JP2001260481A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
ができる安価な記録装置を提供する。 【解決手段】 記録装置1は、ファン3から空気が供給
されることにより記録装置1内を陽圧している。フィル
タ4は、ファン3から供給される空気中に含まれるゴミ
などの塵埃が装置内に侵入することを防ぐ。加湿器5
は、水をしみこませた保水性材料を内部に備え、記録装
置1内を常に加湿状態にして記録装置1内の湿度を最適
な値に保っている。これにより、記録装置1内の湿度変
化による構成部材の性能の低下および記録媒体における
感材の感度の低下を防ぎ、仕上がり画像の画像ムラを防
止する。また、構成部材と記録媒体の接触箇所における
静電気の発生およびそれに伴なう搬送ジャムの発生や電
子部品の故障を防ぐ。
Description
文字等の情報を記録する記録装置に係り、特に、記録装
置内または記録媒体の温度または湿度を一定に保ちなが
ら記録を行う記録装置に関する。
ヘッドにより画像または文字等の情報を記録する記録装
置においては、その記録装置内の環境、つまり温度や湿
度の変化により、記録ヘッドなどの構成部材の性能また
は記録媒体の感熱材料(以下、感材という。)の記録感
度(以下、単に、感度という。)が変化し、仕上がりの
画像に大きな影響を及ぼす。
記録用ドラム(以後、「記録ドラム」という。)の表面
上に、記録媒体(受像シートおよび複数のトナーシー
ト、例えば、K(黒)、C(シアン)、M(マゼン
タ)、Y(イエロー)の標準トナーシートや印刷分野で
用いられる金、銀等の特色シート等の感材)を搬送して
固定し、記録ヘッドからレーザ光を照射して画像や文字
等を記録する。
の温度が変化すると、同一の条件(同一の記録エネル
ギ、記録時間等)で一様な記録を行うことは困難とな
る。
ッドにより照射されたレーザ光の記録エネルギは減衰す
る。したがって、記録ヘッドから記録媒体へ照射された
ビームスポットの径は規定された径よりも小さくなり、
また、レーザ光の強度も小さくなるため、十分な記録を
行うことができなくなる。その結果、仕上がりの画像に
画像ムラ等が生じ、特にカラー画像の品質に大きな影響
を与える。また、記録媒体の温度が低い(すなわち感材
の温度が低い)場合も同様であり、記録時間を変えずに
記録を行うためには温度が高い場合より多くの記録エネ
ルギが必要となる。
も、感材の感度が変化するために同一の条件で一様な記
録を行うことが困難となる。一般に、感材の最適な湿度
は、約70%であり、湿度が下がるとその感度も下がる
性質がある。したがって、記録装置内の湿度が低い場
合、感材の湿度が低下して感材の感度が下がるために、
湿度が高い場合より多くの記録エネルギが必要となる。
記録エネルギを規定の値にするために、記録時間を長く
設定すればよいが、これでは記録速度が遅くなり、高速
記録を行う上で支障をきたすことになる。
は、記録媒体と構成部材が接する箇所に静電気が生じる
という問題もある。特に、記録媒体を搬送する搬送ガイ
ドにおいて静電気が発生し、それにより搬送ジャムが生
じる。また、静電気により記録装置内の電子部品にも悪
影響(ソフト基板の故障等)を及ぼす。他方では、この
ような記録装置はゴミの混入を極度に嫌うため、記録装
置内を陽圧にするために記録装置外よりエアを供給す
る。すると、上記のような装置内の温湿度の安定化が難
しくなる。
し、従来では、記録装置内に温度および湿度を検知する
検知センサを設け、この検知センサにより記録装置内の
温度および湿度を検知し、ソフトウエアにより温度およ
び湿度に対する記録条件(レーザの変調、走査速度等)
の補正値を計算し、この補正値に基づいて記録条件を自
動で変更している。しかしながら、このようなソフトウ
エアの開発などには多くの費用と時間を消費するという
問題点がある。
で、記録装置内の温度および湿度を装置内の陽圧を維持
しながら制御することができる安価な記録装置を提供す
ることを目的とする。
