JP2001265641A - ウェブコンテントの知的フェッチと配送のためのシステムと方法 - Google Patents

ウェブコンテントの知的フェッチと配送のためのシステムと方法

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JP2001265641A JP2000267686A JP2000267686A JP2001265641A JP 2001265641 A JP2001265641 A JP 2001265641A JP 2000267686 A JP2000267686 A JP 2000267686A JP 2000267686 A JP2000267686 A JP 2000267686A JP 2001265641 A JP2001265641 A JP 2001265641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテントの配送サービスを改善する、ウェ
ブコンテントの知的フェッチと配送のためのシステムと
方法を提供すること。 【解決手段】 本システムは、要求元の末端ユーザーブ
ラウザからのコンテントに対する要求を受信し、少なく
とも一つの通信ネットワークを通してコンテントプロバ
イダサーバーからコンテントをフェッチするように構成
されている代理サーバーを備える。代理サーバーは、フ
ェッチの時間と要求している末端ユーザーのブラウザと
を含む、フェッチされる全てのコンテントのログを維持
し、同じ要求元の末端ユーザーのブラウザによって、決
まった時間の間のフェッチ済みコンテント間の関連を記
憶するようにプログラムされている。特定のコンテント
に対する次の要求が代理サーバーによって受信される
と、代理サーバーは、その特定の要求されたコンテント
に関連する全てのコンテントを先行フェッチする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くコンテントの
配送ネットワークに関し、また、実施形態においては、
コンテントの配送サービスを改善する、ウェブコンテン
トの知的フェッチと配送のためのシステムと方法に関す
る。本発明の実施形態は、2000年3月20日出願の
米国仮出願第60/190,604号“Intelligent We
b Content Fetch and Delivery(ウェブコンテントの知
的フェッチと配送)”に関し、その内容は、ここで参照
のために組み入れられる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ウェ
ブ性能は、コンテントプロバイダ間に優劣をつけるため
の重要な点である。主要なウェブサイトでの故障と速度
低下は、大量のウェブの通信を扱おうとする際に会社が
直面する困難を示している。インターネットの基幹とな
る主要技術が進歩したので、サービス管理の分野の多く
の革新によって、帯域幅とウェブコンテントを取得する
ための応答時間が改善された。しかし、これらの基盤の
改善は、インターネット内の全ての点での通信上の問題
を解決する訳ではない。
【0003】例えば、図1において、日本のネットワー
ク14内の末端ユーザーが、米国内のネットワーク18
のウェブサイト16からあるページにアクセス要求をす
ると仮定する。その要求は、ウェブサイト16に着く前
に、いくつかのゲートウェイ20,78,80を通り抜
けなくてはならない。ウェブサイト16は、大きな帯域
幅を持つが(大量のデータを高速に通信する能力)日本
のネットワーク14を米国のネットワーク18に接続す
るそれらのゲートウェイは、遅いかも知れず、こうして
末端ユーザー12が、ウェブサイト16からそのページ
にアクセスしようとするとき、ゲートウェイはボトルネ
ックを作るかもしれない。そのようなゲートウェイのボ
トルネックは、結果として、データ1ページのアクセス
時間が10秒あるいはそれ以上のオーダーになる。その
ようなゲートウェイのボトルネックがある故に、また、
ウェブサイト16と末端ユーザー12との間のインター
ネットパスに沿って不確かな点が多くある故に、コンテ
ント配送ネットワークあるいはシステムが、今や開発さ
れている。
【0004】基本的に、コンテント配送システムは、少
なくとも二つの大きな目的のために設計され配置される
が、それは、一つは負荷の平均化であり、他は応答時間
を減らすことである。コンテント配送システムは、高速
専用線を使って実現され、全てのゲートウェイを迂回し
たり、伝送経路内のインターネットゲートウェイの数を
減らしてコンテントを配送する。しかし、そのような専
用ネットワークは、高価であり全てのネットワークに展
開することはできない。コンテント配送システムを実現
する他の方法は、知的なキャッシュ、ミラー、代理サー
バーあるいは、希望するコンテントを含み、末端ユーザ
ーに高速応答時間を保証する近くて容易にアクセス可能
なサーバーに、末端ユーザーを方向変更するような他の
技術を使用することで行われる。いくつかの通信の向き
を変えることで、通信の殺到は、減少し、末端ユーザー
は、より早い応答時間の恩恵を受ける。このようなネッ
トワークやシステムのアーキテクチャと機能性によく使
用される用語は、コンテント配送サービス(CDS)で
ある。
【0005】図2は、従来のウェブコンテント配送とキ
ャッシュの構成の概要を示している。図2は、図2の代
理サーバー28は、図1の末端ユーザー12と原ウェブ
サイト16の間のどこかに置かれているという点で、図
1に関連しているということを理解されたい。ユーザー
が(例えば、ユーザー1;参照番号24を参照)ウェブ
サイトから(例えば、ウェブサイト1;参照番号26を
参照)、あるページ(例えば、index.html)にアクセス
しようとするとき、ユーザー1のブラウザは、最初に要
求をドメイン名サーバー(DNS)に送って、ウェブサ
イト1のドメイン名に対応するインターネットプロトコ
ル(IP)アドレスを探させる。図2に示されていない
が、当業者であれば、DNSのネットワークは、要求の
あったドメイン名のIPアドレスを捜し出すために存在
するということは十分に理解できる。
【0006】ユーザー1のブラウザがウェブサイト1の
IPアドレスを受信した後、ブラウザは、代理サーバー
28から該当ページにアクセスしようとする。代理サー
バー28は、それから、希望するページが代理サーバー
28のキャッシュ30の中にあるか捜してみる。もし、
希望するページがキャッシュ30の中にあれば、代理サ
ーバー28は、単に、原ウェブサイト(ウェブサイト
1)から該当ページにアクセスしようとせずに、キャッ
シュ30の中のコンテントをユーザー1に配送するのみ
である。もし、希望するページがキャッシュ30の中に
無ければ、代理サーバー28は、index.html(テキスト
のみ)をフェッチするためにウェブサイト1に要求を送
る。
【0007】ユーザー1のブラウザがindex.htmlを受信
した後、ブラウザは、そのページを構文解析し、画像と
アイコンのような埋め込まれたオブジェクトをフェッチ
するために追加要求を出す。しかし、代理サーバー28
は、最初にこれらの要求を受信し、埋め込まれたオブジ
ェクトがキャッシュ30の中で利用可能であるかどうか
を決定する。もし、希望するオブジェクトがキャッシュ
30の中にあれば、代理サーバー28は、原ウェブサイ
ト(ウェブサイト1)からオブジェクトをフェッチしよ
うとせずに、単にキャッシュ30の中のオブジェクトを
ユーザー1に送るだけである。もし、希望するオブジェ
クトがキャッシュ30の中に無ければ、代理サーバー2
8は、オブジェクトをフェッチするよう適切なウェブサ
イトに要求を送る。
【0008】通信(すなわち、データの流れ)は、代理
サーバー28の中のログ(log)ファイル32に記録さ
れる。そのようなログファイルは、要求の発信者のIP
アドレスとフェッチされたオブジェクトのURLと各動
作のタイムスタンプのようなものを含んでいる。代理サ
ーバー28は、通常、キャッシュ30のコンテントが同
様の関心を持ったユーザーからアクセスできるように、
多くのユーザーによって共有されるということに注意し
たい。こうして、例えば、もしユーザー1があるページ
にアクセスし、そのページがキャッシュ30に記憶され
ているなら、ユーザー2(参照番号90を参照)が同じ
