JP2001263644A - 付着溶融飛灰の除去装置 - Google Patents

付着溶融飛灰の除去装置

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JP2001263644A
JP2001263644A JP2000079129A JP2000079129A JP2001263644A JP 2001263644 A JP2001263644 A JP 2001263644A JP 2000079129 A JP2000079129 A JP 2000079129A JP 2000079129 A JP2000079129 A JP 2000079129A JP 2001263644 A JP2001263644 A JP 2001263644A
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exhaust pipe
fly ash
molten fly
exhaust
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JP2000079129A
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Giichi Nagayoshi
義一 永吉
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融設備の排気管4内壁に付着した溶融飛灰
Gを、設備の運転中であっても速やかに除去する。 【解決手段】 排気管4の立ち上がり部4B内に、その
内壁に摺接可能なスクレーパ9を、この排気管4の中心
線O方向に沿って挿入可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ゴミ等の廃棄
物を焼却した焼却灰をさらに溶融して減容化する溶融設
備などにおいて、その排気管の内壁や後置のボイラ・空
気予熱器のチューブや内壁に付着した溶融飛灰を除去す
るための付着溶融飛灰の除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ゴミ等の廃棄物は、従来からゴミ焼
却炉によって焼却されて焼却灰として埋立処分されたり
していたが、近年の埋め立て地の逼迫や周囲の環境に対
する配慮から、この焼却灰を溶融設備の溶融炉によって
さらに加熱、溶融して溶融スラグとし、この溶融スラグ
を冷却、固化して減容化や無害化を図ったり、固化した
スラグをさらに石材化して再利用したりしようという試
みがなされている。そして、このような溶融設備の溶融
炉において発生した排気は、ゴミ焼却炉から排出される
排気と同じように、該溶融炉に連結された排気管を介し
て排出され、ガス処理設備において処理されて排気され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうして溶
融炉から排出される排気には、やはりゴミ焼却炉から排
出される排気と同じように、該溶融炉における加熱によ
って生成された飛灰(浮遊塵)が混入することが避けら
れない。ところが、かかる溶融炉から排出される排気
は、その排気管の入り口付近での温度が1200℃程度
と比較的高く、従って排気中に含まれる飛灰には、各種
塩類の溶融物のほかに、亜鉛や錫などの低融点金属の溶
融物が含まれるが、ゴミ焼却炉からの飛灰は1000℃
以上にならないよう運転しているので溶融はしていな
い。これら溶融物が排気管を通過するうちに800〜9
50℃程度にまで冷却させられてガス処理設備に送られ
ることとなるので、かかる溶融飛灰の排気管内壁や後流
にあるボイラ・空気予熱器のチューブや内壁への付着が
著しく、これにより排気の流通が阻害されたり、場合に
よっては排気通路が閉塞されたりしてしまう。このた
め、このような溶融飛灰の付着が生じた場合には、これ
を速やかに除去するのが望ましいのであるが、炉の運転
中にあって排気通路内を上述のような高温の排気が流通
している状態では、その内壁に付着した溶融飛灰の除去
を行うことはできず、溶融設備を一旦停止してから排気
管をあけて除去作業を行わなければならなくなって、該
設備の稼働効率の低下を招く結果となる。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、上述のような溶融設備の排気通路の排気管内壁
