JP2001267938A - パラレル化されたスライディングウィンドウ処理によるmapデコーディング - Google Patents
パラレル化されたスライディングウィンドウ処理によるmapデコーディングInfo
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- Detection And Correction Of Errors (AREA)
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- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パイプライン状のウィンドウ化された処理に
よりMAPデコーディングを行うこと 【解決手段】 パイプライン化を使用するMAPデコー
ディングにおけるサブブロック処理技術に関する。ベー
タの処理とパラレルにアルファの処理を開始し、処理の
各ステージを更に内部でパラレルにする。前方伝搬処理
と後方伝搬処理とをパイプライン化することによって、
更にある程度スループットを純粋に改善できる。
よりMAPデコーディングを行うこと 【解決手段】 パイプライン化を使用するMAPデコー
ディングにおけるサブブロック処理技術に関する。ベー
タの処理とパラレルにアルファの処理を開始し、処理の
各ステージを更に内部でパラレルにする。前方伝搬処理
と後方伝搬処理とをパイプライン化することによって、
更にある程度スループットを純粋に改善できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信技術に関
し、より詳細にはターボデコーディングおよび同様な技
術に関する。
し、より詳細にはターボデコーディングおよび同様な技
術に関する。
【0002】
【従来技術】誤り訂正 符号化されたデジタル通信システムは所定の信号対ノイ
ズ比(SNR)におけるデータの信頼性を改善するため
に、誤り制御用符号を使用している。例えば(データ記
憶アプリケーションで使用される)極端に簡単な形態
は、8ビットのデータごとに1つのパリティビットを発
生し、送信する方法である。9ビットの各ブロックごと
にパリティをチェックすることにより、単一ビットの誤
りを検出できる。(各ブロックに3つの誤り訂正ビット
を加えることにより、単一ビットの誤りを検出し、訂正
することができる。)一般に誤り制御符号化技術として
データストリームに付随するようにエクストラビットを
発生し、データストリーム内の誤りを検出し、可能な場
合にはこの誤りを訂正できるようにする技術が多数存在
している。
ズ比(SNR)におけるデータの信頼性を改善するため
に、誤り制御用符号を使用している。例えば(データ記
憶アプリケーションで使用される)極端に簡単な形態
は、8ビットのデータごとに1つのパリティビットを発
生し、送信する方法である。9ビットの各ブロックごと
にパリティをチェックすることにより、単一ビットの誤
りを検出できる。(各ブロックに3つの誤り訂正ビット
を加えることにより、単一ビットの誤りを検出し、訂正
することができる。)一般に誤り制御符号化技術として
データストリームに付随するようにエクストラビットを
発生し、データストリーム内の誤りを検出し、可能な場
合にはこの誤りを訂正できるようにする技術が多数存在
している。
【0003】トレリス符号化 誤り制御のための重要な技術の1つとしてトレリス符号
化方法がある。この種の技術では所定のシンボルの次に
別のシンボルが直接続くことができないように、シンボ
ルのシーケンスにある制限条件が課される。これら制限
条件は許容される変化と許容されない変化との幾何学的
パターン(すなわちトレリス)によって定められること
が多い。シンボルのシーケンスに課される制限条件が存
在することによりデータシーケンスに対するある構造が
得られる。すなわち制限条件が破られたかどうかを分析
することにより多数の誤りを訂正できる。この方法は極
めて強力な種類の符号化技術であり、これら幾何学的制
限条件をより高い次元としたり、または制限条件を表記
するために代数式を使用することもでき、多数の変形例
を使用できる。
化方法がある。この種の技術では所定のシンボルの次に
別のシンボルが直接続くことができないように、シンボ
ルのシーケンスにある制限条件が課される。これら制限
条件は許容される変化と許容されない変化との幾何学的
パターン(すなわちトレリス)によって定められること
が多い。シンボルのシーケンスに課される制限条件が存
在することによりデータシーケンスに対するある構造が
得られる。すなわち制限条件が破られたかどうかを分析
することにより多数の誤りを訂正できる。この方法は極
めて強力な種類の符号化技術であり、これら幾何学的制
限条件をより高い次元としたり、または制限条件を表記
するために代数式を使用することもでき、多数の変形例
を使用できる。
【0004】ターボ符号化 ターボ符号化アーキテクチャのエンコーダ側では一般に
2つのエンコーダを使用する。すなわち1つのエンコー
ダは未処理のデータストリームに演算を実行し、他方の
エンコーダはベースデータストリームのシャッフルされ
たコピーに演算を実行し、未処理のデータストリームの
各ビットに対し2つのパリティビットを発生するように
なっている。従って、エンコーダの出力は入進データス
トリームのビットの3倍多いビットを含む。以下、この
ような「パラレル連接エンコーダ」(すなわちPCE)
のコンフィギュレーションについて詳細に説明する。
2つのエンコーダを使用する。すなわち1つのエンコー
ダは未処理のデータストリームに演算を実行し、他方の
エンコーダはベースデータストリームのシャッフルされ
たコピーに演算を実行し、未処理のデータストリームの
各ビットに対し2つのパリティビットを発生するように
なっている。従って、エンコーダの出力は入進データス
トリームのビットの3倍多いビットを含む。以下、この
ような「パラレル連接エンコーダ」(すなわちPCE)
のコンフィギュレーションについて詳細に説明する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このターボ符号化の最
も驚くべきことは、そのデコーディングのアーキテクチ
ャにある。デコーダ側ではオリジナルデータを再生する
ために(もしチャンネルにノイズがなかった場合)エン
コーダ側で行われた変換を単に反転するプロセスを呼び
出す。しかしながら、デコーダ側は情報ビットのソフト
推定値に演算を行うように構成されており、繰り返し再
推定プロセスにより推定値を正確にする。デコーダは第
1回のパスで判断に到達する必要はないが、一般に収束
が得られるまで情報ビットの推定値を繰り返して改善す
ることが認められている。
も驚くべきことは、そのデコーディングのアーキテクチ
ャにある。デコーダ側ではオリジナルデータを再生する
ために(もしチャンネルにノイズがなかった場合)エン
コーダ側で行われた変換を単に反転するプロセスを呼び
出す。しかしながら、デコーダ側は情報ビットのソフト
推定値に演算を行うように構成されており、繰り返し再
推定プロセスにより推定値を正確にする。デコーダは第
1回のパスで判断に到達する必要はないが、一般に収束
が得られるまで情報ビットの推定値を繰り返して改善す
ることが認められている。
【0006】MAPデコーダMAPデコーディングは計
算を集中させる技術であり、この技術はターボデコーデ
ィングおよびトレリス符号化変調技術にとって極めて重
要なものとなっている。MAPとは「帰納的最大(ma
ximum a posteriori)」を示すもの
である。MAPデコーダは初期に受信したシンボルおよ
び最近受信したシンボルを検討し、各シンボルに対する
最も可能性の高い推定値を必要とする。このことは、ト
レリス符号化を使用する場合に特に重要である。その理
由は、各シンボルに対する推定値はその後に続くシンボ
ルに対する推定値と関連しているからである。
算を集中させる技術であり、この技術はターボデコーデ
ィングおよびトレリス符号化変調技術にとって極めて重
要なものとなっている。MAPとは「帰納的最大(ma
ximum a posteriori)」を示すもの
である。MAPデコーダは初期に受信したシンボルおよ
び最近受信したシンボルを検討し、各シンボルに対する
