JP2001264450A - 近接スイッチ及び近接スイッチの調整方法 - Google Patents

近接スイッチ及び近接スイッチの調整方法

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JP2001264450A
JP2001264450A JP2000080012A JP2000080012A JP2001264450A JP 2001264450 A JP2001264450 A JP 2001264450A JP 2000080012 A JP2000080012 A JP 2000080012A JP 2000080012 A JP2000080012 A JP 2000080012A JP 2001264450 A JP2001264450 A JP 2001264450A
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Japan
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coil
proximity switch
reception
transmission
detection
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Fumio Kamiya
文男 神谷
Daisuke Hayakawa
代祐 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検出物体の形状や外形寸法が様々に変化す
る場合でも、常に最適な受信感度を設定して検出を行う
ことが出来る近接スイッチを提供する。 【解決手段】 磁束信号の受信レベルの変化によって被
検出物体の検出を行う近接スイッチ1を構成する送信器
2及び受信器3の送受信間距離xを、被検出物体の一辺
の長さが長い場合は相対的に長く設定し、前記一辺の長
さが短い場合は相対的に短く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属などの被検出
物体が所定の領域に近付いたことを、磁束を利用して検
出する近接スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】磁束を利用する近接スイッチは、送信コ
イルと受信コイルとが所定の間隔を存して設置されてな
るものがある。例えば、ベルトコンベアによって搬送さ
れる機械部品などの被検出物体が所定領域に近付くと、
送信コイルから発せられた磁束が被検出物体の金属部を
伝達して受信コイルに受信されるようになり、受信コイ
ルで受信される磁束の受信レベルが変化することで、被
検出物体の有無を検出するようなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな近接スイッチには以下のような問題があった。図6
は、送信コイルと受信コイルとの間隔x(送受信間距離
mm)をパラメータとして変化させた場合に、横軸に被
検出物体の一辺の長さL(mm)をとり、縦軸に被検出
物体が検出可能となる距離d(mm)(即ち、受信感度
に相当する。以下、検出距離と称す)をとって示す一測
定例である。
【0004】この図6に示す様に、被検出物体の一辺が
200mmである場合は、送受信間隔が100mmの時
の検出距離が約96mmとなり最大を示すが、被検出物
体の一辺が30mmである場合は、送受信間距離が10
0mmの時の検出距離が0mmで最小となり、送受信間
距離が60mmの時の検出距離が最大の20mmとなっ
ている。斯様な特性があることにより、送受信間距離を
一定にすると、被検出物体の外形寸法が様々に変化する
場合は夫々に最適な受信感度による検出を行うことが出
来ないという問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、被検出物体の形状や外形寸法が様々
に変化する場合でも、常に最適な受信感度を設定して検
出を行うことが出来る近接スイッチを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の近接スイッチは、所定範囲の発振周
波数が与えられると磁束を発生する送信コイルと、前記
送信コイルにより発生される磁束を受信可能な受信コイ
ルと、前記受信コイルにより受信される磁束の変化によ
り被検出物体の有無を検出する検出手段とを備え、前記
送信コイルと前記受信コイルとの配置間隔は、被検出物
体の外形寸法に応じて可変設定されることを特徴とす
る。
【0007】即ち、概して、被検出物体の外形寸法が小
である場合は送信コイルと受信コイルとの配置間隔を短
く、前記外形寸法が大である場合は前記配置間隔を長く
する方が被検出物体の検出距離が長くなり受信感度が良
