JP2001268247A - 電話転送システム並びにそのシステムを実現するための携帯端末及びサービスステーション - Google Patents

電話転送システム並びにそのシステムを実現するための携帯端末及びサービスステーション

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JP2001268247A
JP2001268247A JP2000073381A JP2000073381A JP2001268247A JP 2001268247 A JP2001268247 A JP 2001268247A JP 2000073381 A JP2000073381 A JP 2000073381A JP 2000073381 A JP2000073381 A JP 2000073381A JP 2001268247 A JP2001268247 A JP 2001268247A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末が無線公衆網サービスから外れた場
合、自動的に最寄りの無線サービスを行う固定電話に転
送設定を行い、転送した通話を携帯端末自身で行えるよ
うな携帯電話転送システムを提供する。 【解決手段】 携帯端末120を有線公衆網130と接
続可能にする固定無線サービスを行う固定無線サービス
ステーション110を用意する。携帯端末120は、無
線公衆網を利用した発信・着信及び通話を実現する手段
122、固定無線サービス手段と個別の無線通信を実現
する手段123、及び無線公衆網のサービス圏から外れ
た場合に固定無線サービスステーションの持つ有線公衆
網用の電話番号に転送設定を行い、固定無線サービスス
テーションの固定無線サービスを介して発信・着信及び
通話を実現する手段を備える。固定無線サービスステー
ションと携帯端末とは端末IDをもとに個別の通信路を
確立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPHS
のような無線公衆網を利用する携帯端末の電話転送シス
テム並びにそのシステムを実現するための携帯端末及び
固定無線サービスステーションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話の転送電話サービスを提
供するシステムでは、利用者が転送先の電話番号を設定
することによって転送サービスを開始する。特開平9−
326865号公報では、PHS端末と自宅の電話の子
機機能を併せ持つ携帯端末が、自宅のサービスエリアか
ら出た場合、自宅の電話をPHS端末機に転送する設定
を自動的に行う。さらに、内線における電話転送方法に
ついては、特開平11−68963号公報に、利用者が
現在いる場所を感知し特定することによって、その場所
の電話に転送する設定を自動的に行う方法が示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
方法では、自動転送設定機能を用いれば自動的に転送設
定はできるが、予め転送先を登録する必要がある。また
その場合、登録の数や条件が限定されてしまう。特開平
6−70036号公報では、端末の場所を探知して、最
寄りの固定内線電話に転送する方法を提供しているが、
この場合、端末を子機として利用することが出来ず、通
話時は固定電話の受話器を利用しなければならない。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑み、無線公衆網に用いることのできる携帯端末が無線
公衆網サービスから外れた場合、自動的に最寄りの無線
サービスを行う固定電話に転送設定を行い、なおかつ、
転送した通話を携帯端末自身で行えるような携帯電話転
送システムを提供することを目的とする。また、本発明
は、その電話転送システムを実現するための携帯端末及
び固定無線サービスステーションに関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、転送された電話の通信路として独自の無線通信路
を導入した。また、その無線通信路により転送された電
話を携帯端末に接続するために、有線公衆網とつなが
り、有線公衆網用の電話番号を持ち独自の無線サービス
を行う固定無線サービスステーションと、独自の無線通
信及び無線公衆網に対応する固定無線サービス対応携帯