最も可能性の高い推定値を必要とする。このことは、ト
レリス符号化を使用する場合に特に重要である。その理
由は、各シンボルに対する推定値はその後に続くシンボ
ルに対する推定値と関連しているからである。
【0007】これと対照的に、最尤(ML)デコーダは
実際に受信したシーケンスの確率が最も高くなる送信シ
ーケンスを計算しようとする。これらの言葉による説明
は同様に聞こえるが、MAPデコーディングとMLデコ
ーディングとの差は極めて大きい。MLデコーディング
のほうが計算上簡単であるが、多くのアプリケーション
ではMAPデコーディングが必要とされている。
実際に受信したシーケンスの確率が最も高くなる送信シ
ーケンスを計算しようとする。これらの言葉による説明
は同様に聞こえるが、MAPデコーディングとMLデコ
ーディングとの差は極めて大きい。MLデコーディング
のほうが計算上簡単であるが、多くのアプリケーション
ではMAPデコーディングが必要とされている。
【0008】MAPデコーディングは前方伝搬推定値と
後方伝搬推定値とを通常組み合わせている。すなわち、
あるシーケンスの受信したシンボルを記憶し、次にある
シーケンスの前方遷移確率を発生するように一方向に
(すなわ時間的に前方に)処理し、次にあるシーケンス
の後方遷移確率を発生するように逆方向に(時間的に後
方に)処理を行う。前方および後方遷移確率と実際に受
信した信号に対するデータとを組み合わせることによっ
て、各シンボルに対する純推定値を発生する(この方法
の更なる細部については、バール、コック、ジェリネッ
クおよびラバイブによる論文、「シンボル誤り率を最小
にするためのリニア符号のデコーディング」(情報理論
に関するIEEEトランザクション、1974年)を参
照されたい。本書ではこの論文を参考例として援用す
る)。
後方伝搬推定値とを通常組み合わせている。すなわち、
あるシーケンスの受信したシンボルを記憶し、次にある
シーケンスの前方遷移確率を発生するように一方向に
(すなわ時間的に前方に)処理し、次にあるシーケンス
の後方遷移確率を発生するように逆方向に(時間的に後
方に)処理を行う。前方および後方遷移確率と実際に受
信した信号に対するデータとを組み合わせることによっ
て、各シンボルに対する純推定値を発生する(この方法
の更なる細部については、バール、コック、ジェリネッ
クおよびラバイブによる論文、「シンボル誤り率を最小
にするためのリニア符号のデコーディング」(情報理論
に関するIEEEトランザクション、1974年)を参
照されたい。本書ではこの論文を参考例として援用す
る)。
【0009】前方計算と後方計算とを組み合わせるには
かなりの量のメモリが必要である。進歩したセルラー通
信におけるブロックは大きく(すなわち5120個のシ
ンボル)なり得るので、ブロックの各シンボルに対する
可能な各遷移に対する値を記憶するのに必要なメモリは
大きくなる。デコーディング中のメモリ条件を減らすた
めに、データの各ブロックをMAPデコーディング用の
より小さい多数のブロック(例えば128シンボルの4
0ブロック)に分割できる。
かなりの量のメモリが必要である。進歩したセルラー通
信におけるブロックは大きく(すなわち5120個のシ
ンボル)なり得るので、ブロックの各シンボルに対する
可能な各遷移に対する値を記憶するのに必要なメモリは
大きくなる。デコーディング中のメモリ条件を減らすた
めに、データの各ブロックをMAPデコーディング用の
より小さい多数のブロック(例えば128シンボルの4
0ブロック)に分割できる。
【0010】トレリス符号化はデータの完全なブロック
に対して行われるので、完全ブロックに対しスタートス
テートおよび終了ステートは既知となっている。しかし
ながら、中間部に対してスタートステートと終了ステー
トとは既知ではない。これによってこのようなより小さ
いブロックの正確なプロセスでは問題が生じるが、各ブ
ロックをスタートする前に数個のシンボルに対し、前方
推定プロセスを繰り返すだけで、ブロック内の第1シン
ボルの処理を初期値の良好な組からスタートすることを
保証できる。
に対して行われるので、完全ブロックに対しスタートス
テートおよび終了ステートは既知となっている。しかし
ながら、中間部に対してスタートステートと終了ステー
トとは既知ではない。これによってこのようなより小さ
いブロックの正確なプロセスでは問題が生じるが、各ブ
ロックをスタートする前に数個のシンボルに対し、前方
推定プロセスを繰り返すだけで、ブロック内の第1シン
ボルの処理を初期値の良好な組からスタートすることを
保証できる。
【0011】
【課題を解決するための手段】パイプライン状のウィン
ドウ化された処理によるMAPデコーディング 本願はパイプライン化を使用するMAPデコーディング
におけるサブブロック処理技術を開示するものである。
ベータの処理とパラレルにアルファの処理を開始する。
処理の各ステージを更に内部でパラレルにすることが好
ましいが、前方伝搬処理と後方伝搬処理とをパイプライ
ン化することによって、更にある程度スループットを純
粋に改善できる。
ドウ化された処理によるMAPデコーディング 本願はパイプライン化を使用するMAPデコーディング
におけるサブブロック処理技術を開示するものである。
ベータの処理とパラレルにアルファの処理を開始する。
処理の各ステージを更に内部でパラレルにすることが好
ましいが、前方伝搬処理と後方伝搬処理とをパイプライ
ン化することによって、更にある程度スループットを純
粋に改善できる。
【0012】種々の実施例における本書に開示する方法
および構造の利点としては次のことの1つ以上が含まれ
る。 −処理をより高速にできること −メモリをより少なくできること −ターボデコーダにおける可能な繰り返し回数をより多
くできること
および構造の利点としては次のことの1つ以上が含まれ
る。 −処理をより高速にできること −メモリをより少なくできること −ターボデコーダにおける可能な繰り返し回数をより多
くできること
【0013】本発明の重要なサンプル実施例を示し、参
考例として本明細書の一部である添付図面を参照しなが
ら、本書に開示する発明について説明する。
考例として本明細書の一部である添付図面を参照しなが
ら、本書に開示する発明について説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、現時点で好ましい実施例を
特に参照し、本願の多数の革新的要旨について説明す
る。しかしながら、この種の実施例は革新的要旨の多数
の有利な使用法の数例しか示していないと理解すべきで
ある。一般に、本願明細書における説明は請求した種々
の発明を必ずしも限定するものではない。更に一部の説
明は発明の特徴に適用できるが、他の特徴には適用でき
ない。
特に参照し、本願の多数の革新的要旨について説明す
る。しかしながら、この種の実施例は革新的要旨の多数
の有利な使用法の数例しか示していないと理解すべきで
ある。一般に、本願明細書における説明は請求した種々
の発明を必ずしも限定するものではない。更に一部の説
明は発明の特徴に適用できるが、他の特徴には適用でき
ない。
【0015】システムハードウェアを同時に作動させる
ことにより、2つ以上の基本的動作を同時に処理するこ
とが可能である。2つの周知の技術、すなわちパラレル
化およびパイプライン化によって同時処理を実現するこ
とが多い。
ことにより、2つ以上の基本的動作を同時に処理するこ
とが可能である。2つの周知の技術、すなわちパラレル
化およびパイプライン化によって同時処理を実現するこ
とが多い。
【0016】パラレル化はシステムにおけるハードウェ
ア構造を複製することを含む。解決すべき問題の異なる
部分で多数の構造を同時に実施させることによって性能
を改善できる。
ア構造を複製することを含む。解決すべき問題の異なる
部分で多数の構造を同時に実施させることによって性能
を改善できる。
【0017】パイプライン化により実行すべき機能を小
さい部分に分割し、各部分に別個のハードウェアを割り
当てる。パラレル化およびパイプライン化に関する多く
の情報は、コッゲ著「パイプライン化コンピュータのア
ーキテクチャ」に記載されており、本明細書ではこの文
献を参考例として援用する。
さい部分に分割し、各部分に別個のハードウェアを割り
