JP2001268098A - データ伝送方式 - Google Patents

データ伝送方式

Info

Publication number
JP2001268098A
JP2001268098A JP2000073333A JP2000073333A JP2001268098A JP 2001268098 A JP2001268098 A JP 2001268098A JP 2000073333 A JP2000073333 A JP 2000073333A JP 2000073333 A JP2000073333 A JP 2000073333A JP 2001268098 A JP2001268098 A JP 2001268098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
package
data block
transmitted
data transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000073333A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Tanaka
勇一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2000073333A priority Critical patent/JP2001268098A/ja
Publication of JP2001268098A publication Critical patent/JP2001268098A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 1個のパッケージ対N個のパッケージ間
でのデータ伝送方式において、上記1個のパッケージ対
上記N個のパッケージ間で送受されるデータブロック
は、データブロックの宛先を表すパッケージ番号(PK
Gno)と、データブロックのハイウェイ(HW)上で
の位置を表す情報と、データブロックのデータ長を表す
情報(DATARATE)とを備える。 【効果】 任意のPKGに可変データ長のデータブロッ
クを送出することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1対Nのパッケー
ジ間のデータ伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】通常1対Nのパッケージ間でデータ伝送
を行う場合には、パッケージ(以後PKGと記す)毎に
順番に固有のタイムスロット(以後TSと記す)を割り
当てて時分割制御するデータ伝送方法が採用されてい
る。即ち、バックワードハイウェイ(以後BHWと記
す)では、PKG0から、TS1をPKG1へ、TS2
をPKG2へ、…TSNをPKGNへ伝送する。又、フ
ォワードハイウェイ(以後FHWと記す)ではPKG0
が、PKG1からTS1を、PKG2からTS2を、…
PKGNからTSNを、それぞれ受け入れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ伝送方式には以下に記す解決すべき課題が残され
ていた。即ち、TS1個分以上の情報量のデータ(可変
データ長のデータ)を任意のPKGへ伝送すること、又
は、複数のPKGに一度に共通データを伝送する事等が
不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉1個のパッケージ対N個のパッケージ間での
データ伝送方式において、上記1個のパッケージ対上記
N個のパッケージ間で送受されるデータブロックは、ヘ
ッダを備え、上記ヘッダは、上記データブロックの宛先
を表すパッケージ番号(PKGno)と、上記データブ
ロックのハイウェイ(HW)上での位置を表す情報と、
上記データブロックのデータ長を表す情報とを備えるこ
とを特徴とするデータ伝送方式。
【0005】〈構成2〉上記構成1に記載のデータ伝送
方式において、上記1個のパッケージが特定のパッケー
ジに向けて送出した上記データブロックを上記特定のパ
ッケージが受け入れたとき、上記特定のパッケージは、
自己が上記1個のパッケージに向けて送出する上記デー
タブロックのハイウェイ(HW)上での位置として上記
1個のパッケージから受け入れたデータブロックのハイ
ウェイ(HW)上での位置と等しい位置に設定する機能
を有することを特徴とするデータ伝送方式。
【0006】〈構成3〉上記、構成1又は構成2に記載
のデータ伝送方式において、上記1個のパッケージが特
定のパッケージに向けて上記データブロックを送出中
