JP2001264158A - 熱型赤外線撮像素子 - Google Patents

熱型赤外線撮像素子

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JP2001264158A JP2000074487A JP2000074487A JP2001264158A JP 2001264158 A JP2001264158 A JP 2001264158A JP 2000074487 A JP2000074487 A JP 2000074487A JP 2000074487 A JP2000074487 A JP 2000074487A JP 2001264158 A JP2001264158 A JP 2001264158A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感光部の温度を均一化できるようにし、ノイズ
の少ない赤外線撮像出力を得ることが可能な熱型赤外線
撮像素子の実現を図る。 【解決手段】感光エリア12の周辺には、その感光エリ
ア12の四辺を取り囲むようにダミー薄膜感熱素子配列
13が設けられている。このダミー薄膜感熱素子配列1
3は感光エリア12全体の温度を均一化するために設け
られた疑似感熱素子であり、数行および数列程度のダミ
ー薄膜感熱素子群から構成されている。ダミー薄膜感熱
素子群は感光エリア12を構成する複数の感熱素子と同
じ垂直走査線および水平走査線にそれぞれ接続されてお
り、感光エリア12を構成する複数の感熱素子と行単位
で同時に駆動される。よって、撮像時には、ダミー薄膜
感熱素子で発生される熱が半導体基板11に伝達され、
感光エリア12の温度バイアスを均一にすることが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱型赤外線撮像素子
に関し、特に半導体基板上に配列された感熱素子を用い
て赤外線撮像を行う熱型赤外線撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、赤外線検出器としては、ボロ
メータに代表されるような熱型のものが知られている。
ボロメータは温度係数の大きな部材からなる一種の抵抗
素子であり、温度計測、リモートセンシングなどの分野
で広く使用されている。最近では、その小型化・軽量化
の目的から、半導体基板上に感熱素子を配列してなる熱
型赤外線撮像素子が着目されている。
【0003】この熱型赤外線撮像素子では、入射(撮
像)する赤外線による温度変化は、半導体基板上に配列
された複数の感熱素子によって検知され、そして各感熱
素子の抵抗変化に対応する信号が撮像信号として取り出
される。この場合、熱型赤外線検出器の感度を良くする
ために、感熱素子は温度変化による抵抗変化率の大きい
物質からなる薄膜とし、さらにその感熱素子は低熱伝導
率の支持脚で半導体基板に接続される。この感熱素子に
バイアス電流を印加することにより、感熱素子の抵抗値
の変化は電圧変化として検出されそれが増幅して出力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような感熱素子
を半導体基板上に多数配置して各感熱素子の温度変化を
検出することにより赤外線画像を検知することができる
が、感熱素子の温度変化を利用しているため、半導体基
板、および半導体基板周辺の温度変化によっても感熱素
子の信号出力は変化してしまう。特に感熱素子の抵抗変
化を読み出すためのバイアス電流による発熱によって半
導体基板に温度上昇が起こり、半導体基板中央と周辺で
は約10℃の温度差が生じる。感熱素子を50μmピッ
チで配置し、温度抵抗係数を数%/K、支持脚の熱コン
ダクタンスを約5×10−8W/Kとすると、バイアス
電流および各感熱素子の抵抗値のバラツキによって生じ
る各感熱素子の出力信号の差は数Vになり、入射する赤
外線によって生じる各感熱素子の温度変化による出力信
号は数mV以下である。これに加えて、前述した様に半
導体基板中央と周辺で温度差が大きいと、赤外線検知器
として安定して動作する範囲が基板中央だけになる等の
