JP2001263657A - 燃焼機器における排気管の保安装置 - Google Patents

燃焼機器における排気管の保安装置

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JP2001263657A JP2000082695A JP2000082695A JP2001263657A JP 2001263657 A JP2001263657 A JP 2001263657A JP 2000082695 A JP2000082695 A JP 2000082695A JP 2000082695 A JP2000082695 A JP 2000082695A JP 2001263657 A JP2001263657 A JP 2001263657A
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combustion
detection sensor
exhaust pipe
exhaust gas
detection
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Kyoji Kameda
恭治 亀田
Hideaki Yokoyama
秀明 横山
Masuo Motoike
益男 元池
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気管からの燃焼排ガスの漏れを検知して安
全性の向上を図ることができる排気管の保安装置を提供
すること。 【解決手段】 給湯器本体2からの燃焼排ガスが流れる
排気管44の特定部位に設けられた検出センサと、検出
センサからの検出信号を処理するための制御手段68と
を備えた排気管の保安装置。検出センサ58は排気管か
ら漏れる燃焼排ガス自体、又はこの燃焼排ガスによる温
度上昇を検出し、制御手段68は検出センサからの検出
信号に基づいて燃焼排ガスの漏れを検知する。燃焼排ガ
スの漏れが生じると、燃焼バーナ4の燃焼状態を弱に
し、その漏れが更に大きくなると燃焼バーナ4の燃焼を
強制的に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼機器からの燃
焼排ガスが流れる排気管の安全性を保つための保安装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼機器としての例えばガス給湯器に
は、燃焼バーナからの燃焼排ガスを外部に導くための給
排気管が接続されている。このような給排気管は、直線
状の又は湾曲した複数個の管部材を接続することによっ
て構成され、各管部材は、例えばステンレス鋼(SUS
304)から形成されている。これら管部材は固定用ね
じ、リベット、固定金具等を用いて確実に固定され、こ
のように固定することによって隣接する管部材の接続部
からの燃焼排ガスの漏れを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような給排気管で
は、地震等によって外部から大きな応力が作用すると、
給排気管の上記接続部に位置ズレが生じ、この位置ズレ
が大きくなると相互に接続された管部材が外れてしま
う。また、長期にわたって使用していると、給排気管が
腐食し、この腐食が進行すると穴があいてしまう。この
ような給排気管の接続部の位置ズレ、腐食が進むと、ガ
ス給湯器からの燃焼排ガスが外部に漏れるという問題が
生じる。このような問題は、燃焼機器に接続される排気
筒、排気管にも同様に存在する。尚、本明細書では、燃
焼排ガスが流れる給排気管、排気筒、排気管を総称して
「排気管」として表現する。
【0004】本発明の目的は、排気管からの燃焼排ガス
の漏れを検知して安全性の向上を図ることができる排気
管の保安装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃焼機器から
の燃焼排ガスが流れる排気管の特定部位に設けられた第
1接続部と、前記特定部位と異なる前記排気管の他の部
位に設けられた第2接続部と、前記第1及び第2接続部
の間に定電流又は定電圧を供給するための電源手段と、
前記排気管を流れる電流又は電圧を検出するための検出
センサと、前記検出センサからの検出信号を処理するた
めの制御手段とを備え、前記制御手段は前記検出センサ
からの検出信号に基づいて前記排気管の腐食状態を検知
することを特徴とする燃焼機器における排気管の保安装
置である。
【0006】本発明に従えば、排気管の第1接続部と第