ページを要求するとき、代理サーバー28は、単にキャ
ッシュ30に記憶されているページをユーザー2に提供
する。
【0009】しかし、各フェッチに対応した処理オーバ
ーヘッドが高いゆえに、埋め込まれたオブジェクトをフ
ェッチする間、依然として遅延が発生する可能性があ
る。たとえば、典型的なウェブページは、画像と本質的
に小さな画像であるアイコンを含んでいる。アイコンに
関連したデータは、少数のデータパケットを用いて転送
される。しかし、どのような転送においても、接続を開
始および終了する命令の形で、処理オーバーヘッドがあ
る。この処理オーバーヘッドは、6個あるいは7個のデ
ータパケットから成る。
【0010】図3は、アイコンの転送に係わるデータパ
ケットを示している。最初に、接続を図るのにデータパ
ケットを用いて、ユーザー34がサーバー38にSYN
要求36を送る。これに応答して、サーバー38は、他
のパケットを用いてSYN受け取り確認メッセージ40
をユーザー34に送り返す。ユーザー34は、それか
ら、さらに他のパケットを用いて、受け取り確認42を
サーバー38に送り返すことによって、パケットを受信
したという確認をする。3個のパケットが、従って、接
続を確立するのに必要である。一旦、接続が確立される
と、ユーザー34は、“アイコン入手”要求44を、他
のパケットを用いてサーバー38に送る。サーバー38
は、それからペイロード(payload)やアイコンのコン
テントを含む多数のパケット46,82,84を、ユー
ザー34に送り返す。一旦、データ転送が終了すると、
サーバー38は、他のパケットを用いて、FINメッセ
ージ48をユーザー34に送り返す。FINメッセージ
48は、サーバー38が接続を終了したがっていること
を示す。これに対して、ユーザー34は、一つのパケッ
トを用いて受け取り確認メッセージ50をサーバー38
に送り返す。ユーザー34は、その後、FINメッセー
ジ52を一つのパケットを用いてサーバー38に送り返
し、サーバー38は、受け取り確認メッセージ54をユ
ーザー34に返すことにより、このパケットを受け取っ
たと確認する。こうして、接続を終了するために、全部
で4個のパケットを必要とする。図3の例は、アイコン
の転送は非常に非効率的であると示しているが、これ
は、オーバーヘッドの7個のパケットがわずか2個か3
個のコンテント用パケットのために必要になっているか
らである。この非効率は、多くのアイコンがある典型的
なウェブページにおいては、さらにひどくなる。
【0011】加えて、ウェブページは、多数のイメージ
をフェッチする必要があるかも知れず、また、サーバー
はユーザーごとの接続の決まった制限を課するかも知れ
ないので全ての画像が同時にフェッチされるとは限らな
い。多数の画像を予定無しにフェッチすることで、ユー
ザーが不完全なままの画像を長時間見る結果となる。し
かし、ユーザーにとっては、インターネットをさらに航
行するのにあたり画像上をクリックするために、いくつ
かの全画像を妥当な時間内に見られことが重要であろ
う。ユーザーの視点からすれば、ユーザーがウェブペー
ジのコンテントに対してより良く理解できるように、で
きるだけ早く完全な埋め込みオブジェクトを見せること
が望ましいであろう。ユーザーは、最初から小さな画像
の一部に基づいて、ウェブページのコンテントを理解す
ることはできないであろうから、このことは、特にアイ
コンのような小さな画像には当てはまる。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、多数のオブジェ
クトの転送のために、ユーザーとコンテントプロバイダ
との間の接続を確立したままにしておき、それによっ
て、接続の確立、終了の回数を減らし、コンテントの転
送のオーバーヘッドを減らし、アクセス時間を改善す
る、ウェブコンテントの知的フェッチと配送のためのシ
ステムと方法を提供することが、本発明の実施形態の利
点である。
【0013】さらに、多数のオブジェクトが配送されて
いるときに、全ての残りのオブジェクトの全部あるいは
一部がオブジェクトの大きさの昇順に転送されるよう
な、ウェブコンテントの知的フェッチと配送のためのシ
ステムと方法を提供することが、本発明の実施形態の利
点である。
【0014】さらに、ドメイン名のアドレスを先に決定
し、必要性を予測して接続を先にしておき、将来のオブ
ジェクト転送を予測して接続を確立したままにしておく
ことでウェブコンテントのフェッチの応答時間を改善す
るような、ウェブコンテントの知的フェッチと配送のた
めのシステムと方法を提供することが、本発明の実施形
態の利点である。
【0015】さらに、代理サーバーが、ページおよびオ
ブジェクトのフェッチのログを保存し、特定の時間のウ
ィンドウ内で発生するページおよびオブジェクトの複数
のフェッチの間の関連のようなものを決定し記憶し、ま
た、次のページ要求が受信されるときに、記憶された関
連に従ってオブジェクトをキャッシュ内にプリフェッチ
するようなウェブコンテントの知的フェッチと配送のた
めのシステムと方法を提供することが本発明の実施形態
の利点である。
【0016】これらの、そして他の利点は、要求元の末
端ユーザーのブラウザからのコンテント要求を受信し、
少なくとも一つの通信ネットワークを通してコンテント
プロバイダサーバーからコンテントをフェッチするよう
な構成の代理サーバーを備えたウェブコンテントのフェ
ッチと配送システムによって達成される。代理サーバー
は、フェッチ時間と要求元の末端ユーザーのブラウザを
含むフェッチされた全てのコンテントのログを保存し、
決まった時間の間に同じ要求元末端ユーザーのブラウザ
によってフェッチされたコンテント間の関連を記憶する
ようにプログラムされている。特定のコンテントに対す
る次の要求が代理サーバーによって受信されると、代理
サーバーは、その特定の要求されたコンテントに関連す
る全てのコンテントをプリフェッチする。
【0017】本発明の実施形態のこれらの、そして他の
目的と特徴と利点は、本発明の実施形態の詳細な以下の
記載を、図面と添付の請求の範囲とともに読むことによ
って、当業者には明白となるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】以下の実施形態の記述において、
ここで本発明の実施形態の一部を形成し、本発明が実践
される特定の実施形態を図解によって示す添付図を参照
されたい。本発明の実施形態の視野から離れることなく
他の実施形態が利用可能であり、構成上の変更を行うこ
とができるという点を理解されたい。
【0019】ウェブの性能は、コンテントプロバイダ間
に優劣を付けるための重要な点である。主要なウェブサ
イトでの故障と速度低下は、高速ウェブ通信を扱おうと
する時に、会社が直面する困難を示している。インター
ネットの基幹となる主要技術が進歩したので、サービス
管理の分野で多くの革新によって、帯域幅とウェブコン
テントを取得するための応答時間とが改善された。しか
し、インフラストラクチャにこれらの改善をすることで
は、インターネット内の全ての点での通信上の問題を解
決することはできない。ゲートウェイのボトルネック
は、データの1ページのアクセス時間が、10秒あるい
はそれ以上のオーダーになる可能性がある。ゲートウェ
イのボトルネックのせいで、また、末端ユーザーからウ
ェブサイトへのインターネットのパスに沿って多くの不
確実なものがあるので、コンテント配送ネットワークあ
るいはそのシステムが、現在開発中である。
【0020】基本的に、コンテント配送システムは、2
つの主な目的のために設計される。一つは、負荷の平均
化を達成することであり、他は、応答時間とアクセス時
間を減らすことである。ここに記載される本発明の実施
形態によって、知的キャッシュおよび代理サーバーを用
いて、希望するコンテントを含みかつユーザーから近い
かアクセスが容易であるような利用可能なサーバーにユ
ーザーを方向変更するコンテント配送システムを通し
て、応答時間とアクセス時間とが減少する。方向変更さ
れた通信のいくつかによって、通信の殺到は減少し、ユ
ーザーは高速応答時間の恩恵を受ける。
【0021】上述のように、オブジェクトをフェッチす
る手順は、その後に多くの埋め込みオブジェクトフェッ
チが続く、htmlページフェッチである。一つのht
mlページは、通常いくつかの様々な大きさの埋め込み
