JP2001266881A - 非水電解質電池 - Google Patents
非水電解質電池Info
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- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 正極活物質の構造変化を抑制することによ
り、容量を更に増加させる。 【解決手段】 リチウム−遷移金属複合酸化物を正極活
物質として含有する正極と、炭素化合物又はリチウム金
属を負極活物質として含有する負極と、非水電解液質と
を備え、リチウム−遷移金属複合酸化物は、一般式Li
xMnO2又はLixMn1-yAlyO2で表され、式中、
0.94≦x≦0.96であり、0.06≦y<0.2
5である。
り、容量を更に増加させる。 【解決手段】 リチウム−遷移金属複合酸化物を正極活
物質として含有する正極と、炭素化合物又はリチウム金
属を負極活物質として含有する負極と、非水電解液質と
を備え、リチウム−遷移金属複合酸化物は、一般式Li
xMnO2又はLixMn1-yAlyO2で表され、式中、
0.94≦x≦0.96であり、0.06≦y<0.2
5である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極活物質とし
て、リチウム−遷移金属複合酸化物を用いた非水電解質
電池に関する。
て、リチウム−遷移金属複合酸化物を用いた非水電解質
電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の電子機器の飛躍的進歩とと
もに、長時間便利に、かつ経済的に使用できる電源とし
て、再充電可能な二次電池の研究が進められている。代
表的な二次電池としては、鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、
リチウム二次電池等が知られている。特に、リチウム二
次電池は、高出力、高エネルギー密度などの利点を有し
ている。上記のリチウム二次電池は、リチウムイオンを
可逆的に脱挿入可能な正極と負極と非水電解質とから構
成される。
もに、長時間便利に、かつ経済的に使用できる電源とし
て、再充電可能な二次電池の研究が進められている。代
表的な二次電池としては、鉛蓄電池、アルカリ蓄電池、
リチウム二次電池等が知られている。特に、リチウム二
次電池は、高出力、高エネルギー密度などの利点を有し
ている。上記のリチウム二次電池は、リチウムイオンを
可逆的に脱挿入可能な正極と負極と非水電解質とから構
成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リチウム二次電池は高
容量化が進みつつあるが、一方、コストダウンのための
材料選択も盛んに行われている。中でも、正極に従来用
いられてきたコバルト酸化物は他のニッケルやマンガ
ン、鉄などの酸化物に比べて高価であり、相対的に安価
な金属酸化物に代替することが望まれていた。特に、最
も安価な遷移金属の一つであるマンガン酸化物を正極に
使用することが望まれていた。このようなマンガン酸化
物には、スピネル型化合物LiMn2O4が最も有名であ
るが、この化合物の理論容量は150mAh/gを下回
り、LiCoO2の274mAh/gには及ばない。こ
の理由は、LiCoO2のLiが遷移金属と同数の原子
数を式中に有するのに対し、LiMn2O4ではLiの数
が遷移金属の半分しかないからである。
容量化が進みつつあるが、一方、コストダウンのための
材料選択も盛んに行われている。中でも、正極に従来用
いられてきたコバルト酸化物は他のニッケルやマンガ
ン、鉄などの酸化物に比べて高価であり、相対的に安価
な金属酸化物に代替することが望まれていた。特に、最
も安価な遷移金属の一つであるマンガン酸化物を正極に
使用することが望まれていた。このようなマンガン酸化
物には、スピネル型化合物LiMn2O4が最も有名であ
るが、この化合物の理論容量は150mAh/gを下回
り、LiCoO2の274mAh/gには及ばない。こ
の理由は、LiCoO2のLiが遷移金属と同数の原子
数を式中に有するのに対し、LiMn2O4ではLiの数
が遷移金属の半分しかないからである。
【0004】従って、マンガンを含む正極活物質の候補
として、LiCoO2に匹敵する理論容量を有するLi
MnO2が盛んに研究されている。初期の研究報告によ
れば、高温型LiMnO2と低温型LiMnO2とが報告
されている。
として、LiCoO2に匹敵する理論容量を有するLi
MnO2が盛んに研究されている。初期の研究報告によ
れば、高温型LiMnO2と低温型LiMnO2とが報告
されている。
【0005】高温型LiMnO2については、W.D.Johns
ton et alが最初に報告し(J.Am.Chem.Soc.,78,325(19
56))、R.Hoppe, G.Brachtel and M.Jansen(Z.Anorg.
Allg.Chmie,417,1(1975))がその構造を決定してい
る。また、低温型LiMnO2は、T.Ozuku, A.Ueda,and
T.Hiraiが最初に報告している(Chem.Express,Vol.7,N
o.3,193(1992))。
ton et alが最初に報告し(J.Am.Chem.Soc.,78,325(19
56))、R.Hoppe, G.Brachtel and M.Jansen(Z.Anorg.
