JP2001264448A - 静電容量式検出装置及び自己診断装置 - Google Patents

静電容量式検出装置及び自己診断装置

Info

Publication number
JP2001264448A
JP2001264448A JP2000071484A JP2000071484A JP2001264448A JP 2001264448 A JP2001264448 A JP 2001264448A JP 2000071484 A JP2000071484 A JP 2000071484A JP 2000071484 A JP2000071484 A JP 2000071484A JP 2001264448 A JP2001264448 A JP 2001264448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
capacitance
detection circuit
signal
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000071484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3676175B2 (ja
Inventor
Ichiro Washisaki
一郎 鷲崎
Takashi Suzuki
孝志 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2000071484A priority Critical patent/JP3676175B2/ja
Publication of JP2001264448A publication Critical patent/JP2001264448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3676175B2 publication Critical patent/JP3676175B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出エリアを十分確保することができる非接
触のセンサーを用いた検出装置を提供すること。 【解決手段】 接地部に対向配置される電極10と、電
極10と接地部の間の静電容量の変化を検出する検出回
路42とを備えた静電容量式検出装置であり、アルミ缶
の分別、特定材質の分別、人の進入の検出、地雷検出な
ど種々の産業分野に応用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量式のセン
サーを備えた静電容量式検出装置及びこの静電容量式検
出装置のための自己診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】センサーを用いた検出装置は各種知られ
ている。例えば、生産機械等に人の手が近づいたか否か
を検出する安全装置に光センサーが用いられている。光
センサーは非接触での検出が可能であると言う利点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光セン
サーでは検出エリアが狭いため、検出エリアを広げよう
とすると、数多くの光センサーを必要としコスト的に問
題があった。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、検出エリアを十分確保することがで
きる非接触のセンサーを用いた検出装置およびこの検出
装置のための自己診断装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る静電容量式検出装置は、接地部に対向配置
される電極と、前記電極と前記接地部の間の静電容量の
変化を検出する検出回路とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0005】この検出装置に用いられるセンサーは、電
極と接地部の間の静電容量の変化を検出するものであ
る。電極と接地部の間に、人や物体が侵入すると静電容
量が変化するので、これを検出回路により検出すること
により、人や物体の侵入等を検出することができる。つ
まり、非接触式のセンサーである。また、電極と接地部
の大きさを十分にとることにより、容易に検出エリアを
拡大することができる。その結果、検出エリアを十分確
保することができる非接触のセンサーを用いた検出装置
を提供することができる。
【0006】本発明の第1の好適な実施形態として、金
属物体と非金属物体とが混在した状態で搬送経路に沿っ
て搬送される搬送手段を備え、前記搬送される物体群を
挟むように前記接地部に対向して前記電極が配置されて
おり、前記検出回路は、混在した物体群の中から金属物
体を選別可能に構成されているものがあげられる。
【0007】たとえば、搬送コンベア等の搬送手段に、
アルミ缶(金属物体)や、ビン、ペットボトル(非金属
物体)とを混在した状態で搬送させ、これらを、電極と
接地部の間を通過させることにより、アルミ缶のみを選
別することが可能である。これは、アルミ缶の比誘電率
が他の非金属物体とは異なっているという性質に基づく
ものである。これにより、ごみの分別を確実に行うこと
ができる。
【0008】本発明の第2の実施形態として、比誘電率
の異なる複数の物体が混在した状態で搬送経路に沿って
搬送される搬送手段を備え、前記搬送される物体群を挟
むように前記接地部に対向して前記電極が配置されてお
り、前記検出回路は、混在した物体群の中から特定の比
誘電率を有する物体を選別可能に構成されているものが
あげられる。
【0009】第1の実施形態の変形例であるが、材質が
異なると比誘電率も異なると言う性質に着目したもので
ある。これにより、金属の分別のみならず、多種類の樹
脂材料が混在したものから、特定の樹脂材料のみを分別
することが可能となる。これにより、ごみの分別のみな
らず、例えば、その他多種の用途に応用できる静電容量
式検出装置とすることができる。