オブジェクトを持ち、それらのオブジェクトを配送する
ことで、ウェブを用いたユーザーの経験に影響を与える
可能性がある。以下の段落において、ユーザーにより良
い表示手順を提供する、ウェブオブジェクト配送スケジ
ューリング方法が、本発明の実施形態によって記載され
る。
【0022】いずれのウェブ配送方法においても、いく
つかの段階が実行されなければならない。最初に、ドメ
イン名サーバー(DNS)ネットワークは、ドメイン名
の検索を実行するのに使用されなければならない。この
ドメイン名検索の結果として、フェッチすべきデータを
含むコンテントプロバイダサイトのアドレスができる。
第2に、ソケットまたはチャネルを開くことによって接
続を確立しなくてはならない。一旦、この接続ができる
と、オブジェクトをフェッチすることができる。
【0023】図4は、一つのソケットあるいはチャネル
を用いたhtmlページ内に埋め込まれた3つのオブジ
ェクトをフェッチすることを広く示しており、そこで、
オブジェクト1(obj1)はオブジェクト2(obj2)より
大きく、obj2の大きさはオブジェクト3(obj3)よりも
大きい。図4において、横軸は時間を表し、縦軸はネッ
トワーク帯域幅を表している。
【0024】図4(a)は、サーバーが、一つのソケッ
トあるいはチャネルを用いて任意の順番でオブジェクト
を配送するような、ウェブコンテント配送スケジューリ
ングの一方法を示している。図4(a)で示された任意
の配送手順において、obj1(参照番号56を参照)が最
初に配送され、次にobj2(参照番号58を参照)とobj3
(参照番号60を参照)が続く。ユーザーは、obj1が完
全に見えたときである、t=t4までは、埋め込みオブジェ
クトを何も完全に見ることはできない。図4(b)は、
obj1(参照番号86を参照)とobj2(参照番号88を参
照)が同時に転送され、各々がネットワーク帯域幅の一
部を使用する、時刻t=t2のように、サーバーが2つのソ
ケットを用いて同時に同じネットワーク内で2個のオブ
ジェクトを配送することができるようなウェブコンテン
ト配送スケジューリングの他の方法を示している。図4
(b)が示すように、ユーザーは、obj2が完全に見える
時であるt=t5まで、いかなる完全な埋め込みオブジェク
トも見ることができないであろう。
【0025】目指す大きさの埋め込みオブジェクトが、
評価の主観のせいで、他の大きさの埋め込みオブジェク
トよりも重要であるかどうかをサーバーが決定するのは
困難であることを理解されたい。オブジェクトの大きさ
は、重要さを決定する唯一の因子ではないだろう。例え
ば、小さい方の埋め込みオブジェクトは動作に必須の選
択ボタンのためのアイコンであり得る一方、より大きな
オブジェクトは広告のバナー(banner)であり得る。ユ
ーザーの視点からすると、ユーザーがウェブページのコ
ンテントに対してより良く理解できるように、完全な埋
め込みオブジェクトをできるだけ早く見ることが望まし
い。これは、ユーザーが、既に小さくなっている画像の
一部に基づいて、ウェブページのコンテントを理解する
ことはできないので、小さな画像に対しては特にこのこ
とが言える。反対に、ユーザーは、大きな画像の一部に
基づいて、ウェブページのコンテントを理解することは
できるであろう。
【0026】図4(c)は、埋め込みオブジェクトをオ
ブジェクトの大きさの昇順で配送するという埋め込みオ
ブジェクトの配送方法に関する、本発明の実施形態を示
している。サーバーは、記憶したオブジェクトに関する
オブジェクトの大きさ(オブジェクトのメタデータ内に
含まれる)を含む管理情報を記憶し、ユーザーは、実際
にオブジェクトが配送される前に、httpプロトコル
によってこの情報を受信することができるということを
理解されたい。最も小さいオブジェクトが最初に配送さ
れるので、ユーザーは、図4(a)と図4(b)の方法
よりかなり先に、t=t1の時に完全な画像を見ることがで
きる。従って、図4(c)に示される本発明の実施形態
では、ユーザーは、他の方法よりも早く完全な埋め込み
オブジェクトを見ることができる。
【0027】図5は、広く、本発明の他の実施形態を示
している。図5(a)の例において、最小のobj3(参照
番号98を参照)とその次に小さいobj2(参照番号10
0を参照)とが、それぞれ配送され、大きなobj1(参照
番号102を参照)が配送されようとするときに、obj4
(参照番号62を参照)に対する埋め込みオブジェクト
要求がt=t3の時に到着する。ここでobj4はobj1よりも小
さい。図5(a)で示される一つの方法は、新しい要求
の配送を、現在の全ての要求が完了した後に予定する。
こうして、図5(a)の例において、obj4の配送は、ob
j1の配送の後に行われる。しかし、このスケジューリン
グは、全てのユーザーを考慮すると、完全な埋め込みオ
ブジェクトの平均待ち時間を増加させる。
【0028】図5(b)に示された本発明の実施形態に
おいて、埋め込みオブジェクトに対する要求がいつ起こ
ったかに関わらず、オブジェクトの大きさの昇順で、残
りの埋め込みオブジェクトを全て配送するという、埋め
込みオブジェクト配送方法が採られている。こうして、
図5(b)の例において、obj4(参照番号108を参
照)は、obj1(参照番号110を参照)よりも小さいの
で、obj4の配送は、全てのユーザーを考慮して埋め込み
オブジェクトの平均待ち時間が最小になるように、obj1
の配送前に行われるように動的にスケジューリングされ
る。
【0029】図6は、広く、本発明のさらに他の実施形
態を示している。図6(a)において、最小のobj3(参
照番号112を参照)と次に小さいobj2(参照番号11
4を参照)とがそれぞれ配送された後で、大きいobj1
(参照番号116を参照)が配送処理をされているとき
に、obj4(参照番号118を参照)に対する埋め込みオ
ブジェクト要求がt=t3の時に到着する。このときobj4
は、obj1よりも小さい。t=t3の時に、まだ転送されるべ
きobj1の残りのものが、参照番号64で示されている。
残りのもの64の大きさは、ここでS1’として参照さ
れ、一方、obj4の全体の大きさはS4として参照され
る。図6(b)で示される本発明の実施形態において、
2個の画像S1’とS4の小さい方が最初に配送され(参
照番号120を参照)、その後には画像の大きいもの
(参照番号122を参照)が続く。図6(a)の例にお
いて、もし、obj4(S4)の全体の大きさがobj1
(S1’)の残りの大きさよりも小さいときは、obj4
は、obj1の残りが一時的に配送を停止されている間に配
送される。しかし、もしobj4(S4)の全体の大きさ
が、obj1(S1’)の残りの大きさよりも大きいとき
は、obj1の配送は、obj4の配送開始前に完了する。
【0030】こうして、本発明の実施形態において、も
し新しく要求されたオブジェクトの大きさが、転送され
るものとして残っているオブジェクトの大きさよりも小
さければ、残りのオブジェクトの転送は停止され、新し
く要求されたオブジェクトが即刻転送されるようにスケ
ジューリングされる。
【0031】しかし、もし小さい埋め込みオブジェクト
を転送する要求が多ければ、大きなオブジェクトが決し
て配送されないという枯渇の問題が発生するかも知れな
い。この問題が発生するのを防ぐために、本発明の他の
実施形態において、停止している各オブジェクトに優先
値が割り当てられる。この優先値は、配送すべきオブジ
ェクトの待ち時間をオブジェクトの大きさで割り算して
計算される。こうして、要求が停止し、システムによっ
て配送されるのを待ち続けるとき、その優先値は増加す
る。オブジェクトの優先値が大きいほど、そのオブジェ
クトは早く配送される。従って、結局停止されている全
ての大きなオブジェクトは、配送に十分な優先値に達す
る。たとえば、配送を停止させられているオブジェクト
の合計データ量が、あらかじめ定めた閾値を超えると、
この優先値に基づく配送が行われるようにしてもよい。
また、配送を停止させられている最大の待ち時間を閾値
とし、その時間まで待ち合わせているオブジェクトが存
在する場合に、優先値に基づく配送が行われるようにし
てもよい。
【0032】図4〜6に示された本発明の実施形態は、
サーバーによるウェブコンテントの配送に関して包括的
に記載されているが、図4〜6の実施形態は、またコン