2接続部との間に電源手段からの定電流又は定電圧が供
給され、かかる第1及び第2接続部を通して電流が流れ
る。検出センサは排気管を流れる電流又は電圧を検出す
る。排気管が腐食するとその抵抗値が大きくなり、腐食
状態が進行するにつれてその抵抗値も増大する。従っ
て、腐食が進行するにつれて検出センサの検出信号が変
化し、この変化状態に基づいて腐食の進行状態を検知す
ることができる。排気管に例えば定電流(又は定電圧)
を供給する場合、腐食が進行するにつれて排気管を流れ
る電流値が下がり、その低下程度に基づいて腐食状態を
検知することができる。尚、電圧の変化を検出するよう
にしてもよい。
【0007】また、本発明は、燃焼機器からの燃焼排ガ
スが流れる排気管の特定部位に設けられた排ガス又は温
度を検出するための検出センサと、前記検出センサから
の検出信号を処理するための制御手段とを備え、前記制
御手段は前記検出センサからの検出信号に基づいて、燃
焼排ガスの漏れを検知することを特徴とする燃焼機器に
おける排気管の保安装置である。本発明に従えば、排気
管の特定部位に排ガス又は温度を検出するための検出セ
ンサが設けられる。腐食によって穴があく、或いは位置
ズレ等によって隙間が生じると、穴又は隙間から燃焼排
ガスが外部に漏れ、穴又は隙間が大きくなると漏れる燃
焼排ガスの量も多くなり、これによって排気管の外部の
燃焼排ガスの濃度又は周囲の温度が上昇する。従って、
穴又は隙間から漏れる燃焼排ガスが多くなるにつれて検
出センサの検出信号が変化し、この変化状態に基づいて
腐食の進行状態、接続部の位置ズレ等を検知することが
できる。排ガスを検出するための検出センサとして、例
えば一酸化炭素検出用センサ(所謂COセンサ)を用い
ることができ、また温度を検出するための検出センサと
して、例えば排ガス温度検出センサを用いることができ
る。このような検出センサは排気管の適宜の複数箇所、
例えば接続部、腐食が生じ易い部位に設けることができ
る。
【0008】また、本発明は、燃焼機器からの燃焼排ガ
スが流れる排気管の接続部に設けられた前記接続部の位
置ズレを検出するための検出センサと、前記検出センサ
からの検出信号を処理するための制御手段とを備え、前
記制御手段は前記検出センサからの検出信号に基づい
て、前記接続部の位置ズレを検知することを特徴とする
燃焼機器における排気管の保安装置である。本発明に従
えば、排気管の接続部に位置ズレを検出するための検出
センサが設けられる。位置ズレセンサとしては、例えば
発光素子と受光素子との組み合わせからなるものを用い
ることができ、このような検出センサを用いた場合、接
続部に位置ズレが生じると、発光素子から受光素子に受
光される光量が減少し、位置ズレが大きくなるにつれて
受光素子への受光量が減少する。従って、接続部の位置
ズレが大きくなるにつれて検出センサの検出信号が変化
し、この変化状態に基づいて接続部の位置ズレの程度を
検知することができる。このような検出センサは、排気
管の接続部に設けることができる。
【0009】また、本発明では、前記制御手段には第1
異常範囲及び第2異常範囲が記憶されており、前記検出
センサの検出値が前記第1異常範囲になると、前記燃焼
機器は弱燃焼状態になり、また前記検出センサの検出値
が第2異常範囲になると、前記燃焼機器の燃焼が停止す
ることを特徴とする。本発明に従えば、検出センサの検
出値が第1異常範囲になると、燃焼機器は弱燃焼状態に
なる。この第1異常範囲では、燃焼排ガスの漏れ量は少
なく、それ故に、安全性を保ちながら燃焼状態を維持
し、燃焼機器の使用状態を確保する。また、検出センサ
の検出値が第2異常範囲になると、燃焼機器の燃焼が停
止する。この第2異常範囲では、燃焼排ガスの漏れ量が
多く、それ故に、この漏れ様態が継続すると安全上好ま
しくなく、燃焼機器の燃焼を強制的に終了する。
【0010】更に、本発明では、前記制御手段に関連し
て光警報手段及び/又は音警報手段が設けられており、
前記検出センサの検出値が前記第1異常範囲になると、
前記光警報手段及び/又は音警報手段は点滅及び/又は
断続音を発し、また前記検出センサの検出値が前記第2
異常範囲になると、前記光警報手段及び/又は音警報手
段は点灯及び/又は連続音を発することを特徴とする。
本発明に従えば、光警報手段及び/又は音警報手段が設
けられる。検出センサの検出値が第1異常範囲になる
と、光警報手段及び/又は音警報手段は点滅及び/又は
断続音を発し、これによって、燃焼機器の使用者は燃焼
