JP2001266114A - 画像センサ - Google Patents

画像センサ

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JP2001266114A JP2000081180A JP2000081180A JP2001266114A JP 2001266114 A JP2001266114 A JP 2001266114A JP 2000081180 A JP2000081180 A JP 2000081180A JP 2000081180 A JP2000081180 A JP 2000081180A JP 2001266114 A JP2001266114 A JP 2001266114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯システムなどに設けられる画像センサに
おいて、視野域近傍に存在するマスクを高精度に判定す
る。 【解決手段】 第1照射器26及び第2照射器28によ
って微少光が視野域近傍に照射され、その状態で照射時
画像が取得される。一方、それらの照射器を駆動しない
状態で非照射時画像が取得される。照射時画像の輝度値
及び両画像の差分画像の輝度値に基づいてマスクの有無
が判定される。その判定にあたっては一定条件を満たす
範囲及び期間が考慮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像センサに関し、
特に撮像カメラの視野域近傍に設けられたマスク(監視
遮蔽部材)の検出に関する。
【0002】
【従来の技術】画像センサは、防犯用途をはじめ、各種
の用途に用いられている。防犯用の画像センサは、例え
ば、天井や壁に設置され、監視領域を撮像することによ
って侵入者などが検知される。従来の画像センサにおい
ては、撮像カメラの前面側(撮像側)にカメラの隠蔽や
保護のために窓部材(カバー)が設けられる。つまり、
そのような窓部材を介して撮像カメラにて監視が行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、窓部材
にガムテープなどのマスクが貼られたり、その近傍にマ
スクが垂らされたりすると、そのような画策行為による
視野障害により監視が行えなくなる。また、画策行為と
は言えなくても、商店内などにおいて、うっかり窓部材
の近傍に天井から広告紙などが垂らされると、同様の問
題が生じる。
【0004】従来においては、画像中のエッジ情報が少
ないことを利用したマスク検出が提案されているが、縞
模様などが入った特殊のマスクを利用すると、その判定
精度が低下するという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、撮像手段の近傍に存在するマ
スクを高精度に判定することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮像手段と、前記撮像手段の視野域へ所
定光を照射する照射手段と、前記照射手段の照射時にお
いて前記撮像手段によって撮像された照射時画像と、前
記照射手段の非照射時において前記撮像手段によって撮
像された非照射時画像との差分を演算する差分演算手段
と、少なくとも前記差分に基づいて、前記撮像手段の視
野を遮るマスクを判定する判定手段と、を含むことを特
徴とする。
【0007】上記構成によれば、撮像手段の視野内の近
傍にマスクが存在すると、照射時画像と非照射時画像と
の差分、すなわち輝度差が大きくなるので、それをもっ
て当該マスクの存在を判定可能である。
【0008】ここで、前記所定光は、視野域近傍にのみ
実質的に到達する微弱光であるのが望ましい。その理由
は、あまり強度の光を利用すると、本来の撮像対象自体
が明るくなって、マスク判定の精度を低下させるからで
ある。例えば、夜間照明用の光量よりも小さく、かつ窓
部材を越えて視野域へ到達する程度の光量に設定するの
が望ましい。
【0009】望ましくは、上記構成において、前記判定
手段は、前記照射時画像の輝度が第1閾値を超える第1
判定条件、及び、前記差分が第2閾値を超える第2判定
条件に基づいて、前記マスクを判定する。照射時画像単
独でマスク判定を行うと、背景(撮像対象)の変化や監
視領域の明るさなどにより、その判定精度が低下するお
それがあるが、上記のように第1判定条件の他に、差分
を基準とする第2判定条件を利用すれば、両者相俟って
判定精度を向上可能である。つまり、例えば窓部材の表
面上にマスクが貼られたり、あるいは、その近傍にマス
クが垂らされたりすると、マスクによる光散乱又は反射
によって、例えば照射時画像の輝度が上がり、同時に、
差分も大きくなる。そこで、そのような2つの現象をと
