JP2001267262A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

Info

Publication number
JP2001267262A
JP2001267262A JP2000076447A JP2000076447A JP2001267262A JP 2001267262 A JP2001267262 A JP 2001267262A JP 2000076447 A JP2000076447 A JP 2000076447A JP 2000076447 A JP2000076447 A JP 2000076447A JP 2001267262 A JP2001267262 A JP 2001267262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
boat
cassette
stage
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000076447A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhisa Matsunaga
建久 松永
Koichi Noto
幸一 能戸
Norio Akutsu
則夫 圷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000076447A priority Critical patent/JP2001267262A/ja
Publication of JP2001267262A publication Critical patent/JP2001267262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】工程数が少なく、製造に要する時間も短く、生
産効率が高く且つ床面積の小さい、多品種少量生産に適
した半導体製造装置。 【解決手段】複数枚の基板を処理する反応炉45と、反
応炉内で複数枚の基板を保持するボートと、複数枚の基
板が保持された基板収納容器25を装置外部に対し授受
する授受ステージ8と、前記授受ステージ上の基板収納
容器と反応炉下方のボート引出し位置にあるボート間で
基板を移載する基板移載機32とを有する半導体製造装
置に於いて、前記授受ステージ上の基板収納容器とボー
トとが前記基板移載機の作動範囲にあることを特徴とす
る半導体製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコンウェーハ等
の基板から半導体素子を製造する半導体製造装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造装置の一つとして縦型
拡散CVD装置があり、この縦型拡散CVD装置を図8
に於いて説明する。
【0003】縦型拡散CVD装置1は筐体2を有し、該
筐体2の正面に開口部3が設けられ、該開口部3の内側
にIOステージ4が設けられ、該IOステージ4には基
板収納容器(基板カセット)5が載置可能であり、該基
板カセット5の内部には例えば25枚の基板6が多段に
装填されている。
【0004】前記IOステージ4の前記開口部3とは反
対側にカセットローダ7が設置され、該カセットローダ
7は進退、横行すると共に昇降して前記基板カセット5
を搬送可能である。
【0005】前記カセットローダ7の前記開口部3とは
反対側にカセットオープナ8が設けられ、該カセットオ
ープナ8はカセット載置ステージ9及び扉開閉機構10
を有し、前記カセット載置ステージ9上に載置された前
記基板カセット5の扉11が前記扉開閉機構10により
開かれる様になっている。
【0006】前記カセットオープナ8の上方にカセット
棚12が設けられ且つ前記IOステージ4の上方にもカ
セット棚13が設けられている。
【0007】前記カセットオープナ8の前記カセットロ
ーダ7とは反対側に基板移載機14が設置され、該基板
移載機14はツイーザ15を有し、該ツイーザ15はツ
イーザの長手方向に進退すると共に180度回転可能で
あり、前記基板移載機14は基板移載機用エレベータ1
6により昇降可能になっている。
【0008】前記基板移載機14の前記カセットオープ
ナ8とは反対側にロードロックチャンバ17が設置さ
れ、該ロードロックチャンバ17の内部にボートエレベ
ータ(図示せず)が設けられ、該ボートエレベータは昇
降アーム18を昇降可能に有し、該昇降アーム18にボ
ート19が載置され、該ボート19には100枚〜15
0枚の前記基板6が装填可能になっている。
【0009】前記ロードロックチャンバ17の上部に反
応炉21が連設され、該反応炉21は反応管としてイン
ナーチューブ22及びアウターチューブ23を有し、該
反応管を収納する筒状の加熱用ヒータ24を有し、該加
熱用ヒータ24は円筒状に形成されていたカンタル線を
具備している。
【0010】図示しない外部搬送装置により基板カセッ
ト5が開口部3を通してIOステージ4上に載置され
る。
【0011】該基板カセット5はカセットローダ7によ
りカセットオープナ8に搬送されるか或はカセット棚1
2又はカセット棚13のいずれかに搬送され、前記カセ
ット棚12又は前記カセット棚13に於いて前記基板カ
セット5が一時的に保管される。
【0012】前記カセットオープナ8に搬送された基板
カセット5は前記扉開閉機構10により扉11が開か
れ、前記基板カセット5内部の基板6が基板移載機14
のツイーザ15により把持され、180°回転されロー
ドロックチャンバ17の開口部を通してボート19に順
次装填される。
【0013】該ボート19は図示しないボートエレベー
タにより昇降アーム18を介して反応炉21内に装入さ
