JP2001260862A - 車両の液圧ブレーキ装置 - Google Patents

車両の液圧ブレーキ装置

Info

Publication number
JP2001260862A
JP2001260862A JP2000070698A JP2000070698A JP2001260862A JP 2001260862 A JP2001260862 A JP 2001260862A JP 2000070698 A JP2000070698 A JP 2000070698A JP 2000070698 A JP2000070698 A JP 2000070698A JP 2001260862 A JP2001260862 A JP 2001260862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
master cylinder
hydraulic
piston
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000070698A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Oishi
昌樹 大石
Hideki Yamamoto
英幾 山本
Taku Kurokawa
卓 黒川
Michiji Nishii
理治 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2000070698A priority Critical patent/JP2001260862A/ja
Priority to US09/801,775 priority patent/US6389812B2/en
Priority to DE10112284A priority patent/DE10112284B4/de
Publication of JP2001260862A publication Critical patent/JP2001260862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/66Electrical control in fluid-pressure brake systems
    • B60T13/68Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves
    • B60T13/686Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves in hydraulic systems or parts thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • B60T13/565Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by being associated with master cylinders, e.g. integrally formed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/58Combined or convertible systems
    • B60T13/581Combined or convertible systems both hydraulic and pneumatic

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタシリンダピストンに対する負圧助勢手
段による助勢の助勢限界後の、液圧助勢手段による助勢
の付加を円滑に行なう。 【解決手段】 マスタシリンダピストン11,12を助
勢する負圧ブースタ40、この助勢限界後に液圧ポンプ
HPの出力液圧によりマスタシリンダピストンを助勢す
る液圧ブースタ20、及び液圧ブースタ20による助勢
を制御する弁手段を備える。マスタシリンダピストン1
2と液圧ブースタ20との間に反力ゴムディスク26を
介装して反力機構を構成し、この単一の反力機構を介し
てブレーキペダル2に反力を伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の液圧ブレーキ
装置に関し、ブレーキペダル操作に応じてマスタシリン
ダを駆動する際の助勢手段として負圧助勢手段と液圧助
勢手段を備えると共に、液圧助勢手段によるマスタシリ
ンダピストンの助勢を制御する弁手段を備え、負圧助勢
手段による助勢の助勢限界後に液圧助勢手段による助勢
を付加するうに構成した液圧ブレーキ装置に係る。
【0002】
【従来の技術】負圧助勢手段と液圧助勢手段を備えた液
圧ブレーキ装置に関しては、例えば米国特許第3967
536号(特開昭51−144878号に対応)の明細
書に開示されており、ニューマチックパワーブレーキ装
置(負圧助勢手段)と、パワーステアリング用のポンプ
の吐出ブレーキ液圧を利用したハイドロリックパワーブ
レーキ装置(液圧助勢手段)と、ポペット弁(130)
を有する弁手段(112)を備えたブレーキ装置が開示
されている。更に、エンジン停止時のような場合に対処
するため補助液圧源を利用することも開示されており、
補助液圧源として電動ポンプが設けられ、ポンプとパワ
ーステアリングギヤとの間に圧力応動スイッチが配置さ