Allg.Chmie,417,1(1975))がその構造を決定してい
る。また、低温型LiMnO2は、T.Ozuku, A.Ueda,and
T.Hiraiが最初に報告している(Chem.Express,Vol.7,N
o.3,193(1992))。
【0006】高温型LiMnO2と低温型LiMnO2と
の両者ともorthorombic系格子をもち、空間群Pmnm
で特徴づけられる構造をもつ。さらに、両者とも理論容
量が300mAh/g程度であるものの、現行の非水電
解質電池で採用される充放電条件を用いると理論容量に
到達することはない。
の両者ともorthorombic系格子をもち、空間群Pmnm
で特徴づけられる構造をもつ。さらに、両者とも理論容
量が300mAh/g程度であるものの、現行の非水電
解質電池で採用される充放電条件を用いると理論容量に
到達することはない。
【0007】具体的には、充電容量において、高温型L
iMnO2が150mAh/gであり、低温型LiMn
O2が200mAh/gとされている。放電容量におい
ては、初期には、高温型LiMnO2が50mAh/g
以下の値(2.0V≧V(Li/Li+))であり、低
温型LiMnO2が190mAh/g(2.0V≧V
(Li/Li+))であると、上記文献には記載されて
いる。
iMnO2が150mAh/gであり、低温型LiMn
O2が200mAh/gとされている。放電容量におい
ては、初期には、高温型LiMnO2が50mAh/g
以下の値(2.0V≧V(Li/Li+))であり、低
温型LiMnO2が190mAh/g(2.0V≧V
(Li/Li+))であると、上記文献には記載されて
いる。
【0008】しかし、これらの値は、100μA/cm
2以下の電流密度での報告値である。実用に共されるた
めには、500μA/cm2以上の電流密度での容量が
必要である。このような高負荷の電流密度で使用された
とき、上述の高温型LiMnO2及び高温型LiMnO2
の放電容量はそれぞれ40mAh/g、120mAh/
g程度に低下する。
2以下の電流密度での報告値である。実用に共されるた
めには、500μA/cm2以上の電流密度での容量が
必要である。このような高負荷の電流密度で使用された
とき、上述の高温型LiMnO2及び高温型LiMnO2
の放電容量はそれぞれ40mAh/g、120mAh/
g程度に低下する。
【0009】この理由はつぎの2つであると考えられ
る。第一の理由としては、両者とも図5に示すように、
Mn−Oからなるシートが層状に重なり、当該Mn−O
シートの層間にLiが入り込んだ形態の結晶構造を有す
る。しかしながら、この結晶構造では、Liの拡散パス
はジグザグであり、Liの速い拡散が得られない。ま
た、第二の理由としては、高温型LiMnO2では結晶
性が高く、不純物欠損による電子抵抗が低いが、低温型
LiMnO2では結晶性が低いため不純物抵抗が大き
い。従って、低温型LiMnO2は高負荷すなわち高電
流密度で著しいIRドロップを示すため、エネルギー損
失が大きい。このような状況のなか、Liの拡散が速い
平面型層構造を有し、かつ結晶性の高いLiMnO2が
求められている。
る。第一の理由としては、両者とも図5に示すように、
Mn−Oからなるシートが層状に重なり、当該Mn−O
シートの層間にLiが入り込んだ形態の結晶構造を有す
る。しかしながら、この結晶構造では、Liの拡散パス
はジグザグであり、Liの速い拡散が得られない。ま
た、第二の理由としては、高温型LiMnO2では結晶
性が高く、不純物欠損による電子抵抗が低いが、低温型
LiMnO2では結晶性が低いため不純物抵抗が大き
い。従って、低温型LiMnO2は高負荷すなわち高電
流密度で著しいIRドロップを示すため、エネルギー損
失が大きい。このような状況のなか、Liの拡散が速い
平面型層構造を有し、かつ結晶性の高いLiMnO2が
求められている。
【0010】1996年にArmstrongらはNaMnO2の
Naをイオン置換することでC2/mの空間対象性を有
するLiMnO2を合成した(A.R.Armstrong et al., N
ature,381,499(1996))。これが平面型構造を有する
LiMnO2の最初の報告である。さらに1998年に
は、LiMn0.75Al0.25O2なる組成で、酸素分圧を
制御した合成を行った結果、Armstrongらが報告したL
iMnO2と同じ構造が得られることが報告された(Y.J
ang et al.,Electrochemical and Solid-State Letter
s,1,(1)13(1998))。ここで報告されている化合物
は、高温で合成されているため結晶性が高く、また、平
面のLiの拡散パスによる高負荷での容量改善が期待さ
れた。
Naをイオン置換することでC2/mの空間対象性を有
するLiMnO2を合成した(A.R.Armstrong et al., N
ature,381,499(1996))。これが平面型構造を有する
LiMnO2の最初の報告である。さらに1998年に
は、LiMn0.75Al0.25O2なる組成で、酸素分圧を
制御した合成を行った結果、Armstrongらが報告したL
iMnO2と同じ構造が得られることが報告された(Y.J
ang et al.,Electrochemical and Solid-State Letter
s,1,(1)13(1998))。ここで報告されている化合物
は、高温で合成されているため結晶性が高く、また、平
面のLiの拡散パスによる高負荷での容量改善が期待さ
れた。
【0011】しかし、上述したようなLiMnO2はと
もに充電過程で構造変化(スピネル化)を受け、放電容
量の低下を招くことがわかった。特に、Armstrongらが
報告したLiMnO2は充電過程での構造変化が激しく
放電容量が小さい。
もに充電過程で構造変化(スピネル化)を受け、放電容
量の低下を招くことがわかった。特に、Armstrongらが
報告したLiMnO2は充電過程での構造変化が激しく
放電容量が小さい。
【0012】一方、LiMn0.75Al0.25O2は、Li
MnO2ほど熱力学的に不安定ではないと考えられるよ
うに、LiMnO2と比較すれば上記構造変化を受けに
くい。しかし、電気化学的に不活性なAlの固溶は、同
様に容量が小さい結果を伴う。
MnO2ほど熱力学的に不安定ではないと考えられるよ
うに、LiMnO2と比較すれば上記構造変化を受けに
くい。しかし、電気化学的に不活性なAlの固溶は、同
様に容量が小さい結果を伴う。
【0013】このような状況の中、Alの固溶量を限定
することで、構造変化を少なくして容量を増加させるこ
とが提案されているが、近年の高容量化への要求には未
だ不十分といえる。
することで、構造変化を少なくして容量を増加させるこ
とが提案されているが、近年の高容量化への要求には未
だ不十分といえる。
【0014】本発明は、上述したような従来の実情に鑑
みて提案されたものであり、正極活物質の構造変化を抑
制することにより、容量を更に増加させた非水電解質電
池を提供することを目的とする。
みて提案されたものであり、正極活物質の構造変化を抑
制することにより、容量を更に増加させた非水電解質電
池を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の非水電解質電池
は、リチウム−遷移金属複合酸化物を正極活物質として
含有する正極と、炭素化合物又はリチウム金属を負極活
物質として含有する負極と、上記正極と上記負極との間
に介在される非水電解質とを備え、上記リチウム−遷移
金属複合酸化物は、一般式LixMnO2又はLixMn
1-yAlyO2で表され、式中、0.94≦x≦0.96
であり、0.06≦y<0.25であることを特徴とす
る。
は、リチウム−遷移金属複合酸化物を正極活物質として
含有する正極と、炭素化合物又はリチウム金属を負極活
物質として含有する負極と、上記正極と上記負極との間
に介在される非水電解質とを備え、上記リチウム−遷移
金属複合酸化物は、一般式LixMnO2又はLixMn
1-yAlyO2で表され、式中、0.94≦x≦0.96
であり、0.06≦y<0.25であることを特徴とす
る。
【0016】上述したような本発明に係る非水電解質電
池では、正極活物質として、一般式LixMnO2又はL
ixMn1-yAlyO2で表され、式中0.94≦x≦0.
