JP2001260978A - スクーター - Google Patents

スクーター

Info

Publication number
JP2001260978A
JP2001260978A JP2000072055A JP2000072055A JP2001260978A JP 2001260978 A JP2001260978 A JP 2001260978A JP 2000072055 A JP2000072055 A JP 2000072055A JP 2000072055 A JP2000072055 A JP 2000072055A JP 2001260978 A JP2001260978 A JP 2001260978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear wheel
motor
output shaft
wheel
scooter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000072055A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Azuma
享 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEITENANCE SANYO KK
TRA KK
Original Assignee
MEITENANCE SANYO KK
TRA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEITENANCE SANYO KK, TRA KK filed Critical MEITENANCE SANYO KK
Priority to JP2000072055A priority Critical patent/JP2001260978A/ja
Publication of JP2001260978A publication Critical patent/JP2001260978A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗手推進のスクーターに原動機を設け、従来
の動力推進の原動機付自転車における伝動装置を用いる
ことなく、該原動機の出力で後輪を駆動し、乗手推進の
スクーターと、動力推進の原動機付自転車の長所を同時
に得る簡易型のスクーターの提供。 【解決手段】 乗手推進のスクーター形二輪車輌(6)
を構成し、該二輪車輌(6)の車体フレーム(5)から
後輪(2)の近傍に、上下方向に揺動自在にサドルフレ
ーム(13)を延出して設け、該サドルフレーム(1
3)にサドル(14)と共に原動機(15)を取付け、
該原動機(15)を後輪(2)の近傍に配置すると共
に、該原動機(15)の出力軸(16)を後輪(2)の
外周で、車軸(10)と平行に突出して設け、サドル
(14)に乗手が座ることにより、出力軸(16)を上
方から後輪(2)に直接押当て、二輪車輌(6)を動力
推進で前方に進めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、簡易型のスクータ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】人の移動手段として一般的に実用に供さ
れている乗手推進のスクーターや自転車と、動力推進の
原動機付自転車は、前者が構造が簡単で、軽量コンパク
トで、安価で、簡便に取扱うことができる一方で、移動
距離に比例した疲労を伴い、後者が前者に比べて、はる
かに目的地まで楽に且つ速く移動できる一方で、はるか
に構造が複雑で、重くて大きく、高価で、取扱い難いと
いうような、一長一短を持っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記の乗手推
進のスクーターや自転車と、動力推進の原動機付自転車
の長所を同時に得ることができる簡易型のスクーターを
構成しようとして、乗手推進のスクーターや自転車に原
動機を設け、該原動機の出力で後輪を駆動する場合、従
来の動力推進の原動機付自転車におけるクラッチ,変速
機,伝動チェン等で構成する伝動構造(原動機による後
輪駆動方法)を用いたのでは、結局、従来の動力推進の
原動機付自転車と同じものになってしまい、乗手推進の
スクーターや自転車の長所は得られない。
【0004】従って、本発明は、乗手推進のスクーター
や自転車に原動機を設け、従来の動力推進の原動機付自
転車におけるクラッチ,変速機,伝動チェン等で構成す
る伝動構造(原動機による後輪駆動方法)を用いること
なく、該原動機の出力で後輪を駆動し、乗手推進のスク
ーターや自転車と、動力推進の原動機付自転車の長所を
同時に得ることができる簡易型のスクーターの提供を主
たる目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の請求項1に記載のスクーターは、車輪に原動機の
出力軸を直接押当てることにより、該車輪を駆動し、従
来の動力推進の原動機付自転車におけるクラッチ,変速
機,伝動チェン等で構成する伝動構造(原動機による後