テントプロバイダのサーバーから末端ユーザーに、また
代理サーバーから末端ユーザーにオブジェクトを転送す
ることに応用できることは注意したい。サーバーの見通
しからすると、図4〜6の例は、obj1,obj2,obj3,obj4
をサーバーから顧客あるいはユーザーに配送する様を示
している。従って、図6(a)において、obj1の転送の
途中に受信されるobj4の要求は他の顧客あるいはユーザ
ーから来るものであろう。
【0033】加えて、図4〜6の考え方は、オブジェク
トを、コンテントプロバイダのサーバーあるいは代理サ
ーバーから顧客あるいはユーザーが受信するということ
においても適用できる。オブジェクトは、最初ユーザー
のコンピュータの中の通信プログラムを通してユーザー
のウェブブラウザによって要求される。
【0034】ウェブブラウザと通信プログラムとユーザ
ーのコンピュータは、ここではユーザーとして参照す
る。
【0035】オブジェクトがユーザーに配送されたとき
に、通信プログラムはオブジェクトをメモリ内にロード
する。そのときにのみ、オブジェクトの大きさが通信プ
ログラムによって分かる。一旦、オブジェクトがメモリ
内に記憶されると、通信プログラムは、多数のオブジェ
クトを、図4から6に示される本発明の実施形態に従っ
て、ウェブブラウザへと配送するよう予定を組む。
【0036】図7には、本発明の他の実施形態による継
続的接続方法が示されている。継続的接続方法は、一般
的に、従来のHTTP1.0プロトコルを用いたものに
比べて、より良い応答時間を得る。図7(a)には、H
TTP1.0プロトコルに基づいた、従来のオブジェク
トフェッチ手順の概略が示されている。接続が、各オブ
ジェクト転送に対して確立され、そして終了することに
注意したい。図7(a)の手順の例では、サーバーから
顧客に3個のオブジェクトを送るのに9ステップを必要
とし、各ステップは一つあるいは二つ以上のパケットを
表している。
【0037】比較として、本発明の実施形態の継続的接
続方法は、図7(b)に示されている。継続的接続方法
は、オーバーヘッドのステップを除くことにより応答時
間を改善している。多数のオブジェクト転送に対しては
接続を確立したままにし、従って、接続の確立と終了の
回数を減らすことにより、オーバーヘッドは、除かれ
る。同じ接続内の多数のオブジェクトを転送することに
より、CPUの処理とメモリ消費をも抑える結果とな
る。サーバーが停止するときに、通常それは、サーバー
が要求情報を送れないからではないことに注意したい。
むしろ、通常サーバーは、接続の確立と終了の処理に必
要な量だけの利用可能な十分なCPUとメモリを持って
いないことからきている。こうして、少しの接続に対し
て定常的にそれらを確立したり終了させたりするより
も、余分な接続を確立したままにしておくのは、一般的
に、より効率的である。
【0038】従来のネットワークにおいては、“目標の
オブジェクトを得る”("get-target-object")要求が
“GET target-object http/1.0”の形式で、各アイコン
情報の転送に対して出され、そこで“1.0”はhttpの
バージョンを示している。そのような要求で、一つのア
イコンに対する画像をフェッチする。他のアイコンは、
他の"get-target-object"要求を送ることによって続い
てフェッチされる。しかし、本発明の実施形態におい
て、多数のオブジェクト転送は、"get-icon"命令を多数
のアイコンに拡張することによって、単一の接続内で達
成することができる。その要求は、"GET list-of-targe
ts http/1.0 extended"の形式であり、ここで"list-of-
targets"は、同じ接続内で配送するオブジェクトの一覧
表を特定している。こうして、もし"list-of-targets"
が、obj1,obj2,obj3,obj4から成っていると、この要求
に対して、一つの接続内でobj1,obj2,obj3,obj4等が配
送される。同じ接続内で多数の画像を配送するのは、そ
れらの画像が同じサーバーから配送されるときのみ可能
であるということに注意したい。
【0039】単一の確立された接続内で多数の画像を転
送するときに、ユーザーは、一つの画像が、いつ転送を
終えて、新しい画像がいつ転送されているかを知らなく
てはならない。図4〜6を参照しつつ記載したように、
全ての転送しようとする画像の大きさは、現在画像を記
憶しているサーバーによって前もって知られている。ユ
ーザーは、httpプロトコルによってオブジェクトが実際
に配送される前に、この情報を受信することができる。
本発明の実施形態において、これらの大きさは、一つの
画像が完了し、次の画像の転送が始まるのはいつかを決
定するのに使用される。
【0040】図7(b)で示されるように、多数の画像
が同じ接続内で転送されるときに、図4〜6を参照して
記載される画像転送の順番を決定する本発明の実施形態
が用いられることに注意したい。例えば、図7(b),
obj1,obj2およびobj3は、実際にオブジェクトの大きさ
の昇順に転送される。
【0041】図8は、従来のhttp1.0プロトコルを用い
たものと、本発明の実施形態によるプロトコルを用いた
ものとの2つのウェブサイトの間のオブジェクトのフェ
ッチに係わる実験の結果を示している。この実験の結果
は、本発明の継続的接続方法が、従来のオブジェクト転
送プロトコルよりも速い応答時間を生み出していること
を示している。
【0042】図7(a),7(b),8に示された本発
明の実施形態は、ユーザーとサーバーに関して一般的に
記載されているが、本発明の実施形態は、また、コンテ
ントプロバイダサーバーから直接コンテントを要求する
ユーザーや、代理サーバーからコンテントを要求するユ
ーザーや、コンテントプロバイダサーバーからコンテン
トを要求する代理サーバーや、コンテントプロバイダサ
ーバーからコンテントを要求するミラーサーバーに応用
できることに注意したい。
【0043】他のサーバーからコンテントを要求する、
ユーザーや代理サーバーやミラーサーバーは、ここで要
求元と呼ぶ。
【0044】図9は、本発明の他の実施形態によるウェ
ブコンテントのフェッチ応答時間を改善するための、ド
メイン名の先行参照と接続の先行確立を示している。こ
れらの実施形態は、例を使って説明される。
【0045】図9(a)の例において、ユーザーがbigl
obe.ne.jpのページ68に代理サーバー(図示せず)か
らアクセスするとき、またもしこのページが既に代理サ
ーバーの中に無いときは、代理サーバーをウェブサイト
biglobe.ne.jpに接続するチャネルが開き、index.html
(テキストのみ)のページが代理サーバーの中にフェッ
チされる。このページは、その後ユーザーに配送され
る。代理サーバーは、またnec.comやnec.co.jpのよう
な、参照番号70で識別されるテーブル内に示される、
ページ内のリンクされたURLを参照する。これらのI
Pアドレスは、たとえこれらのページに対するアクセス
要求が受信されなくても、参照される。しかし、もしこ
れらのページが実際に要求されると、ドメイン名に対す
るアドレスが既に決定しているので、応答時間は減少す
る。ドメイン名先行参照に対する余計な手間は、最小で
あり、それは、そのような動作は相対的に小さな帯域幅
しか使用しないためである。
【0046】本発明の他の実施形態において、ウェブコ
ンテントをフェッチする応答時間を改善するのに、さら
なる処置が取られる。図9(a)の例において、代理サ
ーバーをウェブサイト biglobe.ne.jp へ接続するチャ
ネルは、全てのオブジェクトが配送されても開いたまま
にされる(表70を参照)。接続を確立したままにして
おくことにより、代理サーバーと biglobe.ne.jp との
間の接続を必要とする次のコンテントのフェッチあるい
はページのリフレッシュは、新しい接続を確立せずに通
信することができる。一つの実施形態において、縦断す
るあらゆるページ上に表れるリンクに関わらず、固定し
た数のリンク縦断に対して、接続は、確立したままにし
ておかれる。他の実施形態において、開かれたページ上
のリンクが、コンテントプロバイダからのさらなるフェ
ッチを要求され得るということを示している限り、接続
は確立したままにされる。こうして、もし biglobe.ne.