端末を導入した。これにより、転送先になる有線公衆網
用の電話番号と、端末への通信路を用意できる。
【0006】また、固定無線サービスステーション・端
末間の独自の無線通信路では、端末に端末IDを持た
せ、その端末IDをもとに、個々の端末と固定無線サー
ビスステーションの間に個別の通信路を確立することと
した。これは、固定無線サービスステーションと通信で
きる複数の端末があったとしても、電話における着信・
発信及び通話が、特定の端末以外ではできないようにす
るためである。これにより、転送された電話は、正しい
端末のみで着信及び通話ができる。以下では、この独自
の無線通信路を固定無線と称する。
【0007】すなわち、本発明による電話転送システム
は、携帯端末を有線公衆網と接続可能にする固定無線サ
ービスを行う固定無線サービスステーションと、無線公
衆網を利用した発信・着信及び通話を実現する手段、固
定無線サービス手段と個別の無線通信を実現する手段、
及び無線公衆網のサービス圏から外れた場合に固定無線
サービスステーションの持つ有線公衆網用の電話番号に
転送設定を行い、固定無線サービスステーションの固定
無線サービスを介して発信・着信及び通話を実現する手
段を備える携帯端末とを含むことを特徴とする。
【0008】固定無線サービスステーションは携帯端末
からの要請により端末IDを配布し、固定無線サービス
ステーションと携帯端末とは端末IDをもとに個別の通
信路を確立するように構成することができる。
【0009】本発明による携帯端末は、無線公衆網を利
用した発信・着信及び通話を実現する手段と、無線公衆
網サービス圏から外れた場合、無線中継によって携帯端
末を有線公衆網と接続可能にする固定無線サービスステ
ーションの有線公衆網用電話番号を転送先として設定す
る手段と、固定無線サービスステーションに端末IDの
発行を要請する手段と、固定無線サービスステーション
の配布した端末IDによって固定無線サービスステーシ
ョンとの間に無線通信を行う手段と含むことを特徴とす
る。
【0010】本発明による携帯端末は、また、無線公衆
網サービス圏内か有線公衆網に接続された固定無線サー
ビスステーションが提供する固定無線サービス圏内かを
識別する手段と、無線公衆網サービス圏内において無線
公衆網を利用した発信・着信及び通話を実現する手段
と、固定無線サービスステーションと通信し当該固定無
線サービスステーションが提供する固定無線サービスを
受けるために必要な端末IDを取得し設定する手段と、
無線公衆網サービスに転送先として固定無線サービスス
テーションの有線公衆網用の電話番号を指定して転送設
定を行う手段と、端末IDで固定無線サービスを利用す
ることにより固定無線サービスステーション及び有線公
衆網を通して発信・着信及び通話を実現する手段とを含
むことを特徴とする。
【0011】本発明による固定無線サービスステーショ
ンは、自身の提供する固定無線サービスを受ける携帯端
末の転送設定の転送先に利用される有線公衆網用の電話
番号を持ち、携帯端末に配布した端末IDによって当該
携帯端末との間に個別の無線通信路を確立し、有線公衆
網と携帯端末との間の無線中継を行う固定無線サービス
ステーションであって、固定無線サービスを受けるため
の端末IDを要請する携帯端末に端末IDを配布するか
どうかを決める端末選定処理部と、端末IDとその端末
IDを配布した携帯端末の無線公衆網用電話番号とを関
連付けて格納する端末IDデータベースと、端末IDデ
ータベースを用いて自身の提供する固定無線サービス圏
にある携帯端末の管理を行う端末管理部と、携帯端末の
発信・着信及び通話について有線公衆網との中継を行う
有線公衆網・固定無線通信処理部とを含むことを特徴と
する。
【0012】固定無線サービスステーションにおける端
末選定処理では、サービスを利用できる端末を限定する
ことや、無制限に利用させるようにすることができる。
そのため、固定無線サービスステーションの設置者が、
目的に合わせてサービスを行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1に、本発明による電話転送シ
ステムの全体像を示す。このシステムは、ある携帯電話
等の携帯端末で、それまで利用可能であったサービス
が、携帯端末の移動によってサービス圏外となって利用
できなくなった際に、転送設定や転送設定解除を行うこ