に付着した溶融飛灰を、設備の運転中であっても速やか
に除去することが可能な付着溶融飛灰の除去装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、溶融設備に
おける排気管の内壁に付着した付着溶融飛灰を除去する
付着溶融飛灰の除去装置であって、上記排気管内に、上
記内壁に摺接可能なスクレーパを該排気管の中心線方向
に沿って挿入可能としたことを特徴とし、このように排
気管内に挿入された上記スクレーパがこの排気管の内壁
に摺接しながら該排気管内に挿入されることにより、こ
の排気管内壁に付着した溶融飛灰を掻き取って除去する
ことができる。ここで、溶融炉等の溶融設備の稼働中で
あっても、排気管内の排気の流通を妨げずに確実に付着
溶融飛灰を除去するには、上記スクレーパに、排気管を
流通する排気が導通可能な排気通路を形成するのが望ま
しい。また、このように溶融設備が稼働中に飛灰除去を
行う場合において、高温の排気に晒されるスクレーパの
損傷を防ぐには、上記スクレーパに、該スクレーパを冷
却する冷却媒体が流通させられる冷却流路を形成するの
が望ましい。
【0006】一方、このスクレーパを上記排気管の中心
線回りに回転可能とすれば、スクレーパはその中心線方
向の進退とこの中心線回りの回転とによって螺旋状に排
気管内壁を掻き取ることとなり、付着した溶融飛灰をよ
り確実に除去することが可能となる。さらに、上記スク
レーパを、排気管の端部に設けられたスクレーパ収容室
に収容して該スクレーパ収容室から排気管内に挿入可能
とするとともに、このスクレーパ収容室の上記排気管側
開口部にはシャッターを開閉可能に設ければ、通常の溶
融設備の稼働時に、排気管内の排気の流通の影響を受け
るのを防ぐことができ、スクレーパを点検することがで
きる。また、スクレーパ収容室に排気が入り込んで飛灰
が詰まったりするのも上記シャッターによって防止する
ことができる。さらにまた、上記排気管に上方に向けて
立ち上がる立ち上がり部を備え、上記スクレーパをこの
排気管の立ち上がり部の上端から下方に向けて挿入され
るとともに、この立ち上がり部の下端部には、除去され
た溶融飛灰を回収する回収手段を設ければ、掻き取られ
た付着溶融飛灰を排気管下端部に落下させて上記回収手
段によって回収することができる。
【0007】付着溶融飛灰の剥離を容易にするために、
固化スラグの微細なものをこの排気管に吹き込むとよ
い。なぜならば、固化スラグの微細粒が溶融飛灰に付着
することにより、壁への付着が粗となり剥離しやすくな
る。この微細粒子を吹き込む利点は、排気管に付着しな
いで通過する溶融飛灰もあり、これらが後段のボイラや
空気予熱器に付着しても、排気管の内部付着が粗の状態
で剥離しやすいように、後段でも剥離が容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明の第1
の実施形態を示すものである。このうち、図1において
符号1で示すのは溶融設備における被溶融物Aの溶融炉
であって、この溶融炉1はその上部に縦型円筒状の燃焼
室2を備え、この燃焼室2には、その上端部から燃料B
と燃焼空気Cとが供給されるとともに、上部周壁部から
は廃棄物の焼却灰等の被溶融物Aがやはり燃焼空気Dと
ともに該周壁部がなす円筒の接線方向に供給されて螺旋
流をなしつつ燃焼させられ、溶融させられる。そして、
これにより溶融した被溶融物Aは、溶融スラグEとして
溶融炉1内に保持された後、その端部から溢流してスラ
グ排出口3から排出され、冷却、固化されるとともに、
この被溶融物Aの燃焼、溶融によって生じた排ガスの排
気Fは排気管4を通して排出され、サイクロン等の集塵
装置や廃熱ボイラ等の排ガス冷却装置などからなるガス
処理設備5において処理される。
【0009】ここで、上記排気管4は、上記溶融炉1か
ら下方に向けて傾斜しつつ延びる傾斜部4Aと、この傾
斜部4Aの先端から鉛直上向きに立ち上がる中心線Oを
中心とした円筒状の立ち上がり部4Bとを備えていると
ともに、この立ち上がり部4Bの上側の中途部分には上
記ガス処理設備5に連通する管路への接続端部4Cが水
平に、すなわち立ち上がり部4Bに対しては垂直に設け
られており、本実施形態の付着溶融飛灰の除去装置6は