もに評価対象として総合考慮し、これにより判定精度の
向上を図るものである。なお、撮像環境によっては、差
分単独でもマスク判定を行える。
【0010】望ましくは、上記構成において、前記判定
手段は、前記第1判定条件及び前記第2判定条件をとも
に満足する範囲の大きさに基づいて、前記マスクを判定
する。この構成によれば、範囲の大きさを考慮できるの
で、単なる小さい障害による誤報を防止できる。
【0011】望ましくは、上記構成において、前記判定
手段は、前記第1判定条件及び前記第2判定条件をとも
に満足する期間の時間的継続性に基づいて、前記マスク
を判定する。この構成によれば、期間の長さを考慮でき
るので、単なる虫の付着、窓部材又はカメラレンズの清
掃などによる誤報を防止できる。
【0012】望ましくは、前記判定手段は、撮像画像に
おける所定単位ごとに、前記所定光の照射時における輝
度値と第1閾値とを比較する手段と、前記所定単位ごと
に、前記差分と第2閾値とを比較する手段と、前記所定
光の照射時における輝度値が前記第1閾値を超える第1
判定条件と、前記差分が前記第2閾値を超える第2判定
条件の2つの判定条件を同時に満たす単位数を演算する
手段と、前記単位数と第3閾値とを比較する手段と、前
記単位数が前記第3閾値を超える期間と第4閾値とを比
較する手段と、前記期間が第4閾値を超えることに基づ
いて、前記マスクを判定する手段と、を含むことを特徴
とする。
【0013】上記構成によれば、撮像画像が所定単位ご
とに区分され、その所定単位ごとに第1判定条件及び第
2判定条件のチェックが行われ、両条件を満足する範囲
及び期間を考慮した上で、マスクの判定を行える。よっ
て、各種条件を加味して高精度のマスク判定を行える。
上記所定単位は例えば撮像画像を複数のブロックに区分
した各ブロックに相当し、各ブロックごとに最初に平均
輝度(代表値)を求めて、それを利用して各種の比較判
定を行うのが望ましい。かかる構成によれば、計算時間
の短縮、メモリ量の削減、対ノイズ性能の向上、などの
利点を享受できる。もちろん、画像を構成する各画素を
所定単位とすればより高精度の判定を行える。
【0014】なお、照明時には視野域近傍の全体が照明
されるようにするのが望ましい。このため夜間照明用の
照射器を単独で又は併用してもよい。但し、その場合に
は照射光量が微小光量になるように制御するのが望まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0016】図1には、本発明に係る画像センサを有す
る監視システムの全体構成が概念的に示されている。こ
の監視システムは、大別して、警備センタ8と、それに
公衆電話回線あるいは専用回線からなる通信網11を介
して接続される1又は複数の監視部10とで構成され
る。警備センタ8は、各監視部10を外部において集中
管理する設備である。
【0017】監視部10は、例えば、警備を行うビルあ
るいはそのフロアごとに設置されるものである。監視部
10は、本発明に係る複数の画像センサ12を備える。
各画像センサ12は、警備の必要な箇所に設置され、具
体的には天井、壁、エレベータ内などに設置される。コ
ントローラ14は、各画像センサからの画像情報や報知
信号などを受信し、それを通信網11を介して、警備セ
ンタ8に送信する。また、コントローラ14は、各画像
センサの管理を行うとともに、火災センサ16や非常ボ
タン18などからの信号を処理し、それに基づいて各種
の制御を実行する。コントローラ14には必要に応じ
て、電話機20やモニタ(図示せず)、その他の付帯設
備が接続される。
【0018】以上の構成は従来の監視システムでも同様
であるが、本実施形態においては、各画像センサ12が
その動作信頼性を確保するための各種の機能を有してお
り、以下、画像センサ12について詳述する。
【0019】図2には、画像センサ12の各機能がブロ
ック図として示されている。演算処理部22は例えばマ
イコンで構成され、その演算処理部22には照射制御部
30を介して第1照射器26及び第2照射器28が接続
されている。ここで、照射制御部30は、演算処理部2
2からの指令に基づいて、第1照射器26及び第2照射
器28の動作を制御している。ここで、その動作のオン
オフ制御の他、環境光レベルに従った光量制御を行うよ
うにしてもよい。
【0020】後述するように、第1照射器26は、夜間
における撮像を行うために、比較的強度の赤外光(近赤
外光)を監視エリアへ照射する装置である。第2照射器
28は、本実施形態において、窓部材(監視窓部材)1
3に関連して生じる各種の監視阻害要因を検知するため
に、微弱の赤外光(近赤外光)を照射する装置である。
なお、照射する光は可視光を利用することもできる。そ