れ、該反応炉21内で反応ガスが供給されると共に前記
加熱用ヒータ24による加熱が行われ、前記基板6がプ
ロセス処理される。
【0014】該プロセス処理後、前記ボート19が前記
ボートエレベータにより引出され、処理済の前記基板6
が前述と逆の操作によりボート19から前記基板カセッ
ト5に移載され、該基板カセット5が前記IOステージ
4を経て前記縦型拡散CVD装置1の外部に搬出され
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記ボート19は前記
基板カセット5内部の基板6を基板カセット4個〜6個
分装填できる為、多量の基板を一度に処理することが可
能である。
【0016】然し、近年の顧客のニーズの多様化により
多品種少量生産することも多々生じており、この場合、
従来の縦型拡散CVD装置で対応しようとすると、前記
基板6を収納した基板カセット5が前記カセットローダ
7によりIOステージ4からカセット棚12或はカセッ
ト棚13に搬送され、前記基板カセット5は前記カセッ
ト棚12或はカセット棚13で一時保管される。その後
前記基板カセット5は前記カセットローダ7によりカセ
ットオープナ8に搬送され、扉開閉機構10により前記
基板カセット5の扉11が開かれ、該基板カセット5内
部の基板6が前記基板移載機14により前記ボート19
へ移載されるという搬送工程が必要であり、前記IOス
テージ4からボート19迄の搬送工程数が多く、時間が
掛っていた。同様に、前記ボート19から前記IOステ
ージ4迄の搬送工程数も多く、時間が掛る為、生産効率
が低くなるという問題があった。
【0017】又、前記IOステージ4、前記カセットロ
ーダ7、前記カセットオープナ8、前記基板移載機14
及び前記ボート19が直列に配置されている為、前記筐
体2の長さが長くなり、前記縦型拡散CVD装置1の床
面積が大きくなっていた。
【0018】又ヒータは直径数mm程度のカンタル線を円
筒状に形成したものであり、プロセス時間を短縮しよう
として急速に温度を昇降させると熱応力により断線する
ことがある。更にヒータの材質は鉄、クロム等から成っ
ており、これらの蒸気が反応管を通過して処理中の基板
を汚染することがあった。
【0019】本発明は斯かる実情に鑑み、工程数が少な
く、製造に要する時間も短く、生産効率が高く且つ床面
積の小さい、多品種少量生産に適したものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚の基板
を処理する反応炉と、該反応炉内で複数枚の基板を保持
するボートと、複数枚の基板が保持された基板収納容器
を装置外部に対し授受する授受ステージと、該授受ステ
ージ上の基板収納容器と反応炉下方のボート引出し位置
にあるボート間で基板を移載する基板移載機とを有する
半導体製造装置に於いて、前記授受ステージ上の基板収
納容器とボートとが前記基板移載機の作動範囲にある半
導体製造装置に係り、又前記授受ステージとボートとが
基板移載機に対し略直角の方向に位置する半導体製造装
置に係り、更に又前記反応炉内で一度に処理する基板の
枚数が、基板収容容器に収納可能な枚数以下である半導
体製造装置に係るものである。
【0021】基板収納容器側基板移載位置が筐体の開口
部近傍に位置し、且つ基板移載機により基板を開口部か
らロードロックチャンバ内部のボートに直接移載できる
ので、IOステージの代りにカセットオープナを開口部
に設置することができ、カセットローダ、カセット棚が
不要となり、前記筐体の長さが短縮されると共に前記筐
体内部での基板収納容器の搬送時間が不要になる。
【0022】基板移載機に対し基板収納容器側基板移載
位置とボート側基板移載位置とが90度の範囲内にあれ
ば、前記基板移載操作が90度以下の回転で行える為、
基板移載操作時間が短縮される。
【0023】反応炉の発熱体をプレート状にすれば、急
速な発熱と急速な冷却を繰返しても、前記発熱体が破断
する虞れがなく、前記発熱体の寿命が長くなる。
【0024】前記プレート状発熱体を強制冷却可能にす
れば、反応炉を急速に降温することができ、前記反応炉
のプロセス処理に於けるスループットが向上する。
【0025】前記プレート状発熱体の板厚を部分的に変
えることにより、前記板厚に反比例して加熱することが
でき、所定の温度勾配が得られる。
【0026】反応炉の排気とロードロックチャンバの排
気とを同一の排気ラインで行えば、1つの排気ラインで
同時に又は別々に排気でき、設備が効率的に使用され
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0028】尚、図1〜図7中、図8中と同等のものに
は同符号を付してある。
【0029】筐体2の一側面に開口部3が設けられ、該
開口部3は縦長矩形状であり、該開口部3の幅は基板6
の直径よりも大きく、前記開口部3は前記一側面の右側
端部に位置し且つ所要の高さに設けられている。
【0030】前記筐体2外部にカセットオープナ8が設
置されている。該カセットオープナ8は上部にカセット
載置ステージ9を有し該カセット載置ステージ9に基板
カセット25が載置可能であり、載置された該基板カセ
ット25は前記開口部3に隣接する。
【0031】前記基板カセット25は例えばプラスチッ
ク製の密閉可能な容器であり、前記基板カセット25の
内部には所要数(本実施の形態では25枚)の基板6が
所定のピッチで装填され、前記基板カセット25の前面
に扉11が設けられ、該扉11は図示しないラッチを回
転することにより開閉することができ、前記扉11が前
記開口部3に対向している。
【0032】前記カセットオープナ8は後面に扉開閉機
構10を有し、該扉開閉機構10が前記開口部3の下部
に位置している。前記扉開閉機構10の下部に駆動用モ
ータ(図示せず)が設けられ、該駆動用モータにより前
