JP2001266032A - 仮想相互確認銀行システム - Google Patents

仮想相互確認銀行システム

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JP2001266032A
JP2001266032A JP2000076751A JP2000076751A JP2001266032A JP 2001266032 A JP2001266032 A JP 2001266032A JP 2000076751 A JP2000076751 A JP 2000076751A JP 2000076751 A JP2000076751 A JP 2000076751A JP 2001266032 A JP2001266032 A JP 2001266032A
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Kazumi Miyawaki
一美 宮脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品購入者及び販売会社の双方にとってリス
クのない取引ができ、事故・事件の発生を未然に防止す
ること。 【解決手段】 インターネット30上に仮想相互確認銀
行40を設け、商品購入者20からの入金預かり業務を
行なう。商品購入者20のクーリングオフ期間が過ぎる
か、商品購入者20の了解・確認があり次第、仮想相互
確認銀行40が販売会社50の指定口座に代金を振り込
む。これにより、販売会社50は代金を確実に受け取る
ことができるまた、返品の際は、その商品が販売会社5
0の手元に届き、それが仮想相互確認銀行40側に確認
されたことを条件に商品購入者20に返金する。これに
より、多少の時間はかかるが、仮想相互確認銀行40を
介在させることで、商品購入者20及び販売会社50の
双方にとってリスクのない取引ができ、事故・事件の発
生を未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どの通信回線を介して商品の購入を行なう消費者と、商
品の販売を行なう販売会社との間で支払いの決済を行な
うために仮想相互確認銀行をインターネット上に設けた
仮想相互確認銀行システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より印刷物のカタログによる通信販
売があり、また、近年特にテレビによる通信販売が活発
になってきている。かかる通信販売では、消費者が商品
を直接販売会社にハガキや電話で申し込みを行ない、商
品の申し込み後に代金を支払ったり、あるいは商品の受
け取り後に代金を支払うシステムが一般的である。ま
た、最近ではインターネットによるネット取引も急速に
拡大してきており、その取引における決済方法よりも、
クレジットカードの暗証番号の漏洩を防ぐことを目的と
した暗号によるセキュリティが問題になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる通信販売やネッ
ト取引において売買を行なう際には、消費者、販売会社
の双方において共通する心配事が存在する。例えば、消
費者側からみれば、現金を送ったが、本当に商品が届く
かどうか実際に商品を受け取るまで心配である。また、
販売会社の側からみれば、商品は購入者に送ったが、入
金されるがどうかが心配である。これらの従来からある
心配事から商品が届かない、入金されないというトラブ
ルが実際に頻発しているのが現状である。
【0004】また、商品を受け取った後に、返品する場
合も多々あり、商品を返品しても支払った代金の返金が
遅かったり、返金してもらえないというトラブルも発生
している。かかる返品についても、どれだけ消費者、販
売会社の双方にこの種の負荷がかからないようにするか
が大きな問題として存在している。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、インターネット上に仮想相互確認銀行を設け、
入金預かり業務を行ない、消費者のクーリングオフ期間
が過ぎるか、消費者の了解・確認があり次第に販売会社
に振込を行なうようにし、また、返品の際には、その商
品が販売会社の手元に届き、確認されたことを条件に消
費者に返金することで、多少の時間がかかるものの、双
方にとってリスクのない取引ができて、事故・事件の発
生を未然に防ぐことを目的とした仮想相互確認銀行シス
テムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の仮想相互確認銀行システムでは、商品の発注、
その商品の代金の支払い、発注した商品の確認や返品を
する商品購入者20と、この商品購入者20からの商品
の発注を受けた際に該商品購入者20に商品を発送する
販売会社50と、この販売会社50とはインターネット
30を介して接続されており、上記商品購入者20から
の代金の支払いを管理し、後に販売会社50に代金を支
払う仮想相互確認銀行40とからなり、販売会社50が
インターネット30を介して仮想相互確認銀行40に入
金の有無を問い合わせて入金確認後に販売会社50が商
品購入者20に商品を発送し、商品を受け取った商品購
入者20からの納品確認の連絡があった場合、商品のク
ーリングオフ期間の経過後の少なくともいずれか一方の
場合に、仮想相互確認銀行40が販売会社50の口座に
代金を振り込むようにしていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の仮想相互確認銀行システム
では、商品を受け取った商品購入者20が当該商品を返
品する場合、返品された商品を受け取った旨の連絡を販
売会社50からインターネット30を介して受けた後
に、仮想相互確認銀行40が商品購入者20に代金を返
金するようにしていることを特徴としている。
【0008】請求項1、請求項2の仮想相互確認銀行シ
ステムによれば、インターネット30上に仮想相互確認
銀行40を設け、商品購入者20からの入金預かり業務
を行ない、商品購入者20のクーリングオフ期間が過ぎ
るか、商品購入者20の了解・確認の何れか、あるいは
双方があり次第、仮想相互確認銀行40が販売会社50
の指定口座に代金を振り込むようにしている。また、返
品の際は、その商品が販売会社50の手元に届き、それ
が仮想相互確認銀行40側に確認されたことを条件に商
品購入者20に返金するものであり、多少の時間はかか
るが、仮想相互確認銀行40を介在させることで、商品
購入者20及び販売会社50の双方にとってリスクのな
い取引ができ、事故・事件の発生を未然に防止すること
ができるものである。
【0009】請求項3記載の仮想相互確認銀行システム
では、一般消費者1の買物金額に応じてポイントを渡
し、所定のポイント数に達した場合に好みの商品・サー
ビスとポイント数とを交換して該一般消費者1に商品・
サービスを渡すポイント提供業者2と、1種類若しくは
複数種類の商品・サービスを提供する商品提供業者5
と、前記ポイント提供業者2、商品提供業者5とはそれ
ぞれインターネット3を介して接続され、ポイント提供
業者2から指定された商品・サービスの内容を商品提供
業者5に伝送する商品交換センター4とからなる商品交
換システムを構築し、上記ポイント提供業者2を商品購
入者20に、商品提供業者5を販売会社50にそれぞれ
対応させると共に、商品交換センター4に前記仮想相互
確認銀行40の機能を付与させていることを特徴として
いる。
【0010】これにより、ポイント提供業者2(商品購
入者20)、商品提供業者5(販売会社50)間におい
て、多少の時間はかかるが、商品交換センター4に仮想
相互確認銀行40の機能を持たせることで、ポイント提
供業者2(商品購入者20)及び商品提供業者5(販売
会社50)の双方にとってリスクのない取引ができ、事
故・事件の発生を未然に防止することができるものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の仮想相互確
認銀行システムの機能ブロック図を示し、図2は全体の
概略ブロック図を示している。複数の商品購入者20
(201 、202 〜20n)と、商品を提供販売する複
数の販売会社50(501 、502 〜50n)と、商品
購入者20と販売会社50との間で入金預かり、振込業
務、返金等を行なう仮想相互確認銀行40等で構成され
ている。なお、商品購入者20と仮想相互確認銀行4
0、商品購入者20と販売会社50とは特にインターネ
ット30で接続されていなくても良いが、仮想相互確認
銀行40と販売会社50とはインターネット30を介し
て接続されている。
【0012】仮想相互確認銀行40は銀行と提携して口
座を持ったり、あるいは銀行に口座を設けて、この口座
を利用するようにしても良い。図3はこの仮想相互確認
銀行40のブロック図を示し、コンピュータで構成され
ている。仮想相互確認銀行40を構成している入出力イ
ンターフェイス41は、インターネット30を介してデ
ータの授受を行なうものであり、支払い入金管理部42
は、商品購入者20が仮想相互確認銀行40の口座に入
金した場合の管理や、販売会社50から商品購入者20
からの入金の有無の問い合わせに対して連絡を行なうも
のである。
【0013】納品確認管理部43は、販売会社50から
商品を受け取った商品購入者20が商品を確認してそれ
でOKの場合の管理や、商品購入者20が商品を受け取
ってから売買契約を解除するクーリングオフ期間の計算
の管理などを行なっている。また、返品確認管理部45
は、商品購入者20から販売会社50へ返品を行なった
場合に、その販売会社50から返品された旨の連絡を受
け取った際に、商品購入者20への返金の管理を行なう
ものである。さらに、口座振込管理部44は、商品購入
者20からの納品の確認後や、クーリングオフ期間が経