このうち上記立ち上がり部4Bに設けられている。すな
わち、本実施形態では、この立ち上がり部4B上端のさ
らに上方の排気管4外にエアシリンダー7が下向きに設
けられており、このエアシリンダー7のシリンダーロッ
ド8は、立ち上がり部4Bの上端を閉塞する蓋板4Dを
気密に貫通して該立ち上がり部4B内に中心線Oに沿っ
て所定のストロークSで出没可能とされ、このシリンダ
ーロッド8の下端に、排気管4の立ち上がり部4B内壁
に摺接可能なスクレーパ9が取り付けられている。な
お、上記立ち上がり部4Bの下部には、排気Fを排気管
4内で燃焼させるための燃焼空気が供給される供給管4
Eが設けられている。
【0010】また、この排気管4の立ち上がり部4B下
部の、上記供給管4Eの接合部分とと傾斜部4Bの接合
部分との間には、上記溶融設備において溶融させられた
後に固化した固化スラグの微細粒子Hを該排気管4内に
吹き込み可能な吹き込み管4Fが接続されている。すな
わち、この固化スラグの微細粒子Hは、上記溶融炉1の
スラグ排出口3から排出された溶融スラグEを冷却、固
化したもののうち、その粒径が比較的小さい粉粒状のも
のであって、粒径の大きいものから分級された後、ブロ
ア等によって所定量ずつ連続的あるいは間欠的に吹き込
み管4Fから排気管4の立ち上がり部4B内に斜め上向
きに吹き込まれる。
【0011】一方、この排気管4の立ち上がり部4B内
に挿入される上記スクレーパ9は、本実施形態では図2
に示すように、シリンダーロッド8の下端から中心線O
に対する径方向に放射状に延びた後に中心線Oに平行に
下向きに延びるL字状の複数のスポーク部10の下端
に、その外周面が排気管4の上記立ち上がり部4B内周
に摺接して嵌挿可能な外径を有する外形円環状の掻き取
り部11が中心線Oと同軸に接合されて取り付けられた
ものであって、この掻き取り部11は、その内周面が下
方に向かうに従い外周側に傾斜するテーパ面とされてい
て、上記中心線Oに沿った断面が略直角二等辺三角形の
エッジ状をなすように形成されている。従って、このス
クレーパ9は、該スクレーパ9が排気管4の立ち上がり
部4Bの上記傾斜部4Aと接続端部4Cとの間にあって
も、上記掻き取り部11の内周からスポーク部10…の
間を通って排気管4内を流通する排気Fが導通可能とさ
れており、すなわちこのスクレーパ9には、これら掻き
取り部11の内周とスポーク部10…間の間隙部とによ
り、本実施形態における排気通路が画成されている。な
お、周方向に隣接するスポーク部10,10のL字状に
曲折する曲折部同士は中心線Oを中心とする円弧状のサ
ポータ12によって連結されている。
【0012】また、本実施形態では、上記シリンダーロ
ッド8は中空管状に形成されるとともに上記スポーク部
10…もそれぞれ中空管状に形成されていて、これらシ
リンダーロッド8の中空管路8A下端とスポーク部10
…の各中空管路10Aの内周端とは互いに連通させられ
ている。ここで、シリンダーロッド8の上記中空管路8
Aは、その上端が、該シリンダーロッド8のストローク
S内で常に上記シリンダー7と蓋板4Dとの間に露出す
る部分において、冷却媒体としての圧縮空気の供給源1
3に接続されている。そして、さらに上記掻き取り部1
1にも、スポーク部10…の各中空管路10Aの下端に
連通する孔11Aが、テーパ面状に形成された掻き取り
部11の上記内周面に下向きに開口するように形成され
ており、これらスポーク部10の中空管路10Aと掻き
取り部11の孔1Aとによって本実施形態におけるスク
レーパ9の冷却流路が形成されている。
【0013】さらに、このシリンダーロッド8をそのス
トロークエンドまで後退させてスクレーパ9を上昇させ
た状態において、該スクレーパ9は排気管4の立ち上が
り部4Bの上記接続端部4Cよりも上側の部分に収容可
能とされており、この立ち上がり部4Bの接続端部4C
よりも上側の部分が、本実施形態におけるスクレーパ収
容室14とされている。しかして、このスクレーパ収容
室14の排気管4側の開口部、すなわち排気管4の立ち
上がり部4Bにおいて上記接続端部4Cよりも僅かに上
側の部分には、上記中心線Oに対して垂直な平板状をな
すシャッター15が、該立ち上がり部4Bの側方に設け
られたエアシリンダー16によって水平に進退可能かつ
排気管4内に気密に挿脱可能に設けられており、このシ