問題が生じる。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、感光部における半導体基板の温度を、感光部中
央付近と感光部の周辺とで均一化することができる熱型
赤外線撮像素子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、半導体基板と、該半導体基板上に2次元
配列された複数の感熱素子を含む感光部とから構成され
た熱型赤外線撮像素子において、第1の配線部材を介し
て前記半導体基板に接続される前記感光部の複数の感熱
素子の周辺に、前記第1の配線部材よりも高熱伝導率の
第2の配線部材を介して前記半導体基板に接続される、
前記感熱素子よりも高抵抗の疑似感熱素子を複数配列し
てなることを特徴とする。
【0007】この熱型赤外線撮像素子においては、感光
部を構成する複数の感熱素子の周辺に複数の疑似感熱素
子が配列されているので、それら疑似感熱素子に流れる
電流による自己発熱により、感光部の周囲温度を高める
ことができる。このため、感光部における半導体基板の
温度を、感光部中央付近と感光部の周辺とで均一化する
ことが可能となる。特に、疑似感熱素子については、そ
の抵抗値を高くして発熱量を増加させ、感光部の感熱素
子の配線部材よりも高熱伝導率(低熱抵抗)の部材で半
導体基板に接続しているので、疑似感熱素子から半導体
基板に効率よく熱を伝達することができ、例えば数行お
よび数列の比較的僅かな数の疑似感熱素子を設けるだけ
で温度の均一化を図ることが可能となる。
【0008】また、複数の疑似感熱素子は感光部を構成
する複数の感熱素子と同じ行線および列線にそれぞれ接
続しておくことが好ましい。これにより、通常の行線駆
動回路によって、感光部の感熱素子と疑似感熱素子とを
行線単位で一緒に駆動することができるので、疑似感熱
素子を駆動するための専用の回路を用意する必要が無く
なり、小型化を図ることが可能となる。
【0009】また、前記複数の疑似感熱素子は、前記感
光部の周辺にその四辺を取り囲むように2次元配列する
ことにより、より温度の均一化効果を高めることが可能
となる。
【0010】また、疑似感熱素子については信号を検出
する必要はないので、疑似感熱素子間の配列ピッチは、
感光部の感熱素子間の配列ピッチよりも狭く設定するこ
とが好ましい。これにより、疑似感熱素子の配列による
素子サイズの増大を最小限に抑えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
る熱型赤外線撮像素子の基本構造が示されている。この
熱型赤外線撮像素子は半導体基板11上に配列された薄
膜感熱素子を用いて赤外線撮像を行うためのものであ
り、図示のように、半導体基板11上には、感光エリア
12が配置されている。この感光エリア12は赤外線検
知を行うためのものであり、行および列のマトリクス状
に2次元配列された多数の薄膜感熱素子から構成されて
いる。
【0012】感光エリア12の各薄膜感熱素子は、垂直
走査回路14および水平走査回路15によって駆動され
る行線(垂直走査線)および列線(水平走査線)にそれ
ぞれ接続されている。
【0013】さらに、感光エリア12の周辺には、その
感光エリア12の四辺を取り囲むようにダミー薄膜感熱
素子配列13が設けられている。このダミー薄膜感熱素
子配列13は感光エリア12全体の温度を均一化するた
めに設けられた疑似感熱素子であり、数行および数列程
度のダミー薄膜感熱素子群から構成されている。
【0014】これらダミー薄膜感熱素子群は感光エリア
12を構成する複数の感熱素子と同じ垂直走査線および
水平走査線にそれぞれ接続されており、感光エリア12
を構成する複数の感熱素子と行単位で同時に駆動され
る。
【0015】感光エリア12の薄膜感熱素子は低熱伝導
率(高熱抵抗)の部材で半導体基板11に接続されてい
るのに対し、ダミー薄膜感熱素子についてはその抵抗値
を感光エリア12の薄膜感熱素子よりも高くして発熱量
を増加させていると共に、十分な温度バイアス効果が得
られるように高熱伝導率(低熱抵抗)の部材で半導体基
板11に接続されている。このように、ダミー薄膜感熱
素子については、発熱量(抵抗値)を高くし、感光エリ
ア12の薄膜感熱素子のそれよりも熱伝導率の高い部材
