JP2001269236A - 昇降式調理機器 - Google Patents
昇降式調理機器Info
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- JP2001269236A JP2001269236A JP2000084276A JP2000084276A JP2001269236A JP 2001269236 A JP2001269236 A JP 2001269236A JP 2000084276 A JP2000084276 A JP 2000084276A JP 2000084276 A JP2000084276 A JP 2000084276A JP 2001269236 A JP2001269236 A JP 2001269236A
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- Japan
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- cooking appliance
- cooking
- cabinet
- microwave oven
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- Pending
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で使い勝手の良い昇降式調理機器を提供
する。 【解決手段】 キャビネット11内に配した電子レンジ
18と、電子レンジ18を昇降自在に支持する回転アー
ム13、14と、回転アーム13、14を回転可能に支
持する昇降支持装置15とを備える。キャビネット11
内に直接配した電子レンジ18を、回転アーム13、1
4と昇降支持装置15により、一動作で容易に昇降で
き、駆動装置を必要とすることなく安価で使い勝手の良
い昇降式調理機器を提供することができる。
する。 【解決手段】 キャビネット11内に配した電子レンジ
18と、電子レンジ18を昇降自在に支持する回転アー
ム13、14と、回転アーム13、14を回転可能に支
持する昇降支持装置15とを備える。キャビネット11
内に直接配した電子レンジ18を、回転アーム13、1
4と昇降支持装置15により、一動作で容易に昇降で
き、駆動装置を必要とすることなく安価で使い勝手の良
い昇降式調理機器を提供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンなどで使
用する昇降式調理機器に関する。
用する昇降式調理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の昇降式調理機器について図
面を参照しながら説明する。従来、この種の調理機器は
実公平5−45249号公報に記載されているようなも
のがあり、図6は正面図、図7は側面図である。図6、
図7に示したように、従来の機器は、調理用機器20を
使用する際には、まず操作盤16を操作して駆動装置1
4により本体1内の昇降棚5を降下させた後、把手29
aを引いて3本のロッド24、25、26からなるリン
ク機構により、ボックス29とともに調理用機器20を
フロアキャビネットAのカウンターC面近くまで大きく
繰り出して使用するようになっていた。なお、7bは昇
降する昇降棚5内を仕切り板7aによって、左右に分割
された棚板である。
面を参照しながら説明する。従来、この種の調理機器は
実公平5−45249号公報に記載されているようなも
のがあり、図6は正面図、図7は側面図である。図6、
図7に示したように、従来の機器は、調理用機器20を
使用する際には、まず操作盤16を操作して駆動装置1
4により本体1内の昇降棚5を降下させた後、把手29
aを引いて3本のロッド24、25、26からなるリン
ク機構により、ボックス29とともに調理用機器20を
フロアキャビネットAのカウンターC面近くまで大きく
繰り出して使用するようになっていた。なお、7bは昇
降する昇降棚5内を仕切り板7aによって、左右に分割
された棚板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の昇降
式調理機器では、本体1と昇降棚5が二重構成である上
に、把手29aを掴む際に腕を長く延ばすことを回避す
るためにのみ、コストのかかる駆動装置14が必要とな
り、操作盤16による降下操作と、その後リンク機構に
よる降下操作と2回の動作を要し、さらに調理用機器2
0をカウンターCの上面近くまで降下させるので、調理
用機器20を使用する実作業時には調理用機器20内を
のぞき込む前傾姿勢となり、膝や腰に負担がかかるとい
う課題を有していた。
式調理機器では、本体1と昇降棚5が二重構成である上
に、把手29aを掴む際に腕を長く延ばすことを回避す
るためにのみ、コストのかかる駆動装置14が必要とな
り、操作盤16による降下操作と、その後リンク機構に
よる降下操作と2回の動作を要し、さらに調理用機器2
0をカウンターCの上面近くまで降下させるので、調理
用機器20を使用する実作業時には調理用機器20内を
のぞき込む前傾姿勢となり、膝や腰に負担がかかるとい
う課題を有していた。
【0004】また、調理用機器20を降下する際に、ボ
ックス29の底面がカウンターCの上面に置かれたキッ
チン用品等に衝突するという課題があった。
ックス29の底面がカウンターCの上面に置かれたキッ
チン用品等に衝突するという課題があった。
【0005】また、収納用の棚板7bの降下位置は、駆
動装置14による降下で決定し、上方にある棚板7b
は、調理用機器20および昇降棚5を本体1内に収納し
た際の把手29aよりも高い位置となっている。
動装置14による降下で決定し、上方にある棚板7b
は、調理用機器20および昇降棚5を本体1内に収納し
た際の把手29aよりも高い位置となっている。
【0006】本発明は上記の課題を解決するもので、安
価で使い勝手の良い昇降式調理機器を提供することを目
的とする。
価で使い勝手の良い昇降式調理機器を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、キャビネットと、前記キャビネット内に配
した調理機器と、前記調理機器を昇降自在に支持する回
転アームと、前記回転アームを回転可能に支持する昇降
支持装置とを備えた昇降式調理機器である。
に本発明は、キャビネットと、前記キャビネット内に配
した調理機器と、前記調理機器を昇降自在に支持する回
転アームと、前記回転アームを回転可能に支持する昇降
支持装置とを備えた昇降式調理機器である。
【0008】本発明によれば、キャビネット内に直接配
した調理機器を、回転アームと昇降支持装置により、一
動作で容易に昇降でき、安価で使い勝手の良い昇降式調
理機器を提供することができる。
した調理機器を、回転アームと昇降支持装置により、一
動作で容易に昇降でき、安価で使い勝手の良い昇降式調
理機器を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に係わる本発明におい
て、キャビネットと、前記キャビネット内に配した調理
機器と、前記調理機器を昇降自在に支持する回転アーム
と、前記回転アームを回転可能に支持する昇降支持装置
とを備えた構成とする。回転アームと昇降支持装置は、
キャビネット内に直接配した調理機器を1動作で昇降す
る。これにより、駆動装置を必要とすることなく調理機
器を容易に昇降することができ、安価で使い勝手の良い
昇降式調理機器を提供する。
て、キャビネットと、前記キャビネット内に配した調理
機器と、前記調理機器を昇降自在に支持する回転アーム