ャッター15の進退による挿脱操作により、スクレーパ
収容室14の上記開口部は、これよりも下方の排気管4
の立ち上がり部4B内に向けて開閉可能とされている。
なお、上記シリンダーロッド8をそのストロークエンド
まで突出させてスクレーパ9を下降させた状態におい
て、該スクレーパ9は立ち上がり部4B内において上記
傾斜部4Aの開口部の直上に位置するように設定されて
いる。
【0014】一方、この排気管4の立ち上がり部4Bの
下端部には、上記傾斜部4Aの開口部よりもさらに下側
に、除去された付着溶融飛灰の回収手段17が設けられ
ている。この回収手段17は、立ち上がり部4Bの下端
部に二重のダンパ18,19が上記中心線O方向に上下
に並ぶように設けられるとともに、その下方には飛灰排
出コンベア20が設けられたものであり、上記ダンパ1
8,19はこの立ち上がり部4Bの下端部を気密に閉塞
可能とされるとともに、互いに独立に回転して開閉可能
とされている。なお、この回収手段17においては、こ
のような回転により開閉するダンパ18,19に代え
て、上記スクレーパ収容室14のシャッター15のよう
に水平に進退させられて排気管4内に気密に挿脱される
シャッターを二重に設けるようにしてもよい。
【0015】しかるに、このような除去装置6により、
排気管4の立ち上がり部4Bの内壁に付着した溶融飛灰
Gを除去するには、上記エアシリンダー16によってス
クレーパ収容室14のシャッター15を開いた上で、上
記供給源13から冷却媒体としての圧縮空気を供給しつ
つ、エアシリンダー7によってシリンダーロッド8を突
出させて、掻き取り部11を立ち上がり部4Bの内壁に
摺接させながらスクレーパ9を該立ち上がり部4B内に
挿入して下降させてゆく。これにより、上記溶融飛灰G
は、このスクレーパ9の掻き取り部11の下縁によって
掻き取られるようにして内壁から剥離させられ、該立ち
上がり部4Bの下端部に落下するので、このような溶融
飛灰Gによって排気Fの流通が阻害されたり、ましてや
排気管4が閉塞されたりするような事態を防止すること
ができ、溶融設備の操業を円滑かつ安定的に続行するこ
とが可能となる。しかも、本実施形態では、このスクレ
ーパ9の掻き取り部11がエッジ状に形成されているの
で、より確実に付着溶融飛灰Gを掻き取って剥離するこ
とができる。
【0016】また、本実施形態では、上述のようにスク
レーパ9にその掻き取り部11の内周とスポーク部10
…間の間隙部とによって排気Fが導通過能な排気通路が
画成されており、従って溶融炉1等が稼働中であって排
気管4内を排気Fが流通している状態であっても、立ち
上がり部4B内での排気Fの流通が損なわれるようなこ
とはない。このため、本実施形態の除去装置6によれ
ば、このように溶融設備が稼働中であっても、溶融飛灰
Gの付着が生じた場合には速やかにこれを除去すること
が可能であり、例えば付着溶融飛灰Gの除去のためにわ
ざわざ溶融設備を一旦停止したりする必要がなく、また
こうして設備を停止した上で排気管4を開いて溶融飛灰
Gの除去作業を行ったりする必要もなく、設備の稼働効
率の向上を図ることができるとともに、除去作業に要す
る労力の大幅な軽減を促すことが可能となる。
【0017】さらに、本実施形態ではこのスクレーパ9
に冷却媒体としての圧縮空気が流通する冷却流路が形成
されており、すなわち上記供給源13から供給された圧
縮空気が、シリンダーロッド8の中空管路8Aからスク
レーパ9のスポーク部10…の中空管路10Aを通って
掻き取り部11の孔11Aに流通させられ、当該スクレ
ーパ9を冷却して排気管4内に排出される。このため、
溶融炉1から排出された高温の排気Fに晒されることと
なるスクレーパ9を効果的に冷却することが可能とな
り、かかる高温の排気Fによってスクレーパ9が損傷を
受けたりするのを未然に防止することができる。ただ
し、例えばスクレーパ9を耐熱鋼などの熱に対する耐久
性が高い材質によって形成した場合には、このようにス
クレーパ9に冷却流路を形成する必要はなく、従ってシ
リンダーロッド8に中空管路8Aを形成したりする必要
もない。また、この掻き取り部11の孔11Aから排気
管4内に排出される冷却媒体としての圧縮空気は、上記
供給管4Eから燃焼空気を供給して排気Fを燃焼させる
際の補助燃焼空気とすることもできる。なお、こうして