好となる傾向を示す。従って、被検出物体の外形寸法が
小である場合は送信コイルと受信コイルとの配置間隔が
短くなるように設定し、前記外形寸法が大である場合は
前記配置間隔が短くなるように設定することで、常に最
適な受信感度を設定して被検出物体検出を検出すること
が出来る。
【0008】この場合、請求項2に記載したように、前
記受信コイルにより受信される受信信号を増幅して前記
検出手段に出力する増幅手段を備え、前記増幅手段を、
増幅率を調整可能に構成すると良い。即ち、送信コイル
と受信コイルとの配置間隔を変化させると、受信コイル
により受信される信号のレベルも変化することになる。
従って、配置間隔の変化に応じて増幅手段の増幅率を調
整することで、安定した検出を行うことができる。
【0009】また、この場合、請求項3に記載したよう
に、前記増幅手段の増幅率を、前記検出手段に対する出
力レベルが略一定範囲内となるように制御する増幅率制
御手段を備えるのが好ましい。斯様に構成すれば、送信
コイルと受信コイルとの配置間隔を変化させた場合に、
例えば作業者が増幅率の調整を一々行わずとも、増幅率
制御手段が検出手段に対する出力レベルが略一定範囲内
となるように増幅率を自動で制御するので、利便性が向
上する。
【0010】更に、以上の場合において、請求項4に記
載したように、前記送信コイルを備える送信部と前記受
信コイルを備える受信部とを同一軸上で移動可能とする
ガイド部材を備えても良い。斯様に構成すれば、送信部
及び/又は受信部は前記ガイド部材に沿って移動される
ので、作業者は、送信コイルと受信コイルとの配置間隔
の調整を容易に行うことができる。また、送受信間に軸
ずれが生じることも防止されるので、受信レベルの低下
を抑制することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1乃至図4を参照して説明する。まず、図1におい
て、近接スイッチ1は、送信器2及び受信器3から構成
されるもので、それら送信器2及び受信器3は、例えば
製造ラインなどに所定間隔を存して設置されている。送
信器2のケース4は例えば樹脂製であり、そのケース4
の内部には、送信コイル部5や図示しない送信回路基板
などが配設されている。送信コイル部5は、長円柱状の
磁心6に送信コイル7が巻回されて構成されている。ま
た、送信回路基板上には、各種の電子部品によって送信
ドライブ回路8(図3参照)などが構成されている。
【0012】受信器3のケース9は、上記した送信器2
のケース4と同様に樹脂製であり、そのケース9の内部
には、受信コイル部10や図示しない受信回路基板など
が配設されている。受信コイル部10は、上記した送信
コイル部5と同様に、長円柱状の磁心11に受信コイル
12が巻回されて構成されている(図2参照)。
【0013】また、受信回路基板上には、図3に示すよ
うに、各種の電子部品によって、可変ゲインアンプ(増
幅手段)13、バンドパスフィルタ14,検波回路1
5,受信値読込み部16,ゲインコントロール部(増幅
率制御手段)17及び出力判定部(検出手段)18など
が構成されている。
【0014】尚、この場合、送信コイル部5及び受信コ
イル部10は、水平面に対して所定の傾斜角度を存する
ように傾斜されて設置されており、それらの磁心6及び
11の仮想延長線(図2中、Aにて示す)が交差するよ
うに設置されている。これは、送信コイル部5の送信コ
イル7から発生された磁束が受信コイル部10の受信コ
イル12に受信されるにあたって磁束の受信効率を向上
させるためである。
【0015】次に、上記した送信器2及び受信器3の電
気的構成について図3を参照して説明する。まず、送信
器2において、送信ドライブ回路8は、内部の発振回路
(図示せず)より出力される所定範囲の周波数を有する
発振信号に基づいて送信信号を生成し、その送信信号を
送信コイル部5に出力するようになっている。また、送
信コイル部5は、送信コイル7によって与えられた送信
信号を電気信号から磁気信号に変換し、磁束を発生する
ようになっている。
【0016】受信器3において、受信コイル部10は、
送信器2の送信コイル7から発生された磁束を受信コイ
ル12により受信可能となっており、磁束を受信コイル
12により受信すると、その受信した磁束(受信磁束)
を磁気信号から電気信号に変換し、可変ゲインアンプ1
3に出力するようになっている。
【0017】可変ゲインアンプ13は、受信コイル部1
0により受信された磁束量に応じた受信信号を増幅して
バンドパスフィルタ14に出力するようになっている。
バンドパスフィルタ14は、可変ゲインアンプ13から
増幅された受信信号が与えられると、その増幅された受
信信号から不要なノイズ成分を除去して検波回路15に