当てる。パラレル化およびパイプライン化に関する多く
の情報は、コッゲ著「パイプライン化コンピュータのア
ーキテクチャ」に記載されており、本明細書ではこの文
献を参考例として援用する。
【0018】図1はターボデコーダのブロック図を示
す。ここには2つの主要ブロック、すなわちターボコン
トローラ102とMAPデコーダ104とが示されてい
る。ターボコントローラ102はMAPデコーダ104
に対する入力信号として働くデータストリーム(X、シ
ステマティックなデータ106;P、パリティデータ1
08;およびA、アプリオリ(A PRIORI)なデ
ータ110)を記憶し、MAPデコーダ104にデータ
を入力する順序を制御する。図は、3つのデータストリ
ームの各々がMAPデコーダ104に2回入力されるこ
とを示す。アルファおよびベータ発生ブロックは逆方向
の順序でデータを入力するのを求めるので、2つの別個
の組の入力データが必要である。MAPデコーダ104
の外因性出力データは別のデコーダの繰り返しのために
コンピュータ102へ戻される。
す。ここには2つの主要ブロック、すなわちターボコン
トローラ102とMAPデコーダ104とが示されてい
る。ターボコントローラ102はMAPデコーダ104
に対する入力信号として働くデータストリーム(X、シ
ステマティックなデータ106;P、パリティデータ1
08;およびA、アプリオリ(A PRIORI)なデ
ータ110)を記憶し、MAPデコーダ104にデータ
を入力する順序を制御する。図は、3つのデータストリ
ームの各々がMAPデコーダ104に2回入力されるこ
とを示す。アルファおよびベータ発生ブロックは逆方向
の順序でデータを入力するのを求めるので、2つの別個
の組の入力データが必要である。MAPデコーダ104
の外因性出力データは別のデコーダの繰り返しのために
コンピュータ102へ戻される。
【0019】図2は、パラレルなスライディングウィン
ドウ処理を使用するMAPデコーダ104のブロック図
を示す。MAPデコーダ104はその入力信号としてス
ケーリングされたシステマティックなデータ信号106
と、スケーリングされたパリティデータ信号108と、
アプリオリ信号110とを受信する。X信号106はN
個あり、ここでNはインターリーバーのサイズである。
各ベータステートベクトル208およびアルファステー
トベクトル210に対し、N個のX信号106が加えら
れ、これらベクトルはそれぞれベータブロック202お
よびアルファブロック206の出力信号である。ベータ
の発生中にX106は逆方向の順序で印加され、アルフ
ァの発生中はX106は順方向の順序で印加される。P
信号108もN個存在する。各アルファベクトル210
およびベータベクトル208に対し、N個のP信号10
8が印加される。ベータの発生中はP108は逆方向の
順序で印加され、アルファの発生中は順方向の順序で印
加される。アプリオリ110は先のMAPデコーダ動作
からのインターリーブされた外因性データまたはデイン
ターリーブされた外因性データのいずれかである。この
アプリオリ信号110はN個あり、各ベータベクトル2
08およびアルファベクトル210に対し1つのアプリ
オリ信号110が印加される。ベータおよびアルファの
発生のためにX信号106およびP信号108と同じ方
向にアプリオリ信号110が印加される。
ドウ処理を使用するMAPデコーダ104のブロック図
を示す。MAPデコーダ104はその入力信号としてス
ケーリングされたシステマティックなデータ信号106
と、スケーリングされたパリティデータ信号108と、
アプリオリ信号110とを受信する。X信号106はN
個あり、ここでNはインターリーバーのサイズである。
各ベータステートベクトル208およびアルファステー
トベクトル210に対し、N個のX信号106が加えら
れ、これらベクトルはそれぞれベータブロック202お
よびアルファブロック206の出力信号である。ベータ
の発生中にX106は逆方向の順序で印加され、アルフ
ァの発生中はX106は順方向の順序で印加される。P
信号108もN個存在する。各アルファベクトル210
およびベータベクトル208に対し、N個のP信号10
8が印加される。ベータの発生中はP108は逆方向の
順序で印加され、アルファの発生中は順方向の順序で印
加される。アプリオリ110は先のMAPデコーダ動作
からのインターリーブされた外因性データまたはデイン
ターリーブされた外因性データのいずれかである。この
アプリオリ信号110はN個あり、各ベータベクトル2
08およびアルファベクトル210に対し1つのアプリ
オリ信号110が印加される。ベータおよびアルファの
発生のためにX信号106およびP信号108と同じ方
向にアプリオリ信号110が印加される。
【0020】図3により詳細に示されたベータ発生部分
202は入力信号X106、P108およびA110を
受信し、ベータステートベクトル208を発生し、この
ベクトルはベータRAM204に記憶される。アルファ
発生部分206は(ベータ入力信号に対し逆方向の順序
で)入力信号X106、P108およびA110を受信
する。図4により詳細に示されたアルファ発生ブロック
206はアルファステートベクトル210を発生する。
アルファ発生部分の出力208およびベータ発生部分の
出力210は図5に示された外因性データ発生部分21
2に対する入力信号として働く。これらデータストリー
ムは外因性データ発生部分212に入力される前にパリ
ティストリームP108により正しくシーケンス制御し
なければならない。
202は入力信号X106、P108およびA110を
受信し、ベータステートベクトル208を発生し、この
ベクトルはベータRAM204に記憶される。アルファ
発生部分206は(ベータ入力信号に対し逆方向の順序
で)入力信号X106、P108およびA110を受信
する。図4により詳細に示されたアルファ発生ブロック
206はアルファステートベクトル210を発生する。
アルファ発生部分の出力208およびベータ発生部分の
出力210は図5に示された外因性データ発生部分21
2に対する入力信号として働く。これらデータストリー
ムは外因性データ発生部分212に入力される前にパリ
ティストリームP108により正しくシーケンス制御し
なければならない。
【0021】図3は、ベータ発生ステージを示す。MA
Pリセットステート中、最初にレジスタはベータステー
トベクトル208のための初期状態にセットされる。デ
ータを符号化するのに使用されるトレリスに従い、加算
ツリー302によりベータ信号208とX106とP1
08とA110とが共に加算する(好ましい実施例では
8ステートトレリスが使用される。)この結果はレジス
タ310に記憶される。第2ステージでは加算器302
の結果は、8MAX*ブロック304へ印加され、次に
MAX*レジスタ312へ記憶される。次に正規化され
ていない出力信号が2つの別個の正規化ステージ30
6、308へ進む。これらステージの各々は結果を記憶
するためのレジスタ314、316を有する。従って、
全体のプロセスは完了するまでに4つのクロックサイク
ルを必要とするベータ発生ブロック202のフィードバ
ックループ内に4つのステージを有する。このレイテン
シー(4つのクロックサイクル)は利用できるパイプラ
イン化のレベルを決定する。
Pリセットステート中、最初にレジスタはベータステー
トベクトル208のための初期状態にセットされる。デ
ータを符号化するのに使用されるトレリスに従い、加算
ツリー302によりベータ信号208とX106とP1
08とA110とが共に加算する(好ましい実施例では
8ステートトレリスが使用される。)この結果はレジス
タ310に記憶される。第2ステージでは加算器302
の結果は、8MAX*ブロック304へ印加され、次に
MAX*レジスタ312へ記憶される。次に正規化され
ていない出力信号が2つの別個の正規化ステージ30
6、308へ進む。これらステージの各々は結果を記憶
するためのレジスタ314、316を有する。従って、
全体のプロセスは完了するまでに4つのクロックサイク
ルを必要とするベータ発生ブロック202のフィードバ
ックループ内に4つのステージを有する。このレイテン
シー(4つのクロックサイクル)は利用できるパイプラ
イン化のレベルを決定する。