に、請求項1記載の記録装置は、記録媒体を表面に固定
するための媒体固定部材と、前記記録媒体に記録を行う
ための記録手段と、エアを供給して装置内を陽圧するた
めのエア供給手段とを備える記録装置において、前記記
録装置内に、除湿手段、加湿手段、加熱手段および冷却
手段の少なくとも一個を有し、前記記録装置内の温度と
湿度の少なくと一方を一定に保つようにしたものであ
る。
ア供給手段におけるエア供給口の上流側に、除湿手段、
加湿手段、加熱手段および冷却手段の少なくとも一個を
有し、前記記録装置内の温度と湿度の少なくとも一方を
一定に保つようにしたものである。
1記載の記録装置において、前記記録媒体の供給経路
に、前記加湿手段を設けるものである。
加湿室と、該加湿室にエアを供給するための加湿用エア
供給手段とを備えた請求項3記載の記録装置において、
前記加湿手段は、保水性材料に水をしみこませた素材を
前記加湿室内または前記加湿用エア供給手段と前記加湿
室との間に置くことにより加湿を行うものである。
3記載の記録装置において、前記加湿手段が、保水ロー
ラを記録媒体の供給経路に接触または近接することによ
り加湿を行うものである。
では、記録媒体を媒体固定部材の表面に固定し、記録手
段により記録媒体に記録を行い、エア供給手段により記
録装置外よりエアを供給して装置内を陽圧する。さら
に、エア供給手段におけるエアの供給口に設けられた少
なくとも一個の除湿手段、加湿手段、加熱手段および冷
却手段により記録装置内の温度と湿度の少なくと一方を
一定に保つようにしている。
の記録装置では、エア供給手段におけるエアの供給口
に、除湿手段、加湿手段、加熱手段および冷却手段の少
なくとも一個を有し、記録装置内の温度と湿度の少なく
とも一方を一定に保つ(最適な値に保つ)ことができる
ので、記録装置内の温度変化または湿度変化による構成
部材の性能の低下および記録媒体における感材の感度の
低下を防ぐことが可能であり、それにより無駄な記録エ
ネルギを消費することなく記録を行うことができ、ま
た、仕上がり画像の画像ムラを防止することができる優
れた記録装置を実現することができる。また、記録装置
内の湿度変化による構成部材と記録媒体の接触箇所にお
ける静電気の発生およびそれに伴なう搬送ジャムの発生
や電子部品の故障を防ぐことができる。
記載の記録装置では、記録媒体を媒体固定部材の表面に
固定し、記録手段により記録媒体に記録を行い、エア供
給手段によりエアを供給して装置内を陽圧する。さら
に、記録媒体の供給経路に設けられた加湿手段により記
録媒体の湿度を一定に保つようにしている。
よび5記載の記録装置では、加湿手段を記録媒体の供給
経路に設け、記録媒体を加湿状態にすることにより、記
録媒体の水分量を最適な量に保つことができる。これに
より、特に湿度の変化の影響を受け易い感材の感度が低
下することを防ぐことが可能であり、それにより無駄な
記録エネルギを消費することなく記録を行うことがで
き、また、仕上がり画像の画像ムラを防止することがで
きる優れた記録装置を実現することができる。
供給手段とを備え、保水性材料に水をしみこませた素材
を加湿室内または加湿用エア供給手段と加湿室との間に
置くことにより加湿を行い、記録媒体の水分量を最適な
量に保つことができる。また、加湿手段は、保水ローラ
を備え、保水ローラを記録媒体の供給経路に接触または
近接することにより加湿を行い、記録媒体の水分量を最
適な量に保つことができる。
形態について、〔第1の実施形態〕、〔第2の実施形
態〕、〔第3の実施形態〕の順に、図面を参照して詳細
に説明する。
第1の実施形態に係る記録装置について説明する。本実
施形態は、記録装置内に加湿器を設けて記録装置内の湿
度を最適に保つことにより、構成部材と記録媒体の接触
箇所における静電気の発生およびそれに伴なう搬送ジャ
ムの発生や電子部品の故障を防ぐ。また、無駄な記録エ
ネルギの消費を防ぎ、仕上がり画像における影響(画像
ムラ等)を低減するものである。
面図である。同図において、本実施形態の記録装置1
は、記録部2、ファン3、フィルタ4および加湿器5を