れ、この圧力応動スイッチによって電動ポンプが駆動さ
れるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の米国特許第39
67536号明細書に記載の装置においては、パワース
テアリング用のポンプあるいは電動ポンプの吐出ブレー
キ液圧が液圧助勢に供されており、負圧助勢手段による
助勢から、更に液圧助勢手段による助勢を付加するよう
に切換えることが可能であるが、反力機構は、負圧助勢
時の反力ディスク(82)部分と、負圧助勢のみからこ
れに液圧助勢を付加する時のポペット弁(130)部分
の2箇所に存在することになる。
【0004】このように反力機構が複数となると円滑な
制動特性を確保することが困難となり、特に、負圧助勢
手段による助勢の助勢限界後の、液圧助勢手段による助
勢を付加する際の制動力制御を円滑に行なうことが至難
となる。また、同一車種においても異なる仕様を設定す
る場合があるが、夫々、複数の反力機構の適合性を考慮
しなければならず極めて煩雑となる。
【0005】そこで、本発明は、ブレーキペダル操作に
応じてマスタシリンダを駆動する際の助勢手段として負
圧助勢手段と液圧助勢手段を備えた車両の液圧ブレーキ
装置において、負圧助勢手段による助勢の助勢限界後
の、液圧助勢手段による助勢の付加を円滑に行ない得る
液圧ブレーキ装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は請求項1に記載のように、ブレーキペダル
の操作に応じてマスタシリンダピストンを前進駆動し、
リザーバのブレーキ液を昇圧してブレーキ液圧を出力す
るマスタシリンダと、前記ブレーキペダルの操作に応じ
て負圧により前記マスタシリンダピストンを助勢する負
圧助勢手段と、前記マスタシリンダとは独立して前記リ
ザーバのブレーキ液を昇圧してブレーキ液圧を出力する
ポンプ手段と、前記マスタシリンダピストンの後方にパ
ワー室を形成し、前記ブレーキペダルの操作に応じて前
記ポンプ手段の出力液圧を前記パワー室に供給して前記
マスタシリンダピストンを助勢する液圧助勢手段と、該
液圧助勢手段による前記マスタシリンダピストンの助勢
を制御する弁手段を備えた車両の液圧ブレーキ装置にお
いて、前記マスタシリンダピストンと前記液圧助勢手段
との間に単一の反力機構を介装し、該反力機構を介して
前記ブレーキペダルに反力を伝達するように構成するこ
ととしたものである。
【0007】前記液圧助勢手段は、請求項2に記載のよ
うに、前記マスタシリンダピストンを押圧可能に配置す
ると共に後方に前記パワー室を形成するように配置した
パワーピストンを備え、該パワーピストンを前記負圧助
勢手段に連結するように構成することができる。
【0008】また、前記弁手段は、前記負圧助勢手段に
よる前記マスタシリンダピストンの助勢の助勢限界に達
するまで前記液圧助勢手段による助勢の付加を禁止し、
前記負圧助勢手段による助勢の助勢限界を越えたときに
前記液圧助勢手段による前記マスタシリンダピストンの
助勢の付加を許容するように構成するとよい。例えば、
請求項3に記載のように、前記弁手段を、前記ブレーキ
ペダルの操作に応じて前記パワーピストンに対して相対
的に移動するスプールを備えたスプール弁機構で構成す
れば、前記スプールと前記マスタシリンダピストンとの
間に反力ゴムディスクを配置して前記反力機構を構成す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1に示すように、車両前
方側(図1の左側)に配置されるマスタシリンダ10
と、車両後方側(図1の右側)に配置される負圧ブース
タ40との間に、液圧ブースタ20が介装されており、
更に負圧ブースタ40の後方にブレーキペダル2が連結
されている。このブレーキペダル2に加えられた踏力が
入力ロッド3を介してブレーキ作動力として伝えられ、
これに応じて負圧ブースタ40によって助勢され、負圧
ブースタ40が助勢限界となったときには、更に液圧ブ
ースタ20によって助勢され、マスタシリンダ10から
ブレーキ液圧が出力されるように構成されている。尚、
マスタシリンダ10の出力ブレーキ液圧は車両の各車輪
に装着されたホイールシリンダ(図示せず)に供給され
る。負圧ブースタ40及び液圧ブースタ20は、ブレー
キペダル2の操作に応じてマスタシリンダ10の作動を
助勢するもので、夫々本発明の負圧助勢手段及び液圧助
勢手段を構成する。
【0010】先ず、マスタシリンダ10は、図2に拡大
して示すように構成されており、第1のシリンダ1aに
第2のシリンダ1b及び第3のシリンダ1cが収容さ
れ、これらのシリンダ内に、第1のピストン11及び第
2のピストン12が収容されている。第1のシリンダ1
aは有底筒体で、開口部に向かって順次内径が増加する
ように段付孔が形成されている。第2のシリンダ1bは
略円筒体でシリンダボア1dが形成されており、第3の
シリンダ1cは段付の内孔を有する略円筒体で、シリン
ダボア1dの内径より大の内径とシリンダボア1dの内
径より小の内径を有する段付孔のシリンダボア1eが形
成されている。また、第1のシリンダ1aには給液ポー
ト1g,1h及び出力ポート1j,1kが形成されてお
り、第2のシリンダ1bには出力ポート1kに連通する
連通孔1mが形成されており、第3のシリンダ1cには
給液ポート1hに連通する連通孔1fが形成されてい