過した際に商品を販売した販売会社50の指定された口
座に代金の振込を管理するものである。制御部46は、
仮想相互確認銀行40の全体の制御を予め決められたプ
ログラムの手順に沿って行なうものである。
【0014】なお、商品購入者20側ではパソコンを有
している場合であって、このパソコンを利用してインタ
ーネット30を介して仮想相互確認銀行40への振込
や、商品の確認に連絡を行なうようになっている。ま
た、販売会社50側もパソコンを用いて、仮想相互確認
銀行40との間で種々のデータのやりとりを行なうよう
になっている。
【0015】次に、商品購入者20の商品の発注、販売
会社50の商品の発送、仮想相互確認銀行40内の制御
動作等について説明していく。なお、図1のステップは
図4〜図6に示しているステップに対応している。先
ず、商品購入者20が、カタログによる通信販売や、イ
ンターネット30上で開設されているホームページ等で
好みの商品を選択して購入を決定する。購入商品を決定
すると、商品購入者20が販売会社50にハガキ、電
話、インターネット30等の何れかの手段で商品を発注
する(図4のステップS40参照)。次に、ステップS
41に示すように商品購入者20は、仮想相互確認銀行
40の口座に支払いを行ない、その後ステップS42に
示すように商品の到着を待つ。
【0016】商品を受け取ると、ステップS43に示す
ように商品の確認、つまり、発注した商品に間違いがな
いか、あるいは商品が気に入らなくて返品するか否かを
決定ないし確認をする。その商品がOKであれば、ステ
ップS44からステップS45に移行して、その旨を電
話、インターネット30等を介して仮想相互確認銀行4
0に連絡をする。また、商品がOKでなければ、ステッ
プS46に移行して、その商品を販売会社50に返品す
る。商品を返品すると、すぐに返金されるのではなく、
後述するように、販売会社50から商品の返品された旨
の連絡を仮想相互確認銀行40が受け取った後に、返品
を確認した上で商品購入者20に返金されることになる
(ステップS47参照)。
【0017】次に、販売会社50側の制御動作フローに
ついて図5により説明する。先ず、ステップS50に示
すように商品購入者20から商品の受注を受けると、商
品購入者20は仮想相互確認銀行40に代金を振り込ん
でいるはずなので、販売会社50は仮想相互確認銀行4
0に入金の確認を行なう(ステップS51参照)。販売
会社50は入金の確認を行なうと、ステップS52に示
すように商品の発送を行なう。この時点で販売会社50
は仮想相互確認銀行40から代金を受け取るのではな
く、商品購入者20からの商品の返品がなく、当該商品
のクーリングオフ期間が経過した後に、仮想相互確認銀
行40から代金が振り込まれるようになっている。
【0018】すなわち、ステップS53に示すように、
商品購入者20から商品の返品があると、ステップS5
4に移行してその旨を仮想相互確認銀行40にインター
ネット30を介して連絡をする。また、商品の返品がな
くて、購入者からその商品がOKである旨の連絡を受け
た場合や、クーリングオフ期間が経過した場合に(ステ
ップS55参照)、ステップS56に進んで仮想相互確
認銀行40から当該販売会社50が指定した口座に入金
がされるので、その確認を行なう。
【0019】次に、商品購入者20と販売会社50に対
する仮想相互確認銀行40側の制御動作について説明す
る。図6のステップS60に示すように、商品購入者2
0が支払い、つまり仮想相互確認銀行40の口座に入金
されると、その商品購入者20の氏名、入金額を支払い
入金管理部42にてデータとして保存する(ステップS
61参照)。そして、ステップS62に示すように、販
売会社50からの入金の有無の問い合わせがあった場合
には、支払い入金管理部42からデータを読み出してイ
ンターネット30を介して販売会社50に入金の有無を
連絡する(ステップS63参照)。
【0020】また、ステップS64において、返品確認
管理部45では、商品購入者20が商品を返品し、その
返品された商品を受け取った販売会社50からの連絡を
受けた場合には、ステップS65に示すように、返金を
行なう。この場合、商品購入者20が指定した銀行の口
座に振り込むようになっている。また、ステップS66
に示すように、返品がなくて、商品購入者20からのO
Kの連絡があった場合、あるいはクーリングオフ期間が
経過した場合は、納品確認管理部43がそれを判断す
る。そして、口座振込管理部44が販売会社50が指定
した口座に代金を振り込む(ステップS67参照)。
【0021】このように、インターネット30上に仮想
相互確認銀行40を設け、商品購入者20からの入金預
かり業務を行ない、商品購入者20のクーリングオフ期
間が過ぎるか、商品購入者20の了解・確認の何れか、
あるいは双方があり次第、仮想相互確認銀行40が販売
会社50の指定口座に代金を振り込むようにしている。
これにより、販売会社50は代金を確実に受け取ること
ができるまた、返品の際は、その商品が販売会社50の
手元に届き、それが仮想相互確認銀行40側に確認され
たことを条件に商品購入者20に返金するものであり、
多少の時間はかかるが、仮想相互確認銀行40を介在さ
せることで、商品購入者20及び販売会社50の双方に
とってリスクのない取引ができ、事故・事件の発生を未
然に防止することができるものである。
【0022】なお、上記の仮想相互確認銀行システムに
おける商品購入者20としては一般消費者が対応してお
り、また、販売会社50もあらゆる商品を販売・提供す
る会社であれば、どのような会社でも良い。
【0023】ところで、本発明者は、上記の仮想相互確
認銀行システムを具体的に適用するシステムを同時に考
えだし、この考えだしたシステムヲ仮想相互確認銀行シ
ステムに適用する一例として商品交換システムを以下に
説明する。
【0024】従来より、一般消費者がある小売店で買物
をした場合に、この買物金額に応じたポイントやスタン
プをもらい、そのポイントやスタンプが一定の点数にな
った場合にはその点数に応じて好みの商品と交換しても
らうシステムが既に存在している。特にスタンプサービ
ス会社が全国的、あるいは地域的に広範囲にわたって特
定のスタンプを配布し、そのスタンプサービス会社に入
っている小売店では、いずれの小売店でもそのスタンプ
サービス会社が提供しているスタンプを一般消費者に買
物金額に応じて渡すようにしている。
【0025】一般消費者にとっては、サービスを提供す
る店や商品を提供する店で買物をしても同じスタンプを
集めることができるので、利便性が良いものの、小売店
側にとっては以下に示すような問題があった。すなわ
ち、従来のスタンプサービス会社のこの種のサービスに
おいて問題になっているのは、広範囲の地域に渡って共
通のスタンプであり、自店の固定客の確保を狙っている
小売店には意味のないもので、競合店との差別化にもな
っていない。
【0026】つまり、共通のスタンプのために、一般消
費者はその特定の店に行く必要がなく、競合店に行って
も同じスタンプを集めることができるからである。その
ため、競合店と同じスタンプを渡している小売店にとっ
ては、この種のサービスで競合店と差別化しようと思っ
ても出来ないのが現状である。また、スタンプを集めた
消費者は小売店で商品を交換するのではなく、スタンプ
サービス会社に直接商品を請求するため、スタンプを渡
した小売店では固定客を確保しにくいという問題があっ
た。
【0027】また、スタンプサービス会社に入っている
小売店、スーパーマーケット等にとっては、そのスタン
プサービス会社からスタンプ(チップ)を1枚何円かで
購入する必要があり、これは売り上げ額に応じた一定の
割合の金額であり、スタンプサービス会社に年間に支払
う金額はかなりの高額になっている。そして、買い物を
した消費者に、無差別的に渡されるチップ(券)を10
0とした場合、そのチップを集めて商品と交換する消費
者の割合は約35%と言われており、スーパーマーケッ
ト等の小売店の経費負担は大変高額であり、特に、薄利
多売を行なっているスーパーマーケット等にとって、こ
の種のサービスを継続させるには、高負担となってい
る。
【0028】すなわち、スーパーマーケット側が消費者
に渡したチップやポイント等に応じて消費者が100%
商品と交換すれば、本来のサービスを消費者に提供でき
るが、残りの65%の分は消費者に還元されないという
ことである。この残りの分はスタンプサービス会社の利
益となっており、スタンプサービス会社のみが継続して
利益を確保できるものの、スーパーマーケット側では消
費者にサービスを提供したということにはならないから
である。また、無差別的に渡されるチップ(券)は、発
行時にすでに売り上げ金額の2%前後の経費がかかって
おり、小売店側にとって高負担となっている。
【0029】かかるポイントサービスの種々の問題点を
解決するために、本発明者が商品交換システムと呼ぶシ
ステムを考えだし、この商品交換システムにより、小売
店側にとって消費者へのサービス維持に最小限度の経費
ですむようにし、しかも消費者の来店頻度を高めて固定
客の確保を狙うようにしたものである。
【0030】以下、この商品交換システムについて説明
する。図7は商品交換システムの概略構成図を示し、こ
の商品交換システムの基本構成としては、一般消費者1
(1 1 、12 〜1n)に直接商品やサービスを販売(提
供)し、その一般消費者1が購入した金額に応じてポイ
ントを渡す複数のポイント提供業者2(21 、22 〜2
n)と、一般消費者1がポイント数に応じて選択した商
品・サービス等を提供する複数の商品提供業者5
(51 、52 〜5n)と、ポイント提供業者2と商品提
供業者5との間で連絡や商品の受け渡し等の仲介を行な
う商品交換センター4とで構成されている。
【0031】商品交換センター4を中心として、複数の
ポイント提供業者2を会員として募り、同様に商品提供