出力するようになっている。検波回路15は、バンドパ
スフィルタ14を介して受信信号が与えられると、その
受信信号を例えば包絡線検波して受信レベルを示す検出
信号を生成するようになっている。
【0018】受信値読込み部16は、A/D変換回路等
を中心として構成されており、検波回路15により生成
された検出信号をA/D変換すると、ゲインコントロー
ル部17及び出力判定部18に出力するようになってい
る。ゲインコントロール部17は、受信値読込み部16
を介して検出信号を読み込むと、該検出信号のレベルが
一定範囲内に収まるように可変ゲインアンプ13のゲイ
ン(増幅率)を調整するようになっている。例えば、検
出信号のレンジが0〜12Vであるとした場合に、3V
〜9V程度に収まるように調整する。
【0019】一方、出力判定部18は、受信値読み込み
部16を介して検出信号を読み込むと該検出信号のレベ
ルを基準レベルと比較して、前者が後者を超えた場合に
物体検出信号を外部に出力するようになっている。
【0020】次に、本実施例の作用について、図4をも
参照して説明する。図4は、近接スイッチ1の上方に金
属などの被検出物体19が存在している場合を示してい
るがこのように被検出物体19が近接スイッチ1の近傍
に存在しない場合は、送信器2と受信器3との間(上方
側)において磁路を形成するものは空気のみである。そ
の状態で、送信器2の送信コイル部5によって出力され
る磁束(磁気信号)の内、受信器3における受信コイル
部10の受信コイル12に鎖交するものだけが受信され
る。
【0021】そして、受信された磁束は磁気信号から電
気信号に変換され、可変ゲインアンプ13により増幅さ
れるとバンドパスフィルタ14を介して検波回路15に
より検波される。従って、受信コイル部10により受信
された磁束量は比較的小さく、この状態では受信信号の
受信レベルは基準レベルよりも小さくなっているため、
出力判定回路18から物体検出信号が出力されることは
ない。
【0022】これに対して、図4に示すように、被検出
物体19が近接スイッチ1の上方に到来して近接スイッ
チ1の検出距離内に近付くと、送信器2,受信器3間に
おける送信磁束の分布状態が変化する。すると、被検出
物体19の接近前は受信コイル12に鎖交しなかった送
信磁束の一部が受信コイル12に鎖交するようになり、
受信コイル部10により受信される磁束量が増加する。
この状態では、受信信号の受信レベルが基準レベルより
も大きくなり、出力判定回路18から物体検出信号が出
力されるようになる。
【0023】尚、このように被検出物体19が検出され
た場合において受信信号のレベルが変動する範囲は比較
的小さく、出力判定回路18では、そのように比較的小
さな受信レベルの変動を検出するべく比較動作を行って
いる。
【0024】ここで、送信器2と受信器3との送受信間
距離(配置間隔)をx(図1,図4参照)とし、被検出
物体19の一辺の長さをL,また、近接スイッチ1の検
出距離をdとすると、図6に示すように、前記長さLが
約80mm〜200mmの範囲では、送受信間距離xが
100mmの場合に検出距離dが最も大きくなってい
る。また、長さLが約60mm〜80mmの範囲では、
送受信間距離xが80mmの場合に検出距離dが最も大
きく、長さLが約60mm以下の範囲では、送受信間距
離xが60mmの場合に検出距離dが最も大きい。概し
て、長さLが長い場合には、送受信間距離xを長くした
方が検出距離dが大きくなり、長さLが短い場合には、
送受信間距離xを短くした方が検出距離dが大きくなっ
ている。
【0025】そこで、本実施例では、図6の測定結果に
基づき、被検出物体19の一辺の長さLが異なる場合に
応じて、送信器2と受信器3との送受信間距離xを以下
のように設定することとした。 被検出物体19の一辺の長さL 送受信間距離x 60mm以下 60mm 60mm〜 80mm 80mm 80mm〜200mm 100mm このように送受信間距離xを設定することで、被検出物
体19の外形寸法が異なる場合であっても検出距離dが
常に最大となるので、近接スイッチ1の受信感度が常に
最適となるように設定される。
【0026】尚、このように送受信間距離xを変化させ
た場合の受信器3側における受信信号レベルの変動範囲
は、被検出物体19が検出された場合の受信信号レベル
の変動範囲に比較すると極めて大きい。従って、ゲイン
コントロール部17は、受信値読込み部16を介して読
み込む検出信号のレベルが一定範囲内に収まるように可
変ゲインアンプ13のゲインを調整するようにしてい
る。
【0027】以上のように本実施例によれば、磁束信号
の受信レベルの変化によって被検出物体の検出を行う近
接スイッチ1を構成する送信器2及び受信器3の送受信
間距離xを、被検出物体19の外形寸法に応じて可変設