と、前記回転アームを回転可能に支持する昇降支持装置
とを備えた構成とする。回転アームと昇降支持装置は、
キャビネット内に直接配した調理機器を1動作で昇降す
る。これにより、駆動装置を必要とすることなく調理機
器を容易に昇降することができ、安価で使い勝手の良い
昇降式調理機器を提供する。
【0010】請求項2に係わる本発明において、調理機
器は、機器の周辺に収納部を備える。この収納部によ
り、調理機器の付属品や取扱説明書、また多くのキッチ
ン関連用品等を収納でき、調理の作業性を向上する。ま
た、調理機器が占める以外のキャビネット内空間を有効
に活用する。
器は、機器の周辺に収納部を備える。この収納部によ
り、調理機器の付属品や取扱説明書、また多くのキッチ
ン関連用品等を収納でき、調理の作業性を向上する。ま
た、調理機器が占める以外のキャビネット内空間を有効
に活用する。
【0011】請求項3に係わる本発明において、調理機
器の最大降下位置における調理機器の操作部を、目の高
さと略同等高さに構成する。これにより、調理作業を楽
な姿勢で行うとともに、調理機器全体を見渡しやすくす
る。
器の最大降下位置における調理機器の操作部を、目の高
さと略同等高さに構成する。これにより、調理作業を楽
な姿勢で行うとともに、調理機器全体を見渡しやすくす
る。
【0012】請求項4に係わる本発明において、調理機
器の最大降下位置におけるキャビネットの壁面から調理
機器および収納部の背面までの距離を、500〜650
mmに構成する。上記寸法を500mm以上にすることによ
り、調理機器および収納部の背面は、その下方にあるフ
ロアキャビネットの前方の端部付近に位置することにな
り、調理機器もしくは収納部の底面と、フロアキャビネ
ットの天面に置かれたキッチン用品等との衝突を防止す
る。
器の最大降下位置におけるキャビネットの壁面から調理
機器および収納部の背面までの距離を、500〜650
mmに構成する。上記寸法を500mm以上にすることによ
り、調理機器および収納部の背面は、その下方にあるフ
ロアキャビネットの前方の端部付近に位置することにな
り、調理機器もしくは収納部の底面と、フロアキャビネ
ットの天面に置かれたキッチン用品等との衝突を防止す
る。
【0013】請求項5に係わる本発明において、調理機
器の最大降下位置における床面から調理機器もしくは収
納部の底面までの距離を1100〜1200mmに構成す
る。上記寸法を1100〜1200mmにすることによ
り、調理機器もしくは収納部の底面と、その下方にある
フロアキャビネットの天面との間に空間が存在すること
になり、調理機器もしくは収納部の底面と、フロアキャ
ビネットの天面に置かれたキッチン用品等との衝突を防
止する。
器の最大降下位置における床面から調理機器もしくは収
納部の底面までの距離を1100〜1200mmに構成す
る。上記寸法を1100〜1200mmにすることによ
り、調理機器もしくは収納部の底面と、その下方にある
フロアキャビネットの天面との間に空間が存在すること
になり、調理機器もしくは収納部の底面と、フロアキャ
ビネットの天面に置かれたキッチン用品等との衝突を防
止する。
【0014】請求項6に係わる本発明において、調理機
器の最大降下位置における床面から調理機器もしくは収
納部の最上部までの距離を、1700〜1800mmに構
成する。上記寸法を1700〜1800mmにすることに
より、成人女性の約90%が調理機器もしくは収納部の
最上部まで手が届くことになり、調理機器および収納部
全体を有効に活用する。
器の最大降下位置における床面から調理機器もしくは収
納部の最上部までの距離を、1700〜1800mmに構
成する。上記寸法を1700〜1800mmにすることに
より、成人女性の約90%が調理機器もしくは収納部の
最上部まで手が届くことになり、調理機器および収納部
全体を有効に活用する。
【0015】請求項7に係わる本発明において、回転ア
ームは、略Sの字形アームと略くの字形アームの2本で
構成する。この両回転アームは、キャビネットの底板と
の接触を回避する略くの字形アームとするとともに、一
方の先端を再度逆方向に屈曲した略Sの字形アームにす
る。これにより、調理機器および収納部の昇降時にキャ
ビネットに接触することも、両回転アーム同士が干渉す
ることもなく、調理機器および収納部を単なる直線状ア
ームよりも、より低い位置まで降下する。
ームは、略Sの字形アームと略くの字形アームの2本で
構成する。この両回転アームは、キャビネットの底板と
の接触を回避する略くの字形アームとするとともに、一
方の先端を再度逆方向に屈曲した略Sの字形アームにす
る。これにより、調理機器および収納部の昇降時にキャ
ビネットに接触することも、両回転アーム同士が干渉す
ることもなく、調理機器および収納部を単なる直線状ア
ームよりも、より低い位置まで降下する。
【0016】請求項8に係わる本発明において、2本の
回転アームは、同一平面上に構成する。これにより、回
転アームの動作に必要な平面的空間が最小限で済むこと
になり、その分調理機器および収納部の容積(W寸法)
を拡大する。
回転アームは、同一平面上に構成する。これにより、回
転アームの動作に必要な平面的空間が最小限で済むこと
になり、その分調理機器および収納部の容積(W寸法)
を拡大する。
【0017】請求項9に係わる本発明において、回転ア
ームは、調理機器の前傾を防止する補正手段を備える。
両回転アームによって形成される平行四辺形をやや変形
することにより、自重によって生じる調理機器および収
納部の前傾を防止する。
ームは、調理機器の前傾を防止する補正手段を備える。
両回転アームによって形成される平行四辺形をやや変形
することにより、自重によって生じる調理機器および収
納部の前傾を防止する。
【0018】請求項10に係わる本発明において、昇降
支持装置は、少なくとも一方に調理機器の昇降動作に連
動するダンパーおよび付勢体の両方、あるいはいずれか
一方を備える。ダンパーは、調理機器および収納部がゆ
っくり降下するように作用し、急速な降下を防止する。
また付勢体は、調理機器および収納部を昇降する際の操
作力が小さくなるように作用し、より軽い操作力で昇降
する。
支持装置は、少なくとも一方に調理機器の昇降動作に連
動するダンパーおよび付勢体の両方、あるいはいずれか
一方を備える。ダンパーは、調理機器および収納部がゆ
っくり降下するように作用し、急速な降下を防止する。
また付勢体は、調理機器および収納部を昇降する際の操
作力が小さくなるように作用し、より軽い操作力で昇降
する。
【0019】請求項11に係わる本発明において、昇降
支持装置は、調理機器の昇降終端位置を規制するストッ
パーを備える。調理機器および収納部の昇降終端位置
は、回転アームがストッパーに当接することで決まるこ
とになり、回転アームの回転をおのずと停止する。
支持装置は、調理機器の昇降終端位置を規制するストッ
パーを備える。調理機器および収納部の昇降終端位置
は、回転アームがストッパーに当接することで決まるこ
とになり、回転アームの回転をおのずと停止する。
【0020】請求項12に係わる本発明において、昇降
支持装置は、少なくても一方に回転アームを正逆回転す
る駆動手段を備える。昇降支持装置に備えた駆動手段
は、調理機器および収納部を昇降自在に支持する回転ア
ームを正逆回転する。これにより、人力に頼ることなく
自在に調理機器および収納部を電動で昇降でき、さらに
使い勝手の良い昇降式調理機器を提供する。
支持装置は、少なくても一方に回転アームを正逆回転す
る駆動手段を備える。昇降支持装置に備えた駆動手段
は、調理機器および収納部を昇降自在に支持する回転ア
ームを正逆回転する。これにより、人力に頼ることなく