に、他のパッケージは、データの受入を一時停止する機
能を有することを特徴とするデータ伝送方式。
【0007】〈構成4〉上記構成1に記載のデータ伝送
方式において、上記1個のパッケージが特定のパッケー
ジに向けて送出した上記データブロックを上記特定のパ
ッケージが受け入れたとき、上記特定のパッケージが次
のフレームで上記1個のパッケージに向けて送出するデ
ータブロックのデータ長を検出して、このデータ長に基
づいて上記特定のパッケージが次のフレームで上記1個
のパッケージに向けて送出するデータブロックのハイウ
ェイ(HW)上での位置を設定する機能を有する共通部
を備えることを特徴とするデータ伝送方式。
【0008】〈構成5〉構成4に記載のデータ伝送方式
において、上記1個のパッケージが特定のパッケージに
向けて上記データブロックを送出中に、他のパッケージ
は、データの受入を一時停止する機能を有することを特
徴とするデータ伝送方式。
【0009】〈構成6〉構成1に記載のデータ伝送方式
において、上記ヘッダは、上記1個のパッケージから予
め定められている複数個のパッケージに向けて共通のデ
ータブロックを送出するブロードキャストグループ(B
CGno)を表す情報とを備えることを特徴とするデー
タ伝送方式。
【0010】〈構成7〉構成6に記載のデータ伝送方式
において、上記1個のパッケージが特定のパッケージに
向けて送出した上記データブロックを上記特定のパッケ
ージが受け入れたとき、上記特定のパッケージは、自己
が上記1個のパッケージに向けて送出する上記データブ
ロックのハイウェイ(HW)上での位置として上記1個
のパッケージから受け入れたデータブロックのハイウェ
イ(HW)上での位置と等しい位置に設定する機能を有
することを特徴とするデータ伝送方式。
【0011】〈構成8〉構成6に記載のデータ伝送方式
において、上記1個のパッケージが特定のパッケージに
向けて送出した上記データブロックを上記特定のパッケ
ージが受け入れたとき、上記特定のパッケージが次のフ
レームで上記1個のパッケージに向けて送出するデータ
ブロックのデータ長を検出して、このデータ長に基づい
て上記特定のパッケージが次のフレームで上記1個のパ
ッケージに向けて送出するデータブロックのハイウェイ
(HW)上での位置を設定する機能を有する共通部を備
えることを特徴とするデータ伝送方式。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1の構成〉本発明によるデータ伝送方式では各
PKG(パッケージ)間で伝送されるデータ(以後デー
タブロックと記す)毎に、伝送されるデータの内容が記
載されたヘッダが付加される。以下に図を用いてヘッダ
に記載されているデータの内容について説明する。
【0013】図1は、データフォーマットの説明図であ
る。図1より、ヘッダには、図の上段左から順にAC
T、BC、PKGno、BCGno、DATARATE
の各情報が記載される。ここで、ACTには、データの
有り/無しが1/0で記載される。BCには、共通デー
タ/個別データの分類が1/0で記載される。PKGn
oには、当該データブロックが伝送される宛先のパッケ
ージの番号が記載される。即ち、パッケージ1〜パッケ
ージNは、PKG1、PKG2、PKG3、…PKGN
と記載される。
【0014】BCGnoには、複数のPKGに共通のデ
ータブロックを送出する場合に、予め共通のデータブロ
ックを送信したいPKGにPKGnoとは異なるブロー
ドキャストグループ(BCGno)が記載される。DA
TARATEには、データの情報量が一例として以下の
ランク分けによって記載される。 0;9.6Kbps 1;19.2Kbps 2;28.8Kbps 3;38.4Kbps 4;48.0Kbps 5;57.6Kbps 6;67.2Kbps 7;76.8Kbps 8;86.4Kbps 9;96.0Kbps 10;105.6Kbps 11;115.2Kbps 12;124.8Kbps 13;134.4Kbps 14;144Kbps 15;153.6Kbps
【0015】次に具体例1のデータ伝送方式におけるパ
ッケージの接続構成と可変データ長の例について説明す
る。図2は、具体例1のパッケージ接続図である。図2
に示すように、一例としてPKG0に対してPKG1〜
PKG4がバックワードハイウェイ(以後BHWと記
す)及びフォワードハイウェイ(以後FHWと記す)を
介して接続されている。
【0016】ここでPKG(パッケージ)とは、特定の
動作を行う機能ブロックをいう。通常1枚のプリントボ
ードとして集約されている場合が多い。但し、1枚のプ
リントボード上に複数個のPKGが配置される場合もあ