備えて構成されている。
定するための媒体固定部材に該当する記録ドラムと、記
録媒体に記録を行うための記録手段に該当する記録ヘッ
ドとを備えて構成されている。つまり、記録ドラムに記
録媒体を搬送および固定し、記録ヘッドによりレーザ光
を照射することにより、記録媒体に画像や文字等の情報
を記録する。
て装置内を陽圧するためのエア供給手段に該当する。す
なわち、ファン3は、シロッコファンや遠心ファン等で
あり、記録装置1外部から内部方向に向けて風を送り込
み記録装置1内を陽圧することにより、装置の隙間から
塵埃が侵入することを防ぐ。また、フィルタ4は、ファ
ン3により外部から送り込まれる空気中に含まれる塵埃
などを除去する。
最適に保つ加湿手段に該当する。例えば、加湿器5は、
水をしみこませた綿などの保水性材料を内部に備えてお
り、記録装置1内を加湿状態にする。これにより、記録
媒体と構成部材が接触する箇所における静電気の発生お
よびそれに伴なう搬送ジャムの発生や電子部品の故障を
防いだり、また、無駄な記録エネルギの消費を防ぎ、仕
上がり画像の画像ムラを防止することができる。
態の記録装置における動作について説明する。本実施形
態の記録装置1は、ファン3から空気が供給されること
により記録装置1内を陽圧している。フィルタ4は、フ
ァン3から供給される空気中に含まれるゴミなどの塵埃
が装置内に侵入することを防ぐ。このように、装置内を
陽圧することにより隙間からのゴミなどの塵埃を防ぎな
がら画像や文字等の情報を記録することが可能となる。
このとき、記録装置1内の湿度が低いと、記録ヘッドな
どの構成部材の性能および感材の感度が低下し、また、
記録媒体と記録装置1の構成部材が接触する箇所におい
て静電気が発生する。これにより、搬送ジャムや装置内
の電子部品の故障が生じたり、仕上がり画像に画像ムラ
が生じることになる。このため、本実施形態では、例え
ば、水をしみこませた綿を内部に設けた加湿器5を記録
装置1内に備えることにより、記録装置1内を常に加湿
状態にして記録装置1内の湿度を最適な値に保ってい
る。これにより、搬送ジャムや電子部品の故障または仕
上がり画像の画像ムラ等を防止することができる。
示すように、ファン3から記録装置1内への空気の流入
口に設置することも可能である。ここで、図2aは、加
湿器5をファン3の流入口に設けた記録装置1の横面図
である。同図において、加湿器5は、ファン3の空気の
流入口に設けられ、ファン3により記録装置1内へ送り
込まれる空気中の水分量を増加させる。これにより、記
録装置1内が加湿状態になり、搬送ジャムや電子部品の
故障または仕上がり画像の画像ムラ等を防止することが
できる。図2bに示すように、ファン3の上流側に設け
ることも同様の効果を得ることができる。さらに、加湿
器を離れた場所に設置し、ダクトによりファン3上流側
に設けることもできる。
は、記録装置1内に加湿器5を設けて記録装置1内の湿
度を最適な値に保つ。これにより、記録装置内の湿度変
化による構成部材の性能の低下および記録媒体における
感材の感度の低下を防ぎ、仕上がり画像の画像ムラを防
止することができる。また、構成部材と記録媒体の接触
箇所における静電気の発生およびそれに伴なう搬送ジャ
ムの発生や電子部品の故障を防ぐことができる。
度が上がることによって、記録速度を高めることができ
るので、生産性が向上する。または、同一の記録速度で
記録を行う場合は、無駄な(より多くの)記録エネルギ
を消費することなく記録を行うことができる。
内に加湿器5を設けて、記録装置1内の湿度を最適に保
つものであるが、装置内の湿度が高すぎる場合は、除湿
手段として除湿器を設けて装置内の除湿を行うことによ
り、装置内の湿度を最適に保つことも可能である。ま
た、加熱手段または冷却手段として加熱器または冷却器
を設けて、装置内の温度を制御することも可能である。
なお、これらの加湿器、除湿器、加熱器および冷却器
は、組み合せて使うことによりさらに装置内を最適な環
境に設定することも可能である。