自在に調理機器および収納部を電動で昇降でき、さらに
使い勝手の良い昇降式調理機器を提供する。
【0021】以下、本発明の実施例について説明する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0023】(実施例1)以下、本発明の昇降式調理機
器の実施例1について図面を参照しながら説明する。図
1は本実施例の調理機器の降下状態を示しシステムキッ
チンとの関連を示す側面図、図2は同調理機器の降下状
態を示す左側断面図、図3は同調理機器の降下状態を示
す正面図、図4は同調理機器の降下状態を示す右側断面
図である。
器の実施例1について図面を参照しながら説明する。図
1は本実施例の調理機器の降下状態を示しシステムキッ
チンとの関連を示す側面図、図2は同調理機器の降下状
態を示す左側断面図、図3は同調理機器の降下状態を示
す正面図、図4は同調理機器の降下状態を示す右側断面
図である。
【0024】図1ないし図4において、11はキッチン
などの壁面上方に設置されたキャビネットであり、この
キャビネット11の内側の両側面には、前方にキャビネ
ット11の底板12との接触を回避するために屈曲し、
先端を再度逆方向に屈曲した略Sの字形状の第1回転ア
ーム13と、後方に略くの字形状の第2回転アーム14
の2本が、同一平面上に平板形状で設置されるととも
に、第1回転アーム13と第2回転アーム14とを回転
可能に枢支する昇降支持装置15が構成されている。
などの壁面上方に設置されたキャビネットであり、この
キャビネット11の内側の両側面には、前方にキャビネ
ット11の底板12との接触を回避するために屈曲し、
先端を再度逆方向に屈曲した略Sの字形状の第1回転ア
ーム13と、後方に略くの字形状の第2回転アーム14
の2本が、同一平面上に平板形状で設置されるととも
に、第1回転アーム13と第2回転アーム14とを回転
可能に枢支する昇降支持装置15が構成されている。
【0025】16は昇降支持装置15の外部に配設され
ゴム状の緩衝材を有したストッパーであり、第2回転ア
ーム14の回転角度を規制するように構成される。17
は左右に対向する第1回転アーム13の基部間を連結す
る連動連結軸で、この連動連結軸17により両第1回転
アーム13が同体回動するように構成される。
ゴム状の緩衝材を有したストッパーであり、第2回転ア
ーム14の回転角度を規制するように構成される。17
は左右に対向する第1回転アーム13の基部間を連結す
る連動連結軸で、この連動連結軸17により両第1回転
アーム13が同体回動するように構成される。
【0026】18は通常、キャビネット11内に格納さ
れる調理機器、例えば電子レンジであり、前方に加熱タ
イマー等の操作部19が構成される。20はこの電子レ
ンジ18の下方に形成された下収納部で、底面21は、
前面から背面まで全てを平面形状とし、この下方にパイ
プなどで構成された昇降操作用のハンドル22が配設さ
れる。また、23は同じく電子レンジ18の上方に形成
された上収納部で、24がその最上部となる。
れる調理機器、例えば電子レンジであり、前方に加熱タ
イマー等の操作部19が構成される。20はこの電子レ
ンジ18の下方に形成された下収納部で、底面21は、
前面から背面まで全てを平面形状とし、この下方にパイ
プなどで構成された昇降操作用のハンドル22が配設さ
れる。また、23は同じく電子レンジ18の上方に形成
された上収納部で、24がその最上部となる。
【0027】昇降支持装置15に枢支された第1回転ア
ーム13および第2回転アーム14の先端は、第2回転
アーム14を直接電子レンジ18の最上段後方近傍に、
また第1回転アーム13をその前方に各々枢支すること
により、四辺の平行リンク機構が構成され、電子レンジ
18および収納部20、23は昇降自在に支持されるも
のである。
ーム13および第2回転アーム14の先端は、第2回転
アーム14を直接電子レンジ18の最上段後方近傍に、
また第1回転アーム13をその前方に各々枢支すること
により、四辺の平行リンク機構が構成され、電子レンジ
18および収納部20、23は昇降自在に支持されるも
のである。
【0028】また、第1第2両回転アーム13、14
は、電子レンジ18の前傾を防止する補正手段25とし
て、第1回転アーム13の軸着間の直線寸法を、第2回
転アーム14の軸着間寸法よりも数mm長くなるように構
成される。
は、電子レンジ18の前傾を防止する補正手段25とし
て、第1回転アーム13の軸着間の直線寸法を、第2回
転アーム14の軸着間寸法よりも数mm長くなるように構
成される。
【0029】また、昇降支持装置15の内部には、少な
くても一方に第2回転アーム14の回転、すなわち電子
レンジ18の昇降に連動作用するダンパー26および付
勢体27の両方、あるいはいずれか一方が構成されてい
る。(図4にのみ記載)図1に示すように、キャビネッ
ト11は、標準的なウォールキャビネットを想定し、外
形寸法で高さ700mm、奥行350mmを採用した。キャ
ビネット11の標準設置高さは、床面28からキャビネ
ット天面29まで2300mmである。また、このキャビ
ネット11に格納される電子レンジ18および収納部2
0、23の総高さ(A)は、約600mmとなる。
くても一方に第2回転アーム14の回転、すなわち電子
レンジ18の昇降に連動作用するダンパー26および付
勢体27の両方、あるいはいずれか一方が構成されてい
る。(図4にのみ記載)図1に示すように、キャビネッ
ト11は、標準的なウォールキャビネットを想定し、外
形寸法で高さ700mm、奥行350mmを採用した。キャ
ビネット11の標準設置高さは、床面28からキャビネ
ット天面29まで2300mmである。また、このキャビ
ネット11に格納される電子レンジ18および収納部2
0、23の総高さ(A)は、約600mmとなる。
【0030】電子レンジ18および収納部20、23の
最大降下位置において、キャビネット11の底板12か
ら下収納部20の底面21までの距離(B)は、約45
0mmになるようにストッパー16で規制されている。し
たがって、電子レンジ18および収納部20、23の最
大降下位置において、床面28から下収納部20の底面
21までの距離(C)は、1150mm前後となる。ま
た、床面28から上収納部23の最上部24までの距離
(D)は、1750mm前後となる。また、この時電子レ
ンジ18の操作部19の高さは、床面28から1400
mm前後となり、お年寄りを除く成人女性の約90%の目
線と同等高さになるように構成される。
最大降下位置において、キャビネット11の底板12か
ら下収納部20の底面21までの距離(B)は、約45
0mmになるようにストッパー16で規制されている。し
たがって、電子レンジ18および収納部20、23の最
大降下位置において、床面28から下収納部20の底面
21までの距離(C)は、1150mm前後となる。ま
た、床面28から上収納部23の最上部24までの距離
(D)は、1750mm前後となる。また、この時電子レ
ンジ18の操作部19の高さは、床面28から1400
mm前後となり、お年寄りを除く成人女性の約90%の目
線と同等高さになるように構成される。
【0031】同じく電子レンジ18および収納部20、
23の最大降下位置において、キャビネット11の壁面
30から電子レンジ18および収納部20、23の背面
31までの距離(E)は、500〜650mmになるよう
に、両回転アーム13、14の軸着間寸法、回転角度等
により構成されている(図1は550mmで記載)。図1
に示すシステムキッチンは、上記構成の昇降式調理機器
の下方にフロアキャビネット32が設置してあり、この