りうる。BHWは、PKG0からPKG1〜PKG4宛
てて送出されるデータの伝送路である。通常ケーブルが
用いられる場合が多い。FHWは、PKG1〜PKG3
からPKG0に宛てて送出されるデータの伝送路であ
る。通常ケーブルが用いられる場合が多い。
【0017】図3は、データ長説明図である。(a)は
フレーム長を、(b)は最小データ量を、(c)は最大
データ量を、(d)はフレーム分データ容量を、それぞ
れ表している。図に示す通り、1データブロックを構成
する最小データ量(b)は、一例としてフレーム長の1
/16のデータ量に定められている。このデータ量は上
記DATARATEの0;9.6Kbpsに相当する。
又、1データブロックを構成する最大データ量(c)
は、一例としてフレーム長に等しいデータ量に定められ
ている。このデータ量は上記DATARATEの15;
153.6Kbpsに相当する。
【0018】〈具体例1の動作〉図4は、具体例1の動
作の説明図である。(a)はフレーム構成されたデータ
の流れを、(b)はPKG0(図2)からPKG1(図
2)〜PKG4(図2)へのデータブロックの流れ、即
ち、BHWを、(c)は、PKG1(図2)〜PKG4
(図2)からPKG0(図2)へのデータブロックの流
れ、即ち、FHWを、それぞれ表している。
【0019】PKG0(図2)からPKG1(図2)へ
(b)上のデータブロックAを伝送する場合について説
明する。最初にデータブロックAの内容について説明す
る。図5は、データブロックAの内容説明図である。既
に説明したデータフォーマット(図1)を用いて説明す
る。ACTは、データ有りなので1である。BCは、個
別データなので0である。PKGnoは、PKG1へ伝
送されるデータなので1である。DATARATEは、
最小データ9.6Kbpsの4倍なので38.4Kbp
s、即ち、3である。
【0020】次に伝送手順1〜伝送手順8に従って時系
列的に具体例1の動作について説明する。 伝送手順1 PKG0(図2)がデータブロックAをBHWに送出す
ると、PKG1(図2)〜PKG4(図2)がACT、
BC、PKGnoのそれぞれを検索する。この時PKG
1(図2)はデータブロックAがPKG0(図2)から
自己に伝送されるデータブロックであることを認識して
データブロックAの受入を開始する。
【0021】伝送手順2 次に、PKG1(図2)は、データブロックAのDAT
ARATEを検索して3;38.4Kbps分の情報が
送出されてくることを認識する。PKG2(図2)〜P
KG4(図2)も同様に認識する。この情報量は(a)
の(1)〜(4)に相当するので、PKG1(図2)
は、この範囲のデータの全てを受け入れる。
【0022】伝送手順3 PKG1(図2)は、(a)の(1)〜(4)の受入を
完了すると第1フレーム(a)からのデータ受入が完了
したと判断して、以後第2フレームの先頭まで、即ち
(a)の(4)〜(16)までPKG0(図2)からの
データの検索を停止する。
【0023】伝送手順4 同時にPKG1(図2)は、BHWでPKG1(図2)
宛てに送出されてきたデータ位置から第2フレームでの
PKG0(図2)へのデータ送出位置を決定する。この
位置を(b)の(A)に示す。即ち、フレームの先頭に
設定される。
【0024】伝送手順5 又、上記の間PKG2(図2)〜PKG4(図2)は、
上記伝送手順1と伝送手順2によってPKG0(図2)
からPKG1(図2)へ38.4Kbps分の情報が伝
送中であることを認識しているので、(a)の(2)〜
(4)の間PKG0(図2)からデータの検索を停止す
る。
【0025】伝送手順6 (a)の(5)のタイミングになると、PKG2(図
2)〜PKG4(図2)は再度PKG0(図2)からの
データの検索を開始する。以下、PKG2(図2)〜P
KG4(図2)が上記伝送手順1〜伝送手順5と同様の
動作を行ってPKG0(図2)から自己に宛てられたデ
ータブロックを受け入れる。
【0026】伝送手順7 PKG0(図2)は、第1フレームでPKG1(図2)
〜PKG4(図2)へ伝送したタイミングを記憶し、第
2フレームの該当するタイミングでFHW上でPKG1
(図2)〜PKG4(図2)からデータを受け入れる。
一例としてPKG0(図2)が第2フレームでPKG1
(図2)から受け入れるデータブロックを(c)のデー
タブロック(A)に示す。
【0027】上記第1フレームではPKG0(図2)か
らPKG1(図2)〜PKG4(図2)へ伝送されるデ
ータブロックのデータ長は等しい。ところが、第2フレ
ームではPKG0(図2)からPKG1(図2)〜PK
G4(図2)へ伝送されるデータブロックのデータ長は