で半導体基板11に接続する事により、より少ないダミ
ー薄膜感熱素子で効率よく熱を半導体基板11に伝導す
ることが可能となる。
【0016】赤外線検出時(撮像時)には、感光エリア
12の薄膜感熱素子が垂直走査回路14および水平走査
回路15によって順次選択されて各々の素子の温度に応
じた信号が撮像信号として出力アンプ16から読み出さ
れる。この撮像時には、ダミー薄膜感熱素子配列13の
各ダミー薄膜感熱素子も同時に駆動され、ダミー薄膜感
熱素子に電流が流れることによって発生する熱がダミー
薄膜感熱素子からその直下の半導体基板11に伝達され
る。
【0017】図2には、定常駆動時における感光エリア
12下の半導体基板11の温度分布の様子が示されてい
る。図2の横軸は感光エリア12の中央部からの距離L
を示し、また縦軸は温度を示している。図2の実線はダ
ミー薄膜感熱素子配列13が設けられていない場合の温
度分布であり、点線はダミー薄膜感熱素子配列13を設
けた場合の温度分布である。
【0018】図2の実線で示されているように、ダミー
薄膜感熱素子配列13が存在しない場合には、感光エリ
ア12における半導体基板11の温度は感光エリア12
中央付近でもっとも高くなり、感光エリア12の周辺部
ほど低くなる。これに対し、本実施形態のようにダミー
薄膜感熱素子配列13を感光エリア12の周辺に設けた
場合には、図2の点線で示すように、駆動時にダミー薄
膜感熱素子に流れる電流による自己発熱により、感光エ
リア12の周囲温度を高めることができるので、これに
より感光エリア12における半導体基板11の温度を感
光エリア12中央付近と感光エリア12の周辺とで均一
化することが可能となる。
【0019】従って、数行および数列のダミー薄膜感熱
素子配列13を設けるだけで、感光エリア12中央部と
温度バイアスが均一の感光素子の数を左右上下4方向に
それぞれΔNだけ増加させることが可能となり、全感熱
素子数に対する熱検出に利用可能な有効素子数の占める
割合を大幅に高めることができる。具体的には、たとえ
ば256×256の感熱素子を形成した場合には、通常
はそのうちの220×220程度の素子しか実際の熱検
出に利用できないが、ダミー薄膜感熱素子配列13を設
けることにより、256×256の感熱素子のうちの2
53×253程度の素子を実際の熱検出に利用すること
が可能となる。
【0020】次に、図3を参照して、図1の熱型赤外線
撮像素子の回路構成を説明する。図3には、ダミー薄膜
感熱素子を感光エリア12の周辺に1行1列ずつ配置し
た場合が例示されている。図3中、111は垂直走査
線、112は水平走査線、113は垂直走査線選択用の
垂直MOSトランジスタ、114は水平走査線選択用の
水平MOSトランジスタである。各垂直MOSトランジ
スタ113は電源VDDと対応する垂直走査線111と
の間に接続されており、また各水平MOSトランジスタ
114は、信号出力線と対応する水平走査線112との
間に接続されている。また、115はサンプルホールド
容量、201はダミー薄膜感熱素子、202は感光エリ
ア12を構成する薄膜感熱素子を示している。
【0021】薄膜感熱素子202は金属酸化膜やセラミ
ックス等の抵抗値の温度変化率が大きい材料から形成さ
れている。よってこれらの薄膜感熱素子202を垂直走
査回路14によって行単位で順次駆動し、このときのサ
ンプルホールド容量115の蓄積電圧の差を列毎に選択
しながら読み出すことにより、撮像する物体(目標)の
温度変化に対応する撮像信号を得ることができる。
【0022】ここで問題となるのは、撮像時に各々の薄
膜感熱素子202に流れる電流による温度変化である。
この自己発熱による温度変化の様子を図4に示す。
【0023】図4は、1つの薄膜感熱素子202(1セ
ル)当たりの温度変化の様子を示している。各垂直走査
線111はたとえば1/60秒の周期で垂直走査回路1
4から定期的に発生される垂直駆動パルスによって選択
される。選択された垂直走査線111は、垂直MOSト
ランジスタ113を介して電源VDDに接続される。こ
れにより、その選択された垂直走査線111に接続され
ている各薄膜感熱素子202には電源VDDが印加さ
れ、薄膜感熱素子202に電流が流れる。この時、薄膜