【0010】本発明の第3の実施形態として、車両の前
側又は後側に前記電極が配置されており、前記検出回路
は、前記電極と前記接地部の間の人又は物体の存在を検
出可能に構成されているものがあげられる。
【0011】この構成によると、車両(自動車、トラッ
ク、バス、電車等)の前側や後側を人や物体(小動物
等)が横切るのを検出することができ、事故を未然に防
止することができる。特に、車両の運転手の視界に入ら
ないような人や物体を検出するような場合に効果があ
る。また、車両を駐車場や車庫に入れる場合に、壁面等
の検出を行い、車両の車体と壁面等との衝突を未然に防
止することができる。
【0012】本発明の第4の実施形態として、プローブ
本体を備え、このプローブ本体の先端部に前記電極が配
置されており、前記検出回路は、土中等に存在する特定
物体を検出可能に構成されているものがあげられる。こ
の構成によると、例えば、土中に存在する地雷の検出等
を行うことができる。
【0013】本発明の第5の実施形態として、開閉可能
なシャッターを備え、このシャッターの端部に前記電極
が配置されており、前記検出回路は、前記電極と前記接
地部の間の人又は物体の存在を検出可能に構成されてい
るものがあげられる。
【0014】この構成によると、シャッター(駐車場の
入口や建造物の入口等に設けられている。)の端部に電
極が配置されており、このシャッターを閉めるときに、
シャッターの端部と床面や地面や路面等の間に存在する
人や物体の存在を検出することができる。これにより、
シャッターの間に人や物体が挟まれてしまうと言う事故
を未然に防止することができる。
【0015】本発明の第6の実施形態として、建造物内
の室内に前記電極が配置されており、前記検出回路は、
前記室内における人の存在を検出可能に構成されている
ものがあげられる。
【0016】例えば、住居の各室内の床面に電極を配置
し、その電極の周辺の床面を接地部とする。これによ
り、各室内において、どの部屋に人が存在しているかを
検出することができる。1人暮らしの老人が住居に住ん
でいるような場合には、監視センターにて、現在どの部
屋に人がいるかを監視しておき、たとえば、同じ部屋に
長時間滞在しているような状況が検出された場合には、
何らかの異常が発生したものとして、ただちに対策を講
じることが可能になる。
【0017】本発明の第7の実施形態として、前記検出
回路は、前記電極と前記接地部の間に進入してきた物体
の進入量を検出可能に構成されているものがあげられ
る。
【0018】この構成は、電極と接地部の間に侵入して
きた導体等の物体の進入量を検出するものであり、物体
の進入量により静電容量の変化量が異なるために、検出
回路により進入量を求めることができる。この静電容量
式検出装置は、位置センサーとして用いることが可能で
あり、さまざまな用途に使用可能である。
【0019】本発明の第8の実施形態として、建造物の
出入口部に電極が配置されており、前記検出回路は、前
記出入口部からの人又は物体の侵入を検出可能に構成さ
れているものがあげられる。
【0020】この構成によると、建造物のベランダ、
扉、窓等の出入口部から侵入してくる泥棒や強盗の侵入
を確実に検出することができる。人の比誘電率は、空気
の比誘電率よりも大きいために、容易に検出することが
可能である。また、建造物の外部との出入口部だけでは
なく、室内のドア等の出入口部にも応用可能である。
【0021】本発明の第9の実施形態として、トイレの
便器の近傍に前記電極が配置されており、前記検出回路
は、前記便器の前の人の存在を検出可能に構成されてい
るものがあげられる。
【0022】この構成によると、トイレに人が入ってき
て便器の前に立った状態になると、静電容量の変化によ
り人を検出する。この場合の用途として、例えば、1人
暮らしの老人がいる場合に、トイレに人が入ってきたこ
とを監視センターにおいて検出すると共に、トイレに入
っている時間も監視できる。そして、トイレに入ってい
る時間が通常よりも長いと判断された場合には、何らか
の異常が発生したものとして対応措置を迅速に取ること
ができる。または、便器の前に人が入ってきたことや、
人が去ったことを検出して自動的に水を流すような構成
を採用することも可能である。
【0023】本発明の第10の実施形態として、駅のホ
ームにおける線路の近傍に前記電極が配置されており、
前記検出回路は、前記線路上又は線路近傍における人の
存在を検出可能に構成されているものがあげられる。こ
の構成によると、駅のホームから人が落下してしまった
ことを検出することができるので、人身事故を未然に防
止することができる。
【0024】本発明に係る自己診断装置は、上記いずれ
かの静電容量式検出装置の自己診断を行うための自己診
断装置であって、接地部に対向配置される電極を備えた
静電容量センサーと、自己診断を行うために、前記静電
容量センサーを作動させるための模擬信号を供給する模
擬信号供給部と、あらかじめ設定された幅の比較信号を
出力する比較信号出力部と、前記模擬信号により前記静
電容量センサーから出力されるセンサー出力信号の幅
と、前記比較信号の幅とを比較する比較判定部と、前記
比較の結果、前記センサー出力信号の幅が前記比較信号
の幅よりも短い場合に、エラー信号を出力するエラー信
号出力部とを備えていることを特徴とするものである。
【0025】上記構成による作用・効果は次の通りであ
る。 (1)静電容量センサーを作動させるための模擬信号を
供給する。これは、例えば、電極と接地部の間に補助電
極を設けておき、この補助電極を模擬信号により動作さ
せることにより、物体や人体が電極と接地部の間に挿入
したのと同じような状態を創出することができる。ある
いは、電極と接地部の間に模擬物体を挿入するような構
成にしても良い。 (2)静電容量センサーからは、上記模擬信号によりあ
る幅を有するセンサー出力信号が出力される。 (3)一方、模擬信号の供給に関連して設定された幅の
比較信号を出力させる。(4)比較信号の幅とセンサー
出力信号の幅とを比較する。 (5)センサー出力信号の幅が比較信号の幅よりも短い