異なる。即ち、PKG0(図2)からPKG1(図2)
へ伝送されるデータブロックのデータ長は1/16フレ
ームである。PKG0(図2)からPKG2(図2)へ
伝送されるデータブロックBのデータ長は1/16フレ
ームである。PKG0(図2)からPKG3(図2)へ
伝送されるデータブロックBのデータ長は13/16フ
レームである。PKG0(図2)からPKG4(図2)
へ伝送されるデータブロックBのデータ長は1/16フ
レームである。
【0028】かかる場合にPKG1(図2)〜PKG4
(図2)からPKG0(図2)へ伝送されるデータブロ
ックのFHWでの位置は以下のように設定される。即
ち、(c)に示すように、PKG1(図2)からPKG
0(図2)へ伝送されるデータブロックは第3フレーム
の先頭に設定される。PKG2(図2)からPKG0
(図2)へ伝送されるデータブロックは第3フレームの
先頭から1/16フレームの位置に設定される。PKG
3(図2)からPKG0(図2)へ伝送されるデータブ
ロックは第3フレームの先頭から2/16フレームの位
置に設定される。PKG4(図2)からPKG0(図
2)へ伝送されるデータブロックは第3フレームの先頭
から15/16フレームの位置に設定される。
【0029】〈具体例1の効果〉以上説明したように本
具体例によれば、以下の効果を得る。 1.任意のPKGに可変データ長のデータブロックを送
出することが可能になる。 2.HWへのデータブロックの送出開始位置を任意に設
定可能とし、データブロックの主情報区間中は宛先PK
G以外のPKGは、データの受入を停止することが可能
になりHWの情報容量を最大限効率的に使用することが
可能になる。 3.BHWでのデータブロックの位置をそのままFHW
への位置設定に利用するためHWへのデータブロックの
位置設定をPKG0のみによって行うことが可能にな
り、動作が簡便になる。
【0030】〈具体例2の構成〉具体例2のデータ伝送
方式におけるパッケージの接続構成の例について説明す
る。図6は、具体例2のパッケージ接続図である。図6
に示すように、一例としてPKG0に対してPKG1〜
PKG4がBHW及びFHWを介して接続されている。
更に、共通部6がPKG1〜PKG4に接続されてい
る。
【0031】ここでPKG(パッケージ)とは、特定の
動作を行う機能ブロックをいう。通常1枚のプリントボ
ードとして集約されている場合が多い。但し、1枚のプ
リントボード上に複数個のPKGが配置される場合もあ
りうる。BHWは、PKG0からPKG1〜PKG4宛
てて送出されるデータの伝送路である。通常ケーブルが
用いられる場合が多い。FHWは、PKG1〜PKG4
からPKG0に宛てて送出されるデータの伝送路であ
る。通常ケーブルが用いられる場合が多い。共通部6
は、PKG1〜PKG4の動作を制御する部分であり通
常CPU等が用いられる。その他の構成機能は具体例1
と全く同様なので説明を割愛する。
【0032】〈具体例2の動作〉図7は、具体例2の動
作の説明図である。(a)はフレーム構成されたデータ
の流れを、(b)はPKG0(図6)からPKG1(図
6)〜PKG4(図6)へのデータブロックの流れ、即
ち、BHWを、(c)は、PKG1(図6)〜PKG4
(図6)からPKG0(図6)へのデータブロックの流
れ、即ち、FHWを、それぞれ表している。具体例1と
の差異を鮮明にするためにPKG0(図6)からPKG
1(図6)〜PKG4(図6)へのデータブロックの流
れ、即ち、BHWを具体例1の図4(b)と全く同様と
する。
【0033】PKG0(図6)からPKG1(図6)へ
(b)上のデータブロックAを伝送する場合について説
明する。最初にデータブロックAの内容について説明す
る。具体例1で既に説明したようにACTは、データ有
りなので1である。BCは、個別データなので0であ
る。PKGnoは、PKG1へ伝送されるデータなので
1である。DATARATEは、最小データ9.6Kb
psの4倍なので38.4Kbps、即ち、3である。
【0034】次に伝送手順1〜伝送手順7に従って時系
列的に具体例2の動作について説明する。 伝送手順1 PKG0(図6)がデータブロックAをBHWに送出す
ると、PKG1(図6)〜PKG4(図6)がACT、
BC、PKGnoそれぞれを検索する。この時PKG1
(図6)はデータブロックAがPKG0(図6)から自
己に伝送されるデータブロックであることを認識してデ
ータブロックAの受入を開始する。
【0035】伝送手順2 次に、PKG1(図6)は、データブロックAのDAT
ARATEを検索して3;38.4Kbps分の情報が
送出されてくることを認識する。PKG2(図6)〜P
KG4(図6)も同様に認識する。この情報量は(a)