フロアキャビネット32は、一般的なカウンターキャビ
ネットを想定し、天面33の高さは、床面28より85
0mm、奥行650mmを採用した。したがって、電子レン
ジ18および収納部20、23の最大降下位置におい
て、天面33から下収納部20の底面21までの距離
(F)は、300mm前後となる。
23の最大降下位置において、キャビネット11の壁面
30から電子レンジ18および収納部20、23の背面
31までの距離(E)は、500〜650mmになるよう
に、両回転アーム13、14の軸着間寸法、回転角度等
により構成されている(図1は550mmで記載)。図1
に示すシステムキッチンは、上記構成の昇降式調理機器
の下方にフロアキャビネット32が設置してあり、この
フロアキャビネット32は、一般的なカウンターキャビ
ネットを想定し、天面33の高さは、床面28より85
0mm、奥行650mmを採用した。したがって、電子レン
ジ18および収納部20、23の最大降下位置におい
て、天面33から下収納部20の底面21までの距離
(F)は、300mm前後となる。
【0032】上記構成および設置例における動作につい
て説明する。
て説明する。
【0033】電子レンジ18および収納部20、23の
降下時は、使用者が昇降操作用のハンドル22を持って
下収納部20を引き降ろす一動作で、電子レンジ18お
よび収納部20、23は、両回転アーム13、14と昇
降支持装置15により、図1および図2に一点鎖線で示
したように、円弧状に回動して、ストッパー16で規制
された最大降下位置に降下される。
降下時は、使用者が昇降操作用のハンドル22を持って
下収納部20を引き降ろす一動作で、電子レンジ18お
よび収納部20、23は、両回転アーム13、14と昇
降支持装置15により、図1および図2に一点鎖線で示
したように、円弧状に回動して、ストッパー16で規制
された最大降下位置に降下される。
【0034】両回転アーム13、14は平行リンク機構
を構成しているので、常に水平状態で電子レンジ18お
よび収納部20、23を昇降することができ、使用者は
最大降下位置において、楽な姿勢で調理作業を行った
り、あるいは踏み台等を使用せずに収納物の出し入れを
行うことができる。
を構成しているので、常に水平状態で電子レンジ18お
よび収納部20、23を昇降することができ、使用者は
最大降下位置において、楽な姿勢で調理作業を行った
り、あるいは踏み台等を使用せずに収納物の出し入れを
行うことができる。
【0035】また、電子レンジ18および収納部20、
23の上昇格納時は、再度ハンドル22を持って下収納
部20を押し上げると、電子レンジ18および収納部2
0、23は、降下時と同様に円弧状に回動して、キャビ
ネット11内でストッパー16により所定位置で停止し
格納されるものである。
23の上昇格納時は、再度ハンドル22を持って下収納
部20を押し上げると、電子レンジ18および収納部2
0、23は、降下時と同様に円弧状に回動して、キャビ
ネット11内でストッパー16により所定位置で停止し
格納されるものである。
【0036】電子レンジ18および収納部20、23の
最大降下位置において、キャビネット11の底板12か
ら下収納部20の底面21までの距離(B)が400mm
とすると、床面28から上収納部23の最上部24まで
の距離(D)は約1800mmとなる。出し入れ可能な高
さは、およそ両腕を上げた状態の親指の高さまでであ
り、指関節までの高さとすることができる。成人女性
(老人を除く)では、指先までの高さ(上肢拳上指先端
高)から指先の長さ(第三指長)を引いた10パーセン
タイル値は1800mmであり、すなわち底板12から下
収納部20の底面21までの距離(B)が400mm以上
あれば、上収納部23の最上部24までの高さ(D)は
約1800mm以下となり、約90%の成人女性が上収納
部23の最上部24まで収納物を出し入れすることがで
きる。また、キャビネット11内に格納された状態にお
けるハンドル22までの高さは、本実施例では約165
0mmであり、極端に腕を長く延ばす必要がないことがわ
かる。
最大降下位置において、キャビネット11の底板12か
ら下収納部20の底面21までの距離(B)が400mm
とすると、床面28から上収納部23の最上部24まで
の距離(D)は約1800mmとなる。出し入れ可能な高
さは、およそ両腕を上げた状態の親指の高さまでであ
り、指関節までの高さとすることができる。成人女性
(老人を除く)では、指先までの高さ(上肢拳上指先端
高)から指先の長さ(第三指長)を引いた10パーセン
タイル値は1800mmであり、すなわち底板12から下
収納部20の底面21までの距離(B)が400mm以上
あれば、上収納部23の最上部24までの高さ(D)は
約1800mm以下となり、約90%の成人女性が上収納
部23の最上部24まで収納物を出し入れすることがで
きる。また、キャビネット11内に格納された状態にお
けるハンドル22までの高さは、本実施例では約165
0mmであり、極端に腕を長く延ばす必要がないことがわ
かる。
【0037】次に、キッチン空間を想定すると、通常フ
ロアキャビネット32の天面33に置くキッチン用品3
4は、食器洗い乾燥機等の固定型機器を除くと、電気炊
飯器はおよそ280mm以下、なべ類一般は200mm以
下、ビール瓶は300mm以下であり、ほとんどの用品が
300mm以下である。このため、最大降下位置におい
て、天面33から下収納部20の底面21までの距離
(F)が約300mm以上あれば、これらのキッチン用品
と衝突することを防止できる。
ロアキャビネット32の天面33に置くキッチン用品3
4は、食器洗い乾燥機等の固定型機器を除くと、電気炊
飯器はおよそ280mm以下、なべ類一般は200mm以
下、ビール瓶は300mm以下であり、ほとんどの用品が
300mm以下である。このため、最大降下位置におい
て、天面33から下収納部20の底面21までの距離
(F)が約300mm以上あれば、これらのキッチン用品
と衝突することを防止できる。
【0038】フロアキャビネット32の高さは、800
〜850mmが一般であり、800mm高さのフロアキャビ
ネット32を設置した場合、上記距離(F)を300mm
確保するためには、キャビネット11の底板12から下
収納部20の底面21までの距離(B)は、500mm以
下である必要がある。したがって、この底板12から下
収納部20の底面21までの距離(B)を400〜50
0mmとすることにより、調理作業が楽な姿勢で行えると
ともに、電子レンジ18の庫内全体を十分確認でき、か
つ上収納部23の最上部24まで収納物を出し入れでき
る使い勝手の良い昇降式調理機器を提供することができ
る。さらに、フロアキャビネット32の天面33に置い
たキッチン用品34等に衝突することなく、電子レンジ
18および収納部20、23を昇降できるとともに、天
面34上の空間を有効に利用することができる。
〜850mmが一般であり、800mm高さのフロアキャビ
ネット32を設置した場合、上記距離(F)を300mm
確保するためには、キャビネット11の底板12から下
収納部20の底面21までの距離(B)は、500mm以
下である必要がある。したがって、この底板12から下
収納部20の底面21までの距離(B)を400〜50
0mmとすることにより、調理作業が楽な姿勢で行えると
ともに、電子レンジ18の庫内全体を十分確認でき、か
つ上収納部23の最上部24まで収納物を出し入れでき
る使い勝手の良い昇降式調理機器を提供することができ
る。さらに、フロアキャビネット32の天面33に置い
たキッチン用品34等に衝突することなく、電子レンジ
18および収納部20、23を昇降できるとともに、天