輪駆動方法)を用いることなく、該原動機の出力で車輪
(後輪)を駆動し、乗手推進のスクーターや自転車と、
動力推進の原動機付自転車の長所を同時に得るようにし
ている。
【0006】また請求項2に記載のスクーターは、請求
項1に記載のスクーターにおいて、乗手の体重で、車輪
に原動機の出力軸を直接押当てるようにし、乗手操作に
よる適正、且つ、安全な乗手推進から動力推進への切換
を行えるようにしている。
【0007】また請求項3に記載のスクーターは、請求
項2に記載のスクーターにおいて、前輪及び後輪と、前
輪の向きを変更する操向ハンドルと、前輪と後輪との間
に配置するステップと、これらを組付ける車体フレーム
とで、操向ハンドルを両手で握った状態で、ステップに
片足を乗せ、他の足で地面をけって前方に進む乗手推進
のスクーター形二輪車輌を構成し、該二輪車輌の車体フ
レームから後輪の近傍に、上下方向に揺動自在にサドル
フレームを延出して設け、該サドルフレームにサドルと
共に原動機を取付け、該原動機を後輪の近傍に配置する
と共に、該原動機の出力軸を後輪の外周で、車軸と平行
に突出して設け、サドルに乗手が座ることにより、原動
機の出力軸を上方から後輪に直接押当て、二輪車輌を動
力推進で前方に進めるように構成し、既存のスクーター
形二輪車輌の構造をそのまま有効利用して請求項1及び
2に記載のスクーターの作用効果を得ると共に、サドル
に乗手が座るという乗手操作により乗手推進から動力推
進への切換を行うので、その切換と切換後の動力推進が
安定した姿勢で安全に行えるようにしている。
【0008】請求項4に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、原動機の出力軸が後輪か
ら離反する揺動位置に、サドルフレームを弾圧付勢する
リターンバネとストッパーを設け、乗手操作により二輪
車輌を動力推進させるとき以外は原動機の出力軸を後輪
から離反保持し、二輪車輌を乗手推進させるとき不要な
原動機の出力軸と後輪との接触による、これら出力軸と
後輪の摩耗による耐久性の低下,乗手推進労力の増大,
原動機の始動負荷の増大等を防止すると共に、乗手操作
による二輪車輌の動力推進の中止を即座に的確に行わ
せ、安全な走行を行え、またバネ力が異なるリターンバ
ネを適宜選択的に用いたり、リターンバネ力を調節でき
るようにすることにより、例えば体重が軽い小学生以下
の乗手では動力推進ができず乗手推進しかできないよう
にすること等、乗手に対応して使用形態を制限するよう
にしている。
【0009】請求項5に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、原動機の出力軸が後車軸
を中心とする一つの円周上で後輪に押当たるように、サ
ドルフレームの下方への揺動量を規制するストッパーを
設け、原動機の出力軸の過剰な後輪への押当てによる出
力軸の曲がり及び後輪の損傷を防止すると共に、乗手
(動力推進を行わせることができる乗手)の体重に左右
されることなく、原動機の出力軸を一定状態で後輪に押
当て、出力軸から後輪への伝動を適正に行わせ、効率の
よい動力推進を行えるようにしている。
【0010】請求項6に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、前輪と後輪がゴムタイヤ
であり、原動機の金属製の出力軸との間で適当な摩擦力
が得られ、後輪に原動機の出力軸を直接押当てることに
より、該後輪を駆動するのに好適である。
【0011】請求項7に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、原動機の出力軸の後輪に
押当てる部分を断面多角形に形成し、原動機の出力軸を
後輪に直接押当てることによる後輪駆動を適正に行える
ようにしている。ここで、原動機の出力軸の後輪に押当
てる部分が、断面円形や断面八角形以上の多角形では、
摩擦力不足による出力軸の空回りが発生する恐れがあ
り、断面四角形以下の多角形では、角部の角度(直角)
が鋭角で、後輪がゴムタイヤの場合に該タイヤの表面が
削られ、短期間で滑止溝を消滅させてしまい、タイヤを
短期間で新しいものに交換する必要がある等の恐れがあ
るため、原動機の出力軸の後輪に押当てる部分の形状は
六角形が好ましい。
【0012】請求項8に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、原動機の出力軸が静止状
態の後輪に直接押当てられることにより、該原動機が停
止する低出力の原動機を用い、二輪車輌を乗手推進で前
方に進めた状態で、原動機の出力軸を回転している後輪
に直接押当てたときにのみ、後輪が原動機の出力で駆動
されて、二輪車輌が動力推進で前方に進むようにし、使
用する原動機が、静止状態から動力推進できる従来の原
動機付自転車に比べて、低出力で小型で、安価なもので
充分足りるようになり、乗手推進のスクーターや自転車
の長所を得る上で有効であり、また静止状態から車体を
動力推進で急発進させたり、停止時に動力推進力が働い
て制動距離が予想以上に長くなるのを確実に防止し、乗