の(1)〜(4)に相当するので、PKG1(図6)
は、この範囲のデータの全てを受け入れる。
【0036】伝送手順3 PKG1(図6)は、(a)の(1)〜(4)の受入を
完了すると第1フレーム(a)からのデータ受入が完了
したと判断して以後第2フレームの先頭まで、即ち
(a)の(4)〜(16)までPKG0(図6)からの
データの検索を停止する。
【0037】伝送手順4 又、上記の間PKG2(図6)〜PKG4(図6)は、
上記伝送手順1と伝送手順2によってPKG0(図6)
からPKG1(図6)へ38.4Kbps分の情報が伝
送中であることを認識しているので、(a)の(2)〜
(4)の間PKG0(図6)からデータの検索を停止す
る。
【0038】伝送手順5 (a)の(5)のタイミングになると、PKG2(図
6)〜PKG4(図6)は再度PKG0(図6)からの
データの検索を開始する。以下、PKG2(図6)〜P
KG4(図6)が上記伝送手順1〜伝送手順4と同様の
動作を行ってPKG0(図6)から自己に宛てられたデ
ータブロックを受け入れる。以上説明したBHWの動作
は具体例1と全く同様である。以下に具体例2の動作が
具体例1の動作と異なるFHWの動作について説明す
る。
【0039】伝送手順6 共通部6では、フレーム毎にPKG1(図6)〜PKG
4(図6)から次のフレームで送出するデータブロック
のDATARATE情報を受け入れて((d)のa)、
そのDATARATE情報に基づいてFHWに送出する
データブロックの開始位置を設定する。共通部6は、こ
の開始位置をそれぞれ、PKG1(図6)〜PKG4
(図6)に通知する((d)のb)。この開始位置は、
共通部6とPKG1(図6)〜PKG4(図6)間に接
続されている信号線上で伝送される。この手順は共通部
6とPKG1(図6)〜PKG4(図6)にそれぞれ搭
載されているプロセッサ間のソフトウェア通信手順に従
って実行される。
【0040】伝送手順7 PKG1(図6)〜PKG4(図6)では共通部6から
受け取った開始位置に従ってFHWへデータを送出す
る。
【0041】PKG0(図6)ではBHWにおけるPK
G1(図6)〜PKG4(図6)と同様にFHWを検索
しPKG1(図6)〜PKG4(図6)からのデータブ
ロックを受け入れる。
【0042】〈具体例2の効果〉以上説明したように本
具体例によれば、以下の効果を得る。 1.任意のPKGに可変データ長のデータブロックを送
出することが可能になる。 2.データブロックの 主情報区間中は宛先PKG以外
のPKGは、データの受入を停止することが可能になり
HWの情報容量を最大限効率的に使用することが可能に
なる。 3.BHWでのデータブロックの位置とFHWでのデー
タブロックの位置を個別に管理することによって、例え
ばBHWに比較してFHWのデータブロックのデータ量
が著しく小さいケース等ではFHW上の遅延量を小さく
することができる。
【0043】〈具体例3の構成〉具体例3のデータ伝送
方式におけるパッケージの接続構成の例について説明す
る。図8は、具体例3のパッケージ接続図である。図8
に示すように、一例としてPKG0に対してPKG1〜
PKG4がBHW及びFHWを介して接続されている。
更に、共通部7がPKG0〜PKG4に接続されてい
る。
【0044】ここでPKG(パッケージ)とは、特定の
動作を行う機能ブロックをいう。通常1枚のプリントボ
ードとして集約されている場合が多い。但し、1枚のプ
リントボード上に複数個のPKGが配置される場合もあ
りうる。BHWは、PKG0からPKG1〜PKG4宛
てて送出されるデータの伝送路である。通常ケーブルが
用いられる場合が多い。FHWは、PKG1〜PKG4
からPKG0に宛てて送出されるデータの伝送路であ
る。通常ケーブルが用いられる場合が多い。共通部7
は、PKG0〜PKG4の動作を制御する部分であり通
常CPU等が用いられる。その他の構成機能は具体例1
と全く同様なので説明を割愛する。
【0045】〈具体例3の動作〉図9は、具体例3の動
作の説明図である。(a)はフレーム構成されたデータ
の流れを、(b)はPKG0(図8)からPKG1(図
8)〜PKG4(図8)へのデータブロックの流れ、即
ち、BHWを、(c)は、PKG1(図8)〜PKG4
(図8)からPKG0(図8)へのデータブロックの流
れ、即ち、FHWを、それぞれ表している。
【0046】第1フレームのBHWと第2フレームのF
HWでは具体例1と全く同様のデータ伝送を行い、第2
フレームのBHWでPKG0(図8)から、PKG1
(図8)とPKG2(図9)へ(b)上のデータブロッ
クDを、PKG3(図8)とPKG2(図8)へ(b)