る。
【0011】第2のシリンダ1bは、径方向に連通孔1
7aが形成された環状部材17と、この両側に配設する
カップ状のシール部材(代表してS1で表す)を介し
て、第1のシリンダ1a内に収容されている。また、第
3のシリンダ1c内には、径方向に連通孔18aが形成
された環状部材18が配置されている。
【0012】環状部材17内には有底筒体の第1のピス
トン11が液密的摺動自在に収容され、第1のシリンダ
1aと第1のピストン11との間に圧力室R1が郭成さ
れている。第1のピストン11は、非作動時に、そのス
カート部に形成された連通孔11aが環状部材17の連
通孔17aと対向し、給液ポート1gを介して圧力室R
1がリザーバ4に連通するように構成されている。
【0013】第2のピストン12は、その両端部に凹部
12b,12cが形成されている。第2のピストン12
の前端部は、環状部材18内に液密的摺動自在に収容さ
れ、シリンダボア1d内の第1のピストン11と第2の
ピストン12との間に圧力室R2が郭成されている。第
2のピストン12は、非作動時に、そのスカート部に形
成された連通孔12aが環状部材18の連通孔18aと
対向し、第3のシリンダ1cの連通孔1f及び給液ポー
ト1hを介して圧力室R2がリザーバ4に連通するよう
に構成されている。
【0014】一方、第2のピストン12の後方の凹部1
2cには後述する出力ロッド27の先端が当接するよう
に配置されている。そして、第2のピストン12の外周
面と後述する第4のシリンダ21のシリンダボア21a
の内周面との間には液室R3が郭成されており、この液
室R3は常時排出ポート1rに連通するように構成され
ている。
【0015】尚、第1のシリンダ1a内の凹部底面と第
1のピストン11の凹部底面との間にはスプリング13
が張架され、第1のピストン11が第2のピストン12
方向に付勢されている。更に、第2のピストン12の前
方の凹部12b底面にはロッド14の一端が固着され、
その他端側の頭部にリテーナ16の先端部が係止し得る
ように配設されている。リテーナ16は、その底部が第
1のピストン11の後端面に当接するように配設され、
このリテーナ16の底部と第2のピストン12の前方の
凹部12b底面との間にスプリング15が張架され、第
1のピストン11と第2のピストン12との間が拡開す
る方向に付勢されている。
【0016】上記マスタシリンダ10を構成する第1の
シリンダ1aと、負圧ブースタ40との間には、液圧ブ
ースタ20が介装され、そのハウジングたる第4のシリ
ンダ21が図1に示すようにボルトBLによって両者間
に結合されている。
【0017】液圧ブースタ20は、図3に拡大して示す
ように構成されており、第4のシリンダ21には段付の
シリンダボア21a,21bが形成されており、大径の
シリンダボア21a内にパワーピストン22の大径部2
2aが摺動自在に支持されている。また、小径のシリン
ダボア21bには、パワーピストン22の小径部22b
が摺動自在に支持されている。而して、第4のシリンダ
21のシリンダボア21a内の、パワーピストン22の
大径部22aの後方にパワー室RPが形成され、このパ
ワー室RPに入力ポート1pが連通するように構成され
ている。
【0018】パワーピストン22の小径部22b内に
は、軸方向に小径孔22cが形成されており、これと大
径部22aとの間に径方向の連通孔22dが形成されて
いる。パワーピストン22の大径部22aの後端にはカ
ップ状のシール部材S2が配設されており、パワー室R
Pに対するシール性が確保されている。また、第4のシ
リンダ21のシリンダボア21bの内面には環状の溝が
形成されると共に、これから軸方向に一定距離隔てた内
面にも環状の溝が形成されており、これらの溝には、一
対のカップ状のシール部材(代表してS3で表す)が収
容されており、パワー室RPに対するシール性が確保さ
れている。
【0019】更に、パワーピストン22には、小径孔2
2cの前後に凹部が形成されており、前方に形成された
段付凹部22eには、カップ状のシール部材S4を介し
てスリーブ23が嵌着されている。スリーブ23は、軸
方向に段付孔23aが形成されると共に、その大径側に
連通する連通孔23b及び小径側に連通する連通孔23
cが夫々径方向に形成されている。そして、スリーブ2
3の段付孔23a内にはスプール24が収容され、段付
孔23aの小径側に摺動自在に支持されると共に、パワ
ーピストン22の小径孔22cに摺動自在に支持されて
いる。
【0020】スプール24は略円柱体であるが、前端に
テーパ面24aが形成されており、本体部との間に段部
24bが形成されている。また、スプール24の本体部
外周には複数の環状の溝(代表して24cで表す)が形
成されており、ラビンリンス構造となっている。このス
プール24はスリーブ23の段付孔23a内に収容され
ると、その初期位置で段部24bが連通孔23cに対向
するように配置されている。そして、スリーブ23の段
付孔23a内のスプール24の前方に、伝達部材25が
収容され、更にスリーブ23の前端部が反力ゴムディス
ク26を介して、出力ロッド27の後方に形成された凹
部27bに収容されている。
【0021】而して、本発明の弁手段としてスプール弁
機構が構成され、図1及び図3に示す状態ではパワー室
RPがパワーピストン22の連通孔22d及びスリーブ