96であり、0.06≦y<0.25であるようなリチ
ウム−遷移金属複合酸化物を含有しているので、リチウ
ムイオンの拡散が促進されるとともに、リチウムの含有
率を従来のものよりも少なくすることで、構造変化が抑
えられる。また、この非水電解質電池では、LiMn
1-yAlyO2のyの値を規定することで、電気伝導性の
低下を減少させ、同時に結晶構造の熱安定性が向上す
る。
池では、正極活物質として、一般式LixMnO2又はL
ixMn1-yAlyO2で表され、式中0.94≦x≦0.
96であり、0.06≦y<0.25であるようなリチ
ウム−遷移金属複合酸化物を含有しているので、リチウ
ムイオンの拡散が促進されるとともに、リチウムの含有
率を従来のものよりも少なくすることで、構造変化が抑
えられる。また、この非水電解質電池では、LiMn
1-yAlyO2のyの値を規定することで、電気伝導性の
低下を減少させ、同時に結晶構造の熱安定性が向上す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0018】本実施の形態に係る非水電解液電池の一構
成例を図1に示す。この非水電解液電池1は、負極2
と、負極2を収容する負極缶3と、正極4と、正極4を
収容する正極缶5と、正極4と負極2との間に配された
セパレータ6と、絶縁ガスケット7とを備え、負極缶3
及び正極缶5内に非水電解液が充填されてなる。
成例を図1に示す。この非水電解液電池1は、負極2
と、負極2を収容する負極缶3と、正極4と、正極4を
収容する正極缶5と、正極4と負極2との間に配された
セパレータ6と、絶縁ガスケット7とを備え、負極缶3
及び正極缶5内に非水電解液が充填されてなる。
【0019】負極2は、負極活物質となる例えば金属リ
チウム箔からなる。また、負極活物質として、リチウム
をドープ、脱ドープ可能な材料を用いる場合には、負極
2は、負極集電体上に、上記負極活物質を含有する負極
活物質層が形成されてなる。負極集電体としては、例え
ばニッケル箔等が用いられる。また、リチウムイオン電
池を構成する場合、リチウム金属箔を負極2として用い
ることもできる。
チウム箔からなる。また、負極活物質として、リチウム
をドープ、脱ドープ可能な材料を用いる場合には、負極
2は、負極集電体上に、上記負極活物質を含有する負極
活物質層が形成されてなる。負極集電体としては、例え
ばニッケル箔等が用いられる。また、リチウムイオン電
池を構成する場合、リチウム金属箔を負極2として用い
ることもできる。
【0020】リチウムをドープ、脱ドープ可能な負極活
物質としては、金属リチウム、リチウム合金、リチウム
がドープされた導電性高分子、層状化合物(炭素材料や
金属酸化物など)が用いられている。
物質としては、金属リチウム、リチウム合金、リチウム
がドープされた導電性高分子、層状化合物(炭素材料や
金属酸化物など)が用いられている。
【0021】負極活物質層に含有される結合剤として
は、この種の非水電解液電池の負極活物質層の結合剤と
して通常用いられている公知の樹脂材料等を用いること
ができる。
は、この種の非水電解液電池の負極活物質層の結合剤と
して通常用いられている公知の樹脂材料等を用いること
ができる。
【0022】負極缶3は、負極2を収容するものであ
り、また、非水電解液電池1の外部負極となる。
り、また、非水電解液電池1の外部負極となる。
【0023】正極4は、正極集電体上に、正極活物質と
結着剤を含有する正極活物質層が形成されてなる。正極
集電体としては、例えばアルミニウム箔等が用いられ
る。
結着剤を含有する正極活物質層が形成されてなる。正極
集電体としては、例えばアルミニウム箔等が用いられ
る。
【0024】そして、本実施の形態に係る非水電解液電
池1では、正極活物質として、一般式LixMnO2又は
LixMn1-yAlyO2で表され、式中0.94≦x≦
0.96であり、0.06≦y<0.25であるような
リチウム−遷移金属複合酸化物を用いる。
池1では、正極活物質として、一般式LixMnO2又は
LixMn1-yAlyO2で表され、式中0.94≦x≦
0.96であり、0.06≦y<0.25であるような
リチウム−遷移金属複合酸化物を用いる。
【0025】リチウム−遷移金属複合酸化物中のリチウ
ム含有比xを0.94≦x≦0.96と従来のx=1.