上のデータブロックEを伝送する場合について説明す
る。最初にデータブロックDとデータブロックEの内容
について説明する。具体例1と同様に、既に説明したデ
ータフォーマット(図1)を用いて説明する。
【0047】図10は、データブロックDの内容説明図
である。ACTは、データ有りなので1である。BC
は、共通データなので1である。BCGnoは、PKG
1とPKG2へ、ブロードキャストで伝送する場合のブ
ロードキャストグループ番号を予め1と定めておく。D
ATARATEは、最小データ9.6Kbpsの12倍
なので115.2Kbps、即ち、11である。
【0048】図11は、データブロックEの内容説明図
である。ACTは、データ有りなので1である。BC
は、共通データなので1である。BCGnoは、PKG
3とPKG4へ、ブロードキャストで伝送する場合のブ
ロードキャストグループ番号を予め2と定めておく。D
ATARATEは、最小データ9.6Kbpsなので0
である。
【0049】次に伝送手順1〜伝送手順9に従って時系
列的に具体例3の動作について説明する。但し、第1フ
レームのBHWと第2フレームのFHWは具体例1と全
く同様なので説明を割愛して第2フレームのBHWにつ
いて説明する。ここでは複数のPKGに共通のデータブ
ロックを送出する場合について説明する。複数のPKG
に共通のデータブロックを送出する場合には、あらかじ
め共通のデータブロックを送信したいPKGにPKGn
oとは異なるブロードキャストグループ番号を共通部7
から設定することによって共通データブロックの送信を
可能にする。以下に伝送手順に従ってその動作について
説明する。
【0050】伝送手順1 共通データブロックの送出に先立って共通部7(図8)
は、共通データブロックを伝送したいPKGにブロード
キャストグループ番号を設定する。上記図9と図10の
例ではPKG1とPKG2には、BCGno=1、PK
G3とPKG4には、BCGno=2を、それぞれ設定
している。
【0051】伝送手順2 共通部7(図8)は、共通データブロックを送出するP
KG0(図8)にBCGno=1と、BCGno=2の
データブロックを送出するように指示する。
【0052】伝送手順3 PKG0(図8)は、図10に示す内容のヘッダを持つ
データブロックD、及び図11に示す内容のヘッダを持
つデータブロックEをBHWに送出する。
【0053】伝送手順4 PKG1(図8)とPKG2(図8)は、ACT、B
C、BCGnoを検索して自己宛てのデータブロックが
PKG0(図8)から送出されたと認識しデータの受入
を開始する。
【0054】伝送手順5 同様にしてPKG1(図8)とPKG2(図8)は、D
ATARATEを検索して11(図10)を検出する。
この情報量は(a)の第2フレームの(1)〜(12)
に相当するので、PKG1(図8)は、この範囲のデー
タの全てを受け入れる。
【0055】伝送手順6 PKG1(図8)は、(a)の(1)〜(12)の受入
を完了すると第2フレーム(a)からのデータ受入が完
了したと判断して以後第3フレームの先頭まで、即ち
(a)の(13)〜(16)までPKG0(図8)から
のデータの検索を停止する。
【0056】伝送手順7 又、PKG3(図8)とPKG4(図8)は、他のブロ
ードキャストグループで115.2Kbps分のデータ
ブロックが送信されていることを認識し、(a)の
(2)〜(12)の範囲の間で PKG0(図8)から
送信されてくるデータの検索を停止する。
【0057】伝送手順8 (a)の(13)のタイミングになるとPKG3(図
8)とPKG4(図8)は、再びPKG0(図8)から
のデータの検索を再開する。
【0058】伝送手順9 上記、伝送手順4〜伝送手順6と同様にしてPKG3
(図8)とPKG4(図8)もPKG0(図8)からデ
ータブロックEを受け入れる。
【0059】以上の説明ではブロードキャストの機能の
みについて説明したが、本具体例の機能はブロードキャ
ストの機能のみに限定されるものではない。即ち、ブロ
ードキャストの機能と上記具体例2の機能、又は上記具
体例3の機能を併有することも可能である。
【0060】〈具体例3の効果〉以上説明した本具体例
によって、複数のPKGに対して共通のデータブロック
を同時に伝送することが可能になる。この方法による
と、大型のデータブロックを複数のPKGに伝送する場
合に特にメリットが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】データフォーマットの説明図である。
【図2】具体例1のパッケージ接続図である。
【図3】データ長説明図である。
【図4】具体例1の動作の説明図である。