記扉11が開閉される様になっている。
【0033】前記筐体2内に基板移載機用エレベータ2
8が設置されている。該基板移載機用エレベータ28は
架台26の上に設けられ且つ前記開口部3に対峙してお
り、前記基板移載機用エレベータ28は基板移載機支持
アーム29を有し、該基板移載機支持アーム29は前記
開口部3方向へ水平に延出している。前記基板移載機用
エレベータ28の頂部にエレベータ駆動用モータ31が
設けられ、該エレベータ駆動用モータ31により図示し
ないスクリューロッドが回転されて前記基板移載機支持
アーム29が昇降する様になっている。
【0034】該基板移載機支持アーム29の上面に基板
移載機32が設けられている。該基板移載機32はツイ
ーザ33、ツイーザ進退機構34及び回転テーブル35
を有し、該回転テーブル35が前記基板移載機支持アー
ム29に設けられ、前記回転テーブル35に前記ツイー
ザ進退機構34が角度θ(本実施の形態では少なくとも
90度)水平回転できる様設けられ、該ツイーザ進退機
構34の回転中心36は前記開口部3の幅方向中心線3
7と後述するボート53の中心54を通る中心線との交
差点に位置している。前記ツイーザ進退機構34に前記
ツイーザ33が取付けられ、該ツイーザ33の前記カセ
ット側基板移載位置への進退方向は前記幅方向中心線3
7と重なっている。
【0035】前記基板移載機32に隣接してロードロッ
クチャンバ38が設けられている。該ロードロックチャ
ンバ38は架台39上に載置され、前記ロードロックチ
ャンバ38の前記基板移載機32に対向する面にドアバ
ルブ41が設けられ、該ドアバルブ41の下方にエアシ
リンダ42が設けられ、該エアシリンダ42のピストン
ロッドに前記ドアバルブ41が連結部材43を介して連
結されている。前記ロードロックチャンバ38の内部に
ボートエレベータ44が設置されている。
【0036】前記ロードロックチャンバ38の上部に反
応炉45が連設されている。前記ロードロックチャンバ
38の天井部にヒータベース46が設けられ、該ヒータ
ベース46の上面中央部に台座部47が前記ヒータベー
ス46と同心に形成され、前記台座部47に炉口48が
同心に穿設され、該炉口48により前記反応炉45と前
記ロードロックチャンバ38とが連通可能となってお
り、前記ヒータベース46の下面に図示しない炉口ゲー
トバルブが開閉可能に設けられ、前記ロードロックチャ
ンバ38の側板に収納ボックス(図示せず)が設けら
れ、該収納ボックスに前記炉口ゲートバルブが収納され
る様になっている。
【0037】前記炉口48に炉口キャップ51が気密に
嵌合し得る様設けられ、該炉口キャップ51は前記ボー
トエレベータ44により昇降可能になっている。
【0038】前記炉口キャップ51にボート支持台(図
示せず)が同心に載置されている。該ボート支持台の内
部には断熱材(図示せず)が充填されている。前記ボー
ト支持台にボート53が同心に載置され、該ボート53
は少なくとも前記基板カセット25に装填された基板6
が装填可能になっており、前記ボート53の中心54
(反応炉の中心)と前記回転中心36とを結ぶ直線は前
記幅方向中心線37と直交し、前記基板6は前記基板移
載機32により前記基板カセット25から前記ボート5
3に移載される様になっている。
【0039】前記反応炉45の詳細を図4及び図5に示
す。
【0040】前記台座部47に石英製のインナーチュー
ブ22が前記炉口48と同心に立設されている。
【0041】前記ヒータベース46の内部に反応ガス供
給通路55が半径方向に穿設されている。該反応ガス供
給通路55の入口は前記ヒータベース46の外周面にあ
り、前記入口は図示しないロードロックチャンバ側反応
ガス供給通路と連通し、前記反応ガス供給通路55の出
口は前記台座部47の上面であって前記ボート支持台と
前記インナーチューブ22との間にある。
【0042】前記ヒータベース46の内部に反応ガス排
出通路56が半径方向に穿設されている。該反応ガス排
出通路56の入口は前記ヒータベース46の上面であっ
て前記台座部47の近傍にあり、前記反応ガス排出通路
56の出口は前記ヒータベース46の外周面にあり、前
記出口は図示しないロードロックチャンバ側反応ガス排
出通路と連通されている。
【0043】ヒータ外筒57は金属製の有天筒状の容器
であり、前記ヒータ外筒57は底フランジ58、周壁5
9及び天井板61を有し、前記底フランジ58の内周面
に環状溝65が凹設され、該環状溝65に前記外側フラ
ンジ64が気密に挾持されている。前記アウターチュー
ブ63は炭化ケイ素製であり、前記アウターチューブ6
3に前記インナーチューブ22が所要の隙間で挿入さ
れ、前記アウターチューブ63と前記インナーチューブ
22とにより反応管が形成されている。
【0044】前記天井板61の中央部に冷却用空気排出
口66が穿設され、前記天井板61に3個の上面用真空
コネクタ67が気密に貫設され、該上面用真空コネクタ
67は前記冷却用空気排出口66の周囲に正三角形状に
位置している。前記天井板61に3個の側面用真空コネ
クタ68が気密に貫設され、該側面用真空コネクタ68
は前記上面用真空コネクタ67の外側に正三角形状に位
置している。
【0045】前記ヒータ外筒57の外周部に水冷パイプ
(図示せず)が設けられ、前記ヒータ外筒57の内側に
円筒状の断熱材69が設けられ、該断熱材69の天井中
央に冷却用空気排出孔71が穿設され、前記断熱材69
の下端に環状の底部断熱材73が設けられている。該底
部断熱材73の内径は前記アウターチューブの外径より
僅かに大である。
【0046】前記アウターチューブ63と前記周壁部断
熱材72との間に側面用発熱プレート74が適数(本実
施の形態では6枚)配置されている。前記側面用発熱プ
レート74は非金属製のカーボン製であり、縦長矩形板