供給管4Eから燃焼空気を供給する場合には、この燃焼
空気を上記中心線Oを中心とする円の接線方向に吹き込
むようにして、排気管4内に旋回流が生じるようにする
のが望ましい。
【0018】ところで、上述のようにスクレーパ9に排
気Fが導通過能な排気通路が画成されているといって
も、該スクレーパ9を排気管4内に挿入した場合には、
排気Fの流通が多少は妨げられることは避けられない。
しかるに、これに対して本実施形態では、排気管4の立
ち上がり部4Bの上端部にスクレーパ収容室14が設け
られていて、スクレーパ9はこのスクレーパ収容室14
からエアシリンダー7によって排気管4内に挿入可能と
されており、すなわち飛灰Gの除去作業を行わない通常
の溶融設備の運転状態においてはスクレーパ9をスクレ
ーパ収容室14に収容しておくことができるので、この
ような通常の運転状態における僅かな排気Fの流通の妨
げをも防止することができ、溶融設備の稼働効率の一層
の向上を図ることができる。
【0019】しかも、このスクレーパ収容室14の排気
管4側への開口部にはシャッター15が開閉可能に設け
られているので、上記通常の運転状態においてはスクレ
ーパ9をスクレーパ収容室14に収容してこのシャッタ
ー15を閉めておくことにより、排気管4内を流通する
排気Fがスクレーパ収容室14に入り込んで飛灰Gがス
クレーパ9等に付着したり、スクレーパ収容室14内で
詰まりを生じたりするのを防ぐことも可能となる。ま
た、特に本実施形態では、このシャッター15がエアシ
リンダー16によって水平に進退させられて排気管4に
気密に挿脱可能とされており、従ってこのシャッター1
5を閉じた状態で飛灰Gがシャッター15に付着してし
まったとしても、このシャッター15を開く際には付着
した飛灰Gはシャッター15の挿脱部によって掻き落と
されてしまうので、かかるシャッター15に付着した溶
融飛灰Gによって該シャッター15の開閉動作が阻害さ
れたりすることもない。加えて、このようにスクレーパ
収容室14にシャッター15を設けることにより、排気
管4内を排気Fが流通している溶融設備稼働時でも、上
記蓋体4D側からスクレーパ9の点検等を行うことがで
きる。
【0020】一方、本実施形態の除去装置6は、排気管
4の上方に向けて立ち上がる立ち上がり部4Bの上端部
に設けられてそのスクレーパ9が下方に挿入可能とされ
るとともに、この立ち上がり部4Bの下端部には付着溶
融飛灰Gの回収手段17が設けられている。そして、上
記スクレーパ9によって掻き落とされた付着溶融飛灰G
は、この回収手段17の二重ダンパ18,19のうち、
まず上側のダンパ18上に堆積し、次いで下側のダンパ
19を閉じたままこの上側のダンパ18を回転させて開
くことにより、下側のダンパ19上に落下する。そこ
で、次に上記上側のダンパ18を再び閉じた後に、下側
のダンパ19を回転させて開けば、このダンパ19上に
落下した飛灰Gはさらに下方の飛灰排出コンベア20上
に落下して排出、回収される。
【0021】このように、本実施形態によれば、上記ス
クレーパ9によって除去された付着溶融飛灰Gを、この
回収手段17によって回収して排気管4から排出するこ
とができるので、この除去された付着溶融飛灰Gが排気
管4内に堆積して詰まりを生じたり、あるいは後工程の
ガス処理設備5に送られて集塵装置や廃熱ボイラを詰ま
らせたりするような事態を防止することができる。しか
も、本実施形態では、この回収手段17が上記二重のダ
ンパ18,19を備えていて、これを上述のように互い
に独立して開閉させて、常にいずれか一方のダンパ1
8,19は閉じた状態としておくことにより、排気管4
内を気密状態に維持したまま付着溶融飛灰Gの回収、排
出を行うことができるので、排気管4内を流通する排気
Fがこの回収手段17から飛灰排出コンベア20等を介
して漏れ出すような事態も防止することができる。
【0022】さらにまた、本実施形態では、上記排気管
4の立ち上がり部4Bに固化スラグの微細粒子Hを吹き
込み可能な吹き込み管4Fが接続されており、この吹き
込み管4Fから吹き込まれる上記微細粒子Hによって溶
融飛灰Gの剥離を一層容易とすることができる。すなわ
ち、このように微細粒子Hを排気管4内に吹き込むこと
により、立ち上がり部4Bに流れ込んだ排気F中の溶融
飛灰Gの表面にこの微細粒子Hが付着して、該飛灰Gの