業者5も会員として募り、ともに商品交換センター4に
予め登録するようにしている。複数のポイント提供業者
2と商品交換センター4、商品交換センター4と複数の
商品提供業者5とは、それぞれ電話回線、専用回線等の
通信回線(以下、インターネット3という)で接続され
ており、商品交換センター4は、所謂インターネット上
の仮想店舗としての機能を有しているものである。な
お、この商品交換システムにおけるインターネット3
と、前記仮想相互確認銀行システムにおけるインターネ
ット30とは番号が異なるものの、同じであり、説明の
便宜上番号を異ならせているだけである。
【0032】ポイント提供業者2は、一般消費者1に商
品・サービス等を提供するあらゆる業種を含むものであ
り、同時に一般消費者1に買物金額に応じたポイントを
提供するものである。もちろん一般消費者1はそのポイ
ント提供業者2から渡されたポイントを集め、一定のポ
イント数になればあらゆる商品の中から好みの商品を選
択して交換できるものである。また、商品交換センター
4からみれば各ポイント提供業者2は同じ会員である
が、ポイント提供業者2同士は、互いに異なる業種、あ
るいは同じ業種である。そして、ある特定のポイント提
供業者2が提供するポイントはその店でしか通用しない
ものであり、他のポイント提供業者2では通用しないも
のである。
【0033】商品提供業者5は、商品・サービスを商品
交換センター4、ポイント提供業者2を介して一般消費
者1に提供するものであり、あらゆる商品、あるゆるサ
ービスを提供するものである。サービスとして例えば、
旅行、食事、映画等であり、商品はどのようなものでも
良い。特に、商品提供業者5が販売している商品・サー
ビスである。
【0034】図8はコンピュータで構成した商品交換セ
ンター4のブロック構成図を示し、ポイント提供業者2
とデータ等の授受を行なう入出力インターフェイス11
と、商品提供業者5とデータ等の授受を行なう入出力イ
ンターフェイス16と、ポイント提供業者2や商品提供
業者5の会員登録や商品・サービスの登録を行なう登録
設定部15と、登録されたポイント提供業者2、商品提
供業者5、各種の商品・サービスをデータ化して格納し
ておくデータベース12と、例えば、ポイント提供業者
2からポイント数に応じた商品・サービスをポイント提
供業者2側にデータとして送るためのデータベース制御
管理部13と、実際にどのような商品・サービスをどこ
のポイント提供業者2にいつまでに配送するかを画面や
紙にプリントアウトする出力部14等で構成されてい
る。なお、図8ではインターネット3は省略してある。
【0035】次に、図9以降により本発明の動作を説明
する。なお、ポイント提供業者2としてスーパーマーケ
ットを例として説明するが、他の小売店やサービス業者
等にも当然適用できるものである。図9のステップS1
に示すように、一般消費者1があるスーパーマーケット
に買物に行くと、そのスーパーマーケット(ポイント提
供業者2)は一般消費者1が購入した商品の金額に応じ
てポイントを渡す(ステップS2参照)。なお、このポ
イントを一般消費者1に渡す手法としては、レジの清算
時に紙製のチップ類を渡したり、磁気カードに記憶させ
る方式等である。
【0036】ここで、ポイント数として、買物金額10
0円に対して1円(1ポイント)としたり、あるいはス
ーパーマーケットが他社のスーパーマーケットと差別化
するためや、固定客を積極的に確保する狙いで100円
に対してそれ以上のポイント、例えば、3ポイント、5
ポイントとしても良い。
【0037】買物をしていき、そのスーパーマーケット
でのポイント数が一定以上たまった場合(ステップS3
参照)、そのポイント数に応じて種々の商品・サービス
と交換が可能となる。例えば、商品・サービスと交換可
能な最低ポイント数を500として、100ポイントず
つ異なる商品・サービスと交換できるようにする。ま
た、500ポイントは、例えば、500円に対応させ、
交換可能な上限はいくらでも任意に設定するようにして
いる。例えば、海外旅行では、10万点(10万ポイン
ト)としても良いのは言うまでもない。
【0038】次に、所定のポイント数が溜まると、商品
・サービスを交換しようとする一般消費者1は、そのポ
イントが通用するスーパーマーケットに出向く(ステッ
プS4)。スーパーマーケット側では図外のパソコンか
らインターネット3を介して商品交換センター4に接続
し、ポイント数に応じた商品・サービスをパソコンの画
面に表示させる。そして、ステップS5に示すように、
一般消費者1が気に入った商品・サービスを決定する
と、スーパーマーケット側が選択した商品・サービスを
要求する(ステップS6参照)。また、ステップS7に
示すように、商品交換センター4から商品・サービスの
配送予定日が送られる。これによりスーパーマーケット
側は商品・サービスを交換に来た一般消費者1に商品・
サービスの受け取り可能日を伝えることになる(ステッ
プS8参照)。
【0039】ここで、商品交換センター4では、スーパ
ーマーケット側からの要求に応じて、データベース制御
管理部13により、ポイント数に応じた商品・サービ
ス、配送予定日等をデータベース12から取り出してス
ーパーマーケット側に送る。また、データベース制御管
理部13は商品提供業者5に対して、一般消費者1が選
択した商品・サービス及びポイント提供業者2の名称、
住所等のデータをインターネット3を介して伝送し、当
該商品・サービスをポイント提供業者2に配送するよう
に依頼する。さらに、一般消費者1が選択した商品・サ
ービスは、データベース制御管理部13側にアクセスさ
れて決定した商品・サービスをデータとして保存すると
共に、出力部14に、一般消費者1が選択した商品・サ
ービスの商品提供業者5、及びスーパーマーケットの住
所等を出力する。
【0040】また、商品・サービスを交換にスーパーマ
ーケットに行く一般消費者1は、通常はその帰りに当該
スーパーマーケットで買物をするものであり、単に商品
・サービスを交換して買物をせずにそのまま帰る一般消
費者1がいたとしても、その割合は非常に少ないもので
ある。したがって、スーパーマーケット側にとっては、
一般消費者1の来店頻度を上げることができて、売り上
げを伸ばすことができる。また、一般消費者1がポイン
トと交換する商品・サービスは、多数の商品提供業者5
からの商品・サービスが提供されているので、無数の商
品・サービスから選択できるものであり、一般消費者1
にとって商品・サービスの選択幅が非常に拡がるもので
ある。従来のスタンプサービス会社が提供する商品・サ
ービスは、限られており、一般消費者1の選択幅は狭
く、本発明の商品交換システムにより一般消費者1の不
満を解消できることになる。
【0041】次に、図10のステップS10に示すよう
に、一般消費者1が指定された日、あるいはその日以降
に再びスーパーマーケットに商品・サービスを取りに行
くことになる。特に、ポイントで交換する商品・サービ
スは、一般消費者1が気にいったものであり、その商品
・サービスを受け取りに行くのが楽しみであり、その交
換を第1の目的としてスーパーマーケットに行くことに
なる。そして、商品・サービスの交換のついでに一般消
費者1がそのスーパーマーケットで買物をして帰る(ス
テップS11参照)。そのため、スーパーマーケット側
では、商品・サービスの交換のついでに来た一般消費者
1が買物をすることで、売り上げを伸ばすことができ
る。
【0042】そして、ステップS12に示すように、一
般消費者1が交換した商品・サービスをスーパーマーケ
ットが検討し、どのような商品・サービスに人気がある
のか情報収集を行ない、さらにステップS13に示すよ
うに、その情報収集、検討の結果、いわゆる売れ筋商品
を把握することが可能となる。そして、今後、売れそう
な商品を店内に置く際の参考とすることができる。これ
は、商品・サービスの交換制度を利用して、商品のマー
ケティングが容易に行なえることを意味している。特
に、巨大スーパー以外の中小のスーパーマーケットでは
売り場面積が比較的狭いので、各種の商品を置くことが
できないのが現状であり、棚に置く商品を限定されるこ
とになる。なお、ポイント提供業者2側では、一般消費
者1が選択した商品・サービス等をパソコンでデータと
して保存しておき、その保存したデータを収集して内容
の検討を行なうものである。
【0043】そこで、かかるマーケティングを利用して
売れ筋のある商品を厳選でき、売り場面積が狭くても効
率良く商品を置くことができ、しかも、売り上げを伸ば
すことができるものである。特に、スーパーマーケット
側では、一般消費者1が商品・サービスの交換する時の
来店、商品・サービスを受け取る際の来店となり、一般
消費者1が当該スーパーマーケットに足を運ぶ回数を増
やすことができて固定客を確保でき、それにより、売り
上げの向上に寄与するものである。
【0044】図11は商品交換センター4側の動作のフ
ローチャートを示し、上述の説明と重複する場合もある
が説明すると、ステップS20に示すように、商品交換
センター4側はスーパーマーケット側から要請がある
と、そのポイント数に応じた商品・サービスの一覧表を
スーパーマーケット側にインターネット3を介して送
る。この制御はデータベース制御管理部13で行なって
いる。また、スーパーマーケット側から商品・サービス
を決定した旨を受信すると(ステップS21参照)、商
品・サービスの配送予定日をスーパーマーケット側に伝
送する(ステップS22参照)。なお、商品提供業者5
は予め商品・サービスの交換の連絡を受け取ってから何
日までに配送可能と予め登録設定部15に登録してお
り、その登録設定部15から指定した商品・サービスの
配送予定日をスーパーマーケット側に伝送するものであ
る。
【0045】ステップS23に示すように、商品交換セ
ンター4はスーパーマーケット側からあった交換商品・