手推進のスクーターや自転車と同様の安全性を確保しな
がら、動力推進の原動機付自転車の長所を得られように
している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はスクーターの全体側面図であ
り、空気入りゴムタイヤである前輪(1)及び後輪
(2)と、前輪(1)の向きを変更する操向ハンドル
(3)と、前輪(1)と後輪(2)との間に配置するス
テップ(4)と、これらを組付ける車体フレーム(5)
とで、操向ハンドル(3)を両手で握った状態で、ステ
ップ(4)に片足を乗せ、他の足で地面をけって前方に
進む乗手推進のスクーター形二輪車輌(6)を構成して
いる。
【0014】車体フレーム(5)の前部に設けられる筒
状のハンドルヘッド(5a)にハンドルパイプ(7)を
回転自在に挿通支持させ、ハンドルヘッド(5a)の上
端から上方に突出させるハンドルパイプ(7)の上端に
U字形状の操向ハンドル(3)を取付けている。前輪
(1)は、ハンドルヘッド(5a)の下端から下方に延
出させるフロントフォーク(8)の下端に、水平軸であ
る前車軸(9)を介して該前車軸(9)を中心に回転自
在に軸支させている。フロントフォーク(8)の上端に
設けられる軸状のフォークヘッド(8a)を、ハンドル
ヘッド(5a)にこの下端から回転自在に嵌込み、ハン
ドルヘッド(5a)の内部でハンドルパイプ(7)と連
動連結させ、操向ハンドル(3)の操作で前輪(1)の
向きが変更できるようになっている。後輪(2)は、車
体フレーム(5)の後端に、水平軸である後車軸(1
0)を介して該後車軸(10)を中心に回転自在に軸支
させている。ステップ(4)は、前後方向に長い長方形
状の板体であり、前輪(1)と後輪(2)との間の車体
フレーム(5)の上面に水平に締結固定させている。
尚、符号(11)は二輪車輌(6)のスタンド、符号
(12)は操向ハンドル(3)の左端部のグリップ部
(3a)の近傍に配置して、後輪(2)のブレーキ(図
示省略)を操作する後ブレーキレバーである。また図示
を省略しているが、操向ハンドル(3)の右端部のグリ
ップ部の近傍には、前輪(1)のブレーキ(図示省略)
を操作する前ブレーキレバーと、後述する原動機(1
5)の回転数を調節するアクセルレバー(グリップ形の
ものでのよい)を配置している。
【0015】上記の二輪車輌(6)には、警報器,前照
灯及びその発電器等の周知の自転車と同様の付属品を設
けることができ、さらに周知の原動機付自転車と同様
に、公道(車道)を走行するのに必要なスピードメータ
ー,バックミラー,方向指示器,バッテリ及び充電器等
を設けることもできる。
【0016】そして、図2乃至図4にも示す如く、上記
の二輪車輌(6)の車体フレーム(5)から後輪(2)
の近傍に、上下方向に揺動自在にサドルフレーム(1
3)を延出して設け、該サドルフレーム(13)にサド
ル(14)と共に原動機(15)を取付け、該原動機
(15)を後輪(2)の近傍に配置すると共に、該原動
機(15)の出力軸(16)を後輪(2)の外周で、後
車軸(10)と平行に(水平に)突出して設け、サドル
(14)に乗手が座ることにより、原動機(15)の出
力軸(16)を上方から後輪(2)の外周面に直接押当
て、二輪車輌(6)を動力推進で前方に進めるように構
成している。
【0017】サドルフレーム(13)は、側面視くの字
形の左右一対の側板部(13a)と、左右側板部(13
a)の上縁間に張設固定して、これら左右側板部(13
a)を一体連結する上面板部(13b)と、左右側板部
(13a)の下端間に固設する軸受け筒(13c)とか
ら成り、ステップ(4)と後輪(2)との間の車体フレ
ーム(5)の後部上面に固設された左右一対の軸受けブ
ラケット(17)間に、左右側板部(13a)の下端部
を、軸受け筒(13c)に貫通させる後車軸(10)と
平行な(水平な)支点軸(18)を介して該支点軸(1
8)を中心に回動自在に軸支させ、左右側板部(13
a)の上部を後輪(2)の上部横外側に延出させてい
る。また上面板部(13b)の上端からこの中間曲がり
部の手前までに、後輪(2)の外周上部を上下に通過さ
せる切欠き(19)を設け、左右側板部(13a)の上
部を、後輪(2)の上部横外側で、支点軸(18)を中
心に上下方向に揺動させ、後輪(2)の外周上部を切欠
き(19)を介して上面板部(13b)の上部の上側と
下側に出入れできるように構成している。
【0018】上面板部(13b)の中間曲がり部からサ
ドルパイプ(20)を立設固定させ、サドル(14)を
サドルパイプ(20)の上端に取付けている。また上面
板部(13b)の上部で、切欠き(19)の左外側部か
らエンジン取付けブラケット(21)を立設固定させ、
原動機(15)をエンジン取付けブラケット(21)の
外側に取付け、該原動機(15)の出力軸(16)を上
面板部(13b)の上部で、切欠き(19)の上側に、
後車軸(10)と平行に(水平に)突出させ、該出力軸
(16)の先端部を上面板部(13b)の上部で、切欠
き(19)の右外側部から立設固定させる軸受けブラケ
ット(22)にベアリングを介して回転自在に軸受けさ
せ、サドル(14)に乗手が座ることにより、サドルフ
レーム(13)を下方へ揺動させ、切欠き(19)から
上方に突出させる後輪(2)の上部外周面に、出力軸
(16)の外周面を当接させるように構成している。
尚、符号(23)は原動機(15)の底部に一体的に取
付けられる燃料タンク、符号(24)は原動機(15)
のリコイルスタータ、符号(25)は原動機(15)の
停止スイッチである。また原動機(15)の停止スイッ
チ(25)は操向ハンドル(3)の左右いずれか一方の
グリップ部(3a)の近傍にも設けられている。
【0019】また、原動機(15)の出力軸(16)が
後輪(2)から離反する揺動位置に、サドルフレーム
(13)を弾圧付勢するリターンバネ(26)とストッ
パー(27)を設けている。
【0020】左側板部(13a)の中間部と車体フレー
ム(5)の後端部との間に、コイルバネであるリターン
バネ(26)を張設させ、ステップ(4)の後端部を後
斜め上方に折曲げることによりストッパー(27)を形
成し、リターンバネ(26)でサイドフレーム(13)
を上方へ揺動する方向に常時弾圧付勢しておき、上面板
部(13b)の下部をリターンバネ(26)でストッパ
ー(27)に押当てることにより、図1,図2に示すよ
うに、上面板部(13b)の上部を後輪(2)の外周上
端部で略水平姿勢に保持させ、後輪(2)の上部外周面
を切欠き(19)の下側に退入させ、切欠き(19)の
上側に軸架させた出力軸(16)を後輪(2)の上部外
周面から離反保持させるように構成している。
【0021】また、原動機(15)の出力軸(16)が
後車軸(10)を中心とする一つの円周上で後輪(2)
に押当たるように、サドルフレーム(13)の下方への
揺動量を規制するストッパー(28)を設けている。
【0022】側板部(13a)の中間部外側面に固設す
る固定ナット(29)と、該固定ナット(29)に胴部
を螺着させて、頭部を側板部(13a)の中間部から下
側に長さ調節自在に突出させるアジャストボルト(3
0)と、該アジャストボルト(30)の止めナット(3
1)とでストッパー(28)を構成し、図4に示すよう
に、アジャストボルト(30)の下端頭部を車体フレー
ム(5)の後部上面に当接させるサイドフレーム(1
3)の下方への最大揺動位置で、出力軸(16)を後輪
(2)に押当てると共に、サイドフレーム(13)の下
方への最大揺動位置を、アジャストボルト(30)の固
定ナット(29)へのねじ込み量調節により変更調節
し、出力軸(16)が後車軸(10)を中心とする一つ
の円周上で後輪(2)に押当たるときの、その円周直径
を変更調節可能に構成している。尚、出力軸(16)の
軸芯が後輪(2)の外径円周上に位置するように、サイ
ドフレーム(13)の下方への最大揺動位置を調節する
ことにより、出力軸(16)の外周面の略半分が後輪
(2)の外周面に押当てられて、後輪(2)の耐久性を
低下させることなく、効率の良い回転伝達を行わせるこ
とができる。
【0023】また、原動機(15)の出力軸(16)の
後輪(2)に押当てる部分を六角軸(16a)に形成し
ている。尚、六角軸(16a)部の角部を丸味付け加工
することで、ゴムタイヤである後輪(2)の外周表面の
摩耗をより一層押さえることができる。
【0024】また、原動機(15)の出力軸(16)が
静止状態の後輪(2)に直接押当てられることにより、
該原動機(15)が停止する低出力の原動機(15)を
用いるもので、例えば25cc程度の2サイクル空冷ガ
ソリンエンジンを原動機(15)として用いる。そし
て、二輪車輌(6)を乗手推進で前方に進めた状態で、
原動機(15)の出力軸(16)を回転している後輪
(2)に直接押当てたときにのみ、後輪(2)を原動機
(15)の出力で駆動させて、二輪車輌(6)を動力推
進で前方に進めるように構成している。
【0025】本実施例のスクーターは上記のように構成
するもので、リコイルスターター(24)で原動機(1
5)を始動させて、その出力軸(16)を時計方向に回
転駆動させた後、操向ハンドル(3)を両手で握った状
態で、ステップ(4)に片足を乗せ、他の足で地面をけ
って、乗手推進で二輪車輌(6)を前方に進めながら、
サドル(14)に乗手が座ることにより、サドルフレー
ム(13)がリターンバネ(26)に抗して、ストッパ
ー(28)で設定した下方への最大揺動位置に押下げら
れて、原動機(15)の出力軸(16)の六角軸(16
a)部外周面が、反時計方向に回転している後輪(2)
の上部外周面に押当てられ、以後、後輪(2)が出力軸
(16)との接触回転で駆動され、二輪車輌(6)を動
力推進で前方に進めるものである。尚、原動機(15)
の始動は、サドル(14)に腰を掛け、原動機(15)
の出力軸(16)を後輪(2)に押当てた状態で、片足
又は両足で地面をけって、乗手推進で二輪車輌(6)を
前方に進めること、いわゆる「押し掛け」でも行うこと
ができる。
【0026】また、動力推進で走行中に、ステップ
(4)の上に乗手が立ち上がりることにより、サドルフ
レーム(13)がストッパー(27)に当たるまでリタ
ーンバネ(26)により押上げられ、原動機(15)の
出力軸(16)の六角軸(16a)部外周面が、後輪
(2)の上部外周面から離反保持され、動力推進を中断