度の制御には、温度または湿度を測定するためのセンサ
と、加湿器、除湿器、加熱器または冷却器をそれぞれ制
御する制御部とをさらに備え、センサが検出した装置内
の温度または湿度の値に基づいて制御部が加湿器または
加熱器等の温度または湿度を制御することにより、装置
内をより最適な温度または湿度に調整することも可能で
ある。
は、加湿器を記録装置内に設けて装置内の湿度を最適に
することにより、構成部材の性能の低下および記録媒体
における感材の感度の低下を防ぎ、また、構成部材と記
録媒体との静電気の発生を防ぐものである。しかしなが
ら、特に、記録媒体の感材が装置内の温度または湿度変
化の影響を受け易いため、記録媒体の供給経路に加湿セ
クションを設けることにより、記録媒体の感度の低下を
防ぐことが可能であり、これにより、無駄な記録エネル
ギの消費を防ぎ、仕上がり画像の画像ムラを防ぐことが
可能である。以下に、加湿セクションを記録媒体の供給
経路に設けた記録装置について、〔第2の実施形態〕、
〔第3の実施形態〕の順に、図面を参照して詳細に説明
する。
第2の実施形態に係る記録装置について説明する。本実
施形態は、特に、湿度の変化の影響を受け易いトナーシ
ートの供給経路に加湿室を設けてトナーシートの水分量
(湿度)を最適に保つことにより、無駄な記録エネルギ
の消費を防ぎ、仕上がり画像における影響(画像ムラ
等)を低減するものである。
置におけるトナーシート14の搬送経路の簡略断面図で
ある。同図において、本実施形態の記録装置は、トナー
シート14の供給経路(トナーシート供給部から記録ド
ラムへの供給経路)において、搬送ローラ対10,11
と、加湿室12と、保水性材料13と、湿度制御部15
と、湿度検知センサ16とを備えて構成されている。
矢印方向に回転しながらトナーシート14を記録ドラム
方向(実線矢印方向)へ挟持搬送する。つまり、記録時
に図示しないトナーシート供給部から供給されたトナー
シート14を搬送ローラ対10、続いて搬送ローラ対1
1で挟持搬送しながら記録ドラムへ搬送する。
4の供給経路に設けられた加湿手段に該当し、加湿室1
2、保水性材料13、湿度制御部15および湿度検知セ
ンサ16により構成される。すなわち、加湿室12は、
その内部に綿などの水をしみこませた保水性材料13を
有し、加湿室12内を通過するトナーシート14を加湿
状態にする。また、湿度検知センサ16は、トナーシー
ト14に近接して設けられてトナーシート14の周囲の
湿度(すなわち、トナーシート14の湿度)を検知し、
湿度制御部15は、湿度検知センサ16により検知した
湿度に基づいて保水性材料13の水分量を制御する。例
えば、温度制御部15には保水性材料13に水を供給す
る水分供給部が設けられ、その水分供給部からの水の供
給量をトナーシート14の湿度に応じて制御する。
態の記録装置における動作について説明する。本実施形
態の記録装置において、トナーシート14は、記録時に
図示しないトナーシート供給部から記録ドラムへと供給
される(実線矢印方向)。先ず、トナーシート14は、
トナーシート供給経路において、搬送ローラ対10に挟
持され、この搬送ローラ対10の回転により記録ドラム
方向に搬送されながら加湿室12の内部へ搬送される。
合、トナーシート14の感度が低下し、仕上がり画像に
重大な影響を及ぼすこととなる。このため、本実施形態
では、湿度検知センサ16によりトナーシート14周囲
の湿度を検知し、湿度制御部15により検知した湿度に
基づき保水性材料13の水分量を調節する。これによ
り、加湿室12内の加湿状態が調整されて内部を通過す
るトナーシート14の水分量を最適な値に設定すること
ができ、トナーシート14の感度が変化することを防ぐ
ことが可能となる。
トナーシート14は、次に、搬送ローラ対11に挟持さ
れて記録ドラムへ搬送される。
において、図3(b)に示すように、加湿室12にエア
を供給する加湿用エア供給部17を設けることも可能で
ある。同図に示すように、水をしみこませた保水性材料
13を加湿器12への空気流入経路に設けることによ