面34上の空間を有効に利用することができる。
【0039】電子レンジ18および収納部20、23の
最大降下位置において、キャビネット11の底板12か
ら下収納部20の底面21までの距離(B)を400〜
500mmと設定することにより、床面28から下収納部
20の底面21までの距離(C)は、1100〜120
0mmの範囲となり、同様に床面28から上収納部23の
最上面24までの距離(D)は、1700〜1800mm
の範囲となる。
最大降下位置において、キャビネット11の底板12か
ら下収納部20の底面21までの距離(B)を400〜
500mmと設定することにより、床面28から下収納部
20の底面21までの距離(C)は、1100〜120
0mmの範囲となり、同様に床面28から上収納部23の
最上面24までの距離(D)は、1700〜1800mm
の範囲となる。
【0040】次に、電子レンジ18および収納部20、
23の最大降下位置において、キャビネット11の壁面
30から電子レンジ18および収納部20、23の背面
31までの距離(E)を、500mm以上としているた
め、電子レンジ18および収納部20、23は前方へ大
きく引き出される。フロアキャビネット32の奥行は、
600〜650mmが一般であり、電子レンジ18および
収納部20、23の背面31は、フロアキャビネット3
2の前方の端部35付近に位置することになり、背の高
いキッチン用品、例えば一升瓶(400mm)等を極端に
端部35付近に置かない限り、これに衝突することな
く、電子レンジ18および収納部20、23を昇降でき
るとともに、天面33上の空間を有効に利用することが
できる。
23の最大降下位置において、キャビネット11の壁面
30から電子レンジ18および収納部20、23の背面
31までの距離(E)を、500mm以上としているた
め、電子レンジ18および収納部20、23は前方へ大
きく引き出される。フロアキャビネット32の奥行は、
600〜650mmが一般であり、電子レンジ18および
収納部20、23の背面31は、フロアキャビネット3
2の前方の端部35付近に位置することになり、背の高
いキッチン用品、例えば一升瓶(400mm)等を極端に
端部35付近に置かない限り、これに衝突することな
く、電子レンジ18および収納部20、23を昇降でき
るとともに、天面33上の空間を有効に利用することが
できる。
【0041】なお、上記キャビネット11の壁面30か
ら電子レンジ18および収納部20、23の背面31ま
での距離(E)は、フロアキャビネット32の奥行寸
法、すなわち650mm以上大きく構成する必要はないも
のである。
ら電子レンジ18および収納部20、23の背面31ま
での距離(E)は、フロアキャビネット32の奥行寸
法、すなわち650mm以上大きく構成する必要はないも
のである。
【0042】以上のように、キャビネット11内に配し
た電子レンジ18と、電子レンジ18を昇降自在に支持
する回転アーム13、14と、回転アーム13、14を
回転可能に支持する昇降支持装置15とを備えることに
より、キャビネット11内に直接配した電子レンジ18
を、回転アーム13、14と昇降支持装置15で、1動
作で容易に昇降でき、駆動装置を必要とすることなく安
価で使い勝手の良い昇降式調理機器を提供することがで
きる。
た電子レンジ18と、電子レンジ18を昇降自在に支持
する回転アーム13、14と、回転アーム13、14を
回転可能に支持する昇降支持装置15とを備えることに
より、キャビネット11内に直接配した電子レンジ18
を、回転アーム13、14と昇降支持装置15で、1動
作で容易に昇降でき、駆動装置を必要とすることなく安
価で使い勝手の良い昇降式調理機器を提供することがで
きる。
【0043】また、電子レンジ18は、機器の下方およ
び上方に収納部20、23を備えることにより、電子レ
ンジ18の付属品(ターンテーブル、角皿等)や取扱説
明書、また多くのキッチン関連用品等を収納でき、調理
の作業性を向上することができる。また、収納部20、
23により、電子レンジ18が占める以外のキャビネッ
ト11内空間を有効に活用することができる。
び上方に収納部20、23を備えることにより、電子レ
ンジ18の付属品(ターンテーブル、角皿等)や取扱説
明書、また多くのキッチン関連用品等を収納でき、調理
の作業性を向上することができる。また、収納部20、
23により、電子レンジ18が占める以外のキャビネッ
ト11内空間を有効に活用することができる。
【0044】また、電子レンジ18の最大降下位置にお
いて、電子レンジ18の操作部19を、目の高さと略同
等高さに構成することにより、調理作業が楽な姿勢で行
えるとともに、電子レンジ18の庫内全体を十分確認す
ることができる。
いて、電子レンジ18の操作部19を、目の高さと略同
等高さに構成することにより、調理作業が楽な姿勢で行
えるとともに、電子レンジ18の庫内全体を十分確認す
ることができる。
【0045】また、電子レンジ18の最大降下位置にお
いて、キャビネット11の壁面30から電子レンジ18
および収納部20、23の背面31までの距離を、50
0〜650mmに構成することにより、電子レンジ18お
よび収納部20、23の背面31は、その下方にあるフ
ロアキャビネット32の前方の端部35付近に位置する
ことになり、下収納部20の底面21と、フロアキャビ
ネット32の天面33に置かれたキッチン用品34等と
の衝突を防止することができる。
いて、キャビネット11の壁面30から電子レンジ18
および収納部20、23の背面31までの距離を、50
0〜650mmに構成することにより、電子レンジ18お
よび収納部20、23の背面31は、その下方にあるフ
ロアキャビネット32の前方の端部35付近に位置する
ことになり、下収納部20の底面21と、フロアキャビ
ネット32の天面33に置かれたキッチン用品34等と
の衝突を防止することができる。
【0046】また、電子レンジ18の最大降下位置にお
いて、床面28から下収納部20の底面21までの距離
を1100〜1200mmに構成することにより、下収納
部20の底面21と、その下方にあるフロアキャビネッ
ト32の天面33との間に空間が存在することになり、
下収納部20の底面21と、フロアキャビネット32の
天面33に置かれたキッチン用品34等との衝突を防止
することができる。
いて、床面28から下収納部20の底面21までの距離
を1100〜1200mmに構成することにより、下収納
部20の底面21と、その下方にあるフロアキャビネッ
ト32の天面33との間に空間が存在することになり、
下収納部20の底面21と、フロアキャビネット32の
天面33に置かれたキッチン用品34等との衝突を防止
することができる。
【0047】また、電子レンジ18の最大降下位置にお
いて、床面28から上収納部23の最上部24までの距
離を、1700〜1800mmに構成することにより、成
人女性の約90%が上収納部23の最上部24まで手が
届くことになり、収納部20、23全体を有効に活用す
ることができる。
いて、床面28から上収納部23の最上部24までの距
離を、1700〜1800mmに構成することにより、成
人女性の約90%が上収納部23の最上部24まで手が
届くことになり、収納部20、23全体を有効に活用す
ることができる。
【0048】また、回転アーム13、14は、前方にキ
ャビネット11の底板12との接触を回避するために屈
曲し、先端を再度逆方向に屈曲した略Sの字形状の第1
回転アーム13と、後方に略くの字形状の第2回転アー
ム14の2本を備えることにより、電子レンジ18およ
び収納部20、23の昇降時にキャビネット11に接触
することも、両回転アーム13、14同士が干渉するこ