排ガスが排気管から外部に漏れていることを知ることが
できる。また、検出センサの検出値が第2異常範囲にな
ると、光警報手段及び/又は音警報手段は点灯及び/又
は連続音を発し、これによって、使用者は燃焼排ガスが
比較的多く漏れていることを知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従う排気管の保安装置の実施形態について説明す
る。図1は、燃焼機器としてのガス給湯器に適用した排
気管の保安装置の一実施形態を示す簡略断面図であり、
図2は、図1の保安装置の一部を示す部分断面図であ
り、図3は、図2の保安装置において排気管の接続部に
位置ズレが生じた状態を示す部分断面図である。図1及
び図2において、本発明の一実施形態の保安装置を適用
した図示のガス給湯器は、燃焼機器本体を構成する給湯
器本体2を備え、この給湯器本体2内に燃焼バーナ4及
び熱交換器6が配設され、燃焼バーナ4は、燃焼量の大
きい第1バーナ8と、燃焼量の小さい第2バーナ10と
から構成され、燃焼量が少ないときには第2バーナ10
が燃焼し、燃焼量が多いときには第1及び第2バーナ
8,10が燃焼する。この燃焼バーナ4にはガス供給系
12が接続され、燃料用ガス(例えば都市ガス、LPガ
ス)がガス供給系12を通して燃焼バーナ4に供給され
る。
【0012】図示のガス供給系12はガス供給流路14
を備え、このガス供給流路14の一端側がガス供給源
(例えば地中埋設管、ガスボンベ)に接続され、その他
端側は第1及び第2分岐流路16,18に分岐され、第
1分岐流路16が第1バーナ8に接続され、第2分岐流
路18が第2バーナ10に接続されている。ガス供給流
路14には電磁開閉弁20及び比例弁22が配設されて
いる。電磁開閉弁20はガス供給流路14を開閉し、比
例弁22はガス供給流路14を流れる燃料用ガスの流量
を制御する。第1分岐流路16には第1切換ガス電磁弁
24が配設され、第2分岐流路18には第2切換ガス電
磁弁26が配設されている。第1切換ガス電磁弁24は
第1分岐流路16を開閉し、第2切換ガス電磁弁26は
第2分岐流路18を開閉する。
【0013】この燃焼バーナ4に関連して、点火装置2
8及び燃焼ファンモータ30が配設されている。点火装
置28は、燃焼バーナ4から噴出する燃料用ガスを点火
燃焼し、燃焼ファンモータ30は、燃焼バーナ4からの
燃料用ガスが燃焼する燃焼室32に燃焼用空気を供給す
る。熱交換器6は燃焼室32の上部に配設され、燃焼バ
ーナ4からの燃焼排ガスによって加熱される。熱交換器
6の流入側は水供給流路34に接続され、水供給流路3
4が水供給源(例えば水道管)に接続される。熱交換器
6の流出側は温水排出流路36が接続され、水供給流路
34と温水排出流路36とがバイパス流路38を介して
接続されている。水供給流路34には水量サーボモータ
40が配設され、この水量サーボモータ40が回転する
ことによって、暖めるべき水が水供給流路34を通して
熱交換器6に供給される。また、バイパス流路38には
バイパスミキシング弁42が配設され、このバイパスミ
キシング弁42の開閉によって、バイパス流路38を通
して水供給流路34に流れる温水の戻り量が調整され
る。
【0014】図示の形態では、燃焼用空気を送給するた
めの吸気流路及び燃焼室32からの燃焼排ガスを排出す
るための排気流路を有する排気管44(一般的に「給排
気管」と呼ばれる)が設けられ、この排気管44に関連
して保安装置45が設けられている。排気管44は、例
えば家屋46の天井48の上側空間50内に設置され、
その一端側は給湯器本体2に接続され、その他端側は家
屋46の外側に延び、その他端はパイプフード52を介
して外部に開口している。従って、家屋46の外部の空
気が排気管44の吸気流路を通して給湯器本体2に導か
れ、かく導入された空気が燃焼ファンモータ30の作用
によって燃焼用空気として燃焼室32に供給される。ま
た、燃焼室32内の燃焼排ガスは排気管44の排気流路
を通して家屋46の外部に排出される。
【0015】排気管44は、図1及び図2から理解され
るように、複数個(この形態では5個)の管部材54
a,54b,54c,54d,54eから構成され、こ
れら管部材54a〜54eが所要の通りに接続される。
管部材54a〜54eは、不燃性、耐熱性、耐食性等を
満たすために例えばステンレス鋼(例えばSUS30
4)から形成され、適宜の長さの直線状の管部材54
a,54c,54d,54e及び湾曲した管部材54b
を組み合わせ接続することによって、所望の形状、長さ