させる。そして、この状態でブレーキをかけることによ
り、原動機(15)を停止させずに二輪車輌(6)を停
車させることができるものである。
【0027】本実施例のスクーターは、後輪(2)に原
動機(15)の出力軸(16)を直接押当てることによ
り、該後輪(2)を駆動するので、従来の動力推進の原
動機付自転車におけるクラッチ,変速機,伝動チェン等
で構成する伝動構造(原動機による後輪駆動方法)を用
いることなく、該原動機(15)の出力で後輪(2)を
駆動でき、乗手推進のスクーターや自転車と、動力推進
の原動機付自転車の長所を同時に得ることができる。
【0028】また、乗手の体重で、後輪(2)に原動機
(15)の出力軸(16)を直接押当てるので、乗手操
作による適正、且つ、安全な乗手推進から動力推進への
切換を行うことができる。
【0029】また、前輪(1)及び後輪(2)と、前輪
(1)の向きを変更する操向ハンドル(3)と、前輪
(1)と後輪(2)との間に配置するステップ(4)
と、これらを組付ける車体フレーム(5)とで、操向ハ
ンドル(3)を両手で握った状態で、ステップ(4)に
片足を乗せ、他の足で地面をけって前方に進む乗手推進
のスクーター形二輪車輌(6)を構成し、該二輪車輌
(6)の車体フレーム(5)から後輪(2)の近傍に、
上下方向に揺動自在にサドルフレーム(13)を延出し
て設け、該サドルフレーム(13)にサドル(14)と
共に原動機(15)を取付け、該原動機(15)を後輪
(2)の近傍に配置すると共に、該原動機(15)の出
力軸(16)を後輪(2)の外周で、車軸(10)と平
行に突出して設け、サドル(14)に乗手が座ることに
より、原動機(15)の出力軸(16)を上方から後輪
(2)に直接押当て、二輪車輌(6)を動力推進で前方
に進めるように構成するので、既存のスクーター形二輪
車輌の構造をそのまま有効利用して、乗手推進のスクー
ターや自転車と、動力推進の原動機付自転車の長所を同
時に得ることができ、且つ、乗手操作による適正、且
つ、安全な乗手推進から動力推進への切換を行うことが
できると共に、サドル(14)に乗手が座るという乗手
操作により乗手推進から動力推進への切換を行うので、
その切換と切換後の動力推進が安定した姿勢で安全に行
うことができる。
【0030】また、原動機(15)の出力軸(16)が
後輪(2)から離反する揺動位置に、サドルフレーム
(13)を弾圧付勢するリターンバネ(26)とストッ
パー(27)を設けるので、乗手操作により二輪車輌
(6)を動力推進させるとき以外は原動機(15)の出
力軸(16)を後輪(2)から離反保持でき、二輪車輌
(6)を乗手推進させるとき不要な原動機(15)の出
力軸(16)と後輪(2)との接触による、これら出力
軸(16)と後輪(2)の摩耗による耐久性の低下,乗
手推進労力の増大,原動機(15)の始動負荷の増大等
を防止することができると共に、乗手操作による二輪車
輌(6)の動力推進の中止を即座に的確に行うことがで
き、安全な走行を行うことができ、またバネ力が異なる
リターンバネ(26)を適宜選択的に用いたり、リター
ンバネ(26)力を調節できるようにすることにより、
例えば体重が軽い小学生以下の乗手では動力推進ができ
ず乗手推進しかできないようにすること等、乗手に対応
して使用形態を制限することもできる。
【0031】また、原動機(15)の出力軸(16)が
後車軸(10)を中心とする一つの円周上で後輪(2)
に押当たるように、サドルフレーム(13)の下方への
揺動量を規制するストッパー(28)を設けるので、原
動機(15)の出力軸(16)の過剰な後輪(2)への
押当てによる出力軸(16)の曲がり及び後輪(2)の
損傷を防止できると共に、乗手(動力推進を行わせるこ
とができる乗手)の体重に左右されることなく、原動機
(15)の出力軸(16)を一定状態で後輪(2)に押
当てることができ、出力軸(16)から後輪(2)への
伝動を適正に行うことができ、効率のよい動力推進を行
うことができる。
【0032】また、前輪(1)と後輪(2)がゴムタイ
ヤであるので、原動機(15)の金属製の出力軸(1
6)との間で適当な摩擦力を得ることができ、後輪
(2)に原動機(2)の出力軸(16)を直接押当てる
ことにより、該後輪(2)を駆動するのに好適である。
【0033】また、原動機(15)の出力軸(16)の
後輪(2)に押当てる部分を六角軸(16a)に形成す
るので、原動機(15)の出力軸(16)の後輪(2)
に押当てる部分が、断面円形や断面八角形以上の多角形
では、摩擦力不足による出力軸(16)の空回りが発生
し、後輪(2)を適正に駆動できず、断面四角形以下の
多角形では、角部の角度(直角)が鋭角で、後輪(2)
がゴムタイヤの場合に該タイヤの表面が削られ、短期間
で滑止溝を消滅させてしまい、タイヤを短期間で新しい
ものに交換する必要がある等の不都合が発生するのを防
止でき、原動機(15)の出力軸(16)を後輪(2)
に直接押当てることによる後輪(2)駆動を適正に行う
ことができる。
【0034】また、原動機(15)の出力軸(16)が
静止状態の後輪(2)に直接押当てられることにより、