状を為し、長手方向に板厚が3段階に変化しており、上
段75が中段76に比べ厚く、下段77が前記中段76
よりも薄くなっている。前記側面用発熱プレート74は
前記アウターチューブ63と所要の間隔で配置され、且
つ前記側面用発熱プレート74同士も所要の間隔で6角
筒状に配置され、6枚の前記側面用発熱プレート74に
より前記アウターチューブ63が囲繞されている。
【0047】前記側面用発熱プレート74は幅方向中央
部に狭幅のスリット78を有し、該スリット78は前記
側面用発熱プレート74の長手方向に上端から前記下段
77の中途部迄切欠かれることにより形成され、前記ス
リット78により前記側面用発熱プレート74にU字状
の導電経路が形成されている。
【0048】前記側面用発熱プレート74の左側上端部
79と該左側上端部79と隣接する側面用発熱プレート
74の右側上端部81とが合計6個のカーボン製ブロッ
ク82により順次連結されている。前記左側上端部79
が前記カーボン製ブロック82の右側にカーボン製ボル
ト83により固定され、前記左側上端部79に隣接する
他の前記右側上端部81が前記カーボン製ブロック82
の左側面にカーボン製ボルト83により固定されてい
る。
【0049】前記カーボン製ブロック82の上面に側面
用端子棒84が植設されており、該側面用端子棒84は
合計3本設けられ、該側面用端子棒84は一個おきの前
記カーボン製ブロック82に設けられ、前記側面用端子
棒84の上端は前記上部断熱材69を貫通し、前記側面
用端子棒84の上端は前記側面用真空コネクタ68に接
続されている。
【0050】該側面用真空コネクタ68に側面用3相交
流電源85がデルタ結線され、前記インナーチューブ2
2の側面部所要位置に側面用熱電対86が設けられ、該
側面用熱電対86はリード線により側面用温度コントロ
ーラ87と接続され、前記側面用熱電対86設置部の温
度が所定の温度になる様、前記側面用温度コントローラ
87により前記側面用3相交流電源85がフィードバッ
ク制御される様になっている。
【0051】前記アウターチューブ63の上方に上面用
発熱プレート88が設けられている。該上面用発熱プレ
ート88は非金属のカーボン製であり、円板状を成し、
前記6個のカーボン製ブロック82の内側に位置してい
る。前記上面用発熱プレート88の中心に冷却用空気通
孔89が穿設され、前記上面用発熱プレート88の上面
に3本の上面用端子棒91が所要の間隔で植設され、前
記カーボン製端子棒間に図示しないスリットが半径方向
に適数設けられ、外周側から切欠れたスリットと内周側
から切欠れたスリットとが所要の間隔で位置している。
【0052】前記上面用端子棒91の上端部は前記上部
断熱材69を貫通し、前記上面用端子棒91の上端は前
記上面用真空コネクタ67に接続されている。該上面用
真空コネクタ67に上面用3相交流電源92がデルタ結
線され、前記インナーチューブ22の上部所要位置に上
面用熱電対93が設けられ、該上面用熱電対93はリー
ド線により上面用温度コントローラ94と接続され、前
記上面用熱電対93設置部の温度が所定の温度になる
様、前記上面用温度コントローラ94により前記上面用
3相交流電源92がフィードバック制御される様になっ
ている。
【0053】前記周壁59の下部所要位置にヒータ排気
用パイプ96が連通され、該ヒータ排気用パイプ96に
ヒータ排気用バルブ97が設けられている。
【0054】前記ロードロックチャンバ38の側壁の下
部にチャンバ排気用パイプ99が連通され、該チャンバ
排気用パイプ99にチャンバ排気用バルブ101が設け
られ、前記チャンバ排気用パイプ99と前記ヒータ排気
用パイプ96とが共通排気用パイプ102に接続され、
該共通排気用パイプ102に排気用真空ポンプ103が
設けられ、前記ヒータ外筒57の内部と前記ロードロッ
クチャンバ38の内部とが同時に或は別々に排気される
様になっている。
【0055】前記周壁59に複数の冷却用空気導入パイ
プ104が所要の間隔で貫設され、該冷却用空気導入パ
イプ104の入口側端部に冷却用空気導入ゲートバルブ
105が設けられ、前記冷却用空気導入パイプ104の
出口側端部は前記周壁部断熱材72を貫通している。
【0056】前記冷却用空気排出口66に冷却用空気排
出ゲートバルブ106が設けられ、該冷却用空気排出ゲ
ートバルブ106の排出側に冷却用空気排出パイプ10
7が接続され、該冷却用空気排出パイプ107の下流側
にラジエータ108が設けられ、該ラジエータ108の
下流側に排気用ブロア109が設けられている。
【0057】以下、作用について説明する。
【0058】図示しない外部搬送装置により基板カセッ
ト25がカセットオープナ8に載置される。前記基板カ
セット25の内部には25枚の基板6が装填されてお
り、前記基板カセット25は密閉容器である為、該基板
カセット25の外部からのパーティクルの浸入が抑止さ
れる。
【0059】前記基板カセット25の扉11が開口部3
に対向しており、駆動用モータにより扉開閉機構10が
作動し、前記扉11が引下げられ、前記基板カセット2
5が開口される。
【0060】ロードロックチャンバ38に於いては、エ
アシリンダ42のピストンロッドが突出され、ドアバル
ブ41が開放される。前記ロードロックチャンバ38の
内部に於いて、ボート53及び炉口キャップ51はボー
トエレベータ44により降下されており、炉口48は図
示しない炉口ゲートバルブにより閉塞されている。
【0061】エレベータ駆動用モータ31により基板移
載機用エレベータ28が作動し、基板移載機支持アーム
29が所定の高さに昇降し、回転テーブル35によりツ
イーザ進退機構34が回転され、ツイーザ33の水平走
行方向が幅方向中心線37と重なる。前記ツイーザ進退
機構34によりツイーザ33が前進され、該ツイーザ3