の排気管44が形成される。
【0016】隣接する管部材54d,54eは、例えば
図2に示すように接続される。例えば、一方の管部材5
4dの端部は内径が所定長さにわたって拡径され、この
端部の内径は他方の管部材54eの端部の外径と実質上
等しくなるように形成される。他方の管部材54dは、
その端部が管部材54dの拡径された端部に挿入され、
一方の管部材54dの端部内周面と他方の管部材54e
の端部外周面との間に、例えば耐熱ゴム等から形成され
るシールリング56が介在され、このようにして隣接す
る管部材54d,54eが接続される。尚、このような
接続様式に代えて、固定用ねじ、リベット、固定金具
(いずれも図示せず)を用いて接続するようにしてもよ
い。また、残りの管部材54a,54b,54c等も同
様にして接続される。
【0017】保安装置45は、排気管44の接続部、こ
の形態では管部材54a,54bの接続部、管部材54
b,54cの接続部、管部材54c,54dの接続部、
管部材54d,54eの接続部の外側に配設された検出
センサ58を備えている。これら検出センサ58は排気
管44の接続部の位置ズレを検知するためのものであ
り、この実施形態では、発光素子60と受光素子62の
組み合わせから構成され、発光素子60が隣接する一方
の管部材54a(54b,54c,54d)の端部外周
面に取り付けられ、受光素子62が隣接する他方の管部
材54b(54c,54d,54e)の端部外周面に取
り付けられ、発光素子60と受光素子62とが相互に対
向して配置されている。例えば、管部材54d,54e
の接続部における検出センサ58については、図2を参
照されたい。尚、発光素子60と受光素子62の取り付
けについては、取り付け側を反対にしてもよい。
【0018】このように検出センサ58を取り付けてい
るので、管部材54a(54b,54c,54d)と管
部材54b(54c,54d,54e)が所定の位置関
係に保持されているときには、発光素子60からの光が
受光素子62に所要の通りに受光され、受光素子62は
所定レベルの検出信号を生成する。一方、例えば図3に
示すように、管部材54a(54b,54c,54d)
に対して管部材54b(54c,54d,54e)が矢
印64で示す離脱方向に相対的に移動すると、容易に理
解される如く、受光素子62の受光量が低下して検出信
号の信号レベルが小さくなり、この検出信号の信号レベ
ルの変化によって管部材54a(54b,54c,54
d)及び管部材54b(54c,54d,54e)の相
対的位置ズレを検知することができる。図3において
は、管部材54d,54eの軸線方向の位置ズレについ
て説明したが、上記軸線方向に対して垂直方向の位置ズ
レが生じても受光素子62の受光量が低下して検出信号
の信号レベルが変化し、従って上記垂直方向の位置ズレ
も検知することができる。尚、管部材54a(54b,
54c,54d)と管部材54b(54c,54d,5
4e)との位置ズレが大きくなる、或いは両者の接続が
外れると、発光素子60からの光が受光素子62に受光
されなくなり、従って検出センサ58によってこの外れ
等も検知することができる。尚、排気管44の各接続部
において位置ズレを確実に検知するには、各接続部に少
なくとも2個の検知センサ58を設けるのが望ましい。
【0019】この排気管44は、図4に示すように保護
管72で覆って二重構造にしてもよい。このように二重
構造にすることによって、地震等によって排気管44の
接続部に位置ズレが生じ、内部を流れる燃焼排ガスがこ
の接続部から外部に漏れても、漏れた燃焼排ガスは保護
管72内に溜まり、天井48の上側空間50に漏れるこ
とがなく、一層の安全性を確保することができる。図1
〜図3の形態では、検出センサ58として位置ズレを検
知するためのセンサを用いているが、このような検出セ
ンサ58に代えて、又はこのような検出センサ58と組
み合わせて、例えば図5に示すように構成することがで
きる。この変形形態では、検出センサとして、排ガスを
検出するための排ガス検出センサ74が用いられ、排ガ
ス検出センサ74は、例えば、排気管44の一端部(例
えば管部材54a,54bの接続部)及び他端部(例え
ば管部材54d,54eの接続部)に配置される。この
排ガス検出センサ74として例えば一酸化炭素検出用セ
ンサ(COセンサ)を用いることができる。この排ガス
検出センサ74を用いた場合、排気管44の接続部の位
置ズレ、排気管44の腐食によって燃焼排ガスが外部に
漏れると、排ガス検出センサ74は漏れた燃焼排ガスを