該原動機(15)が停止する低出力の原動機(15)を
用い、二輪車輌(6)を乗手推進で前方に進めた状態
で、原動機(15)の出力軸(16)を回転している後
輪(2)に直接押当てたときにのみ、後輪(2)が原動
機(15)の出力で駆動されて、二輪車輌(6)が動力
推進で前方に進むようにするので、使用する原動機(1
5)が、静止状態から動力推進できる従来の原動機付自
転車に比べて、低出力で小型で、安価なもので充分足り
るようになり、乗手推進のスクーターや自転車の長所を
得る上で有効であり、また静止状態から車体を動力推進
で急発進させたり、停止時に動力推進力が働いて制動距
離が予想以上に長くなるのを確実に防止でき、乗手推進
のスクーターや自転車と同様の安全性を確保しながら、
動力推進の原動機付自転車の長所を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】上記から明らかなように本発明の請求項
1に記載のスクーターは、車輪(2)に原動機(15)
の出力軸(16)を直接押当てることにより、該車輪
(2)を駆動するので、従来の動力推進の原動機付自転
車におけるクラッチ,変速機,伝動チェン等で構成する
伝動構造(原動機による後輪駆動方法)を用いることな
く、該原動機(15)の出力で車輪(2)を駆動でき、
乗手推進のスクーターや自転車と、動力推進の原動機付
自転車の長所を同時に得ることができる。
【0036】また請求項2に記載のスクーターは、請求
項1に記載のスクーターにおいて、乗手の体重で、車輪
(2)に原動機(15)の出力軸(16)を直接押当て
るので、乗手操作による適正、且つ、安全な乗手推進か
ら動力推進への切換を行うことができる。
【0037】また請求項3に記載のスクーターは、請求
項2に記載のスクーターにおいて、前輪(1)及び後輪
(2)と、前輪(1)の向きを変更する操向ハンドル
(3)と、前輪(1)と後輪(2)との間に配置するス
テップ(4)と、これらを組付ける車体フレーム(5)
とで、操向ハンドル(3)を両手で握った状態で、ステ
ップ(4)に片足を乗せ、他の足で地面をけって前方に
進む乗手推進のスクーター形二輪車輌(6)を構成し、
該二輪車輌(6)の車体フレーム(5)から後輪(2)
の近傍に、上下方向に揺動自在にサドルフレーム(1
3)を延出して設け、該サドルフレーム(13)にサド
ル(14)と共に原動機(15)を取付け、該原動機
(15)を後輪(2)の近傍に配置すると共に、該原動
機(15)の出力軸(16)を後輪(2)の外周で、車
軸(10)と平行に突出して設け、サドル(14)に乗
手が座ることにより、原動機(15)の出力軸(16)
を上方から後輪(2)に直接押当て、二輪車輌(6)を
動力推進で前方に進めるように構成するので、既存のス
クーター形二輪車輌の構造をそのまま有効利用して請求
項1及び2に記載のスクーターの作用効果を得ることが
できると共に、サドル(14)に乗手が座るという乗手
操作により乗手推進から動力推進への切換を行うので、
その切換と切換後の動力推進が安定した姿勢で安全に行
うことができる。
【0038】請求項4に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、原動機(15)の出力軸
(16)が後輪(2)から離反する揺動位置に、サドル
フレーム(13)を弾圧付勢するリターンバネ(26)
とストッパー(27)を設けるので、乗手操作により二
輪車輌(6)を動力推進させるとき以外は原動機(1
5)の出力軸(16)を後輪(2)から離反保持でき、
二輪車輌(6)を乗手推進させるとき不要な原動機(1
5)の出力軸(16)と後輪(2)との接触による、こ
れら出力軸(16)と後輪(2)の摩耗による耐久性の
低下,乗手推進労力の増大,原動機(15)の始動負荷
の増大等を防止することができると共に、乗手操作によ
る二輪車輌(6)の動力推進の中止を即座に的確に行う
ことができ、安全な走行を行うことができ、またバネ力
が異なるリターンバネ(26)を適宜選択的に用いた
り、リターンバネ(26)力を調節できるようにするこ
とにより、例えば体重が軽い小学生以下の乗手では動力
推進ができず乗手推進しかできないようにすること等、
乗手に対応して使用形態を制限することもできる。
【0039】請求項5に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、原動機(15)の出力軸
(16)が後車軸(10)を中心とする一つの円周上で
後輪(2)に押当たるように、サドルフレーム(13)
の下方への揺動量を規制するストッパー(28)を設け
るので、原動機(15)の出力軸(16)の過剰な後輪
(2)への押当てによる出力軸(16)の曲がり及び後
輪(2)の損傷を防止できると共に、乗手(動力推進を
行わせることができる乗手)の体重に左右されることな
く、原動機(15)の出力軸(16)を一定状態で後輪
(2)に押当てることができ、出力軸(16)から後輪
(2)への伝動を適正に行うことができ、効率のよい動
力推進を行うことができる。
【0040】請求項6に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、前輪(1)と後輪(2)