3が前記開口部3を通過し、前記ツイーザ33により前
記基板カセット25内部の基板6が1枚持上げられ、前
記ツイーザ33が前記ツイーザ進退機構34により後退
され、前記基板6が前記基板カセット25から前記筐体
2内に搬入される。
【0062】前記ツイーザ進退機構34が前記回転テー
ブル35により90度回転され、前記ツイーザ進退機構
34により前記ツイーザ33が前進され、前記基板6が
ロードロックチャンバ38の内部に搬入され、前記基板
6が前記ボート53に装填される。
【0063】前記ツイーザ33が前記ツイーザ進退機構
34により後退され、基板移載機32が前記基板移載機
用エレベータ28により昇降され、前記と同様の操作が
繰返されて前記基板カセット25内部の基板6が前記ボ
ート53に全て移載される。
【0064】前記ボート53内に処理済基板6が装填さ
れている場合には、該処理済基板6は前記ツイーザ33
の戻りの工程で前記基板カセット25の内部に移載され
る。
【0065】前記カセットオープナ8の位置する開口部
3と前記ボート53とが前記基板移載機32の作動範囲
に位置する為、該基板移載機32により前記基板6を前
記開口部3から前記ロードロックチャンバ38の内部に
直接移載でき、前記筐体2内の搬送工程が大幅に短縮さ
れる。而も前記基板移載機32は前記基板移載操作中9
0度回転するだけなので、回転移動距離が短く、従って
回転時間も短縮され、前記基板移載操作がスピードアッ
プされる。
【0066】前記筐体2内にIOステージ、カセットロ
ーダ、カセット棚が不要となり、装置が簡易且つ小型に
なり、装置占有スペースが大幅に削減される。
【0067】前記ドアバルブ41が閉となり、前記ロー
ドロックチャンバ38の内部が気密化された後、チャン
バ排気用バルブ101が開となり排気用真空ポンプ10
3により前記ロードロックチャンバ38の内部が排気さ
れる。
【0068】炉口ゲートバルブ(図示せず)が開とな
り、前記炉口48が開口される。
【0069】前記ボート53が炉口キャップ51と共に
前記ボートエレベータ44により上昇され、前記ボート
53がインナーチューブ22内に装入され、前記炉口キ
ャップ51が前記炉口48に気密に嵌合される。
【0070】ヒータ排気用バルブ97が開となり、前記
排気用真空ポンプ103により前記ヒータ外筒57内部
の空気及び前記アウターチューブ63内部の空気が排気
され、前記ヒータ外筒57の内部が10-4Torr程度の真
空になる。
【0071】上面用3相交流電源92が作動すると、3
相交流が前記上面用真空コネクタ67から上面用端子棒
91を通って前記上面用発熱プレート88に供給され、
前記3相交流が前記上面用発熱プレート88に流れる。
前記上面用発熱プレート88は板厚が均一な為電気抵抗
も均一になり、前記上面用発熱プレート88が均一に発
熱する。
【0072】該上面用発熱プレート88からの電子線は
アウターチューブ63の頂部を通過し、前記電子線によ
りボート53の上部が加熱される。前記ヒータ外筒57
の内部は真空状態にあるので、前記アウターチューブ6
3は輻射により加熱される為、熱効率がよい。
【0073】上面用熱電対93により前記インナーチュ
ーブ22上部の温度が検出され、上面用温度コントロー
ラ94により前記検出温度が設定温度と比較され、前記
上面用温度コントローラ94により前記上面用3相交流
電源92がフィードバック制御され、前記アウターチュ
ーブ63上部の温度が前記設定温度に維持される。
【0074】前記上面用発熱プレート88は板状である
為、大電流の供給により急速に発熱しても破断する虞れ
はなく、100℃/分の昇温が可能である。
【0075】側面用3相交流電源85が作動すると、3
相交流が側面用真空コネクタ68から側面用端子棒84
及びカーボン製ブロック82を通って側面用発熱プレー
ト74に供給され、前記3相交流が前記側面用発熱プレ
ート74のU字状の導電経路を次々に流れる。即ち、前
記側面用発熱プレート74の右側上端から下端部を通っ
て左側上端部79に流れ、次いで左側に隣接するカーボ
ン製ブロック82を通って左側に隣接する側面用発熱プ
レート74の右側上端に流れ、該右側上端から下端部を
通って左側上端部79に流れる。
【0076】前記側面用発熱プレート74は3段階に板
厚が異なっている為、最も板厚の薄い下段77の電気抵
抗が大きくなって発熱量が大きくなる。次いで板厚の薄
い中段76の電気抵抗が減少して発熱量が低下し、更に
最も板厚の厚い上段75の電気抵抗が最も小さくなって
発熱量が更に減少する。而して、前記側面用発熱プレー
ト74は板厚に反比例した発熱量となり、前記側面用発
熱プレート74からの電子線により前記アウターチュー
ブ63の下部及び前記インナーチューブ22の下部がよ
り強く加熱される。
【0077】前記下段77部からの熱は前記ヒータベー
ス46に逃げる為、前記インナーチューブ22内部の上
下方向温度分布は実質的に均一になる。
【0078】側面用熱電対86により前記インナーチュ
ーブ22下部の温度が検出され、側面用温度コントロー
ラ87により前記検出温度が設定温度と比較され、前記
側面用温度コントローラ87により前記側面用3相交流
電源85がフィードバック制御され、前記インナーチュ
ーブ22下部の温度が前記設定温度に維持される。
【0079】前記側面用発熱プレート74は板状である
為、大電流の供給により急速に発熱しても破断する虞れ
はなく、100℃/分の昇温速度得られる。
【0080】CVD処理等のプロセス処理の場合は以下
の通りに行われる。
【0081】前記上面用温度コントローラ94の設定温
度を例えば900℃とし、且つ前記側面用温度コントロ
ーラ87の設定温度を例えば880℃として、前記イン
ナーチューブ22内部に所要の温度勾配が設定される。