とで、着信及び通話を可能にするものである。図1を用
いて簡単に説明する。図1の101は無線公衆網サービ
スを携帯端末が受けられる範囲を示し、102は固定無
線サービスを携帯端末が受けられる範囲を示す。固定無
線サービス圏102は、有線公衆網に接続された固定無
線サービスステーション(以下、単にサービスステーシ
ョンという)110によって提供される。この場合、携
帯端末103の位置に代表される無線公衆網サービスの
み受けられる領域(以下、領域103と記す)、携帯端
末104の位置に代表される固定無線サービスのみ受け
られる領域(以下、領域104と記す)、携帯端末10
5の位置に代表される両方のサービスが受けられる領域
(以下、領域105と記す)の3種の領域に分けられ
る。携帯端末がこれらの領域間を移動する際の動作を簡
単に述べる。
【0014】まず、携帯端末が領域103から領域10
4に移動する場合を説明する。携帯端末が領域103に
存在する間は、携帯端末は無線公衆網サービスを受けて
いる。また、この携帯端末が領域105に移動した場
合、携帯端末は、まだ無線公衆網サービスを受けられる
ため、携帯端末は無線公衆網サービスを受ける。さらに
携帯端末が、領域105から領域104に移動した場合
は、無線公衆網サービスが利用できないため、携帯端末
は、この領域104で利用できる固定無線サービスを利
用するための設定を行う。
【0015】次に、領域104から領域103に携帯端
末が移動する場合を説明する。携帯端末が領域104に
ある間は、携帯端末は固定無線サービスを受けている。
また、この携帯端末が領域105に移動した場合、携帯
端末は、まだ固定無線サービスが利用できるため、固定
無線サービスを利用する。さらに携帯端末が、領域10
5から領域103に移動した場合、携帯端末は、固定無
線サービスが利用できなくなるため、この領域103で
利用できる無線公衆網サービスを利用できるように設定
を変更する。上記のように、本システムでは、携帯端末
の移動によって、受けられるサービスの状況が変った場
合でも、移動前に受けていたサービスが利用可能であれ
ば、携帯端末はそのサービスを引き続き利用する。な
お、図1では、説明を簡単にするため固定無線サービス
ステーションを1つのみ図示したが、それぞれ独自の固
定無線サービス圏を提供する複数の固定無線サービスス
テーションを存在させることができる。
【0016】図2に、本発明による電話転送システムの
概略構成を示す。無線公衆網サービスのサービスステー
ションについては図示を省略する。固定無線サービス対
応端末120(以下、単に端末という)は、無線公衆網
サービス圏内では無線公衆網を利用し、無線公衆網サー
ビス圏外では最寄りの固定無線サービスを探索し、固定
無線サービスが存在すれば、それを利用して電話回線を
確保するものである。また、固定無線サービスを利用す
る際には、無線公衆網用の電話番号に対する着信を受け
るために、固定無線サービスに用意された有線公衆網用
電話番号に転送設定を行う。
【0017】端末120は、通信路選択処理部121、
無線公衆網用通信処理部122、固定無線用通信処理部
123、固定無線用端末ID設定処理部124を含んで
構成される。通信路選択処理部121は、現在受けられ
るサービスを識別し、転送設定や転送設定の解除を行う
部分である。無線公衆網通信処理部122は、従来の携
帯電話やPHSと同様に、無線公衆網サービス圏内にお
いて、無線公衆網を利用した発信・着信及び通話を実現
する部分である。固定無線用通信処理部123は、サー
ビスステーション110から配布された端末IDで固定
無線サービスを利用することにより、サービスステーシ
ョン110及び有線公衆網130を通して、発信・着信
及び通話を実現する部分である。固定無線用端末ID設
定処理部124は、サービスステーション110と通信
し、固定無線サービスを受けるために必要な端末IDを
取得し、転送設定を行う部分である。
【0018】サービスステーション110は、有線公衆
網に接続し、有線公衆網と固定無線サービスを受ける端
末との間の中継を行うものである。また、サービスステ
ーション110は、固定無線サービスを受ける端末の転
送設定の転送先に利用される固定有線公衆網用の電話番
号を持つ。サービスステーション110の行う中継で
は、固定無線サービスを受ける個々の端末に端末IDを
配布することによって、サービスステーションと各端末
