JP2001266721A - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

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JP2001266721A
JP2001266721A JP2000078311A JP2000078311A JP2001266721A JP 2001266721 A JP2001266721 A JP 2001266721A JP 2000078311 A JP2000078311 A JP 2000078311A JP 2000078311 A JP2000078311 A JP 2000078311A JP 2001266721 A JP2001266721 A JP 2001266721A
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JP
Japan
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diaphragm
pressure
switch
responsive
double annular
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Application number
JP2000078311A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Hayashi
哲夫 林
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Sanwa Denki Seisakusho KK
Original Assignee
Sanwa Denki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイヤフラムに高い圧力が加わって応動部が伸
長しても、ダイヤフラムの外周縁部が確実に固定され、
また簡単な構造で耐久性のある信頼性の高い圧力スイッ
チを提供することにある。 【解決手段】トグルばね機構22と連動して作動しマイ
クロスイッチ30をオン、オフする圧力スイッチにおい
て、 スイッチ本体1を2分割し、この分割部に圧力
源と連通する圧力室10及びこの圧力室の周囲にダイヤ
フラム挟持部11を設け、このダイヤフラム挟持部にダ
イヤフラムの外周縁部12aを挟持して固定して前記圧
力室を前記ダイヤフラムの応動部12bによって圧力源
側と大気圧側とを区画するとともに、前記ダイヤフラム
の外周縁部に二重環状リブ15を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、エアコ
ンプレッサ等に取付けられ、圧力に応動してオン、オフ
するマイクロスイッチを備えた圧力スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】圧力スイッチは、例えば、実公昭54−
32199号公報、実公昭55−4899号公報等で知
られているように、エア、ガス等の気体を収容するタン
クに取付けられ、タンク内の気体の圧力を感知し、その
圧力に応じてオン、オフするようになっている。
【0003】気体の圧力を感知する手段としては、スイ
ッチ本体に圧力源と連通する圧力室が設けられ、この圧
力室には圧力源側と大気圧側とを区画するダイヤフラム
が設けられている。ダイヤフラムは圧力源側の圧力を受
け、設定圧以上になるとダイヤフラムが応動し、このダ
イヤフラムと連動してトグルばね機構が反転動作するよ
うになっている。そして、トグルばね機構の動作に連動
してマイクロスイッチがオン(またはオフ)するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した圧
力スイッチは、ダイヤフラムの応動部(伸縮部)の周囲
の外周縁部がスイッチ本体に挟持固定され、応動部に圧
力が加わってもダイヤフラムの外周縁部がスイッチ本体
から外れないようになっているが、予想しない高圧がダ
イヤフラムの応動部に加わってとき、外周縁部がスイッ
チ本体から外れる虞がある。
【0005】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、簡単な構造でありな
がら、予想しない高圧がダイヤフラムの応動部に加わっ
ても外周縁部がスイッチ本体から外れる虞はなく、耐久
性に優れた信頼性の高い圧力スイッチを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、スイッチ本体と、このス
イッチ本体に設けられ圧力源からの圧力に応動するダイ
ヤフラムと、このダイヤフラムと連動して反転動作する
トグルばね機構と、このトグルばね機構と連動して作動