【0082】前述の様に前記上面用熱電対93及び前記
上面用温度コントローラ94により前記上面用3相交流
電源92がフィードバック制御され、前記インナーチュ
ーブ22上部の温度が900℃に維持される。
【0083】側面用熱電対86及び側面用温度コントロ
ーラ87により前記側面用3相交流電源85がフィード
バック制御され、前記インナーチューブ22下部の温度
が880℃に維持される。
【0084】而して、図6に示す様に前記インナーチュ
ーブ22の下部で880℃、上部で900℃の温度勾配
が得られる。
【0085】反応ガスは反応ガス供給通路55を通って
前記インナーチューブ22の内部に供給され、前記反応
ガスは前記インナーチューブ22の内部を上昇し、前記
基板6のCVD処理が行われる。前記CVD処理後の反
応ガスは前記インナーチューブ22と前記アウターチュ
ーブ63の隙間を通り、反応ガス排出通路56から排出
され、図示しない回収装置により回収される。
【0086】図7に示す様に、前記インナーチューブ2
2内部の反応ガス濃度は下部の濃度が高く、上部は高さ
に反比例して濃度が低くなっている。前記インナーチュ
ーブ22内部の温度勾配は下部が低く上部が高くなって
いる為、前記インナーチューブ22の下部では高濃度の
反応ガスが低い温度で加熱される。前記インナーチュー
ブ22の上部では低濃度の反応ガスが高い温度で加熱さ
れる為、前記下部の成膜速度と前記上部の成膜速度が等
しくなり、前記下部と前記上部で膜厚が一定になる。
【0087】又、不純物拡散処理等の均熱処理は以下の
通りに行われる。
【0088】前記上面用温度コントローラ94の設定温
度と前記側面用温度コントローラ87の設定温度とが等
しく例えば900℃に設定される。
【0089】前記上面用3相交流電源92からの3相交
流により前記上面用発熱プレート88が均一に発熱し、
前記上面用熱電対93により前記インナーチューブ22
上部の温度が検出され、前記上面用温度コントローラ9
4により前記検出温度が設定温度900℃と比較され、
前記上面用3相交流電源92がフィードバック制御さ
れ、前記インナーチューブ22上部の温度が900℃に
維持される。
【0090】前記側面用3相交流電源85からの3相交
流により前記側面用発熱プレート74が板厚に反比例し
て発熱し、該側面用発熱プレート74からの電子線によ
り前記アウターチューブ63の下部及び前記インナーチ
ューブ22の下部がより強く加熱されるが、前記下段7
7部からの熱は前記ヒータベース46に逃げる為、前記
インナーチューブ22内部の上下方向温度分布は実質的
に均一になる。側面用熱電対86により前記インナーチ
ューブ22下部の温度が検出され、側面用温度コントロ
ーラ87により前記検出温度が設定温度900℃と比較
され、前記側面用3相交流電源85がフィードバック制
御され、前記インナーチューブ22下部の温度が900
℃に維持される。
【0091】而して、前記インナーチューブ22内部の
上下方向温度分布は図6に示す様に温度勾配がなく、設
定温度900℃に均一加熱され、前記インナーチューブ
22を通して前記基板6が900℃で均熱処理される。
【0092】以上のCVD処理或は拡散処理等のプロセ
ス処理に於いて、前記上面用発熱プレート88、前記上
面用端子棒91、前記側面用発熱プレート74及び前記
側面用端子棒84の材質はいずれもカーボン製であり、
その他の導電部品がカーボン製ブロック82、カーボン
製ボルト83である為金属汚染の虞れがない。又前記ア
ウターチューブ63の材質が炭化ケイ素等の耐熱材であ
る為、前記アウターチューブ63の内部にパーティクル
が混入するのが防止される。前記上面用熱電対93及び
前記側面用熱電対86の2箇所の温度検出により温度制
御されるので、温度制御機構が簡略化される。
【0093】前記処理の終了後、前記上面用温度コント
ローラ94により前記上面用3相交流電源92がOFF
になり、前記側面用温度コントローラ87により前記側
面用3相交流電源85がOFFになる。
【0094】冷却用空気導入ゲートバルブ105が開と
なり、冷却用空気が冷却用空気導入パイプ104を通っ
て前記周壁部断熱材72と前記アウターチューブ63と
の間に流入する。
【0095】排気用ブロア109が作動され、冷却用空
気排出ゲートバルブ106が開となると、前記冷却用空
気は前記周壁部断熱材72と前記アウターチューブ63
との間を上昇し、該冷却用空気により前記側面用発熱プ
レート74が冷却される。前記冷却用空気は更に上昇
し、前記上面用発熱プレート88が前記冷却用空気によ
り冷却される。而して、前記側面用発熱プレート74及
び前記上面用発熱プレート88は前記冷却用空気により
強制的に冷却され、急速に冷却され、50℃/分の降温
速度が得られる。
【0096】前記側面用発熱プレート74及び前記上面
用発熱プレート88は形状がプレート状である為、急速
に冷却されても破断する虞れはなく、前記50℃/分の
降温速度に耐えることができ、前記側面用発熱プレート
74及び前記上面用発熱プレート88の寿命も長くな
る。
【0097】前記冷却用空気は前記上面用発熱プレート
88の周囲及び冷却用空気通孔89を通って冷却用空気
排出孔71に入り、前記冷却用空気は冷却用空気排出口
66を経て冷却用空気排出パイプ107を流れ、ラジエ
ータ108により熱交換された後、大気に放出される。
【0098】前記側面用発熱プレート74及び前記上面
用発熱プレート88の冷却後、前記排気用ブロア109
が停止され、前記冷却用空気排出ゲートバルブ106及
び前記冷却用空気導入ゲートバルブ105が閉となる。
【0099】以上のプロセス処理の間、前記上面用発熱
プレート88の上方への発熱は上部断熱材69に遮断さ
れ、且つ前記側面用発熱プレート74の外側への発熱は
周壁部断熱材72により遮断され、前記側面用発熱プレ