場合には、エラー信号を出力する。
【0026】これは、静電容量センサー等が正常であれ
ば、所定幅以上の幅を有するセンサー出力信号が出力さ
れるはず、と言う技術思想に基づくものである。比較信
号の幅よりも短い場合とは、もちろん、センサー出力信
号がまったく出力されないような場合も含まれる。以上
のような、センサー出力信号の幅でもってエラーか否か
を判定することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、静電容量センサーを用いた静
電容量式検出装置の検出原理を説明する図である。図1
(a)において、電極10と、圧延装置の圧延ロール1
3とが向かい合うように配置されている。また、圧延ロ
ール13は接地されている。この電極10と圧延ロール
13の間の領域が検知領域であり、人の手の侵入等を検
出する。電極10の裏側、すなわち検知領域とは反対側
にはガード板11が比較的小さな間隔でもって電極10
に対して平行に配置されている。ガード板11は、ステ
ンレス鋼、銅、アルミニウム等の良導体からなり、電極
10の全面を完全に覆うことのできる寸法形状を有して
いる。以上のように構成された電極10と接地された圧
延ロール13との間で、静電容量結合を生じ、この間に
人体の一部が入ることにより、この静電容量が変化する
ことになる。
【0028】以上のように構成された静電容量センサー
により静電容量の変化を検出するため、検出回路42に
接続されている。すなわち、電極10は、同軸ケーブル
12の中心導体により検出回路42の入力端子P1に接
続し、ガード板11は、同軸ケーブル12のシールドに
より検出回路42の入力端子P2に接続されている。検
出回路42は、いわゆるインピーダンスブリッジを用い
たもので(図1(b)の原理図を参照)、4辺ブリッジ
のうち、2辺に測定電源e1,e2が接続されている。
また、4辺ブリッジのうち1辺は電極10と圧延ロール
13により構成される静電容量となっており、残る1辺
には平衡静電容量CBが設けられている。測定電源e
1,e2の間の端子P2と接地部との間に出力アンプ1
4が設けられている。また、自己診断を行うための補助
電極40が設けられており、スイッチ41はこの補助電
極40を機能させるためのものである。これについては
後述する。
【0029】ガード板11を設けているのは、次の理由
による。つまり、電極10と圧延ロール13の間が本来
の検出領域であるが、実際には、電気力線が電極10の
裏側(検出領域とは反対側)から圧延ロール13(接地
部)にも伸びているため、本来の検出領域の外にも電界
が形成されている。そうすると、電極10の裏側を人や
物体が通過することによっても静電容量が変化するた
め、これが誤検出の原因となってしまう。そこで、上記
のごとくガード板11を設けることにより、電極10の
裏側には電界が形成されなくなり、誤検出を防止するこ
とができる。
【0030】<等価回路>図2に示す回路は、図1に示
す検出回路42を電極10と圧延ロール13で構成され
る静電容量やその他の部分での静電容量を含めた形で示
した等価回路である。この図において、Coは、電極1
0と圧延ロール13により規定される静電容量を示し、
C1は、同軸ケーブル12の中心導体とシールドの間の
静電容量を示す。また、符号Ze1,Ze2は夫々測定
電源e1,e2の内部インピーダンスであり、符号Zi
は出力アンプ14の内部インピーダンスである。
【0031】ここで、図2に示す回路の動作を説明す
る。電極10と圧延ロール13の間に空気のみが存在す
る状態で測定電源e1,e2を投入すると、電源e1か
ら静電容量C1を通って流れる電流は、測定電源e1の
電圧がZe1×i1よりも十分に大きい場合には、イン
ピーダンスZiにはほとんど流れず無視できる。また、
静電容量Coを通って流れる電流は、静電容量C1とイ
ンピーダンスZiに分かれる。このとき、1/(ωC
1)がZiよりも十分に大きい場合、電流i1のほとん
どがインピーダンスZiに流れる。電圧e1とe2が同
一電圧で、測定電源e2から、静電容量CBを通って流
れる電流i2は、電流i1に等しく位相差が180゜と
した場合、インピーダンスZiの電流はゼロとなる。い
ま、電極10と圧延ロール13との間に接地された誘電
体が入りこむと、誘電体の比誘電率に応じた量だけCo
が増加する。この増加分をΔCとすると、電流i1は、
e1ωΔCだけ増加し、インピーダンスZiに電流が流
れ、信号として出力される。また、誘電体が接地されて
おらず、いわゆるフローティングの場合でも静電容量C
oが増加し、Ziに同様に電流が流れる。
【0032】このように図2に示す回路では、電極10
とガード板11との間で構成される静電容量や同軸ケー
ブルの静電容量、その他の外乱の影響を受けにくく、電
極10と圧延ロール13の間の静電容量の変化を正確に
検出することが可能である。なお、図中ΔC’は、後述
するように補助電極40を動作させた場合の、静電容量
の変化分を示している。
【0033】<応用例1>本発明に係る静電容量式検出
装置を種々の産業分野に応用した例を説明する。以下説
明する各応用例においては、基本的に電極10の配置の
みを示す。
【0034】図3は、ベルトコンベア20により搬送さ
れるアルミ缶(スチール缶でも可)Kをビン・ペットボ
トルBから分別するための装置である。アルミの比誘電
率がビンやペットボトルの比誘電率とは異なると言う原
理に基づくものである。搬送されるアルミ缶等の物体の
上方に、電極10が配置されている。また、ベルトコン
ベア20は接地されている。電極10と接地部の間にア
ルミ缶Kが来たことが検出されると、シリンダ21を作
動させて、アルミ缶Kを回収用器22に回収する。図3
の例では、搬送経路の上方に電極10が配置されている
が、搬送経路の左側や右側に電極10を配置するように
しても良い。また、床面を接地部としても良い。
【0035】その他の変形例として、逆にビンやペット
ボトルのみを分別して回収するようにしても良い。いろ
いろな種類の素材が混在した状態で、ベルトコンベアに