サービスをその商品・サービスを提供する所定の商品提
供業者5に電子メイル等で伝送する。そして、ステップ
S24に示すように、商品提供業者5はその指定された
商品・サービスをポイント提供業者2であるスーパーマ
ーケットに配送する。
【0046】図12は商品提供業者5側の動作を示すフ
ローチャートであり、ステップS30に示すように商品
交換センター4から指定された商品・サービスの連絡を
受け、その指定された商品・サービスをポイント提供業
者2に配送する(ステップS31参照)。なお、商品提
供業者5側では商品交換センター4から伝送されてきた
商品・サービス、ポイント提供業者2等の記録を保存し
ておく。次に、商品提供業者5側ではステップS32に
示すように、現在どのような商品・サービスが一般消費
者1に人気があるのかを検討する。商品提供業者5では
多数のポイント提供業者2から商品・サービスの配送依
頼があるので、どの商品・サービスに人気があるのかを
リアルタイムで把握することができる。
【0047】また、ポイント提供業者2が全国的に点在
しているので、地域ごとにどのような商品・サービスに
人気があるのかも検討することができる。例えば、ある
地域ではAという商品・サービスに人気があり、他の別
の地域ではBという商品・サービスに人気があるという
ことも把握することができる。この商品提供業者5側で
も商品・サービスのマーケティングが容易に行なえるも
のである。このような場合、ステップS33に示すよう
に、特定の商品・サービス、あるいは特定の地域で人気
のある商品・サービスがある場合、その地域のポイント
提供業者2、例えばスーパーマーケットに販売の売り込
みに行き、商品交換センター4との関係とは別途商品・
サービスの売り上げ増加に寄与することができるように
なる。特に、ポイント提供業者2及び商品提供業者5は
共に売れ筋の商品・サービスは分かっているので、売買
の契約が成立する可能性が高く、双方とも利益を上げる
ことができる。
【0048】ここで、商品交換センター4で提供してい
る商品・サービスは、市場で販売されている実売価格で
あり、商品交換センター4ではマージンをとらないよう
にしている。したがって、商品提供業者5側から見れ
ば、商品交換センター4に商品・サービスを提供して
も、また他の所で販売しても同じ利益を得ることができ
るものである。これは、ポイント提供業者2のみ、商品
交換センター4のみ、商品提供業者5のみが利益を得る
ようにしているのではなく、ポイント提供業者2、商品
交換センター4、商品提供業者5がそれぞれ適正な利益
を得て、所謂共生を図るようにしているものである。
【0049】商品提供業者5は、商品交換センター4か
ら商品・サービスの提供依頼があれば通常の販売と同様
の利益が得られ、また、商品交換センター4では、商品
提供業者5、ポイント提供業者2からのそれぞれの会員
登録の会費で適正な利益を得ている。また、商品提供業
者5は、商品・サービスを商品交換センター4で登録し
てその新商品の紹介もポイント提供業者2側のパソコン
の画面上で行なうことができ、商品・サービスの広告の
ための負担もほとんどなく行なうことができる。さら
に、商品・サービスの内容をカタログで行なう場合と比
べて、商品・サービスの内容に変更が生じた場合には、
電子的にすぐに変更が可能なので、商品提供業者5側に
とって非常に利便性が高くなる。かかる商品・サービス
の内容の変更をカタログでするとすれば、印刷コストが
膨大となり、一旦内容を決めた後に、すぐに内容の変更
を行なうことはコストの点で不可能に近いものである。
【0050】さらに、ポイント提供業者2は上述したよ
うにポイント提供による商品・サービスの交換により一
般消費者1の来店頻度が高くなり、そのため、固定客の
確保ができて他の競合店と差別化ができるのはもちろ
ん、実際に一般消費者1に商品・サービスを交換した分
のみが負担となるだけで、従来のように無差別的に有償
の費用を伴っていたチップを渡すのと比べて負担を軽く
することができる。また、あるスーパーマーケットで
は、自社のスーパーマーケットだけ通用するポイントを
消費者に渡し、そのポイント数に応じた金券で還元して
いるところもあるが、かかる場合、その金券で消費者が
店内で商品を買ってもスーパーマーケット側は利益が出
ないという問題があるが、本発明の方式では、集めたポ
イントで自店の商品を買うことがないので、かかる問題
はない。
【0051】なお、先の実施形態では、交換する商品・
サービスの予定日を即一般消費者1に通知するようにし
ていたが、一般消費者1が商品・サービスを選択し、そ
の後にポイント提供業者2が電話等により一般消費者1
に連絡するようにしても良い。
【0052】ここで、図7に示す商品交換システムで
は、ポイント提供業者2が商品交換センター4側に商品
を発注する形となっていて、図1に示す仮想相互確認銀
行システムでは商品購入者20が販売会社50に直接商
品の発注を行なっている。そこで、商品交換システムに
おいて、ポイント提供業者2が商品を購入する場合に、
ポイント提供業者2側の画面上に表示されている商品を
選択して、その商品の発注を商品提供業者5にインター
ネットを介して直接行なうようにしても良い。そして、
その代金の支払い、発送、代金の受け取り(商品提供業
者5つまり販売会社50の指定口座への入金)等を仮想
相互確認銀行40にて行なうようにしても良い。
【0053】また、上記商品交換センター4に仮想相互
確認銀行40の機能を持たせることで、商品、入金、販
売会社50の指定口座への入金、返品、返金の流れをス
ムーズに行なわせることができる。商品交換センター4
に仮想相互確認銀行40の機能を持たせる場合、仮想相
互確認銀行システムでは、商品購入者20が販売会社5
0に直接商品の発注を行なっていたが、商品購入者20
が仮想相互確認銀行40(商品交換センター4)に商品
の発注を行なうシステムとすることで、一般消費者1に
代わってポイント提供業者2が商品の授受、商品の代金
の支払い、返品、返金の受け取りを、仮想相互確認銀行
40と販売会社50との間でリスクのない取引ができ、
仮想相互確認銀行システムと同様に事故・事件の発生を
未然に防止することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明の仮想相互確認銀行システムによ
れば、インターネット上に仮想相互確認銀行を設け、商
品購入者からの入金預かり業務を行ない、商品購入者の
クーリングオフ期間が過ぎるか、商品購入者の了解・確
認の何れか、あるいは双方があり次第、仮想相互確認銀
行が販売会社の指定口座に代金を振り込むようにしてお
り、これにより、販売会社は確実に代金を受け取ること
ができる。また、返品の際は、その商品が販売会社の手
元に届き、それが仮想相互確認銀行側に確認されたこと
を条件に商品購入者に返金するものであり、多少の時間
はかかるが、仮想相互確認銀行を介在させることで、商
品購入者及び販売会社の双方にとってリスクのない取引
ができ、事故・事件の発生を未然に防止することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムにおける全体の概略機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムの概略ブロック構成図である。
【図3】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行のブロ
ック構成図である。
【図4】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムにおける商品購入者側の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムにおける販売会社側の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムにおける仮想相互確認銀行側の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の実施の形態の商品交換システムの概略
構成図である。
【図8】本発明の実施の形態の商品交換センターのブロ
ック構成図である。
【図9】本発明の実施の形態の一般消費者がポイント提
供業者での買物、商品・サービスの交換の動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態の一般消費者がポイント
提供業者での買物、商品・サービスの交換の動作を示す
フローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態の商品交換センター側で
の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態の商品提供業者側での動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 一般消費者 2 ポイント提供業者 3 インターネット 4 商品交換センター 5 商品提供業者 20 商品購入者 30 インターネット 40 仮想相互確認銀行 50 販売会社
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月8日(2001.3.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 仮想相互確認銀行システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どの通信回線を介して商品の購入を行なう消費者と、商
品の販売を行なう販売会社との間で支払いの決済を行な
うために仮想相互確認銀行をインターネット上に設けた
仮想相互確認銀行システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より印刷物のカタログによる通信販
