につき、デジタル処理により輝度信号
(Y)と色差信号(C)が形成されると共に、増幅、ホ
ワイトバランス、ガンマ補正等の画像処理が施される。
また、上記の各回路を統括制御するマイコン21が配置
される。
【0012】一方、プロセッサ装置12では、画像の左
右を反転させるミラー回路24、輪郭強調回路(エンハ
ンサ)25、輝度信号(Y)と色差信号(C)をR
(赤),G(緑),B(青)の信号に変換する色変換回
路26が設けられる。当該例では、コンピュータのモニ
タ等でも内視鏡画像が利用できるようにノンインターレ
ース走査信号(プログレッシブ信号)を形成しており、
このために垂直解像度を高くするプログレッシブ解像度
変換回路27(図3)が設けられる。また、患者情報や
撮影データ等のキャラクタを混合するためのキャラクタ
ジェネレータ28、混合回路29、D/A変換器30A
が設けられ、このD/A変換器30Aから出力されたア
ナログビデオ信号はアイソレーション32、バッファ回
路33Aを介してコンピュータディスプレイ等に供給さ
れる。
【0013】そして、上記混合回路29の出力を入力
し、プログレッシブ信号をNTSC又はPALのいずれ
かのインターレース走査用信号に選択的に変換するプロ
グレッシブ/TV変換回路35(図4)が設けられ、こ
のプログレッシブ/TV変換回路35の後段に、RGB
信号として出力するためのD/A変換器30B及びバッ
ファ回路33Bが配置され、もう一方のラインにY,C
信号として出力するためのエンコーダ36、D/A変換
器30C及びバッファ回路33Cが設けられる。なお、
上記エンコーダ36は、RGB信号をY信号とC信号に
変換するものである。
【0014】更に、上記のプロセッサ装置12内の各回
路を統括制御するマイコン38が設けられ、このマイコ
ン38により、プログレッシブ解像度変換制御やNTS
C又はPALのいずれかのテレビ用ビデオ信号を選択形
成するための制御が行われる。即ち、図1(A)に示さ
れるように、41万画素のCCD13を有する電子スコ
ープ10Aが接続された場合は、上記マイコン38がマ
イコン21との間での通信により、CCD13の走査線
数(又はスコープ10の種類)が判定され、NTSC信
号を得るための処理が選択される。一方、図1(B)に
示されるように、85万画素のCCDを有する電子スコ
ープ10Bが接続された場合は、PAL信号を得るため
の処理が選択される。
【0015】図3には、上記プログレッシブ解像度変換
回路27の一構成例が示されており、図示されるよう
に、この解像度変換回路27は、2個のフィールドメモ
リM1,M2 、フレームメモリM3 と書込み制御回路4
2、読出し制御回路43から構成される。この書込み制
御回路42は、上記フィールドメモリM1 ,M2 に対
し、1画素に対応したクロック周波数の速度14.31
8MHz(水平走査信号は15.734kHzの周波数
となり、これはNTSC方式に対応したものである)で
データの書込みを実行し、上記フレームメモリM3 に対
しては、2倍クロックの速度28.636MHz(水平
走査信号は31.468kHzとなる)でデータの書込
みを実行する。
【0016】また、上記読出し制御回路43は、上記フ
ィールドメモリM1 ,M2 に対し、上記2倍クロックの
28.636MHzの速度でデータの読出しを実行し、
上記フレームメモリM3 に対しては4倍クロックの5
7.272MHz(水平走査信号は62.936kH
z)の速度でデータの読出しを実行する。
【0017】図5には、このプログレッシブ解像度変換
回路27での信号変換が示されており、図5(A)のよ
うに、上記フィールドメモリM1 には、CCD13から
出力された、水平方向768画素からなる242.5本
の水平ラインデータO11,O 12,O13…(奇数フィール
ド)、メモリM2 には同様に水平ラインデータE11,E
12,E13…(偶数フィールド、これらはインターレース
走査用信号である)が上記15.734kHzの速度で
書き込まれる。
【0018】その後、このメモリM1 及びM2 の奇数及
び偶数フィールドデータは、2倍の速度の31.468
kHzで読み出されると共に、図5(B)に示されるよ
うに、同一の速度でフレームメモリM3 に交互に書き込