感熱素子202に流れる電流により、薄膜感熱素子20
2の温度は急激に上昇し、駆動終了後、徐々に低下す
る。この自己発熱による温度上昇は本来の信号分による
温度変化量の数百倍の大きさである。本来の信号分によ
る温度変化は自己発熱による温度変化に重畳された形で
現れることになる。
【0024】このような駆動を繰り返し行うことによ
り、感光エリア12下の半導体基板11の温度が上昇し
はじめ、一定時間駆動すると図2の実線のような温度分
布に収束するのである。
【0025】本実施形態では、薄膜感熱素子202の駆
動時には、ダミー薄膜感熱素子201も一緒に駆動され
る。このため、ダミー薄膜感熱素子201もそこに流れ
る電流によって温度上昇し、その熱が感光エリア12周
辺の半導体基板11上に伝達される。よって、感光エリ
ア12周辺の半導体基板11のバイアス温度を高めるこ
とができ、感光エリア12における半導体基板11のバ
イアス温度を感光エリア12中央付近と感光エリア12
の周辺とで均一化することが可能となる。
【0026】なお、ダミー薄膜感熱素子201はあくま
で温度の均一化を図るためのものであるため、信号の読
み出しには利用されない。
【0027】次に、図5および図6を参照して、各セル
の配線構造について説明する。図5は各セル周辺の配線
パターンを示しており、また図6はその断面構造を示し
ている。
【0028】ダミー薄膜感熱素子201および薄膜感熱
素子202のどちらもその配線レイアウトは同じであ
り、薄膜感熱素子が形成されるベース部300は、半導
体基板11との間に中空部が設けられるように、その支
持脚である配線部材301および302によって半導体
基板11上に支持されている。
【0029】ベース部300上の薄膜感熱素子の一端
は、半導体基板11上に形成された配線層からなる垂直
走査線111に配線部材301を介して接続され、また
ベース部300上の薄膜感熱素子の他端は、半導体基板
11上に形成された配線層からなる水平走査線112に
配線部材302を介して接続される。
【0030】この場合、薄膜感熱素子202が形成され
るベース部300の配線部材301および302には、
それぞれ低熱伝導率(高熱抵抗)の部材が用いられ、ま
たダミー薄膜感熱素子201が形成されるベース部30
0の配線部材301および302には、それぞれ高熱伝
導率(低熱抵抗)の部材が用いられている。
【0031】これにより、薄膜感熱素子202は高熱抵
抗で半導体基板11に接続され、ダミー薄膜感熱素子2
01は低熱抵抗で半導体基板11に接続されることにな
る。よって、薄膜感熱素子202については、選択時に
流れる電流によって上昇された温度を次の選択時までに
元の状態に戻すことができ、またダミー薄膜感熱素子2
01についてはその駆動時に発生する熱を効率よく半導
体基板11に伝達することができる。
【0032】なお、薄膜感熱素子202を配列するピッ
チは通常は50μm程度であるが、ダミー薄膜感熱素子
201の部分は信号を検出する必要は無いのでピッチを
狭くすることが可能である。また、ダミー薄膜感熱素子
201の部分においては、光入射窓も基本的には不要と
なるので、それによる微細化効果も得られる。よって、
ダミー薄膜感熱素子201の追加によって引き起こされ
る感光エリアサイズ全体の大きさの増大は必要最小限に
抑えることができる。
【0033】また、本実施形態では、ダミー薄膜感熱素
子201を薄膜感熱素子202と同じ行線に接続して薄
膜感熱素子202と一緒に駆動されるように構成した
が、ダミー薄膜感熱素子201に電流を流すための専用
の駆動回路を設けることも可能である。
【0034】また、本実施形態においては、感熱素子の
発熱によって半導体基板の中央の温度が高くなり、周辺
が低いという状況を考慮して、感光エリア12の周辺に
配置したダミー薄膜感熱素子201の抵抗値を高くして
発熱量を増加させ、高熱伝導率で半導体基板11に接続
したが、実際には出力アンプ16、垂直MOSトランジ
スタ113等の周辺回路素子も発熱するので、それら周
辺回路素子付近のダミー薄膜感熱素子201について
は、半導体基板11に接続する支持脚の熱伝導率、ダミ
ー薄膜感熱素子の発熱量(抵抗値)を調整し、他の部分
のダミー薄膜感熱素子201よりも低熱伝導率で半導体