売があり、また、近年特にテレビによる通信販売が活発
になってきている。かかる通信販売では、消費者が商品
を直接販売会社にハガキや電話で申し込みを行ない、商
品の申し込み後に代金を支払ったり、あるいは商品の受
け取り後に代金を支払うシステムが一般的である。ま
た、最近ではインターネットによるネット取引も急速に
拡大してきており、その取引における決済方法よりも、
クレジットカードの暗証番号の漏洩を防ぐことを目的と
した暗号によるセキュリティが問題になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる通信販売やネッ
ト取引において売買を行なう際には、消費者、販売会社
の双方において共通する心配事が存在する。例えば、消
費者側からみれば、現金を送ったが、本当に商品が届く
かどうか実際に商品を受け取るまで心配である。また、
販売会社の側からみれば、商品は購入者に送ったが、入
金されるがどうかが心配である。これらの従来からある
心配事から商品が届かない、入金されないというトラブ
ルが実際に頻発しているのが現状である。
【0004】また、商品を受け取った後に、返品する場
合も多々あり、商品を返品しても支払った代金の返金が
遅かったり、返金してもらえないというトラブルも発生
している。かかる返品についても、どれだけ消費者、販
売会社の双方にこの種の負荷がかからないようにするか
が大きな問題として存在している。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、インターネット上に仮想相互確認銀行を設け、
入金預かり業務を行ない、消費者のクーリングオフ期間
が過ぎるか、消費者の了解・確認があり次第に販売会社
に振込を行なうようにし、また、返品の際には、その商
品が販売会社の手元に届き、確認されたことを条件に消
費者に返金することで、多少の時間がかかるものの、双
方にとってリスクのない取引ができて、事故・事件の発
生を未然に防ぐことを目的とした仮想相互確認銀行シス
テムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の仮想相互確認銀行システムでは、商品の発注
代金の支払いを行なう商品購入者側と商品の発送を行な
う販売会社側との間に介在して入金預かりや振込業務を
行なう仮想相互確認銀行をコンピュータで構成し、前記
仮想相互確認銀行のコンピュータは、商品購入者からの
入金の管理を行なう支払い入金管理部と、商品購入者側
からの非返品や商品のクーリングオフ期間の計算の管理
を行なう納品確認管理部と、商品購入者側からの納品確
認や商品のクーリングオフ期間の経過後に販売会社側へ
の代金の振込の管理を行なう口座振込管理部とを備えて
いることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の仮想相互確認銀行システム
では、上記コンピュータは、商品購入者側が販売会社側
に商品の返品をした場合に、当該販売会社から返品され
た旨の連絡を受けた際に商品購入者への返金の管理を行
なう返品確認管理部を備えていることを特徴としてい
る。
【0008】請求項1、請求項2の仮想相互確認銀行シ
ステムによれば、インターネット上に仮想相互確認銀行
を設け、商品購入者からの入金預かり業務を行ない、商
品購入者のクーリングオフ期間が過ぎるか、商品購入者
の了解・確認の何れか、あるいは双方があり次第、仮想
相互確認銀行が販売会社の指定口座に代金を振り込むよ
うにしている。また、返品の際は、その商品が販売会社
の手元に届き、それが仮想相互確認銀行側に確認された
ことを条件に商品購入者に返金するものであり、多少の
時間はかかるが、仮想相互確認銀行を介在させること
で、商品購入者及び販売会社の双方にとってリスクのな
い取引ができ、事故・事件の発生を未然に防止すること
ができるものである。
【0009】請求項3記載の仮想相互確認銀行システム
では、一般消費者の買物金額に応じてポイントを渡し、
所定のポイント数に達した場合に好みの商品・サービス
とポイント数とを交換して該一般消費者に商品・サービ
スを渡すポイント提供業者側のコンピュータと、1種類
若しくは複数種類の商品・サービスを提供する商品提供
業者側のコンピュータと、前記ポイント提供業者側のコ
ンピュータ、商品提供業者側のコンピュータとはそれぞ
れインターネットを介して接続され、ポイント提供業者
側のコンピュータから指定された商品・サービスの内容
を商品提供業者側のコンピュータに伝送する商品交換セ
ンター側のコンピュータとからなる商品交換システムを
構築し、上記商品交換センター側のコンピュータに前記
仮想相互確認銀行のコンピュータの機能を付与させてい
ることを特徴としている。
【0010】これにより、ポイント提供業者(商品購入
者)、商品提供業者(販売会社)間において、多少の時
間はかかるが、商品交換センター側のコンピュータに仮
想相互確認銀行側のコンピュータの機能を持たせること
で、ポイント提供業者(商品購入者)及び商品提供業者
(販売会社)の双方にとってリスクのない取引ができ、
事故・事件の発生を未然に防止することができるもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の仮想相互確
認銀行システムの機能ブロック図を示し、図2は全体の
概略ブロック図を示している。複数の商品購入者20
(201 、202 〜20n)と、商品を提供販売する複
数の販売会社50(501 、502 〜50n)と、商品
購入者20と販売会社50との間で入金預かり、振込業
務、返金等を行なう仮想相互確認銀行40等で構成され
ている。なお、商品購入者20と仮想相互確認銀行4
0、商品購入者20と販売会社50とは特にインターネ
ット30で接続されていなくても良いが、仮想相互確認
銀行40と販売会社50とはインターネット30を介し
て接続されている。
【0012】仮想相互確認銀行40は銀行と提携して口
座を持ったり、あるいは銀行に口座を設けて、この口座
を利用するようにしても良い。図3はこの仮想相互確認
銀行40のブロック図を示し、コンピュータで構成され
ている。仮想相互確認銀行40を構成している入出力イ
ンターフェイス41は、インターネット30を介してデ
ータの授受を行なうものであり、支払い入金管理部42
は、商品購入者20が仮想相互確認銀行40の口座に入
金した場合の管理や、販売会社50から商品購入者20
からの入金の有無の問い合わせに対して連絡を行なうも
のである。
【0013】納品確認管理部43は、販売会社50から
商品を受け取った商品購入者20が商品を確認してそれ
でOKの場合の管理や、商品購入者20が商品を受け取
ってから売買契約を解除するクーリングオフ期間の計算
の管理などを行なっている。また、返品確認管理部45
は、商品購入者20から販売会社50へ返品を行なった
場合に、その販売会社50から返品された旨の連絡を受
け取った際に、商品購入者20への返金の管理を行なう
ものである。さらに、口座振込管理部44は、商品購入
者20からの納品の確認後や、クーリングオフ期間が経
過した際に商品を販売した販売会社50の指定された口
座に代金の振込を管理するものである。制御部46は、
仮想相互確認銀行40の全体の制御を予め決められたプ
ログラムの手順に沿って行なうものである。
【0014】なお、商品購入者20側ではパソコンを有
している場合であって、このパソコンを利用してインタ
ーネット30を介して仮想相互確認銀行40への振込
や、商品の確認連絡を行なうようになっている。ま
た、販売会社50側もパソコンを用いて、仮想相互確認
銀行40との間で種々のデータのやりとりを行なうよう
になっている。
【0015】次に、商品購入者20の商品の発注、販売
会社50の商品の発送、仮想相互確認銀行40内の制御
動作等について説明していく。なお、図1のステップは
図4〜図6に示しているステップに対応している。先
ず、商品購入者20が、カタログによる通信販売や、イ
ンターネット30上で開設されているホームページ等で
好みの商品を選択して購入を決定する。購入商品を決定
すると、商品購入者20が販売会社50にハガキ、電
話、インターネット30等の何れかの手段で商品を発注
する(図4のステップS40参照)。次に、ステップS
41に示すように商品購入者20は、仮想相互確認銀行
40の口座に支払いを行ない、その後ステップS42に
示すように商品の到着を待つ。
【0016】商品を受け取ると、ステップS43に示す
ように商品の確認、つまり、発注した商品に間違いがな
いか、あるいは商品が気に入らなくて返品するか否かを
決定ないし確認をする。その商品がOKであれば、ステ
ップS44からステップS45に移行して、その旨を電
話、インターネット30等を介して仮想相互確認銀行4
0に連絡をする。また、商品がOKでなければ、ステッ
プS46に移行して、その商品を販売会社50に返品す
る。商品を返品すると、すぐに返金されるのではなく、
後述するように、販売会社50から商品の返品された旨
の連絡を仮想相互確認銀行40が受け取った後に、返品
を確認した上で商品購入者20に返金されることになる
(ステップS47参照)。
【0017】次に、販売会社50側の制御動作フローに
ついて図5により説明する。先ず、ステップS50に示
すように商品購入者20から商品の受注を受けると、商
品購入者20は仮想相互確認銀行40に代金を振り込ん
でいるはずなので、販売会社50は仮想相互確認銀行4
0に入金の確認を行なう(ステップS51参照)。販売
会社50は入金の確認を行なうと、ステップS52に示
すように商品の発送を行なう。この時点で販売会社50
は仮想相互確認銀行40から代金を受け取るのではな
く、商品購入者20からの商品の返品がなく、当該商品
のクーリングオフ期間が経過した後に、仮想相互確認銀
行40から代金が振り込まれるようになっている。