0よりも少なくすることで、結晶構造の崩壊から生じる
容量減少を抑制して、当該酸化物を正極活物質として用
いた非水電解液電池1を高容量化することができる。た
だし、ここでは500μA/cm2の高電流密度での容
量に限定するが、この電流密度より高い密度でも同様の
結果が得られる。
ム含有比xを0.94≦x≦0.96と従来のx=1.
0よりも少なくすることで、結晶構造の崩壊から生じる
容量減少を抑制して、当該酸化物を正極活物質として用
いた非水電解液電池1を高容量化することができる。た
だし、ここでは500μA/cm2の高電流密度での容
量に限定するが、この電流密度より高い密度でも同様の
結果が得られる。
【0026】また、LixMnO2のMnの一部をAlに
置換、Alを固溶させてLixMn1 -yAlyO2とするこ
とで、充電過程での結晶構造の熱安定性を向上させる。
充電過程での結晶構造の熱安定性が向上することで、充
電過程でのスピネル転移を抑制し、放電容量を増大させ
る効果があると考えられる。
置換、Alを固溶させてLixMn1 -yAlyO2とするこ
とで、充電過程での結晶構造の熱安定性を向上させる。
充電過程での結晶構造の熱安定性が向上することで、充
電過程でのスピネル転移を抑制し、放電容量を増大させ
る効果があると考えられる。
【0027】このとき、LixMnO2にAlを固溶させ
ると、従来LixMnO2で報告されていたジグザグ型構
造とは異なる層状化合物が得られる。しかし、当該化合
物においては、従来から報告されているLiMnO2系
正極の共通の問題である、充電過程での構造崩壊とそれ
による容量低下を抑制することはできない。
ると、従来LixMnO2で報告されていたジグザグ型構
造とは異なる層状化合物が得られる。しかし、当該化合
物においては、従来から報告されているLiMnO2系
正極の共通の問題である、充電過程での構造崩壊とそれ
による容量低下を抑制することはできない。
【0028】そこで、リチウム含有比x(=Li/(M
n+Al))を上述したように0.94≦x≦0.96
を所定の範囲にすることにより、合成されたリチウム−
遷移金属複合酸化物において上述の構造崩壊が抑制され
ることを見出した。この理由を考察すると、リチウム含
有比x=1.0の際の熱的不安定性が、本発明の手法に
より生成したスピネルドメインによって抑制されると考
えられる。
n+Al))を上述したように0.94≦x≦0.96
を所定の範囲にすることにより、合成されたリチウム−
遷移金属複合酸化物において上述の構造崩壊が抑制され
ることを見出した。この理由を考察すると、リチウム含
有比x=1.0の際の熱的不安定性が、本発明の手法に
より生成したスピネルドメインによって抑制されると考
えられる。
【0029】また、上記LiMn1-yAlyO2における
yの値は、0.06≦y<0.25の範囲である。y<
0.06であると、上述したような、酸化物の結晶構造
の熱安定性を向上させる効果が十分でない。また、y≧
0.25であると、電気化学的に不活性なAlの割合が
増大し、電子伝導性が低下して、LiMn1-yAlyO2
の分極を促進して、容量が低下してしまう。また、Al
の割合が増大することで、同時に酸化還元に預かるMn
又はMn−O結合の量が減少してしまう。従って、yの
値を、0.06≦y<0.25の範囲とすることで、電
気伝導性を低下させることなく、結晶構造の熱安定性を
向上させて、放電容量を増大させることができる。
yの値は、0.06≦y<0.25の範囲である。y<
0.06であると、上述したような、酸化物の結晶構造
の熱安定性を向上させる効果が十分でない。また、y≧
0.25であると、電気化学的に不活性なAlの割合が
増大し、電子伝導性が低下して、LiMn1-yAlyO2
の分極を促進して、容量が低下してしまう。また、Al
の割合が増大することで、同時に酸化還元に預かるMn
又はMn−O結合の量が減少してしまう。従って、yの
値を、0.06≦y<0.25の範囲とすることで、電
気伝導性を低下させることなく、結晶構造の熱安定性を
向上させて、放電容量を増大させることができる。
【0030】さらに、上述したように、このLixMn
O2又はLixMn1-yAlyO2は、空間群C2/mで表
される結晶構造を有する。この空間群C2/mで表され
る結晶構造は、図2に示すように、例えばMn−Oから
なる平面型のシートが層状に重なり、当該Mn−Oシー
トの層間にLiが入り込んだ形態を示す。このような層
状構造では、リチウムイオンの拡散パスが2次元とな
り、リチウムイオンの拡散が効率よく、速やかに行われ
るものとなる。
O2又はLixMn1-yAlyO2は、空間群C2/mで表
される結晶構造を有する。この空間群C2/mで表され
る結晶構造は、図2に示すように、例えばMn−Oから
なる平面型のシートが層状に重なり、当該Mn−Oシー
トの層間にLiが入り込んだ形態を示す。このような層
状構造では、リチウムイオンの拡散パスが2次元とな
り、リチウムイオンの拡散が効率よく、速やかに行われ
るものとなる。
【0031】また、上記正極合剤の結着剤としては、通
常この種の電池の正極合剤に用いられている公知の結着
剤を用いることができるほか、上記正極合剤に公知の添
加剤等を添加することができる。
常この種の電池の正極合剤に用いられている公知の結着
剤を用いることができるほか、上記正極合剤に公知の添
加剤等を添加することができる。
【0032】正極缶5は、正極4を収容するものであ
り、また、非水電解液電池1の外部正極となる。
り、また、非水電解液電池1の外部正極となる。
【0033】セパレータ6は、正極4と、負極2とを離
間させるものであり、この種の非水電解液電池のセパレ
ータとして通常用いられている公知の材料を用いること
ができ、例えばポリプロピレンなどの高分子フィルムが
用いられる。
間させるものであり、この種の非水電解液電池のセパレ
ータとして通常用いられている公知の材料を用いること
ができ、例えばポリプロピレンなどの高分子フィルムが
用いられる。
【0034】絶縁ガスケット7は、負極缶3に組み込ま
れ一体化されている。この絶縁ガスケット7は、負極缶
3及び正極缶5内に充填された非水電解液の漏出を防止
するためのものである。
れ一体化されている。この絶縁ガスケット7は、負極缶
3及び正極缶5内に充填された非水電解液の漏出を防止
するためのものである。
【0035】非水電解液は、電解質を非水溶媒に溶解し
て調製される。
て調製される。
【0036】電解質としては、通常この種の電池の電解
液に用いられている公知の電解質を使用することができ
る。具体的には、LiClO4、LiAsF6、LiPF
6、LiBF4、LiB(C6H5)4、CH3SO3Li、
CF3SO3Li、LiCl,LiBr等のリチウム塩を
挙げることができる。