ート74の下方への発熱は底部断熱材73により遮断さ
れる。前記ヒータ外筒57は図示しない水冷用パイプに
より冷却される。
【0100】前記ヒータ排気用バルブ97が閉となり、
前記チャンバ排気用バルブ101が開となって、前記ロ
ードロックチャンバ38内部の空気が排気用真空ポンプ
103によりチャンバ排気用パイプ99から排気され
る。前記ロードロックチャンバ38の内部に図示しない
窒素ガス供給源から窒素ガスが供給され、前記ロードロ
ックチャンバ38の内部が窒素置換された後、前記ボー
ト53が前記ロードロックチャンバ38の内部に引出さ
れ、前述の基板移載操作が行われる。
【0101】前記反応炉45は急速昇温及び急速降温を
交互に繰返すことができる為、前記反応炉45によるプ
ロセス処理のスループットが向上し、生産効率が高めら
れる。
【0102】尚、本発明の半導体製造装置は上述の実施
の形態に限定されるものではなく、前記基板収納容器側
基板移載位置は開口部3の内側でもよく、前記角度θは
180度以内であればよく、前記上面用発熱プレート8
8及び前記側面用発熱プレート74の材質は非金属の電
気発熱性耐熱材でもよく、前記側面用発熱プレート74
は3枚以上であればよく、前記側面用発熱プレート74
は円筒状でもよく、前記側面用発熱プレート74の板厚
変化はなくてもよく又4段以上でもよいこと、前記上面
用発熱プレート88は3角形以上の角形でもよく、又前
記上面用発熱プレート88はスリットがなくてもよく、
前記アウターチューブ63は炭化ケイ素以外の非金属性
耐熱材を使用してもよいことは勿論である。
【0103】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、基板収
納容器側基板移載位置が筐体の開口部近傍に位置し、且
つ基板移載機により基板を開口部からロードロックチャ
ンバ内部のボートに直接移載できるので、IOステージ
の代りにカセットオープナを開口部に設置することがで
き、カセットローダ、カセット棚が不要となり、前記筐
体の長さが短縮され、装置が小型化し占有面積が大幅に
削減される。
【0104】前記筐体の内部での基板収納容器の搬送時
間が不要になり、プロセス処理のサイクルタイムが大幅
に短縮される。
【0105】基板移載機に対し基板収納容器側基板移載
位置とボート側基板移載位置とが90度の範囲にあれ
ば、前記基板移載操作が90度の回転で行える為、基板
移載操作時間が短縮され、前記サイクルタイムが更に短
縮され、生産効率が向上する。
【0106】反応炉の発熱体をプレート状にすれば、急
速な発熱と急速な冷却を繰返しても、前記発熱体が破断
する虞れがなく、前記発熱体の寿命も長くなる。
【0107】前記プレート状発熱体を強制冷却可能にす
れば、反応炉を急速に降温することができ、前記反応炉
のプロセス処理に於けるスループットが向上し、生産効
率が向上する。
【0108】前記プレート状発熱体の板厚を部分的に変
えることにより、前記板厚に反比例して加熱することが
でき、所定の温度勾配が得られ、又均熱処理も可能であ
る。
【0109】反応炉の排気とロードロックチャンバの排
気とを同一の排気ラインで行えば、処理効率が向上する
等種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】該実施の形態の平面図である。
【図3】該実施の形態の側面図である。
【図4】図2のA−A矢視図である。
【図5】該実施の形態に於ける反応炉に使用される発熱
プレートの斜視図である。
【図6】該実施の形態に於ける反応炉の温度分布を示す
線図である。
【図7】該実施の形態に於ける反応炉の温度及び反応ガ
ス濃度と膜厚との関係を示す線図である。
【図8】従来例の側面図である。
【符号の説明】
2 筐体 3 開口部 8 カセットオープナ 9 カセット載置ステージ 22 インナーチューブ 25 基板カセット 26 架台 32 基板移載機 33 ツイーザ 34 ツイーザ進退機構 35 回転テーブル 36 回転中心 37 幅方向中心線 38 ロードロックチャンバ 44 ボートエレベータ 45 反応炉 46 ヒータベース 51 炉口キャップ 53 ボート 54 中心 57 ヒータ外筒 63 アウターチューブ 66 冷却用空気排出口 74 側面用発熱プレート 82 カーボン製ブロック 83 カーボン製ボルト 85 側面用3相交流電源 87 側面用温度コントローラ 88 上面用発熱プレート 92 上面用3相交流電源 94 上面用温度コントローラ 95 ヒータ排気口 102 共通排気用パイプ 103 排気用真空ポンプ 104 冷却用空気導入パイプ 105 冷却用空気導入ゲートバルブ 106 冷却用空気排出ゲートバルブ 107 冷却用空気排出パイプ 109 排気用ブロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 圷 則夫 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 4K030 CA04 CA12 GA12 GA13 KA04 KA23 KA25 LA15 4K055 AA06 EA00 5F031 CA02 FA01 FA09 FA12 HA67 MA28 5F045 AA03 AD12 BB08 DP19 DQ05 EK07 EK08 EM08 EM09 EN04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の基板を処理する反応炉と、該反
    応炉内で複数枚の基板を保持するボートと、複数枚の基
    板が保持された基板収納容器を装置外部に対し授受する
    授受ステージと、該授受ステージ上の基板収納容器と反
    応炉下方のボート引出し位置にあるボート間で基板を移
