JP2001268666A - リモコン装置 - Google Patents

リモコン装置

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JP2001268666A
JP2001268666A JP2000079785A JP2000079785A JP2001268666A JP 2001268666 A JP2001268666 A JP 2001268666A JP 2000079785 A JP2000079785 A JP 2000079785A JP 2000079785 A JP2000079785 A JP 2000079785A JP 2001268666 A JP2001268666 A JP 2001268666A
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remote controller
remote control
antenna
unit
key
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JP2000079785A
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Toshiyasu Higuma
利康 樋熊
Yoshiaki Koizumi
吉秋 小泉
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池が不要、かつ低コストなリモコン装置を
得る。 【解決手段】 リモコン1をインピーダンス素子とスイ
ッチで構成し、スイッチにより共振点を変えるように構
成し、本体4側では搬送波を出力するとともに、リモコ
ン1からの反射波で強調される周波数を検出するよう構
成し、スイッチ情報を読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレスのリモ
コン装置に関するものであり、特にワイヤレスリモコン
の電源供給を不要にするものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば現在テレビやエアコンなど
家電製品に一般的に使われている従来の赤外線を使った
リモコン装置の構成図である。
【0003】図において、人が手に持って操作するワイ
ヤレスのリモコン30は、入力キー31、マイコン用発
振子32、電池33、赤外線発光素子34、制御用マイ
コン35から構成され、電池33により、キー31操作
待機時および操作時のマイコン35の動作、赤外線発光
素子34のための電源供給を行う。また、リモコン30
により操作される本体40は、テレビやエアコン等の家
電機器に組み込まれ、一体となり、赤外線受光素子4
1、制御用マイコンの制御部42、マイコン用発振子4
3、上述以外の機器の各種構成部44から構成され、電
源コンセント(図示せず)により電力供給が行われる。
【0004】次に、動作について説明する。リモコン3
0は、キー31が押された場合にマイコン35に割り込
み信号など起動がかかるように構成されている。そこ
で、キー31が操作されると発振子32が発振を開始
し、マイコン35が正規の動作を行い、押されたキー信
号に応じた送信データにより赤外線発光素子34を駆動
し、光信号を本体40へ送信する。ここで、赤外線発光
素子34には、電池33から、通常、数百mAの電流を
流し、数mの通信距離を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のリ
モコン装置では、リモコン30を動作させるための電源
供給源として電池33の搭載が必須であり、電池33に
より電源が供給されなければ動作しないという不具合
や、電池33の寿命がくる度に電池33を交換しなけれ
ばならず面倒であるという問題点があった。また、リモ
コン30の構成において、発振子32やマイコン35な
ども必要であるためコストがかかってしまうという問題
点があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、リモコンに電池が不要であり、
コストをかけずに構成できるリモコン装置を得るもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリモコン
装置において、本体は、所定の周波数の搬送波を送信す
る送信部と、リモコンからの反射波を受信する受信部
と、この受信部による反射波の共振周波数域に基づいて
各種制御を行う制御部とを備え、リモコンは、電源供給
を要しないアンテナ、複数のインピーダンス素子および
複数のインピーダンス素子をオンオフする複数のキース
イッチを備え、送信部からの搬送波をアンテナで受信
し、キースイッチのオンオフによりリモコンのインピー
ダンスを変化させ、共振周波数域を特定した反射波をア
ンテナから送信するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1であるリモコン装置のリモコンの構成図、
図2はこのリモコン装置の本体の構成図であり、操作さ
れる側のテレビやエアコン等の家電機器に組み込まれ
る。図3はこのリモコン装置における本体の搬送波のス
ペクトラムと、リモコンの反射波の共振周波数を示す図
である。
【0009】図において、1は人が手に持って操作する
ワイヤレスのリモコン、20はインピーダンス素子、2
1〜23は共振用インピーダンス素子であり、各々入力
キースイッチS1〜Snをオンすることにより、インピ
ーダンス素子20と並列接続され、図3に示す各々共振
周波数f1、f2、f3、・・・、fnの共振回路を構
成する。また、通常時にはインピーダンス素子20単独
で共振周波数f0の共振回路を構成している。3は例え
ばループアンテナからなるアンテナである。なお、リモ
コン1の各部へは、電力供給は不要である。
【0010】4はリモコン1により操作される本体であ
り、テレビやエアコン等の家電機器に組み込まれ、一体
となっている。5は例えばループアンテナからなるアン
テナ、6は送信アンプ、7は制御部であり、制御部7か
らは図3に示す搬送波のスペクトラムを有する信号を出
力している。8は受信回路であり、リモコン1で共振強
調された周波数を所定のしきい値で判定し、f1からf
nの周波数を判別できる機能を有する。9はリモコン1
とのデータ送受信には直接関係のない周辺回路部であ
り、テレビ本体やエアコン本体等を示し、リモコン1の
キーS1〜Snの操作に基づき制御部7により制御され
る。なお、本体4の各部へは、電源コンセント(図示せ
ず)より電力供給が行われる。