定するようにした。即ち、被検出物体19の一辺の長さ
Lが長い場合には送受信間距離xを相対的に長くし、長
さLが短い場合には送受信間距離xを相対的に短くする
ようにしたので、近接スイッチ1の受信感度が常に最適
となるように設定される。従って、被検出物体19の形
状や外形寸法が異なる場合であっても、検出を常に良好
に行うことが出来る。
【0028】また、送受信間距離xを変更した場合で
も、出力判定部17に与える出力レベルが略一定範囲内
となるよう、可変ゲインアンプ13の増幅率をゲインコ
ントロール部17によって自動制御するようにしたの
で、例えば作業者が増幅率の調整を一々行う必要がなく
利便性が向上すると共に、被検出物体19の検出を安定
して行うことができる。加えて、出力判定部17におけ
る入力レベルのダイナミックレンジを比較的小さい範囲
に設定することができるので構成が容易となる。
【0029】図5は本発明の第2実施例を示すものであ
り、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を
省略し以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施
例では、第1実施例において送信器2と受信器3とに用
いられていたケース4,9が、ケース20,21に置き
換わっており、送信器2A,受信器3Aを構成してい
る。
【0030】図5(a)は送受信間距離xを最小とした
場合であり、ケース20,21が夫々対向している部分
の端面は接触した状態にある。図5(b)は、図5
(a)の状態から、送信器2A,受信器3Aを引き離し
て送受信間距離xをより大きくする場合を示すものであ
る。
【0031】図5(b)において、例えば、受信器3A
側のケース21側には、その端面21aより突出するよ
うに四角柱状のガイド部材22が設けられており、その
ガイド部材22は、送信器2A側のケース20内部を貫
通している。そして、送信器2Aは、ガイド部材22に
沿って移動されるようになっている。また、ガイド部材
22は中空状に形成されており、その内部を送信器2A
側に電源などを供給するためのケーブルが配置されてい
る。尚、電気的構成は第1実施例の近接スイッチ1と全
く同様であり、以上が近接スイッチ23を構成してい
る。
【0032】斯様に構成された第2実施例によれば、送
信器2Aは、ガイド部材22に沿って移動されるので、
作業者は、送信器2Aと受信器3Aとの送受信間距離x
の調整を容易に行うことができる。また、送受信間に軸
ずれが生じることも防止されるので、受信レベルの低下
を抑制することもできる。
【0033】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、以下のような変形また
は拡張が可能である。受信側における増幅手段の増幅率
の調整は、マニュアルで行うように構成しても良い。ガ
イド部は、受信側におけるケースの端面に一端を固定す
る構成に限らず、送信側におけるケースの端面に固定し
て受信側を移動させるように構成しても良い。また、送
信側,受信側の何れもがガイド部材に対して移動可能と
なるように構成しても良い。図6に示すものは、あくま
でも一測定例であり、被検出物体の一辺の長さLに対し
て最適となる送受信間距離xの具体数値は、送信コイ
ル,受信コイルのインダクタンス,送信信号の電力や受
信側のゲインの設定などによって様々に変化するため図
示したものに限ることはない。要は、長さLが長い場合
には送受信間距離xを相対的に長くし、長さLが短い場
合には送受信間距離xを相対的に短くするように設定す
れば良い。ゲインコントロール部17及び出力判定部1
8の機能はハードウエアで実現しても良いし、マイクロ
コンピュータを用いてソフトウエアで実現しても良い。
その場合、両者を一体に構成しても良いし、更に受信値
読込み部16をも加えて一体に構成しても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであり、以下
の効果を奏する。請求項1記載の近接スイッチまたは請
求項5記載の近接スイッチの調整方法によれば、送信コ
イルと受信コイルとの配置間隔を被検出物体の外形寸法
に応じて可変設定するので、被検出物体の外形寸法が小
である場合は送信コイルと受信コイルとの配置間隔が短
くなるように設定し、前記外形寸法が大である場合は前
記配置間隔が短くなるように設定することで、常に最適
な受信感度を設定して被検出物体を検出できる。
【0035】請求項2記載の近接スイッチまたは請求項
6記載の近接スイッチの調整方法によれば、送信コイル
と受信コイルとの配置間隔の変化に応じて増幅手段の増
幅率を調整することで、安定した検出を行うことができ
る。
【0036】請求項3記載の近接スイッチまたは請求項