液に用いられている公知の電解質を使用することができ
る。具体的には、LiClO4、LiAsF6、LiPF
6、LiBF4、LiB(C6H5)4、CH3SO3Li、
CF3SO3Li、LiCl,LiBr等のリチウム塩を
挙げることができる。
【0037】また、非水溶媒としては、従来より非水電
解液に使用されている種々の非水溶媒を使用することが
できる。具体的には、例えばプロピレンカーボネート、
エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−
ジエトキシエタン、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロ
フラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオ
キソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチ
ルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニ
トリル、プロピオニトリル、アニソール、酢酸エステ
ル、酪酸エステル、プロピオン酸エステル等を使用する
ことができる。これらの非水溶媒は単独で使用してもよ
いし、複数種を混合して使用してもよい。
解液に使用されている種々の非水溶媒を使用することが
できる。具体的には、例えばプロピレンカーボネート、
エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−
ジエトキシエタン、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロ
フラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオ
キソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチ
ルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニ
トリル、プロピオニトリル、アニソール、酢酸エステ
ル、酪酸エステル、プロピオン酸エステル等を使用する
ことができる。これらの非水溶媒は単独で使用してもよ
いし、複数種を混合して使用してもよい。
【0038】上述したような非水電解液電池1は、正極
活物質として、一般式LixMnO2又はLixMn1-yA
lyO2で表され、0.94≦x≦0.96であり、0.
06≦y<0.25であるようなリチウム−遷移金属複
合酸化物を用いている。このリチウム−遷移金属複合酸
化物はリチウム含有比xが0.94≦x≦0.96と従
来のx=1よりも少なくすることで結晶構造の崩壊が抑
えられており、それにより、この非水電解液電池1は、
正極活物質の結晶構造の崩壊に起因する容量低下が抑制
されて高容量を有するものとなる。
活物質として、一般式LixMnO2又はLixMn1-yA
lyO2で表され、0.94≦x≦0.96であり、0.
06≦y<0.25であるようなリチウム−遷移金属複
合酸化物を用いている。このリチウム−遷移金属複合酸
化物はリチウム含有比xが0.94≦x≦0.96と従
来のx=1よりも少なくすることで結晶構造の崩壊が抑
えられており、それにより、この非水電解液電池1は、
正極活物質の結晶構造の崩壊に起因する容量低下が抑制
されて高容量を有するものとなる。
【0039】そして、上述したような非水電解液電池1
は、つぎのようにして製造される。
は、つぎのようにして製造される。
【0040】負極2は、負極活物質と結着剤とを溶媒中
に分散させてスラリーの負極合剤を調製する。次に、得
られた負極合剤を集電体上に均一に塗布、乾燥して負極
活物質層を形成することにより作製される。上記負極合
剤の結着剤としては、公知の結着剤を用いることができ
るほか、上記負極合剤には公知の添加剤等を添加するこ
とができる。また、リチウムイオン電池を構成する場
合、リチウム金属箔を負極2として用いることもでき
る。
に分散させてスラリーの負極合剤を調製する。次に、得
られた負極合剤を集電体上に均一に塗布、乾燥して負極
活物質層を形成することにより作製される。上記負極合
剤の結着剤としては、公知の結着剤を用いることができ
るほか、上記負極合剤には公知の添加剤等を添加するこ
とができる。また、リチウムイオン電池を構成する場
合、リチウム金属箔を負極2として用いることもでき
る。
【0041】正極4は、正極活物質と結着剤とを含有す
る正極合剤を、集電体となる金属箔上に均一に塗布、乾
燥して正極活物質層を形成することにより作製される。
上記正極合剤の結着剤としては、公知の結着剤を用いる
ことができるほか、上記正極合剤に公知の添加剤等を添
加することができる。
る正極合剤を、集電体となる金属箔上に均一に塗布、乾
燥して正極活物質層を形成することにより作製される。
上記正極合剤の結着剤としては、公知の結着剤を用いる
ことができるほか、上記正極合剤に公知の添加剤等を添
加することができる。
【0042】ここで、本発明の非水電解液電池1では、
正極活物質として、一般式LixMnO2又はLixMn
1-yAlyO2で表され、0.94≦x≦0.96であ
り、0.06≦y<0.25であるようなリチウム−遷
移金属複合酸化物を用いる。
正極活物質として、一般式LixMnO2又はLixMn
1-yAlyO2で表され、0.94≦x≦0.96であ
り、0.06≦y<0.25であるようなリチウム−遷
移金属複合酸化物を用いる。
【0043】非水電解液は、電解質塩を非水溶媒中に溶
解することにより調製される。
解することにより調製される。
【0044】そして、負極2を負極缶3に収容し、正極
4を正極缶5に収容し、負極2と正極4との間に、ポリ
プロピレン製多孔質膜等からなるセパレータ6を配す
る。負極缶3及び正極缶5内に非水電解液を注入し、絶
縁ガスケット7を介して負極缶3と正極缶5とをかしめ
て固定することにより、非水電解液電池1が完成する。
4を正極缶5に収容し、負極2と正極4との間に、ポリ
プロピレン製多孔質膜等からなるセパレータ6を配す
る。負極缶3及び正極缶5内に非水電解液を注入し、絶
縁ガスケット7を介して負極缶3と正極缶5とをかしめ
て固定することにより、非水電解液電池1が完成する。
【0045】上述した実施の形態では、非水電解質電池
として、非水溶媒に電解質が溶解されてなる非水電解液
を用いた非水電解液電池1を例に挙げて説明したが、本
発明は、マトリクス高分子中に電解質が分散されてなる
固体電解質を用いた電池や、膨潤溶媒を含有するゲル状
の固体電解質を用いた電池についても適用可能である。
また、本発明の電池は、一次電池についても二次電池に
ついても適用可能である。
として、非水溶媒に電解質が溶解されてなる非水電解液
