JP2001262225A - 極厚h形鋼の製造方法 - Google Patents

極厚h形鋼の製造方法

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JP2001262225A JP2000070809A JP2000070809A JP2001262225A JP 2001262225 A JP2001262225 A JP 2001262225A JP 2000070809 A JP2000070809 A JP 2000070809A JP 2000070809 A JP2000070809 A JP 2000070809A JP 2001262225 A JP2001262225 A JP 2001262225A
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Sadahiro Yamamoto
定弘 山本
Hiroyasu Yokoyama
泰康 横山
Minoru Suwa
稔 諏訪
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、フランジ各部位の材質差の小さ
いフランジ厚さが40mmを超える極厚H形鋼の製造方
法を提供する。 【解決手段】 質量%で、C:0.02〜0.20%、
Si:0.05〜0.7%、Mn:0.8〜1.8%、
Al:0.01〜0.1%、更にCu,Ni,Cr,M
o,Nb,V,Ti,Bのうち一種または二種以上を含
有し、残部が実質的にFe及び不可避不純物からなる鋼
を、1200℃超え、1350℃以下に加熱し、形鋼圧
延後、Ar3点以上から、フランジの両面を、フランジ
部の平均冷却速度2.0℃/S以上で冷却(一次冷却)
を開始し、表面温度がAr3−200℃以下に到達後、
該冷却を中断し、表面温度が600℃以上に復熱後、再
び、フランジ部の平均冷却速度2.0℃/S以上で、フ
ランジ部の平均温度400〜600℃まで冷却(二次冷
却)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層建築物や橋梁
等の鋼構造物の分野で使用される圧延H形鋼で、特にフ
ランジの厚さが40mmを超えるにも拘わらず、フラン
ジ各部位における材質差が小さい極厚H形鋼の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の柱材等として用いられる極厚H
形鋼をTMCPにより製造しようとする場合、形状を確
保するため、厚鋼板と比較して高温域で圧延することが
必要となる。その結果、オーステナイト低温域での累積
圧下率が十分とれず、粗大オーステナイト域から制御冷
却することになり、低温加熱、低温での圧下が十分にと
れる厚鋼板に比べ、同一冷却速度でも厚さ方向の材質差
が大きい。また、厚鋼板に比べて形状が複雑で、制御冷
却時に曲がりが生じ易いため、材質差を解消するために
のみ、冷却速度を調整することは困難である。
【0003】特開平3−188216号公報、特開平1
1−279636号公報、および特開平11−2796
37号公報は鋼板の板厚方向の強度差を小さくする技術
を提案している。これらの技術は、冷却を一旦中断後、
特定の温度範囲に復熱させ、再度冷却することにより、
表面に生成した硬質のベイナイト相を軟化させる表面硬
度の軟化技術であるが、厚鋼板を対象とした技術のた
め、圧延前の加熱温度、冷却速度が極厚H形鋼の場合と
相違し、低温加熱、高冷却速度での最適化がなされてい
る。
【0004】一方、極厚H形鋼の場合、形状確保のた
め、圧延前の加熱温度は1200℃を超え、また制御冷
却時の平均冷却速度も一般的には5℃/S未満となる。
図1に400×400×50×65(mm)の極厚H形
鋼を1250℃に加熱し、熱間圧延後、500〜800
℃における平均冷却速度4.8℃/Sでフランジの両面
から冷却した場合のフランジ1/4F、1/2Fにおけ
る外表面温度、中心温度の変化を示す。1/4Fに比
べ、1/2Fでは外表面温度、中心温度の差が大きく、
厚さ方向に特性の差がつきやすいことが認められた。
尚、表面温度は1/4F、1/2Fで差がなく、同一曲
線で示してある。
【0005】極厚H形鋼の場合、冷却を一旦停止後、復
熱した際も、厚鋼板のように両面から冷却される場合と
は大きく異なり、ウエブの影響を複雑に受けるため、こ
の部位を含むことになるフランジ1/2Fの厚さ方向の
材質均一性が特に、問題となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、極厚
H形鋼で制御冷却を適用した場合におけるフランジ各部
位の材質を均一とする技術は、厚鋼板における知見が転
用できず、未だ未完成である。
【0007】本発明は、機械的特性の向上を目的に、制
御冷却する場合において、フランジ各部位(1/4F、
1/2F)の材質が均一な極厚H形鋼の製造方法を提供
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、極厚H形
鋼のフランジを両面から冷却した場合について、フィレ
ット部も含め、フランジ各部位の材質が均一になるよう
な冷却条件を検討した。その結果、極厚H形鋼のフラン
ジ表層に生成したベイナイト相は、冷却を一旦中断した
後,フェライト相に逆変態しなくても、復熱によるテン
パー効果により十分に軟化すること、さらに、冷却停止
温度の制御で軟化を一層促進できることを見出した。本
発明はこれらの知見を基に、更に検討を加えて成された
もので、すなわち本発明は、 1. 質量%で、C:0.02〜0.20%、Si:
0.05〜0.7%、Mn:0.8〜1.8%、Al:
0.01〜0.1%、残部が実質的にFe及び不可避不
純物からなる鋼を、1200℃超え、1350℃以下に
加熱し、形鋼圧延後、Ar3点以上から、フランジの両
面を、フランジ部の平均冷却速度2.0℃/S以上で一
次冷却を開始し、表面温度がAr3−200℃以下に到
達後、該冷却を中断し、表面温度が600℃以上に復熱
後、再び、フランジ部の平均冷却速度2.0℃/S以上
で、フランジ部の平均温度400〜600℃まで二次冷
却することを特徴とする極厚H形鋼の製造方法。
【0009】2. 鋼組成として、更に、質量%で、C
u:0.05〜1.0%、Ni:0.05〜1.0%、
Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0
%、Nb:0.005〜0.1%、V:0.005〜
0.2%の一種又は二種以上を含有する1記載の極厚H
形鋼の製造方法。
【0010】3. 鋼組成として、更に、質量%で、T
i:0.005〜0.1%、B:0.0005〜0.0
03%の一種又は二種以上を含有する1又は2記載の極
厚H形鋼の製造方法。
【0011】
【発明の実施の形態】1.成分組成 C Cは、鋼の強度を確保するために添加する。0.02%
未満の場合、強度の確保が困難となるため、0.02%
以上添加する。多量に添加した場合、鋼の靭性や溶接性
を低下させるが、0.20%をこえると溶接部の硬度が
著しく上昇し、溶接低温割れ感受性を劣化させ、制御冷
却時の表面硬度を著しく上昇させるため、0.02〜
0.20%(0.02%以上、0.20%以下)とす
る。
【0012】Si Siは、母材の強度向上、予備脱酸のために添加する。
0.05%未満の場合、その効果が得られず、0.7%
を超えると溶接性が劣化するため、0.05〜0.7%
とする。
【0013】Mn Mnは、赤熱脆性の原因となるFeSの生成抑制ならび
に強度、靭性向上のため0.8%以上添加する。多量の
添加は鋼の焼入れ性を増加させ、溶接硬化層を出現さ
せ、割れ感受性を劣化させる。また、制御冷却時の表面
硬度の著しい上昇を招くことから、1.8%を上限と
し、その添加量を0.8〜1.8%とする。
【0014】Al Alは、脱酸のため添加する。0.01%未満ではその
効果が発揮されず、一方、0.1%を超えて多量に添加
されるとアルミナクラスタが形成され易くなるので、そ
の添加量を0.01〜0.1%とする。
【0015】本発明は、上記化学成分で、十分その効果
が得られるが、更に特性を向上させるため、Cu,N
i,Cr,Mo,Nb,V,Ti,Bのうち一種または
二種以上を添加させることができる。
【0016】Cu Cuは、強度上昇および靭性改善に非常に有効な元素で
あり、0.05%未満では十分な効果が得られず、1.
0%を超えると析出硬化が著しくまた表面割れが生じや
すいため、0.05〜1.0%とする。
【0017】Ni Niは、母材の強度ならびに靭性向上に有効であるが、
0.05%未満ではその効果が十分得られず、1.0%
を超えるとコストアップ(製品価格が上昇)するため、
0.05〜1.0%とする。
【0018】Cr Crは、焼入れ性向上に有効であるが、0.05%未満
ではその効果が十分得られず、1.0%を超えると溶接
性やHAZ靭性を劣化させるため、0.05〜1.0%
とする。
【0019】Mo Moは、焼入れ性及び、焼戻し軟化抵抗を高め、強度上
昇に有効であるが、0.05%未満ではその効果が十分
でなく、1.0%を超えると溶接性を劣化させ、炭化物
の析出により降伏比が上昇するため、0.05〜1.0
%とする。
【0020】Nb Nbは、微細炭窒化物の析出効果により、強度、靭性向
上に有効であるが、0.005%未満ではその効果が十
分でなく、0.1%を超えると溶接性を劣化させるた
め、0.005〜0.1%とする。
【0021】V Vは、少量の添加により、焼入れ性を向上させ、焼戻し
軟化抵抗を高めるが、0.005%未満ではその効果が
十分でなく、0.2%を超えると溶接性を劣化させるた
め、0.005〜0.2%とする。
【0022】Ti Tiは、TiCにより析出硬化し、また、TiNにより
HAZ部の粗大化を抑制し、HAZ靭性を向上させる。
0.005%未満では、その効果が得られず、0.1%
を超えるとHAZ靭性が劣化するため、0.005〜
0.1%とする。
【0023】B Bは、組織をベイナイト化し、強度を上昇させ、また、
HAZ靭性を向上させるが、0.0005%未満ではそ
の効果が得られず、0.003%を超えると母材及びH
AZの靭性、溶接性を劣化させるため、0.0005〜
0.003%とする。
【0024】2.製造条件 本発明は上述した好適成分の鋼に、以下の製造条件を適
用する。
【0025】スラブ加熱温度 極厚H形鋼の場合、寸法精度の観点から比較的高い温度
域で圧延を終了するパススケジュールを確保するため、
スラブ加熱温度は高温とする。
【0026】1200℃以下の加熱では、圧延中の温度
降下により,所定の形状に圧延することが難しい。一
方、1350℃を超えると、結晶粒が粗大化し、その後
の製造条件によっても靭性の改善が困難となるため、1
200℃超え、1350℃以下とする。
【0027】冷却条件 本発明では、フランジ表面の硬化を抑制しつつ、高強度
化を達成するため、圧延後、開始する冷却(一次冷却)
を一旦、停止させ、鋼材を所定の温度に復熱させたの
ち、再度冷却(二次冷却)する2段冷却を行う。2段冷
却においては、一次、二次冷却における冷却開始温度、
冷却速度、及び冷却停止温度を規定する。
【0028】一次冷却開始温度 一次冷却は強度向上のため、鋼材平均温度がAr3以上
から、冷却を開始する。
【0029】一次冷却速度 一次冷却速度は、強度向上のため、フランジ部の平均冷
却速度で2.0℃/S以上とし、冷却速度を確保するた
め、フランジの内外両面を水冷する。
【0030】一次冷却停止温度、及び、二次冷却開始温
度 一次冷却は、その冷却停止後、復熱により表面硬度を十
分に低下させ、また、高強度化を達成するため、フラン
ジ部の表面温度が(Ar3−200)℃以下となるま
で、冷却を行う。次に、該冷却を一旦停止した後、表面
に生成したベイナイト相をテンパー効果により軟化させ
るため、フランジ部の表面温度を600℃以上まで復熱
させ、その後、二次冷却を開始する。
【0031】図2に本発明範囲内の組成を有する0.1
2C−1.5Mn−0.05V系鋼を1250℃に加熱
し、500×500×45×65(mm)の極厚H形鋼
に圧延後、フランジ部を内外面から平均冷却速度4.0
℃/Sで水冷し、種々の温度で一旦冷却を中断し、その
後の保持温度を変化させることにより、復熱温度を変
え、再び、平均冷却速度4.0℃/Sで500℃まで冷
却した場合のフランジ1/2Fの厚さ方向の硬度差と、
一次冷却停止温度、復熱温度(二次冷却開始温度)の関
係を示す。
【0032】図より、一次冷却停止温度をフランジ表面
でAr3−200℃以下とし、かつ復熱温度(二次冷却
開始温度)を600℃以上とした場合、フランジ厚さ方
向の硬度差は均一(ビッカース硬さで40以下)となっ
ている。
【0033】二次冷却速度 復熱後の二次冷却は、強度向上のため、フランジ部の平
均冷却速度で2.0℃/S以上とする。
【0034】二次冷却停止温度 二次冷却は、冷却効果を発揮させるため、フランジ部の
平均温度で600℃以下とする。冷却停止温度が低くな
ると、強度は向上するが、400℃未満になると表面硬
度が著しく上昇するため、400〜600℃まで、冷却
し停止する。尚、Ar3点は例えば、Ar3=910−3
10C−80Mn−20Cu−15Cr−55Ni−8
0Moとして求められる。
【0035】
【実施例】(実施例1)供試鋼は50キロ級(鋼1)、
60キロ級(鋼2)で、各々制御冷却により製造する。
表1に供試鋼の化学成分、Ar3点、表2に圧延サイ
ズ、製造条件およびフランジ部の特性を示す。
【0036】例1、8は、圧延後、冷却を中断すること
なく、500℃または550℃まで制御冷却を行ったも
ので、本発明外の製造条件のため、フランジ1/4F,
1/2Fのいずれの位置においても、フランジ厚さ方向
の硬度差は60以上であり、均一な特性が得られていな
い。
【0037】例2,3,9,10,15は圧延後、冷却
を一旦中断しているが、例2.9は中断温度、例3,1
0は復熱温度、例15は冷却停止温度が本発明範囲外で
あり、フランジ1/4F,1/2Fのいずれの位置にお
いても、フランジ厚さ方向の硬度差は40超えであり、
均一な特性が得られていない。例15は更に靭性が著し
く劣化している。
【0038】一方、例4〜7、11〜14の製造条件は
いずれも本発明範囲内であり、フランジ1/4F,1/
2Fのいずれの位置においても、フランジ厚さ方向の硬
度差は40以下であり、均一な特性が得られている。例
4〜7は50キロ鋼、例11〜14は60キロ鋼で、優
れた靭性を有している。
【0039】尚、いずれの場合も、フランジ1/4Fに
比べ1/2Fにおける厚さ方向の硬度差が大きく、1/
2Fの特性の均一化が特に難しいことがわかる。ウエブ
の影響を受ける形鋼特有の傾向であり、1/2Fでは内
面からの冷却効果が十分に得られないためと思われる。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】(実施例2)表3に供試鋼の化学成分およ
びAr3点を示す。制御冷却により、鋼3〜6は50キ
ロ級、鋼7は60キロ級を満足する。表4に圧延サイ
ズ、製造条件およびフランジ部の特性を示す。例16〜
25の製造条件はいずれも本発明条件を満足し、フラン
ジ1/4F,1/2Fのいずれの位置においても、フラ
ンジ厚さ方向の硬度差は40以下であり、均一な特性が
得られている。例16〜19、21〜24は50キロ
鋼、例20,25は60キロ鋼で、優れた靭性を有して
いる。
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧延後、一次冷却を行った後、復熱させ、さらに二次冷
却を行うので、フランジ各部位の材質が均一で、靭性に
優れた極厚H形鋼が複雑な熱処理を要せず製造可能で、
産業上、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延後の冷却時間と、フランジ1/4F,1/
2Fにおける外面表層と中心部の温度変化を示す図
【図2】フランジ1/2Fの厚さ方向の硬度差と冷却中
断時の温度、復熱温度の関係を示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 38/54 C22C 38/54 // B21B 108:04 B21B 108:04 (72)発明者 諏訪 稔 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4E002 AA07 AC03 BD09 CA15 4K032 AA01 AA04 AA05 AA16 AA31 CA03 CC03 CC04 CD02 CD03 CF02 CF03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量%で、C:0.02〜0.20%、
    Si:0.05〜0.7%、Mn:0.8〜1.8%、
    Al:0.01〜0.1%、残部が実質的にFe及び不
    可避不純物からなる鋼を、1200℃超え、1350℃
    以下に加熱し、形鋼圧延後、Ar3点以上から、フラン
    ジの両面を、フランジ部の平均冷却速度2.0℃/S以
    上で一次冷却を開始し、表面温度がAr3−200℃以
    下に到達後、該冷却を中断し、表面温度が600℃以上
    に復熱後、再び、フランジ部の平均冷却速度2.0℃/
    S以上で、フランジ部の平均温度400〜600℃まで
    二次冷却することを特徴とする極厚H形鋼の製造方法。
  2. 【請求項2】鋼組成として、更に、質量%で、Cu:
    0.05〜1.0%、Ni:0.05〜1.0%、C
    r:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、
    Nb:0.005〜0.1%、V:0.005〜0.2
    %の一種又は二種以上を含有する請求項1記載の極厚H
    形鋼の製造方法。
  3. 【請求項3】鋼組成として、更に、質量%で、Ti:
    0.005〜0.1%、B:0.0005〜0.003
    %の一種又は二種以上を含有する請求項1又は2記載の
    極厚H形鋼の製造方法。
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Cited By (3)

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WO2019218657A1 (zh) * 2018-05-16 2019-11-21 山东钢铁股份有限公司 一种屈服强度460MPa级热轧高韧性耐低温H型钢及其制备方法

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