まれる。ここでは、485本の水平ラインを有する1フ
レームのデータ(ノンインターレース走査用信号)とさ
れるが、2倍クロック速度で書き込むので、垂直走査期
間は図5(A)の場合と同一の1/59.94Hz≒1
6.7msとなる。
【0019】次に、図5(C)に示されるように、上記
フレームメモリM3 のデータを更に2倍の速度、即ち6
2.936kHz(4倍のクロック速度)で2回ずつ読
み出す。そうすると、約16.7ms(1/59.94
Hz)の垂直走査期間において、同一の水平ラインが2
本ずつ垂直方向に並び、合計で970本の水平ラインが
形成され、コンピュータディスプレイ等の画像では、奇
数及び偶数フィールドの2倍のデータが水平方向におい
て1/2に圧縮された形で表示されることになり、垂直
解像度が高くなる。
【0020】図4には、上記プログレッシブ/TV変換
回路35の一構成例が示されている。このプログレッシ
ブ/TV変換回路35は、上記プログレッシブ信号を格
納しPAL用の奇数フィールド信号を読み出すための第
1メモリM4 、同様にプログレッシブ信号からPAL用
の偶数フィールド信号を読み出すための第2メモリ
5 、書込み制御回路44及び読出し制御回路45から
なる。そして、上記書込み制御回路44は、メモリ
4 ,M5 に対し57.272MHzのクロック速度で
プログレッシブ信号データの書込みを行うが、このメモ
リM4 ,M5 からの交互の読出しについては、NTSC
とPALで異なる制御を実行する。
【0021】即ち、上記読出し制御回路45では、NT
SC信号処理が選択されているときは、14.318M
Hzのクロック速度を用い、間引き処理により242.
5本のフィールド信号を形成し、PAL信号処理が選択
されているときは、14.188MHz(水平ライン読
出し速度:15.625kHz)のクロックの速度を用
い、287.5本のフィールド信号を形成するように読
出し制御する。そうして、上記NTSC信号処理選択時
では、図5の逆の処理によりNTSC信号が形成され
る。
【0022】図6には、PAL信号処理選択時の上記プ
ログレッシブ/TV変換回路35での信号変換が示され
ており、図6(A)に示されるように、メモリM4 に書
き込まれた768本のプログレッシブ信号は、水平ライ
ンの本数を間引きながら、図5(B)に示されるよう
に、O11(p),O12(p),O13(p)…の287.5本から
なるPAL用奇数フィールド信号(O1 (p))に変換さ
れ、またメモリM5 に書き込まれたプログレッシブ信号
も、同様の間引き処理によりPAL用の偶数フィールド
信号(E1 (p))へ変換される。
【0023】また、図1に示されるように、上記プロセ
ッサ装置12には、プログレッシブ信号用の例えばコン
ピュータディスプレイ50、NTSC信号又はPAL信
号のいずれか一方を自動的に選択して表示するテレビモ
ニタ51、例えばビデオプリンタ、VTR、ファイリン
グ装置等の周辺機器(記録装置)52が接続できるよう
になっている。
【0024】実施形態例は以上の構成からなり、以下に
その作用を説明する。まず、図1(A)に示されるよう
に、41万画素のCCD13を有するA電子スコープ1
0Aがプロセッサ装置12に接続された場合は、図2の
マイコン38とマイコン21の通信によりCCD13の
走査線数(485本)が判定され、この場合はPAL走
査線数テレビ用ビデオ信号としてNTSC信号を出力す
るように制御される。
【0025】即ち、図2のCCD13では奇数又は偶数
のフィールド信号が交互に形成され、このビデオ信号が
14.318MHzのクロック信号(15.734kH
zの水平走査速度)によって読み出され、CDS回路1
8からDVP20へ出力される。このDVP20から
は、Y信号とC信号が出力され、これら信号は、プロセ
ッサ装置12内のミラー回路24から輪郭強調回路25
へ供給され、左右反転、輪郭強調の処理が施される。ま
た、Y及びC信号は色変換回路26にてRGBの信号に
変換され、その後、プログレッシブ解像度変換回路27
へ供給される。
【0026】このプログレッシブ解像度変換回路27で
は、図5(A)のようにメモリM1にO11,O12,O13