を用いた非水電解液電池1を例に挙げて説明したが、本
発明は、マトリクス高分子中に電解質が分散されてなる
固体電解質を用いた電池や、膨潤溶媒を含有するゲル状
の固体電解質を用いた電池についても適用可能である。
また、本発明の電池は、一次電池についても二次電池に
ついても適用可能である。
【0046】また、本発明の電池は、円筒型、角型、コ
イン型、ボタン型等、その形状については特に限定され
ることはなく、また、薄型、大型等の種々の大きさにす
ることができる。
イン型、ボタン型等、その形状については特に限定され
ることはなく、また、薄型、大型等の種々の大きさにす
ることができる。
【0047】
【実施例】つぎに、本発明の効果を調べるべく、上述し
たような電池を作製し、その特性を評価した実験例につ
いて述べる。
たような電池を作製し、その特性を評価した実験例につ
いて述べる。
【0048】ここで、本実施例で正極活物質として用い
た一般式LixMn1-yAlyO2で表される化合物には、
最適なy値領域として0.06≦y<0.25が存在す
るが、xの変化による効果は、上記y領域を満たす範囲
では同等と考えられるので、代表的なyの値としてy=
0.06を用いた。すなわちLixMn0.94Al0.06O2
で表される化合物について、xの値を変えて実験を行
い、最適なxの範囲を求めた。
た一般式LixMn1-yAlyO2で表される化合物には、
最適なy値領域として0.06≦y<0.25が存在す
るが、xの変化による効果は、上記y領域を満たす範囲
では同等と考えられるので、代表的なyの値としてy=
0.06を用いた。すなわちLixMn0.94Al0.06O2
で表される化合物について、xの値を変えて実験を行
い、最適なxの範囲を求めた。
【0049】〈実施例1〉まず、正極活物質を合成し
た。
た。
【0050】まず、マンガン原料としてγ−MnO
2と、リチウム原料としてLi2CO3と、アルミニウム
原料としてAl(OH)3とを、モル比でLi:Mn:
Al=0.94:0.94:0.06となるようにそれ
ぞれ秤量した。そして、メノウ乳鉢を用いて、不純物が
混入しないように上記の各原料を十分に混合して混合粉
末とした。
2と、リチウム原料としてLi2CO3と、アルミニウム
原料としてAl(OH)3とを、モル比でLi:Mn:
Al=0.94:0.94:0.06となるようにそれ
ぞれ秤量した。そして、メノウ乳鉢を用いて、不純物が
混入しないように上記の各原料を十分に混合して混合粉
末とした。
【0051】次に、得られた混合粉末を、15mm径、
5mm厚の円板状ペレットに圧縮成型した。そして、こ
のペレットを空気中、10℃/分の昇温速度で1000
℃になるまで加熱し、保持した。加熱保持時間は、リチ
ウムとマンガンとアルミニウムとが完全に反応して単相
化するために、12時間に設定した。
5mm厚の円板状ペレットに圧縮成型した。そして、こ
のペレットを空気中、10℃/分の昇温速度で1000
℃になるまで加熱し、保持した。加熱保持時間は、リチ
ウムとマンガンとアルミニウムとが完全に反応して単相
化するために、12時間に設定した。
【0052】次に、焼成されたペレットを、大気中で速
やかに冷却して、粉末状の正極活物質を得た。
やかに冷却して、粉末状の正極活物質を得た。
【0053】そして、上述のようにして得られた化合物
を正極活物質として用いて電池を作製した。
を正極活物質として用いて電池を作製した。
【0054】まず、正極活物質を80重量%と、導電剤
としてグラファイトを15重量%と、結着剤としてポリ
フッ化ビニリデンを5重量%とを均一に混合して正極合
剤を調製した。なお、上記グラファイトには、平均粒径
が5μm〜20μmである、ロンザ社製のKS−15を
用いた。また、上記ポリフッ化ビニリデンには、アルド
リッチ社製の#1300を用いた。
としてグラファイトを15重量%と、結着剤としてポリ
フッ化ビニリデンを5重量%とを均一に混合して正極合
剤を調製した。なお、上記グラファイトには、平均粒径
が5μm〜20μmである、ロンザ社製のKS−15を
用いた。また、上記ポリフッ化ビニリデンには、アルド
リッチ社製の#1300を用いた。
【0055】次に、この正極合剤を集電体となるアルミ
ニウムメッシュ上に塗布して圧縮し、乾燥アルゴン雰囲
気中、100℃で1時間乾燥することにより正極活物質
層を形成した。そして、正極活物質層が形成されたアル
ミニウムメッシュを、直径15.5mmの円板状に打ち
抜くことによりペレット状の正極とした。なお、この正
極1個には、60mgの活物質が担持されている。
ニウムメッシュ上に塗布して圧縮し、乾燥アルゴン雰囲
気中、100℃で1時間乾燥することにより正極活物質
層を形成した。そして、正極活物質層が形成されたアル
ミニウムメッシュを、直径15.5mmの円板状に打ち
抜くことによりペレット状の正極とした。なお、この正
極1個には、60mgの活物質が担持されている。
【0056】また、リチウム金属箔を正極と略同形に打
ち抜くことにより負極とした。
ち抜くことにより負極とした。
【0057】また、プロピレンカーボネートとジメチル
カーボネートとの等容量混合溶媒に、LiPF6を1m
ol/lの濃度で溶解させることにより非水電解液を調
製した。
カーボネートとの等容量混合溶媒に、LiPF6を1m
ol/lの濃度で溶解させることにより非水電解液を調
製した。
【0058】以上のようにして得られた正極を正極缶に
収容し、負極を負極缶に収容し、正極と負極との間にセ
パレータを配した。正極缶及び負極缶内に非水電解液を
注入し、正極缶と負極缶とをかしめて固定すこるとによ
り、2025型のコイン型テストセルを作製した。な
お、以上の工程は、すべて乾燥雰囲気中で行った。
収容し、負極を負極缶に収容し、正極と負極との間にセ
パレータを配した。正極缶及び負極缶内に非水電解液を
注入し、正極缶と負極缶とをかしめて固定すこるとによ
り、2025型のコイン型テストセルを作製した。な
お、以上の工程は、すべて乾燥雰囲気中で行った。
【0059】〈実施例2〉γ−MnO2と、Li2CO3
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.95:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.95:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
【0060】〈実施例3〉γ−MnO2と、Li2CO3
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.96:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.96:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