【0022】図4にはアルファ発生部分206が示され
ている。第1に、レジスタは初期条件にセットされ、次
に加算器402によりデータ入力信号が加算され、結果
がレジスタ412に記憶される。次に、これら結果はM
AX*ブロック406へ入力され、MAX*レジスタ41
4に記憶される。このアルファ発生部分206も2つの
正規化ステージ408、410を有し、各ステージは自
己のレジスタ416、418を有する。従って、アルフ
ァ発生ステージ206のレイテンシーは4であり、4つ
のレベルのパイプライン化を実現できる。
ている。第1に、レジスタは初期条件にセットされ、次
に加算器402によりデータ入力信号が加算され、結果
がレジスタ412に記憶される。次に、これら結果はM
AX*ブロック406へ入力され、MAX*レジスタ41
4に記憶される。このアルファ発生部分206も2つの
正規化ステージ408、410を有し、各ステージは自
己のレジスタ416、418を有する。従って、アルフ
ァ発生ステージ206のレイテンシーは4であり、4つ
のレベルのパイプライン化を実現できる。
【0023】図5に示された外因性データ発生部分21
2はアルファ発生部分とパラレルに作動する。使用する
トレリスに従い、加算器502によりアルファ210と
ベータ208とP108とが加算され、これら結果はレ
ジスタ510に記憶される。第2ステージではこれら結
果はMAX*ブロック504へ印加され、MAX*レジス
タ512に記憶される。これらの結果は再度MAX*ブ
ロック504に印加され、次にレジスタ508に記憶さ
れる。この結果は加算され、別のレジスタ514に記憶
され、出力信号は外因性信号214となる。
2はアルファ発生部分とパラレルに作動する。使用する
トレリスに従い、加算器502によりアルファ210と
ベータ208とP108とが加算され、これら結果はレ
ジスタ510に記憶される。第2ステージではこれら結
果はMAX*ブロック504へ印加され、MAX*レジス
タ512に記憶される。これらの結果は再度MAX*ブ
ロック504に印加され、次にレジスタ508に記憶さ
れる。この結果は加算され、別のレジスタ514に記憶
され、出力信号は外因性信号214となる。
【0024】スライディングウィンドウによるパラレル
化 スライディングウィンドウ方法は基本的には入進データ
のN個のサイズのブロックをより小さい数個のブロック
に分割することから成る。これら、より小さいブロック
の各々はスライディングウィンドウブロックと称され
る。これらスライディングウィンドウブロックは各々別
々にMAPデコード化され、アルファベクトルおよびベ
ータベクトルの双方に対するプロローグを有する。個々
のアルファスライディングウィンドウブロックおよびベ
ータスライディングウィンドウブロックに対するデコー
ド化はパラレルに実行される。個々のスライディングウ
ィンドウブロックに対して初期条件は既知ではないの
で、初期値の良好な組に達するのにプロローグが使用さ
れる。
化 スライディングウィンドウ方法は基本的には入進データ
のN個のサイズのブロックをより小さい数個のブロック
に分割することから成る。これら、より小さいブロック
の各々はスライディングウィンドウブロックと称され
る。これらスライディングウィンドウブロックは各々別
々にMAPデコード化され、アルファベクトルおよびベ
ータベクトルの双方に対するプロローグを有する。個々
のアルファスライディングウィンドウブロックおよびベ
ータスライディングウィンドウブロックに対するデコー
ド化はパラレルに実行される。個々のスライディングウ
ィンドウブロックに対して初期条件は既知ではないの
で、初期値の良好な組に達するのにプロローグが使用さ
れる。
【0025】先のブロックの十分内部にあるポイントに
おいて、アルファの更新をスタートすると共に、次のブ
ロックの十分内部にあるポイントでベータの更新をスタ
ートすることにより、デコーダは初期条件を忘れること
ができ、実際のデータに対する演算を開始する前に収束
することができる。使用されるプロローグ部分のサイズ
はトレリス内のステートの数のほぼ3または4倍であ
る。最初のアルファスライディングブロックおよび最終
ベータスライディングブロックは既知のステートから発
生し、それぞれのプロローグ部分のサイズは(例えば)
8ステートトレリスに対して3となる。
おいて、アルファの更新をスタートすると共に、次のブ
ロックの十分内部にあるポイントでベータの更新をスタ
ートすることにより、デコーダは初期条件を忘れること
ができ、実際のデータに対する演算を開始する前に収束
することができる。使用されるプロローグ部分のサイズ
はトレリス内のステートの数のほぼ3または4倍であ
る。最初のアルファスライディングブロックおよび最終
ベータスライディングブロックは既知のステートから発
生し、それぞれのプロローグ部分のサイズは(例えば)
8ステートトレリスに対して3となる。
【0026】革新的なアルファプロローグによってデー
タのアルファスライディングウィンドウブロックおよび
ベータスライディングウィンドウブロックの双方のパラ
レル処理が可能となる。使用する特定の実現例に応じ、
アルファまたはベータの各更新には実行に数クロックサ
イクル(上記実施例では4クロックサイクル)かかる。
このレイテンシーはシステムで可能なパイプライン化の
程度を決定する。好ましい実施例では、各アルファブロ
ックおよびベータブロック内でのパイプライン化には4
つのレベルがある(このことは、アルファ発生ステージ
およびベータ発生ステージの各々におけるデータがパイ
プライン化されること、すなわち別個の組みのデータに
分割され、ベータ発生部分における連続するステージに
よって別々に演算されることを意味する)。アルファブ
ロック自身とベータブロック自身の間にはある程度のパ
ラレル性もある。このことは2つの部分が外因性入力信
号を発生するように同時に作動することを意味する。
タのアルファスライディングウィンドウブロックおよび
ベータスライディングウィンドウブロックの双方のパラ
レル処理が可能となる。使用する特定の実現例に応じ、
アルファまたはベータの各更新には実行に数クロックサ
イクル(上記実施例では4クロックサイクル)かかる。
このレイテンシーはシステムで可能なパイプライン化の
程度を決定する。好ましい実施例では、各アルファブロ
ックおよびベータブロック内でのパイプライン化には4
つのレベルがある(このことは、アルファ発生ステージ
およびベータ発生ステージの各々におけるデータがパイ
プライン化されること、すなわち別個の組みのデータに
分割され、ベータ発生部分における連続するステージに
よって別々に演算されることを意味する)。アルファブ
ロック自身とベータブロック自身の間にはある程度のパ
ラレル性もある。このことは2つの部分が外因性入力信
号を発生するように同時に作動することを意味する。
【0027】アルファベクトル発生方法およびベータベ
クトル発生方法は上に示すように多数のステージに分割
される。これらステージは図3および4に示されたアル
ファおよびベータベクトル発生の繰り返しループ内にあ
る。ステージの数は特定のアーキテクチャに対するレイ
テンシーと同じとなる。好ましい実施例では、これらス
テージは加算器、MAX*および2つの正規化ステージ
である。これらステージのレイテンシーは可能なパラレ
ル処理の程度を決定する。例えば好ましい実施例ではこ
のレイテンシーは4であり、このことは4つのスライデ
ィングウィンドウブロックをパラレルに処理できること
を意味する。従って、4つのスライディングウィンドウ
ブロックで1つのサブブロックを構成する。
クトル発生方法は上に示すように多数のステージに分割
される。これらステージは図3および4に示されたアル
ファおよびベータベクトル発生の繰り返しループ内にあ
る。ステージの数は特定のアーキテクチャに対するレイ
テンシーと同じとなる。好ましい実施例では、これらス
テージは加算器、MAX*および2つの正規化ステージ
である。これらステージのレイテンシーは可能なパラレ
ル処理の程度を決定する。例えば好ましい実施例ではこ
のレイテンシーは4であり、このことは4つのスライデ
ィングウィンドウブロックをパラレルに処理できること
を意味する。従って、4つのスライディングウィンドウ
ブロックで1つのサブブロックを構成する。