排気管4内壁への付着面積が小さくなるため、飛灰Gの
排気管4内壁への付着力が弱くなって付着が粗となり、
これによって上記スクレーパ9による飛灰Gの剥離、除
去が一層容易となるのである。しかも、このように排気
管4内に微細粒子Hを吹き込んで飛灰Gの表面に付着さ
せることにより、たとえ飛灰Gがこの排気管4の上記接
続端部4Cから排出されて後段のガス処理設備5にまで
流れ込んでボイラや空気予熱器のチューブや内壁に付着
したとしても、この付着もまた粗の状態とすることがで
きるので、この後段においても飛灰Gの剥離、除去を容
易とすることができるという利点も得られる。
【0023】次に、図3および図4は、本発明の第2の
実施形態を示すものであり、図1および図2に示した第
1の実施形態と共通する部分には同一の符号を配して説
明を省略する。すなわち、本実施形態の除去装置21に
おいては、そのスクレーパ22が、外周面が排気管4の
立ち上がり部4Bの内壁に摺接して該立ち上がり部4B
に嵌挿可能な外径を有する外形略厚肉円筒状の掻き取り
部23を備え、この掻き取り部23が、シリンダーロッ
ド8から中心線Oに対する径方向に放射状に延びる複数
のスポーク部24…によって該シリンダーロッド8の下
端に取り付けられた構成とされている。また、これらの
スポーク部24…には、シリンダーロッド8の中空管路
8Aに連通する中空管路24Aがそれぞれ形成されると
ともに、掻き取り部23には、これらスポーク部24…
の中空管路24A…に連通する孔23A…が、中心線O
に平行に延びて当該掻き取り部23の下端面に開口する
ように形成されている。なお、この掻き取り部23の下
端面は、下端側に向かうに従い外周側に傾斜する傾斜面
とされている。また、上記孔23A…は掻き取り部23
の内周面下端側に開口するように形成されてもよい。
【0024】一方、本実施形態では、上記立ち上がり部
4Bの上端部にスクレーパ収容室14が設けられてはお
らず、スクレーパ22は、シリンダーロッド8の出没に
よって、立ち上がり部4B内を上記接続端部4Cの開口
部の直下から上記傾斜部4Aの開口部の直上までの範囲
で中心線O方向に進退するようにそのストロークSが設
定されている。さらに、この立ち上がり部4Bには、複
数の燃焼用空気の供給管4E…が、上記中心線O方向に
スクレーパ22の掻き取り部23の長さよりも大きな間
隔をあけて設けられている。
【0025】しかるに、このように構成された除去装置
21においても、排気管4の立ち上がり部4Bに挿入さ
れたスクレーパ22を、上記シリンダーロッド8を出没
させることによって中心線O方向に進退させることによ
り、この立ち上がり部4Bの内壁に摺接可能とされた上
記掻き取り部23によって該内壁に付着した溶融飛灰G
を掻き取って剥離し、除去することができる。また、特
に本実施形態では、スクレーパ22の掻き取り部23が
円筒状に形成されているのでその剛性が高く、しかもこ
のような円筒状の掻き取り部23の外周面が排気管4内
壁に摺接可能とされているため、この掻き取り部23外
周面が排気管4内壁を擦りながらスクレーパ22が進退
することとなるので、この内壁に溶融飛灰Gが強固に付
着していても、これを確実に除去することができるとい
う効果も得られる。
【0026】ところで、このようにスクレーパ22の掻
き取り部23を円筒状とした場合には、これを第1の実
施形態と同様に上記接続端部4Cよりも上方のスクレー
パ収容室14から傾斜部4Aの直上まで進退させたので
は、掻き取り部23が接続端部4Cの開口部を通過する
際に該開口部が閉塞されて排気Fの流通が阻害されるこ
とが避けられない。しかるに、これに対して本実施形態
では、スクレーパ22のストロークSを上述のように接
続端部4Cの開口部の直下から傾斜部4Aの開口部の直
上までの範囲としているので、このように掻き取り部2
3を円筒状に形成しても排気Fの流通が損なわれること
はない。また、上記供給管4Eからの燃焼空気の供給に
ついても、本実施形態では複数の供給管4E…が中心線
O方向に掻き取り部23の長さよりも大きな間隔をあけ
て設けられているので、例えばこれらの供給管4E…に
設けたバルブをスクレーパ22の位置に応じて開閉した
りすれば、この燃焼空気の供給が阻害されることもな
い。
【0027】さらに、図5および図6は、本発明の第3
の実施形態を示すものであり、やはり図1および図2に
示した第1の実施形態と共通する部分には同一の符号を
配して説明を省略する。この第3の実施形態における除
去装置31においては、そのスクレーパ32に掻き取り
部33が、第1の実施形態の掻き取り部11が円環状で
あるのに対して半円より僅かに大きなC字状に形成され
ており、このような掻き取り部33がシリンダーロッド
8の下端部からL字状に延びるスポーク部10…に取り
付けられている。また、この掻き取り部33の両端に
は、排気管4の立ち上がり部4B内壁に摺接可能とされ
た掻き取り部33の外周面に鋭角に交差して中心線Oに
平行に上向きに延びる掻き取り壁34が形成されてい
る。そして、本実施形態では、このようなスクレーパ3
2が、上記シリンダーロッド8に付設された図示されな
い回転手段によって中心線O回りに回転可能とされてい
て、こうして回転しながら、シリンダーロッド8の出没
によって該中心線O方向に進退させられて、すなわち中
心線O回りに捩れる螺旋を描きながら昇降可能とされて
いる。
【0028】従って、このように構成された第3の実施
形態の除去装置31においても、スクレーパ32の上記
掻き取り部33がC字状に形成されているにも拘らず、
該スクレーパ32が回転可能とされて上述のように螺旋
を描きながら昇降させられるので、立ち上がり部4Bの
内壁にその全周に亙って上記掻き取り部33を摺接させ
ることができ、この内壁に付着した溶融飛灰Gを確実に
除去することが可能となる。しかも、本実施形態では、
このC字状に形成された掻き取り部33の両端から中心
線Oに平行に延びるように掻き取り壁34が設けられて
いて、スクレーパ32の回転に伴いこの掻き取り壁34
も立ち上がり部4Bの内壁に摺接させられるので、一層
確実に付着溶融飛灰Gを剥離して除去することができ
る。
【0029】ここで、この第3の実施形態のように掻き
取り部33をC字状に形成するとともにスクレーパ32
を回転可能とするなどして、該スクレーパ32を排気管
4の内壁にその全周に亙っては摺接しないようにした場
合には、このスクレーパ32が摺接しない部分を通して
排気Fが排気管4内で流通可能となるので、このような
場合には、排気Fが導通過能な排気通路をスクレーパに
設けないようにすることも可能である。また、その一方
で、例えば上記第1、第2の実施形態のスクレーパ9,
22を中心線O回りに回転可能としてもよく、この場合
には、排気管4内壁に付着した溶融飛灰Gを掻き取り部
11,23下端のエッジが斜めに削り取るようにして掻
き取るので、さらに確実かつ効率的にこの付着溶融飛灰
Gを剥離して除去することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排気管の内壁に摺接可能なスクレーパを該排気管の中心
線方向に沿って進退可能に挿入することにより、溶融設
備が稼働中であってもこの排気管の内壁に付着した溶融
飛灰を掻き取って除去することができ、かかる付着溶融
飛灰によって排気の流通が阻害されたり排気管が閉塞さ
れたりするような事態を未然に防止して、安定かつ効率
的な溶融作業を行うことができる。また、このスクレー
パに排気が導通過能な排気通路を形成することにより、
スクレーパによって排気の流通が妨げられたりするのも
防ぐことができ、さらにはこのスクレーパに冷却流路を
形成しておけば、高温の排気によって該スクレーパが損
傷したりするのも防止することができる。
【0031】一方、このスクレーパを上記排気管の中心
線回りに回転可能とすれば、付着した溶融飛灰をより確
実に除去することが可能となり、また、排気管の端部に
スクレーパ収容室を設けてスクレーパを収容可能とする
とともに、このスクレーパ収容室の排気管側開口部にシ
ャッターを開閉可能に設ければ、通常の溶融設備稼働時
に排気管内の排気の影響を受けることなくスクレーパを
点検することができ、しかもこのスクレーパ収容室に排
気が入り込んで飛灰が詰まったりするのも防止すること
ができる。そして、さらにこのスクレーパを排気管の上
方に立ち上がる立ち上がり部の上端から挿入するととも
に、この立ち上がり部の下端部には溶融飛灰の回収手段
を設ければ、除去された付着溶融飛灰が排気管に堆積し
て詰まったり、後工程のガス処理設備等に悪影響を及ぼ
したりするのを防止することが可能となる。また、固化
スラグの微細なものを排気管に吹き込むことによって飛
灰の固化状態が粗となり、剥離しやすくなる。さらに、
排気管を通り抜けた溶融飛灰にも微細な固化スラグが付
着しているので、後段でも付着も粗となり剥離しやすく
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す側断面図であ
る。
【図2】 図1におけるスクレーパ11周辺の一部破断
斜視図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態を示す側断面図であ
る。
【図4】 図3におけるスクレーパ22周辺の一部破断
斜視図である。
【図5】 本発明の第3の実施形態を示す図である。
【図6】 図5におけるスクレーパ32周辺の一部破断
斜視図である。
【符号の説明】
1 溶融炉 4 排気管 4B 立ち上がり部 4F 吹き込み管 6,21,31 除去装置 8 シリンダーロッド 9,22,32 スクレーパ 10A,24A 中空管路(冷却流路) 11A,23A 孔(冷却流路) 11,23,33 掻き取り部 34 掻き取り壁 14 スクレーパ収容室 15 シャッター 17 回収手段 O 排気管4の立ち上がり部4Bの中心線 F 排気 G 付着溶融飛灰 H 固化スラグの微細粒子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融設備における排気管の内壁に付着し
    た付着溶融飛灰を除去する付着溶融飛灰の除去装置であ
    って、上記排気管内には、上記内壁に摺接可能なスクレ
    ーパが該排気管の中心線方向に沿って挿入可能とされて
    いることを特徴とする付着溶融飛灰の除去装置。
  2. 【請求項2】 上記スクレーパには、上記排気管を流通
    する排気が導通可能な排気通路が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の付着溶融飛灰の除去装置。
  3. 【請求項3】 上記スクレーパには、該スクレーパを冷
    却する冷却媒体が流通させられる冷却流路が形成されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    付着溶融飛灰の除去装置。
  4. 【請求項4】 上記スクレーパは、上記中心線回りに回
    転可能とされていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載の付着溶融飛灰の除去装置。
  5. 【請求項5】 上記スクレーパは、上記排気管の端部に
    設けられたスクレーパ収容室に収容されて該スクレーパ
    収容室から排気管内に挿入可能とされるとともに、この
    スクレーパ収容室の上記排気管側開口部にはシャッター
    が開閉可能に設けられていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載の付着溶融飛灰の除去
    装置。
  6. 【請求項6】 上記排気管は上方に向けて立ち上がる立
    ち上がり部を備えていて、上記スクレーパはこの排気管
    の立ち上がり部の上端から下方に向けて挿入されるとと
    もに、この立ち上がり部の下端部には、除去された溶融
    飛灰を回収する回収手段が設けられていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の付着溶
    融飛灰の除去装置。
  7. 【請求項7】 上記排気管には、上記溶融設備において
    溶融させられた後に固化した固化スラグの微細粒子を該
    排気管内に吹き込み可能な吹き込み管が接続されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに
    記載の付着溶融飛灰の除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116461994A (zh) * 2023-03-29 2023-07-21 山东恒泰利华环境科技有限公司 一种含相变气体的粉体材料管道输送防堵塞装置及方法

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