【0011】次に、動作について説明する。まず、キー
が押されない場合について説明する。本体4では、制御
部7から搬送波信号を出力し、送信アンプ6で所定のレ
ベルに増幅した後に、図3に示すような所定の周波数帯
域(例えば、10数MHz帯)に所定レベル(例えば、
最大10mV)の搬送波信号を電波としてアンテナ5を
介して空間へ常に放射する。
【0012】リモコン1では、搬送波の信号をアンテナ
3を介して受信し、通常時、すなわち、キーS1からS
nが押されない時は、インピーダンス素子20により、
リモコン1の回路の共振周波数がf0となる。そこで、
搬送波のうちf0の周波数域が共振現象により強調さ
れ、反射波となり、アンテナ1から空間へ放射される。
本体4では、アンテナ5を介してリモコン1からの反射
波を受信し、受信回路8では、反射波を所定のしきい値
と比較して、共振強調された周波数f0を検出し、その
旨を制御部7に出力し、制御部7はキーが押されていな
いことを検出する。ここで、制御部7は、受信回路6は
f0の検出レベルと所定の関係を持った値をしきい値に
定めている。
【0013】次に、キーが押された場合、例えばキーS
1が押された場合についてを説明する。本体4では、制
御部7から搬送波信号を出力し、送信アンプ6で所定の
レベルに増幅した後に、図3に示すような所定の周波数
帯域(例えば、10数MHz帯)に所定レベル(例え
ば、最大10mV)の搬送波信号を電波としてアンテナ
5を介して空間へ常に放射する。
【0014】リモコン1では、搬送波の信号をアンテナ
3を介して受信し、キーS1が押された時は、インピー
ダンス素子20および21によりリモコン1の回路の共
振周波数がf1になる。そこで、搬送波のうちf1の周
波数域が共振現象により強調され、反射波となり、アン
テナ1から空間へ放射される。本体4では、アンテナ5
を介してリモコン1からの反射波を受信し、受信回路8
では、反射波を所定のしきい値と比較して、共振強調さ
れた周波数f1を検出し、その旨を制御部7に出力し、
制御部7はキーS1が押されたことを検出し、このキー
S1の操作に基づき、周辺回路部9を所定の状態に制
御、例えば、テレビのチャンネル変更が行われる。
【0015】また、キーS1以外のキーが押された場合
についても同様の動作が行われ、キーS2、S3他が押
されると、制御部7により共振周波数f2、f3他が検
出され、キー操作を検出し、周辺回路部9を所定の状態
に制御する。なお、リモコン1と本体4の距離は従来と
同様に数メートルで電波の交信が行われる。
【0016】以上のように、この実施の形態1では、リ
モコンには電池等の電源やマイコン等を搭載しなくて
も、キーの判別が可能になるため、電池が不要となり、
低コストのリモコンを構成できる。また、電池交換が不
要なため密閉構造にも容易にできるため、生活場面で発
生する水濡れや汚れなどに対しても安定して動作可能な
リモコン装置が構成できる。さらに、電源やマイコン等
の搭載が不要であるため、リモコン自体の小型化が可能
となり、電源やマイコン等のスペースの有効活用も可能
となる。
【0017】また、上記実施の形態1では、リモコン1
の回路において、特定のキー操作に応じて特定の共振周
波数を設定し、本体4で共振周波数に応じた周辺回路部
7の制御を行うものを示したが、f0を基準周波数と
し、特定のキー操作に応じてf0の分周させ、本体4で
分周状態に応じて周辺回路部7の制御を行ってもよい。
【0018】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、リモコンには電源やマイコン等を搭載し
なくても、キーの判別が可能になり、電池が不要であ
り、低コストのリモコンを構成できる。また、電池交換
が不要であるため、密閉構造が可能となり、生活場面で
発生する水濡れや汚れなどに対しても安定して動作する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すリモコン装置
のリモコンの構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すリモコン装置
の本体の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示すリモコン装置
における本体の搬送波のスペクトラムと、リモコンの反
射波の共振周波数を示す図である。
【図4】 従来のリモコン装置の構成図である。
【符号の説明】
1 リモコン、 3 アンテナ、 4 本体、 6 送
信アンプ、 7 制御部、 8 受信回路、 9 周辺
回路部、 20 インピーダンス素子、 21共振用イ
ンピーダンス素子、 22 共振用インピーダンス素
子、 23 共振用インピーダンス素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレスのリモコンと、 このリモコンと電波の送受信を行い、各種制御を行う本
    体とを備えたリモコン装置において、 前記本体は、 所定の周波数の搬送波を送信する送信部と、 前記リモコンからの反射波を受信する受信部と、 この受信部による反射波の共振周波数域に基づいて各種
    制御を行う制御部とを備え、 前記リモコンは、 電源供給を要しないアンテナ、複数のインピーダンス素
    子および複数のインピーダンス素子をオンオフする複数
    のキースイッチを備え、前記送信部からの搬送波を前記
    アンテナで受信し、前記キースイッチのオンオフにより
    前記リモコンのインピーダンスを変化させ、共振周波数
    域を特定した反射波を前記アンテナから送信することを
    特徴とするリモコン装置。
JP2000079785A 2000-03-22 2000-03-22 リモコン装置 Pending JP2001268666A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161166A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp 電気機器動作検出システム及び電気機器動作検出方法及びそれに用いる装置及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161166A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp 電気機器動作検出システム及び電気機器動作検出方法及びそれに用いる装置及びプログラム

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