【0028】図6にはスライディングブロックのパイプ
ライン化が示されている。最初のクロックサイクル中
に、ベータ0(第1スライディングブロック)が加算器
ステージに進入する。第2クロックサイクルで、ベータ
0がMAX*ステージへ進入し、ベータ1が加算器ステ
ージに進入する。第3クロックサイクルではベータ0が
第1正規化ステージ(ベータ発生の第3ステージ)に進
入し、ベータ1がMAX *ステージに進入し、ベータ2
が加算器ステージに進入する。次にベータ0が第2正規
化ステージに進入し、ベータ1が第1正規化ステージに
進入し、ベータ2がMAX*ステージに進入し、ベータ
3が加算器ステージに進入する。各ステージのための中
間値が上記に示すようなレジスタに記憶される。
ライン化が示されている。最初のクロックサイクル中
に、ベータ0(第1スライディングブロック)が加算器
ステージに進入する。第2クロックサイクルで、ベータ
0がMAX*ステージへ進入し、ベータ1が加算器ステ
ージに進入する。第3クロックサイクルではベータ0が
第1正規化ステージ(ベータ発生の第3ステージ)に進
入し、ベータ1がMAX *ステージに進入し、ベータ2
が加算器ステージに進入する。次にベータ0が第2正規
化ステージに進入し、ベータ1が第1正規化ステージに
進入し、ベータ2がMAX*ステージに進入し、ベータ
3が加算器ステージに進入する。各ステージのための中
間値が上記に示すようなレジスタに記憶される。
【0029】外因性部分に入力されるデータを同期化で
きるようにベータステージまたはアルファステージのい
ずれかがメモリに記憶される。好ましい実施例では、ア
ルファ処理の前にベータ処理は1サブブロックを開始す
る(このスタッガー動作はアルファ出力を記憶するため
に別のRAMブロックを加えることにより省略でき
る)。このスタッガー動作は図7に示されている。アル
ファ部分をアイドル状態にしながらベータ部分の第1サ
ブブロック(このサブブロックはアーキテクチャのレイ
テンシー、すなわち好ましい実施例では4に等しい多数
のスライディングブロックである)を処理できる。次
に、アルファ部分のスライディングブロックの第1の組
を処理しながら、ベータ部分のスライディングブロック
の第2の組(すなわち第2のサブブロック)を処理す
る。アルファ部分とパラレルに外因性部分を処理する。
これによりアルファステート部分およびベータステート
ベクトルの双方を記憶するためのメモリ条件が低減され
る。その理由は、アルファ出力が発生した際にこれらを
外因性部分に直接印加できるからである。外因性部分は
一度に1つの出力サブブロックを発生する(更に入力信
号を必要とする)ので、ベータRAMは一度に1つのサ
ブブロックを記憶するだけでよい。(アルファ処理とベ
ータ処理とを反転できることに留意されたい。)このよ
うにするにはアルファ出力をメモリに記憶しなければな
らず、ベータブロックと外因性部分をパラレルに作動す
る。
きるようにベータステージまたはアルファステージのい
ずれかがメモリに記憶される。好ましい実施例では、ア
ルファ処理の前にベータ処理は1サブブロックを開始す
る(このスタッガー動作はアルファ出力を記憶するため
に別のRAMブロックを加えることにより省略でき
る)。このスタッガー動作は図7に示されている。アル
ファ部分をアイドル状態にしながらベータ部分の第1サ
ブブロック(このサブブロックはアーキテクチャのレイ
テンシー、すなわち好ましい実施例では4に等しい多数
のスライディングブロックである)を処理できる。次
に、アルファ部分のスライディングブロックの第1の組
を処理しながら、ベータ部分のスライディングブロック
の第2の組(すなわち第2のサブブロック)を処理す
る。アルファ部分とパラレルに外因性部分を処理する。
これによりアルファステート部分およびベータステート
ベクトルの双方を記憶するためのメモリ条件が低減され
る。その理由は、アルファ出力が発生した際にこれらを
外因性部分に直接印加できるからである。外因性部分は
一度に1つの出力サブブロックを発生する(更に入力信
号を必要とする)ので、ベータRAMは一度に1つのサ
ブブロックを記憶するだけでよい。(アルファ処理とベ
ータ処理とを反転できることに留意されたい。)このよ
うにするにはアルファ出力をメモリに記憶しなければな
らず、ベータブロックと外因性部分をパラレルに作動す
る。
【0030】図8はアルファスライディングウィンドウ
ブロックとベータスライディングウィンドウブロックと
の間の対応を示す。全データブロックはN個のシンボル
+多数のテールビットとから成る。このブロックはサブ
ブロックに分割され、更にサブブロックはスライディン
グウィンドウブロックに分割される。1クロックサイク
ルごとに1つのスライディングウィンドウブロックが処
理される。各スライディングウィンドウブロックは1つ
のプロローグを含み、ベータプロローグはスライディン
グウィンドウの右までの数個のシンボルから成り、アル
ファプロローグはスライディングウィンドウの左までの
数個のビットから成る。このことは、図における連続す
るスライディングブロック間が重なっていることによっ
て示されている。各ベータスライディングウィンドウは
アルファスライディングブロックに対して逆方向に処理
される。
ブロックとベータスライディングウィンドウブロックと
の間の対応を示す。全データブロックはN個のシンボル
+多数のテールビットとから成る。このブロックはサブ
ブロックに分割され、更にサブブロックはスライディン
グウィンドウブロックに分割される。1クロックサイク
ルごとに1つのスライディングウィンドウブロックが処
理される。各スライディングウィンドウブロックは1つ
のプロローグを含み、ベータプロローグはスライディン
グウィンドウの右までの数個のシンボルから成り、アル
ファプロローグはスライディングウィンドウの左までの
数個のビットから成る。このことは、図における連続す
るスライディングブロック間が重なっていることによっ
て示されている。各ベータスライディングウィンドウは
アルファスライディングブロックに対して逆方向に処理
される。
【0031】図9は、ベータビットおよびアルファビッ
トを処理する順序の一例を示す。この例はスライディン
グウィンドウのサイズを100とし、プロローグ長さを
24とし、1サブブロックごとに4つのスライディング
ウィンドウがあると仮定している。スライディングブロ
ックのベータ0はビット123におけるプロローグのス
タート点で開始し、次にプロローグはビット100で終
了する。信頼性データはビット99で開始し、ビット0
で終了する。アルファスライデイングブロックも同様に
分割されている。(スタートポイントおよ終了ポイント
は既知であるので、ブロックの開始に対するプロローグ
がないために、アルファスライデイングブロックに対す
る最初の2つのエントリーは存在しないことに留意され
たい。)
トを処理する順序の一例を示す。この例はスライディン
グウィンドウのサイズを100とし、プロローグ長さを
24とし、1サブブロックごとに4つのスライディング
ウィンドウがあると仮定している。スライディングブロ
ックのベータ0はビット123におけるプロローグのス
タート点で開始し、次にプロローグはビット100で終
了する。信頼性データはビット99で開始し、ビット0
で終了する。アルファスライデイングブロックも同様に
分割されている。(スタートポイントおよ終了ポイント
は既知であるので、ブロックの開始に対するプロローグ
がないために、アルファスライデイングブロックに対す
る最初の2つのエントリーは存在しないことに留意され
たい。)
【0032】外因性データはアルファ発生プロセスおよ
びベータ発生プロセスの双方とパラレルに処理できな
い。その理由は、アルファ、ベータおよびパリティデー
タからのデータを必要とする外因性入力データは所定の
順序で入力しなければならないからである。次の説明は
外因性入力のインデクシングを示す。(アルファ0およ
びベータ0に対応する)E0はビット0から99まで進
む。スライディングウィンドウのサイズを100とした
場合、E1は100〜199まで進み、次々に同じよう
に進む。この例が必要とする入力は次のようになる。最
初のクロックサイクルではアルファ、ベータおよびPか
らのビット0に関連するソフト推定データが外因性デー