検知し、燃焼排ガスの漏れ量が多くなる、即ち排ガス検
出センサ74の周囲の一酸化炭素の濃度が高くなるほど
検出信号の信号レベルが大きくなり、検出信号の信号レ
ベルによって燃焼排ガスの漏れ程度を検知することがで
きる。尚、このような排ガス検出センサ74を設ける場
合、図5に示すように排気管44を覆うように保護管7
2を設けることによって、一層の安全性を確保すること
ができるとともに、少ない数の排ガス検出センサ74で
もって燃焼排ガスの漏れを確実に検知することができ
る。
【0020】検出センサとして、排ガス検出センサ74
に代えて、温度を検出するための温度検出センサ(図示
せず)を用いることもできる。温度検出センサは、上述
した排ガス検出センサ74と同様に、例えば排気管44
の一端部及び他端部に配置される。この温度検出センサ
を用いた場合、排気管44の接続部の位置ズレ、排気管
44の腐食等によって燃焼排ガスが外部に漏れると、温
度検出センサは漏れた燃焼排ガスによる周囲の温度上昇
を検知し、燃焼排ガスの漏れ量が多くなる、即ち温度検
出センサの周囲の温度高くなるほど検出信号の信号レベ
ルが大きくなり、検出信号の信号レベルによって燃焼排
ガスの漏れ程度を検知することができる。尚、このよう
な温度検出センサを設ける場合、上述したように排気管
44を覆うように保護管72を設けることによって、燃
焼排ガスの漏れを確実に検知することができる。
【0021】排ガス検出センサ74、温度検出センサを
設けることに代えて、又はこれに加えて次の通りに構成
することもできる。図5に併せて示すように、排気管4
4の一端部(例えば管部材54a)に第1接続部76を
設けるとともに、その他端部(例えば管部材54e)に
第2接続部78を設け、かかる第1及び第2接続部7
6,78間に電源手段(図示せず)からの電流を供給
し、電源手段からの電流を排気管44における第1接続
部76と第2接続部78の間を通して流すようにする。
そして、排気管44を流れる電流を検出する検出センサ
(図示せず)を設け、この電流を検出する。このように
構成した場合、電源手段からは微弱一定電流が供給さ
れ、排気管44が腐食すると排気管44自体の抵抗値が
大きくなり、これによって検出センサの検出電流値は小
さくなる。そして、腐食が進行するほど検出センサの検
出信号の信号レベルが小さくなり、検出信号の信号レベ
ルによって燃焼排ガスの腐食の程度(換言すると、燃焼
排ガスの漏れ可能性)を検知することができる。尚、電
源手段から微弱定電流を流すことに代えて、微弱定電圧
を第1及び第2接続部76,78間に供給するようにし
てもよく、かかる場合にも、排気管44の上記第1及び
第2接続部76,78間を流れる電流値の変化を検出す
るようにしてもよく、またこれらの間の電圧値の変化を
検出センサによって検出するようにしてもよい。
【0022】図1とともに、給湯器の制御系を示す図6
(検出センサとして排ガス検出センサ74を用いた制御
系を示しているが、位置ズレ検出センサ58を用いた場
合にも同様の制御系でよい)を参照して、給湯器本体2
には、更に、電磁開閉弁20、比例弁22等の燃焼関係
回路66を作動制御するための制御手段68が内蔵され
ている。制御手段68は例えばマイクロコンピュータか
ら構成され、燃焼制御手段82、タイマ制御手段84、
異常判断制御手段86及び警報制御手段88を含んでい
る。燃焼制御手段82は燃焼関係回路66を作動制御
し、タイマ制御手段84は検出センサ74の検知間隔を
制御し、異常判断制御手段86は、検出センサ74から
の検出信号の信号レベルに基づいて異常状態か否か、こ
の形態では、第1異常状態(燃焼排ガスの漏れが少ない
状態)又は第2異常状態(燃焼排ガスの漏れが比較的多
い状態)か否かを判断し、また警報制御手段88は警報
手段90を後述する如く制御する。
【0023】警報手段90は、給湯器を作動制御するた
めのリモートコントローラ92に設けられている。図示
の形態では、警報手段90は、音によって警報を発する
異常警報ブザー92と、光によって警報を発する異常警
報ランプ94とから構成され、第1異常状態のときに
は、異常警報ブザー92は断続音を発するとともに異常
警報ランプ94は点滅し、また第2異常状態のときに
は、異常警報ランプ94は連続音を発するとともに異常
警報ランプが点灯し、このようにすることによって、使
用者は緊急度を要する異常か否かを容易に知ることがで
きる。このリモートコントローラ92には、更に、給湯
器を作動制御するための操作スイッチを含む入力手段9