搭載されて搬送される場合に、特定の素材のみを分別で
きるような検出装置にすることができる。図3の例で
は、金属と非金属とを分別するものであったが、非金属
の中でも特定の非金属素材のみを分別できるように構成
することもできる。例えば、テフロン(登録商標)の比
誘電率は2.0、PETの比誘電率は3.1〜3.2、
軟質塩化ビニルの比誘電率は5.0〜9.0であること
から、これらの比誘電率の違いに着目して、特定の樹脂
のみを分別できるような検出装置を構成することもでき
る。
【0036】<応用例2>図4は、自動車の前部と後部
のバンパーに電極10を配置した例である。路面が接地
部となる。これにより、電極10の近傍に小さな子供が
いた場合にこれを検出することができる。とくに、運転
席からの視界からは見えないような領域における人や物
体の検出には有効である。また、駐車場や車庫に自動車
をバックで入れるような場合にも、運転席の視界からは
見えにくいような障害物、壁面等の接近を検出すること
ができ、自動車と上記障害物や壁面との衝突を未然に防
止することができる。車両として、自動車に限定され
ず、トラックやバスや電車などにも応用できるものであ
る。
【0037】<応用例3>図5は、地雷検出器に応用し
た例であり、プローブ本体23の先端部に電極10が配
置されている。土中に地雷24(特定物体に相当す
る。)が存在すると、電極10と接地部(大地)により
構成される静電容量が変化するので、地雷の存在を探索
して検出することができる。
【0038】その他の変形例として、多種類のごみが混
在したごみ捨て場から、特定の種類の金属や樹脂を探索
する場合にも応用できる。また、土中ではなく、コンク
リート内や水面下における特定物体の探索にも応用でき
る。
【0039】<応用例4>図6は、駐車場や建造物の出
入口や倉庫のシャッターに応用した例であり、シャッタ
ー25の下端部に電極10が配置されている。シャッタ
ー25を閉めたときにシャッター25の下端部が当接す
る路面、床面等が接地部を構成する。これにより、シャ
ッター25の下端部と路面・床面等の間の人や物体の存
在を検出することができ、人や物体がシャッター25と
路面等の間に挟まれることによる事故を防止することが
できる。
【0040】<応用例5>図7は、建造物(住居、ビル
等)内の各室内の床面に電極10A,10B,10C,
10Dを配置した例である。天井面や壁面を接地部とし
て構成する。これにより、各室内において、どの部屋に
人が存在しているかを検出することができる。1人暮ら
しの老人が住居に住んでいるような場合には、監視セン
ターにて、現在どの部屋に人がいるかを監視しておき、
たとえば、同じ部屋に長時間滞在しているような状況が
検出された場合には、何らかの異常が発生したものとし
て、ただちに対策を講じることが可能になる。
【0041】また、建造物が美術館とか博物館のような
場合、夜間における泥棒等の侵入を検出できるようにし
て、展示物の盗難を防止することができる。また、金庫
が保管されているような部屋に電極を設置することで、
貴重品の盗難を防止することができる。
【0042】<応用例6>図8は、電極10と接地部で
ある壁面28との間に導体29等の物体が侵入してきた
ことを検出する装置である。導体29の進入量により静
電容量の変化量も異なる。よって、この変化を検出する
ことにより導体29の位置を検出することができるの
で、図8の装置は位置センサーとして各種産業分野に応
用することができる。
【0043】<応用例7>図9は、建造物の出入口にあ
たるベランダの手すり部30の上側に電極10を配置し
た例である。ベランダの床面が接地部として構成され
る。電極10の配置としては、ベランダの天井面や手す
り部の側面部に配置しても良い。これにより、泥棒の侵
入を検出することができる。部屋の中に居住者がいる場
合には、検出回路を不作動状態にし、居住者が就寝した
り、外出したりするときに検出回路を作動状態にしてお
く。また、検出回路を監視センターに接続しておき常時
モニターしておくことも可能である。電極は、露出させ
ておくのではなく、カバー部材等により保護しておくの
が好ましい。
【0044】ベランダのほかに玄関の入口、窓、門、煙
突等の出入口部に設けても良い。また、エレベータの扉
(出入口部に相当する。)に設けても良い。家の中の、
特定の部屋の出入口(ドア等)に設けても良い。図10
は、玄関31に設けた例である。玄関31のドアの外側
に電極10を設けることにより、玄関31の前に人が存
在していることを検出することができる。これにより、
呼び鈴が押されなくても、室内の居住者は訪問者が来た
ことを知ることができる。また、玄関31の内側に電極
10を設けることにより、外部から人が入ってきたこと
を検出することができ、室内の照明を自動点灯させた
り、警報を鳴らしたりすることができる。図10の場合
は、電極10を玄関31の幅方向に沿って細長にしてお
き、その電極10の周辺の床面を接地部とする。この電
極10を人がまたぐことにより、静電容量が変化する。
【0045】<応用例8>図11は、トイレの便器32
の上方に電極10を配置した例である。接地部としては
床面で構成することができる。人が便器32の前に立っ
たことや、便器32の前から立ち去ったことを検出して
水を流したりすることができる。トイレについては、駅
の構内や建物室内や住居等、特に限定されるものではな
い。その他の用途として、例えば、1人暮らしの老人が
いるような場合に、トイレに人が入ってきたことを監視
センターにおいて検出すると共に、トイレに入っている
時間も監視する。そして、トイレに入っている時間が通
常よりも長いと判断された場合には、何らかの異常が発
生したものとして対応策を取ることができる。病院や施
設におけるトイレにおいては特に必要性が高いものであ
る。電極10は、壁面の内部に埋め込んでおけば美観を
損なわないので好ましい。
【0046】<応用例9>図12は、駅のホーム33の
線路に面した壁面部(線路の近傍に相当する。)に電極
10を配置した例である。検出回路により、線路上や線