【0061】〈比較例1〉γ−MnO2と、Li2CO3
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
1.00:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
1.00:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
【0062】〈比較例2〉γ−MnO2と、Li2CO3
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.98:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.98:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
【0063】〈比較例3〉γ−MnO2と、Li2CO3
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.92:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.92:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
【0064】〈比較例4〉γ−MnO2と、Li2CO3
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.90:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.90:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
【0065】〈比較例5〉γ−MnO2と、Li2CO3
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.80:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
と、Al(OH)3とを、モル比でLi:Mn:Al=
0.80:0.94:0.06となるように用いたこと
以外は、実施例1と同様にして非水電解液電池を作製し
た。
【0066】そして、以上のようにして作製された電池
に対して、容量評価試験を行った。
に対して、容量評価試験を行った。
【0067】容量評価試験としては、まず、各電池に対
して、500μA/セルの電流密度で、定電流充電を、
開回路電圧が4.5±0.5V(対リチウム電位)に達
するまで行った。次に、電流密度500μA/セルでの
定電流放電を、閉回路電圧が2.0V(対リチウム電
位)となるまで行い、放電容量を測定した。
して、500μA/セルの電流密度で、定電流充電を、
開回路電圧が4.5±0.5V(対リチウム電位)に達
するまで行った。次に、電流密度500μA/セルでの
定電流放電を、閉回路電圧が2.0V(対リチウム電
位)となるまで行い、放電容量を測定した。
【0068】実施例1〜実施例6及び比較例1〜比較例
5の電池について、正極活物質として用いたLixMn
0.94Al0.06O2におけるxの値と、放電容量との関係
を図3に示す。
5の電池について、正極活物質として用いたLixMn
0.94Al0.06O2におけるxの値と、放電容量との関係
を図3に示す。
【0069】図3から明らかなように、xが、0.94
≦x≦0.96の範囲である実施例1〜実施例3の電池
では、140mAh/gを越える高い容量が得られてい
ることがわかる。一方、xが0.94未満の比較例3〜
比較例5の電池、及びxが096以上を超える比較例1
及び比較例2の電池では、十分な容量が得られていな
い。
≦x≦0.96の範囲である実施例1〜実施例3の電池
では、140mAh/gを越える高い容量が得られてい
ることがわかる。一方、xが0.94未満の比較例3〜
比較例5の電池、及びxが096以上を超える比較例1
及び比較例2の電池では、十分な容量が得られていな
い。
【0070】さらに、xの値が0.7の場合、結晶構造
的には0.70<x<1.00と同じ現象を有するが、
理論容量が140mAh/g程度であるスピネル構造を
多く含むため、放電容量がx=1.00の場合よりも低
下することが判明した。
的には0.70<x<1.00と同じ現象を有するが、
理論容量が140mAh/g程度であるスピネル構造を
多く含むため、放電容量がx=1.00の場合よりも低
下することが判明した。
【0071】ここで、比較例1で作製したLi1.0Mn
0.94Al0.06O2 についてのX線回折チャートを図4に
示す。図4から、リチウム含有比xが1.0の場合であ
ると、充電に伴ってC2/m構造が崩壊してしまうこと
がわかる。この構造崩壊は容量減少の原因となる。一
方、リチウム含有比xを0.94≦x≦0.96の範囲
とした場合には、容量低下の原因となる構造崩壊が抑え
られていることが確認された。
0.94Al0.06O2 についてのX線回折チャートを図4に
示す。図4から、リチウム含有比xが1.0の場合であ
ると、充電に伴ってC2/m構造が崩壊してしまうこと
がわかる。この構造崩壊は容量減少の原因となる。一
方、リチウム含有比xを0.94≦x≦0.96の範囲
とした場合には、容量低下の原因となる構造崩壊が抑え
られていることが確認された。
【0072】従って、xが0.94≦x≦0.96の範
囲であるLixMn1-yAlyO2を正極活物質として用い
ることで、高い容量が得られることがわかった。ただ
し、ここでは500μm/cm2の高電流密度での容量
に限定したが、この電流密度より高い電流密度であって
も同様の結果が得られる。
囲であるLixMn1-yAlyO2を正極活物質として用い
ることで、高い容量が得られることがわかった。ただ
し、ここでは500μm/cm2の高電流密度での容量
に限定したが、この電流密度より高い電流密度であって
も同様の結果が得られる。
【0073】また、Alが固溶されていないLixMn
O2を正極活物質として用いる場合でも、xを0.94
≦x≦0.96の範囲とすることで、140mAh/g
を越える高い容量を実現することができる。
O2を正極活物質として用いる場合でも、xを0.94
≦x≦0.96の範囲とすることで、140mAh/g
を越える高い容量を実現することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明では、一般式LixMnO2又はL
ixMn1-yAlyO2で表され、0.94≦x≦0.96
であり、0.06≦y<0.25であるような、リチウ
ム含有比xが従来よりも少ないリチウム−遷移金属複合