6が設けられている。尚、この形態では、音(異常警報
ブザー92)及び光(異常警報ランプ94)の双方によ
って異常を知らせているが、それらのいずれか一方でも
って異常を知らせるようにしてもよい。
【0024】次に、図1及び図6とともに、保安装置4
5の制御のフローを示す図7を参照して、給湯器の排気
管44の保安装置45の作動について説明する。上述し
た保安装置45では、まず、排ガス検出センサ74によ
る検出が行われる(ステップS−1)。排ガス検出セン
サ74からの検出信号は給湯器本体2の制御手段68に
送給され、制御手段68の異常判断制御手段86はこの
検出センサ74の検出信号の信号レベルに基づいて検出
値が正常か否かを判断し(ステップS−2)、検出値が
正常である(検出センサ74が燃焼排ガスを実質上検出
しない)場合、ステップS−3に進む。一方、検出値が
正常でない場合、ステップS−4に進む。
【0025】ステップS−3においては、制御手段68
のタイマ制御手段84が、通常時に検出センサ74によ
って検出する時間間隔、即ち第1所定時間(例えば1時
間程度に設定される)を設定し、この設定後に制御手段
68のタイマ(図示せず)による計時が開始し(ステッ
プS−5)、燃焼制御手段82による所定の燃焼制御、
即ちリモートコントローラ92の入力手段96により設
定された燃焼制御が行われ(ステップS−6)、所定の
燃焼運転が継続される(ステップS−7)。その後、ス
テップS−8に進み、タイマ(図示せず)が第1所定時
間を計時したか否かが判断され、第1所定時間を計時す
るまでステップS−6〜ステップS−8が繰り返し実行
されて所定の燃焼制御が行われる。このようにしてタイ
マが第1所定時間を計時すると、ステップS−1の戻
り、排ガス検出センサ74による検出が行われ、上述し
たステップS−1〜ステップS−3及びステップS−5
〜ステップS−8が繰り返し遂行される。
【0026】一方、ステップS−2からステップS−4
に進むと、検知センサ74の検出値が第1異常範囲内か
否かが判断され、第1異常範囲内にある(検出センサ7
4が燃焼排ガスの漏れを検出する)と、異常判断制御手
段86は第1異常信号を生成する(ステップS−9)。
尚、この第1異常範囲は、例えば異常判断制御手段86
に記憶される。このようにして第1異常信号が生成され
ると、制御手段68の燃焼制御手段82はこの第1異常
信号に基づいて比例弁22を作動して、その開度を小さ
くし、燃焼バーナ4の燃焼状態が弱になる(ステップS
−11)。このとき、第1切換ガス電磁弁24が開状態
にあると閉状態になり、第1バーナ8の燃焼が停止し、
第2バーナ10による燃焼が行われる。このように燃焼
排ガスの漏れが生じた(漏れ量が少ない)場合、燃焼バ
ーナ4の燃焼状態を強制的に弱にすることによって、給
湯器の作動を維持しながら燃焼排ガスの排出量を少なく
し、これによって燃焼排ガスの漏れ量を抑え、燃焼排ガ
スの漏れに対する安全を確保することができる。
【0027】また、制御手段68の警報制御手段88は
第1異常信号に基づいて異常警報ランプ94を点滅し
(ステップS−12)、更に異常警報ブザー92を作動
させて断続音を発生させる(ステップS−13)。この
ように異常警報ランプ94及び異常警報ブザー92を付
勢することによって、使用者は、排気管44から燃焼排
ガスが少し漏れていることを容易に知ることができる。
その後、ステップS−14に進み、タイマ制御手段84
が、第1異常状態(燃焼排ガスが少し漏れている状態)
の時に検出センサ74によって検出する時間間隔、即ち
第2所定時間(例えば5分程度に設定される)を設定
し、この設定後に制御手段68のタイマ(図示せず)に
よる計時が開始する(ステップS−15)。そして、タ
イマが第2所定時間計時するまで燃焼バーナ4の弱燃焼
状態が行われ、第2所定時間を計時するとステップS−
1に戻る。このように第1異常状態において、検知時間
間隔を短くすることによって、燃焼排ガスの漏れの進行
状況を迅速に検知することが可能となり、漏れが拡大し
た場合にこれを迅速に知ることができる。
【0028】また、検知センサ74の検出値が第1異常
範囲を超えると、ステップS−2からステップS−4を
経てステップS−17に進み、その検出値が第2異常範
囲内か否かが判断され、第2異常範囲内になる(燃焼排
ガスの漏れ量が多くなる)と、異常判断制御手段86は
第2異常信号を生成する(ステップS−18)。尚、こ
の第2異常範囲も、例えば異常判断制御手段86に記憶
される。このようにして第2異常信号が生成されると、