    載する基板移載機とを有する半導体製造装置に於いて、
    前記授受ステージ上の基板収納容器とボートとが前記基
    板移載機の作動範囲にあることを特徴とする半導体製造
    装置。
  2. 【請求項2】 前記授受ステージとボートとが基板移載
    機に対し略直角の方向に位置する請求項1の半導体製造
    装置。
  3. 【請求項3】 前記反応炉内で一度に処理する基板の枚
    数が、基板収容容器に収納可能な枚数以下である請求項
    1の半導体製造装置。
JP2000076447A 2000-03-17 2000-03-17 半導体製造装置 Pending JP2001267262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000076447A JP2001267262A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000076447A JP2001267262A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 半導体製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001267262A true JP2001267262A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18594188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000076447A Pending JP2001267262A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001267262A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005093354A1 (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Tokyo Electron Limited 縦型熱処理装置及び被処理体移載方法
CN100433285C (zh) * 2004-03-25 2008-11-12 东京毅力科创株式会社 立式热处理装置和被处理体移送方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005093354A1 (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Tokyo Electron Limited 縦型熱処理装置及び被処理体移載方法
CN100433285C (zh) * 2004-03-25 2008-11-12 东京毅力科创株式会社 立式热处理装置和被处理体移送方法
US7677858B2 (en) 2004-03-25 2010-03-16 Tokyo Electron Limited Vertical heat treatment system and method of transferring process objects

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4409756B2 (ja) デュアル基板ロードロック・プロセス装置
JP4174837B2 (ja) 縦型熱処理炉
WO2004008052A2 (en) System and method for cooling a thermal processing apparatus
CN101494163B (zh) 处理装置和处理方法
US6737613B2 (en) Heat treatment apparatus and method for processing substrates
KR101135742B1 (ko) 처리 장치, 처리 방법 및 기억 매체
US7432475B2 (en) Vertical heat treatment device and method controlling the same
TWI462185B (zh) 基板處理裝置,基板支持具及半導體裝置之製造方法
TWI517252B (zh) 使用微環境之熱處理加工裝置
KR100748820B1 (ko) 열처리 방법 및 열처리 장치
JP2008034463A (ja) 基板処理装置
KR20190116402A (ko) 기판 처리 장치, 반도체 장치의 제조 방법, 및 프로그램
TW517092B (en) High-temperature and high-pressure treatment device
JP2001267262A (ja) 半導体製造装置
WO2005083760A1 (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP2012195570A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP2001257172A (ja) 半導体製造装置
JP2003100736A (ja) 基板処理装置
JP4283973B2 (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP2005056908A (ja) 基板処理装置
JP4954176B2 (ja) 基板の熱処理装置
WO2024029126A1 (ja) 基板処理装置、半導体装置の製造方法、及びプログラム
JP2012199402A (ja) 基板処理装置
JP2014056894A (ja) 基板処理装置、半導体装置の製造方法、及びプログラム
JP2007250988A (ja) 基板処理装置