タに入力される。第2クロックサイクルでは3つの入力
からのビット100に関連するデータが必要とされる。
第3クロックサイクルでは、ビット200に関連するデ
ータが必要とされ、第4クロックサイクルでは、ビット
300に関連するデータが必要とされ、第5クロックサ
イクルでは、入力はビット1に関連するデータに戻る
(最初のクロックサイクルの入力は1ビットだけシフト
される)。次のサイクルではビット101のデータが必
要とされ、次々に同様なデータが必要とされる。従っ
て、ベータビットが発生されるとこれらベータビットを
RAMに記憶しなければならない。その理由は、これら
ベータビットはアルファビットおよびパリティビットと
異なる順序で発生され、アルファビットおよびパリティ
ビットの発生時には必要でないからである。対応するア
ルファおよびベータが発生されると、外因性データを計
算できる。
びベータ発生プロセスの双方とパラレルに処理できな
い。その理由は、アルファ、ベータおよびパリティデー
タからのデータを必要とする外因性入力データは所定の
順序で入力しなければならないからである。次の説明は
外因性入力のインデクシングを示す。(アルファ0およ
びベータ0に対応する)E0はビット0から99まで進
む。スライディングウィンドウのサイズを100とした
場合、E1は100〜199まで進み、次々に同じよう
に進む。この例が必要とする入力は次のようになる。最
初のクロックサイクルではアルファ、ベータおよびPか
らのビット0に関連するソフト推定データが外因性デー
タに入力される。第2クロックサイクルでは3つの入力
からのビット100に関連するデータが必要とされる。
第3クロックサイクルでは、ビット200に関連するデ
ータが必要とされ、第4クロックサイクルでは、ビット
300に関連するデータが必要とされ、第5クロックサ
イクルでは、入力はビット1に関連するデータに戻る
(最初のクロックサイクルの入力は1ビットだけシフト
される)。次のサイクルではビット101のデータが必
要とされ、次々に同様なデータが必要とされる。従っ
て、ベータビットが発生されるとこれらベータビットを
RAMに記憶しなければならない。その理由は、これら
ベータビットはアルファビットおよびパリティビットと
異なる順序で発生され、アルファビットおよびパリティ
ビットの発生時には必要でないからである。対応するア
ルファおよびベータが発生されると、外因性データを計
算できる。
【0033】定義 次は、本願で使用される技術用語の一部の通常の意味の
短い定義である。(しかしながら当業者であればコンテ
クストが異なる意味を必要とするかどうかはわかるであ
ろう。)標準的な技術的辞書および雑誌には別の定義を
見い出すことができよう。
短い定義である。(しかしながら当業者であればコンテ
クストが異なる意味を必要とするかどうかはわかるであ
ろう。)標準的な技術的辞書および雑誌には別の定義を
見い出すことができよう。
【0034】MAX*:このMAX*は次の式で示される
自然対数関数に対する最大値を見出す近似式である。
自然対数関数に対する最大値を見出す近似式である。
【0035】
【数1】
【0036】ここで、f(A−B)は補正項である。上
記式を近似させるこの値に対しては、通常、ルックアッ
プテーブルが使用される。
記式を近似させるこの値に対しては、通常、ルックアッ
プテーブルが使用される。
【0037】
【数2】
【0038】ルックアップテーブルの代わりに上記式を
使用する場合、MAX*の定義は近似値ではなく、正確
な等しい値となる。
使用する場合、MAX*の定義は近似値ではなく、正確
な等しい値となる。
【0039】MAPデコーダ:帰納的最大MAPデコー
ダは受信情報をrとした場合、シンボルxの確率p(x
/r)を最大にするxを選択する検出基準を使用する。 外因性データ:デコードされるビットの値を推定するデ
コーダの出力である。この外因性データは通常ソフト推
定値である。
ダは受信情報をrとした場合、シンボルxの確率p(x
/r)を最大にするxを選択する検出基準を使用する。 外因性データ:デコードされるビットの値を推定するデ
コーダの出力である。この外因性データは通常ソフト推
定値である。
【0040】変形および変更例:当業者であれば認識で
きるように、本願に説明した革新的原理は広範な応用例
にわたって変形および変更できるので、特許請求の範囲
に記載した要旨の範囲はこれまで示した特定の例のいず
れかによって変形されるものではなく、発行される特許
請求の範囲によってしか定義されない。
きるように、本願に説明した革新的原理は広範な応用例
にわたって変形および変更できるので、特許請求の範囲
に記載した要旨の範囲はこれまで示した特定の例のいず
れかによって変形されるものではなく、発行される特許
請求の範囲によってしか定義されない。
【0041】好ましい実施例が特に詳細に説明されてい
るが、本書に開示した発明の要旨の範囲から逸脱するこ
となく、発明を実施するに際し、多くの変形が可能であ
る。例えば(レジスタもしくは他の手段を追加すること
により)各ステートベクトル発生ステージのレイテンシ
ーを変えることができるので、可能なパイプライン化の
程度も変わる。更に実施例で適用された発明の要旨を変
えることなくトレリスのサイズを変えることもできる。
必要なRAM記憶装置をわずかに変えるだけで、ベー
タ、アルファおよび外因性データを種々のパラレルな組
み合わせで発生することができる。
るが、本書に開示した発明の要旨の範囲から逸脱するこ
となく、発明を実施するに際し、多くの変形が可能であ
る。例えば(レジスタもしくは他の手段を追加すること
により)各ステートベクトル発生ステージのレイテンシ
ーを変えることができるので、可能なパイプライン化の
程度も変わる。更に実施例で適用された発明の要旨を変
えることなくトレリスのサイズを変えることもできる。
必要なRAM記憶装置をわずかに変えるだけで、ベー
タ、アルファおよび外因性データを種々のパラレルな組
み合わせで発生することができる。
【0042】次に、当業者であれば、広範な範囲のアプ
リケーションをカバーするように、本願で使用される入
力信号の定義(システマティックデータXおよびパリテ
ィデータP)を一般化できると認識できよう。例えばこ
れら入力信号はMAP等化もしくはターボトレリスデコ
ーディングのようなアプリケーションで変わり得る。一
部のアプリケーションでは入力信号をビットのソフト推
定値とすることはできないが、むしろ他の変数のソフト
推定値とすることができる。個々に開示する革新的技術
は、かかる実現における変形例のすべてをカバーするも
のである。
リケーションをカバーするように、本願で使用される入
力信号の定義(システマティックデータXおよびパリテ
ィデータP)を一般化できると認識できよう。例えばこ
れら入力信号はMAP等化もしくはターボトレリスデコ
ーディングのようなアプリケーションで変わり得る。一
部のアプリケーションでは入力信号をビットのソフト推
定値とすることはできないが、むしろ他の変数のソフト
推定値とすることができる。個々に開示する革新的技術
は、かかる実現における変形例のすべてをカバーするも
のである。
【0043】本願の開示された革新技術はどのMAPア
ーキテクチャにも適用できる。例えばMAPデコーダを
使用するターボデコーダにおける、ここに開示した発明
の要旨の実現は、本発明の範囲内のものである。任意の
MAP演算、例えばMAP等化も本願の範囲内のもので
あり、MAP等化とは観察された出力信号を発生するた
めにトレリスで制限されたチャンネルへ入力されるデー
タとしてチャンネル関数を記述するプロセスである。次
に、トレリス図におよび観察されたチャンネル出力にM
APデコーダを適用することにより、最大アプリオリな
意味で(ina maximum a priori
sense)、チャンネルへの入力信号を推定できる。
これは、(a)等化器からのソフト出力が必要である場
合、(b)リニアフィルタまたは等化器を使って得られ
るよりも、チャンネルへの入力信号のより正確な推定値
が必要な場合、もしくは(c)チャンネルおよび適用さ
れるFECの繰り返しジョイントデコードが必要な場合
に、有効となる。一般に、MAPは観察されたデータが
リニアトレリスへの入力信号によって発生されたと判っ
た状況で使用できる。