7記載の近接スイッチの調整方法によれば、送信コイル
と受信コイルとの配置間隔を変化させた場合に、例えば
作業者が増幅率の調整を一々行わずとも、増幅率制御手
段が検出手段に対する出力レベルが略一定範囲内となる
ように増幅率を自動で制御するので、利便性が向上す
る。
【0037】請求項4記載の近接スイッチによれば、送
信部及び/又は受信部はガイド部材に沿って移動される
ので、作業者は、送信コイルと受信コイルとの配置間隔
の調整を容易に行うことができる。また、送受信間に軸
ずれが生じることも防止されるので、受信レベルの低下
を抑制することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、近接スイッチの送
信器と受信器との設置状態を示す斜視図
【図2】送信器,受信器の縦断側面図
【図3】近接スイッチの電気的構成を示す機能ブロック
【図4】検出時の状態を示す図2相当図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図であり、
(a)は送受信間距離を最小にした状態、(b)は送受
信間距離を大きくした状態を示す図
【図6】送信コイルと受信コイルとの間隔をパラメータ
として変化させた場合に、横軸に被検出物体の一辺の長
さをとり、縦軸に検出距離をとって示す一測定例
【符号の説明】
1は近接スイッチ、7は送信コイル、12は受信コイ
ル、13は可変ゲインアンプ(増幅手段)、17はゲイ
ンコントロール部(増幅率制御手段)、18は出力判定
部(検出手段)、22はガイド部材、23は近接スイッ
チを示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定範囲の発振周波数が与えられると磁
    束を発生する送信コイルと、 前記送信コイルにより発生される磁束を受信可能な受信
    コイルと、 前記受信コイルにより受信される磁束の変化により被検
    出物体の有無を検出する検出手段とを備え、 前記送信コイルと前記受信コイルとの配置間隔は、被検
    出物体の外形寸法に応じて可変設定されることを特徴と
    する近接スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記受信コイルにより受信される受信信
    号を増幅して前記検出手段に出力する増幅手段を備え、 前記増幅手段は、増幅率を調整可能に構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の近接スイッチ。
  3. 【請求項3】前記増幅手段の増幅率を、前記検出手段に
    対する出力レベルが略一定範囲内となるように制御する
    増幅率制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載
    の近接スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記送信コイルを備える送信部と前記受
    信コイルを備える受信部とを同一軸上で移動可能とする
    ガイド部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の近接スイッチ。
  5. 【請求項5】 送信コイルに所定範囲の発振周波数を与
    えて磁束を発生させ、前記送信コイルにより発生される
    磁束を受信コイルにより受信し、受信される磁束の変化
    によって被検出物体の有無を検出する検出手段を備えて
    なる近接スイッチの調整方法であって、 被検出物体の外形寸法が小である場合は前記送信コイル
    と前記受信コイルとの配置間隔が短くなるように調整
    し、前記外形寸法が大である場合は前記配置間隔を長く
    なるように調整することを特徴とする近接スイッチの調
    整方法。
  6. 【請求項6】 前記受信コイルにより受信される受信信
    号を増幅して前記検出手段に出力する増幅手段の増幅率
    を、前記配置間隔が短い場合は小さく設定し、前記配置
    間隔が長い場合は大きく設定することを特徴とする請求
    項5記載の近接スイッチの調整方法。
  7. 【請求項7】 前記増幅手段の増幅率を、前記検出手段
    に対する出力レベルが略一定範囲内となるように調整す
    ることを特徴とする請求項6記載の近接スイッチの調整
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107966654A (zh) * 2017-10-23 2018-04-27 武汉船用机械有限责任公司 接近开关极限工作状态检测装置

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