がゴムタイヤであるので、原動機(15)の金属製の出
力軸(16)との間で適当な摩擦力を得ることができ、
後輪(2)に原動機(15)の出力軸(16)を直接押
当てることにより、該後輪(2)を駆動するのに好適で
ある。
【0041】請求項7に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、原動機(15)の出力軸
(16)の後輪(2)に押当てる部分を断面多角形に形
成するので、原動機(15)の出力軸(16)を後輪
(2)に直接押当てることによる後輪(2)駆動を適正
に行うことができる。また原動機(15)の出力軸(1
6)の後輪(2)に押当てる部分を六角軸(16a)に
形成することにより、原動機(15)の出力軸(16)
の後輪(2)に押当てる部分が、断面円形や断面八角形
以上の多角形では、摩擦力不足による出力軸の空回りが
発生し、後輪(2)を適正に駆動できず、断面四角形以
下の多角形では、角部の角度(直角)が鋭角で、後輪
(2)がゴムタイヤの場合に該タイヤの表面が削られ、
短期間で滑止溝を消滅させてしまい、タイヤを短期間で
新しいものに交換する必要がある等の不都合が発生する
のを防止できる。
【0042】請求項8に記載のスクーターは、請求項3
に記載のスクーターにおいて、原動機(15)の出力軸
(16)が静止状態の後輪(2)に直接押当てられるこ
とにより、該原動機(15)が停止する低出力の原動機
(15)を用い、二輪車輌(6)を乗手推進で前方に進
めた状態で、原動機(15)の出力軸(16)を回転し
ている後輪(2)に直接押当てたときにのみ、後輪
(2)が原動機(15)の出力で駆動されて、二輪車輌
(6)が動力推進で前方に進むようにするので、使用す
る原動機(15)が、静止状態から動力推進できる従来
の原動機付自転車に比べて、低出力で小型で、安価なも
ので充分足りるようになり、乗手推進のスクーターや自
転車の長所を得る上で有効であり、また静止状態から車
体を動力推進で急発進させたり、停止時に動力推進力が
働いて制動距離が予想以上に長くなるのを確実に防止で
き、乗手推進のスクーターや自転車と同様の安全性を確
保しながら、動力推進の原動機付自転車の長所を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スクーターの全体側面図
【図2】 原動機部の拡大側面図
【図3】 原動機部の拡大平面図
【図4】 動力推進状態の原動機部の拡大側面図
【符号の説明】
(1) 前輪 (2) 後輪 (3) 操向ハンドル (4) ステップ (5) 車体フレーム (6) 二輪車輌 (9) 前車軸 (10) 後車軸 (13) サドルフレーム (14) サドル (15) 原動機 (16) 出力軸 (16a)六角軸 (26) リターンバネ (27) ストッパー (28) ストッパー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪に原動機の出力軸を直接押当てるこ
    とにより、該車輪を駆動することを特徴とするスクータ
    ー。
  2. 【請求項2】 乗手の体重で、車輪に原動機の出力軸を
    直接押当てる請求項1記載のスクーター。
  3. 【請求項3】 前輪及び後輪と、前輪の向きを変更する
    操向ハンドルと、前輪と後輪との間に配置するステップ
    と、これらを組付ける車体フレームとで、操向ハンドル
    を両手で握った状態で、ステップに片足を乗せ、他の足
    で地面をけって前方に進む乗手推進のスクーター形二輪
    車輌を構成し、該二輪車輌の車体フレームから後輪の近
    傍に、上下方向に揺動自在にサドルフレームを延出して
    設け、該サドルフレームにサドルと共に原動機を取付
    け、該原動機を後輪の近傍に配置すると共に、該原動機
    の出力軸を後輪の外周で、車軸と平行に突出して設け、
    サドルに乗手が座ることにより、原動機の出力軸を上方
    から後輪に直接押当て、二輪車輌を動力推進で前方に進
    めるように構成したことを特徴とする請求項2記載のス
    クーター。
  4. 【請求項4】 原動機の出力軸が後輪から離反する揺動
    位置に、サドルフレームを弾圧付勢するリターンバネと
    ストッパーを設ける請求項3記載のスクーター。
  5. 【請求項5】 原動機の出力軸が後車軸を中心とする一
    つの円周上で後輪に押当たるように、サドルフレームの
    下方への揺動量を規制するストッパーを設ける請求項3
    記載のスクーター。
  6. 【請求項6】 前輪と後輪がゴムタイヤである請求項3
    記載のスクーター。
  7. 【請求項7】 原動機の出力軸の後輪に押当てる部分を
    断面多角形に形成する請求項3記載のスクーター。
  8. 【請求項8】 原動機の出力軸が静止状態の後輪に直接
    押当てられることにより、該原動機が停止する低出力の
    原動機を用い、二輪車輌を乗手推進で前方に進めた状態
    で、原動機の出力軸を回転している後輪に直接押当てた
    ときにのみ、後輪が原動機の出力で駆動されて、二輪車