120との間に個別の無線通信路を提供する。
【0019】サービスステーション110は、端末管理
部111、端末選定処理部112、端末IDデータベー
ス113、有線公衆網・固定無線通信処理部114を含
んで構成される。端末管理部111は、端末IDデータ
ベース113及び端末選定処理部112を用いて、固定
無線サービス圏にある端末の管理を行う。端末選定処理
部112は、固定無線サービスを受けるための端末ID
を要請する端末に、端末IDを配布するかどうかを決め
る部分である。端末IDデータベース113は、端末I
Dを配布した端末の、端末IDとその端末の無線公衆網
用電話番号のデータベースである。有線公衆網・固定無
線通信処理部114は、端末の発信・着信及び通話につ
いて、有線公衆網130との中継を行う部分である。
【0020】図3に、端末IDデータベース113の構
造を示す。端末IDデータベース113は、図3に示す
ように、固定無線サービスを受ける端末の端末ID20
2と端末の持つ無線公衆網用電話番号201を対にする
形で、端末の情報を持つ。
【0021】ここで、具体的な例を用いて処理の概略を
説明する。固定無線サービスを行うサービスステーショ
ンXと、既に固定無線サービスを受けている端末B,C
が存在するとする。ここで、サービスステーションXは
有線公衆網用電話番号03−3XXX−XXXXを持つ
とする。また、端末Bは、無線公衆網用電話番号である
090−BBB−BBBB、端末Cは同様に無線公衆網
用電話番号090−CCC−CCCCを持つとする。さ
らに、固定無線サービスを受けるための端末IDとし
て、端末BにはX001、端末CにはX002が割り当
てられたとする。図4は、このときのサービスステーシ
ョン110上の端末IDデータベース113の内容を示
している。
【0022】図5に、無線公衆網用電話番号090−D
DD−DDDDを持つ端末Dが、無線公衆網サービス圏
を外れて、固定無線サービス圏内に入ってきた場合の処
理のフローを示す。まず端末Dが、無線公衆網サービス
圏から外れ、固定無線サービス圏内に移動する(S50
1)。端末Dの通信路選択処理部121は、無線公衆網
サービスが受けられなくなり、代わりに固定無線サービ
スが存在することを認識する(S502)。端末Dの固
定無線用端末ID設定処理部124はユーザに対し、固
定無線サービスを用いるかどうかを尋ねる。ユーザが固
定無線サービスを用いることに同意すると(S50
3)、端末D内の固定無線用端末ID設定処理部124
が、サービスステーションX内の端末管理部111に端
末IDの取得要請を送る(S504)。この要請には端
末Dの無線公衆網用電話番号090−DDD−DDDD
が含まれる。
【0023】サービスステーションXの端末管理部11
1は、端末Dから送られてきた要請を端末選定処理部1
12に送る。ここでは、受け入れる端末として端末Dが
端末選定処理部112にあらかじめ登録してあるものと
する。端末選定処理部112は、端末Dに割り当てるべ
き端末IDを発行する(S505)。ここでは、X00
3というIDが発行されたものとする。次に、端末管理
部111は、発行された端末IDと端末Dの無線公衆網
用電話番号を端末IDデータベース113に登録する。
この結果、端末IDデータベース内のデータは図6のよ
うになる。また、この端末IDデータベース113の更
新が終わった後に、端末管理部111は、端末Dの固定
無線用端末ID設定処理部124に対し、X003とい
う端末IDを渡す(S506)。
【0024】端末Dの固定無線用端末ID設定処理部1
24は、サービスステーションXから受け取ったX00
3という端末IDを、固定無線用通信処理部123に設
定する(S507)。端末IDが設定された直後に、端
末Dの固定無線用通信処理部123は、設定された端末
IDを用いて、サービスステーションX及び有線公衆網
130を通して、転送設定を行う。この転送設定では、
端末Dの無線公衆網用電話番号への電話の転送先とし
て、サービスステーションXの有線公衆網用の電話番号
である03−3XXX−XXXXを設定する(S50
8)。
【0025】以上の処理を行うことにより、端末Dは、
端末IDを用いてサービスステーションXを中継するこ
とによって、有線公衆網130と接続される。また、端
末Dの無線公衆網用電話番号にかけられた電話を、サー