jpに対するウェブページが、他の関連するビッグローブ
(登録商標)(biglobe)のウェブページへのリンクを
含んでいれば、ユーザーと biglobe.ne.jp との間の接
続は、確立されたままにされるであろう。
【0047】加えて、たとえこれらのウェブページが要
求されなくとも、ユーザーを nec.com と nec.co.jp に
接続するチャネルが先行確立される。こうして、図9
(a)の例において、ドメイン名 nec.com と nec.co.j
p に対するIPアドレスが決定された後、これらのサー
バーに対するチャネルが確立される(表70参照)。も
し、 nec.com と nec.co.jp におけるコンテントが要求
されると、最初に新しい接続を確立することなしに、フ
ェッチがすぐに起こる。実施形態において、その様な先
行フェッチは、帯域幅の点から高価であるので、 nec.c
om と nec.co.jpにおけるコンテントは、先行フェッチ
されないことに注意したい。しかし、先行確立された接
続は、非常に少しの帯域幅しか使わないし、応答時間を
実質的に改善するであろう。
【0048】本発明の実施形態において、先行ドメイン
名参照と接続の先行確立の処理が、ページのリンクが手
繰られるにつれて、継続する。こうして、図9(b)の
例で示されるように、ユーザーが biglobe.ne.jp のペ
ージ68から ccrl.com へのリンクを含む nec.com の
ページ72まで進むときに、ドメイン名 ccrl.com に対
するアドレスが決定され、ccrl.com からの予想される
フェッチに対してチャネルが確定される(参照番号74
で識別される表を参照)。ドメインメッセージ参照とチ
ャネルを先行確立を実行するこの段階は、多数のページ
リンクを手繰るのに対して継続し、これは図9(c)と
参照番号76で識別される表とで示されている。
【0049】しかし、代理サーバーの見方からして、あ
まりに多くのチャネルを開くことは、あまりにも多数の
資源を消費する。こうして、本発明の実施形態におい
て、前に使われたチャネルは、予め定められた基準によ
って閉じられる。例えば、一つの実施形態において、固
定した数のリンク縦断よりも多くアクセスした唯一のも
のであり得るページにリンクするためのチャネルが閉じ
られる。こうして図9(c)の例において、ユーザーが
ccrl.com に進むとき、biglobe.ne.jp に接続するチャ
ネルは閉じられるが、これは表76に記入漏れとして示
される。代わりに、決まった数のチャネルが開いたまま
にされ、この決まった数に達すると、最も早く開いたチ
ャネルが閉じられる。
【0050】図9(a)〜(c)に示された本発明の実
施形態は代理サーバーに関して記述されているが、本発
明の実施形態は、またコンテントプロバイダサーバーか
らコンテントを直接に要求しているユーザーにも当ては
まることは注意したい。こうして、もし、ユーザーがコ
ンテントプロバイダサーバーから index.html ページを
フェッチすると、ユーザーは、先の段落で記述したよう
に、接続を確立したままにしておくか、ページ内のリン
ク済みURLを参照するか、接続を先行確立するか、接
続を終了させる。
【0051】次に、ログの記入に基づいた並列先行フェ
ッチに関する本発明のさらなる実施形態を説明する。上
述のように、ユーザーがページをフェッチすると、HT
MLテキストページが最初にフェッチされ、続いて一連
の埋め込みオブジェクトがフェッチされる。この一連
は、ログの中に記録される。これらのフェッチは、通常
比較的短時間の内に起こるので(例えば、数秒から、も
しネットワークの状況が良くなければ数分)、本発明の
実施形態において、ログ情報が分析されて、同じHTM
Lページのフェッチにおそらく関連するであろう記入に
関係づける。
【0052】図10には、アドレスによってIP1,I
P2,IP3として識別される3つの異なるユーザーに
対する部分的なフェッチ履歴を含む、例としての一連の
代理サーバーのログ記載が示されている。各ログの記載
には、要求が発せられたIPアドレスと、要求のあった
ページあるいはオブジェクトのURLと、要求のあった
時刻とが含まれる。これらのログ記載は、キャッシュの
中に、決まった長さの時間、例えば24時間、維持され
る。本発明の実施形態において、時間ウィンドウ66
が、ログ内の記載同士の間の関連を調べるために選ばれ
る。もし、時間ウィンドウ66が小さければ、それはよ
り少ない記載しかされないだろうし、関連は計算するの
がより容易であろう。しかし、小さな時間ウィンドウ6
6は、画像をダウンロードするのに十分な時間を与えな
いだろうし、こうしていくつかの関連は失われる。本発
明の実施形態において、時間ウィンドウ66は、30秒
のような決まった時間に設定される。ウェブブラウザに
よって先行フェッチが行われる他の実施形態において、
ウェブブラウザの“時間切れ”期間(ウェブブラウザが
接続を図る間待つであろう長さの時間)は、ウィンドウ
の大きさとして使用される。
【0053】図10の例において、ウィンドウ66内に
おいて、ログの記載は、ユーザーIP1がページ P1.ht
ml をフェッチし、続いてユーザーIP1によって obj
1.jpgとobj2.jpgとobj4.jpgとobj5.jpgのオブジェクト
のフェッチが続いたことを示している。ログの記載事項
には、多数のユーザーのフェッチ履歴が含まれ、これら
のフェッチは、他のユーザーからのフェッチと交互に行
われることに注意したい。オブジェクトのフェッチは、
時間的にページのフェッチのすぐ後に続くので、obj1.j
pgとobj2.jpgとobj4.jpgとobj5.jpg のオブジェクト
が、ページ P1.htmlの中に埋め込まれ、ブラウザによる
ページ分析の帰結としてフェッチされたと思われる。こ
れらの3つの要求は、ユーザーによって、別々の要求を
短い時間の間に入力されて、独立に行われたとは考えに
くい。ページのフェッチにすぐに続いて同じユーザーに
よって行われるオブジェクトのフェッチは、同じ場所を
共用しそうなので、実施形態において、代理サーバー
は、ページとオブジェクトのフェッチの間の関連を作り
出す。図10の例において、代理サーバーは、 obj1.jp
gとobj2.jpgとobj4.jpgとobj5.jpg がページ P1.html
に埋め込まれたオブジェクトとして最もありそうだと決
定し、従ってこれらの関連を記憶する。同様に、図10
の例の中の代理サーバーは、obj3.jpg がページ P2.htm
l に最も埋め込まれたらしいと決定する。
【0054】代理サーバーのキャッシュに記憶された各
ページは期限日を割り当てられ、キャッシュ内のコンテ
ントはページ入れ替えの一部として取り除かれるので、
ページ P1.html と P2.html は埋め込みオブジェクトと
同様に必然的にキャッシュから取り除かれる。しかし、
P1.html と P2.html に対する新しい要求があったとき
に、P1.html あるいは P2.html のみをコンテントプロ
バイダサーバーからフェッチする代わりに、本発明の実
施形態では、代理サーバーが P1.html あるいは P2.htm
l に対する記憶済みの関連を調べ、 P1.html あるいは
P2.html に関連する埋め込みオブジェクトをキャッシュ
に移すのと平行して、多数の先行フェッチの要求を発す
る。図10の例において、もし代理サーバーが P1.html
に対する新しい要求を受信すると、キャッシュの中に
obj1.jpgとobj2.jpgとobj4.jpgとobj5.jpg を、もしこ
れらがキャッシュの中に既にあるので無ければ、P1.htm
l の関連に基づいて自動的に先行フェッチする。もし、
ユーザーのウェブブラウザが obj1.jpgとobj2.jpgとobj
4.jpgとobj5.jpg に対する埋め込みオブジェクトの追加
フェッチを引き続き発すると、これらのオブジェクト
は、コンテントプロバイダサーバーからの追加フェッチ
のための必要無しに、キャッシュから直接にユーザーへ
と送られる。
【0055】先行フェッチされたオブジェクトは、ペー
ジが変更された、あるいはユーザーが画像のロードを取
りやめたためにページ要求が関連するオブジェクトのフ
ェッチとはならないという事実によって、要求されてい
るページとは実際には関連が無いということがあり得
る。これらの可能性にも関わらず、代理サーバーが並列
する接続を確立して、必要であろうと予測して、コンテ