23の連通孔23c、この連通孔23cとスプール24
のテーパ面24aとの間隙、段付孔23a並びにスリー
ブ23の連通孔23bを介して液室R3、ひいてはリザ
ーバ4に連通している。従って、図1及び図3に示す状
態ではパワー室RPは大気圧となっている。スプール2
4がパワーピストン22に対して相対的に前進移動する
と、スプール24の先端が伝達部材25に当接し、更に
前進移動すれば反力ゴムディスク26を圧縮する。これ
により、スリーブ23の連通孔23cはスプール24の
段部24bによって閉塞され、パワー室RPと液室R3
との連通が遮断される。従って、後述するようにパワー
室RPに液圧ポンプHPの出力液圧が供給されると増圧
する。これに対し、スプール24がパワーピストン22
に対して相対的に後退移動するとスリーブ23の連通孔
23cが開口し、パワー室RPは液室R3に連通して大
気圧となる。
【0022】次に、負圧ブースタ40は、図1及び図4
に示すように、シェルと呼ばれる容器状のハウジング4
1a,41bが可動壁42を介して重合され、前方に定
圧室(負圧室)CPが郭成され、後方に変圧室VPが郭
成されている。定圧室CPはインレットINを介して吸
気マニホールド(図示せず)等の負圧源に連通接続され
ており、負圧が維持されている。本実施形態の負圧ブー
スタ40はタンデム型で、可動壁42は所定距離隔てて
並設され、夫々受圧板42a及びダイヤフラム42bか
ら成り、後方側の中央部に円筒状の駆動部材43の一方
の開口端部が気密的に固着され、駆動部材43の他方の
開口端部はハウジング41bを貫通して後方に延出して
いる。駆動部材43はシール部材S5を介してハウジン
グ41bの開口部に対し摺動自在に支持されており、更
にブーツBTによって囲繞されている。尚、ブーツBT
は入力ロッド3に固定されているが、駆動部材43の開
口端部に連通孔BTaが形成されている。そして、可動
壁42と前方のハウジング41aの内面との間にはスプ
リング44が配設され、可動壁42及び駆動部材43が
後方に付勢されている。
【0023】入力ロッド3は駆動部材43内の中心軸上
に位置するように配置され、その先端に球継手を介して
プランジャ45が接続されている。このプランジャ45
は、駆動部材43内に形成された軸方向の連通孔43a
に摺動自在に支持され、反力ロッド30の後端に当接す
るように配置されている。尚、反力ロッド30の前端は
スプール24に当接するように配置されている。連通孔
43aの周囲には弁座43bが形成されており、この弁
座43bの開口端面に当接するように環状の弁体46a
を付勢する第1の制御弁機構46が駆動部材43内に構
成されている。この第1の制御弁機構46はコントロー
ルバルブと呼ばれるもので、更に、プランジャ45の後
方端部に弁座45bを形成し、この弁座45bに当接す
るように環状の弁体47aを付勢する第2の制御弁機構
47が連結されている。
【0024】この第2の制御弁機構47はエアバルブと
呼ばれるもので、円筒状の弾性部材の前端に弁体47a
が形成され、後端に支持したスプリング48aによって
弁座43b方向に付勢するように配置されている。第2
の制御弁機構47を構成する弾性部材の後端もスプリン
グ48bによって弁座43b方向に付勢するように配置
されており、この付勢力によって、駆動部材43の内側
に形成された段差43cに係止されている。
【0025】プランジャ45の先端に形成された摺動部
の後方には、環状の縮径部45aが形成されており、こ
の縮径部45aに対し軸方向に所定距離移動し得るよう
にキー部材49が嵌合されている。キー部材49は駆動
部材43の外周から突出し、ハウジング41bに係合し
てプランジャ45の後方への軸方向移動を規制するよう
に配置されており、これにより可動壁42の復帰位置が
規定される。
【0026】更に、図1に示すように、本発明のポンプ
手段として、電動モータMによって駆動される液圧ポン
プHPが設けられており、マスタシリンダ10とは独立
してブレーキ液圧が出力される。液圧ポンプHPは、入
力側がリザーバ4に接続され、出力側がパワー室RPに
接続されており、このパワー室RPに液圧ポンプHPの
出力液圧(パワー液圧)が供給され、且つスプール24
の前進によりパワー室RP及びリザーバ4間の連通が遮
断されるとパワーピストン22が前進駆動され、マスタ
シリンダ10の第1及び第2のピストン11,12が助
勢されるように構成されている。尚、リザーバ4と一体
又は別体に、液圧ポンプHP専用のリザーバを設けるこ
ととしてもよい。
【0027】また、負圧ブースタ40の作動状態を検出
する検出手段として、変圧室VP内の圧力を検出する圧
力センサDTが設けられており、その出力信号が電子制
御装置ECUに供給されるように構成されている。電子
制御装置ECUは、バスを介して相互に接続されたCP
U(図示せず)、ROM,RAM(図示せず)、入力ポ
ート及び出力ポート(図示せず)等から成るマイクロコ
ンピュータを備えており、圧力センサDT等の各センサ
(図示せず)の出力信号は増幅回路(図示せず)を介し
て夫々入力ポートからCPUに入力されるように構成さ
れている。
【0028】ここで、液圧ポンプHPの駆動開始判定に
ついて説明すると、先ず圧力センサDTによって検出さ
れる変圧室VP内の圧力(Pvとする)が所定圧力Kp
と比較され、これより大となると電動モータMが起動さ