…からなる奇数フィールドO1 (O2 ,O3 …)のデー
タ、メモリM2 にE11,E12,E13…からなる偶数フィ
ールドE1 (E2 ,E3 …)のデータが交互に書き込ま
れる。そして、このメモリM1 ,M2 のデータは、次の
垂直走査期間に2倍クロックの速度で交互に読み出さ
れ、図5(B)のO11,E11,O12,E12…のように、
ノンインターレース走査用のフレーム信号としてメモリ
3 に書き込まれる。次に、上記メモリM3 の格納デー
タは、図5(C)のように4倍クロック速度(周波数6
2.936kHz)で2回ずつ読み出され、O11
11,E11,E11,O12,O12,…というように、1垂
直走査期間内に970本の水平ラインが順に並ぶプログ
レッシブ信号が形成される。
【0027】このプログレッシブ解像度変換回路27の
出力は、混合回路29でキャラクタ信号が混合された
後、アナログ信号としてバッファ33Aから、図1に示
されるコンピュータディスプレイ50やプログレッシブ
用周辺機器52に出力される。このコンピュータディス
プレイ50では、入力ビデオ信号が水平帰線信号及び垂
直帰線信号により表示処理されるので、1画面内に97
0本の水平ラインデータが高密度に圧縮表示され、高解
像度の画像が得られることになる。
【0028】また、上記混合回路29の出力はプログレ
ッシブ/TV変換回路35へ供給されており、この変換
回路35では、図5の逆の信号処理により、プログレッ
シブ信号がNTSC方式の奇数及び偶数のフィールド信
号へ変換される。このNTSC信号は、RGB信号とし
てバッファ33Bから、もう一方ではY,C信号として
バッファ33Cからテレビモニタ51に供給される。こ
のテレビモニタ51では、同時に供給される同期信号に
より、NTSC信号かPAL信号かを自動的に判定で
き、このテレビモニタ51にはNTSC方式により被観
察体画像が表示される。更に、NTSC用の周辺機器5
2が接続されている場合は、この周辺機器52にてNT
SC信号を受信して被観察体画像が記録される。
【0029】一方、図1(B)に示されるように、85
万画素のプログレッシブ用CCDを有するB電子スコー
プ10Bがプロセッサ装置12に接続された場合は、マ
イコン38により上記CCDの走査線数(768本)が
判定され、この場合はPAL方式の575本よりも多い
ので、テレビ用ビデオ信号としてPAL信号を出力する
ように制御される。
【0030】即ち、図6(A)のノンインターレースの
プログレッシブ信号がCCDから例えば28.636M
Hzの2倍クロック信号によって読み出される。そし
て、プログレッシブ解像度変換回路27では、例えばメ
モリM3 に上記プログレッシブ信号が直接書き込まれ、
4倍クロック信号で読み出される。従って、コンピュー
タディスプレイ50には、1画面内に768本の水平ラ
インデータが高密度に配置された高解像度の画像が表示
され、この画像はプログレッシブ用周辺機器52でも利
用可能となる。なお、図1(A)の場合と同様に、上記
プログレッシブ解像度変換回路27により970本へ解
像度変換することもできる。
【0031】そして、プログレッシブ/TV変換回路3
5では、上記プログレッシブ信号がPAL信号に変換さ
れる。即ち、図6(A)に示されるように、混合回路2
9から出力され、メモリM4 に格納されたL1 ,L2
3 …からなるプログレッシブ信号から間引き処理等に
より、O11(p),O12(p),O13(p)…のPAL用の奇数
フィールド信号(O1 (p))が読み出される。また、他
方のメモリM5 からは、次の期間にE11(p),E12(p)
13(p)…のPAL用の偶数フィールド信号(E1 (p)
が読み出される。この結果、20msの垂直走査期間に
水平ライン287.5本を有するPAL用の各フィール
ド信号(O1 (p),E1 (p),O2 (p),E2 (p)…)が形
成される。
【0032】このPAL信号は、RGB信号としてバッ
ファ33Bから、またY,C信号としてバッファ33C
からテレビモニタ51に供給され、このテレビモニタ5
1では、PAL信号であることを判定するので、このP
AL方式による被観察体画像が表示される。そして、P