ントプロバイダサーバーからオブジェクトを先行フェッ
チするのは、依然としてより効率的である。
【0056】図10に示される本発明の実施形態は、代
理サーバーに関して記述されたが、本発明の実施形態
は、全ての要求元に当てはめられることに注意したい。
他の一つの実施形態において、コンテントをコンテント
プロバイダサーバーから直接に要求するユーザーは、ユ
ーザーのコンピュータのメモリにログを維持し、関連を
記憶し、記憶した関連に従ってコンピュータプロバイダ
サーバーから html ページに関連したオブジェクトを先
行フェッチする。他の別の実施形態において、コンテン
トを直接にコンテントプロバイダサーバーから複写する
ミラーサーバーは、ミラーサーバーのメモリ内のログを
維持し、コンテントがリフレッシュされるべき時に htm
l ページに関連するオブジェクトがコンテントプロバイ
ダサーバーから記憶されている関連に従って先行フェッ
チされうるように、関連を記憶する。
【0057】従って、本発明の実施形態によって、ユー
ザーとコンテントプロバイダサーバーとの間の接続を多
数のオブジェクト転送のために確立しておき、従って接
続の確立と終了のために必要な処理の数を減らすよう
な、ウェブコンテントの知的フェッチと配送のためのシ
ステムと方法が提供される。本発明の実施形態は、ま
た、多数のオブジェクトが配送されるときに、全ての残
りのオブジェクトの全体あるいは部分をオブジェクトの
大きさの昇順で転送することにより、画像全部を受信す
る待ち時間を改善する。
【0058】本発明の実施形態は、また、ドメイン名の
アドレスを先行フェッチするか必要を予測して接続を先
行確立することにより、また将来のオブジェクト転送を
予測して接続を確立しておくことにより、ウェブコンテ
ントのフェッチの応答時間を改善する。さらに、本発明
の実施形態において、代理サーバーは、ページとオブジ
ェクトのフェッチをログに維持し、特定の時間ウィンド
ウ内に発生するページとオブジェクトのフェッチの間の
起こりそうな関連を決定して記憶し、次のページ要求が
受信されるときには、記憶した関連に従ってキャッシュ
内にオブジェクトを先行フェッチする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 末端ユーザーとウェブサイトとの間の、従来
のコンテント配送パスの一例を示すブロックを示す図で
ある。
【図2】 典型的なウェブコンテントの配送とキャッシ
ュ構成の概略を示すブロック図である。
【図3】 アイコンの転送に係わるデータパケットを示
す代表的な図である。
【図4】 (a)サーバーが、オブジェクトを任意の順
番で配送する、ウェブコンテントの配送スケジューリン
グの一方法と、(b)サーバーが、2個のオブジェクト
を同じネットワークで同時に配送するウェブコンテント
の配送スケジューリングの他の方法と、(c)埋め込み
オブジェクトを昇順で配送する、本発明の実施形態によ
る、埋め込みオブジェクト配送計画を図示している。
【図5】 (a)もし、他のオブジェクトが配送予定の
ときに、あるオブジェクトに対する新しい埋め込みオブ
ジェクトの要求が届いた場合、先に予定されていたオブ
ジェクトが最初に配送されるというウェブコンテントの
配送スケジューリングの一方法と、(b)もし、他のオ
ブジェクトが配送予定のときに、あるオブジェクトに対
する新しい埋め込みオブジェクトが届いた場合、本発明
の実施形態に従って、小さいほうのオブジェクトが最初
に配送されるというウェブコンテントの配送スケジュー
リングの他の方法を図示している。
【図6】 (a)他のオブジェクトが配送処理中に、あ
るオブジェクトに対する新しい埋め込みオブジェクト要
求が届いた場合のウェブコンテントの配送スケジューリ
ングで起きるかもしれない一つの状況と、(b)他のオ
ブジェクトが配送の処理をされているときに、新しい埋
め込みオブジェクトの要求が届いた場合、埋め込みオブ
ジェクトの小さい方と、配送されるオブジェクトの転送
されていない残りの方とが、本発明の実施形態に従って
最初に配送されるようなウェブコンテントの配送スケジ
ューリングに対する他の方法を図示している。
【図7】 (a)HTTP1.0プロトコルに基づい
た、従来のオブジェクトのフェッチ手順の概略を図示し
た代表的な図と、(b)本発明の実施形態による、永続
的な接続方法を図示した代表的な図である。
【図8】 従来のプロトコルを用いたものと、本発明の
実施形態による変更した多重オブジェクト転送プロトコ
ルを用いたものの2種のウェブサイト間のオブジェクト
の転送に係わる、実験の結果を示すグラフである。
【図9】 (a)本発明の実施形態による、プリドメイ
ン(pre-domain)名索引と接続の先行確立(pre-establ
ishing)を図示するブロック図と、(b)本発明の実施
形態による、さらなるプリドメイン(pre-domain)名索
引と接続の先行確立(pre-establishing)と、(c)本
発明の実施形態による、さらなるプリドメイン(pre-do
main)名索引と接続の先行確立(pre-establishing)
と、古い接続の終了を図示したブロック図である。
【図10】 本発明の実施形態による、並列のログを基
準にしたプリフェッチを実行するのに使用される、3つ
の異なるユーザーに対する部分的なフェッチの履歴を含
む一連のログ事項を示したものである。
【符号の説明】
12…末端ユーザー 16…原サイト 24…ユーザー1 26…ウェブサイト1 30…キャッシュ 32…ログ 34…ユーザー 38…サーバー 90…ユーザー2
フロントページの続き (72)発明者 谷口 邦弘 アメリカ合衆国・カリフォルニア・ 95134・サンノゼ・110・ロブルスアベニュ ー・エヌ・イー・シー・ユー・エス・エ ー・インク内 (72)発明者 田中 淳裕 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5B082 FA12 GC04 HA05 5K030 HA06 HC01 KA02 MB11

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの通信ネットワークを通
    して、要求元と通信するように構成されたサーバーを備
    えるウェブコンテントのフェッチと配送のシステムであ
    って、 前記サーバーは、前記要求元からの複数のオブジェクト
    に対するフェッチ要求を受信すると、個々のオブジェク
    トを、オブジェクトのデータ量の大きさの昇順で前記要
    求元に配送するようにスケジューリングすることを特徴
    とするシステム。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つの通信ネットワークを通
    して、要求元と通信するように構成されたサーバーを備
    えるウェブコンテントのフェッチと配送のシステムであ
    って、 前記サーバーは、第1の要求元からのフェッチ要求に基
    づくオブジェクトの配送中に、第2の要求元からのオブ
    ジェクトのフェッチ要求を受信すると、前記第1の要求
    元からのフェッチ要求にもとづく未配送分のオブジェク
    トと前記第2の要求元からのフェッチ要求にもとづくオ
    ブジェクトを、各オブジェクトのデータ量の大きさの昇
    順で各要求元に配送するようにスケジューリングするこ
    とを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】 前記第2の要求元は、複数の要求元であ
    ることを特徴とする請求項2記載のウェブコンテントの
    フェッチと配送のシステム。
  4. 【請求項4】 前記サーバーは、配送するオブジェクト
    をデータ量の大きさの昇順で処理する間、配送を待合わ
    せているオブジェクトに対して配送待ち時間をオブジェ
    クトのデータ量で除算した値を優先値として割当て、当
    該優先値の大きい順に待合わせ中のオブジェクトの配送
    をスケジューリングすることを特徴とする請求項2また
    は3記載のウェブコンテントのフェッチと配送のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 少なくとも一つの通信ネットワ−クを通
    して、サーバーと通信するように構成され、ウェブブラ
    ウザを含むユーザー端末を備えたウェブコンテントのフ