れ、液圧ポンプHPからブレーキ液圧が出力される。換
言すれば、変圧室VP内の圧力Pv(負圧)が所定圧力
Kpに達するまでは、電動モータMには給電されず、従
って液圧ポンプHPは停止状態にある。所定圧力Kp
は、負圧ブースタ40の助勢限界に基づいて設定するも
ので、液圧ポンプHPによる液圧ブースタ20の助勢が
付加される際の円滑な移行を確保するためには、変圧室
VPが大気圧となる直前(即ち、負圧ブースタ40が助
勢限界となる直前)の負圧値に設定することが望まし
い。
【0029】更に、変圧室VP内の圧力Pvを微分し、
圧力Pvの変化量DPvを求め、この変化量DPvを所
定値Kdpと比較することとしてもよく、この場合の所
定値Kdpも負圧ブースタ40が助勢限界となる直前の
圧力変化量に設定することが望ましい。そして、判定条
件として、上記の圧力Pvと所定圧力Kpとの比較結果
を組み合わせ、両方の条件を充足した場合に電動モータ
Mを起動するように構成してもよい。更に、これらの条
件に加え、ブレーキペダル2が操作されたことを検出す
る既存のブレーキスイッチ(図示せず)の出力を付加
し、ブレーキスイッチがオンとなり、且つ上記の圧力P
v及び/又は変化量DPvが所定圧力Kp及び/又は所
定値Kdpを越えた場合に電動モータMを起動するよう
に構成してもよい。
【0030】あるいは、ブレーキペダル2の操作量を検
出する手段として、ストロークセンサ(図示せず)を用
い、その検出出力であるブレーキペダル2のストローク
(Stとする)を所定ストロークKStと比較し、これ
より大となったときに電動モータMを起動するように構
成してもよい。この場合においても、所定ストロークK
Stは、液圧ブースタ20による助勢が付加される際の
円滑な移行を確保するため、負圧ブースタ40が助勢限
界となる直前の値に設定することが望ましい。また、ス
トロークStを微分し、その変化量DStを求め、これ
を所定値Kdsと比較することとしてもよく、この場合
の所定値Kdsも負圧ブースタ40が助勢限界となる直
前のストローク変化量に設定することが望ましい。更に
は、上記のストロークStとその変化量DStの両方の
条件を充足した場合に電動モータMを起動するように構
成してもよい。
【0031】尚、ブレーキペダル2の操作量を検出する
手段としては、ブレーキペダル2に対する踏力を検出す
る踏力センサ(図示せず)、更にはマスタシリンダ10
の出力ブレーキ液圧を検出する圧力センサ(図示せず)
があり、これらの検出結果である踏力もしくはマスタシ
リンダ液圧、及び/又は、これらの微分値を用いて、液
圧ポンプHPの駆動開始判定を行なうこともできる。更
に、車両速度センサ(図示せず)を設け、その出力信号
に応じて電動モータMを駆動制御するように構成し、車
両速度に応じて液圧ポンプHPの作動を制御することと
してもよい。
【0032】而して、負圧ブースタ40が助勢限界とな
ると、第1及び第2のピストン11,12は、更に液圧
ポンプHPの出力液圧によって助勢される(即ち、液圧
助勢が行なわれる)ように構成されている。例えば、電
子制御装置ECUにおいて、圧力センサDTの検出出力
が所定の基準値を越えたと判定されると、電動モータM
が駆動され、液圧ポンプHPの出力液圧がパワー室RP
に供給されて第1及び第2のピストン11,12が助勢
されるように構成されている。
【0033】次に、上記の構成になる液圧ブレーキ装置
の全体作動を説明する。先ず、ブレーキペダル2が非操
作状態にあるときには各構成部品は図1乃至図4に示す
状態にある。従って、負圧ブースタ40は非作動の状態
であり、第2の制御弁機構47は弁座45bに対して弁
体47aが当接して閉弁状態にあり、変圧室VP内への
大気の導入が阻止されている。このとき、第1の制御弁
機構46には定圧室CP内の負圧のみが作用している。
【0034】ブレーキペダル2が操作され入力ロッド3
に操作力が印加されると、負圧ブースタ40の第2の制
御弁機構47の弁体47aが弁座45bから離座し、入
力ロッド3への操作力と、変圧室VP内の圧力と定圧室
CP内の圧力の差圧によって入力ロッド3を前方に付勢
する力との和が、スプリング48bの付勢力を越える
と、入力ロッド3及びプランジャ45が前方へ移動し、
駆動部材43の弁座43bに対し第1の制御弁機構46
の弁体46aが当接して変圧室VPと定圧室CPとの連
通が遮断される。そして、第2の制御弁機構47の弁体
47aが弁座45bから離座し、ブーツBTの連通孔B
Taを介して大気が変圧室VP内に導入され、変圧室V
P内の圧力が上昇する。これにより、可動壁42を前方
に押圧する力が発生し、駆動部材43、パワーピストン
22、スリーブ23、反力ゴムディスク26及び出力ロ
ッド27を介して第2のピストン12が前方に駆動さ
れ、更に第1のピストン11が前方に駆動される。
【0035】この負圧ブースタ40による助勢時には、
圧力室R1,R2内の圧力上昇によりマスタシリンダ液
圧が上昇すると、反力ゴムディスク26の周縁部分が圧
縮されて、その中央部がスリーブ23の中央の段付孔2
3aを介して後方に膨出し、伝達部材25、スプール2
4、反力ロッド30そしてプランジャ45を介し、入力
ロッド3に対してマスタシリンダ10の出力液圧に比例
した後方側への反力が加わり、この反力と入力ロッド3
に加えられるブレーキペダル2の操作力との差に応じて
第1の制御弁機構46及び第2の制御弁機構47が制御