ともなく、電子レンジ18および収納部20、23を単
なる直線状アームよりも、より低い位置まで降下するこ
とができる。
ャビネット11の底板12との接触を回避するために屈
曲し、先端を再度逆方向に屈曲した略Sの字形状の第1
回転アーム13と、後方に略くの字形状の第2回転アー
ム14の2本を備えることにより、電子レンジ18およ
び収納部20、23の昇降時にキャビネット11に接触
することも、両回転アーム13、14同士が干渉するこ
ともなく、電子レンジ18および収納部20、23を単
なる直線状アームよりも、より低い位置まで降下するこ
とができる。
【0049】また、2本の回転アーム13、14は、同
一平面上に構成することにより、回転アーム13、14
の動作に必要な平面的空間が最小限で済むことになり、
その分電子レンジ18および収納部20、23の容積
(W寸法)を拡大することができる。
一平面上に構成することにより、回転アーム13、14
の動作に必要な平面的空間が最小限で済むことになり、
その分電子レンジ18および収納部20、23の容積
(W寸法)を拡大することができる。
【0050】また、回転アーム13、14は、電子レン
ジ18の前傾を防止する補正手段25を備えており、両
回転アーム13、14によって形成される平行四辺形を
やや変形することにより、自重によって生じる電子レン
ジ18および収納部20、23の前傾を防止することが
できる。
ジ18の前傾を防止する補正手段25を備えており、両
回転アーム13、14によって形成される平行四辺形を
やや変形することにより、自重によって生じる電子レン
ジ18および収納部20、23の前傾を防止することが
できる。
【0051】また、昇降支持装置15は、少なくとも一
方に電子レンジ18の昇降動作に連動するダンパー26
および付勢体27の両方、あるいはいずれか一方を備え
ることにより、ダンパー26は、電子レンジ18および
収納部20、23がゆっくり降下するように作用し、急
速な降下を防止することができる。また付勢体27は、
電子レンジ18および収納部20、23を昇降する際の
操作力が小さくなるように作用し、より軽い操作力で昇
降することができる。
方に電子レンジ18の昇降動作に連動するダンパー26
および付勢体27の両方、あるいはいずれか一方を備え
ることにより、ダンパー26は、電子レンジ18および
収納部20、23がゆっくり降下するように作用し、急
速な降下を防止することができる。また付勢体27は、
電子レンジ18および収納部20、23を昇降する際の
操作力が小さくなるように作用し、より軽い操作力で昇
降することができる。
【0052】また、昇降支持装置15は、電子レンジ1
8の昇降終端位置を規制するストッパー16を備えるこ
とにより、電子レンジ18および収納部20、23の昇
降終端位置は、第2回転アーム14がストッパー16に
当接することで決まることになり、第2回転アーム14
の回転をおのずと停止することができる。
8の昇降終端位置を規制するストッパー16を備えるこ
とにより、電子レンジ18および収納部20、23の昇
降終端位置は、第2回転アーム14がストッパー16に
当接することで決まることになり、第2回転アーム14
の回転をおのずと停止することができる。
【0053】(実施例2)図5は本発明の実施例2の昇
降式調理機器における調理機器の降下状態を示す左側断
面図である。
降式調理機器における調理機器の降下状態を示す左側断
面図である。
【0054】実施例1と異なる点は、昇降支持装置15
の少なくても一方に第2回転アーム14を正逆回転する
駆動手段36を備えた点である。
の少なくても一方に第2回転アーム14を正逆回転する
駆動手段36を備えた点である。
【0055】なお、実施例1と同一の構成については同
一番号を附記して説明を省略する。
一番号を附記して説明を省略する。
【0056】36はキャビネット11内に位置する下収
納部20の下方空間37に配設されるとともに、左右の
昇降支持装置15の少なくても一方に備えられた駆動手
段であり、この駆動手段36は人力により無通電時にも
正逆回転するように構成される。
納部20の下方空間37に配設されるとともに、左右の
昇降支持装置15の少なくても一方に備えられた駆動手
段であり、この駆動手段36は人力により無通電時にも
正逆回転するように構成される。
【0057】38は駆動手段36と第2回転アーム14
の間に設けられ、昇降支持装置15の内部に構成される
歯車などの減速手段であり、駆動手段36は減速手段3
8を介して、第2回転アーム14を正逆回転するように
構成されている。
の間に設けられ、昇降支持装置15の内部に構成される
歯車などの減速手段であり、駆動手段36は減速手段3
8を介して、第2回転アーム14を正逆回転するように
構成されている。
【0058】39は駆動手段36を制御する制御手段で
あり、キャビネット11内に位置する下収納部20の下
方空間37に配設され、操作手段40より伝送される信
号により駆動手段36は正逆回転されるものである。
あり、キャビネット11内に位置する下収納部20の下
方空間37に配設され、操作手段40より伝送される信
号により駆動手段36は正逆回転されるものである。
【0059】41は駆動手段36が備えられた昇降支持
装置15の外側に設けられた停止スイッチなどの駆動停
止手段であり、電子レンジ18および収納部20、23
の昇降終端位置において、第2回転アーム14と当接し
て、電気的に駆動手段36を停止し電子レンジ18およ
び収納部20、23の昇降を停止するように構成され
る。この駆動停止手段41は、左右どちらか一方の昇降
支持装置15に配設されている。
装置15の外側に設けられた停止スイッチなどの駆動停
止手段であり、電子レンジ18および収納部20、23
の昇降終端位置において、第2回転アーム14と当接し
て、電気的に駆動手段36を停止し電子レンジ18およ
び収納部20、23の昇降を停止するように構成され
る。この駆動停止手段41は、左右どちらか一方の昇降
支持装置15に配設されている。
【0060】次に動作、作用について説明する。
【0061】電子レンジ18および収納部20、23の
降下時は、使用者が操作手段40を操作すると、制御手
段39、駆動手段36、減速手段38を介して、昇降支
持装置15と第2回転アーム14と第1回転アーム13
とにより、電子レンジ18および収納部20、23は、
ゆるやかな降下動作で円弧状に回動して、駆動停止手段
41により設定された最大降下位置に降下停止される。
降下時は、使用者が操作手段40を操作すると、制御手
段39、駆動手段36、減速手段38を介して、昇降支
持装置15と第2回転アーム14と第1回転アーム13
とにより、電子レンジ18および収納部20、23は、
ゆるやかな降下動作で円弧状に回動して、駆動停止手段
41により設定された最大降下位置に降下停止される。
【0062】使用者は最大降下位置において、楽な姿勢
で調理作業を行ったり、あるいは踏み台等を使用せずに
収納物の出し入れを行うことができる。
で調理作業を行ったり、あるいは踏み台等を使用せずに
収納物の出し入れを行うことができる。
【0063】また、電子レンジ18および収納部20、
23の上昇格納時は、再度操作手段40を操作すると、
電子レンジ18および収納部20、23は、降下時と同
様にゆるやかな上昇動作で円弧状に回動して、キャビネ
ット11内で駆動停止手段41により停止し格納される
ものである。
23の上昇格納時は、再度操作手段40を操作すると、
電子レンジ18および収納部20、23は、降下時と同
様にゆるやかな上昇動作で円弧状に回動して、キャビネ
ット11内で駆動停止手段41により停止し格納される
ものである。
【0064】以上のように、電子レンジ18および収納
部20、23を昇降自在に支持する第1回転アーム1
3、第2回転アーム14を有する昇降支持装置15の少
なくても一方に、正逆回転する駆動手段36を備えるこ
とにより、人力に頼ることなく自在に電子レンジ18お
よび収納部20、23を電動で昇降でき、さらに使い勝
手の良い昇降式調理機器を提供することができる。
部20、23を昇降自在に支持する第1回転アーム1
3、第2回転アーム14を有する昇降支持装置15の少
なくても一方に、正逆回転する駆動手段36を備えるこ
とにより、人力に頼ることなく自在に電子レンジ18お
よび収納部20、23を電動で昇降でき、さらに使い勝
手の良い昇降式調理機器を提供することができる。
【0065】なお、実施例において電子レンジを例に説
明したが、オーブントースター等他の調理機器でも問題
ないものである。
明したが、オーブントースター等他の調理機器でも問題
ないものである。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の昇降式調理機器によれば次の効果が得られる。
の昇降式調理機器によれば次の効果が得られる。
【0067】請求項1に係わる本発明の昇降式調理機器
は、キャビネット内に直接配した調理機器を、回転アー
ムと昇降支持装置により、一動作で容易に昇降すること
ができ、安価で使い勝手の良い昇降式調理機器を提供す
ることができる。
は、キャビネット内に直接配した調理機器を、回転アー
ムと昇降支持装置により、一動作で容易に昇降すること
ができ、安価で使い勝手の良い昇降式調理機器を提供す
ることができる。
【0068】請求項2に係わる本発明の昇降式調理機器
は、機器の周辺に収納部を備えることにより、この収納
部に調理機器の付属品や取扱説明書、また多くのキッチ
ン関連用品等を収納でき、調理の作業性を向上すること
ができる。また、収納部を備えることにより、調理機器
が占める以外のキャビネット内空間を有効に活用するこ
とができる。
は、機器の周辺に収納部を備えることにより、この収納
部に調理機器の付属品や取扱説明書、また多くのキッチ
ン関連用品等を収納でき、調理の作業性を向上すること
ができる。また、収納部を備えることにより、調理機器
が占める以外のキャビネット内空間を有効に活用するこ
とができる。
【0069】請求項3に係わる本発明の昇降式調理機器
は、調理機器の最大降下位置において、調理機器の操作
部を、目の高さと略同等高さに構成することにより、調
理作業を楽な姿勢で行うことができるとともに、調理機
器全体を十分確認することができる。
は、調理機器の最大降下位置において、調理機器の操作
部を、目の高さと略同等高さに構成することにより、調
理作業を楽な姿勢で行うことができるとともに、調理機
器全体を十分確認することができる。
【0070】請求項4に係わる本発明の昇降式調理機器
は、調理機器の最大降下位置において、キャビネットの
壁面から調理機器および収納部の背面までの距離を、5
00〜650mmに構成することにより、調理機器および
収納部の背面は、その下方にあるフロアキャビネットの
前方の端部付近に位置することになり、調理機器もしく
は収納部の底面と、フロアキャビネットの天面に置かれ
たキッチン用品等との衝突を防止することができる。
は、調理機器の最大降下位置において、キャビネットの
壁面から調理機器および収納部の背面までの距離を、5
00〜650mmに構成することにより、調理機器および
収納部の背面は、その下方にあるフロアキャビネットの
前方の端部付近に位置することになり、調理機器もしく
は収納部の底面と、フロアキャビネットの天面に置かれ
たキッチン用品等との衝突を防止することができる。
【0071】請求項5に係わる本発明の昇降式調理機器
は、調理機器の最大降下位置において、床面から調理機
器もしくは収納部の底面までの距離を、1100〜12
00mmに構成することにより、調理機器もしくは収納部
の底面と、その下方にあるフロアキャビネットの天面と
の間に空間が存在することになり、調理機器もしくは収
納部の底面と、フロアキャビネットの天面に置かれたキ
ッチン用品等との衝突を防止することができる。
は、調理機器の最大降下位置において、床面から調理機
器もしくは収納部の底面までの距離を、1100〜12
00mmに構成することにより、調理機器もしくは収納部
の底面と、その下方にあるフロアキャビネットの天面と
の間に空間が存在することになり、調理機器もしくは収
納部の底面と、フロアキャビネットの天面に置かれたキ
ッチン用品等との衝突を防止することができる。
【0072】請求項6に係わる本発明の昇降式調理機器
は、調理機器の最大降下位置において、床面から調理機
器もしくは収納部の最上部までの距離を、1700〜1
800mmに構成することにより、成人女性の約90%が
調理機器もしくは収納部の最上部まで手が届くことにな
り、調理機器および収納部全体を有効に活用することが
できる。
は、調理機器の最大降下位置において、床面から調理機
器もしくは収納部の最上部までの距離を、1700〜1
800mmに構成することにより、成人女性の約90%が
調理機器もしくは収納部の最上部まで手が届くことにな
り、調理機器および収納部全体を有効に活用することが
できる。
【0073】請求項7に係わる本発明の昇降式調理機器
は、回転アームは、前方にキャビネットの底板との接触
を回避するために屈曲し、先端を再度逆方向に屈曲した
略Sの字形状の第1回転アームと、後方に略くの字形状
の第2回転アームの2本を備えることにより、調理機器
および収納部の昇降時にキャビネットに接触すること
も、両回転アーム同士が干渉することもなく、調理機器
および収納部を単なる直線状アームよりも、より低い位
置まで降下することができる。
は、回転アームは、前方にキャビネットの底板との接触
を回避するために屈曲し、先端を再度逆方向に屈曲した
略Sの字形状の第1回転アームと、後方に略くの字形状
の第2回転アームの2本を備えることにより、調理機器
および収納部の昇降時にキャビネットに接触すること
も、両回転アーム同士が干渉することもなく、調理機器
および収納部を単なる直線状アームよりも、より低い位
置まで降下することができる。
【0074】請求項8に係わる本発明の昇降式調理機器
は、2本の回転アームは、同一平面上に構成することに
より、回転アームの動作に必要な平面的空間が最小限で
済むことになり、その分調理機器および収納部の容積
(W寸法)を拡大することができる。
は、2本の回転アームは、同一平面上に構成することに
より、回転アームの動作に必要な平面的空間が最小限で
済むことになり、その分調理機器および収納部の容積
(W寸法)を拡大することができる。
【0075】請求項9に係わる本発明の昇降式調理機器
は、回転アームは、調理機器の前傾を防止する補正手段
を備えており、両回転アームによって形成される平行四
辺形をやや変形することにより、自重によって生じる調
理機器および収納部の前傾を防止することができる。
は、回転アームは、調理機器の前傾を防止する補正手段
を備えており、両回転アームによって形成される平行四
辺形をやや変形することにより、自重によって生じる調
理機器および収納部の前傾を防止することができる。
【0076】請求項10に係わる本発明の昇降式調理機
器は、昇降支持装置は、少なくとも一方に調理機器の昇
降動作に連動するダンパーおよび付勢体の両方、あるい
はいずれか一方を備えることにより、ダンパーは、調理
機器および収納部がゆっくり降下するように作用し、急
速な降下を防止することができる。また付勢体は、調理
機器および収納部を昇降する際の操作力が小さくなるよ
うに作用し、より軽い操作力で昇降することができる。