【0018】すなわち、ステップS53に示すように、
商品購入者20から商品の返品があると、ステップS5
4に移行してその旨を仮想相互確認銀行40にインター
ネット30を介して連絡をする。また、商品の返品がな
くて、購入者からその商品がOKである旨の連絡を受け
た場合や、クーリングオフ期間が経過した場合に(ステ
ップS55参照)、ステップS56に進んで仮想相互確
認銀行40から当該販売会社50が指定した口座に入金
がされるので、その確認を行なう。
【0019】次に、商品購入者20と販売会社50に対
する仮想相互確認銀行40側の制御動作について説明す
る。図6のステップS60に示すように、商品購入者2
0が支払い、つまり仮想相互確認銀行40の口座に入金
されると、その商品購入者20の氏名、入金額を支払い
入金管理部42にてデータとして保存する(ステップS
61参照)。そして、ステップS62に示すように、販
売会社50からの入金の有無の問い合わせがあった場合
には、支払い入金管理部42からデータを読み出してイ
ンターネット30を介して販売会社50に入金の有無を
連絡する(ステップS63参照)。
【0020】また、ステップS64において、返品確認
管理部45では、商品購入者20が商品を返品し、その
返品された商品を受け取った販売会社50からの連絡を
受けた場合には、ステップS65に示すように、返金を
行なう。この場合、商品購入者20が指定した銀行の口
座に振り込むようになっている。また、ステップS66
に示すように、返品がなくて、商品購入者20からのO
Kの連絡があった場合、あるいはクーリングオフ期間が
経過した場合は、納品確認管理部43がそれを判断す
る。そして、口座振込管理部44が販売会社50が指定
した口座に代金を振り込む(ステップS67参照)。
【0021】このように、インターネット30上に仮想
相互確認銀行40を設け、商品購入者20からの入金預
かり業務を行ない、商品購入者20のクーリングオフ期
間が過ぎるか、商品購入者20の了解・確認の何れか、
あるいは双方があり次第、仮想相互確認銀行40が販売
会社50の指定口座に代金を振り込むようにしている。
これにより、販売会社50は代金を確実に受け取ること
ができるまた、返品の際は、その商品が販売会社50の
手元に届き、それが仮想相互確認銀行40側に確認され
たことを条件に商品購入者20に返金するものであり、
多少の時間はかかるが、仮想相互確認銀行40を介在さ
せることで、商品購入者20及び販売会社50の双方に
とってリスクのない取引ができ、事故・事件の発生を未
然に防止することができるものである。
【0022】なお、上記の仮想相互確認銀行システムに
おける商品購入者20としては一般消費者が対応してお
り、また、販売会社50もあらゆる商品を販売・提供す
る会社であれば、どのような会社でも良い。
【0023】ところで、本発明者は、上記の仮想相互確
認銀行システムを具体的に適用するシステムを同時に考
えだし、この考えだしたシステムヲ仮想相互確認銀行シ
ステムに適用する一例として商品交換システムを以下に
説明する。
【0024】従来より、一般消費者がある小売店で買物
をした場合に、この買物金額に応じたポイントやスタン
プをもらい、そのポイントやスタンプが一定の点数にな
った場合にはその点数に応じて好みの商品と交換しても
らうシステムが既に存在している。特にスタンプサービ
ス会社が全国的、あるいは地域的に広範囲にわたって特
定のスタンプを配布し、そのスタンプサービス会社に入
っている小売店では、いずれの小売店でもそのスタンプ
サービス会社が提供しているスタンプを一般消費者に買
物金額に応じて渡すようにしている。
【0025】一般消費者にとっては、サービスを提供す
る店や商品を提供する店で買物をしても同じスタンプを
集めることができるので、利便性が良いものの、小売店
側にとっては以下に示すような問題があった。すなわ
ち、従来のスタンプサービス会社のこの種のサービスに
おいて問題になっているのは、広範囲の地域に渡って共
通のスタンプであり、自店の固定客の確保を狙っている
小売店には意味のないもので、競合店との差別化にもな
っていない。
【0026】つまり、共通のスタンプのために、一般消
費者はその特定の店に行く必要がなく、競合店に行って
も同じスタンプを集めることができるからである。その
ため、競合店と同じスタンプを渡している小売店にとっ
ては、この種のサービスで競合店と差別化しようと思っ
ても出来ないのが現状である。また、スタンプを集めた
消費者は小売店で商品を交換するのではなく、スタンプ
サービス会社に直接商品を請求するため、スタンプを渡
した小売店では固定客を確保しにくいという問題があっ
た。
【0027】また、スタンプサービス会社に入っている
小売店、スーパーマーケット等にとっては、そのスタン
プサービス会社からスタンプ(チップ)を1枚何円かで
購入する必要があり、これは売り上げ額に応じた一定の
割合の金額であり、スタンプサービス会社に年間に支払
う金額はかなりの高額になっている。そして、買い物を
した消費者に、無差別的に渡されるチップ(券)を10
0とした場合、そのチップを集めて商品と交換する消費
者の割合は約35%と言われており、スーパーマーケッ
ト等の小売店の経費負担は大変高額であり、特に、薄利
多売を行なっているスーパーマーケット等にとって、こ
の種のサービスを継続させるには、高負担となってい
る。
【0028】すなわち、スーパーマーケット側が消費者
に渡したチップやポイント等に応じて消費者が100%
商品と交換すれば、本来のサービスを消費者に提供でき
るが、残りの65%の分は消費者に還元されないという
ことである。この残りの分はスタンプサービス会社の利
益となっており、スタンプサービス会社のみが継続して
利益を確保できるものの、スーパーマーケット側では消
費者にサービスを提供したということにはならないから
である。また、無差別的に渡されるチップ(券)は、発
行時にすでに売り上げ金額の2%前後の経費がかかって
おり、小売店側にとって高負担となっている。
【0029】かかるポイントサービスの種々の問題点を
解決するために、本発明者が商品交換システムと呼ぶシ
ステムを考えだし、この商品交換システムにより、小売
店側にとって消費者へのサービス維持に最小限度の経費
ですむようにし、しかも消費者の来店頻度を高めて固定
客の確保を狙うようにしたものである。
【0030】以下、この商品交換システムについて説明
する。図7は商品交換システムの概略構成図を示し、こ
の商品交換システムの基本構成としては、一般消費者1
(1 1 、12 〜1n)に直接商品やサービスを販売(提
供)し、その一般消費者1が購入した金額に応じてポイ
ントを渡す複数のポイント提供業者2(21 、22 〜2
n)と、一般消費者1がポイント数に応じて選択した商
品・サービス等を提供する複数の商品提供業者5
(51 、52 〜5n)と、ポイント提供業者2と商品提
供業者5との間で連絡や商品の受け渡し等の仲介を行な
う商品交換センター4とで構成されている。
【0031】商品交換センター4を中心として、複数の
ポイント提供業者2を会員として募り、同様に商品提供
業者5も会員として募り、ともに商品交換センター4に
予め登録するようにしている。複数のポイント提供業者
2と商品交換センター4、商品交換センター4と複数の
商品提供業者5とは、それぞれ電話回線、専用回線等の
通信回線(以下、インターネット3という)で接続され
ており、商品交換センター4は、所謂インターネット上
の仮想店舗としての機能を有しているものである。な
お、この商品交換システムにおけるインターネット3
と、前記仮想相互確認銀行システムにおけるインターネ
ット30とは番号が異なるものの、同じであり、説明の
便宜上番号を異ならせているだけである。
【0032】ポイント提供業者2は、一般消費者1に商
品・サービス等を提供するあらゆる業種を含むものであ
り、同時に一般消費者1に買物金額に応じたポイントを
提供するものである。もちろん一般消費者1はそのポイ
ント提供業者2から渡されたポイントを集め、一定のポ
イント数になればあらゆる商品の中から好みの商品を選
択して交換できるものである。また、商品交換センター
4からみれば各ポイント提供業者2は同じ会員である
が、ポイント提供業者2同士は、互いに異なる業種、あ
るいは同じ業種である。そして、ある特定のポイント提
供業者2が提供するポイントはその店でしか通用しない
ものであり、他のポイント提供業者2では通用しないも
のである。
【0033】商品提供業者5は、商品・サービスを商品
交換センター4、ポイント提供業者2を介して一般消費
者1に提供するものであり、あらゆる商品、あるゆるサ
ービスを提供するものである。サービスとして例えば、
旅行、食事、映画等であり、商品はどのようなものでも
良い。特に、商品提供業者5が販売している商品・サー
ビスである。
【0034】図8はコンピュータで構成した商品交換セ
ンター4のブロック構成図を示し、ポイント提供業者2
とデータ等の授受を行なう入出力インターフェイス11
と、商品提供業者5とデータ等の授受を行なう入出力イ
ンターフェイス16と、ポイント提供業者2や商品提供
業者5の会員登録や商品・サービスの登録を行なう登録
設定部15と、登録されたポイント提供業者2、商品提
供業者5、各種の商品・サービスをデータ化して格納し
ておくデータベース12と、例えば、ポイント提供業者
2からポイント数に応じた商品・サービスをポイント提
供業者2側にデータとして送るためのデータベース制御
管理部13と、実際にどのような商品・サービスをどこ
のポイント提供業者2にいつまでに配送するかを画面や
紙にプリントアウトする出力部14等で構成されてい
る。なお、図8ではインターネット3は省略してある。
【0035】次に、図9以降により本発明の動作を説明
する。なお、ポイント提供業者2としてスーパーマーケ