される。
【0036】そして、圧力センサDTの出力信号に基づ
き負圧ブースタ40が助勢限界直前にあると判定される
と、電動モータMが起動され液圧ポンプHPが駆動され
る。具体的には、例えば圧力センサDTが検出した変圧
室VP内の圧力Pvが所定圧力Kpより大となったとき
に電動モータMが起動され、液圧ポンプHPの出力液圧
が入力ポート1pを介してパワー室RPに供給される。
【0037】而して、負圧ブースタ40が助勢限界直前
となると、液圧ポンプHPの出力液圧、即ちパワー液圧
がパワー室RPに供給される。そして、負圧ブースタ4
0が助勢限界となると、ブレーキペダル2の操作に応し
て、スプール24がパワーピストン22に対して相対的
に前進移動し、スリーブ23の連通孔23cはスプール
24の段部24bによって閉塞され、パワー室RPと液
室R3との連通が遮断される。これにより、パワーピス
トン22の大径部22aの後端面にパワー液圧が付与さ
れ、第2のピストン12が前方に押圧され、液圧ブース
タ20による助勢が付加される。このときには、負圧ブ
ースタ40の作動時と同様に、反力ゴムディスク26を
介して反力が入力ロッド3に伝達されるので、反力が連
続して伝達され、液圧助勢が付加されたときに出力特性
が大きく変わることはない。
【0038】上記の構成になる本実施形態の液圧ブレー
キ装置によれば、ブレーキペダル2の操作に応じて図5
に示す入出力特性を得ることができる。図5は、図1の
実施形態における入力(ブレーキペダル2に対する踏
力)と出力(マスタシリンダ10の出力ブレーキ液圧)
との関係を示すもので、2点鎖線(VB)は負圧ブース
タ40が助勢限界となったとき、2点鎖線(VB)に対
して上方の実線部分(HB)は負圧ブースタ40による
助勢に加えて液圧ブースタ20による助勢が付加された
とき、最下部の2点鎖線(VL)は負圧ブースタ40が
失陥したとき、そして、その上方の破線(HL)は負圧
ブースタ40の失陥時に液圧ブースタ20による助勢が
行なわれたときの特性を夫々示す。一方、1点鎖線は従
来装置における液圧ブースタによる助勢が付加されたと
きの入出力特性を示すもので、前述のように従来装置で
は二つの反力機構が存在し、これらの設定及び調整が困
難であるので、液圧助勢付加後の特性が矢印で示した範
囲で変動することとなる。
【0039】以上のように、本実施形態においては、反
力ゴムディスク26のみによって単一の反力機構が構成
されているので、ブレーキペダル2の操作に応じた反力
は一義的に定まり、円滑に、負圧ブースタ40の助勢限
界後に液圧ブースタ20による助勢を付加することがで
きる。また、所望の倍力特性を容易に設定することがで
き、設定自由度が高い。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、請求項1に記載の発明に
おいては、負圧助勢手段、液圧助勢手段、及び液圧助勢
手段による助勢を制御する弁手段を備え、マスタシリン
ダピストンと液圧助勢手段との間に単一の反力機構を介
装し、この反力機構を介してブレーキペダルに反力を伝
達するように構成されているので、ブレーキペダルの操
作に応じた反力は単一の反力機構によって一義的に定ま
り、負圧助勢に対する液圧助勢の付加を円滑に行なうこ
とができる。
【0041】請求項2に記載の液圧ブレーキ装置におい
ては、液圧助勢手段をパワーピストンを備えたものと
し、このパワーピストンを、マスタシリンダピストンを
押圧可能に配置すると共に後方にパワー室を形成するよ
うに配置し、負圧助勢手段に連結することとしているの
で、簡単且つ安価に液圧助勢手段を構成することができ
る。
【0042】請求項3に記載の液圧ブレーキ装置におい
ては、弁手段をスプール弁機構で構成し、スプールとマ
スタシリンダピストンとの間に配置した反力ゴムディス
クによって反力機構を構成することとしているので、簡
単且つ安価な構成で、設定自由度の高い倍力特性を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液圧ブレーキ装置の
断面図である。
【図2】図1の液圧ブレーキ装置のマスタシリンダの拡
大断面図である。
【図3】図1の液圧ブレーキ装置の液圧ブースタの拡大
断面図である。
【図4】図1の液圧ブレーキ装置の負圧ブースタの拡大
断面図である。
【図5】本発明の一実施形態における入出力特性を示す
グラフである。
【符号の説明】
2 ブレーキペダル, 4 リザーバ, 10 マスタ
シリンダ,20 液圧ブースタ, HP 液圧ポンプ,
M 電動モータ,40 負圧ブースタ, CP 定圧
室, VP 変圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒川 卓 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 西井 理治 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 3D048 BB25 CC09 CC26 CC57 GG21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの操作に応じてマスタシ
    リンダピストンを前進駆動し、リザーバのブレーキ液を
    昇圧してブレーキ液圧を出力するマスタシリンダと、前