酸化物を正極活物質として用いることで、正極活物質の
結晶構造の崩壊に起因する容量低下が抑制されて高容量
を有する非水電解液電池を実現することができる。
ixMn1-yAlyO2で表され、0.94≦x≦0.96
であり、0.06≦y<0.25であるような、リチウ
ム含有比xが従来よりも少ないリチウム−遷移金属複合
酸化物を正極活物質として用いることで、正極活物質の
結晶構造の崩壊に起因する容量低下が抑制されて高容量
を有する非水電解液電池を実現することができる。
【図1】本発明の非水電解質電池の一構成例を示す断面
図である。
図である。
【図2】本発明の電池で正極活物質として用いられるL
iMn1-yAlyO2の、空間群C2/mで表される結晶
構造の形態を示した図である。
iMn1-yAlyO2の、空間群C2/mで表される結晶
構造の形態を示した図である。
【図3】実施例及び比較例で作製した電池について、x
の値と放電容量との関係を示した図である。
の値と放電容量との関係を示した図である。
【図4】比較例1で作製した正極活物質について、X線
回折により調べた結晶構造の変化を示す図である。
回折により調べた結晶構造の変化を示す図である。
【図5】従来の電池で正極活物質として用いられてる、
orthorombic系LiMnO2の結晶構造の形態を示した図
である。
orthorombic系LiMnO2の結晶構造の形態を示した図
である。
1 非水電解液電池、 2 負極、 3 負極缶、 4
正極、 5 正極缶、6 セパレータ、 7 絶縁ガ
スケット
正極、 5 正極缶、6 セパレータ、 7 絶縁ガ
スケット
Claims (2)
- 【請求項1】 リチウム−遷移金属複合酸化物を正極活
物質として含有する正極と、 炭素化合物又はリチウム金属を負極活物質として含有す
る負極と、 上記正極と上記負極との間に介在される非水電解質とを
備え、 上記リチウム−遷移金属複合酸化物は、一般式LixM
nO2又はLixMn1-yAlyO2で表され、式中、0.
94≦x≦0.96であり、0.06≦y<0.25で
あることを特徴とする非水電解質電池。 - 【請求項2】 上記一般式LixMnO2又はLixMn
1-yAlyO2で表されるリチウム−遷移金属複合酸化物
は、空間群C2/mで表される結晶構造を有することを
特徴とする請求項1記載の非水電解質電池。
Priority Applications (7)
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---|---|---|---|
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EP01105813A EP1134825A2 (en) | 2000-03-17 | 2001-03-08 | Non-aqueous electrolyte cell |
CA002340483A CA2340483A1 (en) | 2000-03-17 | 2001-03-13 | Non-aqueous electrolyte cell |
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KR1020010013863A KR20010090494A (ko) | 2000-03-17 | 2001-03-17 | 비-수용성 전해질 전지 |
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JP2000081858A JP2001266881A (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 非水電解質電池 |
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Family Applications (1)
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TW (1) | TW493292B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285361A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Tosoh Corp | Al置換電解二酸化マンガン及びそれを用いた電池用正極材料 |
-
2000
- 2000-03-17 JP JP2000081858A patent/JP2001266881A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-03-06 TW TW090105141A patent/TW493292B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-03-08 EP EP01105813A patent/EP1134825A2/en not_active Withdrawn
- 2001-03-13 CA CA002340483A patent/CA2340483A1/en not_active Abandoned
- 2001-03-16 CN CN01111610A patent/CN1314718A/zh active Pending
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- 2001-03-19 US US09/811,897 patent/US20010053483A1/en not_active Abandoned
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008285361A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Tosoh Corp | Al置換電解二酸化マンガン及びそれを用いた電池用正極材料 |
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KR20010090494A (ko) | 2001-10-18 |
TW493292B (en) | 2002-07-01 |
US20010053483A1 (en) | 2001-12-20 |
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EP1134825A2 (en) | 2001-09-19 |
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Legal Events
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