【図5】データブロックAの内容説明図である。
【図6】具体例2のパッケージ接続図である。
【図7】具体例2の動作説明図である。
【図8】具体例3のパッケージ接続図である。
【図9】具体例3の動作説明図である。
【図10】データブロックDの内容説明図である。
【図11】データブロックEの内容説明図である。
【符号の説明】
ACT 1/0 データ有り/無し BC 1/0 共通データ/個別データ PKGno 送信するパッケージの番号 BCGno ブロードキャストグループの番号 DATARATE データの情報量

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個のパッケージ対N個のパッケージ間
    でのデータ伝送方式において、 前記1個のパッケージ対前記N個のパッケージ間で送受
    されるデータブロックは、ヘッダを備え、 前記ヘッダは、前記データブロックの宛先を表すパッケ
    ージ番号(PKGno)と、 前記データブロックのハイウェイ(HW)上での位置を
    表す情報と、 前記データブロックのデータ長を表す情報とを備えるこ
    とを特徴とするデータ伝送方式。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のデータ伝送方式に
    おいて、 前記1個のパッケージが特定のパッケージに向けて送出
    した前記データブロックを前記特定のパッケージが受け
    入れたとき、 前記特定のパッケージは、 自己が前記1個のパッケージに向けて送出する前記デー
    タブロックのハイウェイ(HW)上での位置として前記
    1個のパッケージから受け入れたデータブロックのハイ
    ウェイ(HW)上での位置と等しい位置に設定する機能
    を有することを特徴とするデータ伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記、請求項1又は請求項2に記載のデ
    ータ伝送方式において、 前記1個のパッケージが特定のパッケージに向けて前記
    データブロックを送出中に、 他のパッケージは、 データの受入を一時停止する機能を有することを特徴と
    するデータ伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載のデータ伝送方式に
    おいて、 前記1個のパッケージが特定のパッケージに向けて送出
    した前記データブロックを前記特定のパッケージが受け
    入れたとき、前記特定のパッケージが次のフレームで前
    記1個のパッケージに向けて送出するデータブロックの
    データ長を検出して、このデータ長に基づいて前記特定
    のパッケージが次のフレームで前記1個のパッケージに
    向けて送出するデータブロックのハイウェイ(HW)上
    での位置を設定する機能を有する共通部を備えることを
    特徴とするデータ伝送方式。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記1個のパッケージが特定のパッケージに向けて前記
    データブロックを送出中に、 他のパッケージは、 データの受入を一時停止する機能を有することを特徴と
    するデータ伝送方式。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記ヘッダは、 前記1個のパッケージから予め定められている複数個の
    パッケージに向けて共通のデータブロックを送出するブ
    ロードキャストグループ(BCGno)を表す情報とを
    備えることを特徴とするデータ伝送方式。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記1個のパッケージが特定のパッケージに向けて送出
    した前記データブロックを前記特定のパッケージが受け
    入れたとき、 前記特定のパッケージは、 自己が前記1個のパッケージに向けて送出する前記デー
    タブロックのハイウェイ(HW)上での位置として前記
    1個のパッケージから受け入れたデータブロックのハイ
    ウェイ(HW)上での位置と等しい位置に設定する機能
    を有することを特徴とするデータ伝送方式。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のデータ伝送方式におい
    て、 前記1個のパッケージが特定のパッケージに向けて送出
    した前記データブロックを前記特定のパッケージが受け
    入れたとき、前記特定のパッケージが次のフレームで前
    記1個のパッケージに向けて送出するデータブロックの
    データ長を検出して、このデータ長に基づいて前記特定
    のパッケージが次のフレームで前記1個のパッケージに
    向けて送出するデータブロックのハイウェイ(HW)上
    での位置を設定する機能を有する共通部を備えることを
    特徴とするデータ伝送方式。
JP2000073333A 2000-03-16 2000-03-16 データ伝送方式 Withdrawn JP2001268098A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000073333A JP2001268098A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 データ伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000073333A JP2001268098A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 データ伝送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001268098A true JP2001268098A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18591589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000073333A Withdrawn JP2001268098A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 データ伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001268098A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09128315A (ja) データのフローを制御する方法及び装置
US6449289B1 (en) Multi-processor bus protocol system
JP4393014B2 (ja) 伝送装置及び伝送方法
JPH10229410A (ja) データ処理装置、電子機器および通信システム
JP2001268098A (ja) データ伝送方式
JPH11331228A (ja) データ通信システム及びデータ通信方法
US9619005B2 (en) Apparatus and method for saving power of USB device
JP2006304011A (ja) インタフェース回路
JPH11298477A (ja) 伝送制御方法及び伝送制御装置
EP0855641B1 (en) Printer detecting data precisely in response to change in data transmission speed
JP2658931B2 (ja) プリンタコントローラ
JP3314750B2 (ja) データ通信制御方法およびデータ通信制御システム
JP2000004246A (ja) 通信装置の監視制御方法
JP2871699B2 (ja) バースト信号通信装置
US6757754B2 (en) Data transfer unit for receiving general purpose commands when no expedited command is arriving
JP3586520B2 (ja) ディジタルメッセージ中継システム
JP2611739B2 (ja) タスク間通信システム
JP2001265610A (ja) デバイス制御方法
JPH09305535A (ja) 制御系シリアルバスの非同期多重方式
JPS59183556A (ja) パケツト多重化方式
JPH11317785A (ja) データ伝送装置、データ伝送方法およびデータ伝送プログラムを記録した記録媒体
JPH10322264A (ja) Tdma方式移動体通信システムおよびデータ送信方法
JP2004140447A (ja) 通信装置および通信方法
JPH11243437A (ja) データ通信方法
JPH03157037A (ja) データ送信回路方式

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060728

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605