路の近くの人の存在を検出することができる。これによ
り、人身事故を未然に防止することができる。
【0047】<自己診断装置>次に、本発明に係る静電
容量センサーを用いた検出装置の自己診断装置について
説明する。図13は、静電容量式検出装置の自己診断を
行うための自己診断回路を示すシーケンス図であり、こ
のシーケンスは、マイクロプロセッサ・プログラマブル
・コントローラ、パーソナルコンピュータ等、電気制御
できる部品、装置で構成できる。図14は図13のシー
ケンス図に対応したタイムチャート及び補助電極駆動部
を示す図である。この自己診断装置は、電極10に対向
するように補助電極40を設置し、これを、後述する模
擬信号発生用リレーR2(図1のスイッチ41に相当す
る。)により、定期的にスイッチングさせ、所望の検知
ができるか否かをチェックするものである。
【0048】図13において、自己診断を行う周期を設
定するための周期タイマーT1とこの周期タイマーT1
のB接点とが直列接続され、周期タイマーT1と並列接
続された模擬信号を出力させるための模擬信号タイマー
T2と、同じく周期タイマーT1と並列接続された自己
診断を行う時間を設定するための自己診断タイマーT3
とが設けられている。
【0049】静電容量センサーの作動によりONされる
SWと直列にセンサー出力リレーR1が接続される。つ
まり、SWのONによりセンサー出力リレーR1が励磁
される(ONとなる。)。センサー出力リレーR1がO
Nになる時間は、センサー出力信号の幅 (図14のr
1,r2,r3参照) に相当する。模擬信号タイマーT
2のB接点と模擬信号発生用リレーR2とが直列接続さ
れる。つまり、模擬信号タイマーT2により設定される
時間t2だけセンサーを作動させるための模擬信号を発
生させる (図14参照) 。自己診断タイマーT3のB接
点と自己診断信号出力用リレーR3とが直列接続され
る。これにより、自己診断タイマーT3により設定され
る時間t3は、自己診断を行う時間として設定される。
時間t3は、センサー出力信号の幅の大きさを考慮し
て、これをカバーできるように設定される。
【0050】センサー出力リレーR1のA接点と幅判定
タイマーT4とが直列接続される。幅判定タイマーT4
は、あらかじめ設定された幅を有する比較信号を出力す
るために設けられ、この比較信号の幅とセンサー出力信
号との幅を比較することにより、静電容量センサー等に
エラーが発生しているか否かを判定する。
【0051】幅判定タイマーT4のA接点と幅判定用リ
レーR4とが直列接続されている。そして、この幅判定
用リレーR4により、幅判定タイマーT4により設定さ
れた時間t4だけ比較信号を出力する (図14参照) 。
幅判定用リレーR4のA接点と、センサー出力リレーR
1のA接点と、模擬信号発生用リレーR2のB接点と、
正常信号発生用リレーR5とが直列接続され、かつ、幅
判定用リレーR4のA接点及びセンサー出力リレーR1
のA接点と、正常信号発生用リレーR5のA接点とが並
列接続される。つまり、リレーR1,R4のONとリレ
ーR2のOFFによりリレーR5がONとなる。
【0052】自己診断信号出力用リレーR3のA接点
と、エラー信号発生用リレーR6とが直列接続される。
また、リレーR3と正常信号発生用リレーR5のA接点
とは並列接続されている。正常検知信号発生用リレーR
7と、自己診断信号出力用リレーR3のB接点と、セン
サー出力リレーR1のA接点とが直列接続されている。
また、リレーR3のA接点もリレーR7と直列接続され
ている。
【0053】<自己診断回路のタイムチャート>図14
(b)は、電極10を備えた静電容量センサを用いた自
己診断装置の概略模式図である。模擬人体(又は、模擬
物体)として機能する補助電極40が模擬信号発生用リ
レーR2の接点を介して検出回路に接続されている。自
己診断回路5は、図13に示されるシーケンス図に基づ
いて構成される。静電容量センサーは、電極10と接地
部の間の静電容量が物体あるいは人の進入により変化す
ることを検出し、これにより警報信号を出力したり所定
の動作をさせたりする。つまり、補助電極40を動作さ
せて、物体や人が電極10と接地部の間に進入してきた
のと同じ状態を強制的に作り出すことにより、静電容量
センサーの自己診断を行うことができる。
【0054】そのため、模擬信号発生用リレーR2によ
り、図14(a)に示すような模擬信号(R2)を自己
診断回路5から周期的に発生させる。周期はt1で示さ
れ、これは周期タイマーT1により設定される。模擬信
号(R2)の幅はt2で示されており、これは模擬信号
発生用リレーR2により設定される。図14(a)で
は、説明の便宜上3周期分を示し、第1周期目はセンサ
ーからの出力が正常であった場合、第2周期目はセンサ
ーからの出力が異常(出力信号幅が小さい)であった場
合、第3周期目はセンサーからの出力が異常(出力信号
がなし)であった場合をそれぞれ示している。
【0055】<正常な場合>模擬信号(R2)により、
補助電極40がフローティング状態となり、電極10と
接地部の間に静電容量の変化が起こる(図2のΔC’に
相当する。)。これを検出回路により検出し、センサー
出力リレーR1により出力信号(R1)が出力される。
図14にも示すように、模擬信号(R2)と出力信号
(R1)とはΔtの時間ずれがあるが、これはA/D変
換器による変換遅れ等が原因によるものであり、実際は
数10msec程度のわずかの量である。(図14は誇
張して描かれている。)センサー等が正常であれば、出
力信号(R1)は、幅tr1のパルス状信号となる。
【0056】出力信号(R2)と同時に幅判定用リレー
R4による比較信号(R4)が出力される。比較信号
(R4)の幅は、幅判定タイマーT4によりt4になる
ように設定されている。なお、比較信号(R4)は通常
Hレベル(ON)であり、Lレベル(OFF)がアクテ
ィブとなる。そして、幅判定時間t4が経過した時点
で、出力信号(R2)がLレベル、かつ、比較信号(R
4)がHレベル、かつ、出力信号(R1)がHレベルで