り、流入される空気中の水分量を高め、トナーシート1
4の水分量を最適な値に保つことができる。なお、図3
(b)には、簡略化のため湿度検知センサおよび湿度制
御部を省略している。
は、トナーシート14の供給経路に加湿室12を設けて
トナーシート14を加湿状態にすることによりトナーシ
ート14の水分量を最適な量に保つ。これにより、特に
湿度の変化の影響を受け易いトナーシート14の感度が
低下することを防ぎ、仕上がり画像の画像ムラを防止す
ることができる。また、無駄な記録エネルギを消費する
ことなく記録を行うことができ、生産性が向上する。
ト供給経路に加湿室12を設けて、トナーシート14の
湿度を最適に保つものであるが、代わりに、除湿室、加
熱室および冷却室の少なくとも一個を設けることによ
り、記録媒体の温度または湿度を最適に保つことも可能
である。また、搬送ローラ対10,11の内部にヒータ
を設けることにより、搬送されるトナーシート14の温
度を制御することも可能である。この場合は、加湿室1
2における湿度の制御はヒータの温度との調整が必要で
ある。
経路に加湿セクションを設けているが、レーザ光により
記録された後に記録媒体を搬送する記録媒体搬送経路に
設けることも可能であり、これにより構成部材と記録媒
体の接触による静電気の発生を防ぐこともできる。
実施形態に係る記録装置について説明する。本実施形態
の記録装置は、受像シートの供給経路に保水ローラを設
けて、受像シートを加湿状態にするものである。これに
より、記録時に重ねられるトナーシートも加湿状態にす
ることができる。したがって、無駄な記録エネルギの消
費を防ぎ、仕上がり画像における影響を低減することが
できる。また、加湿室を設ける必要がないために装置構
成およびコストをさらに抑えた記録装置を実現すること
が可能となる。
ける受像シート18の搬送経路の簡略断面図である。同
図において、本実施形態の記録装置は、受像シート18
の供給経路(受像シート供給部から記録ドラムへの供給
経路)において、搬送ローラ対20,21、保水ローラ
22、搬送ローラ23および水分供給部24とを備えて
構成される。ここで、搬送ローラ対20,21は、第2
の実施形態の記録装置における搬送ローラ対10,11
と同様であり、その詳細な説明は省略する。
の供給経路に近接して移動可能に設けられ、受像シート
18が搬送される際に移動し、受像シート18に接触す
ることにより加湿を行う加湿手段に該当する。例えば、
保水ローラ22は、搬送ローラに水分を含んだスポンジ
などの保水性材料を周囲に巻き付けたローラであり、受
像シート18の表面に接触して回転することにより受像
シート18を加湿状態にしながら受像シート18を挟持
搬送する。また、搬送ローラ23は、保水ローラ22と
共に回転しながら受像シート18を挟持搬送する。な
お、この搬送ローラ23は、保水ローラであってもよ
い。
に水を補給するためのものである。この水分供給部24
から供給される水の量は、例えば、図示しない湿度検知
センサにより検知した受像シート18の湿度に基づい
て、湿度制御部によりスポンジへの水の供給が制御され
ることにより決定される。これにより、保水ローラ22
が受像シート18を加湿状態にするために必要な量の水
を補給することができる。
態の記録装置における動作を説明する。先ず、受像シー
ト供給部から供給された受像シート18は、先ず、搬送
ローラ対20に挟持搬送され、続いて保水ローラ対2
2,23により挟持されて記録ドラムへと搬送される。
この際、保水ローラ22は水分を含んでいるスポンジを
ローラの周囲に巻付けたものであるため、受像シート1
8を加湿状態にすることができる。保水ローラ22のス
ポンジへの水の供給は、水分供給部24から供給され
る。例えば、図示しない湿度検知センサおよび湿度制御
部を設け、湿度検知センサにより受像シート18の湿度
を検知し、検知した湿度の値に応じて湿度制御部により
水分供給部24から供給する水の量を制御し、それに応
じて水分供給部24が水を保水ローラ22へ供給する。