しマイクロスイッチをオン、オフする作動板とからなる
圧力スイッチにおいて、前記スイッチ本体を2分割し、
この分割部に圧力源と連通する圧力室及びこの圧力室の
周囲にダイヤフラム挟持部を設け、このダイヤフラム挟
持部に前記ダイヤフラムの外周縁部を挟持して固定して
前記圧力室を前記ダイヤフラムの応動部によって圧力源
側と大気圧側とを区画するとともに、前記ダイヤフラム
の外周縁部に二重環状リブを設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2は、請求項1の前記ダイヤフラム
挟持部に、前記ダイヤフラムの二重環状リブと係合する
二重環状溝を設けたことを特徴とする。
【0008】前記構成によれば、ダイヤフラムの外周縁
部がダイヤフラム挟持部に挟持固定される。しかも、ダ
イヤフラムの外周縁部には二重環状リブが設けられ、二
重環状溝に係合しているため、応動部に高い圧力が加わ
ってもダイヤフラムがダイヤフラム挟持部から抜け出る
ことはない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0010】図1は圧力スイッチの縦断側面図、図2は
図1のA−A線に沿う断面図、図3はダイヤフラムを示
し、(a)は下面図、(b)はB−B線に沿う断面図で
ある。ダイキャスト等によって成形されたケース本体1
は下部ケース2と上部ケース3とに2分割されている。
下部ケース2には連通孔4を有する円筒部5と、この円
筒部5に一体のフランジ部6とから構成されている。こ
のフランジ部6には複数個の取付け孔7が設けられ、こ
の取付け孔7に対応する上部ケース3にはねじ孔8が設
けられている。
【0011】下部ケース2と上部ケース3の分割部9に
は両者に跨って圧力室10が設けられ、この圧力室10
の周囲における分割部9にはダイヤフラム挟持部11が
設けられている。ダイヤフラム挟持部11はダイヤフラ
ム12の外周縁部12aを挟持するもので、下部ケース
2の分割面には圧力室10を囲撓するように二重環状溝
13が設けられ、溝間には環状突条14が設けられてい
る。
【0012】ここで、ダイヤフラム12について述べる
と、図3に示すように、例えば、繊維強化NBR等のゴ
ムからなり、円板状に成形されている。ダイヤフラム1
2の中央部には圧力によって伸縮する応動部12bが設
けられ、この応動部12bの周囲に外周縁部12aが設
けられている。ダイヤフラム12の下面における外周縁
部12aには前記二重環状溝13に係合するように二重
環状リブ15が設けられている。この二重環状リブ15
は内周側が幅広で、外周側が狭幅に形成されている。
【0013】このように構成されたダイヤフラム12の
二重環状リブ15を下向きにして下部ケース2の分割面
に載置すると、二重環状リブ15が二重環状溝13に係
合する。この下部ケース2の上面を上部ケース3の下面
に接合し、固定ねじ16を取付け孔7から挿入してねじ
孔8に締め付けると、下部ケース2と上部ケース3とは
結合されるとともに、ダイヤフラム12の外周縁部12
aがダイヤフラム挟持部11に挟持固定される。しか
も、ダイヤフラム12の外周縁部12aには二重環状リ
ブ15が設けられ、二重環状溝13に係合しているた
め、応動部12bに高い圧力が加わってもダイヤフラム
12がダイヤフラム挟持部11から抜け出ることはな
い。
【0014】上部ケース3の上部にはフレーム17が固
定され、このフレーム17にはブラケット18が固定さ
れている。また、圧力室10の大気圧側にはダイヤフラ
ム12の応動部12bに接触する連結子19が設けら
れ、この連結子19はブラケット18に調整ねじ20を
介して支持されたコイルスプリング21によって下方に
弾性的に押圧されている。上部ケース3にはトグルばね
機構22が取付けられており、このトグルばね機構22
の第1の作動片23は連結子19のくびれ部19aと係
合している。第1の作動片23は板ばね24を介して第
2の作動片25が連結されており、第1の作動片23と
第2の作動片25は上下逆方向に作動するようになって
いる。
【0015】第2の作動片25はフレーム17に固定さ
れたストッパ26によって所定の位置で静止するように
なっており、この第2の作動片25には上方へ突出する
掛止片27が設けられている。フレーム17には上下動
自在な作動板28が設けられ、この作動板28の下端部
には掛止片27とギャップgを介して掛止する掛止部2
8aが設けられている。
【0016】作動板28はフレーム17に設けられたス
プリング29によって上方に付勢されており、作動板2
8の上端部はフレーム17に固定されたマイクロスイッ
チ30と連動し、作動板28の上下動によってマイクロ
スイッチ30がオン、オフするようになっている。この
マイクロスイッチ30は樹脂モールドされており、完全