    ェッチと配送のシステムであって、 前記ユーザー端末は、ウェブプラウザからの複数のオブ
    ジェクトの配送要求を受信すると、前記サーバーとの通
    信で受信蓄積したオブジェクトを、各オブジェクトのデ
    ータ量の大きさの昇順でウェブブラウザに配送するよう
    にスケジューリングすることを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 少なくとも一つの通信ネットワークを通
    して、サーバーと通信するように構成され、ウェブブラ
    ウザを含むユーザー端末を備えたウェブコンテントのフ
    ェッチと配送のシステムであって、 前記ユーザー端末は、ウェブブラウザからの第1のオブ
    ジェクト配送要求に基づく前記サーバーとの通信で受信
    蓄積したオブジエクトの配送中に第2のオブジェクト配
    送要求を受信すると、前記第1のオブジェクト配送要求
    にもとづく未配送分のオブジェクトと、前記第2のオブ
    ジェクト配送要求にもとづき前記サーバーとの通信で受
    信蓄積したオブジェクトを、各オブジェクトのデータ量
    の大きさの昇順でウェブブラウザに配送するようにスケ
    ジューリングすることを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 前記ユーザー端末は、配送するオブジェ
    クトをデータ量の大きさの昇順で処理する間、配送を待
    合わせているオブジェクトに対して配送待ち時間をオブ
    ジェクトのデータ量で除算した値を優先値として割当
    て、当該優先値の大きい順に待合わせ中のオブジェクト
    の配送をスケジューリングすることを特徴とする請求項
    6記載のウェブコンテントのフェッチと配送のシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 少なくとも一つの通信ネットワークを通
    して、要求元と通信するように構成されたサーバーを備
    えるウェブコンテントのフェッチと配送のシステムであ
    って、 前記要求元は、確立された単一の接続において複数のオ
    ブジェクトの配送を要求するフェッチ要求を、当該複数
    のオブジェクトを特定するテーブルを含む命令で前記サ
    ーバーに伝達し、 前記サーバーは、前記命令によるフェッチ要求を受信す
    ると、前記テーブルに特定されている複数のオブジェク
    トを、確立された単一の接続において前記要求元に配送
    することを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 前記要求元は、配送される各オブジェク
    トのデータ量の大きさを含む情報を前記サーバーから予
    め受信し、各オブジェクトの受信開始と終了を当該情報
    に基づいて決定することを特徴とする請求項8記載のウ
    ェブコンテントのフェッチと配送のシステム。
  10. 【請求項10】 前記サ−バーは、配送する複数のオブ
    ジェクトを各オブジェクトのデータ量の大きさの昇順で
    配送するようにスケジューリングすることを特徴とする
    請求項8または9記載のウェブコンテントのフェッチと
    配送のシステム。
  11. 【請求項11】 前記サーバーは、前記要求元からのフ
    ェッチ要求に基づくオブジェクトの配送中に、前記要求
    元とは異なる第2の要求元からのオブジェクトのフェッ
    チ要求を受信すると、前記要求元からのフェッチ要求に
    もとづく未配送分のオブジェクトと前記第2の要求元か
    らのフェッチ要求にもとづくオブジェクトを、各オブジ
    ェクトのデータ量の大きさの昇順で各要求元に配送する
    ようにスケジューリングすることを特徴とする請求項8
    記載のウェブコンテントのフェッチと配送のシステム。
  12. 【請求項12】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、コンテントを提供するコンテントプロバイダサ
    ーバーと通信するように構成された要求元を備えるウェ
    ブコンテントのフェッチと配送のシステムであって、 前記要求元は、コンテントのフェッチ要求により得られ
    たウェブページに含まれるリンク済みのURLのIPア
    ドレスを、当該URLへのアクセス要求の有無にかかわ
    らず参照しておくことを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 前記要求元は、さらに、前記リンク済
    みのURLへの接続を、当該URLへのアクセス要求の
    有無にかかわらず確立しておくことを特徴とする請求項
    12記載のウェブコンテントのフェッチと配送のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、コンテントを提供するコンテントプロバイダサ
    ーバーと通信するように構成された要求元を備えるウェ
    ブコンテントのフェッチと配送のシステムであって、 前記要求元は、確立された接続を介して前記コンテント
    プロバイダサーバーに要求したコンテントの配送を受け
    ると、予め決められた数のウェブリンクが手繰られるま
    で前記接続を確立したままにしておくことを特徴とする
    システム。
  15. 【請求項15】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、コンテントを提供するコンテントプロバイダサ
    ーバーと通信するように構成された要求元を備えるウェ
    ブコンテントのフェッチと配送のシステムであって、 前記要求元は、前記コンテントプロバイダサーバーから
    フェッチされた時間を含むすべてのコンテントのログを
    保持し、予め決められた時間内にフェッチされているコ
    ンテント間の関連性を記憶し、特定のコンテントに対す
    る次のフェッチ要求を受信すると当該特定のコンテント
    と関連させて記憶しているすべてのコンテントを先行フ
    ェッチすることを特徴とするシステム。
  16. 【請求項16】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、要求元と通信するように構成されたサーバーを
    備えるシステムにおけるウェブコンテントのフェッチと
    配送の方法であって、 前記要求元からの複数のオブジェクトに対するフェッチ
    要求を前記サーバーにおいて受信し、 前記フェッチ要求に基づく個々のオブジェクトを、前記
    サーバーからオブジェクトのデータ量の大きさの昇順で
    前記要求元に配送することを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、要求元と通信するように構成されたサーバーを
    備えるシステムにおけるウェブコンテントのフェッチと
    配送の方法であって、 第1の要求元からのフェッチ要求に基づくオブジェクト
    の配送中に、第2の要求元からのオブジェクトのフェッ
    チ要求を前記サーバーにおいて受信し、 前記第1の要求元からのフェッチ要求にもとづく未配送
    分のオブジェクトと前記第2の要求元からのフェッチ要
    求にもとづくオブジェクトを、前記サーバーから各オブ
    ジェクトのデー夕量の大きさの昇順で各要求元に配送す
    ることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、要求元と通信するように構成されたサーバーを
    備えるシステムにおけるウェブコンテントのフェッチと
    配送の方法であって、 第1の要求元からのフェッチ要求に基づくオブジェクト
    の配送中に、第2の要求元からのオブジェクトのフェッ
    チ要求を前記サーバーにおいて受信し、 前記第1の要求元からのフェッチ要求にもとづく未配送
    分のオブジェクトと前記第2の要求元からのフェッチ要
    求にもとづくオブジェクトを、前記サーバーから各オブ
    ジェクトのデータ量の大きさの昇順で各要求元に配送
    し、 データ量の大きさの昇順でオブジェクトを配送する間、
    配送を待合わせているオブジェクトに対して配送待ち時