ビスステーションXの持つ有線公衆網用の電話番号に転
送する設定が完了する。なお、図5に示したフローチャ
ートのステップ503の処理を省略し、固定無線サービ
スを利用可能な場合にはユーザの指示を待つことなくス
テップ502からステップ504の処理に自動的に進む
ようにすることも可能である。
【0026】図7に、図5で説明した転送設定が完了し
た後に端末Dの無線公衆網用の電話番号に電話がかかっ
てきた場合の処理のフローを示す。まず、端末Dの無線
公衆網用電話番号にかかってきた電話が、先の転送設定
により、サービスステーションXに転送されてくる(S
701)。サービスステーションXの有線公衆網・固定
無線通信処理部114は、着信した電話の発信者番号を
確認する(S702)。発信者番号については後で説明
するが、ここでは転送設定を行った電話番号が発信者番
号として伝えられるものとする。つまり転送を設定した
端末Dの無線公衆網用の電話番号である090−DDD
−DDDDが発信者番号として通知される。
【0027】有線公衆網・固定無線通信処理部114
は、端末IDデータベース113を用いて、090−D
DD−DDDDという電話番号から、X003という端
末IDを得る(S703)。そして、その端末IDを用
いて端末Dの固定無線用通信処理部123との無線通信
路を確立し(S704)、着信を端末Dに伝える(S7
05)。着信後の通話も、この通信路を用いる。以上の
処理で、転送された電話を、転送を設定した端末自身に
受けさせることが出来る。
【0028】図8に、端末Cが固定無線サービス圏から
外れた際の処理のフローを示す。まず、端末Cがサービ
スステーションXの固定無線サービス圏外に移動する
(S801)。サービスステーションXの端末管理部1
11は、端末IDデータベース123上の端末が固定無
線サービス上に存在するかどうかを常にチェックしてい
る。そのチェックにおいて端末IDX002の端末、つ
まり端末Cに通信が出来ないことを認識する(S80
2)。端末管理部111は端末IDデータベース123
から端末Cの登録を削除する(S803)。この結果の
端末IDデータベースを図9に示す。この削除の後に、
端末Cへの着信がきた場合、端末IDデータベース11
3上に端末Cに関するデータが無いため、有線公衆網・
固定無線通信処理部114は、発信者に対し接続できな
いことを伝える。
【0029】一方、端末Cでは、端末Cの通信路選択処
理部121は、サービスステーションXの固定無線サー
ビス圏から外れたことと、現在受けられるサービスを同
時に認識する。そして、端末Cは現在受けられるサービ
スに応じて、そのサービスに対応した処理を行う。つま
り、無線公衆網サービス圏内であれば転送設定を解除
し、無線公衆網サービスが受けられるように設定する。
また、他の固定無線サービス圏内であれば、そのサービ
スを提供しているサービスステーションと上記と同様の
処理を行う。無線公衆網サービス圏及び固定無線サービ
ス圏のどちらにも属していない場合は、端末IDを無効
にする。以上の処理で、端末が固定無線サービス圏外に
出た場合の対処を行うことができる。
【0030】ここで、図2に示した構成の中で端末を構
成する各処理の詳細を説明する。通信路選択処理部12
1の処理の詳細フローを図10に示す。まず無線公衆網
サービス圏内かどうかを確認する(S1001)。ここ
で、無線公衆サービス圏である場合は、次に固定無線サ
ービスステーション110が提供する固定無線サービス
を受けるための端末IDを、持っているかどうかを確認
する(S1002)。ここで、端末IDは固定無線サー
ビスステーションの固定無線サービスを受けるための識
別子であり、端末IDを持っているということは、転送
設定済みであるという意味である。ステップ1002に
おいて、端末IDを持っていなかったら何もせずに終了
する。またステップ1002において、端末IDを持っ
ていた場合は、無線公衆網サービスを利用して転送設定
を解除し、端末IDを削除する(S1003)。以上に
より、無線公衆網サービス圏内では、そのサービスを受
けることとなる。
【0031】ステップ1001において無線公衆網サー
ビス圏外であった場合は、サービスステーション110
と通信が出来る固定無線サービス圏内かどうかを確認す
る(S1004)。もし、サービス圏外であれば、次に
端末IDを持っているかどうかを確認し(S100
5)、持っていればその端末IDを無効とする(S10
06)。ステップ1005で端末IDを持っていなけれ
ば何もせずに終了する。
【0032】ステップ1004において、固定無線サー
ビス圏内であった場合は、その固定無線サービスに利用
可能な端末IDを持っているかどうかを確認する(S1
007)。有効な端末IDを持っていない場合は、端末
IDをクリアして、固定無線用端末ID設定処理部に端
末IDの要請を行うよう指示する(S1008)。ステ
ップ1007において、有効な端末IDを持っていた場
合は、既に固定無線サービスを利用できるため、何もせ
ずに終了する。
【0033】通信路選択処理部121では、以上の処理
を繰り返すことによって、移動によって動的に変化する
サービスを的確に認識し、最適なサービスを受けられる
ように促す。すなわち、無線公衆網サービス圏内では、
そのサービスを受けられるようにし、無線公衆網サービ
ス圏外で固定無線サービス圏内である場合には、その固
定無線サービスを受けられるようにする処理を行う。
【0034】無線公衆網通信処理部122は、従来の携
帯電話やPHSと同様に、無線公衆網サービス圏内にお
いて、無線公衆網を利用した発信・着信及び通話を可能
にする。そのための無線公衆網用の電話番号が割り当て
られている。固定無線用通信処理部123は、サービス
ステーション110から配布された端末IDを使い、サ
ービスステーション110及び有線公衆網130を通し
て、発信・着信及び通話を実現する。また、端末IDが
配布された際に、転送設定も行う。
【0035】固定無線用端末ID設定処理部124の処
理フローを図11に示す。固定無線用端末ID設定処理
部124は、ユーザに固定無線サービスを受けるかどう
かを確認する(S1101)。ユーザがサービスを希望
しなかった場合は、何もせずに終了する。ステップ11
01で、ユーザがサービスを受けることを希望した場
合、サービスステーションに端末IDを要請する(S1
102)。この要請の中には、無線公衆網用の電話番号
が含まれる。次に、端末IDを取得できたかを確認する
(S1103)。取得できた場合は、固定無線用通信処
理部にその端末IDを設定する(S1104)。ステッ
プ1103で端末IDが取得できなかった場合は、何も
せずに終了する。以上が、固定無線用端末ID設定処理
部124の動作である。
【0036】端末IDが設定された直後、固定無線通信
処理部122では、設定された端末IDを用い、サービ
スステーション110とサービスステーションに接続さ
れた有線公衆網130を通して、転送設定を行う。この
転送設定では、端末の無線公衆網用電話番号への電話
を、サービスステーション110の電話番号に転送する
設定を行う。
【0037】次に、図2に示した構成の中でサービスス
テーション110を構成する各処理部の詳細を説明す
る。端末選定処理部112は、端末IDの要請に対し、
その要請を受けるかどうかを判断し、要請を受ける場合
は、配布する端末IDを決定するものである。ここで
は、この判断は、要請を行った端末の無線公衆網用の電
話番号で行うこととするが、その他の方法として、予め
識別符号を端末につけておきその識別記号で判断する方
法、あるいは全ての端末を受け入れる方法もある。端末
IDデータベース113は、固定無線サービス圏内にあ
り、そのサービスを受ける端末のデータベースである。
このデータベースは、端末IDが配布された端末の無線
公衆網用の電話番号と端末IDの対というデータで構成
される。
【0038】端末選定処理部112と端末IDデータベ
ース113を利用した端末管理部111の処理のフロー
を図12に示す。端末管理部111は、まず端末IDを
要請している新たな端末があるかどうかを確認する(S
1201)。新たな端末が見つかった場合、その要請を
端末選定処理部112に渡す(S1202)。ここで、
端末選定処理部112は、要請に含まれる無線公衆網用
の電話番号をもとに、端末IDを配布して良いかどうか
を判断し、良い場合は端末IDを、そうでなければ要請
拒否を返す。端末管理部111は、端末IDが返された
かどうかを確認し(S1203)、端末IDが返された
場合は、端末IDの要請に含まれる無線公衆網用の電話
番号と、返された端末IDを対にして、端末IDデータ
ベース113に格納する(S1204)。そして、その
端末IDを端末に送信する(S1205)。ステップ1
203において、端末IDではなく、要請拒否が返され
た場合には、端末にその要請拒否を送信する(S120
6)。
【0039】また、ステップ1201において新たな端
末が見つからなかった場合は、次に、端末IDデータベ
ース上に登録されている端末の中で、サービス圏外に出
てしまったものがあるかを確認する(S1207)。サ
ービス圏外に出た端末があった場合、つまり、端末ID
データベース113上にデータがあるにも関わらず、通
信できない端末があった場合は、その端末IDを含むデ
ータを端末IDデータベースから削除する(S120
8)。ステップ1207において、サービス圏内に端末
IDデータベース上のすべての端末が存在した場合は、
何もせずに終了する。端末管理部111は、上記の処理
を繰り返し行うことによって、動的に変るサービス圏内
の端末を管理する。
【0040】有線公衆網・固定無線通信処理部114
は、端末の発信・着信及び通話について、有線公衆網1
30との中継を行う部分である。端末からの発信及び通
話においては、端末IDを用いた端末個別の無線通信路
を用意するだけである。着信の場合は、着信すべき端末
の端末IDを端末IDデータベース113から探す。本
説明では、無線公衆網及び転送設定では、発信者番号通
知の際に、転送設定した端末自身の無線公衆網用電話番
号が通知されるものとし、端末IDデータベースから着
信すべき端末を選択する際には、通知された発信者の電
話番号を用いることとする。ここで、発信者番号通知機
能が、電話をかけた相手自身の電話番号となる場合は、
着信すべき端末の無線公衆網用電話番号を、電話をかけ
た者が伝える手段を追加し、着信すべき端末を選択す
る。また、着信に対応する端末が端末IDデータベース
113に存在しなかった場合は、有線公衆網・固定無線
通信処理部114は、その端末に接続できないことを発
信者に伝える。
【0041】
【発明の効果】本発明では、有線公衆網につながって無
線サービスを行う固定無線サービスステーションと、無
線公衆網とサービスステーションの両方のサービスを利
用可能な端末を用意することによって、端末が無線公衆
網サービス圏から外れた場合でも、固定無線サービス圏
内であれば同様に利用できる。特に、固定無線サービス
圏内では自動的に転送設定がなされるため、無線公衆網
サービス圏内で利用する端末と同じ端末で、転送されて
きた電話を受けることが出来る。そのため、転送設定の
煩わしさや、転送先の端末(固定電話など)を探す手間
が無くなる。また、転送先の端末にかかってきた電話を
取り次ぐ必要も無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電話転送システムの全体像を示す
図。
【図2】固定無線サービスを用いた携帯電話転送システ
ムの構成図。
【図3】端末IDデータベースの構造を説明する図。
【図4】端末IDデータベースの具体的な例を示す図。
【図5】端末Dが固定無線サービス圏に新規に入ったと
きの処理の概略フロー図。
【図6】固定無線サービスを受ける端末として端末Dが
追加された際の端末IDデータベースの説明図。
【図7】端末Dへの電話が転送されてきたときの処理の
概略フロー図。
【図8】端末Cが固定無線サービス圏外へ出たときの処
理の概略フロー図。
【図9】端末Cが固定無線サービス圏から外れたときの
端末IDデータベースの説明図。
【図10】通信選択処理部の処理フロー図。
【図11】固定無線用端末ID設定処理部の処理フロー
図。
【図12】端末管理部の処理フロー図。
【符号の説明】
101…無線公衆網サービス圏、102…固定無線サー
ビス圏、110…固定無線サービスステーション、11
1…端末管理部、112…端末選定処理部、113…端
末IDデータベース、114…有線公衆網・固定無線通
信処理部、120…固定無線サービス対応端末、121
…通信路選択処理部、122…無線公衆網用通信処理
部、123…固定無線用通信処理部、124…固定無線