合、水分供給部24からの水を多く供給して保水ローラ
の水分量を高めて、そこに挟持搬送される受像シート1
8の湿度を上げる。結果として、記録時に重ね合わされ
るトナーシートの湿度も高くすることもできる。また、
反対に受像シート18の湿度が高い場合は、保水ローラ
の水分量を下げる。このように、保水ローラ22に挟持
搬送される受像シート18の水分量を調節して、記録時
に重ね合わせされるトナーシートの湿度も高めることが
可能となる。これにより、記録媒体における感材の感度
が低下するのを防止できる。
像シート18は、搬送ローラ対21に挟持搬送されて記
録ドラムへと搬送される。
は、受像シート18の供給経路に保水ローラ22を設
け、受像シート18を加湿状態にする。また、結果とし
て、記録時に重ね合わされるトナーシートの湿度も高め
ることが可能となる。これにより、特に湿度の変化の影
響を受け易い記録媒体における感材の感度が低下するこ
とが防止でき、仕上がり画像の画像ムラを防止すること
ができる。また、無駄な記録エネルギを消費することな
く記録を行うことができ、生産性が向上する。
めの装置として受像シート供給経路に保水ローラ22を
設けて、受像シート18の湿度を最適に保つものである
が、代わりに、加湿室、除湿室、加熱室および冷却室の
少なくとも一個を設けることにより、受像シート18の
温度または湿度を最適に保つことも可能である。また、
搬送ローラ対20,21に内部にヒータを設けることに
より、搬送される受像シート18の温度を制御すること
も可能である。この場合は、保水ローラ22における湿
度の制御はヒータの温度との調整が必要である。
置内の温度または湿度を制御することができる安価な記
録装置を提供することができる。
たは記録媒体の湿度変化による構成部材の性能の低下お
よび感材の感度の低下を防ぎ、仕上がり画像の画像ムラ
を防止することができる。また、構成部材と記録媒体の
接触箇所における静電気の発生およびそれに伴なう搬送
ジャムの発生や電子部品の故障を防ぐことができる。
る。
面図である。
シートの搬送経路の簡略断面図である。
ートの搬送経路の簡略断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 記録媒体を表面に固定するための媒体固
定部材と、前記記録媒体に記録を行うための記録手段
と、エアを供給して装置内を陽圧するためのエア供給手
段と、を備える記録装置において、前記記録装置内に、
除湿手段、加湿手段、加熱手段および冷却手段の少なく
とも一個を有し、前記記録装置内の温度と湿度の少なく
とも一方を一定に保つようにしたことを特徴とする記録
装置。 - 【請求項2】 記録媒体を表面に固定するための媒体固
定部材と、前記記録媒体に記録を行うための記録手段
と、エアを供給して装置内を陽圧するためのエア供給手
段と、を備える記録装置において、前記エア供給手段に
おけるエア供給口の上流側に、除湿手段、加湿手段、加
熱手段および冷却手段の少なくとも一個を有し、前記記
録装置内の温度と湿度の少なくとも一方を一定に保つよ
うにしたことを特徴とする記録装置。 - 【請求項3】 前記記録媒体の供給経路に、前記加湿手
段を設けることを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 【請求項4】 さらに加湿室と、該加湿室にエアを供給
するための加湿用エア供給手段とを備えた請求項3記載
の記録装置において、前記加湿手段は、保水性材料に水
をしみこませた素材を前記加湿室内または前記加湿用エ
ア供給手段と前記加湿室との間に置くことにより加湿を
行うことを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 前記加湿手段は、保水ローラを記録媒体
の供給経路に接触または近接することにより加湿を行う
ことを特徴とする請求項3記載の記録装置。
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