制御手段68の燃焼制御手段82はこの第2異常信号に
基づいて電磁開閉弁20を閉にし(ステップS−1
9)、更に比例弁22を閉状態にする(ステップS−2
0)。かくすると、ガス供給流路14を通しての燃料用
ガスの燃焼バーナ4への供給が行われず、燃焼バーナ4
の燃焼が強制的に停止する(S−21)。燃焼排ガスの
漏れが多くなった場合、燃焼バーナ4の燃焼状態を強制
的に停止することによって、燃焼排ガスが生成されなく
なり、燃焼排ガスの漏れに対する安全を確保することが
できる。
【0029】この場合、制御手段68の警報制御手段8
8は第2異常信号に基づいて異常警報ランプ94を常時
点灯し(ステップS−22)、更に異常警報ブザー92
を作動させて連続音を発生させる(ステップS−2
3)。このように異常警報ランプ94及び異常警報ブザ
ー92を付勢することによって、使用者は、排気管44
からの燃焼排ガスの漏れが大きいことを容易に知ること
ができる。尚、給湯器は、排気管44を修理、交換等す
るまで使用することができず、排気管44を修理、交換
して停止状態をリセットすることによって再使用が可能
となる。
【0030】図6及び図7に示す制御系及びフローで
は、検出センサとして排ガス検出センサ74を用いた場
合について説明したが、検出センサとして位置ズレ検出
センサ58、温度検出センサ(図示せず)、電流検出セ
ンサ等を用いた場合にも上述したと同様に作動制御され
る。尚、温度検出センサを用いた場合、排ガス検出セン
サ74と同様に燃焼排ガスの漏れを直接的に検知する
が、位置ズレ検出センサ58を用いた場合、排気管44
の接続部の位置ズレを検知し、また電流検出センサを用
いた場合、排気管44の腐食程度を検知するので、第1
の異常状態及び第2異常状態において燃焼排ガスの漏れ
が生じるということは限らない。
【0031】以上、本発明に従う排気管の保安装置の実
施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱すること
なく種々の変形乃至修正が可能である。例えば、図示の
実施形態では、本発明に従う保安装置45をガス給湯器
の排気管44に適用して説明したが、これに限定される
ことなく、浴室ガス暖房機等のその他のガス燃焼機器の
排気管に、また燃料として石油(灯油等)を用いる種々
の石油燃焼機器の排気管にも同様に適用することができ
る。
【0032】また、図示の実施形態では、吸気流路及び
排気流路を規定する給排気管の保安装置45として説明
したが、これに限定されす、排気流路のみを規定する排
気管、また短い排気流路のみを規定する排気筒の保安装
置として同様に用いることができる。尚、このことを考
慮して、上述したように、給排気管、排気管及び排気筒
等を総称して「排気管」と表現している。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1の排気管の保安装置に
よれば、排気管が腐食するとその抵抗値が大きくなるこ
とに着目し、排気管に定電流又は定電圧を供給し、排気
管を流れる電流の変化を検出することによって、腐食の
程度を検知することができる。
【0034】また、本発明の請求項2の排気管の保安装
置によれば、排ガス又は温度を検出するための検出セン
サが用いられ、燃焼排ガスが排気管から漏れると検出セ
ンサは漏れた燃焼排ガス自体又は燃焼排ガスによる温度
上昇を検知し、従って、燃焼排ガスの漏れを検知するこ
とができる。また、本発明の請求項3の排気管の保安装
置によれば、排気管の接続部の位置ズレを検出するため
の検出センサが用いられ、この接続部にて位置ズレが生
じると検出センサはこれを検知し、従って燃焼排ガスの
漏れ又は漏れのおそれを検知することができる。
【0035】また、本発明の請求項4の排気管の保安装
置によれば、この第1異常範囲では安全性を保ちながら
燃焼状態を維持する一方、第2異常範囲になると燃焼機
器の燃焼を停止し、これによって使い勝手を良くしなが
ら充分な安全性を確保することができる。更に、本発明
の請求項5の排気管の保安装置によれば、第1異常範囲
においては光警報手段及び/又は音警報手段は点滅及び
/又は断続音を発し、また第2異常範囲になると、光警
報手段及び/又は音警報手段は点灯及び/又は連続音を
発し、これによって、使用者は燃焼排ガスの漏れ程度を
容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃焼機器としてのガス給湯器に適用した排気管
の保安装置の一実施形態を示す簡略断面図である。