ーキテクチャにも適用できる。例えばMAPデコーダを
使用するターボデコーダにおける、ここに開示した発明
の要旨の実現は、本発明の範囲内のものである。任意の
MAP演算、例えばMAP等化も本願の範囲内のもので
あり、MAP等化とは観察された出力信号を発生するた
めにトレリスで制限されたチャンネルへ入力されるデー
タとしてチャンネル関数を記述するプロセスである。次
に、トレリス図におよび観察されたチャンネル出力にM
APデコーダを適用することにより、最大アプリオリな
意味で(ina maximum a priori
sense)、チャンネルへの入力信号を推定できる。
これは、(a)等化器からのソフト出力が必要である場
合、(b)リニアフィルタまたは等化器を使って得られ
るよりも、チャンネルへの入力信号のより正確な推定値
が必要な場合、もしくは(c)チャンネルおよび適用さ
れるFECの繰り返しジョイントデコードが必要な場合
に、有効となる。一般に、MAPは観察されたデータが
リニアトレリスへの入力信号によって発生されたと判っ
た状況で使用できる。
【0044】同様に、ソフトウェアだけでなくハードウ
ェアを使ったMAPアーキテクチャも本発明の範囲内に
ある。今日のDSPでは、データパスの徹底的なパイプ
ライン化を用いることによって極めて高い処理レートを
達成している。このことは、ベータおよびアルファの更
新のようなフィードバックプロセスではDSPを効率的
に使用できないことを意味する。本発明を使用すること
により、DSPによっていくつかのブロックを同時にパ
イプライン状に処理することが可能となっており、この
ことによって徹底的にパイプライン状となったDSPア
ーキテクチャで演算をかなりスピードアップできる。
ェアを使ったMAPアーキテクチャも本発明の範囲内に
ある。今日のDSPでは、データパスの徹底的なパイプ
ライン化を用いることによって極めて高い処理レートを
達成している。このことは、ベータおよびアルファの更
新のようなフィードバックプロセスではDSPを効率的
に使用できないことを意味する。本発明を使用すること
により、DSPによっていくつかのブロックを同時にパ
イプライン状に処理することが可能となっており、この
ことによって徹底的にパイプライン状となったDSPア
ーキテクチャで演算をかなりスピードアップできる。
【0045】ハガードおよびヴィッカー著「ターボコー
ディング」、シュレーゲル著「トレリスコーディン
グ」、ヴィッカー著「誤り制御システムズ」およびアン
ドリュー・ビタルビ著「たたみ込み符号のためのMAP
デコーダの集中的正当化および簡略化された実現」、通
信の選択された領域に関するIEEEジャーナル、第1
6巻第2号(1998年2月)には、MAPデコーダお
よびコーディングにおける技術状態に関する別の背景資
料を見いだすことができる。これら文献のすべてを本書
で参考例として援用する。
ディング」、シュレーゲル著「トレリスコーディン
グ」、ヴィッカー著「誤り制御システムズ」およびアン
ドリュー・ビタルビ著「たたみ込み符号のためのMAP
デコーダの集中的正当化および簡略化された実現」、通
信の選択された領域に関するIEEEジャーナル、第1
6巻第2号(1998年2月)には、MAPデコーダお
よびコーディングにおける技術状態に関する別の背景資
料を見いだすことができる。これら文献のすべてを本書
で参考例として援用する。
【0046】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)第1誘導パラメータを得るように、データの少な
くとも部分的ブロックに第1方向の第1のスライディン
グウィンドウ演算を実行する工程と、第2の誘導パラメ
ータを得るように、前記データの少なくとも一部のブロ
ックに、前記第1の方向と反対の第2の方向の第2のス
ライディングウィンドウ演算を実行する工程と、データ
推定値を発生するように、前記第1の誘導パラメータお
よび前記第2の誘導パラメータを処理する工程とを備
え、データのそれぞれの異なる部分に対しパラレルに演
算を行うように、前記スライディングウィンドウ演算を
互いにパイプライン化する、MAPデコーディング方
法。
る。 (1)第1誘導パラメータを得るように、データの少な
くとも部分的ブロックに第1方向の第1のスライディン
グウィンドウ演算を実行する工程と、第2の誘導パラメ
ータを得るように、前記データの少なくとも一部のブロ
ックに、前記第1の方向と反対の第2の方向の第2のス
ライディングウィンドウ演算を実行する工程と、データ
推定値を発生するように、前記第1の誘導パラメータお
よび前記第2の誘導パラメータを処理する工程とを備
え、データのそれぞれの異なる部分に対しパラレルに演
算を行うように、前記スライディングウィンドウ演算を
互いにパイプライン化する、MAPデコーディング方
法。
【0047】(2)前記スライディングウィンドウ演算
の各々を別個のステージに分割し、これら別個のステー
ジがデータの異なる部分的ブロックに対しパラレルに演
算を行う、第1項記載の方法。
の各々を別個のステージに分割し、これら別個のステー
ジがデータの異なる部分的ブロックに対しパラレルに演
算を行う、第1項記載の方法。
【0048】(3)少なくとも1つのシーケンス制限条
件に従い、終了ポイントに必ずしも既知のステートを有
しないデータのブロックを双方向に処理するための方法
であって、前記シーケンス制限条件に従った前記第1の
方向のプロローグ要素の第1の処理の後に、第1方向に
ブロックのデータ要素をシーケンシャルに処理する工程
と、前記シーケンス制限条件に従った前記第2の方向の
プロローグ要素の第1の処理の後で、第2の方向に前記
データ要素をシーケンシャルに処理する工程とを備え
た、データのブロックを双方向に処理する方法。
件に従い、終了ポイントに必ずしも既知のステートを有
しないデータのブロックを双方向に処理するための方法
であって、前記シーケンス制限条件に従った前記第1の
方向のプロローグ要素の第1の処理の後に、第1方向に
ブロックのデータ要素をシーケンシャルに処理する工程
と、前記シーケンス制限条件に従った前記第2の方向の
プロローグ要素の第1の処理の後で、第2の方向に前記
データ要素をシーケンシャルに処理する工程とを備え
た、データのブロックを双方向に処理する方法。
【0049】(4)第1方向のデータ要素の処理と第2
方向のデータ要素の処理とをパラレルに実行する、第3
項記載の方法。
方向のデータ要素の処理とをパラレルに実行する、第3
項記載の方法。
【0050】(5)データの要素を処理する各工程を別
個のステージに分割し、別個のステージが異なるデータ
要素に対しパラレルに演算を行う、第3項記載の方法。
個のステージに分割し、別個のステージが異なるデータ
要素に対しパラレルに演算を行う、第3項記載の方法。
【0051】(6)データのラティス符号化ブロックを
パラレルMAP処理する方法であって、データをスライ
ディングウィンドウブロックに分割する工程を含み、前
記スライディングウィンドウブロックの多数のブロック
の各々に対し、 a)シーケンス制限条件に従った前記第1方向のプロロ
ーグ要素の第1処理の後で、第1方向にそれぞれのスラ
イディングウィンドウブロックの要素をシーケンシャル
に処理する工程と、 b)シーケンス制限条件に従った前記第2方向のプロロ
ーグ要素の第1処理の後で、第2方向にそれぞれのスラ
イディングウィンドウブロックの要素をシーケンシャル
に処理する工程とを実行し、前記工程a)およびb)を
互いに少なくとも部分的にパラレルに実行する、パラレ
ルMAP処理方法。
パラレルMAP処理する方法であって、データをスライ
ディングウィンドウブロックに分割する工程を含み、前
記スライディングウィンドウブロックの多数のブロック
の各々に対し、 a)シーケンス制限条件に従った前記第1方向のプロロ
ーグ要素の第1処理の後で、第1方向にそれぞれのスラ
イディングウィンドウブロックの要素をシーケンシャル
に処理する工程と、 b)シーケンス制限条件に従った前記第2方向のプロロ
ーグ要素の第1処理の後で、第2方向にそれぞれのスラ
イディングウィンドウブロックの要素をシーケンシャル
に処理する工程とを実行し、前記工程a)およびb)を
互いに少なくとも部分的にパラレルに実行する、パラレ
ルMAP処理方法。