    記ブレーキペダルの操作に応じて負圧により前記マスタ
    シリンダピストンを助勢する負圧助勢手段と、前記マス
    タシリンダとは独立して前記リザーバのブレーキ液を昇
    圧してブレーキ液圧を出力するポンプ手段と、前記マス
    タシリンダピストンの後方にパワー室を形成し、前記ブ
    レーキペダルの操作に応じて前記ポンプ手段の出力液圧
    を前記パワー室に供給して前記マスタシリンダピストン
    を助勢する液圧助勢手段と、該液圧助勢手段による前記
    マスタシリンダピストンの助勢を制御する弁手段を備え
    た車両の液圧ブレーキ装置において、前記マスタシリン
    ダピストンと前記液圧助勢手段との間に単一の反力機構
    を介装し、該反力機構を介して前記ブレーキペダルに反
    力を伝達するように構成したことを特徴とする車両の液
    圧ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記液圧助勢手段が、前記マスタシリン
    ダピストンを押圧可能に配置すると共に後方に前記パワ
    ー室を形成するように配置したパワーピストンを備え、
    該パワーピストンを前記負圧助勢手段に連結するように
    構成したことを特徴とする請求項1記載の車両の液圧ブ
    レーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記弁手段を、前記ブレーキペダルの操
    作に応じて前記パワーピストンに対して相対的に移動す
    るスプールを備えたスプール弁機構で構成し、前記スプ
    ールと前記マスタシリンダピストンとの間に反力ゴムデ
    ィスクを配置して前記反力機構を構成したことを特徴と
    する請求項2記載の車両の液圧ブレーキ装置。
JP2000070698A 2000-03-14 2000-03-14 車両の液圧ブレーキ装置 Pending JP2001260862A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070698A JP2001260862A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 車両の液圧ブレーキ装置
US09/801,775 US6389812B2 (en) 2000-03-14 2001-03-09 Hydraulic brake apparatus
DE10112284A DE10112284B4 (de) 2000-03-14 2001-03-14 Hydraulische Bremsdruckeinrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070698A JP2001260862A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 車両の液圧ブレーキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001260862A true JP2001260862A (ja) 2001-09-26

Family

ID=18589398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000070698A Pending JP2001260862A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 車両の液圧ブレーキ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6389812B2 (ja)
JP (1) JP2001260862A (ja)
DE (1) DE10112284B4 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7083240B2 (en) * 2003-12-05 2006-08-01 Nissin Kogyo Co., Ltd. Vehicle braking system
JP4254760B2 (ja) * 2005-07-29 2009-04-15 トヨタ自動車株式会社 車両用制動装置
DE102009002241A1 (de) * 2009-04-07 2010-10-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Ermitteln des in der Unterdruckkammer eines Unterdruck-Bremskraftverstärkers herrschenden Drucks

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1655343C3 (de) * 1967-01-20 1974-08-08 Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt Hydraulischer Bremskraftverstärker für Kraftfahrzeuge
US4199948A (en) * 1974-02-11 1980-04-29 General Motors Corporation Dual power brake booster
US3967536A (en) 1975-05-29 1976-07-06 The Bendix Corporation Pneumatic and hydraulic power brake apparatus
US4038822A (en) * 1975-12-22 1977-08-02 The Bendix Corporation Fastener means for connecting a cylindrical body to a hub means
DE2837884C3 (de) * 1977-09-01 1994-02-24 Girling Ltd Hydraulischer Kraftverstärker für eine Fahrzeug-Bremsanlage
GB2051987B (en) * 1979-06-21 1983-04-27 Automotive Prod Co Ltd Compressed air servo motor
GB2102519B (en) * 1981-07-04 1985-01-09 Lucas Ind Plc Combined hydraulic booster and master cylinder assemblies
GB2104605B (en) * 1981-07-04 1985-03-06 Lucas Ind Plc Hydraulic boosters for vehicle braking systems
DE3605220A1 (de) * 1986-02-19 1987-08-20 Teves Gmbh Alfred Schlupfgeregelte bremsanlage
DE3821225C2 (de) * 1987-06-27 2000-05-18 Aisin Seiki Hydraulisches Bremssystem für ein Kraftfahrzeug
JP2501601B2 (ja) * 1987-09-25 1996-05-29 住友電気工業株式会社 液圧ブ―スタ

Also Published As

Publication number Publication date
US6389812B2 (en) 2002-05-21
DE10112284A1 (de) 2001-10-04
US20010035015A1 (en) 2001-11-01
DE10112284B4 (de) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4544381B2 (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
US6434933B1 (en) Hydraulic pressure brake device for vehicles
JP2001138899A (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JP2001260862A (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JP2001260863A (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JP4568948B2 (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JP4496626B2 (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JP4552275B2 (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
US6213569B1 (en) Pressure generator
US20020008424A1 (en) Brake system
JP2000280888A (ja) マスタシリンダ
JP2001138896A (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
US6513883B2 (en) Hydraulic brake for a vehicle
US6062655A (en) Hydraulic brake apparatus for a vehicle
JP2001097208A (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JP4604376B2 (ja) 液圧ブレーキ装置
JP3858394B2 (ja) 負圧式倍力装置
US6527349B2 (en) Hydraulic brake device
JP2001334924A (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JP2001138895A (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JP2605244B2 (ja) 車両用ブレーキ装置
JP2906763B2 (ja) 車両用ブレーキ装置
JP2001171510A (ja) 車両の液圧ブレーキ装置
JPH10250544A (ja) ブレーキ装置
JP2515181B2 (ja) 車両用液圧ブ―スタ