あれば、正常信号発生用リレーR5をONにし、Hレベ
ルの正常信号(R5)を発生させる。つまり、比較信号
(R4)の幅t4よりも出力信号(R1)の幅tr1が
大きければ、センサー等は正常であると判定される。出
力信号(R1)は幅tr1に相当する時間が経過すると
Lレベルに変化するが、リレーR5のA接点によりリレ
ーR5は自己保持されるので、正常信号(R5)はその
ままHレベルの状態で保持される。次の周期において模
擬信号(R2)が立ち上がることにより、自己保持が解
除される(図13参照)。
【0057】エラー信号発生用リレーR6は、自己診断
の結果センサー等にエラーが発生するとLレベルのエラ
ー信号(R6)を出力するためのものであるが、自己診
断を行う期間を設定する自己診断信号(R3)が発生し
ている間は、エラー信号を出力せず、自己診断期間が経
過した後もHレベルの正常信号(R5)が出力されてお
ればエラー信号(R6)を出力しないようになっている
(図14参照)。
【0058】正常検知信号発生用リレーR7は、自己診
断を行わない通常の使用状態において、Lレベルの正常
検知信号(R7)を出力する。リレーR7は、自己診断
信号出力用リレーR3のA接点と直列接続されているの
で、自己診断期間中はLレベルの正常検知信号(R7)
を出力しない。図14のように、r2で示されるような
出力信号(R1)があった場合に、正常検知信号(R
7)がLレベルとなる。
【0059】図示はしていないが、エラー信号(R6)
が出力された場合には、警報を出してオペレータに知ら
せるようにする。また、正常検知信号(R7)が出力さ
れた場合も警報を出すようにする。
【0060】<異常な場合>次に、静電容量センサー等
に異常があり、出力信号(R1)の幅がtr3のように
小さかったとする。この幅tr3は、設定された比較信
号t4の幅よりも小さい。従って、自己診断期間t4が
経過した時はすでにリレーR1がOFFになっており、
その結果正常信号発生用リレーR5をONさせない。し
たがって、正常信号(R5)が出力されない。また、リ
レーR5がONされないから自己診断期間t3を経過す
ると、エラー信号発生用リレーR6はOFFになる。つ
まり、Lレベルのエラー信号(R6)を発生する。静電
容量センサーに異常があり、まったく出力信号R1が出
てこない場合も、幅が小さい場合と同じような結果とな
る。
【0061】以上のように、リレーR2とタイマーT2
は模擬信号供給部として機能し、リレーR4とタイマー
T4は比較信号出力部として機能し、リレーR1,R
2,R4,R5は比較判定部として機能し、リレーR
3,R5,R6は、エラー信号出力部として機能し、タ
イマーT3とリレーR3とは自己診断信号出力部として
機能する。
【0062】以上のように、本発明による静電容量式検
出装置は、さまざまな産業分野において利用することが
でき、さらに自己診断機能を持たせることにより付加価
値の高い装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電容量センサーを用いた静電容量式検出装置
の検出原理を説明する図
【図2】図1の検出回路の詳細(等価回路)を示す図
【図3】本発明をアルミ缶の分別に用いた応用例
【図4】本発明を自動車のバンパーに用いた応用例
【図5】本発明を地雷検出器に用いた応用例
【図6】本発明をシャッターに用いた応用例
【図7】本発明を室内の床面に用いた応用例
【図8】本発明を位置センサーとして用いた応用例
【図9】本発明を建造物のベランダに用いた応用例
【図10】本発明を玄関に用いた応用例
【図11】本発明をトイレの便器に用いた応用例
【図12】本発明を駅のホームに用いた応用例
【図13】静電容量式検出装置の自己診断を行うための
自己診断回路を示すシーケンス図
【図14】図13のシーケンス図に対応したタイムチャ
ート及び補助電極駆動部を示す図
【符号の説明】
10 電極 Co 静電容量 ΔC 静電容量の変化分 e1 測定電源 e2 測定電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA49 BA19 BA29 BD17 CA02 DA01 DA05 HA03 2G005 BA04 EA07 EA09 2G028 BB06 BE09 CG07 DH04 EJ07 FK01 HN07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地部に対向配置される電極と、 前記電極と前記接地部の間の静電容量の変化を検出する
    検出回路とを備えたことを特徴とする静電容量式検出装
    置。
  2. 【請求項2】 金属物体と非金属物体とが混在した状態
    で搬送経路に沿って搬送される搬送手段を備え、 前記搬送される物体群を挟むように前記接地部に対向し
    て前記電極が配置されており、前記検出回路は、混在し
    た物体群の中から金属物体を選別可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の静電容量式検出装
    置。
  3. 【請求項3】 比誘電率の異なる複数の物体が混在した
    状態で搬送経路に沿って搬送される搬送手段を備え、 前記搬送される物体群を挟むように前記接地部に対向し
    て前記電極が配置されており、前記検出回路は、混在し
    た物体群の中から特定の比誘電率を有する物体を選別可
    能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    静電容量式検出装置。
  4. 【請求項4】 車両の前側又は後側に前記電極が配置さ
    れており、前記検出回路は、前記電極と前記接地部の間
    の人又は物体の存在を検出可能に構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の静電容量式検出装置。
  5. 【請求項5】 プローブ本体を備え、このプローブ本体
    の先端部に前記電極が配置されており、前記検出回路