【0052】(7)工程a)および/またはb)を別個
のステージに分割し、これら別個のステージが異なるス
テージウィンドウブロックに対しパラレルに演算を行
う、第6項記載の方法。
のステージに分割し、これら別個のステージが異なるス
テージウィンドウブロックに対しパラレルに演算を行
う、第6項記載の方法。
【0053】(8)a)少なくとも1つの加算ツリーに
おいて、確率メトリクスを組み合わせる工程と、 b)別の可能性に対応する前記メトリクスの1つずつを
組み合わせるように、最大値を見出す演算を実行する工
程とを備え、前記工程a)とb)とを互いにパラレル化
されたパイプライン状態で少なくとも部分的に実行す
る、パラレルMAP処理方法。
おいて、確率メトリクスを組み合わせる工程と、 b)別の可能性に対応する前記メトリクスの1つずつを
組み合わせるように、最大値を見出す演算を実行する工
程とを備え、前記工程a)とb)とを互いにパラレル化
されたパイプライン状態で少なくとも部分的に実行す
る、パラレルMAP処理方法。
【0054】(9)最大値を見出す演算が指数−対数式
である、第8項記載の方法。
である、第8項記載の方法。
【0055】(10)最大値を見出す演算が指数−対数
関数の推定である、第8項記載の方法。
関数の推定である、第8項記載の方法。
【0056】(11)a)少なくとも1つの加算ツリー
において、確率メトリクスを組み合わせる工程と、 b)別の可能性に対応する前記メトリクスの1つずつを
組み合わせるように、最大値を見出す演算を実行する工
程と、 c)前記工程b)の結果に対する正規化演算を実行する
工程とを備え、前記工程a)、b)およびc)を互いに
パラレル化されたパイプライン状態で少なくとも部分的
に実行する、パラレルMAP処理方法。
において、確率メトリクスを組み合わせる工程と、 b)別の可能性に対応する前記メトリクスの1つずつを
組み合わせるように、最大値を見出す演算を実行する工
程と、 c)前記工程b)の結果に対する正規化演算を実行する
工程とを備え、前記工程a)、b)およびc)を互いに
パラレル化されたパイプライン状態で少なくとも部分的
に実行する、パラレルMAP処理方法。
【0057】(12)最大値を見出す演算が指数−対数
式である、第11項記載の方法。
式である、第11項記載の方法。
【0058】(13)最大値を見出す演算が指数−対数
関数の推定である、第11項記載の方法。
関数の推定である、第11項記載の方法。
【0059】(14)スライディングウィンドウブロッ
クに分割されたデータストリームをMAP処理するため
のシステムであって、アルファ発生プロセスと、ベータ
発生プロセスとを備え、アルファプロローグおよびベー
タプロローグを使用して多数のスライディングウィンド
ウブロックに対する演算を行うように、アルファ発生プ
ロセスとベータ発生プロセスとが多数のパイプライン化
ステージに分割されている、MAP処理システム。
クに分割されたデータストリームをMAP処理するため
のシステムであって、アルファ発生プロセスと、ベータ
発生プロセスとを備え、アルファプロローグおよびベー
タプロローグを使用して多数のスライディングウィンド
ウブロックに対する演算を行うように、アルファ発生プ
ロセスとベータ発生プロセスとが多数のパイプライン化
ステージに分割されている、MAP処理システム。
【0060】(15)スライディングブロックのMAP
デコーダが前方伝搬計算および後方伝搬計算をパイプラ
イン化するターボデコーダである。
デコーダが前方伝搬計算および後方伝搬計算をパイプラ
イン化するターボデコーダである。
【0061】
【図1】ターボデコーダのブロック図である。
【図2】パラレルスライディングウィンドウ処理を使用
するMAPデコーダのブロック図である。
するMAPデコーダのブロック図である。
【図3】MAPデコーダ内のデータ発生ブロックのブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】MAPデコーダ内のアルファ発生ブロックのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】MAPデコーダ内の外因性データ発生ブロック
のブロック図である。
のブロック図である。
【図6】ベータブロック内のパイプライン化のタイミン
グ図である。
グ図である。
【図7】アルファスライディングウィンドウブロックの
発生とベータスライディングウィンドウブロックの発生
との間のタイミングのずれを示す。
発生とベータスライディングウィンドウブロックの発生
との間のタイミングのずれを示す。
【図8】プロローグと共にアルファスライディングウィ
ンドウブロックとベータスライディングウィンドウブロ
ックとの間の対応を示す。
ンドウブロックとベータスライディングウィンドウブロ
ックとの間の対応を示す。
【図9】ベータビットおよびアルファビットを処理する
順序の一例を示す。
順序の一例を示す。
202 ベータブロック 204 ベータRAM 206 アルファブロック 212 外因性ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルメル レイヌ フランス国 サンタンティーブ、 リュ オーベルノン 13
Claims (2)
- 【請求項1】 第1誘導パラメータを得るように、デー
タの少なくとも部分的ブロックに第1方向の第1のスラ
イディングウィンドウ演算を実行する工程と、 第2の誘導パラメータを得るように、前記データの少な
くとも一部のブロックに、前記第1の方向と反対の第2
の方向の第2のスライディングウィンドウ演算を実行す
る工程と、 データ推定値を発生するように、前記第1の誘導パラメ
ータおよび前記第2の誘導パラメータを処理する工程と
を備え、データのそれぞれの異なる部分に対しパラレル
に演算を行うように、前記スライディングウィンドウ演
算を互いにパイプライン化する、MAPデコーディング
方法。 - 【請求項2】 スライディングウィンドウブロックに分
割されたデータストリームをMAP処理するためのシス
テムであって、 アルファ発生プロセスと、 ベータ発生プロセスとを備え、 アルファプロローグおよびベータプロローグを使用して
多数のスライディングウィンドウブロックに対する演算
を行うように、アルファ発生プロセスとベータ発生プロ
セスとが多数のパイプライン化ステージに分割されてい
る、MAP処理システム。
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---|---|---|---|
US17905500P | 2000-01-31 | 2000-01-31 | |
US179055 | 2008-07-24 |
Publications (1)
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JP2001024226A Abandoned JP2001267938A (ja) | 2000-01-31 | 2001-01-31 | パラレル化されたスライディングウィンドウ処理によるmapデコーディング |
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---|---|
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EP (1) | EP1122890A3 (ja) |
JP (1) | JP2001267938A (ja) |
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-
2001
- 2001-01-29 US US09/772,499 patent/US6980605B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-01-31 JP JP2001024226A patent/JP2001267938A/ja not_active Abandoned
- 2001-01-31 EP EP01200355A patent/EP1122890A3/en not_active Withdrawn
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