の微弱赤外光は窓部材13を透過して撮像側へ放射され
ているが、後に図3に示すように、導光部材(プリズム
ないし拡散部材)によって、その外部へ出る赤外光の一
部又は全部が窓部材13の中央部に折り返されている。
つまり、中央部及びその近傍が微弱赤外光によって照射
される。なお、本実施形態では、後述する照射時画像の
取得時には、第2照射器の他、夜間照明を主目的とした
第1照射器26も微小光量にて点灯駆動される。これに
よって、視野の広い範囲に微小光量の赤外光を行き渡ら
せることができる。
【0021】撮像部24は、赤外光に感度を有するCC
Dカメラなどによって構成されるものであり、その撮像
部24は撮像制御部32を介して演算処理部22によっ
て制御されている。また、撮像部24で撮像された画像
は、撮像制御部32を介して、演算処理部22に送られ
ている。
【0022】演算処理部22における画像出力部40
は、撮像された画像を図1に示したコントローラ14へ
出力する回路である。通信部38は図1に示したコント
ローラ14との間で各種の通信を行う回路である。
【0023】メモリ34には、上記の微弱赤外光を照射
した状態で取得された照射時画像と、その照射を行わな
い状態で取得された非照射時画像とが格納される。図2
においては、その格納エリアが照射時画像記憶部及び非
照射時画像記憶部として概念的に示されている。
【0024】本実施形態において、画像演算部36は、
照射時画像と非照射時画像の差分(差分画像)を演算す
る機能と、その差分画像及び照射時画像の2つの画像情
報に基づいて、マスクの存在を判定する機能を有してい
る。
【0025】その判定結果は、通信部38を介して外部
へ出力される。演算処理部22の具体的な動作例は後に
フローチャートを用いて詳述する。
【0026】本実施形態の主たる特徴事項を概説する
と、窓部材13の外表面やその近傍を赤外光で照射した
場合、その表面上にガムテープなどのマスク(遮蔽部
材)があれば、そこで光散乱や光反射が生じ、照射時画
像がより明るくなる。そこで、そのような変化を照射時
画像及び差分画像上で特定することにより、マスクの有
無の判定を行うものである。
【0027】図3には、図2に示した符合100の部分
に相当する構造が概念的に示されている。監視窓13内
には、撮像部24を中心として、その周囲に、複数の発
光素子26aからなる第1照射器26、及び、複数の発
光素子からなる第2照射器28が設けられている。ま
た、窓部材13の外表面における中央部13aの周囲に
は、導光部材42が設けられ、それによって第2照射器
28からの赤外光が中央部13a側へ折り返されてい
る。つまり、この導光部材42によって、微弱の赤外光
が屈折され、これにより中央部13a自体及びその近傍
空間に微弱の赤外光が照射される。ここで、第2照射器
28を窓部材13の外側に設けてもよい。
【0028】また、マスク判定時には、照射時画像を取
得する際に、上記のように第2照射器28の他、第1照
射器26も微弱強度で駆動され、これにより窓部材13
の外表面及びその近傍の全域にわたって照射が行われ
る。
【0029】なお、図3において、符号102は撮像部
24の視野角を示し、符号104は第1照射器26の照
射範囲を示している。符号106は、導光部材42によ
り、導かれる光の光路の一例を示している。
【0030】図4には、正常状態とマスク状態が示され
ている。図4(A)に示す正常状態では、窓部材13を
介してカメラ24によって監視エリアが適正に撮像され
る。一方、図4(B)に示すように、例えば窓部材13
にテープなどによってマスクが貼られると、監視に支障
が生じる。つまり、侵入者や異常状況が最早監視できな
い。これは図5のような可動タイプの撮像センサ12’
においても同様である。そこで、本実施形態では、図5
に示すプロセス(マスク検知ロジック)によって、上記
のようなマスクを高精度に判定可能である。
【0031】図6において、このプロセスは演算処理部
22によって例えば0.5秒おきに繰り返し実行される
が、その時間間隔は自在に設定可能である。S101で
は、第2照射器28及び第1照明器26によって窓部材
13の外表面及びその近傍が微弱光によって照らされ、
その状態において、カメラ24によって照射時画像(照
射画像A)が取得される。第1照射器26の光量は照射
制御部30によって制御される。
【0032】次に、S102では、いずれの照射も行わ
ない状態において、上記同様に非照射時画像(無光量画
像B)が取得される。それらの画像は、図2に示したメ
モリ34に一旦格納される。なお、S101とS102
の順序は逆であってもよいが、監視エリア自体の変化に
よる影響を避けるためには、両者を時間的に近接させて