    は、土中等に存在する特定物体を検出可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の静電容量式検出
    装置。
  6. 【請求項6】 開閉可能なシャッターを備え、このシャ
    ッターの端部に前記電極が配置されており、前記検出回
    路は、前記電極と前記接地部の間の人又は物体の存在を
    検出可能に構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の静電容量式検出装置。
  7. 【請求項7】 建造物内の室内に前記電極が配置されて
    おり、前記検出回路は、前記室内における人の存在を検
    出可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の静電容量式検出装置。
  8. 【請求項8】 前記検出回路は、前記電極と前記接地部
    の間に進入してきた物体の進入量を検出可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の静電容量式検
    出装置。
  9. 【請求項9】 建造物の出入口部に電極が配置されてお
    り、前記検出回路は、前記出入口部からの人又は物体の
    侵入を検出可能に構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の静電容量式検出装置。
  10. 【請求項10】 トイレの便器の近傍に前記電極が配置
    されており、前記検出回路は、前記便器の前の人の存在
    を検出可能に構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の静電容量式検出装置。
  11. 【請求項11】 駅のホームにおける線路の近傍に前記
    電極が配置されており、前記検出回路は、前記線路上又
    は線路近傍における人の存在を検出可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の静電容量式検出装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の静電容量式検出装置の自己診断を行うための自己診断
    装置であって、 接地部に対向配置される電極を備えた静電容量センサー
    と、 自己診断を行うために、前記静電容量センサーを作動さ
    せるための模擬信号を供給する模擬信号供給部と、 あらかじめ設定された幅の比較信号を出力する比較信号
    出力部と、 前記模擬信号により前記センサーから出力されるセンサ
    ー出力信号の幅と、前記比較信号の幅とを比較する比較
    判定部と、 前記比較の結果、前記センサー出力信号の幅が前記比較
    信号の幅よりも短い場合に、エラー信号を出力するエラ
    ー信号出力部とを備えていることを特徴とする自己診断
    装置。
JP2000071484A 2000-03-15 2000-03-15 静電容量式検出装置及び自己診断装置 Expired - Fee Related JP3676175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071484A JP3676175B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 静電容量式検出装置及び自己診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071484A JP3676175B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 静電容量式検出装置及び自己診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001264448A true JP2001264448A (ja) 2001-09-26
JP3676175B2 JP3676175B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=18590064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000071484A Expired - Fee Related JP3676175B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 静電容量式検出装置及び自己診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3676175B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003034094A1 (fr) * 2001-10-09 2003-04-24 Unirec Co.,Ltd. Dispositif de detection d'objets enterres
JP2006032085A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Fujikura Ltd 静電容量式近接センサ
JP2008298562A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Koyo Electronics Ind Co Ltd 自己診断機能付き近接センサ
JP2009512552A (ja) * 2005-10-24 2009-03-26 エムティディ アメリカ リミテッド 異種材料分類処理システム及び装置
JP2010122116A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 静電容量型距離センサ及び静電容量センサを備えた車高測定装置
JP2011078133A (ja) * 2003-12-23 2011-04-14 Valeo Securite Habitacle Sas 遠隔電子基板に対する有線接続装置