防塵構造になっている。また、マイクロスイッチ30を
含むフレーム17は略円筒状のカバー31によって覆わ
れており、このカバー31は上部ケース3に対して固定
ねじ32によって固定されている。
【0017】次に、前述のように構成された圧力スイッ
チの作用について説明する。
【0018】連通孔4からダイヤフラム12の応動部1
2bに加わる圧力源の圧力が設定値以下であれば、コイ
ルスプリング21の付勢力によって作動子19が押し下
げられている。従って、トグルばね機構22の第1の作
動片23は下方へ、第2の作動片25は上方へ移動して
ストッパ26に当接しており、掛止片27と作動板28
の掛止部28aとの間にはギャップgが形成され、マイ
クロスイッチ30はオン(またはオフ)状態にある。
【0019】このような状態から何らかの原因により圧
力源の圧力が設定値を超えると、ダイヤフラム12の応
動部12bが押上げられ、コイルスプリング21の付勢
力に打ち勝って作動子19が押し上げられる。従って、
トグルばね機構22の第1の作動片23は上方へ押上げ
られ、デッドポイントを超えると、板ばね24によって
反転動作し、第2の作動片25は瞬時に下方へ移動す
る。このとき、掛止片27も一体に下方へ移動するが、
掛止部28aとの間にギャップgが設けられているた
め、掛止片27に加速度が加わって作動板28に伝達さ
れるため、作動板28は瞬時に下方へ移動してマイクロ
スイッチ30はオフ(またはオン)になる。このように
作動板28が瞬時に下方へ移動することにより、マイク
ロスイッチ30がオンからオフ(またはオフからオン)
に切り替わる際の不安定感がなくなり、接触不良、点滅
を防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、圧力室に設けたダイヤフラムの外周縁部に二重環状
リブを設けたため、ダイヤフラムに高い圧力が加わって
応動部が伸長しても、ダイヤフラムの外周縁部が確実に
固定され、また簡単な構造で耐久性のある信頼性の高い
圧力スイッチを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の圧力スイッチの縦
断側面図。
【図2】同実施形態を示し、図1のA−A線に沿う断面
図。
【図3】同実施形態のダイヤフラムを示し、(a)は下
面図、(b)はB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…ケース本体 10…圧力室 11…ダイヤフラム挟持部 12…ダイヤフラム 12a…外周縁部 13…二重環状溝 15…二重環状リブ 22…トグルばね機構 28…作動板 30…マイクロスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体と、このスイッチ本体に設
    けられ圧力源からの圧力に応動するダイヤフラムと、こ
    のダイヤフラムと連動して反転動作するトグルばね機構
    と、このトグルばね機構と連動して作動しマイクロスイ
    ッチをオン、オフする作動板とからなる圧力スイッチに
    おいて、 前記スイッチ本体を2分割し、この分割部に圧力源と連
    通する圧力室及びこの圧力室の周囲にダイヤフラム挟持
    部を設け、このダイヤフラム挟持部に前記ダイヤフラム
    の外周縁部を挟持して固定して前記圧力室を前記ダイヤ
    フラムの応動部によって圧力源側と大気圧側とを区画す
    るとともに、前記ダイヤフラムの外周縁部に二重環状リ
    ブを設けたことを特徴とする圧力スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤフラム挟持部に、前記ダイヤ
    フラムの二重環状リブと係合する二重環状溝を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の圧力スイッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100444298C (zh) * 2006-10-31 2008-12-17 杨克庆 具有防漏自保功能的压力开关
US7777142B2 (en) 2005-06-01 2010-08-17 Surpass Industry Co. Ltd Pressure switch
CN112652503A (zh) * 2019-10-10 2021-04-13 侯耀淞 压差开关

Cited By (3)

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CN100444298C (zh) * 2006-10-31 2008-12-17 杨克庆 具有防漏自保功能的压力开关
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