【図2】図1の保安装置の一部を示す部分断面図であ
る。
【図3】図2の保安装置において排気管の接続部に位置
ズレが生じた状態を示す部分断面図である。
【図4】排気管の保安装置の変形形態の一部を簡略的に
示す断面図である。
【図5】排気管の保安装置の他の変形形態の一部を簡略
的に示す断面図である。
【図6】給湯器全体の制御系を簡略的に示すブロック図
である。
【図7】図6の排気管の保安装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
2 給湯器本体 4 燃焼バーナ 6 熱交換機 44 排気管 45 保安装置 58,74 検出センサ 60 発光素子 62 受光素子 66 燃焼関係回路 68 制御手段 76 第1接続部 78 第2接続部 82 燃焼制御手段 86 異常判断制御手段 88 警報制御手段 90 警報手段
フロントページの続き (72)発明者 元池 益男 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3K003 EA02 FA01 FB01 GA03 RA02 3K068 NA03 NA13 PB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼機器からの燃焼排ガスが流れる排気
    管の特定部位に設けられた第1接続部と、前記特定部位
    と異なる前記排気管の他の部位に設けられた第2接続部
    と、前記第1及び第2接続部の間に定電流又は定電圧を
    供給するための電源手段と、前記排気管を流れる電流又
    は電圧を検出するための検出センサと、前記検出センサ
    からの検出信号を処理するための制御手段とを備え、前
    記制御手段は前記検出センサからの検出信号に基づいて
    前記排気管の腐食状態を検知することを特徴とする燃焼
    機器における排気管の保安装置。
  2. 【請求項2】 燃焼機器からの燃焼排ガスが流れる排気
    管の特定部位に設けられた排ガス又は温度を検出するた
    めの検出センサと、前記検出センサからの検出信号を処
    理するための制御手段とを備え、前記制御手段は前記検
    出センサからの検出信号に基づいて、燃焼排ガスの漏れ
    を検知することを特徴とする燃焼機器における排気管の
    保安装置。
  3. 【請求項3】 燃焼機器からの燃焼排ガスが流れる排気
    管の接続部に設けられた前記接続部の位置ズレを検出す
    るための検出センサと、前記検出センサからの検出信号
    を処理するための制御手段とを備え、前記制御手段は前
    記検出センサからの検出信号に基づいて、前記接続部の
    位置ズレを検知することを特徴とする燃焼機器における
    排気管の保安装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段には第1異常範囲及び第2
    異常範囲が記憶されており、前記検出センサの検出値が
    前記第1異常範囲になると、前記燃焼機器は弱燃焼状態
    になり、また前記検出センサの検出値が第2異常範囲に
    なると、前記燃焼機器の燃焼が停止することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の燃焼機器における排
    気管の保安装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段に関連して光警報手段及び
    /又は音警報手段が設けられており、前記検出センサの
    検出値が前記第1異常範囲になると、前記光警報手段及
    び/又は音警報手段は点滅及び/又は断続音を発し、ま
    た前記検出センサの検出値が前記第2異常範囲になる
    と、前記光警報手段及び/又は音警報手段は点灯及び/
    又は連続音を発することを特徴とする請求項4記載の燃
    焼機器における排気管の保安装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102798141A (zh) * 2011-05-25 2012-11-28 林荣郎 燃烧机的自动控制方法及其装置
KR102099035B1 (ko) * 2019-02-06 2020-04-08 우석대학교 산학협력단 보일러와 연동하는 가스누설 안전장치

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