JP2013185781A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Panasonic Corp 高周波加熱装置
US9274154B2 (en) 2010-09-28 2016-03-01 Fujikura Ltd. Electrostatic capacitance sensor and method for determining failure of electrostatic capacitance sensor

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003034094A1 (fr) * 2001-10-09 2003-04-24 Unirec Co.,Ltd. Dispositif de detection d'objets enterres
US6998854B2 (en) 2001-10-09 2006-02-14 Unirec Co., Ltd. Buried structure detection device
JP2011078133A (ja) * 2003-12-23 2011-04-14 Valeo Securite Habitacle Sas 遠隔電子基板に対する有線接続装置
JP2006032085A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Fujikura Ltd 静電容量式近接センサ
JP4531469B2 (ja) * 2004-07-15 2010-08-25 株式会社フジクラ 静電容量式近接センサ
JP2009512552A (ja) * 2005-10-24 2009-03-26 エムティディ アメリカ リミテッド 異種材料分類処理システム及び装置
JP2008298562A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Koyo Electronics Ind Co Ltd 自己診断機能付き近接センサ
JP2010122116A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 静電容量型距離センサ及び静電容量センサを備えた車高測定装置
US9274154B2 (en) 2010-09-28 2016-03-01 Fujikura Ltd. Electrostatic capacitance sensor and method for determining failure of electrostatic capacitance sensor
DE112011103260B4 (de) 2010-09-28 2019-01-17 Fujikura Ltd. Elektrostatischer Kapazitätssensor und Verfahren zur Feststellung des Ausfalls eines elektrostatischen Kapazitätssensors
JP2013185781A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Panasonic Corp 高周波加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3676175B2 (ja) 2005-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7490841B2 (en) Passenger detection system
CN101463691B (zh) 地铁站台屏蔽门与列车门之间激光障碍物监测控制系统
CN101357622A (zh) 汽车的运行方法和控制装置
JP3676175B2 (ja) 静電容量式検出装置及び自己診断装置
CN104599417A (zh) 一种房间的安保管理系统
CN104370176B (zh) 电梯厅门轿门双路检测系统
CN106939748A (zh) 公交车车门防夹控制方法
JP3676173B2 (ja) 静電容量式検出装置及び自己診断装置
US5886622A (en) Alarm system with sensor signal evaluator
JP4056674B2 (ja) 静電容量式検出装置及び自己診断装置
JP3936686B2 (ja) 車両セキュリティシステム
KR20150052953A (ko) 차량의 위험 경보 장치 및 방법
US6300869B1 (en) Alarm system and method for vehicle
KR101749291B1 (ko) 승강기 자동문의 안전 동작을 위한 장애물 감지장치
US8887440B2 (en) Garage door antenna
KR0171342B1 (ko) 자동차 탑승객 소지품 분실방지 경보장치
EP0635409B1 (en) An automobile and an alarm system in combination
JPS5844469Y2 (ja) 火災報知装置
CN204347997U (zh) 一种房间的安保管理系统
GB2112144A (en) Detector
EP1584526A2 (en) Device for controlling a vehicle locking system and a vehicle alarm
CN201538285U (zh) 公交车门危险品检测系统
JP3151221B2 (ja) 人体検知装置
JP2009079406A (ja) パワードア
CN113291943A (zh) 一种适用于电梯的检测控制系统和检测控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050427

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees