JP2001261560A - トログリタゾンを含有する運動神経細胞の変性又は死の阻害剤 - Google Patents

トログリタゾンを含有する運動神経細胞の変性又は死の阻害剤

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JP2001261560A
JP2001261560A JP2001004318A JP2001004318A JP2001261560A JP 2001261560 A JP2001261560 A JP 2001261560A JP 2001004318 A JP2001004318 A JP 2001004318A JP 2001004318 A JP2001004318 A JP 2001004318A JP 2001261560 A JP2001261560 A JP 2001261560A
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Yoshihiro Arakawa
義弘 荒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、トログリタゾン又はその薬理上許容
される塩を含有する運動神経細胞の変性又は死の阻害剤
を提供する。 【解決手段】トログリタゾン又はその薬理上許容される
塩を含有する運動神経細胞の変性又は死の阻害剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トログリタゾンを
含有する、優れた運動神経細胞の変性又は死の阻害剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic late
ral sclerosis:ALS)、脊髄性筋萎縮症(spinal mu
scular atrophy:SMA)などの神経変性疾患について
は、臨床上真に有効な治療薬がなく、神経細胞の変性や
細胞死を阻害し又は再生を促進させて、疾患の進行防止
や回復促進を図る研究がなされている。
【0003】現在上記疾患に対して臨床応用が試みられ
ている治療方法としては、例えば、毛様体神経栄養因子
(ciliary neurotrophic factor:CNTF)、脳由来
神経栄養因子(brain-derived neurotrophic factor:
BDNF)、インスリン様成長因子−I(insulin-like
growth factor:IGF−I)等の神経栄養因子による
治療が挙げられ、特に筋萎縮性側索硬化症を対象に臨床
開発が展開されているが、未だ満足な結果は報告されて
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、トログ
リタゾンの医薬としての用途について鋭意研究を行った
結果、トログリタゾンが、運動神経細胞の変性又は死に
対して、優れた阻害作用を有することを見出し、本発明
を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) トロ
グリタゾン若しくはその薬理上許容される塩を含有する
運動神経細胞の変性又は死の阻害剤に関する。
【0006】好適には、(2) トログリタゾン若しく
はその薬理上許容される塩とIGF−Iからなる運動神
経細胞の変性又は死の阻害剤、(3)トログリタゾン若
しくはその薬理上許容される塩とb−FGFからなる運
動神経細胞の変性又は死の阻害剤、(4) 筋萎縮性側
索硬化症の予防又は治療のための、(1)乃至(3)の
いずれか1つに記載の運動神経細胞の変性又は死の阻害
剤、(5) 脊髄性筋萎縮症の予防又は治療のための、
(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の運動神経細胞
の変性又は死の阻害剤を挙げることができる。
【0007】また、本発明は、(6) 運動神経細胞の
変性又は死を阻害するための、トログリタゾン若しくは
その薬理上許容される塩とIGF−Iの使用、(7)
運動神経細胞の変性又は死を阻害するための、トログリ
タゾン若しくはその薬理上許容される塩とb−FGFの
使用に関し、好適には、(8) 筋萎縮性側索硬化症の
予防又は治療のための、(6)又は(7)に記載の使
用、(9) 脊髄性筋萎縮症の予防又は治療のための、
(6)又は(7)に記載の使用を挙げることができる。
【0008】上記における「トログリタゾン」は、特開
昭60−51189号公報(EP0129421A)に
血糖低下作用、血中脂質低下作用を有する化合物として
開示されている化合物であり、下記式(I)
【0009】
【化1】
【0010】を有する。
【0011】本発明における「薬理上許容される塩」と
は、上記「トログリタゾン」は、塩にすることができる
のでその塩をいい、そのような塩としては、好適には、
ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩のようなアルカ
リ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩のようなアル
カリ土類金属塩、アルミニウム塩、鉄塩等の金属塩;ア
ンモニウム塩のような無機塩、t−オクチルアミン塩、
ジベンジルアミン塩、モルホリン塩、グルコサミン塩、
フェニルグリシンアルキルエステル塩、エチレンジアミ
ン塩、N−メチルグルカミン塩、グアニジン塩、ジエチ
ルアミン塩、トリエチルアミン塩、ジシクロヘキシルア
ミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩、ク
ロロプロカイン塩、プロカイン塩、ジエタノールアミン
塩、N−ベンジルフェネチルアミン塩、ピペラジン塩、
テトラメチルアンモニウム塩、トリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン塩のような有機塩等のアミン塩;及
び、グリシン塩、リジン塩、アルギニン塩、オルニチン
塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のようなアミノ
酸塩を挙げることができる。
【0012】上記「トログリタゾン」は、大気中に放置
したり、又は、再結晶をすることにより、水分を吸収
し、吸着水が付いたり、水和物となる場合があり、その
ような水和物も本発明の塩に包含される。
【0013】上記「トログリタゾン」は、種々の異性体
を有する。本発明の化合物においては、これらの異性体
およびこれらの異性体の混合物がすべて単一の式、即ち
式(I)で示されている。従って、本発明はこれらの異
性体及びこれらの異性体の混合物をもすべて含むもので
ある。
【0014】上記における「運動神経細胞の変性又は
死」によって引き起こされる疾患としては、例えば、筋
萎縮性側索硬化症、脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症
(primary lateral sclerosis:PLS)、進行性筋萎
縮症(progressivemascular atrophy:PMA)、脊髄
・延髄性筋萎縮症(spinobulbar muscularatrophy:S
BMA)、遺伝性痙性麻痺(hereditary spastic parap
legia:HSP)、進行性球麻痺(progressive bulbar
palsy:PBP)、進行性偽球麻痺を挙げることができ
る。
【0015】上記における「IGF−I」及び「b−F
GF(basic fibroblast growth factor:塩基性線維芽
細胞成長因子)」は、広範囲な神経に対して神経栄養因
子作用を示す因子であり、生体内に定常的に存在する。
IGF−Iは、構造がプロインスリンに類似したペプチ
ドホルモンであり、血漿中や骨格筋に存在し、神経、骨
格、筋系の成長維持に重要な機能を果たしている。一
方、b−FGFは、基底膜に存在し、神経の再生に寄与
していると考えられている。IGF−I及びb−FGF
は、運動神経細胞に活性を有することが見出されてお
り、特にIGF−Iについては、既に筋萎縮性側索硬化
症等の神経変性疾患を対象に臨床開発が進められてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のトログリタゾンは、特開
昭60−51189号公報(EP0129421A)に
記載の方法によって製造することができる。
【0017】トログリタゾン又はその薬理上許容される
塩を、上記治療剤又は予防剤として使用する場合には、
それ自体或は適宜の薬理学的に許容される、賦形剤、希
釈剤等と混合し、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、
散剤若しくはシロップ剤等により経口的、又は注射剤若
しくは坐剤等により非経口的に投与することができる。
【0018】これらの製剤は、賦形剤(例えば、乳糖、
白糖、ブドウ糖、マンニトール、ソルビトールのような
糖誘導体;トウモロコシデンプン、バレイショデンプ
ン、α澱粉、デキストリンのような澱粉誘導体;結晶セ
ルロースのようなセルロース誘導体;アラビアゴム;デ
キストラン;プルランのような有機系賦形剤:及び、軽
質無水珪酸、合成珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、
メタ珪酸アルミン酸マグネシウムのような珪酸塩誘導
体;燐酸水素カルシウムのような燐酸塩;炭酸カルシウ
ムのような炭酸塩;硫酸カルシウムのような硫酸塩等の
無機系賦形剤を挙げることができる。)、滑沢剤(例え
ば、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸マグネシウムのようなステアリン酸金属塩;タル
ク;コロイドシリカ;ビーガム、ゲイ蝋のようなワック
ス類;硼酸;アジピン酸;硫酸ナトリウムのような硫酸
塩;グリコール;フマル酸;安息香酸ナトリウム;DL
ロイシン;脂肪酸ナトリウム塩;ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸マグネシウムのようなラウリル硫酸
塩;無水珪酸、珪酸水和物のような珪酸類;及び、上記
澱粉誘導体を挙げることができる。)、結合剤(例え
ば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴ
ール、及び、前記賦形剤と同様の化合物を挙げることが
できる。)、崩壊剤(例えば、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースカルシウム、内部架橋カルボキシ
メチルセルロースナトリウムのようなセルロース誘導
体;カルボキシメチルスターチ、カルボキシメチルスタ
ーチナトリウム、架橋ポリビニルピロリドンのような化
学修飾されたデンプン・セルロース類を挙げることがで
きる。)、安定剤(メチルパラベン、プロピルパラベン
のようなパラオキシ安息香酸エステル類;クロロブタノ
ール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール
のようなアルコール類;塩化ベンザルコニウム;フェノ
ール、クレゾールのようなフェノール類;チメロサー
ル;デヒドロ酢酸;及び、ソルビン酸を挙げることがで
きる。)、矯味矯臭剤(例えば、通常使用される、甘味
料、酸味料、香料等を挙げることができる。)、希釈剤
等の添加剤を用いて周知の方法で製造される。
【0019】その使用量は症状、年齢等により異なる
が、経口投与の場合には、1回当り1日下限0.1mg
(好適には、1mg)、上限1000mg(好適には、
500mg)を、静脈内投与の場合には、1回当り1日
下限0.01mg(好適には、0.1mg)、上限50
0mg(好適には、200mg)を成人に対して、1日
当り1または数回に分けて、症状に応じて投与すること
が望ましい。
【0020】
【実施例】以下に、実施例及び製剤例を示し、本発明を
更に詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらに限定す
るものではない。
【0021】実施例1 トログリタゾンを用いた運動神経細胞死の阻害活性の測
定 本試験例における運動神経細胞の生存活性の測定は、
[J. Neurosci., 10(11), 3507-3515(1990)]に記載さ
れているArakawaらの方法に準じて行われた。
【0022】ラット15日胚より腰部脊髄の前角部を顕微
鏡下採取し、Hanks平衡塩溶液(HBSS)で洗浄後、0.03%
トリプシン溶液(4g/lグルコースを含むカルシウム・マ
グネシウム不含HBSS中)2mlで、37℃、20分間インキュ
ベーションした。細胞組織を冷却HBSSで洗浄し、0.1%s
oybean trypsin inhibitor (STI)と0.2%牛血清アルブ
ミンを含む冷却HBSS 1mlを加え、シリコンで処理したパ
スツールピペットで緩徐に10回ピペッティングした。得
られた細胞懸濁液を70μmメッシュにてろ過した。一
方、残った組織片に上記HBSS 1mlを加え、ピペッティン
グ処理する操作を更に3回繰り返した。得られた細胞懸
濁液(4ml)を、12mlのシリコン処理ガラス遠心試験管中
で、6.8%のメトリザマイドと25mMのHEPES緩衝液
(p.H 7.4)を含む冷却HBSS4ml上に重層した。4℃、15分
間、400×gで遠心後、中間層(0.5ml)を集め、冷却した
培養液3ml入りの試験管に移した。培養液は、75ml
のLeibovitz'L-15(L-15)培地にグルコース(4mg/ml)、0.
15MのNaHCO3(15ml)、非働化ウマ血清(10ml)、L−シス
テイン(1mM)及び105units/mlのペニシリン(0.1ml)を
加えて調整し、CO2でPHを中性領域に調整した。細胞
を入れた試験管を4℃で5分間、100×gで遠心後、上清
を除去し、細胞を再度培養液中で静かに懸濁後、Greine
r 4-well 培養皿(well径約10mm)に播種し、5%CO2
ンキュベーター内で培養した。細胞密度は、1000-2000c
ells/wellとした。培養皿は、予めpoly DL-ornithin(0.
5mg/ml)で4℃一晩コーティングした後、PBSで2度
洗浄し、5%CO2インキュベーター内で、laminin(無
血清培地中10μg/ml)と約4時間インキュベートし、細
胞播種直前にlaminin溶液を除いたものを使用した。培
養開始1時間後、トログリタゾン(30μM)を添加し、
24時間後に培養液をトログリタゾンとともに新しいも
のに交換した。培養開始3日後に細胞数を数え、生存率
で活性を評価した。なお、トログリタゾンはDMSOに溶解
したものを培養液に撹拌しながら加え、DMSOの最終濃度
が0.1%となるようにして使用した。ControlにもDMSOを
0.1%添加した。
【0023】
【表1】 本発明化合物 運動神経細胞生存率(%) トログリタゾン(30μg/ml) 70.0 Control 44.4
【0024】上記の結果より、トログリタゾンは優れた
運動神経細胞死阻害作用を示した。
【0025】実施例2 トログリタゾン及びIGF−Iを用いた運動神経細胞死
の阻害活性の測定 試験例1と同様に、培養開始1時間後の培養液に、トロ
グリタゾン(30μM)単独、IGF−I(100ng/ml)単独及
び両者を同時に加えた。Control及びIGF−I単独群
には、DMSOを0.1%添加した。24時間後に試料と
ともに培養液を交換し、培養開始3日後に細胞数を数
え、生存率で活性を評価した。
【0026】
【表2】 本発明化合物 運動神経細胞生存率(%) トログリタゾン+IGF−I 81.4 Control 44.4 トログリタゾンみ 70.0 IGF−Iのみ 47.8
【0027】上記より、トログリタゾンとIGF−Iを
併用して投与した結果、優れた運動神経細胞死阻害作用
を示した。
【0028】実施例3 トログリタゾン及びb−FGFを用いた運動神経細胞死
の阻害活性の測定 試験例1と同様に、培養開始1時間後の培養液に、トロ
グリタゾン(30μM)単独、b−FGF(30ng/ml)単独及
び両者を同時に加えた。Control及びb−FGF単独群
には、DMSOを0.1%添加した。24時間後に試料と
ともに培養液を交換し、培養開始3日後に細胞数を数
え、生存率で活性を評価した。
【0029】
【表3】 本発明化合物 運動神経細胞生存率(%) トログリタゾン+b−FGF 92.0 Control 43.7 トログリタゾンみ 78.3 b−FGFのみ 54.0
【0030】上記より、トログリタゾンとb−FGFを
併用して投与した結果、優れた運動神経細胞死阻害作用
を示した。
【0031】製剤例1. 散剤 トログリタゾン 5g、乳糖 895g及びトウモロコ
シデンプン 100gをブレンダーで混合すると、散剤
が得られる。
【0032】製剤例2. 顆粒剤 トログリタゾン 5g、乳糖 865g及び低置換度ヒ
ドロキシプロピルセルロース 100gを混合した後、
10%ヒドロキシプロピルセルロース水溶液300gを
加えて練合する。これを押し出し造粒機を用いて造粒
し、乾燥すると顆粒剤が得られる。
【0033】製剤例3. カプセル剤 トログリタゾン 5g、乳糖 115gおよびトウモロ
コシデンプン 58g及びステアリン酸マグネシウム
2gをV型混合機を用いて混合した後、3号カプセルに
180mgずつ充填すると、カプセル剤が得られる。
【0034】製剤例4. 錠剤 トログリタゾン 5g、乳糖 90gおよびトウモロコ
シデンプン 34g、結晶セルロース 20g及びステ
アリン酸マグネシウム 1gをブレンダーで混合した
後、錠剤機で打錠すると錠剤が得られる。
【0035】
【発明の効果】トログリタゾンは、運動神経細胞の変性
又は死の阻害剤として有用である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トログリタゾン若しくはその薬理上許容さ
    れる塩を含有する運動神経細胞の変性又は死の阻害剤。
  2. 【請求項2】トログリタゾン若しくはその薬理上許容さ
    れる塩とIGF−Iからなる運動神経細胞の変性又は死
    の阻害剤。
  3. 【請求項3】トログリタゾン若しくはその薬理上許容さ
    れる塩とb−FGFからなる運動神経細胞の変性又は死
    の阻害剤。
  4. 【請求項4】筋萎縮性側索硬化症の予防又は治療のため
    の、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の運動神経細
    胞の変性又は死の阻害剤。
  5. 【請求項5】脊髄性筋萎縮症の予防又は治療のための、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の運動神経細胞の
    変性又は死の阻害剤。
  6. 【請求項6】運動神経細胞の変性又は死を阻害するため
    の、トログリタゾン若しくはその薬理上許容される塩と
    IGF−Iの使用。
  7. 【請求項7】運動神経細胞の変性又は死を阻害するため
    の、トログリタゾン若しくはその薬理上許容される塩と
    b−FGFの使用。
  8. 【請求項8】筋萎縮性側索硬化症の予防又は治療のため
    の、請求項6又は7に記載の使用。
  9. 【請求項9】脊髄性筋萎縮症の予防又は治療のための、
    請求項6又は7に記載の使用。
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