    輌が動力推進で前方に進む請求項3記載のスクーター。
JP2000072055A 2000-03-15 2000-03-15 スクーター Pending JP2001260978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000072055A JP2001260978A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 スクーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000072055A JP2001260978A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 スクーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001260978A true JP2001260978A (ja) 2001-09-26

Family

ID=18590528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000072055A Pending JP2001260978A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 スクーター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001260978A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204213A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Yoshitoku Noki Kk 農業用作業車
USD999113S1 (en) * 2021-11-03 2023-09-19 Vmoto Europe B.V. Motorcycle
USD1013581S1 (en) * 2021-03-18 2024-02-06 Cake 0 emission AB Electric motorcycle
USD1025839S1 (en) * 2022-11-08 2024-05-07 Piaggio & C. S.P.A. Motor scooter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204213A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Yoshitoku Noki Kk 農業用作業車
USD1013581S1 (en) * 2021-03-18 2024-02-06 Cake 0 emission AB Electric motorcycle
USD999113S1 (en) * 2021-11-03 2023-09-19 Vmoto Europe B.V. Motorcycle
USD1025839S1 (en) * 2022-11-08 2024-05-07 Piaggio & C. S.P.A. Motor scooter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050029031A1 (en) Vehicle
US5423393A (en) Auxiliary engine assembly for a bicycle
US20030221888A1 (en) Motor retrofit for scooter
JP2019084895A (ja) ブレーキ制御装置およびブレーキシステム
JP2007210608A (ja) 一体形車輪駆動装置付き二輪車
JP2003127960A (ja) 鞍乗型車両におけるフロントフォーク構造
US4529055A (en) Motor vehicles
EP1042159A1 (en) Two or three-wheeled vehicle
JP2001260978A (ja) スクーター
JP2008054856A (ja) 自転車シミュレータ
JP2005239032A (ja) 折りたたみ式電動二輪車
JPH0542893A (ja) 体重で走る自転車
KR200339371Y1 (ko) 좌판이 절첩가능한 충전식 스쿠터
JPH05105146A (ja) 電動機付き二輪車
JPH0233541B2 (ja)
EP0025960A2 (de) Motorroller
KR20060087311A (ko) 하이브리드 스쿠터
JPH0648365A (ja) 電動補助自転車
US20220289330A1 (en) Hands free bicycle
KR20160128985A (ko) 앞바퀴 굴림 안전 자전거
KR20110100063A (ko) 전동삼륜차
JPH0741505Y2 (ja) スケートボードに似た自動遊戯具
JP2023074446A (ja) 車両
JPH06156352A (ja) 動力付き一輪車
JPS6260315B2 (ja)