AL用の周辺機器52が接続されている場合は、この周
辺機器52にてPAL信号を受信して被観察体画像が記
録される。
【0033】上記実施形態例では、41万画素のCCD
13を搭載した電子スコープ10A又は85万画素のプ
ログレッシブ用CCDを搭載した電子スコープ10Bを
接続する場合を説明したが、その他の画素のCCDを用
いた電子スコープでも、CCDの走査線数がPAL方式
の走査線数よりも多いか否かを判定してNTSC信号又
はPAL信号のいずれか一方を選択的に形成することが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
NTSC方式及びPAL方式のビデオ信号の両方を形成
可能なプロセッサ装置を備え、このプロセッサ装置にP
AL方式よりも少ない走査線数の撮像素子を持つ電子内
視鏡が接続されたときはNTSC方式の処理を選択し、
一方PAL方式よりも多い走査線数の撮像素子を持つ電
子内視鏡が接続されたときはPAL方式の処理を選択す
るようにしたので、高画素数化された電子内視鏡を利用
して、NTSC方式の画像だけでなく、PAL方式の画
像の利用を促進することができ、解像度の高い画像を提
供できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る電子内視鏡装置の接
続構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態例に係る電子内視鏡装置の具体的構成
を示す回路ブロック図である。
【図3】図1のプログレッシブ解像度変換回路の構成を
示すブロック図である。
【図4】図1のプログレッシブ/TV変換回路の構成を
示すブロック図である。
【図5】実施形態例のプログレッシブ解像度変換回路に
おける信号変換を示す説明図である。
【図6】実施形態例のプログレッシブ/TV変換回路に
おけるPAL信号変換を示す説明図である。
【符号の説明】
10 … 電子スコープ、 12 … プロセッサ装置、 13 … CCD、 27 … プログレッシブ解像度変換回路、 21,38 … マイコン、 35 … プログレッシブ/TV変換回路、 42,44 … 書込み制御回路、 43,45 … 読出し制御回路、 M1 〜M5 … メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC06 DD00 JJ11 JJ17 LL02 MM02 NN05 SS05 SS09 SS11 SS17 TT04 VV03 WW07 XX02 5C054 AA01 AA05 CA04 CC07 EE00 EH05 EJ07 FA01 FB04 HA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NTSC方式のビデオ信号とPAL方式
    のビデオ信号の両方を形成可能なプロセッサ装置と、 このプロセッサ装置に、撮像素子の走査線数がPAL方
    式の走査線数よりも少ない電子内視鏡が接続されたとき
    はNTSC方式の処理を選択し、一方撮像素子の走査線
    数がPAL方式の走査線数よりも多い電子内視鏡が接続
    されたときはPAL方式の処理を選択する制御回路とを
    含んでなる電子内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 上記プロセッサ装置は、ノンインターレ
    ース走査のプログレッシブ信号をも形成することを特徴
    とする上記請求項1記載の電子内視鏡装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125591A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Fujifilm Corp 内視鏡装置

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JP2008125591A (ja) * 2006-11-17 2008-06-05 Fujifilm Corp 内視鏡装置

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