用端末ID設定処理部、130…有線公衆網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/04 F (72)発明者 堤 俊之 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5K015 AA00 AB00 AD01 AD04 AF01 AF08 HA00 HA03 5K024 AA00 AA45 BB00 BB04 CC00 CC11 DD01 DD03 DD05 GG00 GG01 GG03 GG10 GG13 5K027 AA12 BB01 BB02 CC08 HH08 HH21 HH23 KK02 5K067 AA34 BB04 BB08 DD17 EE04 EE10 FF02 FF07 HH17 HH23 HH32 JJ52 KK15 9A001 BB04 CC03 CC05 DD10 JJ01 JJ12 KK37 KK56

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末を有線公衆網と接続可能にする
    固定無線サービスを行う固定無線サービスステーション
    と、 無線公衆網を利用した発信・着信及び通話を実現する手
    段、前記固定無線サービス手段と個別の無線通信を実現
    する手段、及び無線公衆網のサービス圏から外れた場合
    に前記固定無線サービスステーションの持つ有線公衆網
    用の電話番号に転送設定を行い、前記固定無線サービス
    ステーションの固定無線サービスを介して発信・着信及
    び通話を実現する手段を備える携帯端末とを含むことを
    特徴とする電話転送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話転送システムにおい
    て、前記固定無線サービスステーションは前記携帯端末
    からの要請により端末IDを配布し、前記固定無線サー
    ビスステーションと前記携帯端末とは端末IDをもとに
    個別の通信路を確立することを特徴とする電話転送シス
    テム。
  3. 【請求項3】 無線公衆網を利用した発信・着信及び通
    話を実現する手段と、無線公衆網サービス圏から外れた
    場合、無線中継によって携帯端末を有線公衆網と接続可
    能にする固定無線サービスステーションの有線公衆網用
    電話番号を転送先として設定する手段と、前記固定無線
    サービスステーションに端末IDの発行を要請する手段
    と、前記固定無線サービスステーションの配布した端末
    IDによって前記固定無線サービスステーションとの間
    に無線通信を行う手段と含むことを特徴とする携帯端
    末。
  4. 【請求項4】 無線公衆網サービス圏内か有線公衆網に
    接続された固定無線サービスステーションが提供する固
    定無線サービス圏内かを識別する手段と、無線公衆網サ
    ービス圏内において無線公衆網を利用した発信・着信及
    び通話を実現する手段と、前記固定無線サービスステー
    ションと通信し当該固定無線サービスステーションが提
    供する固定無線サービスを受けるために必要な端末ID
    を取得し設定する手段と、無線公衆網サービスに転送先
    として前記固定無線サービスステーションの有線公衆網
    用の電話番号を指定して転送設定を行う手段と、前記端
    末IDで前記固定無線サービスを利用することにより前
    記固定無線サービスステーション及び有線公衆網を通し
    て発信・着信及び通話を実現する手段とを含むことを特
    徴とする携帯端末。
  5. 【請求項5】 自身の提供する固定無線サービスを受け
    る携帯端末の転送設定の転送先に利用される有線公衆網
    用の電話番号を持ち、携帯端末に配布した端末IDによ
    って当該携帯端末との間に個別の無線通信路を確立し、
    前記有線公衆網と前記携帯端末との間の無線中継を行う
    固定無線サービスステーションであって、 固定無線サービスを受けるための端末IDを要請する携
    帯端末に端末IDを配布するかどうかを決める端末選定
    処理部と、端末IDとその端末IDを配布した携帯端末
    の無線公衆網用電話番号とを関連付けて格納する端末I
    Dデータベースと、前記端末IDデータベースを用いて
    自身の提供する固定無線サービス圏にある携帯端末の管
    理を行う端末管理部と、携帯端末の発信・着信及び通話
    について有線公衆網との中継を行う有線公衆網・固定無
    線通信処理部とを含むことを特徴とする固定無線サービ
    スステーション。
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