基板に接続することが好ましい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
感光部を構成する複数の感熱素子の周辺に複数の疑似感
熱素子を配列したことにより、赤外線を検知する感光部
のバイアス温度を均一化することが可能となる。特に、
疑似感熱素子については、感光部の感熱素子の配線部材
よりも高熱伝導率(低熱抵抗)の部材で半導体基板に接
続する事により、比較的僅かな数の疑似感熱素子を設け
るだけで温度の均一化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る熱型赤外線撮像素子
の構造を示す平面図。
【図2】同実施形態の熱型赤外線撮像素子における感光
部の温度分布を示す図。
【図3】同実施形態の熱型赤外線撮像素子の回路構成を
示す図。
【図4】同実施形態の熱型赤外線撮像素子における感熱
素子の温度変化の様子を示す図。
【図5】同実施形態の熱型赤外線撮像素子で用いられる
各セルの配線構造を示す図。
【図6】同実施形態の熱型赤外線撮像素子で用いられる
各セルの断面構造を示す図。
【符号の説明】
11…半導体基板 12…感光エリア 13…ダミー感熱素子列 14…垂直走査回路 15…水平走査回路 111…垂直走査線(行線) 112…水平走査線(列線) 113…垂直MOSトランジスタ 114…水平MOSトランジスタ 301,302…配線部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/33 H01L 27/14 K Fターム(参考) 2G065 AB02 BA02 BA12 BA14 BA34 BB49 BC02 BC03 BC08 CA12 CA13 CA21 2G066 BA09 BA13 BB07 BB09 BB11 BC04 4M118 AA06 AA10 AB01 BA07 BA30 CA26 CA35 CA40 CB20 FB03 FB08 FB22 FB30 HA10 5C024 AX06 CX13 CX27 GX08 HX44

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、該半導体基板上に2次元
    配列された複数の感熱素子を含む感光部とから構成され
    た熱型赤外線撮像素子において、 第1の配線部材を介して前記半導体基板に接続される前
    記感光部の複数の感熱素子の周辺に、前記第1の配線部
    材よりも高熱伝導率の第2の配線部材を介して前記半導
    体基板に接続される、前記感熱素子よりも高抵抗の疑似
    感熱素子を複数配列してなることを特徴とする熱型赤外
    線撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記複数の疑似感熱素子は、前記感光部
    を構成する前記複数の感熱素子と同じ行線および列線に
    それぞれ接続されており、 行線単位で前記疑似感熱素子と前記感光部の感熱素子と
    が一緒に駆動されることを特徴とする請求項1記載の熱
    型赤外線撮像素子。
  3. 【請求項3】 前記複数の疑似感熱素子は、前記感光部
    の周辺にその四辺を取り囲むように2次元配列されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の熱型赤外線撮像素
    子。
  4. 【請求項4】 前記複数の疑似感熱素子間の配列ピッチ
    は、前記感光部を構成する前記複数の感熱素子間の配列
    ピッチよりも狭く設定されていることを特徴とする請求
    項1記載の熱型赤外線撮像素子。
  5. 【請求項5】 半導体基板と、該半導体基板上に2次元
    配列された複数の感熱素子を含む感光部とから構成され
    た熱型赤外線撮像素子において、 前記感光部の周辺に配置され、駆動時に前記半導体基板
    に熱を伝導する複数の疑似感熱素子と、 前記複数の疑似感熱素子を駆動するための駆動手段とを
    具備することを特徴とする熱型赤外線撮像素子。
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