器は、昇降支持装置は、少なくとも一方に調理機器の昇
降動作に連動するダンパーおよび付勢体の両方、あるい
はいずれか一方を備えることにより、ダンパーは、調理
機器および収納部がゆっくり降下するように作用し、急
速な降下を防止することができる。また付勢体は、調理
機器および収納部を昇降する際の操作力が小さくなるよ
うに作用し、より軽い操作力で昇降することができる。
【0077】請求項11に係わる本発明の昇降式調理機
器は、昇降支持装置は、調理機器の昇降終端位置を規制
するストッパーを備えることにより、調理機器および収
納部の昇降終端位置は、回転アームがストッパーに当接
することで決まることになり、回転アームの回転をおの
ずと停止することができる。
器は、昇降支持装置は、調理機器の昇降終端位置を規制
するストッパーを備えることにより、調理機器および収
納部の昇降終端位置は、回転アームがストッパーに当接
することで決まることになり、回転アームの回転をおの
ずと停止することができる。
【0078】請求項12に係わる本発明の昇降式調理機
器は、調理機器および収納部を昇降自在に支持する第1
回転アーム、第2回転アームを有する昇降支持装置の少
なくても一方に、正逆回転する駆動手段を備えることに
より、人力に頼ることなく自在に調理機器および収納部
を電動で昇降でき、さらに使い勝手の良い昇降式調理機
器を提供することができる。
器は、調理機器および収納部を昇降自在に支持する第1
回転アーム、第2回転アームを有する昇降支持装置の少
なくても一方に、正逆回転する駆動手段を備えることに
より、人力に頼ることなく自在に調理機器および収納部
を電動で昇降でき、さらに使い勝手の良い昇降式調理機
器を提供することができる。
【図1】本発明の実施例1の昇降式調理機器における調
理機器の降下状態を示しシステムキッチンとの関連を示
す側面図
理機器の降下状態を示しシステムキッチンとの関連を示
す側面図
【図2】同昇降式調理機器における調理機器の降下状態
を示す左側断面図
を示す左側断面図
【図3】同昇降式調理機器における調理機器の降下状態
を示す正面図
を示す正面図
【図4】同昇降式調理機器における調理機器の降下状態
を示す右側断面図
を示す右側断面図
【図5】本発明の実施例2の昇降式調理機器における調
理機器の降下状態を示す左側断面図
理機器の降下状態を示す左側断面図
【図6】従来の昇降式調理機器の構成を示す正面図
【図7】従来の昇降式調理機器の構成を示す側面図
11 キャビネット 13 第1回転アーム(略Sの字形アーム) 14 第2回転アーム(略くの字形アーム) 15 昇降支持装置 16 ストッパー 18 電子レンジ(調理機器) 19 操作部 20 収納部(下収納部) 21 底面 23 収納部(上収納部) 24 最上部 25 補正手段 26 ダンパー 27 付勢体 28 床面 30 壁面 36 駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B060 EA00 EA02 GB03
Claims (12)
- 【請求項1】キャビネットと、前記キャビネット内に配
した調理機器と、前記調理機器を昇降自在に支持する回
転アームと、前記回転アームを回転可能に支持する昇降
支持装置とを備えた昇降式調理機器。 - 【請求項2】調理機器は、機器の周辺に収納部を備えた
請求項1記載の昇降式調理機器。 - 【請求項3】調理機器の最大降下位置において、調理機
器の操作部を目の高さと略同等高さに構成した請求項1
または2記載の昇降式調理機器。 - 【請求項4】調理機器の最大降下位置において、キャビ
ネットの壁面から調理機器および収納部の背面までの距
離を500〜650mmとした請求項1ないし3のいずれ
か1項記載の昇降式調理機器。 - 【請求項5】調理機器の最大降下位置において、床面か
ら調理機器もしくは収納部の底面までの距離を1100
〜1200mmとした請求項1ないし4のいずれか1項記
載の昇降式調理機器。 - 【請求項6】調理機器の最大降下位置において、床面か
ら調理機器もしくは収納部の最上部までの距離を170
0〜1800mmとした請求項1ないし5のいずれか1項
記載の昇降式調理機器。 - 【請求項7】回転アームは、略Sの字形アームと略くの
字形アームの2本で構成した請求項1ないし6のいずれ
か1項記載の昇降式調理機器。 - 【請求項8】2本の回転アームは、同一平面上に構成し
た請求項1ないし7のいずれか1項記載の昇降式調理機
器。 - 【請求項9】回転アームは、調理機器の前傾を防止する
補正手段を備えた請求項1ないし8のいずれか1項記載
の昇降式調理機器。 - 【請求項10】昇降支持装置は、少なくとも一方に調理
機器の昇降動作に連動するダンパーおよび付勢体の両
方、あるいはいずれか一方を備えた請求項1ないし9の
いずれか1項記載の昇降式調理機器。 - 【請求項11】昇降支持装置は、調理機器の昇降終端位
置を規制するストッパーを備えた請求項1ないし10の
いずれか1項記載の昇降式調理機器。 - 【請求項12】昇降支持装置の、少なくても一方に回転
アームを正逆回転する駆動手段を備えた請求項1記載の
昇降式調理機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000084276A JP2001269236A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 昇降式調理機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000084276A JP2001269236A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 昇降式調理機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001269236A true JP2001269236A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18600769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000084276A Pending JP2001269236A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 昇降式調理機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001269236A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2786674A3 (de) * | 2013-03-05 | 2014-10-22 | Schreinerei Manfred Philip e.K. | Küchenmöbel mit verfahrbarer Arbeitsplatte |
-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000084276A patent/JP2001269236A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2786674A3 (de) * | 2013-03-05 | 2014-10-22 | Schreinerei Manfred Philip e.K. | Küchenmöbel mit verfahrbarer Arbeitsplatte |
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