おくのが望ましい。
【0033】S103では、例えば図7に示すように、
画像A及び画像Bがそれぞれ例えば8×6個のブロック
に区分される。その分割数は任意指定可能である。そし
て、S104では、画像Aにおいて、各ブロックごとに
それに属する各画素の輝度値の平均値(平均輝度)La
(k)が演算され、画像Bについても同様に各ブロック
ごとに平均輝度Lb(k)が演算される。なお、kはブ
ロック番号を指す。
【0034】S105では、画像Aと画像Bとの間にお
いて、各ブロックごとに、平均輝度の差Lc(k)が演
算される。この場合、その差分の絶対値や差分のプラス
側だけを演算してもよい。
【0035】S106では、La(k)が第1閾値(T
H1)以上という第1判定条件を満たし、かつ、Lc
(k)が第2閾値(TH2)以上という第2判定条件を
満たすブロックの個数Eが演算される。S107では、
そのブロック数Eが第3閾値(TH3)以上であるか否
かが判断され、EがTH3以上であればS108におい
て所定のマスクカウンタが1つインクリメントされ、E
がTH3より小さければマスクカウンタがゼロにクリア
される。なお、そのカウンタはシステム立ち上げ時にゼ
ロにリセットされるものである。
【0036】S110では、マスクカウンタが第4閾値
(T)以上であるか否かが判断され、T以上であればS
111においてマスクの存在が判定され、アラームが出
力される。一方、Tより小さければS112において正
常状態であると判定される。そして、以上のプロセスが
所定サイクルで繰り返し実行される。
【0037】よって、以上の構成によれば、輝度に関す
る2つの判定条件を利用しつつ、範囲及び期間を考慮で
きるので、マスク判定を高精度に行える。
【0038】上記のTH1は2つの照射器の光量やカメ
ラの感度を考慮して設定する。この値が小さいと、照明
時の画像が明るい時にマスクと判定し易くなる。この値
が小さすぎると、もともと明るい画像や狭い部屋で誤報
し易くなる。例えば、画素値が0〜255の範囲をとり
うるとして、TH1として100が設定される。
【0039】上記のTH2は、2つの照射器の光量やカ
メラの感度を考慮して設定する。この値が小さいと、マ
スクと判定しやすくなるため、本来マスクではないよう
な近くの壁等で誤報し易くなる。この値が大きすぎる
と、マスク行為を検出困難となる。例えば、60が設定
される。
【0040】上記のTH3は、マスクらしいと判定され
たブロックが画面の何割程度あるとマスクと判定するか
を決定する閾値である。あまり小さいとカメラの近くに
物体があるだけで発報してしまうので、状況に応じてそ
の値を適宜設定する。例えば、画面の9割程度とする。
8×6ブロックの場合には例えば43ブロックにする。
【0041】上記のTは、マスク状態の時間的継続を判
定するための閾値である。カメラを清掃する時などに報
知しないように適宜設定する。例えば、10秒と設定す
る。
【0042】上記のプロセスによれば、図8の上段に示
すように、マスクが存在しなければ、画像A(1A参
照)と画像B(1B参照)との差分としての差分画像C
(1C参照)の値は小さい。一方、マスクが存在してい
れば、画像A(2A参照)と画像B(2B参照)との差
分としての差分画像C(2C参照)に大きな輝度差が生
じる。このような原理によって、マスクの有無を判定で
きる。
【0043】以上の本実施形態によれば、監視障害のう
ちで特にマスクの特有性を考慮し、当該マスクを高精度
に判定可能であるので、信頼性を向上可能である。当
然、この手法と、一例として、従来から採用されている
画像認識処理による侵入者検知処理を組み合わせて、監
視窓部材にガムテープ等が貼られたり、その近傍に垂れ
幕が垂らされたりする画策行為や、また、その近傍に広
告紙が垂らされたりする視野障害を検出した場合、侵入
者検知処理を機能させないようにすると誤報が低減でき
るので、侵入者検知の信頼性が大幅に向上する。
【0044】また、この手法に加えて他の例の既存の各
種の判定手法を同時に併用してもよく、これにより、信
頼性の高いシステムが構築できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
監視障害としてのマスクを高精度に判定し、画像センサ
の信頼性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る画像センサを備えたシステ
ムの概略構成図である。
【図2】 画像センサの具体的な構成例を示すブロック
図である。
【図3】 画像センサの要部構成を示す概念図である。
【図4】 マスクが取り付けられた状態の一例を示す図
である。
【図5】 マスクが取り付けられた状態の他の例を示す
図である。
【図6】 マスク検知ロジックを示すフローチャートで
ある。
【図7】 ブロック分割を説明をするための図である。
【図8】 本実施形態に係るマスク検知ロジックによる
マスク検出を説明するための図である。
【符号の説明】
8 警備センタ、10 監視部、12 画像センサ、1
3 窓部材(監視窓部材)、14 コントローラ、22
演算処理部、24 撮像部(カメラ)、26第1照射
器、28 第2照射器、30 照射制御部、32 撮像
制御部、34メモリ、36 画像演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 E (72)発明者 増田 裕史 東京都三鷹市下連雀6丁目11番23号 セコ ム株式会社内 (72)発明者 中島 幸一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 大田和 久雄 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 Fターム(参考) 5B057 AA19 BA02 CA02 CA08 CA12 CA16 DA02 DC22 DC32 5C022 AA01 AA05 AA15 AB15 AC42 AC55 AC63 AC69 AC78 5C054 AA01 CA04 CA05 CC02 CE06 CE16 CH09 EA01 ED00 EJ00 FC01 HA18 HA19 HA20 5L096 AA03 AA06 BA02 CA02 DA03 GA08 GA19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、 前記撮像手段の視野域へ所定光を照射する照射手段と、 前記照射手段の照射時において前記撮像手段によって撮
    像された照射時画像と、前記照射手段の非照射時におい
    て前記撮像手段によって撮像された非照射時画像との差
    分を演算する差分演算手段と、 少なくとも前記差分に基づいて、前記撮像手段の視野を
    遮るマスクを判定する判定手段と、 を含むことを特徴とする画像センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像センサにおいて、 前記所定光は、撮像手段近傍にのみ実質的に到達する微
    弱光であることを特徴とする画像センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像センサにおいて、 前記判定手段は、前記照射時画像の輝度が第1閾値を超
    える第1判定条件、及び、前記差分が第2閾値を超える
    第2判定条件に基づいて、前記マスクを判定することを
    特徴とする画像センサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像センサにおいて、 前記判定手段は、前記第1判定条件及び前記第2判定条
    件をともに満足する範囲の大きさに基づいて、前記マス
    クを判定することを特徴とする画像センサ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の画像センサにおいて、 前記判定手段は、前記第1判定条件及び前記第2判定条
    件をともに満足する期間の時間的継続性に基づいて、前
    記マスクを判定することを特徴とする画像センサ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像センサにおいて、 前記判定手段は、 撮像画像における所定単位ごとに、前記所定光の照射時
    における輝度値と第1閾値とを比較する手段と、 前記所定単位ごとに、前記差分と第2閾値とを比較する
    手段と、 前記所定光の照射時における輝度値が前記第1閾値を超
    える第1判定条件と、 前記差分が前記第2閾値を超える第2判定条件の2つの
    判定条件を同時に満たす単位数を演算する手段と、 前記単位数と第3閾値とを比較する手段と、 前記単位数が前記第3閾値を超える期間と第4閾値とを
    比較する手段と、 前記期間が第4閾値を超えることに基づいて、前記マス
    クを判定する手段と、 を含むことを特徴とする画像センサ。
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JP2002298232A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Mitsubishi Electric Corp 人体検知装置、人体検知方法および障害物検知方法
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