    間をオブジェクトのデータ量で除算した値を優先値とし
    て割当て、 当該優先値の大きい順に待合わせ中のオブジェクトの配
    送をスケジューリングすることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、サーバーと通信するように構成されたウェブブ
    ラウザを含むユーザー端末のウェブコンテントのフェッ
    チと配送の方法であって、 ウェブブラウザからの複数のオブジェクトの配送要求を
    受信し、 前記サーバーとの通信で受信蓄積したオブジェクトを、
    各オブジェクトのデータ量の大きさの昇順でウェブブラ
    ウザに配送するようにスケジューリングすることを特徴
    とする方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、サーバーと通信するように構成されたウェブプ
    ラウザを含むユーザー端末のウェブコンテントのフェッ
    チと配送の方法であって、 ウェブプラウザからの第1のオブジェクト配送要求に基
    づく前記サーバーとの通信で受信蓄積したオブジェクト
    の配送中に第2のオブジェクト配送要求を受信し、 前記第1のオブジェクト配送要求にもとづく未配送分の
    オブジェクトと、前記第2のオブジェクト配送要求にも
    とづき前記サーバーとの通信で受信蓄積したオブジェク
    トを、各オブジェクトのデータ量の大きさの昇順でウェ
    ブブラウザに配送するようにスケジューリングすること
    を特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、サーバーと通信するように構成されたウェブブ
    ラウザを含むユーザー端末のウェブコンテントのフェッ
    チと配送の方法であって、 ウェブブラウザからの第1のオブジェクト配送要求に基
    づく前記サーバーとの通信で受信蓄積したオブジェクト
    の配送中に第2のオブジェクト配送要求を受信し、 前記第1のオブジェクト配送要求にもとづく未配送分の
    オブジェクトと、前記第2のオブジェクト配送要求にも
    とづき前記サーバーとの通信で受信蓄積したオブジェク
    トを、各オブジェクトのデータ量の大きさの昇順でウェ
    ブブラウザに配送し、 データ量の大きさの昇順でオブジェクトを配送する間、
    配送を待合わせているオブジェクトに対して配送待ち時
    閏をオブジェクトのデータ量で除算した値を優先値とし
    て割当て、 当該優先値の大きい順に待合わせ中のオブジェクトの配
    送をスケジューリングすることを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、要求元と通信するように構成されたサーバーを
    備えるシステムにおけるウェブコンテントのフェッチと
    配送の方法であって、 確立された単一の接続において複数のオブジェクトの配
    送を要求するフェッチ要求を、当該複数のオブジェクト
    を特定するテーブルを含む命令で前記要求元から前記サ
    ーバーに伝達し、 前記命令によるフェッチ要求を前記サーバーにおいて受
    信すると、前記テーブルに特定されている複数のオブジ
    ェクトを、確立された単一の接続において前記要求元に
    配送することを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、要求元と通信するように構成されたサーバーを
    備えるシステムにおけるウェブコンテントのフェッチと
    配送の方法であって、 確立された単一の接続において複数のオブジェクトの配
    送を要求するフェッチ要求を、当該複数のオブジェクト
    を特定するテーブルを含む命令で前記要求元から前記サ
    ーバーに伝達し、 前記命令によるフェッチ要求を前記サーバーにおいて受
    信すると、前記テーブルに特定されている複数のオブジ
    ェクトを、各オブジェクトのデータ量の大きさを含む情
    報に続いて前記確立された単一の接続において前記要求
    元に配送し、 配送される各オブジェクトのデータ量の大きさを含む情
    報を前記サーバーから予め受信すると、前記要求元にお
    ける各オブジェクトの受信開始と終了を当該情報に基づ
    いて決定する ことを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 前記サーバーから配送する複数のオブ
    ジェクトを各オブジェクトのデータ量の大きさの昇順で
    配送するようにスケジューリングすることをさらに含む
    ことを特徴とする請求項22または23記載のウェブコ
    ンテントのフェッチと配送の方法。
  25. 【請求項25】 前記要求元からのフェッチ要求に基づ
    くオブジェクトの配送中に、前記要求元とは異なる第2
    の要求元からのオブジェクトのフェッチ要求を前記サー
    バーにおいて受信し、 前記要求元からのフェッチ要求にもとづく未配送分のオ
    ブジェクトと前記第2の要求元からのフェッチ要求にも
    とづくオブジェクトを、各オブジェクトのデータ量の大
    きさの昇順で各要求元に配送するようにスケジューリン
    グすることをさらに含むことを特徴とする請求項22記
    載のウェブコンテントのフェッチと配送の方法。
  26. 【請求項26】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、コンテントを提供するコンテントプロバイダサ
    ーバーと通信するように構成された要求元におけるウェ
    ブコンテントのフェッチと配送の方法であって、 前記要求元からコンテントのフェッチ要求を前記プロバ
    イダサーバーに送信し、 当該フェッチ要求により前記プロバイダサーバーから得
    られたウェブページに含まれるリンク済みのURLのI
    Pアドレスを、当該URLへのアクセス要求の有無にか
    かわらず参照しておくことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、コンテントを提供するコンテントプロバイダサ
    ーバーと通信するように構成された要求元におけるウェ
    ブコンテントのフェッチと配送の方法であって、 前記要求元からコンテントのフェッチ要求を前記ブロバ
    イダサーバーに送信し、 当該フェッチ要求により前記プロバイダサーバーから得
    られたウェブページに含まれるリンク済みのURLのI
    Pアドレスを、当該URLへのアクセス要求の有無にか
    かわらず参照し、 さらに、前記リンク済みのURLへの接続を、当該UR
    Lへのアクセス要求の有無にかかわらず確立しておくこ
    とを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、コンテントを提供するコンテントプロバイダサ
    ーバーと通信するように構成された要求元を備えるシス
    テムにおけるウェブコンテントのフェッチと配送の方法
    であって、 前記要求元と前記コンテントプロバイダサーバーとの間
    の接続を確立し、 当該確立された接続を介して前記コンテントプロバイダ
    サーバーに要求したコンテントの配送を受けると、予め
    決められた数のウェブリンクが手繰られるまで前記接続
    を確立したままにしておくことを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 少なくとも一つの通信ネットワークを
    通して、コンテントを提供するコンテントプロバイダサ
    ーバーと通信するように構成された要求元を備えるシス
    テムのウェブコンテントのフェッチと配送の方法であっ
    て、 前記コンテントプロバイダサーバーからフェッチされた
    時間を含むすべてのコンテントのログを前記要求元にお
    いて保持し、 予め決められた時間内にフェッチされているコンテント
    間の関連性を記憶し、 特定のコンテントに対する次のフェッチ要求を受信する
    と当該特定のコンテントと関連させて記憶しているすべ
    てのコンテントを先行フェッチすることを特徴とする方
    法。
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