ットを例として説明するが、他の小売店やサービス業者
等にも当然適用できるものである。図9のステップS1
に示すように、一般消費者1があるスーパーマーケット
に買物に行くと、そのスーパーマーケット(ポイント提
供業者2)は一般消費者1が購入した商品の金額に応じ
てポイントを渡す(ステップS2参照)。なお、このポ
イントを一般消費者1に渡す手法としては、レジの清算
時に紙製のチップ類を渡したり、磁気カードに記憶させ
る方式等である。
【0036】ここで、ポイント数として、買物金額10
0円に対して1円(1ポイント)としたり、あるいはス
ーパーマーケットが他社のスーパーマーケットと差別化
するためや、固定客を積極的に確保する狙いで100円
に対してそれ以上のポイント、例えば、3ポイント、5
ポイントとしても良い。
【0037】買物をしていき、そのスーパーマーケット
でのポイント数が一定以上たまった場合(ステップS3
参照)、そのポイント数に応じて種々の商品・サービス
と交換が可能となる。例えば、商品・サービスと交換可
能な最低ポイント数を500として、100ポイントず
つ異なる商品・サービスと交換できるようにする。ま
た、500ポイントは、例えば、500円に対応させ、
交換可能な上限はいくらでも任意に設定するようにして
いる。例えば、海外旅行では、10万点(10万ポイン
ト)としても良いのは言うまでもない。
【0038】次に、所定のポイント数が溜まると、商品
・サービスを交換しようとする一般消費者1は、そのポ
イントが通用するスーパーマーケットに出向く(ステッ
プS4)。スーパーマーケット側では図外のパソコンか
らインターネット3を介して商品交換センター4に接続
し、ポイント数に応じた商品・サービスをパソコンの画
面に表示させる。そして、ステップS5に示すように、
一般消費者1が気に入った商品・サービスを決定する
と、スーパーマーケット側が選択した商品・サービスを
要求する(ステップS6参照)。また、ステップS7に
示すように、商品交換センター4から商品・サービスの
配送予定日が送られる。これによりスーパーマーケット
側は商品・サービスを交換に来た一般消費者1に商品・
サービスの受け取り可能日を伝えることになる(ステッ
プS8参照)。
【0039】ここで、商品交換センター4では、スーパ
ーマーケット側からの要求に応じて、データベース制御
管理部13により、ポイント数に応じた商品・サービ
ス、配送予定日等をデータベース12から取り出してス
ーパーマーケット側に送る。また、データベース制御管
理部13は商品提供業者5に対して、一般消費者1が選
択した商品・サービス及びポイント提供業者2の名称、
住所等のデータをインターネット3を介して伝送し、当
該商品・サービスをポイント提供業者2に配送するよう
に依頼する。さらに、一般消費者1が選択した商品・サ
ービスは、データベース制御管理部13側にアクセスさ
れて決定した商品・サービスをデータとして保存すると
共に、出力部14に、一般消費者1が選択した商品・サ
ービスの商品提供業者5、及びスーパーマーケットの住
所等を出力する。
【0040】また、商品・サービスを交換にスーパーマ
ーケットに行く一般消費者1は、通常はその帰りに当該
スーパーマーケットで買物をするものであり、単に商品
・サービスを交換して買物をせずにそのまま帰る一般消
費者1がいたとしても、その割合は非常に少ないもので
ある。したがって、スーパーマーケット側にとっては、
一般消費者1の来店頻度を上げることができて、売り上
げを伸ばすことができる。また、一般消費者1がポイン
トと交換する商品・サービスは、多数の商品提供業者5
からの商品・サービスが提供されているので、無数の商
品・サービスから選択できるものであり、一般消費者1
にとって商品・サービスの選択幅が非常に拡がるもので
ある。従来のスタンプサービス会社が提供する商品・サ
ービスは、限られており、一般消費者1の選択幅は狭
く、本発明の商品交換システムにより一般消費者1の不
満を解消できることになる。
【0041】次に、図10のステップS10に示すよう
に、一般消費者1が指定された日、あるいはその日以降
に再びスーパーマーケットに商品・サービスを取りに行
くことになる。特に、ポイントで交換する商品・サービ
スは、一般消費者1が気にいったものであり、その商品
・サービスを受け取りに行くのが楽しみであり、その交
換を第1の目的としてスーパーマーケットに行くことに
なる。そして、商品・サービスの交換のついでに一般消
費者1がそのスーパーマーケットで買物をして帰る(ス
テップS11参照)。そのため、スーパーマーケット側
では、商品・サービスの交換のついでに来た一般消費者
1が買物をすることで、売り上げを伸ばすことができ
る。
【0042】そして、ステップS12に示すように、一
般消費者1が交換した商品・サービスをスーパーマーケ
ットが検討し、どのような商品・サービスに人気がある
のか情報収集を行ない、さらにステップS13に示すよ
うに、その情報収集、検討の結果、いわゆる売れ筋商品
を把握することが可能となる。そして、今後、売れそう
な商品を店内に置く際の参考とすることができる。これ
は、商品・サービスの交換制度を利用して、商品のマー
ケティングが容易に行なえることを意味している。特
に、巨大スーパー以外の中小のスーパーマーケットでは
売り場面積が比較的狭いので、各種の商品を置くことが
できないのが現状であり、棚に置く商品を限定されるこ
とになる。なお、ポイント提供業者2側では、一般消費
者1が選択した商品・サービス等をパソコンでデータと
して保存しておき、その保存したデータを収集して内容
の検討を行なうものである。
【0043】そこで、かかるマーケティングを利用して
売れ筋のある商品を厳選でき、売り場面積が狭くても効
率良く商品を置くことができ、しかも、売り上げを伸ば
すことができるものである。特に、スーパーマーケット
側では、一般消費者1が商品・サービスの交換する時の
来店、商品・サービスを受け取る際の来店となり、一般
消費者1が当該スーパーマーケットに足を運ぶ回数を増
やすことができて固定客を確保でき、それにより、売り
上げの向上に寄与するものである。
【0044】図11は商品交換センター4側の動作のフ
ローチャートを示し、上述の説明と重複する場合もある
が説明すると、ステップS20に示すように、商品交換
センター4側はスーパーマーケット側から要請がある
と、そのポイント数に応じた商品・サービスの一覧表を
スーパーマーケット側にインターネット3を介して送
る。この制御はデータベース制御管理部13で行なって
いる。また、スーパーマーケット側から商品・サービス
を決定した旨を受信すると(ステップS21参照)、商
品・サービスの配送予定日をスーパーマーケット側に伝
送する(ステップS22参照)。なお、商品提供業者5
は予め商品・サービスの交換の連絡を受け取ってから何
日までに配送可能と予め登録設定部15に登録してお
り、その登録設定部15から指定した商品・サービスの
配送予定日をスーパーマーケット側に伝送するものであ
る。
【0045】ステップS23に示すように、商品交換セ
ンター4はスーパーマーケット側からあった交換商品・
サービスをその商品・サービスを提供する所定の商品提
供業者5に電子メイル等で伝送する。そして、ステップ
S24に示すように、商品提供業者5はその指定された
商品・サービスをポイント提供業者2であるスーパーマ
ーケットに配送する。
【0046】図12は商品提供業者5側の動作を示すフ
ローチャートであり、ステップS30に示すように商品
交換センター4から指定された商品・サービスの連絡を
受け、その指定された商品・サービスをポイント提供業
者2に配送する(ステップS31参照)。なお、商品提
供業者5側では商品交換センター4から伝送されてきた
商品・サービス、ポイント提供業者2等の記録を保存し
ておく。次に、商品提供業者5側ではステップS32に
示すように、現在どのような商品・サービスが一般消費
者1に人気があるのかを検討する。商品提供業者5では
多数のポイント提供業者2から商品・サービスの配送依
頼があるので、どの商品・サービスに人気があるのかを
リアルタイムで把握することができる。
【0047】また、ポイント提供業者2が全国的に点在
しているので、地域ごとにどのような商品・サービスに
人気があるのかも検討することができる。例えば、ある
地域ではAという商品・サービスに人気があり、他の別
の地域ではBという商品・サービスに人気があるという
ことも把握することができる。この商品提供業者5側で
も商品・サービスのマーケティングが容易に行なえるも
のである。このような場合、ステップS33に示すよう
に、特定の商品・サービス、あるいは特定の地域で人気
のある商品・サービスがある場合、その地域のポイント
提供業者2、例えばスーパーマーケットに販売の売り込
みに行き、商品交換センター4との関係とは別途商品・
サービスの売り上げ増加に寄与することができるように
なる。特に、ポイント提供業者2及び商品提供業者5は
共に売れ筋の商品・サービスは分かっているので、売買
の契約が成立する可能性が高く、双方とも利益を上げる
ことができる。
【0048】ここで、商品交換センター4で提供してい
る商品・サービスは、市場で販売されている実売価格で
あり、商品交換センター4ではマージンをとらないよう
にしている。したがって、商品提供業者5側から見れ
ば、商品交換センター4に商品・サービスを提供して
も、また他の所で販売しても同じ利益を得ることができ
るものである。これは、ポイント提供業者2のみ、商品
交換センター4のみ、商品提供業者5のみが利益を得る
ようにしているのではなく、ポイント提供業者2、商品
交換センター4、商品提供業者5がそれぞれ適正な利益
を得て、所謂共生を図るようにしているものである。
【0049】商品提供業者5は、商品交換センター4か
ら商品・サービスの提供依頼があれば通常の販売と同様
の利益が得られ、また、商品交換センター4では、商品
提供業者5、ポイント提供業者2からのそれぞれの会員
登録の会費で適正な利益を得ている。また、商品提供業
者5は、商品・サービスを商品交換センター4で登録し
てその新商品の紹介もポイント提供業者2側のパソコン
の画面上で行なうことができ、商品・サービスの広告の
ための負担もほとんどなく行なうことができる。さら
に、商品・サービスの内容をカタログで行なう場合と比
べて、商品・サービスの内容に変更が生じた場合には、
電子的にすぐに変更が可能なので、商品提供業者5側に
とって非常に利便性が高くなる。かかる商品・サービス
の内容の変更をカタログでするとすれば、印刷コストが
膨大となり、一旦内容を決めた後に、すぐに内容の変更
を行なうことはコストの点で不可能に近いものである。
【0050】さらに、ポイント提供業者2は上述したよ
うにポイント提供による商品・サービスの交換により一
般消費者1の来店頻度が高くなり、そのため、固定客の
確保ができて他の競合店と差別化ができるのはもちろ
ん、実際に一般消費者1に商品・サービスを交換した分
のみが負担となるだけで、従来のように無差別的に有償
の費用を伴っていたチップを渡すのと比べて負担を軽く
することができる。また、あるスーパーマーケットで
は、自社のスーパーマーケットだけ通用するポイントを
消費者に渡し、そのポイント数に応じた金券で還元して
いるところもあるが、かかる場合、その金券で消費者が
店内で商品を買ってもスーパーマーケット側は利益が出
ないという問題があるが、本発明の方式では、集めたポ
イントで自店の商品を買うことがないので、かかる問題
はない。
【0051】なお、先の実施形態では、交換する商品・
サービスの予定日を即一般消費者1に通知するようにし
ていたが、一般消費者1が商品・サービスを選択し、そ
の後にポイント提供業者2が電話等により一般消費者1
に連絡するようにしても良い。
【0052】ここで、図7に示す商品交換システムで
は、ポイント提供業者2が商品交換センター4側に商品
を発注する形となっていて、図1に示す仮想相互確認銀
行システムでは商品購入者20が販売会社50に直接商
品の発注を行なっている。そこで、商品交換システムに
おいて、ポイント提供業者2が商品を購入する場合に、
ポイント提供業者2側の画面上に表示されている商品を
選択して、その商品の発注を商品提供業者5にインター
ネットを介して直接行なうようにしても良い。そして、
その代金の支払い、発送、代金の受け取り(商品提供業
者5つまり販売会社50の指定口座への入金)等を仮想
相互確認銀行40にて行なうようにしても良い。
【0053】また、上記商品交換センター4に仮想相互
確認銀行40の機能を持たせることで、商品、入金、販
売会社50の指定口座への入金、返品、返金の流れをス
ムーズに行なわせることができる。商品交換センター4
に仮想相互確認銀行40の機能を持たせる場合、仮想相
互確認銀行システムでは、商品購入者20が販売会社5
0に直接商品の発注を行なっていたが、商品購入者20
が仮想相互確認銀行40(商品交換センター4)に商品
の発注を行なうシステムとすることで、一般消費者1に
代わってポイント提供業者2が商品の授受、商品の代金
の支払い、返品、返金の受け取りを、仮想相互確認銀行
40と販売会社50との間でリスクのない取引ができ、
仮想相互確認銀行システムと同様に事故・事件の発生を
未然に防止することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明の仮想相互確認銀行システムによ
れば、インターネット上に仮想相互確認銀行を設け、商
品購入者からの入金預かり業務を行ない、商品購入者の
クーリングオフ期間が過ぎるか、商品購入者の了解・確
認の何れか、あるいは双方があり次第、仮想相互確認銀
行が販売会社の指定口座に代金を振り込むようにしてお
り、これにより、販売会社は確実に代金を受け取ること
ができる。また、返品の際は、その商品が販売会社の手
元に届き、それが仮想相互確認銀行側に確認されたこと
を条件に商品購入者に返金するものであり、多少の時間
はかかるが、仮想相互確認銀行を介在させることで、商
品購入者及び販売会社の双方にとってリスクのない取引
ができ、事故・事件の発生を未然に防止することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムにおける全体の概略機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムの概略ブロック構成図である。
【図3】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行のブロ
ック構成図である。
【図4】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムにおける商品購入者側の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムにおける販売会社側の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の形態の仮想相互確認銀行システ
ムにおける仮想相互確認銀行側の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の実施の形態の商品交換システムの概略
構成図である。
【図8】本発明の実施の形態の商品交換センターのブロ
ック構成図である。
【図9】本発明の実施の形態の一般消費者がポイント提
供業者での買物、商品・サービスの交換の動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態の一般消費者がポイント
提供業者での買物、商品・サービスの交換の動作を示す
フローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態の商品交換センター側で
の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態の商品提供業者側での動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 一般消費者 2 ポイント提供業者 3 インターネット 4 商品交換センター 5 商品提供業者 20 商品購入者 30 インターネット 40 仮想相互確認銀行42 支払い入金管理部 43 納品確認管理部 44 口座振込管理部 45 返品確認管理部 50 販売会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 BA18 CB04 3E042 CC01 CC10 EA01 5B049 AA05 BB11 BB46 CC05 CC10 CC36 DD01 EE00 GG04 GG07 5B055 BB16 CA00 CB00 CB09 CC10 EE02 EE06 EE27 JJ05 9A001 JJ25 JJ57 JJ62 KK60 LL01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の発注、その商品の代金の支払い、発
    注した商品の確認や返品をする商品購入者(20)と、
    この商品購入者(20)からの商品の発注を受けた際に
    該商品購入者(20)に商品を発送する販売会社(5
    0)と、この販売会社(50)とはインターネット(3
    0)を介して接続されており、上記商品購入者(20)
    からの代金の支払いを管理し、後に販売会社(50)に
    代金を支払う仮想相互確認銀行(40)とからなり、 販売会社(50)がインターネット(30)を介して仮
    想相互確認銀行(40)に入金の有無を問い合わせて入
    金確認後に販売会社(50)が商品購入者(20)に商
    品を発送し、商品を受け取った商品購入者(20)から
    の納品確認の連絡があった場合、商品のクーリングオフ
    期間の経過後の少なくともいずれか一方の場合に、仮想
    相互確認銀行(40)が販売会社(50)の口座に代金
    を振り込むようにしていることを特徴とする仮想相互確
    認銀行システム。
  2. 【請求項2】商品を受け取った商品購入者(20)が当
    該商品を返品する場合、返品された商品を受け取った旨
    の連絡を販売会社(50)からインターネット(30)
    を介して受けた後に、仮想相互確認銀行(40)が商品
    購入者(20)に代金を返金するようにしていることを
    特徴とする請求項1記載の仮想相互確認銀行システム。
  3. 【請求項3】一般消費者(1)の買物金額に応じてポイ
    ントを渡し、所定のポイント数に達した場合に好みの商
    品・サービスとポイント数とを交換して該一般消費者
    (1)に商品・サービスを渡すポイント提供業者(2)
    と、 1種類若しくは複数種類の商品・サービスを提供する商
    品提供業者(5)と、 前記ポイント提供業者(2)、商品提供業者(5)とは
    それぞれインターネット(3)を介して接続され、ポイ
    ント提供業者(2)から指定された商品・サービスの内
    容を商品提供業者(5)に伝送する商品交換センター
    (4)とからなる商品交換システムを構築し、 上記ポイント提供業者(2)を商品購入者(20)に、
    商品提供業者(5)を販売会社(50)にそれぞれ対応
    させると共に、商品交換センター(4)に前記仮想相互
    確認銀行(40)の機能を付与させていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の仮想相互確認銀行シ
    ステム。
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